JP3599879B2 - 補助ジブ - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は補助ジブに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図5は、クローラ式クレーンの一例をビル建設工事等のような長い揚程が要求される揚重作業に適したタワークレーン仕様に組み立てた状態を示すものである。
【0003】
1は下部走行体であり、該下部走行体1は、左右一対のクローラシュー2を有している。
【0004】
3は上部旋回体であり、該上部旋回体3は、下部走行体1の上面に旋回可能に設けられており、この上部旋回体3の上面前端中央部分には、ブラケット4が固着され、また、上部旋回体3の上面前端右側寄り部分には、キャブ5が搭載されている。
【0005】
6はウインチであり、該ウインチ6は、駆動源であるエンジン(図示せず)とともに、上部旋回体3の上面後端寄り部分に設けられた機器室7に内装されている。
【0006】
8はブームであり、該ブーム8は、鋼管トラス構造のインナブーム8a、適宜の数のインサートブーム8b、アウタブーム8cを直列に接続したものであり、インナブーム8aの基端部は、上部旋回体3の幅方向へ略水平に延びるピン(ブームフートピン)9によって前記のブラケット4に枢支されている。
【0007】
上記のアウタブーム8cの先端近傍部分の背面(ブーム8の起伏角度が小さい状態においては上側を向き且つブーム8の起伏角度が大きい状態においては上部旋回体3の後方側を向く面)側には、主巻用ガイドシーブ10が枢支され、また、アウタブーム8cの先端部分には、主巻用ポイントシーブ11が枢支されている。
【0008】
12はAフレーム(起伏索支持フレーム)であり、該Aフレーム12は、上部旋回体3の前後方向へ揺動し得るように基端部が上部旋回体3の後端寄り部分に枢支されたテレスコピック構造の伸縮リンク12aと、上部旋回体3の前後方向へ揺動し得るように基端部が上部旋回体3の中央近傍部分に設けたブラケット13に枢支され且つ先端部が前記の伸縮リンク12aの先端部に枢支されたリンク12bと、基端部が前記のブラケット13に枢支され且つ先端部がリンク12bの中間部分に枢支された起伏用シリンダ12cとにより構成されており、該起伏用シリンダ12cのヘッド側流体室あるいはロッド側流体室に流体圧を付与すると、Aフレーム12が上部旋回体3に対して起伏するようになっている。
【0009】
また、Aフレーム12の伸縮リンク12a、リンク12bの両先端部が相互に枢支されている箇所には、ガイドシーブ14が枢支され且つ複数のシーブを有するイコライザ15が連結されている。
【0010】
16はブーム起伏用ペンダントロープであり、該ブーム起伏用ペンダントロープ16の一端は、前記のアウタブーム8cの先端部分の背面側に係止され、また、ブーム起伏用ペンダントロープ16の他端は、複数のシーブを有するイコライザ17に連結されている。
【0011】
18はブーム起伏用ロープであり、該ブーム起伏用ロープ18は、先に述べたウインチ6のブーム用ドラム(図示せず)に巻き付けられている。
【0012】
ブーム起伏用ロープ18の繰り出し端寄りの部分は、Aフレーム12に枢支されているガイドシーブ14に巻き掛けられたうえ、ブーム起伏用ペンダントロープ16に連結されているイコライザ17のシーブとAフレーム12に連結されているイコライザ15のシーブとに交互に巻き掛けられ、更に、繰り出し端がイコライザ15に係止されている。
【0013】
このタワークレーン仕様のクローラ式クレーンでは、ウインチ6のブーム用ドラムにブーム起伏用ロープ18を巻き取ると、Aフレーム12に連結されているイコライザ15にブーム起伏用ペンダントロープ16に連結されているイコライザ17が近接し、これにより、ブーム8の起伏角度が大きくなる。
【0014】
