JP2002046983A - 移動式クレーンの起伏シリンダ負荷減少装置 - Google Patents
移動式クレーンの起伏シリンダ負荷減少装置Info
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- JP2002046983A JP2002046983A JP2000235114A JP2000235114A JP2002046983A JP 2002046983 A JP2002046983 A JP 2002046983A JP 2000235114 A JP2000235114 A JP 2000235114A JP 2000235114 A JP2000235114 A JP 2000235114A JP 2002046983 A JP2002046983 A JP 2002046983A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 起伏シリンダに作用する負荷を軽減すること
ができるとともに、吊荷用フックのワイヤ掛け数を変更
することが容易な移動式クレーンの起伏シリンダ負荷減
少装置を提供する。 【解決手段】 移動式クレーンの旋回台に起伏自在に伸
縮ブームを枢支し、当該伸縮ブームと旋回台の間に起伏
シリンダを介装した移動式クレーンであって、前記伸縮
ブームのベースブーム先端部に上部補助シーブを設け、
前記旋回台上部に下部補助シーブ設け、前記旋回台に搭
載したウインチから繰出し・巻戻しするワイヤロープを
前記上部補助シーブと下部補助シーブとの間に掛け回し
たのち、前記伸縮ブームのブームヘッドに設けられた上
下のシーブを介して吊下し、さらにブームヘッド下側シ
ーブと吊荷用フックとの間を前記ワイヤロープを掛けま
わし、当該ワイヤロープ端部を前記ブームヘッドあるい
は吊荷用フックに係止する。
ができるとともに、吊荷用フックのワイヤ掛け数を変更
することが容易な移動式クレーンの起伏シリンダ負荷減
少装置を提供する。 【解決手段】 移動式クレーンの旋回台に起伏自在に伸
縮ブームを枢支し、当該伸縮ブームと旋回台の間に起伏
シリンダを介装した移動式クレーンであって、前記伸縮
ブームのベースブーム先端部に上部補助シーブを設け、
前記旋回台上部に下部補助シーブ設け、前記旋回台に搭
載したウインチから繰出し・巻戻しするワイヤロープを
前記上部補助シーブと下部補助シーブとの間に掛け回し
たのち、前記伸縮ブームのブームヘッドに設けられた上
下のシーブを介して吊下し、さらにブームヘッド下側シ
ーブと吊荷用フックとの間を前記ワイヤロープを掛けま
わし、当該ワイヤロープ端部を前記ブームヘッドあるい
は吊荷用フックに係止する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、移動式クレーンに
おける吊荷作業での起伏シリンダへの負荷を減少させる
起伏シリンダ負荷減少装置に関するものである。
おける吊荷作業での起伏シリンダへの負荷を減少させる
起伏シリンダ負荷減少装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】移動式クレーンによる吊荷作業での起伏
シリンダへの負荷を減少させる従来技術として、例えば
特許第２７５９６９２号公報に記載されたものが知られ
ている。
シリンダへの負荷を減少させる従来技術として、例えば
特許第２７５９６９２号公報に記載されたものが知られ
ている。
【０００３】このものは、クレーンの上部旋回体に起伏
シリンダにより起伏操作される伸縮ブームを設け、さら
に上部旋回体に該伸縮ブームのブームヘッドを介して垂
下されるロープのウインチを設けると共に、前記ロープ
を前記ブームヘッドから垂下し吊荷用フックとの間で掛
け回したのち、そのロープの折返し端部を、前記ブーム
ヘッドを越えて上部旋回体の後側へ延長し、上部旋回体
後側立上がり部の頂部に設けたシーブと、前記ブームヘ
ッドに設けたシーブとに順次巻き回し、その折返し端部
を前記ブームヘッドに取付けたものである。
シリンダにより起伏操作される伸縮ブームを設け、さら
に上部旋回体に該伸縮ブームのブームヘッドを介して垂
下されるロープのウインチを設けると共に、前記ロープ
を前記ブームヘッドから垂下し吊荷用フックとの間で掛
け回したのち、そのロープの折返し端部を、前記ブーム
ヘッドを越えて上部旋回体の後側へ延長し、上部旋回体
後側立上がり部の頂部に設けたシーブと、前記ブームヘ
ッドに設けたシーブとに順次巻き回し、その折返し端部
を前記ブームヘッドに取付けたものである。
【０００４】これにより、吊荷等によりロープに発生す
る張力の一部が、当該伸縮ブームを起立させる曲げモー
メントとして作用し、起伏シリンダに作用する負荷を軽
