JP2507248Y2 - 油圧アクチュエ―タ制御用ソレノイド弁の操作装置 - Google Patents

油圧アクチュエ―タ制御用ソレノイド弁の操作装置

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JP2507248Y2
JP2507248Y2 JP1722090U JP1722090U JP2507248Y2 JP 2507248 Y2 JP2507248 Y2 JP 2507248Y2 JP 1722090 U JP1722090 U JP 1722090U JP 1722090 U JP1722090 U JP 1722090U JP 2507248 Y2 JP2507248 Y2 JP 2507248Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、移動式クレーンあるいは高所作業車等の伸
縮ブームの先端側に装備した油圧アクチュエータ制御用
ソレノイド弁の操作装置に関するものである。
(従来の技術) 以下従来の技術を説明するにあたつて、移動式クレー
ンAを例に説明する。第4図において、移動式クレーン
Aは次の様に構成している。すなわち、車両1上に旋回
自在に旋回台2を設け、この旋回台2に伸縮ブーム3を
起伏自在に配置すると共に、伸縮ブーム3の先端部にジ
ブ4を備えている。伸縮ブーム3は、基ブーム5に中間
ブーム6を、中間ブーム6に先ブーム7をそれぞれ順次
伸縮自在に嵌挿され、各ブーム間には、図示しないが適
宜の伸縮手段(油圧シリンダ等)を配置して伸縮駆動で
きるようになつている。ジブ4は、先ブーム7の先端部
にブラケット8を起伏自在に取付けブラケット8と先ブ
ーム7間に油圧シリンダ9を配置している。ブラケット
8の先端部に基ジブ10の基端部を取付け、基ジブ10の先
端部からは先ジブ11を伸縮自在に嵌挿させ、基ジブ10と
先ジブ11間に油圧シリンダ12を配置している。従ってジ
ブ4は、油圧シリンダ9および油圧シリンダ12を駆動す
ることで、起伏および伸縮自在となつている。また旋回
台2上にはウインチ13,14を配置しており、これらウイ
ンチ13,14より繰り出したワイヤロープにより伸縮ブー
ム3およびジブ4の先端部よりそれぞれフック15,16を
吊下させている。このように構成した移動式クレーンA
は、フック15,16に吊荷を掛け、伸縮ブーム3およびジ
ブ4を適宜起伏及び伸縮させて任意の位置に吊荷を移動
させてクレーン作業するものである。
ところで、このように構成した移動式クレーンAに
は、ジブ4を伸縮ブーム3の基端側(運転席17)より起
伏及び伸縮操作出来るように、油圧アクチュエータ制御
用ソレノイド弁の操作装置を備えている。すなわち伸縮
ブーム3の先端部には、油圧アクチュエータ(油圧シリ
ンダ9および油圧シリンダ12)の制御用ソレノイド弁18
と前記ソレノイド弁18を駆動制御する制御器19を配置し
ている。この制御器19には、運転席17よりオペレータに
よるジブ4を起伏及び伸縮しょうとする操作信号が、運
転席17に配置した送信器20により伝達されるようになつ
ている。すなわち、オペレータによる操作信号は、送信
器20よりシリアル伝送にて、操作信号伝達ライン12によ
り制御器19に伝達される。操作信号伝達ライン21には、
可変する伸縮ブーム3の伸縮長さに対応させるために、
その先端を先ブーム7に止着し他端を基ブーム5の先端
部に配置されたケーブル巻取り器22に巻取られるケーブ
ル22aが一部用いられている。前記制御器19は、受信器2
3と開閉器24とからなり、受信器2は前記送信器20から
の操作信号を受信し、この操作信号に基づいて開閉器24
を開閉制御するものである。また前記制御器19には、伸
縮ブーム3の基端側から制御器19を稼働する電源が制御
器稼働用送電ライン25により供給されている。この制御
器稼働用送電ライン25には、可変する伸縮ブーム3の伸
縮長さに対応させるために、その先端を先ブーム7に止
着し他端を基ブーム5の先端部に配置されたケーブル巻
取り器26に巻取られる2芯ケーブル27の一方のケーブル
27aが一部用いられている。開閉器24には、伸縮ブーム
3の基端側からソレノイド弁18へのソレノイド駆動用電
源が、ソレノイド駆動用送電ライン28により供給されて
