JP2507263Y2 - 折り曲げブ―ムに用いられる可撓材の案内装置 - Google Patents

折り曲げブ―ムに用いられる可撓材の案内装置

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JP2507263Y2
JP2507263Y2 JP5809190U JP5809190U JP2507263Y2 JP 2507263 Y2 JP2507263 Y2 JP 2507263Y2 JP 5809190 U JP5809190 U JP 5809190U JP 5809190 U JP5809190 U JP 5809190U JP 2507263 Y2 JP2507263 Y2 JP 2507263Y2
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boom
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bending
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銀次郎 藤原
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Tadano Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は、第2図に示す如き折り曲げブーム即ち、
下部伸縮ブーム1と、下部伸縮ブーム1の先端部にその
基端部を枢着連結3され下部伸縮ブーム1の腹面に沿っ
た折り曲げ位置と伸展した伸展位置との間で起伏可能な
上部伸縮ブーム2とからなる折り曲げブームであって、
特に、前記下部伸縮ブーム1の先端部の背面側にその基
端部を揺動自在に枢着連結5した左右一対の第一リンク
6、前記上部伸縮ブーム2の基端部の背面側にその基端
部を揺動自在に枢着連結7されそれぞれその先端部を折
り曲げブームの腹面側において前記第一リンク6の先端
部に枢着連結8した左右一対の第二リンク9、および前
記第一または第二リンク6または9の先端部と上部伸縮
ブーム2の適所間に介装した折り曲げ用シリンダ10とか
らなる折り曲げ駆動機構Aを備えてなる折り曲げブーム
に用いられる可撓材の案内装置に関するものである。
(従来の技術) このような折り曲げブームは、下部伸縮ブーム1と上
部伸縮ブーム2がほぼ平行になった折り畳み状態から両
伸縮ブームが伸展した伸展状態までの大きな屈伸角度で
駆動できるという効果があるため、その下部伸縮ブーム
1の基端部を、車輌12上に水平旋回自在に取り付けた旋
回台13に起伏自在に取り付けて、移動式クレーンあるい
は高所作業車等の折り曲げブームとして用いられてい
る。
ところで、このような折り曲げブームには、下部伸縮
ブーム1側から両伸縮ブーム1,2の折り曲げ部を経由し
て上部伸縮ブーム2側へ、油圧ホース、電気ケーブルあ
るいはワイヤロープ等の可撓材14を張設する必要があ
る。油圧ホースとしては例えば前記折り曲げ用シリンダ
10あるいは上部伸縮ブーム2の先端部に駆動油圧を給排
するためのものである。電気ケーブルとしては例えば上
部伸縮ブーム2の先端部と下部伸縮ブーム1の基端部間
の信号伝達用のものである。また、ワイヤロープとして
は例えば、旋回台13のウインチと上部伸縮ブームの先端
に吊り上げたフックを連結するワイヤロープである。第
2図では、可撓材として折り曲げ用シリンダ10への駆動
油圧給排用の油圧ホースとして示している。このため、
下部伸縮ブーム1と上部伸縮ブーム2の折り曲げ部に
は、前記可撓材14を案内する案内装置が配置されてい
る。ところで、従来の案内装置は、第2図に示す如く枢
着連結3近傍の下部伸縮ブーム1または上部伸縮ブーム
2の側面に配置した案内シーブ11で構成していた。
(従来の技術の問題点) このように構成した従来の伸縮ブームの案内装置によ
れば、案内シーブ11が枢着連結3近傍の下部伸縮ブーム
1または上部伸縮ブーム2の側面即ち、下部伸縮ブーム
1の先端部側面または上部伸縮ブーム2の基端部側面に
取り付けられているため、折り曲げ駆動機構Aにおける
第一リンク6,6或いは第二リンク9,9の離間距離を大きく
設定し、第一リンク6と下部伸縮ブーム1の側面間或い
は第二リンク9と上部伸縮ブーム2の側面間に、前記案
内シーブ11を配置するに足る空間を確保しなければなら
ず、このため第一リンク6,6或いは第二リンク9,9の伸縮
ブーム1,2への取り付け構成が大きくなり重量が重くな
るという問題があった。
本考案の折り曲げブームにおける可撓材の案内装置
は、上記の従来技術の問題点を解決することを目的とす
るものである。
(問題点を解決するための手段) 上記の目的を達成するため、本考案の折り曲げブーム
に用いられる可撓材の案内装置は、従来枢着連結3近傍
の下部伸縮ブーム1または上部伸縮ブーム2の側面に配
置していた案内シーブ11を、第一または第二リンク6ま
たは9の外側に取り付けて構成したのである。
(作用) 上記の構成によれば、第一リンク6と下部伸縮ブーム
1の側面間或いは第二リンク9と上部伸縮ブーム2の側
面間に、前記案内シーブ11を配置するための空間を確保
する必要がなくなるので、左右一対の第一および第二リ
ンクを下部伸縮ブーム1および上部伸縮ブーム2の側面
に近接して配置することが可能となり、第一リンク6,6
或いは第二リンク9,9の伸縮ブーム1,2への取り付け構成
が簡略化され重量が軽くなるのである。
(実施例) 以下本考案の折り曲げブームにおける可撓材の案内装
置の実施例を第1図に基づいて説明する。
本考案の折り曲げブームにおける可撓材の案内装置
は、従来の案内シーブ11の配置位置を変更したものであ
るから、その他の構成に関しては第2図に示し上述した
従来のものの符号をそのまま援用する。
第1図において、可撓材案内用の案内シーブ11は、左
右一対の第一リンク6,6の外側に配置されている。この
例では、特に第一リンク6の先端部に配置している。具
体的には、左右一対の第一リンク6,6と左右一対の第二
リンク9,9の各先端部を枢着連結8する軸を第一リンク
6の外側へ延出しこの延出部に案内シーブ11を配置して
いる。
左右一対の第一リンク6,6および左右一対の第二リン
ク9,9は、それぞれ下部伸縮ブーム1および上部伸縮ブ
ーム2の両側面に近接して配置している。
15は、下部伸縮ブーム1の外側ブーム1a先端部側面に
配置したホース巻取り器であって、このホース巻取り器
15から引き出された二条のホース(可撓材)14を上記案
内シーブ11を経て折り曲げ用シリンダ10へ連結してお
り、これにより折り曲げ用シリンダ10を下部伸縮ブーム
1基端側(旋回台等)からの駆動油圧で駆動できるよう
にしている。16は、下部伸縮ブーム1の中間ブーム1bの
先端部に配置されたホース(可撓材)14の中間部支持用
のローラである。
この実施例では、第一リンク6,6の内前記案内シーブ1
1が配置されている第一リンクと反対側の第一リンク
(図面に対して向こう側)の外側に、他の案内シーブ11
aが取り付けられると共に、下部伸縮ブーム1a先端部側
面であって前記ホース巻取り器15が取り付けられた反対
側(図面に対して向こう側)の側面に、他のホース巻取
り器15aが取り付けられており、このホース巻取り器15a
から引き出された二条のホース(可撓材)14aを上記案
内シーブ11aを経て上部伸縮ブーム2の先端部に懸回し
ている。そして二条のホース(可撓材)14aは、上部伸
縮ブーム2の先端部に取り付けられている油圧装置17
(上部伸縮ブーム2の先端部に起伏自在に取り付けられ
た伸縮ブームの起伏シリンダあるいは伸縮シリンダ等)
に連結され、油圧装置17を下部伸縮ブーム1基端側(旋
回台等)からの駆動油圧で駆動できるようにしている。
16aは、下部伸縮ブーム1の中間ブーム1bの先端部に配
置されたホース(可撓材)14aの中間支持用のローラで
ある。19および20は、上部伸縮ブーム2の基端ブーム2a
先端部および上部伸縮ブーム2の中間ブーム2bの先端部
にそれぞれ配置されたホース(可撓材)14aの中間部支
持用のローラである。ホース巻取り器15aはそれのみ
で、下部伸縮ブーム1および上部伸縮ブーム2の伸縮に
対応してホース(可撓材)14aを伸縮させるようになっ
ている。
尚、案内シーブ11,11aを、特に第一または第二リンク
の先端部に取り付けて構成することにより、折り曲げブ
ームが最も頻繁に使用される状態(図示の如く第一伸縮
ブーム1と第二伸縮ブーム2の折り曲げ角が90度近辺)
において、当該案内シーブ11により案内される可撓材1
4,14aの曲げ角Θが、従来のものより小さくなるので、
それだけ可撓材14,14aの寿命が延びるという効果があ
る。
(効果) 以上の如く構成し作用する本考案の折り曲げブームに
用いられる可撓材の案内装置は、折り曲げブームの折り
曲げ部に可撓材の案内装置を備えるものでありながら、
左右一対の第一リンク6,6および左右一対の第二リンク
9,9は、それぞれ下部伸縮ブーム1および上部伸縮ブー
ム2の両側面に近接して配置することができるので、第
一リンク6,6および第二リンク9,9の伸縮ブーム1,2への
取り付け構成が従来のものに比して簡単になり、且つ重
量も軽減できるという効果を達成できるのである。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案の折り曲げブームに用いられる可撓材
の案内装置の説明図、第2図は、従来の折り曲げブーム
に用いられる可撓材の案内装置の説明図である。 1:下部伸縮ブーム、2:上部伸縮ブーム、6:第一リンク、
9:第二リンク、10:折り曲げ用シリンダ、A:折り曲げ駆
動機構、11:案内シーブ。