また、ウインチ6のブーム用ドラムからブーム起伏用ロープ18を繰り出すと、Aフレーム12に連結されているイコライザ15からブーム起伏用ペンダントロープ16に連結されているイコライザ17が離反し、これにより、ブーム8の起伏角度が小さくなる。
【0015】
19はスプリング等の弾性体を内装したテレスコピック構造のスタビライザ(煽り止め)であり、該スタビライザ19の一端は、前記のブラケット13に枢支され、また、スタビライザ19の他端は、インナブーム8aの先端近傍部分の背面側に枢支されている。
【0016】
20はジブであり、該ジブ20は、鋼管トラス構造のインナジブ20a、適宜の数のインサートジブ20b、アウタジブ20cを直列に接続したものであり、インナジブ20aの基端部は、上部旋回体3の幅方向へ略水平に延びるピン(ジブフートピン)21によって、先に述べたアウタブーム8c先端近傍部分の背面(ブーム8の起伏角度が小さい状態においては上側を向き且つブーム8の起伏角度が大きい状態においては上部旋回体3の後方側を向く面)側に枢支されている。
【0017】
上記のアウタジブ20cの先端部分には、先端部には、主巻用ポイントシーブ22が枢支されている。
【0018】
23はストラットであり、該ストラット23は、上部旋回体3の前後方向へ揺動し得るように基端部がアウタブーム8cの先端部に枢支されたAストラット23aと、該Aストラット23aの後方側に位置するように配置され且つ上部旋回体3の前後方向へ揺動し得るように基端部がアウタブーム8cの先端部に枢支されたBストラット23bと、一端がAストラット23aの先端部に連結され且つ他端がBストラット23bの先端部に連結されたCストラット23cとにより構成されている。
【0019】
24はジブ支持用ペンダントロープであり、該ジブ支持用ペンダントロープ24の一端は、前記のアウタジブ20cの先端部分の背面側に係止され、また、ジブ支持用ペンダントロープ24の他端は、Aストラット23aの先端部に係止されている。
【0020】
25はストラット支持用ペンダントロープであり、該ストラット支持用ペンダントロープ25の一端は、Cストラット23cの先端部に係止され、また、ストラット支持用ペンダントロープ25の他端は、複数のシーブを有するイコライザ26に連結されている。
【0021】
27はジブ支持用ロープであり、該ジブ支持用ロープ27は、先に述べたウインチ6のジブ用ドラム(図示せず)に巻き付けられている。
【0022】
ジブ支持用ロープ27の繰り出し端寄りの部分は、ストラット支持用ペンダントロープ25に連結されているイコライザ26のシーブと上部旋回体3に設けられているイコライザ(図示せず)のシーブとに交互に巻き掛けられ、更に、繰り出し端が上部旋回体3に設けられているイコライザに係止されている。
【0023】
このタワークレーン仕様のクローラ式クレーンでは、ウインチ6のジブ用ドラムにジブ支持用ロープ27を巻き取ると、上部旋回体3に設けられているイコライザにストラット支持用ペンダントロープ25に連結されているイコライザ26に近接し、後方側へ回動するストラット23の変位がジブ支持用ペンダントロープ24を介してジブ20に伝達されることにより、ジブ20の起伏角度が大きくなる。
【0024】
また、ウインチ6のジブ用ドラムからジブ支持用ロープ27を繰り出すと、上部旋回体3に設けられているイコライザからストラット支持用ペンダントロープ25に連結されているイコライザ26が離反し、ジブ20の重量によって前方側へ回動するストラット23の変位がジブ支持用ペンダントロープ24を介してジブ20に伝達されることにより、ジブ20の起伏角度が小さくなる。
【0025】
28は主巻用ロープであり、該主巻用ロープ28は、先に述べたウインチ6の主巻用ドラム(図示せず)に巻き付けられている。
【0026】
主巻用ロープ28の繰り出し端寄りの部分は、アウタブーム8cに枢支されている主巻用ガイドシーブ10、アウタジブ20cに枢支されている主巻用ポイントシーブ22に巻き掛けられてアウタジブ20cの先端部より垂下し、更に、フックブロック29のシーブに下方から巻き掛けられたうえ、繰り出し端がアウタジブ20cの先端部に係止されている。