減することができるようになっているものである。
る張力の一部が、当該伸縮ブームを起立させる曲げモー
メントとして作用し、起伏シリンダに作用する負荷を軽
減することができるようになっているものである。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】ところで、移動式クレ
ーンにあっては、ブームヘッドから垂下した吊荷用フッ
クに掛け回したロープの掛け数を変更するという作業が
必要となる場合がある。すなわち、１本のワイヤに負荷
できる最大の荷重は一定であるため、吊荷の重量から必
要な最小のワイヤ掛け数が定まる。一方、不必要に多い
ワイヤ掛け数は吊荷用フックの昇降速度が遅くなり作業
能率の低下を招くため、そのときどきの作業の吊荷の重
量に応じた吊荷用フックのワイヤ掛け数の変更が必要で
ある。
ーンにあっては、ブームヘッドから垂下した吊荷用フッ
クに掛け回したロープの掛け数を変更するという作業が
必要となる場合がある。すなわち、１本のワイヤに負荷
できる最大の荷重は一定であるため、吊荷の重量から必
要な最小のワイヤ掛け数が定まる。一方、不必要に多い
ワイヤ掛け数は吊荷用フックの昇降速度が遅くなり作業
能率の低下を招くため、そのときどきの作業の吊荷の重
量に応じた吊荷用フックのワイヤ掛け数の変更が必要で
ある。
【０００６】ところが、前記特許第２７５９６９２号公
報の起伏シリンダ負荷減少装置にあっては、上部旋回体
のウインチから伸縮ブームのブームヘッドを介して垂下
されるロープを吊荷用フックとの間で掛け回したのち、
そのロープの折返し端部を、前記ブームヘッドを越えて
上部旋回体の後側へ延長し、上部旋回体後側立上がり部
の頂部に設けたシーブと、前記ブームヘッドに設けたシ
ーブとに順次巻き回し、その折返し端部を前記ブームヘ
ッドに取付けた構成であるため、前記吊荷用フックのワ
イヤ掛け数の変更は極めて困難なものであった。すなわ
ち、吊荷用フックのワイヤ掛け数変更のために、前述し
た前記ブームヘッドを越えて上部旋回体の後側へ延長し
た以降のワイヤをすべて、一度、ウインチで巻き戻すこ
とが必要であった。そして、吊荷用フックのワイヤ掛け
数を変更した後は、再度上記ブームヘッドを越えて上部
旋回体の後側へ延長した以降のワイヤの掛け回しをする
必要があった。
報の起伏シリンダ負荷減少装置にあっては、上部旋回体
のウインチから伸縮ブームのブームヘッドを介して垂下
されるロープを吊荷用フックとの間で掛け回したのち、
そのロープの折返し端部を、前記ブームヘッドを越えて
上部旋回体の後側へ延長し、上部旋回体後側立上がり部
の頂部に設けたシーブと、前記ブームヘッドに設けたシ
ーブとに順次巻き回し、その折返し端部を前記ブームヘ
ッドに取付けた構成であるため、前記吊荷用フックのワ
イヤ掛け数の変更は極めて困難なものであった。すなわ
ち、吊荷用フックのワイヤ掛け数変更のために、前述し
た前記ブームヘッドを越えて上部旋回体の後側へ延長し
た以降のワイヤをすべて、一度、ウインチで巻き戻すこ
とが必要であった。そして、吊荷用フックのワイヤ掛け
数を変更した後は、再度上記ブームヘッドを越えて上部
旋回体の後側へ延長した以降のワイヤの掛け回しをする
必要があった。
【０００７】そこで、本発明は、上述した従来技術と同
様に起伏シリンダに作用する負荷を軽減することができ
るとともに、吊荷用フックのワイヤ掛け数を変更するこ
とが容易な移動式クレーンの起伏シリンダ負荷減少装置
を提供しようとするものである。
様に起伏シリンダに作用する負荷を軽減することができ
るとともに、吊荷用フックのワイヤ掛け数を変更するこ
とが容易な移動式クレーンの起伏シリンダ負荷減少装置
を提供しようとするものである。
【０００８】
【課題を解決するための手段】本願の請求項１の発明
は、移動式クレーンの旋回台に起伏自在に伸縮ブームを
枢支し、当該伸縮ブームと旋回台の間に起伏シリンダを
介装した移動式クレーンであって、前記伸縮ブームのベ
ースブーム先端部に上部補助シーブを設け、前記旋回台
上部に下部補助シーブを設け、前記旋回台に搭載したウ
インチから繰出し・巻戻しするワイヤロープを前記上部
補助シーブと下部補助シーブとの間に掛け回したのち、
前記伸縮ブームのブームヘッドに設けられた上下のシー
ブを介して吊下し、さらにブームヘッド下側シーブと吊
荷用フックとの間で前記ワイヤロープを掛けまわし、当
該ワイヤロープ端部を前記ブームヘッドあるいは吊荷用
フックに係止することを特徴としている。
は、移動式クレーンの旋回台に起伏自在に伸縮ブームを
枢支し、当該伸縮ブームと旋回台の間に起伏シリンダを
介装した移動式クレーンであって、前記伸縮ブームのベ
ースブーム先端部に上部補助シーブを設け、前記旋回台
上部に下部補助シーブを設け、前記旋回台に搭載したウ
