JP2506945B2 - 給湯器の逆流安全装置 - Google Patents
給湯器の逆流安全装置Info
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F23—COMBUSTION APPARATUS; COMBUSTION PROCESSES
- F23N—REGULATING OR CONTROLLING COMBUSTION
- F23N5/00—Systems for controlling combustion
- F23N5/24—Preventing development of abnormal or undesired conditions, i.e. safety arrangements
- F23N5/242—Preventing development of abnormal or undesired conditions, i.e. safety arrangements using electronic means
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- F23N1/08—Regulating fuel supply conjointly with another medium, e.g. boiler water
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- Instantaneous Water Boilers, Portable Hot-Water Supply Apparatuses, And Control Of Portable Hot-Water Supply Apparatuses (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、ガス燃焼により給湯をおこなうガス湯沸器
等の給湯器において、配管の誤接続等による湯沸器内部
の水の逆流に対し、すみやかに加熱を停止させるしくみ
をもつ給湯器に関するものである。
等の給湯器において、配管の誤接続等による湯沸器内部
の水の逆流に対し、すみやかに加熱を停止させるしくみ
をもつ給湯器に関するものである。
従来の技術 近年、ガス湯沸器等の給湯器において機具の湯や水の
接続口の位置がメーカや機具により多少異なるために、
設置工事時の誤配管や、配管システム上の異常や、機具
の異常などで、ガス湯沸器内部の水流の方向が逆に流れ
た場合に逆流を検知する機能がない。そのために、沸騰
水や熱湯の影響により機具が損傷を受けたり人体にやけ
ど等の危険をあたえる危険があった。
接続口の位置がメーカや機具により多少異なるために、
設置工事時の誤配管や、配管システム上の異常や、機具
の異常などで、ガス湯沸器内部の水流の方向が逆に流れ
た場合に逆流を検知する機能がない。そのために、沸騰
水や熱湯の影響により機具が損傷を受けたり人体にやけ
ど等の危険をあたえる危険があった。
以下第２図に、ガス湯沸器の従来の構成を示し説明を
おこなう。第２図において、１は流路1aを流れる水の量
を検知する水量センサ、２は流れる水に燃焼ガスの熱を
水につたえ加熱する熱交換器、３は熱交換器２で加熱さ
れた湯の温度を検出するため流路1aに設けた湯温セン
サ、４は前記熱交換器２を加熱する燃焼ガスを発生させ
るためガスを燃焼させるガス燃焼器、５は流量センサ１
と湯温センサ３の信号よりガス燃焼器４のガス燃焼量を
制御する制御器である。
おこなう。第２図において、１は流路1aを流れる水の量
を検知する水量センサ、２は流れる水に燃焼ガスの熱を
水につたえ加熱する熱交換器、３は熱交換器２で加熱さ
れた湯の温度を検出するため流路1aに設けた湯温セン
サ、４は前記熱交換器２を加熱する燃焼ガスを発生させ
るためガスを燃焼させるガス燃焼器、５は流量センサ１
と湯温センサ３の信号よりガス燃焼器４のガス燃焼量を
制御する制御器である。
以上のような構成において、通常の正常使用時は図中
の矢印方向に水は流れる。水の流れは水量センサ１にて
検出され制御器５はガス燃焼器４にガス燃焼をさせて熱
交換器２によって水を加熱し湯温センサ３が必要な温度
となるようにガス燃焼量を制御するものである。
の矢印方向に水は流れる。水の流れは水量センサ１にて
検出され制御器５はガス燃焼器４にガス燃焼をさせて熱
交換器２によって水を加熱し湯温センサ３が必要な温度
となるようにガス燃焼量を制御するものである。
発明が解決しようとする課題 上記、従来の構成においては、図中矢印で示す通常の
正常時と逆方向に水が流れた場合にも流量センサ１は水
の流れを検出し、この信号で制御器５はガス燃焼器４に
ガス燃焼をさせる。しかし、湯温センサ３は熱交換器２
で加熱前の水の温度を検出しているためにガスを燃焼さ
せても温度は変化しないため、制御器５はガス量を増加
させつづけるため、熱交換器２より流量センサ１側への
流路1aには高温の湯が流れることになり流量によっては