【0027】
このタワークレーン仕様のクローラ式クレーンでは、ウインチ6の主巻用ドラムに主巻用ロープ28を巻き取ると、アウタジブ20cの先端部に向ってフックブロック29が上昇し、ウインチ6の主巻用ドラムから主巻用ロープ28を繰り出すと、アウタジブ20cの先端部に対してフックブロック29が下降する。
【0028】
図6は、クローラ式クレーンの一例を一般的な揚重作業に適した標準仕様に組み立てた状態を示すもので、図中、下部走行体1、上部旋回体3、ブーム8の構成、及びAフレーム12、ブーム起伏用ペンダントロープ16、ブーム起伏用ロープ18等によって構成されるブーム起伏機構は、図5に示すものと同等であり、図5と同一の符号を付した部分は同一物を表している。
【0029】
クローラ式クレーンを標準仕様として組み立てる場合には、ブーム8を構成しているアウタブーム8cに先に述べたジブ20及びストラット23(図5参照)を枢支しない。
【0030】
また、主巻用ロープ28の繰り出し端寄りの部分を、アウタブーム8cに枢支されている主巻用ガイドシーブ10、主巻用ポイントシーブ11に巻き掛けてアウタブーム8cの先端部より垂下させ、更に、フックブロック29のシーブに下方から巻き掛けたうえ、繰り出し端をアウタブーム8cの先端部に係止する。
【0031】
この標準仕様のクローラ式クレーンでは、ウインチ6の主巻用ドラムに主巻用ロープ28を巻き取ると、アウタブーム8cの先端部に向ってフックブロック29が上昇し、ウインチ6の主巻用ドラムから主巻用ロープ28を繰り出すと、アウタブーム8cの先端部に対してフックブロック29が下降する。
【0032】
図7は標準仕様に組み立てたクローラ式クレーンの一例にタワークレーン仕様(図5参照)におけるジブ起伏機構の一部を利用した補巻機能を付加させた状態を示すもので、図中、図5及び図6と同一の符号を付した部分は同一物を表している。
【0033】
標準仕様のクローラ式クレーンに補巻機能を付加する場合には、アウタブーム8cの先端近傍部分の背面側に補巻用ガイドシーブ30を、ブーム8の起伏角度が揚重作業領域に設定されている状態において補巻用ガイドシーブ30が主巻用ガイドシーブ10の上方側に位置するようにメンバ32を介して枢支し、また、アウタブーム8cの先端部分に補巻用ポイントシーブ31を、ブーム8の起伏角度が揚重作業領域に設定されている状態において補巻用ポイントシーブ31が主巻用ポイントシーブ11(ブーム8)の前方側に位置するようにメンバ33を介して枢支する。
【0034】
また、補巻用ロープとしてジブ支持用ロープ27の繰り出し端寄りの部分を、アウタブーム8cに枢支されている補巻用ガイドシーブ30、補巻用ポイントシーブ31に巻き掛けアウタブーム8cの先端部より垂下させ、更に、ジブ支持用ロープ27の繰り出し端にフック34を係止する。
【0035】
この補巻機能を付加した標準仕様のクローラ式クレーンでは、ウインチ6のジブ用ドラムにジブ支持用ロープ27を巻き取ると、アウタブーム8cの先端部に向ってフック34が上昇し、ウインチ6のジブ用ドラムからジブ支持用ロープ27を繰り出すと、アウタブーム8cの先端部に対してフック34が下降する。
【0036】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、図7に示す補巻機能を付加した標準仕様のクローラ式クレーンでは、補巻用ロープとしてのジブ支持用ロープ27と主巻用ロープ28との干渉を防止するために、ブーム8の起伏角度が揚重作業領域に設定されている状態において、主巻用ポイントシーブ11の前方側に補巻用ポイントシーブ31が位置するようになっており、ブーム8の起伏角度が揚重作業領域よりも小さくなった場合には、図7に二点鎖線で示すように、補巻用ポイントシーブ31が主巻用ポイントシーブ11の下方側に位置することになる。
【0037】