インチから繰出し・巻戻しするワイヤロープを前記上部
補助シーブと下部補助シーブとの間に掛け回したのち、
前記伸縮ブームのブームヘッドに設けられた上下のシー
ブを介して吊下し、さらにブームヘッド下側シーブと吊
荷用フックとの間で前記ワイヤロープを掛けまわし、当
該ワイヤロープ端部を前記ブームヘッドあるいは吊荷用
フックに係止することを特徴としている。
【０００９】この構成により、前記旋回台に搭載したウ
インチから繰出し・巻戻しするワイヤロープを前記上部
補助シーブと下部補助シーブとの間に掛け回しているの
で、吊荷等によりロープに発生する張力の一部が、当該
伸縮ブームを起立させるバックモーメントとして作用
し、起伏シリンダに作用する負荷を軽減することができ
る。そして、ブームヘッド下側シーブと吊荷用フックと
の間で前記ワイヤロープを掛けまわしたのち、当該ワイ
ヤロープ端部を前記ブームヘッドあるいは吊荷用フック
に係止しているので、吊荷用フックのワイヤ掛け数を変
更する際にも、前記ワイヤロープの端部の係止を解除す
るだけでワイヤ掛け替えが行えるため、その作業が容易
となっているのである。
インチから繰出し・巻戻しするワイヤロープを前記上部
補助シーブと下部補助シーブとの間に掛け回しているの
で、吊荷等によりロープに発生する張力の一部が、当該
伸縮ブームを起立させるバックモーメントとして作用
し、起伏シリンダに作用する負荷を軽減することができ
る。そして、ブームヘッド下側シーブと吊荷用フックと
の間で前記ワイヤロープを掛けまわしたのち、当該ワイ
ヤロープ端部を前記ブームヘッドあるいは吊荷用フック
に係止しているので、吊荷用フックのワイヤ掛け数を変
更する際にも、前記ワイヤロープの端部の係止を解除す
るだけでワイヤ掛け替えが行えるため、その作業が容易
となっているのである。
【００１０】さらに、本願の請求項２の発明は、移動式
クレーンの旋回台に起伏自在に伸縮ブームを枢支し、当
該伸縮ブームと旋回台の間に起伏シリンダを介装した移
動式クレーンであって、前記伸縮ブームのベースブーム
先端部に上部補助シーブを設け、前記旋回台上部に下部
補助シーブを設け、前記旋回台に搭載したメインウイン
チおよびサブウインチから繰出し・巻戻しするワイヤロ
ープをそれぞれ前記上部補助シーブと下部補助シーブと
の間に掛け回したのち、前記伸縮ブームのブームヘッド
に設けられた上下のシーブを介して吊下し、さらにブー
ムヘッド下側シーブと吊荷用フックとの間で前記ワイヤ
ロープを掛けまわし、当該ワイヤロープ端部を前記ブー
ムヘッドあるいは吊荷用フックに係止することを特徴と
している。
クレーンの旋回台に起伏自在に伸縮ブームを枢支し、当
該伸縮ブームと旋回台の間に起伏シリンダを介装した移
動式クレーンであって、前記伸縮ブームのベースブーム
先端部に上部補助シーブを設け、前記旋回台上部に下部
補助シーブを設け、前記旋回台に搭載したメインウイン
チおよびサブウインチから繰出し・巻戻しするワイヤロ
ープをそれぞれ前記上部補助シーブと下部補助シーブと
の間に掛け回したのち、前記伸縮ブームのブームヘッド
に設けられた上下のシーブを介して吊下し、さらにブー
ムヘッド下側シーブと吊荷用フックとの間で前記ワイヤ
ロープを掛けまわし、当該ワイヤロープ端部を前記ブー
ムヘッドあるいは吊荷用フックに係止することを特徴と
している。
【００１１】この構成により、メインウインチとサブウ
インチを同時に使用して同一の吊荷を吊り上げるような
超重量作業においても、前記旋回台に搭載したウインチ
から繰出し・巻戻しするワイヤロープを前記上部補助シ
ーブと下部補助シーブとの間に掛け回しているので、吊
荷等によりロープに発生する張力の一部が、当該伸縮ブ
ームを起立させるバックモーメントとして作用し、起伏
シリンダに作用する負荷を軽減することができる。そし
て、ワイヤの端部をブームヘッド下側シーブと吊荷用フ
ックとの間を前記ワイヤロープを掛けまわしたのち、当
該ワイヤロープ端部を前記ブームヘッドあるいは吊荷用
フックに係止しているので、吊荷用フックのワイヤ掛け
数を変更する際にも、前記ワイヤロープの端部の係止を
解除するだけでワイヤ掛け替えが行えるので、その作業
が容易となっているのである。
インチを同時に使用して同一の吊荷を吊り上げるような
超重量作業においても、前記旋回台に搭載したウインチ
から繰出し・巻戻しするワイヤロープを前記上部補助シ
ーブと下部補助シーブとの間に掛け回しているので、吊
荷等によりロープに発生する張力の一部が、当該伸縮ブ
ームを起立させるバックモーメントとして作用し、起伏
シリンダに作用する負荷を軽減することができる。そし
て、ワイヤの端部をブームヘッド下側シーブと吊荷用フ
ックとの間を前記ワイヤロープを掛けまわしたのち、当
