JP2506603Y2 - 端子構造 - Google Patents

端子構造

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JP2506603Y2
JP2506603Y2 JP1990059263U JP5926390U JP2506603Y2 JP 2506603 Y2 JP2506603 Y2 JP 2506603Y2 JP 1990059263 U JP1990059263 U JP 1990059263U JP 5926390 U JP5926390 U JP 5926390U JP 2506603 Y2 JP2506603 Y2 JP 2506603Y2
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正之 笹野
健一 後藤
卓爾 津田
伸也 浜崎
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Description

【考案の詳細な説明】 〈考案の分野〉 この考案はトリガスイッチなどに使用される端子構造
に関する。
〈従来技術と課題〉 従来、この種の端子構造として、導電性基板をほぼU
字状に折曲して形成された端子金具の対向片に透孔を形
成するとともに、端子板の両側縁に突設された突起を上
記透孔に係合させて、ねじ孔が形成された上記端子板を
上記端子金具の対向片間に架設し、上記ねじ孔にねじ込
まれたねじ体の先端部で上記端子金具に挿入されたリー
ド線のリード体を挟持するように構成した端子装置が知
られている(たとえば、実開昭48-7787号公報参照)。
上記端子装置は、リード線のリード体に接続される端
子金具と、ねじ体がねじ込まれて上記端子金具の対向片
間に架設される端子板とで構成され、上記端子板がその
両側縁に突設された突起を上記端子金具の透孔に係合さ
せて電気接続されているから、上記突起の係合部におけ
る電気的な接触抵抗が増大して、上記端子金具と端子板
との間の接触信頼性が低下する。
また、上記端子装置の組立に際し、上記端子金具の対
向片を互いに離反する方向へ拡開させて、上記端子板の
両側縁に突設された突起を上記端子金具の透孔に係合さ
せなければならないから、組立作業が面倒で作業性に劣
るという課題がある。
このことは、実開昭50-13177号公報に開示された電線
接続端子装置についてもほぼ同様の課題がある。
これに対し、従来、第2図で示すように、平板1とU
字状部2との連結部6に係合孔3を形成し、この係合孔
3に対向する上記U字状部2の他側片に係合孔4を形成
し、ほぼT字状架片5を上記係合孔3に挿通し、その先
端部5aを上記係合孔4に係止して上記U字状部2の各対
向片2a,2bの間に架設し、この架片5に形成されたねじ
孔にねじ込まれたねじ体8の先端部と上記U字状部2と
の間でリード線のリード体(図示せず)を挟持するとと
もに、上記平板1のねじ孔にねじ体9をねじ込んで電気
絶縁性基台(図示せず)に固定するように構成した端子
構造が知られている(たとえば、実公昭39-15020号公報
参照)。
上記構成によれば、上記平板1のねじ体9でもって他
のリード線のリード体を接続すれば、上記平板1を接続
端子として活用することができる。
しかしながら、上記接続端子1とU字状部2との連結
部6は、一方の対向片2aの上端部に形成されるとともに
係合孔3が形成されているために、幅狭となって電気抵
抗値が高く、また、上記T字状架片5の突起5bは上記連
結部6に回動可能に係止されて、この係止部における電
気的な接触抵抗が高いために、大電流通電に際し、上記
U字状部2および連結部6を通って接続端子1に至る電
流路と、上記ねじ体8およびT字状架片5を通って接続
端子1に至る電流路のいずれにおいても高い電気抵抗値
を有し、この端子構造は加熱のおそれがある。
また、上記T字状架片5の突起5bは上記連結部6に回
動可能に係止され、その係止部における機械的強度が弱
いために、上記架片5にねじ込まれたねじ体8の先端部
と上記U字状部2との間でリード線のリード体を挟持し
た際、その反力で上記係止部が経時的に変形して、上記
リード体の接触信頼性を低下させるおそれがある。
さらに、上記連結部6は上記T字状架片5の表面にほ
ぼ平行な平面内で上記U字状部2における対向片2aの上
端部からほぼL字状の折曲して形成されているために、
上記架片5にねじ体8をねじ込む際、そのねじ込み力が
上記接続端子1の板厚方向となって、その機械的強度が
弱く、上記連結部6が損傷や破損して、短寿命であるな