従って、クローラ式クレーンの撤収等にあたり、ブーム8と地表Gとの間に架台等を介在させることなく、ブーム8の起伏角度を更に小さくすると、補巻用ポイントシーブ31が地表Gに当接し、該補巻用ポイントシーブ31を支持しているメンバ33にブーム8の重量が作用してメンバ33に損傷が生じることがある。
【0038】
本発明は上述した実情に鑑みてなしたもので、地表との干渉に起因する部材の損傷を防止することが可能な補助ジブを提供することを目的としている。
【0039】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために本発明の補助ジブにおいては、主巻用ポイントシーブ11を有するブーム8の先端近傍部分側面に設けたリアメンバ受け部材46と、基端部がリアメンバ受け部材46と同軸に位置するようにブーム8に枢支されたリンク45と、基端部がブーム8に対する主巻用ポイントシーブ11の枢支点43よりも上側に位置するようにブーム8に枢支されたフロントメンバ47と、基端部がフロントメンバ47の先端部に枢支され且つ先端部がリンク45の先端部に枢支されたリアメンバ51と、前記のフロントメンバ47の先端部に枢支された補巻用ポイントシーブ49とを備え、リアメンバ51の先端部よりもやや基端部寄りの部分に、リアメンバ受け部材46を中心にリンク45が回動した際にブーム8の前方下側からリアメンバ受け部材46の外周面に面接触可能な凹状嵌合部51aを形成し、補巻用ポイントシーブ49のフロントメンバ47に対する枢支点50からフロントメンバ47の基端部のブーム8に対する枢支点48までの距離L1 、主巻用ポイントシーブ11のブーム8に対する枢支点43からフロントメンバ47の基端部のブーム8に対する枢支点48までの距離L2、及びリアメンバ51の凹状嵌合部51aがリアメンバ受け部材46の外周面に面接触している状態での主巻用ポイントシーブ11のブーム8に対する枢支点43から補巻用ポイントシーブ49のフロントメンバ47に対する枢支点50までの距離L3よりも長くなるように形成して、補巻用ポイントシーブ49のシェル52が地表Gに当接した際に、リンク45の回動量に応じた分だけ主巻用ポイントシーブ11の枢支点43から補巻用ポイントシーブ49の枢支点50までの距離L 4 が延び且つフロントメンバ47が回動して補巻用ポイントシーブ49が上方へ移動し得る構成としている。
【0040】
本発明の補助ジブでは、ブーム8の起伏角度が揚重作業領域に設定されている状態においては、リアメンバ51の凹状嵌合部51aがブーム8の先端近傍部分側面のリアメンバ受け部材46にブーム8の前方下側から面接触し、これにより、フロントメンバ47の先端部に枢支されている補巻用ポイントシーブ49が主巻用ポイントシーブ11よりもブーム8の前方側に位置する。
【0041】
一方、ブーム8の起伏角度が揚重作業領域よりも小さくなることにより補巻用ポイントシーブ49が地表に当接した後、更に、ブーム8の起伏角度が小さくなると、フロントメンバ47が枢支点48を中心としてフロントメンバ47が該フロントメンバ47にブーム8の荷重が作用しない方向に回動し、これにより、リアメンバ51の凹状嵌合部51aがリアメンバ受け部材46の外周面から離反するとともにリンク45が回動する。
【0042】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面を参照しつつ説明する。
【0043】
図1から図4は本発明の補助ジブの実施の形態の一例を適用したクレーンブームを示すもので、図中、図5から図7と同一の符号を付した部分は同一物を表している。
【0044】
35はブラケットであり、該ブラケット35は、インナブーム(図示せず)及びインサートブーム8bとともにブーム8を構成する鋼管トラス構造のアウタブーム8cの先端部近傍の背面に固着されている。
【0045】
このブラケット35には、主巻用ガイドシーブ10がブーム8の幅方向に略水平に延びるピン36によって枢支されている。
【0046】
37はメンバであり、該メンバ37は、ブーム8の起伏角度が小さい状態において上方側へ突出するように前記ブラケット35に固着されている。