該ワイヤロープ端部を前記ブームヘッドあるいは吊荷用
フックに係止しているので、吊荷用フックのワイヤ掛け
数を変更する際にも、前記ワイヤロープの端部の係止を
解除するだけでワイヤ掛け替えが行えるので、その作業
が容易となっているのである。
【００１２】
【発明の実施の形態】図１に、本発明の実施の形態に係
る起伏シリンダ負荷減少装置を装着した移動式クレーン
１を示す。移動式クレーン１は、旋回台２の支点１９ま
わりに起伏自在に伸縮ブーム３を枢支し、当該伸縮ブー
ム３と旋回台２の間に起伏シリンダ４を介装している。
１０は前記旋回台２後部に搭載したメインウインチであ
り、１１はサブウインチである。６は前記伸縮ブーム３
のベースブーム５先端部に装着された上部補助シーブで
あって、ベースブーム５先端部に取付けられたサポート
７にピン１２を介して揺動自在とされたシーブケース１
５にピン１４回りに回転自由に配置された複数のシーブ
１３から構成されている。８は前記旋回台２の上部に装
着された下部補助シーブであって、前記旋回台２のウイ
ンチ１０、１１の後部に取付けられたサポート９にピン
１６を介して揺動自在とされたシーブケース１７にピン
１８回りに回転自由に配置された複数のシーブ１３から
構成されている。
る起伏シリンダ負荷減少装置を装着した移動式クレーン
１を示す。移動式クレーン１は、旋回台２の支点１９ま
わりに起伏自在に伸縮ブーム３を枢支し、当該伸縮ブー
ム３と旋回台２の間に起伏シリンダ４を介装している。
１０は前記旋回台２後部に搭載したメインウインチであ
り、１１はサブウインチである。６は前記伸縮ブーム３
のベースブーム５先端部に装着された上部補助シーブで
あって、ベースブーム５先端部に取付けられたサポート
７にピン１２を介して揺動自在とされたシーブケース１
５にピン１４回りに回転自由に配置された複数のシーブ
１３から構成されている。８は前記旋回台２の上部に装
着された下部補助シーブであって、前記旋回台２のウイ
ンチ１０、１１の後部に取付けられたサポート９にピン
１６を介して揺動自在とされたシーブケース１７にピン
１８回りに回転自由に配置された複数のシーブ１３から
構成されている。
【００１３】２２はトップブーム２０先端のブームヘッ
ド２１に設けられた上側シーブであり、２３は下側シー
ブである。２６は吊荷用フックであって、本実施の形態
ではフック側増設シーブ２５がサポート３５により連結
され吊荷用フック２６の上方に増設されている。また、
２４は前記フック側増設シーブに対応して前記ブームヘ
ッド下側シーブ２３に増設されたブームヘッド側増設シ
ーブであって、サポート３０により前記ブームヘッド下
側シーブ２３下方に吊下されている。
ド２１に設けられた上側シーブであり、２３は下側シー
ブである。２６は吊荷用フックであって、本実施の形態
ではフック側増設シーブ２５がサポート３５により連結
され吊荷用フック２６の上方に増設されている。また、
２４は前記フック側増設シーブに対応して前記ブームヘ
ッド下側シーブ２３に増設されたブームヘッド側増設シ
ーブであって、サポート３０により前記ブームヘッド下
側シーブ２３下方に吊下されている。
【００１４】次に前記メインウインチ１０およびサブウ
インチ１１から繰出し・巻戻しされるメインワイヤロー
プ３１、サブワイヤロープ３２の掛け回し方法について
説明する。ここで、図２は図１のＡ矢視図であって、伸
縮ブーム３の背面側より見た前記上部補助シーブ６と下
部補助シーブ８との間のワイヤロープの掛け回しを説明
する図面である。図２に表されたように、上部補助シー
ブ６はシーブケース１５の左右に複数のシーブ１３が左
側シーブ１３Ｌと右側シーブ１３Ｒとに対象位置に配置
されている。さらに、下部補助シーブ８に関しても、シ
ーブケース１７の左右に複数のシーブ１３が左側シーブ
１３Ｌと右側シーブ１３Ｒとに対象位置に配置されてい
る。
インチ１１から繰出し・巻戻しされるメインワイヤロー
プ３１、サブワイヤロープ３２の掛け回し方法について
説明する。ここで、図２は図１のＡ矢視図であって、伸
縮ブーム３の背面側より見た前記上部補助シーブ６と下
部補助シーブ８との間のワイヤロープの掛け回しを説明
する図面である。図２に表されたように、上部補助シー
ブ６はシーブケース１５の左右に複数のシーブ１３が左
側シーブ１３Ｌと右側シーブ１３Ｒとに対象位置に配置
されている。さらに、下部補助シーブ８に関しても、シ
ーブケース１７の左右に複数のシーブ１３が左側シーブ
１３Ｌと右側シーブ１３Ｒとに対象位置に配置されてい
る。
【００１５】一方、図３は図１のＢ矢視図であって、前
記ブームヘッド２１の下側シーブ２３と吊荷用フック２
６および前記ブームヘッド側増設シーブ２４とフック側
増設シーブ２５間のワイヤロープの掛け回しを説明する