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】下部伸縮ブーム1と、下部伸縮ブーム1の
    先端部にその基端部を枢着連結3され下部伸縮ブーム1
    の腹面に沿った折り曲げ位置と伸展した伸展位置との間
    で起伏可能な上部伸縮ブーム2とからなる折り曲げブー
    ム、特に、前記下部伸縮ブーム1の先端部の背面側にそ
    の基端部を揺動自在に枢着連結5した左右一対の第一リ
    ンク6、前記上部伸縮ブーム2の基端部の背面側にその
    基端部を揺動自在に枢着連結7されそれぞれその先端部
    を折り曲げブームの腹面側において前記第一リンク6の
    先端部に枢着連結8した左右一対の第二リンク9、およ
    び前記第一または第二リンク6または9の先端部と上部
    伸縮ブーム1の適所間に介装した折り曲げ用シリンダ10
    とからなる折り曲げ駆動機構Aを備えたものにおいて、
    前記第一または第二リンク6または9の外側に、可撓材
    案内用の案内シーブ11を取り付けたことを特徴とする折
    り曲げブームに用いられる可撓材の案内装置。
  2. 【請求項2】第一または第二リンクの外側に取付けた前
    記案内シーブ11が、第一または第二リンクの先端部に取
    り付けられていることを特徴とする実用新案登録請求の
    範囲第(1)項記載の折り曲げブームに用いられる可撓
    材の案内装置。
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