いる。このソレノイド駆動用送電ライン28には、可変す
る伸縮ブーム3の伸縮長さに対応させるために、前記ケ
ーブル巻取り器26に巻取られる2芯ケーブル27の他方の
ケーブル27bが一部用いられている。そしてこの開閉器2
4を介してソレノイド弁18へ電源が供給されるようにな
つている。なお他方のケーブル27bはソレノイド弁18を
駆動するに比較的大電流を流すことから、芯線の太い線
を用いたり、多芯のケーブルを用いて複数の線を並列に
用いたりしている。
(考案が解決しょうとする問題点) このように構成した油圧アクチュエータ制御用ソレノ
イド弁の操作装置は、制御器稼働用送電ライン25とソレ
ノイド駆動用送電ライン28に、ケーブル巻取り器26のケ
ーブル27に同芯上に配置したケーブル27aとケーブル27b
を利用しているものであるから、次の様な問題点を有し
ていた。すなわち、送信器20を操作して受信器23を介し
て開閉器24を開閉させる度に、ソレノイド駆動用送電ラ
イン28の電流変化がノイズ源となり、同芯上に配置した
ケーブル27aとケーブル27bは近接していることから、制
御器稼働用送電ライン25にノイズとして伝達されてしま
う。そして、制御器稼働用送電ライン25上に伝達された
ノイズは、制御器19の電源(受信器23の電源)供給とと
もに制御器19に伝達されて、制御器19を誤動作させてし
まうことがあつた。
本考案は、このような問題点を解決した新規な油圧ア
クチュエータ制御用ソレノイド弁の操作装置を提供する
ことを目的とするものである。
(問題点を解決するための手段) 上記目的を達成するために本考案の油圧アクチュエー
タ制御用ソレノイド弁の操作装置は、 移動式クレーンあるいは高所作業車等の伸縮ブームの
先端側に装備した油圧アクチュエータ制御用ソレノイド
弁の操作装置であつて、 伸縮ブームの先端側に、前記ソレノイド弁を駆動制御
する制御器を配置し、この制御器を操作する操作信号を
伸縮ブームの基端側から伝達する操作信号伝達ライン
と、前記制御器を稼働する電源を伸縮ブームの基端側か
ら供給する制御器稼働用送電ラインを設け、前記ソレノ
イド弁へのソレノイド駆動用電源を伸縮ブームの基端側
から供給するソレノイド駆動用送電ラインを、前記制御
器稼働用送電ラインから離隔して設けたことを特徴とす
るものである。
(作用) 上記の如く構成をもつ本考案の油圧アクチュエータ制
御用ソレノイド弁の操作装置は、制御器稼働用送電ライ
ンとソレノイド駆動用送電ラインを離隔させているもの
であるから、ソレノイド駆動用送電ラインから制御器稼
働用送電ラインにノイズが伝達されず、制御器が誤動作
することをなくすることができる。
(実施例) 以下本考案の油圧アクチュエータ制御用ソレノイド弁
の操作装置について、第1図〜第3図に基づいて説明す
る。なお第4図〜第5図に図示し従来の技術で説明した
符号1〜符号24は、以下の説明でも同じものを用いるの
で、同符号を以下の説明でも用い説明を略する。第1図
において、30は、制御器稼働用送電ラインであつて、伸
縮ブーム3の基端側から制御器19を稼働する電源を供給
するラインである。そして可変する伸縮ブーム3の伸縮
長さに対応させるために、その先端を先ブーム7に止着
し他端を基ブーム5の先端部に配置されたケーブル巻取
り器31に巻取られるケーブル31aが一部用いられてい
る。32は、ソレノイド駆動用送電ラインであつて、伸縮
ブーム3の基端側からソレノイド弁18へのソレノイド駆
動用電源を、開閉器24を介して供給するラインである。
そして可変する伸縮ブーム3の伸縮長さに対応させるた
めに、その先端を先ブーム7に止着し他端を基ブーム5
の先端部に配置されたケーブル巻取り器33に巻取られる
ケーブル33aが一部用いられている。
このように構成された本考案に係る油圧アクチュエー
タ制御用ソレノイド弁の操作装置は、制御器稼働用送電
ライン30とソレノイド駆動用送電ライン32を離隔させて
いるものであるから、ソレノイド駆動用送電ライン32か
ら制御器稼働用送電ライン30にノイズが伝達されず、制
御器19が誤動作することをなくすることができる。すな
わち、制御器稼働用送電ライン30とソレノイド駆動用送
電ライン32に用いられるケーブル巻取り器31,33をそれ