図面である。
記ブームヘッド２１の下側シーブ２３と吊荷用フック２
６および前記ブームヘッド側増設シーブ２４とフック側
増設シーブ２５間のワイヤロープの掛け回しを説明する
図面である。
【００１６】メインウインチ１０から繰出されたメイン
ワイヤロープ３１は上側補助シーブ６の左側シーブ１３
Ｌのうち最下段のシーブに掛け回された後、下側補助シ
ーブ８の左側シーブ１３Ｌの最下段のシーブに掛け回さ
れる。その後は、上側補助シーブ６と下側補助シーブ８
との間をシーブ枚数に応じた掛け数で掛け回されたの
ち、メインワイヤロープ３１は前記ブームヘッド２１の
上側シーブ２２へ導かれる。以上により、旋回台２と伸
縮ブーム３との間はメインワイヤロープ３１が複数回掛
け回されることになる。
ワイヤロープ３１は上側補助シーブ６の左側シーブ１３
Ｌのうち最下段のシーブに掛け回された後、下側補助シ
ーブ８の左側シーブ１３Ｌの最下段のシーブに掛け回さ
れる。その後は、上側補助シーブ６と下側補助シーブ８
との間をシーブ枚数に応じた掛け数で掛け回されたの
ち、メインワイヤロープ３１は前記ブームヘッド２１の
上側シーブ２２へ導かれる。以上により、旋回台２と伸
縮ブーム３との間はメインワイヤロープ３１が複数回掛
け回されることになる。
【００１７】サブウインチ１１から繰出されたサブワイ
ヤロープ３２は、上述したメインワイヤロープ３１の場
合と同様に上側補助シーブ６の右側シーブ１３Ｒと下側
補助シーブ８の右側シーブ１３Ｒの間を掛け回された
後、前記ブームヘッド２１の上側シーブ２２へ導かれる
こととなる。すなわち、旋回台２と伸縮ブーム３との間
はサブワイヤロープ３２が複数回掛け回されることにな
る。
ヤロープ３２は、上述したメインワイヤロープ３１の場
合と同様に上側補助シーブ６の右側シーブ１３Ｒと下側
補助シーブ８の右側シーブ１３Ｒの間を掛け回された
後、前記ブームヘッド２１の上側シーブ２２へ導かれる
こととなる。すなわち、旋回台２と伸縮ブーム３との間
はサブワイヤロープ３２が複数回掛け回されることにな
る。
【００１８】ブームヘッド２１の上側シーブ２２に導か
れたメインワイヤロープ３１は前記ブームヘッド下側シ
ーブ２３と吊荷用フック２６のシーブ３６およびブーム
ヘッド側補助シーブ２４とフック側補助シーブ２５間を
掛け回されたのち、本実施の形態ではベースブーム５の
先端部サポート３４へ索端３３を介して連結される。メ
インワイヤロープ３１の端部をトップブーム２０の先端
部あるいは吊荷用フック２６の適所に連結してもよいこ
とは勿論である。
れたメインワイヤロープ３１は前記ブームヘッド下側シ
ーブ２３と吊荷用フック２６のシーブ３６およびブーム
ヘッド側補助シーブ２４とフック側補助シーブ２５間を
掛け回されたのち、本実施の形態ではベースブーム５の
先端部サポート３４へ索端３３を介して連結される。メ
インワイヤロープ３１の端部をトップブーム２０の先端
部あるいは吊荷用フック２６の適所に連結してもよいこ
とは勿論である。
【００１９】同様に、ブームヘッド２１の上側シーブ２
２に導かれたサブワイヤロープ３２は前記ブームヘッド
下側シーブ２３と吊荷用フック２６のシーブ３６および
ブームヘッド側補助シーブ２４とフック側補助シーブ２
５間を掛け回されたのちベースブーム５の先端部に連結
される。
２に導かれたサブワイヤロープ３２は前記ブームヘッド
下側シーブ２３と吊荷用フック２６のシーブ３６および
ブームヘッド側補助シーブ２４とフック側補助シーブ２
５間を掛け回されたのちベースブーム５の先端部に連結
される。
【００２０】吊荷用フック２６のフック２７には玉掛け
用ワイヤロープ２９が掛けられており吊荷２８を吊り上
げることとなる。
用ワイヤロープ２９が掛けられており吊荷２８を吊り上
げることとなる。
【００２１】図１に示すように吊荷２８が地切りされる
と、吊荷２８と吊荷用フック２６等吊り具の重量により
メインワイヤロープ３１およびサブワイヤロープ３２に
ブームヘッド２１と吊荷用フック間のワイヤ掛け数に応
じた張力が発生する。このとき、前記ベースブーム５先
端部の上側補助シーブ６と旋回台２上部の下側補助シー
ブ８との間に掛け回されたメインワイヤロープ３１およ
びサブワイヤロープ３２にも同じ張力が発生する。伸縮
ブーム３と旋回台２間のワイヤロープの張力は伸縮ブー
ム３に対し支点１９まわりに伸縮ブーム３を引き起こそ
うとするバックモーメントを発生するわけであるが、上
述したように、メインワイヤロープ３１とサブワイヤロ
ープ３２は旋回台２と伸縮ブーム３との間でそれぞれ複
数回掛け回されているので、それぞれ掛け数に応じて増
大されたバックモーメントを発生することとなる。これ
により、起伏シリンダ４の負荷が大幅に軽減されること
となるのである。