沸騰水ともなり、給湯栓より供給された場合はやけど等
の人体への影響や通常流れない高温水により温度に弱い
材料の部品が破損する等の安全面への課題を有してい
る。
正常時と逆方向に水が流れた場合にも流量センサ１は水
の流れを検出し、この信号で制御器５はガス燃焼器４に
ガス燃焼をさせる。しかし、湯温センサ３は熱交換器２
で加熱前の水の温度を検出しているためにガスを燃焼さ
せても温度は変化しないため、制御器５はガス量を増加
させつづけるため、熱交換器２より流量センサ１側への
流路1aには高温の湯が流れることになり流量によっては
沸騰水ともなり、給湯栓より供給された場合はやけど等
の人体への影響や通常流れない高温水により温度に弱い
材料の部品が破損する等の安全面への課題を有してい
る。
本発明は上記のような課題を解消するものであり、逆
流を検出してガス燃焼を停止するガス湯沸器等の逆流安
全装置である。
流を検出してガス燃焼を停止するガス湯沸器等の逆流安
全装置である。
課題を解決するための手段 上記の課題を解決するために本発明では、熱交換器手
前の流量センサ側の流路にも水温検知のための温度セン
サを取付け、熱交換器の加熱時の熱交換器の前後の温度
を測定し、熱交換器手前の流路水が高温になったとき加
熱を制御器が停止させる構成をとるものである。
前の流量センサ側の流路にも水温検知のための温度セン
サを取付け、熱交換器の加熱時の熱交換器の前後の温度
を測定し、熱交換器手前の流路水が高温になったとき加
熱を制御器が停止させる構成をとるものである。
作用 本発明は上記のような構成によれば、通常は流通セン
サより水温センサ、熱交換器、湯温センサと水が流れる
ためガス燃焼時にはたえず水温センサの検出温度の方が
湯温センサの検出温度よりも低いものである。ところが
逆流時には、水は湯温センサより熱交換器、水温セン
サ、流量センサと流れるため湯が水温センサ、流量セン
サ方向に入るため、水温センサの検出温度の方が湯温セ
ンサよりも高くなる。このような状態のときに制御器が
熱交換器の加熱をすみやかに停止することで、安全を確
保するものである。
サより水温センサ、熱交換器、湯温センサと水が流れる
ためガス燃焼時にはたえず水温センサの検出温度の方が
湯温センサの検出温度よりも低いものである。ところが
逆流時には、水は湯温センサより熱交換器、水温セン
サ、流量センサと流れるため湯が水温センサ、流量セン
サ方向に入るため、水温センサの検出温度の方が湯温セ
ンサよりも高くなる。このような状態のときに制御器が
熱交換器の加熱をすみやかに停止することで、安全を確
保するものである。
実 施 例 以下、本発明の一実施例について第１図において説明
をおこなう。第１図で、１は流水路８に設けた流量セン
サ、２は流水路８に接続した熱交換器、３は熱交換器２
の出口に接続している給湯路９に設けた湯温センサ、４
は熱交換器２を加熱する加熱器であるガス燃焼器、６は
流水路８に設けた水温センサ、７は水量センサ１と水温
センサ６と湯温センサ３の検出信号よりガス燃焼器４に
供給するガス燃焼量をコントロールし熱交換器２へ与え
る熱量を変化させて湯温を制御する制御器で、水温セン
サ６が湯温を検出した信号を送ってきた時にはガス燃焼
器４の燃焼を停止させるものである。
をおこなう。第１図で、１は流水路８に設けた流量セン
サ、２は流水路８に接続した熱交換器、３は熱交換器２
の出口に接続している給湯路９に設けた湯温センサ、４
は熱交換器２を加熱する加熱器であるガス燃焼器、６は
流水路８に設けた水温センサ、７は水量センサ１と水温
センサ６と湯温センサ３の検出信号よりガス燃焼器４に
供給するガス燃焼量をコントロールし熱交換器２へ与え
る熱量を変化させて湯温を制御する制御器で、水温セン
サ６が湯温を検出した信号を送ってきた時にはガス燃焼
器４の燃焼を停止させるものである。
上記実施例において、通常、水は図中の矢印の方向に
流れ、流量センサ１で水流を検知するとともに水温セン
サ６から水温信号が、それぞれ入り、必要湯温に湯温セ
ンサ３の温度がなるように制御器５はガス燃焼器４を燃
焼させ、燃焼量を制御する。このとき、水温センサ６は
たえず加熱前の水の温度を検知するため、ガス燃焼中は
必ず湯温センサの検知する湯温よりも低い温度を検出し
ていることとなる。ところが、熱交換器２内を水が逆方
向に流れるときには、図中の矢印と逆方向となるため、
ガス燃焼をおこなうと必ず水温センサ６の検出温度は湯
温センサ３の検出温度よりも高くなる。このとき制御器
５はガス燃焼器４の燃焼を停止させることでガス湯沸器
の逆流安全装置としての働きをなすものである。
流れ、流量センサ１で水流を検知するとともに水温セン
サ６から水温信号が、それぞれ入り、必要湯温に湯温セ
ンサ３の温度がなるように制御器５はガス燃焼器４を燃
焼させ、燃焼量を制御する。このとき、水温センサ６は
たえず加熱前の水の温度を検知するため、ガス燃焼中は
必ず湯温センサの検知する湯温よりも低い温度を検出し