【0047】
このメンバ37には、補巻用ガイドシーブ30が前記のピン36と平行なピン38によって枢支されている。
【0048】
また、メンバ37には、主巻用ガイドシーブ10及び補巻用ガイドシーブ30のシェル39,40が、メンバ37に対して固定され、補巻用ガイドシーブ30のシェル40とアウタブーム8cの所要箇所とは、コンプレッションメンバ41を介して連結されている。
【0049】
42はブラケットであり、該ブラケット42は、アウタブーム8cの先端部に固着されている。
【0050】
このブラケット42には、主巻用ポイントシーブ11が前記のピン36と平行なピン43によって枢支されている。
【0051】
44は保護板であり、該保護板44は、ブーム8を略直立させた際にアウタブーム8cに主巻用のフックブロック29(図5から図7参照)が接触しないように、アウタブーム8cの腹面側に取り付けられている。
【0052】
45は略卵形状に形成されたリンクであり、該リンク45の基端部(大半径端部)は、先に述べた主巻用ポイントシーブ11を支持しているピン43にブラケット42の外側に位置するように枢支されている。
【0053】
46は短円筒状に形成されたリアメンバ受け部材であり、該リアメンバ受け部材46は、前記のピン43の端部に同軸に外嵌されている。
【0054】
このフロントメンバ受け部材46は、ピン43に対してリンク45とともに一体的に回動する構成、または、ピン43に対してリンク45とは別箇に回動する構成としてもよいし、あるいは、リンク45の回動を阻害しないようにピン43に固着した構成としてもよい。
【0055】
47はフロントメンバであり、該フロントメンバ47の基端部は、ブーム8の起伏角度が小さい状態であっても、ブーム8が直立状態に近い状態であっても、ブーム8の側方から見て主巻用ポイントシーブ11を枢支するピン43の上方側に位置するように、該ピン43と平行なピン48によってアウタブーム8cの先端部分に枢支されている。
【0056】
従って、ブーム8の起伏角度が小さい状態であっても、ブーム8が直立状態に近い状態であっても、フロントメンバ47には、その重量(正確には後述の補巻用ポイントシーブ49及びピン50の重量の含まれる)によって先端部がアウタブーム8cに近接する方向(図1から図4においては時計回りの方向)へフロントメンバ47を回動させようとする力Fが常時作用することになる。
【0057】
49は補巻用ポイントシーブであり、該補巻用ポイントシーブ49は、前記のピン43と平行なピン50によってフロントメンバ47の先端部に枢支されている。
【0058】
この補巻用ポイントシーブ49を枢支するピン50の中心からフロントメンバ47の基端部を枢支するピン48の中心までの距離Lは、主巻用ポイントシーブ11を枢支するピン43の中心から上記のピン48の中心までの距離Lよりも長くなっている。
【0059】
51はリアメンバであり、該リアメンバ51の先端部よりもやや基端部寄りの部分には、前記のリアメンバ受け部材46の外周面に前方下側から面接触可能な凹湾曲面状の凹状嵌合部51aが形成されている。
【0060】
このリアメンバ51の基端部は、先に述べた補巻用ポイントシーブ49を支持しているピン50にフロントメンバ47の先端部と補巻用ポイントシーブ49のシェル52との間に位置するように枢支されている。
【0061】
リアメンバ51の先端部は、フロントメンバ47の先端部が主巻用ポイントシーブ11を枢支しているピン43よりもブーム8の前方側に位置し且つリンク45の回動に伴って凹状嵌合部51aがリアメンバ受け部材46の外周面に前方下側から当接し得るように前記のピン43と平行なピン53によってリンク45の先端部(小半径端部)に枢支されている。
【0062】
従って、リアメンバ51には、先に述べたフロントメンバ47をその先端部がピン43に近接するように回動させようとする力Fに起因して、リアメンバ51をピン43に向って付勢する力Fが作用することになり、リンク45が図1から図4において時計回りに回動する方向へ付勢されて、リアメンバ51の凹状嵌合部51aがリアメンバ受け部材46の外周面に前方下側から面接触した状態になる。