と、吊荷２８と吊荷用フック２６等吊り具の重量により
メインワイヤロープ３１およびサブワイヤロープ３２に
ブームヘッド２１と吊荷用フック間のワイヤ掛け数に応
じた張力が発生する。このとき、前記ベースブーム５先
端部の上側補助シーブ６と旋回台２上部の下側補助シー
ブ８との間に掛け回されたメインワイヤロープ３１およ
びサブワイヤロープ３２にも同じ張力が発生する。伸縮
ブーム３と旋回台２間のワイヤロープの張力は伸縮ブー
ム３に対し支点１９まわりに伸縮ブーム３を引き起こそ
うとするバックモーメントを発生するわけであるが、上
述したように、メインワイヤロープ３１とサブワイヤロ
ープ３２は旋回台２と伸縮ブーム３との間でそれぞれ複
数回掛け回されているので、それぞれ掛け数に応じて増
大されたバックモーメントを発生することとなる。これ
により、起伏シリンダ４の負荷が大幅に軽減されること
となるのである。
【００２２】一般に移動式クレーンの起伏シリンダの最
大負荷は最大定格荷重を吊る場合に発生し、当該最大負
荷の大きさにより起伏シリンダのサイズが決定されるも
のである。ところが、移動式クレーンの作業において、
最大定格荷重を吊る頻度は非常に低いにもかかわらず、
本願発明のような起伏シリンダ負荷減少装置の無い移動
式クレーンでは、通常の作業には不必要な大きなサイズ
の起伏シリンダを装着していた。本願発明の起伏シリン
ダ負荷減少装置を装着すると、最大定格荷重を吊る際に
従来よりも起伏シリンダの負荷を減少することができる
ので、より小さなサイズの起伏シリンダを使用できるこ
ととなり起伏シリンダのコストが低減すると共に、重量
軽減となる分、吊り上げ性能が向上するのである。
大負荷は最大定格荷重を吊る場合に発生し、当該最大負
荷の大きさにより起伏シリンダのサイズが決定されるも
のである。ところが、移動式クレーンの作業において、
最大定格荷重を吊る頻度は非常に低いにもかかわらず、
本願発明のような起伏シリンダ負荷減少装置の無い移動
式クレーンでは、通常の作業には不必要な大きなサイズ
の起伏シリンダを装着していた。本願発明の起伏シリン
ダ負荷減少装置を装着すると、最大定格荷重を吊る際に
従来よりも起伏シリンダの負荷を減少することができる
ので、より小さなサイズの起伏シリンダを使用できるこ
ととなり起伏シリンダのコストが低減すると共に、重量
軽減となる分、吊り上げ性能が向上するのである。
【００２３】上述した実施の形態は、メインウインチ１
０とサブウインチ１１を同時に使用するもので、請求項
２に記載された発明に該当するものであるが、１つのウ
インチを使用し、１本のワイヤロープで起伏シリンダ負
荷減少装置を構成する請求項１の発明についても同様に
実施が可能で、同様な効果を得られることは勿論であ
る。
０とサブウインチ１１を同時に使用するもので、請求項
２に記載された発明に該当するものであるが、１つのウ
インチを使用し、１本のワイヤロープで起伏シリンダ負
荷減少装置を構成する請求項１の発明についても同様に
実施が可能で、同様な効果を得られることは勿論であ
る。
【００２４】また、上述した実施の形態では、上部補助
シーブ６をベースブーム５先端部に設ける場合について
説明したが、上部補助シーブ６をトップブーム２０の先
端部に設けてもよいこと勿論である。さらに、下部補助
シーブ８を旋回台２の後部に取付けられるカウンタウエ
イトの上部に設置してもよいも勿論である。
シーブ６をベースブーム５先端部に設ける場合について
説明したが、上部補助シーブ６をトップブーム２０の先
端部に設けてもよいこと勿論である。さらに、下部補助
シーブ８を旋回台２の後部に取付けられるカウンタウエ
イトの上部に設置してもよいも勿論である。
【００２５】
【発明の効果】以上の如く構成し作用するものであるか
ら、本願発明の移動式クレーンの起伏シリンダ負荷減少
装置では、旋回台に搭載したウインチから繰出し・巻戻
しするワイヤロープを前記上部補助シーブと下部補助シ
ーブとの間に掛け回しているので、吊荷等によりロープ
に発生する張力の一部が、当該伸縮ブームを起立させる
バックモーメントとして作用し、起伏シリンダに作用す
る負荷を軽減することができるとともに、ブームヘッド
下側シーブと吊荷用フックとの間で前記ワイヤロープを
掛けまわしたのち、当該ワイヤロープ端部を前記ブーム
ヘッドあるいは吊荷用フックに係止しているので、吊荷
用フックのワイヤ掛け数を変更する際にも、前記ワイヤ
ロープの端部の係止を解除するだけでワイヤ掛け替えが
行えるため、その作業が容易となっているのである。
ら、本願発明の移動式クレーンの起伏シリンダ負荷減少
装置では、旋回台に搭載したウインチから繰出し・巻戻
しするワイヤロープを前記上部補助シーブと下部補助シ
ーブとの間に掛け回しているので、吊荷等によりロープ