ぞれ個別に配置したものであるから、制御器稼働用送電
ライン30とソレノイド駆動用送電ライン32を離隔させる
ことができるものである。
なお上記実施例では、操作信号伝達ライン,制御器稼
働用送電ライン及びソレノイド駆動用送電ラインの各ラ
インにケーブル巻取り器を用いたが、制御器稼働用送電
ラインにノイズが発生しないよう制御器の回路を構成し
たものにあつては、第2図に図示する如くケーブル巻取
り器34に巻取られる2芯ケーブル35の一方のケーブル35
aを操作信号伝達ラインに、他方のケーブル35bを制御器
稼働用送電ラインにその一部を用いる様にしてもよい。
この時に操作信号伝達ラインを光ファイバーケーブルを
用いて行うような場合に、制御器の回路構成にノイズ対
策を特に施さなくても実施できる。
また操作信号伝達ラインを光ファイバーケーブルを用
いて行うような場合は、第3図に図示する如くケーブル
巻取り器36に巻取られる2芯ケーブル37の一方のケーブ
ル37aを光ファイバーケーブルを用いた操作信号伝達ラ
インに、他方のケーブル37bをソレノイド駆動用送電ラ
インにその一部を用いる様にしてもよい。
更にソレノイド駆動用送電ラインを伸縮ブーム3の先
端側に配置した他の制御機器の電源ラインに利用しても
よいこと勿論である。この場合伸縮ブーム3の先端側に
配置した他の制御機器らノイズが発生して、ソレノイド
駆動用送電ラインに乗っても制御器19が誤動作すること
はない。
なお上記実施例では、運転席17からジブ4を起伏及び
伸縮させる場合についてのみ説明したが、伸縮ブーム3
の先端側には多数の油圧アクチュエータを配置してお
り、操作信号操作ラインには多数の信号が重畳される多
重電送の信号ラインとなつている。また上記実施例で
は、操作信号操作ラインには伸縮ブーム3の基端側から
先端側に信号が伝達される場合の説明をしたが、伸縮ブ
ーム3の先端側から基端側に信号が伝達されないよう伸
縮ブーム3の先端側に送信器、基端側に受信器を追加し
て、双方から信号を伝達する操作信号伝達ラインとして
もよい。そして上記実施例の如き移動式クレーンにのみ
実施されるものでなく、伸縮ブームを有する高所作業車
等の作業機にも実施できること勿論である。
(考案の効果) 上記の如く構成し作用する本考案の油圧アクチュエー
タ制御用ソレノイド弁の操作装置は、ソレノイド駆動用
送電ラインから制御機稼働用送電ラインにノイズが伝達
されず、制御器が誤動作することをなくすることができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案に係る油圧アクチュエータ制御用ソレ
ノイド弁の操作装置の説明図、第2図、第3図は、他の
実施例の説明図、第4図は、移動式クレーンの説明図、
第5図は、従来の油圧アクチュエータ制御用ソレノイド
弁の操作装置の説明図である。 3;伸縮ブーム,18;油圧アクチュエータ制御用ソレノイド
弁,19;制御器,21,35a;操作信号伝達ライン,30,35b,37a;
制御器稼働用送電ライン,32,37b;ソレノイド駆動用送電
ライン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 F16K 31/06 310 0380−3K F16K 31/06 310C

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】移動式クレーンあるいは高所作業車等の伸
    縮ブームの先端側に装備した油圧アクチュエータ制御用
    ソレノイド弁の操作装置であつて、 伸縮ブームの先端側に、前記ソレノイド弁を駆動制御す
    る制御器を配置し、この制御器を操作する操作信号を伸
    縮ブームの基端側から伝達する操作信号伝達ラインと、
    前記制御器を稼働する電源を伸縮ブームの基端側から供
    給する制御器稼働用送電ラインを設け、前記ソレノイド
    弁へのソレノイド駆動用電源を伸縮ブームの基端側から
    供給するソレノイド駆動用送電ラインを、前記制御器稼
    働用送電ラインから離隔して設けたことを特徴とする油
    圧アクチュエータ制御用ソレノイド弁の操作装置。
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