どの課題がある。
〈考案の目的〉 この考案は上記課題を解消するためになされたもの
で、高い接触信頼性を保持して大電流通電が可能で、か
つ機械的強度を高めて損傷や破損のおそれのない、長寿
命な端子構造を提供することを目的とする。
〈考案の構成と効果〉 この考案による端子構造は、ほぼU字状に折曲形成さ
れたU字状部と、このU字状部の各対向片に形成された
透孔と、これら各透孔に両端部が嵌着されて上記各対向
片間に架設された架片と、この架片に形成されたねじ孔
にねじ込まれたねじ体と、上記U字状部における各対向
片のいずれか一方の側端部に一体に突設されかつその対
向片の板面とほぼ同一の平面内で延びるリード片と、こ
のリード片の先端部をほぼL字状に折曲形成して上記U
字状部に対向配設された接続端子とを備えたことを特徴
とする。
上記構成において、上記架片のねじ孔にねじ込まれた
ねじ体の先端部とU字状部との間でリード線のリード体
を挟持し、このリード体が上記リード片を介して上記接
続端子に電気的に接続され、通電に際し、上記リード体
からの電流は、上記U字状部における一方の対向片およ
びその板面に沿って延びるリード片を介して上記接続端
子に至る電流路を通るために、この電流路の電気抵抗値
を低く形成して、加熱のおそれのない大電流通電が可能
である。
すなわち、上記リード片は対向片の側端部に突設され
て、その対向片の板面とほぼ同一の平面内で延びて形成
されているから、上記架片に影響されることなく、上記
リード線のリード体からの電流は、上記対向片およびリ
ード片を介して接続端子に通電され、その通電路を幅広
く形成することができ、低い電気抵抗値でもって、加熱
のおそれなく大電流通電が可能である。しかも、上記リ
ード片の幅を広くすれば、上記U字状部を大形化するこ
となく、上記対向片の側端部との接続幅が拡大されて、
この接続部の電気抵抗値を一層低減させることができ
る。
また、上記架片の両端部がU字状部に形成された透孔
に嵌着されて堅固に架設され、機械的強度が強いため
に、上記架片にねじ込まれたねじ体の先端部と上記U字
状部との間でリード線のリード体を挟持した際、その反
力で上記架片の嵌着部が経時的に変形することなく、上
記リード体の押圧力を長期にわたり保持して、接触信頼
性を高めることができる。
さらに、上記リード片および接続端子の各板面は、U
字状部における各対向片の板面方向へ延びて上記架片の
板面に直交し、かつ、上記U字状部,リード片および接
続端子が平面的にほぼコ字状に一体形成されているため
に、上記架片にねじ体をねじ込む際、そのねじ込み力が
上記U字状部,リード片および接続端子の各板面に沿っ
た方向となってリブないしハリ構造を形成し、この端子
構造の機械的強度が強くなって長寿命である。
〈実施例の説明〉 以下、この考案の一実施例を図面にしたがって説明す
る。
第1図はこの考案による端子構造の一例を示す斜視図
である。
同図で示すように、導電性基板11にはほぼU字状に折
曲されたU字状部12が形成され、このU字状部12の対向
片12a,12bには透孔13,13が形成され、これら透孔13,13
に架片15の両端部15a,15bが嵌着されて、上記各対向片1
2a,12bの間に架設されるとともに、上記架片15に形成さ
れたねじ孔14にねじ体16がねじ込まれるように構成され
ている。
上記U字状部12における一方の対向片12aの側端部12c
には、その板面12dとほぼ同一の平面内で延びてリード
片17が突設され、このリード片17の先端部にほぼL字状
に折曲された接続端子20が一体に形成され、この接続端
子20は上記U字状部12に対向して配設されている。
上記構成において、リード片17および接続端子20をた
とえば電気絶縁性基台(図示せず)に圧入して固定する
とともに、架片15のねじ孔14にねじ込まれたねじ体16の
先端部とU字状部12との間でリード線18のリード体19を
挟持すると、上記リード線18のリード体19はリード片17
を介して上記接続端子20に電気的に接続されて通電され
る。
上記通電に際し、リード線18のリード体19からの電流
は、上記U字状部12における一方の対向片12aおよびそ
の板面12dに沿って延びるリード片17を介して一体に形
成された接続端子20に至る電流路と、上記ねじ体16およ
び架片15を通って対向片12aおよびリード片17を介して
接続端子20に至る電流路とを通り、上記両電流路のいず
れにおいても電気抵抗値を低く形成することができるた
めに、加熱のおそれなく大電流通電が可能である。