に発生する張力の一部が、当該伸縮ブームを起立させる
バックモーメントとして作用し、起伏シリンダに作用す
る負荷を軽減することができるとともに、ブームヘッド
下側シーブと吊荷用フックとの間で前記ワイヤロープを
掛けまわしたのち、当該ワイヤロープ端部を前記ブーム
ヘッドあるいは吊荷用フックに係止しているので、吊荷
用フックのワイヤ掛け数を変更する際にも、前記ワイヤ
ロープの端部の係止を解除するだけでワイヤ掛け替えが
行えるため、その作業が容易となっているのである。
【００２６】また、メインウインチとサブウインチを同
時に使用して同一の吊荷を吊り上げるような超重量作業
においても、前記旋回台に搭載したウインチから繰出し
・巻戻しするワイヤロープを前記上部補助シーブと下部
補助シーブとの間に掛け回しているので、吊荷等により
ロープに発生する張力の一部が、当該伸縮ブームを起立
させるバックモーメントとして作用し、起伏シリンダに
作用する負荷を軽減することができるとともに、ブーム
ヘッド下側シーブと吊荷用フックとの間で前記ワイヤロ
ープを掛けまわしたのち、当該ワイヤロープ端部を前記
ブームヘッドあるいは吊荷用フックに係止しているの
で、吊荷用フックのワイヤ掛け数を変更する際にも、前
記ワイヤロープの端部の係止を解除するだけでワイヤ掛
け替えが行えるため、その作業が容易となっているので
ある。
時に使用して同一の吊荷を吊り上げるような超重量作業
においても、前記旋回台に搭載したウインチから繰出し
・巻戻しするワイヤロープを前記上部補助シーブと下部
補助シーブとの間に掛け回しているので、吊荷等により
ロープに発生する張力の一部が、当該伸縮ブームを起立
させるバックモーメントとして作用し、起伏シリンダに
作用する負荷を軽減することができるとともに、ブーム
ヘッド下側シーブと吊荷用フックとの間で前記ワイヤロ
ープを掛けまわしたのち、当該ワイヤロープ端部を前記
ブームヘッドあるいは吊荷用フックに係止しているの
で、吊荷用フックのワイヤ掛け数を変更する際にも、前
記ワイヤロープの端部の係止を解除するだけでワイヤ掛
け替えが行えるため、その作業が容易となっているので
ある。
【図１】本願発明の実施の形態に係る、起伏シリンダ負
荷減少装置を装着した移動式クレーンの側面図である。
荷減少装置を装着した移動式クレーンの側面図である。
【図２】図１のＡ矢視図である。
【図３】図１のＢ矢視図である。
１ 移動式クレーン、２ 旋回台、３ 伸縮ブーム、４
起伏シリンダ、５ベースブーム、６ 上部補助シー
ブ、７ ９ サポート、８ 下部補助シーブ、１０ メ
インウインチ、１１ サブウインチ、１２ １４ １６
１８ ピン、１３ １３Ｌ １３Ｒ シーブ、１５
１７ シーブケース、１９ 伸縮ブーム支点、２０ ト
ップブーム、２１ ブームヘッド、２２ ブームヘッド
上側シーブ、２３ ブームヘッド下側シーブ、２４ ブ
ームヘッド側増設シーブ、２５フック側増設シーブ、２
６ 吊荷用フック、２７ フック、２８ 吊荷、２９玉
掛け用ワイヤロープ、３０ ３５ サポート、３１ メ
インワイヤロープ、３２ サブワイヤロープ、３３ 索
端、３４ サポート、３６ 吊荷用フックのシーブ
起伏シリンダ、５ベースブーム、６ 上部補助シー
ブ、７ ９ サポート、８ 下部補助シーブ、１０ メ
インウインチ、１１ サブウインチ、１２ １４ １６
１８ ピン、１３ １３Ｌ １３Ｒ シーブ、１５
１７ シーブケース、１９ 伸縮ブーム支点、２０ ト
ップブーム、２１ ブームヘッド、２２ ブームヘッド
上側シーブ、２３ ブームヘッド下側シーブ、２４ ブ
ームヘッド側増設シーブ、２５フック側増設シーブ、２
６ 吊荷用フック、２７ フック、２８ 吊荷、２９玉
掛け用ワイヤロープ、３０ ３５ サポート、３１ メ
インワイヤロープ、３２ サブワイヤロープ、３３ 索
端、３４ サポート、３６ 吊荷用フックのシーブ
Claims (2)
- 【請求項１】 移動式クレーンの旋回台に起伏自在に伸
縮ブームを枢支し、当該伸縮ブームと旋回台の間に起伏
シリンダを介装した移動式クレーンであって、 前記
伸縮ブームのベースブーム先端部に上部補助シーブを設
け、前記旋回台上部に下部補助シーブを設け、前記旋回
台に搭載したウインチから繰出し・巻戻しするワイヤロ
ープを前記上部補助シーブと下部補助シーブとの間に掛
け回したのち、前記伸縮ブームのブームヘッドに設けら
れた上下のシーブを介して吊下し、さらにブームヘッド
下側シーブと吊荷用フックとの間で前記ワイヤロープを
掛けまわし、当該ワイヤロープ端部を前記ブームヘッド
あるいは吊荷用フックに係止することを特徴とする移動
式クレーンの起伏シリンダ負荷減少装置。 - 【請求項２】 移動式クレーンの旋回台に起伏自在に伸
縮ブームを枢支し、当該伸縮ブームと旋回台の間に起伏