【0063】
上記のリアメンバ51の凹状嵌合部51aがリアメンバ受け部材46の外周面に面接触している状態(図1及び図3参照)における主巻用ポイントシーブ11を支持するピン43の中心から補巻用ポイントシーブ49を枢支するピン50の中心までの距離Lは、前記のピン50の中心からピン48の中心までの距離Lよりも短くなっている。
【0064】
一方、フロントメンバ47に前記の力Fに抗する逆方向の力Fが作用したとすると、リアメンバ51にも前記の力Fとは逆方向にリアメンバ51をピン43に対して離反させる方向へ付勢する力Fが作用し、リンク45が図1から図4において反時計回りに回動する方向へ付勢されて、リアメンバ51の凹状嵌合部51aがリアメンバ受け部材46の外周面から離反することになる。
【0065】
上記のリアメンバ51の凹状嵌合部51aがリアメンバ受け部材46の外周面から離反した状態(図2及び図4参照)における主巻用ポイントシーブ11を支持するピン43の中心から補巻用ポイントシーブ49を枢支するピン50の中心までの距離Lは、先に述べた距離Lよりも、予め設定されたピン43を中心とするピン53の回動半径R及びリンク45の回動量に応じた分だけ延びることになる。
【0066】
54はストッパであり、該ストッパ54は、フロントメンバ47に先に述べた力Fが作用して、補巻用ポイントシーブ49が主巻用ポイントシーブ11から所定の距離だけ離反した際に、リアメンバ51の先端部に下方から面接触し得るように前記のリンク45の所定箇所に固着されている。
【0067】
また、前記の補巻用ポイントシーブ49のシェル52の底板所定箇所には、補巻用ポイントシーブ49に補巻用ロープとして巻き掛けるジブ支持用ロープ27(図7参照)を挿通させるための開口部52aが設けられており、このシェル52は、リアメンバ51に対して固定されている。
【0068】
以下、図1から図4に示す補助ジブの作動を説明する。
【0069】
補巻用ポイントシーブ49のシェル52が地表G等の障害物に当接することにより、フロントメンバ47にその先端部がアウタブーム8cに離反する方向へフロントメンバ47を回動させようとする力Fが作用していないときには、ブーム8の起伏角度が小さい状態であっても、ブーム8が直立状態に近い状態であっても、フロントメンバ47には、フロントメンバ47、補巻用ポイントシーブ49等の重量によって先端部がアウタブーム8cに近接する方向(図1から図4においては時計回りの方向)へフロントメンバ47を回動させようとする力Fが常時作用している。
【0070】
また、リアメンバ51には、フロントメンバ47を回動させようとする力Fに起因して、リアメンバ51をピン43に向って付勢する力Fが作用し、リンク45が図1から図4において時計回りに回動する方向へ付勢されて、リアメンバ51の凹状嵌合部51aがリアメンバ受け部材46の外周面に前方下側から面接触した状態になる(図1及び図3参照)。
【0071】
このとき、補巻用ポイントシーブ49を枢支するピン50の中心からフロントメンバ47の基端部を枢支するピン48の中心までの距離Lが、主巻用ポイントシーブ11を枢支するピン43の中心から上記のピン48までの中心の距離Lよりも長く、また、主巻用ポイントシーブ11を支持するピン43の中心から補巻用ポイントシーブ49を枢支するピン50の中心までの距離Lが、前記のピン50の中心からピン48の中心までの距離Lよりも短くなっているので、ブーム8の側方から見て補巻用ポイントシーブ49は、主巻用ポイントシーブ11よりもブーム8の腹側へ突出した状態に位置することになる。
【0072】
従って、ブーム8の起伏角度が揚重作業領域に設定されている状態においては、補巻用ポイントシーブ49が主巻用ポイントシーブ11よりもブーム8の前方側に位置し、補巻用ロープとしてのジブ支持用ロープ27(図7参照)と主巻用ロープ28(図7参照)とが相互に干渉せず、主巻作業及び補巻作業の双方を行うことができる。