ていることとなる。ところが、熱交換器２内を水が逆方
向に流れるときには、図中の矢印と逆方向となるため、
ガス燃焼をおこなうと必ず水温センサ６の検出温度は湯
温センサ３の検出温度よりも高くなる。このとき制御器
５はガス燃焼器４の燃焼を停止させることでガス湯沸器
の逆流安全装置としての働きをなすものである。
発明の効果 以上のように本発明によれば、従来の構成における不
安全時の動作を停止することができ、使用者のやけどや
機具の破損等を防ぐことができ、機具やシステムとして
の安全性の向上に役立つものである。
安全時の動作を停止することができ、使用者のやけどや
機具の破損等を防ぐことができ、機具やシステムとして
の安全性の向上に役立つものである。
第１図は本発明を採用したガス湯沸器の一実施例を示す
構成図、第２図は従来のガス湯沸器の構成図を示す。 １……水量センサ、２……熱交換器、３……湯温セン
サ、４……ガス燃焼器（加熱器）、６……水温センサ、
７……制御器。
構成図、第２図は従来のガス湯沸器の構成図を示す。 １……水量センサ、２……熱交換器、３……湯温セン
サ、４……ガス燃焼器（加熱器）、６……水温センサ、
７……制御器。
Claims (1)
- 【請求項１】流れ方向の検出できない流量水検出用の流
量センサと、この流量センサを通った水を加熱する熱交
換器と、この熱交換器の手前の水温を検出する水温セン
サと、前記熱交換器で加熱後の湯温を検出する湯温セン
サと、前記熱交換器の熱源と、前記流量センサと水温セ
ンサと湯温センサの信号により前記熱源の発熱量を制御
するとともに水温センサの検知温度が湯温センサの検知
温度よりも高く、かつ加熱器が加熱しているときに、前
記加熱器の加熱動作を停止させる機能を有する制御器か
らなる給湯器の逆流安全装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63147417A JP2506945B2 (ja) | 1988-06-15 | 1988-06-15 | 給湯器の逆流安全装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63147417A JP2506945B2 (ja) | 1988-06-15 | 1988-06-15 | 給湯器の逆流安全装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01314810A JPH01314810A (ja) | 1989-12-20 |
| JP2506945B2 true JP2506945B2 (ja) | 1996-06-12 |
Family
ID=15429837
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP63147417A Expired - Fee Related JP2506945B2 (ja) | 1988-06-15 | 1988-06-15 | 給湯器の逆流安全装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2506945B2 (ja) |
Families Citing this family (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0423957U (ja) * | 1990-06-22 | 1992-02-26 | ||
| JPH04263740A (ja) * | 1991-01-10 | 1992-09-18 | Mitsubishi Electric Corp | 暖房器 |
| JPH0534003A (ja) * | 1991-07-30 | 1993-02-09 | Yamatake Honeywell Co Ltd | 給湯機 |
| KR100448522B1 (ko) * | 2001-11-19 | 2004-09-13 | 주식회사 경동보일러 | 온수기의 구동 제어장치 |
| DE102011016198A1 (de) * | 2010-12-27 | 2012-06-28 | Robert Bosch Gmbh | Durchlaufhitzer |
-
1988
- 1988-06-15 JP JP63147417A patent/JP2506945B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH01314810A (ja) | 1989-12-20 |
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Legal Events
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|---|---|---|---|
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