シリンダを介装した移動式クレーンであって、 前記
伸縮ブームのベースブーム先端部に上部補助シーブを設
け、前記旋回台上部に下部補助シーブを設け、前記旋回
台に搭載したメインウインチおよびサブウインチから繰
出し・巻戻しするワイヤロープをそれぞれ前記上部補助
シーブと下部補助シーブとの間に掛け回したのち、前記
伸縮ブームのブームヘッドに設けられた上下のシーブを
介して吊下し、さらにブームヘッド下側シーブと吊荷用
フックとの間で前記ワイヤロープを掛けまわし、当該ワ
イヤロープ端部を前記ブームヘッドあるいは吊荷用フッ
クに係止することを特徴とする移動式クレーンの起伏シ
リンダ負荷減少装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000235114A JP4625163B2 (ja) | 2000-08-03 | 2000-08-03 | 移動式クレーンの起伏シリンダ負荷減少装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000235114A JP4625163B2 (ja) | 2000-08-03 | 2000-08-03 | 移動式クレーンの起伏シリンダ負荷減少装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2002046983A true JP2002046983A (ja) | 2002-02-12 |
| JP4625163B2 JP4625163B2 (ja) | 2011-02-02 |
Family
ID=18727382
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2000235114A Expired - Fee Related JP4625163B2 (ja) | 2000-08-03 | 2000-08-03 | 移動式クレーンの起伏シリンダ負荷減少装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP4625163B2 (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7311213B2 (en) * | 2003-10-17 | 2007-12-25 | Kobelco Cranes Co., Ltd. | Crane |
| JP2010202361A (ja) * | 2009-03-04 | 2010-09-16 | Tadano Ltd | クレーンの重荷重吊上げ装置 |
| JP2018193235A (ja) * | 2017-05-22 | 2018-12-06 | 国立大学法人愛媛大学 | クレーン |
Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5098047A (ja) * | 1973-12-31 | 1975-08-04 | ||
| JPS51149654A (en) * | 1975-06-17 | 1976-12-22 | Kobe Steel Ltd | Horizontally load carrying crane |
| JP2759692B2 (ja) * | 1989-12-15 | 1998-05-28 | 株式会社加藤製作所 | クレーンにおける伸縮ブームの曲げモーメント軽減装置 |
-
2000
- 2000-08-03 JP JP2000235114A patent/JP4625163B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5098047A (ja) * | 1973-12-31 | 1975-08-04 | ||
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|---|---|---|---|---|
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| JP2010202361A (ja) * | 2009-03-04 | 2010-09-16 | Tadano Ltd | クレーンの重荷重吊上げ装置 |
| JP2018193235A (ja) * | 2017-05-22 | 2018-12-06 | 国立大学法人愛媛大学 | クレーン |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP4625163B2 (ja) | 2011-02-02 |
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