とくに、上記リード片17は対向片12aの側端部12cに突
設されて、その板面12dとほぼ同一の平面内に配設され
ているから、上記架片15に影響されることなく、上記リ
ード線18のリード体19からの電流は、上記対向片12aお
よびリード片17を介して接続端子20に通電され、その通
電路を幅広く形成することができ、低い電気抵抗値でも
って、加熱のおそれのない大電流通電が可能である。し
かも、上記リード片17の縦幅を広くすれば、上記U字状
部12を大形化することなく、上記対向片12aの側端部12c
との接続幅が拡大されて、この接続部の電気抵抗値を一
層低減させることができる。
また、上記架片15の両端部15a,15bがU字状部12の対
向片12a,12bに形成された透孔13,13に嵌着されて堅固に
架設され、その機械的強度が強いために、上記架片15に
ねじ込まれたねじ体16の先端部と上記U字状部12との間
でリード線18のリード体19を挟持した際、その反力で上
記嵌着部が経時的に変形することなく、上記リード体の
押圧力を長期にわたり保持して、接触信頼性を高めるこ
とができる。
さらに、上記リード片17および接続端子20の各板面
は、U字状部12の対向片12a,12bの板面方向へ延びて上
記架片15の板面に直交し、かつ、上記U字状部12,リー
ド片17および接続端子20が平面的にほぼコ字状に一体形
成され、上記架片5にねじ体8をねじ込む際、そのねじ
込み力が上記U字状部12,リード片17および接続端子20
の各板面に沿った方向となってリブないしハリ構造を形
成し、この端子構造の機械的強度が強くなって長寿命で
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案による端子構造の一例を示す斜視図、
第2図は従来の端子構造の一例を示す斜視図である。 12……U字状部、12a……一方の対向片、12b……他方の
対向片、12c……側端部、12d……板面、13……透孔、14
……ねじ孔、15……架片、15a……一端部、15b……他端
部、16……ねじ体、17……リード片、18……リード線、
19……リード体、20……接続端子。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 柘植 一也 島根県出雲市西林木町626番地の1 オ ムロン出雲株式会社内 (72)考案者 福間 保道 島根県出雲市西林木町626番地の1 オ ムロン出雲株式会社内 (72)考案者 西田 捷彦 京都府京都市右京区花園土堂町10番地 オムロン株式会社内 (72)考案者 笹野 正之 京都府京都市右京区花園土堂町10番地 オムロン株式会社内 (72)考案者 後藤 健一 京都府京都市右京区花園土堂町10番地 オムロン株式会社内 (72)考案者 津田 卓爾 京都府京都市右京区花園土堂町10番地 オムロン株式会社内 (72)考案者 浜崎 伸也 京都府京都市右京区花園土堂町10番地 オムロン株式会社内 (56)参考文献 実開 昭48−7787(JP,U) 実開 昭50−13177(JP,U) 実公 昭39−15020(JP,Y1)

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ほぼU字状に折曲形成されたU字状部と、
    このU字状部の各対向片に形成された透孔と、これら各
    透孔に両端部が嵌着されて上記各対向片間に架設された
    架片と、この架片に形成されたねじ孔にねじ込まれたね
    じ体と、上記U字状部における各対向片のいずれか一方
    の側端部に一体に突設されかつその対向片の板面とほぼ
    同一の平面内で延びるリード片と、このリード片の先端
    部をほぼL字状に折曲形成して上記U字状部に対向配設
    された接続端子とを備え、上記架片のねじ孔にねじ込ま
    れたねじ体の先端部とU字状部との間でリード線のリー
    ド体を挟持し、このリード体が上記リード片を介して上
    記接続端子に電気的に接続されるように構成したことを
    特徴とする端子構造。
JP1990059263U 1990-06-05 1990-06-05 端子構造 Expired - Fee Related JP2506603Y2 (ja)

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JPS5013177U (ja) * 1973-05-30 1975-02-12

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