【0073】
また、補巻作業を行う際に補巻用ロープとしてのジブ支持用ロープ27(図7参照)を介してフロントメンバ47に作用する力Fと同方向の力は、リアメンバ51、リアメンバ受け部材46を介してブーム8を構成するアウタブーム8cに伝達される(リアメンバ51に圧縮力が作用する)ことになる。
【0074】
一方、ブーム8の起伏角度が揚重作業領域よりも小さくなると、補巻用ポイントシーブ49が主巻用ポイントシーブ11の下方側に位置する。
【0075】
この状態で補巻用ポイントシーブ49が地表に当接した後、更に、ブーム8の起伏角度が小さくなると、補巻用ポイントシーブ49のシェル52が地表Gに当接して、フロントメンバ47にその先端部がアウタブーム8cに離反する方向へフロントメンバ47を回動させようとする力Fが作用する。
【0076】
フロントメンバ47に前記の力Fに抗する逆方向の力Fが作用すると、リアメンバ51にも前記の力Fに抗する逆方向の力Fが作用し、リアメンバ51の凹状嵌合部51aがリアメンバ受け部材46の外周面が離反するとともに、リンク45が図1から図4において反時計回りに回動する方向へ付勢される(図2及び図4参照)。
【0077】
このとき、主巻用ポイントシーブ11を支持するピン43の中心から補巻用ポイントシーブ49を枢支するピン50の中心までの距離Lは、先に述べた距離Lよりも、予め設定されたピン43を中心とするピン53の回動半径R及びリンク45の回動量に応じた分だけ延びるので、ブーム8の側方から見ると補巻用ポイントシーブ49は、力Fに起因するフロントメンバ47の回動に伴って上方へ移動する。
【0078】
従って、ブーム8の起伏角度が小さくなって補巻用ポイントシーブ49のシェル52が地表Gに当接した場合には、先端部が上方へ変位するようにフロントメンバ47が回動するので、リンク45、フロントメンバ47、リアメンバ51にブーム8の重量に起因する損傷が生じない。
【0079】
また、フロントメンバ47に先に述べた力Fが作用して、フロントメンバ47が回動して補巻用ポイントシーブ49が主巻用ポイントシーブ11から所定の距離だけ離反すると、リンク45の所定箇所に固着されているストッパ54がリアメンバ51の先端部に下方から面接触し、ピン53を中心としたリンク45とリアメンバ51との相対的な変位が抑止され、これにより、ピン43を中心としたリンク45の過回転が防止される。
【0080】
なお、本発明の補助ジブは上述した実施例のみに限定されるものではなく、主巻用ポイントシーブのブームに対する枢支点とリンクの基端部のブームに対する枢支点とが同軸に位置しない構成とすること、補巻用ポイントシーブのフロントメンバに対する枢支点とリアメンバのフロントメンバに対する枢支点とを同軸に位置しない構成とすること、その他、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々変更を加え得ることは勿論である。
【0081】
【発明の効果】
以上述べたように、本発明の補助ジブにおいては、下記のような種々の優れた効果を奏し得る。
【0082】
(1)ブーム8の起伏角度が揚重作業領域に設定されている状態においては、リアメンバ51の凹状嵌合部51aがブーム8の先端近傍部分側面のリアメンバ受け部材46にブーム8の前方下側から面接触し、これにより、フロントメンバ47の先端部に枢支されている補巻用ポイントシーブ49が主巻用ポイントシーブ11よりもブーム8の前方側に位置するので、主巻用ポイントシーブ11から垂下させるべき主巻用ロープと補巻用ポイントシーブ49から垂下させるべき補巻用ロープとが相互に干渉せず、主巻作業及び補巻作業の双方を行うことができる。
【0083】
(2)ブーム8の起伏角度が揚重作業領域よりも小さくなることにより補巻用ポイントシーブ49が地表に当接した後、更に、ブーム8の起伏角度が小さくなると、フロントメンバ47が枢支点48を中心としてフロントメンバ47が該フロントメンバ47にブーム8の荷重が作用しない方向に回動し、これにより、リアメンバ51の凹状嵌合部51aがリアメンバ受け部材46の外周面から離反するとともにリンク45が回動するので、リンク45、フロントメンバ47、リアメンバ51にブーム8の重量に起因する損傷が生じない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の補助ジブの実施の形態の一例を装着したブームにおいて補巻用ポイントシーブが地表に当接していない状態を示す右側面図である。
【図2】本発明の補助ジブの実施の形態の一例を装着したブームにおいて補巻用ポイントシーブが地表に当接した後、更にブームの起伏角度が小さくなった状態を示す右側面図である。
【図3】図1に示すフロントメンバ、リアメンバ、主巻用ポイントシーブ、補巻用ポイントシーブの枢支点とフロントメンバ、リアメンバ、リアメンバ受け部材の相対位置を示す詳細図である。
【図4】図2に示すフロントメンバ、リアメンバ、主巻用ポイントシーブ、補巻用ポイントシーブの枢支点とフロントメンバ、リアメンバ、リアメンバ受け部材の相対位置を示す詳細図である。
【図5】クローラ式クレーンの一例をタワークレーン仕様に組み立てた状態を示す右側面図である。
【図6】クローラ式クレーンの一例を標準仕様に組み立てた状態を示す右側面図である。
【図7】標準仕様に組み立てたクローラ式クレーンの一例にタワークレーン仕様におけるジブ起伏機構の一部を利用した補巻機能を付加させた状態を示す右側面図である。
【符号の説明】
8 ブーム
11 主巻用ポイントシーブ
43 ピン(枢支点)
45 リンク
46 リアメンバ受け部材
47 フロントメンバ
48 ピン(枢支点)
49 補巻用ポイントシーブ
50 ピン(枢支点)
51 リアメンバ
51a 凹状嵌合部
52 シェル
地表
1 距離
2 距離
3 距離
4 距離

Claims (1)

  1. 主巻用ポイントシーブ(11)を有するブーム(8)の先端近傍部分側面に設けたリアメンバ受け部材(46)と、基端部がリアメンバ受け部材(46)と同軸に位置するようにブーム(8)に枢支されたリンク(45)と、基端部がブーム(8)に対する主巻用ポイントシーブ(11)の枢支点(43)よりも上側に位置するようにブーム(8)に枢支されたフロントメンバ(47)と、基端部がフロントメンバ(47)の先端部に枢支され且つ先端部がリンク(45)の先端部に枢支されたリアメンバ(51)と、前記のフロントメンバ(47)の先端部に枢支された補巻用ポイントシーブ(49)とを備え、リアメンバ(51)の先端部よりもやや基端部寄りの部分に、リアメンバ受け部材(46)を中心にリンク(45)が回動した際にブーム(8)の前方下側からリアメンバ受け部材(46)の外周面に面接触可能な凹状嵌合部(51a)を形成し、補巻用ポイントシーブ(49)のフロントメンバ(47)に対する枢支点(50)からフロントメンバ(47)の基端部のブーム(8)に対する枢支点(48)までの距離(L1、主巻用ポイントシーブ(11)のブーム(8)に対する枢支点(43)からフロントメンバ(47)の基端部のブーム(8)に対する枢支点(48)までの距離(L2)、及びリアメンバ(51)の凹状嵌合部(51a)がリアメンバ受け部材(46)の外周面に面接触している状態での主巻用ポイントシーブ(11)のブーム(8)に対する枢支点(43)から補巻用ポイントシーブ(49)のフロントメンバ(47)に対する枢支点(50)までの距離(L3)よりも長くなるように形成して、補巻用ポイントシーブ(49)のシェル(52)が地表(G)に当接した際に、リンク(45)の回動量に応じた分だけ主巻用ポイントシーブ(11)の枢支点(43)から補巻用ポイントシーブ(49)の枢支点(50)までの距離(L 4 )が延び且つフロントメンバ(47)が回動して補巻用ポイントシーブ(49)が上方へ移動し得るようにしたことを特徴とする補助ジブ。
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