JPS6350768Y2 - - Google Patents

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JPS6350768Y2
JPS6350768Y2 JP2945381U JP2945381U JPS6350768Y2 JP S6350768 Y2 JPS6350768 Y2 JP S6350768Y2 JP 2945381 U JP2945381 U JP 2945381U JP 2945381 U JP2945381 U JP 2945381U JP S6350768 Y2 JPS6350768 Y2 JP S6350768Y2
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fixed
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JP2945381U
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  • Connections Arranged To Contact A Plurality Of Conductors (AREA)
  • Breakers (AREA)
  • Switch Cases, Indication, And Locking (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、負荷回路中の過負荷、短絡あるいは
漏電等を検知して自動的に電路を遮断する防滴形
の回路遮断器に関するものである。
従来、ベースの裏側面から差込プラグ形状の電
源端子が突出し、この電源端子を電源コンセント
を差込むことにより電源と電気接続され、内部に
は電気的に引き外しかつ自己保持する制御回路を
備え、かつベースの端子台部には一端に固定接点
を有し、他端に端子ネジを有する負荷端子を取付
けた回路遮断器が提供されている(実開昭55−
5459号)。
この種の回路遮断器では、ユーザーが随時負荷
と負荷端子との接続および取外しを行なえるよう
に、ベースの端子台部を除く部分をおおうケース
と、端子台部のみをおおう端子カバーとを別個に
設け、この端子カバーを端子台部にパツキングを
介してネジ止めしている。このネジ止めによつ
て、端子台部と端子カバーとの密封性は得られる
ものの、端子カバーとケースとの接合方向は上記
ネジ止め方向とは直角となるため、端子カバーと
ケースとの間にパツキングを介在させても、両者
間の密封性が得にくい。特に、ベースから最も離
れた位置における端子カバーとケースとの接合部
分の密封性が悪く、この部分からの水や塵埃等の
侵入を防止し得ず、負荷端子の絶縁不良や短絡事
故を起こしやすい。
本考案は上記問題点に鑑みてなされたもので、
端子カバーを端子台部にネジ止めすると同時に、
端子カバーとケースとの間を密封できる回路遮断
器を提供することを目的とする。
以下、本考案を一実施例である添付図面にした
がつて説明する。
図面は漏電ブレーカを示し、大略、ベース1と
引き外し用リレー本体20と回路部35と零相変
流器46とケース55と端子カバー75とから構
成されている。
ベース1は合成樹脂にて一体成形されたもの
で、プラグ形状の電源端子2,2の一端がベース
1裏面に突出するようにインサート成形されてい
る。6,6は負荷端子で、その一端部には固定接
点7が固着され、他端部には端子ネジ8および3
個のクサビ状爪片9を有しており、中間部にもク
サビ状爪片10を有し、これら爪片9,10をベ
ース1の端子台部3に設けた溝4に圧入すること
により、負荷端子6は端子台部3上に固定されて
いる。
リレー本体20は継鉄21とコイル22と鉄心
24と可動鉄片25と該可動鉄片25の上面に絶
縁台26を介して固定された2本の可動接触片2
7と復帰ばね31とからなり、上記継鉄21の下
端部がベース1上にネジ止め固定されている。そ
して、リレー本体20を固定した状態において、
可動接触片27先端に設けた可動接点28は復帰
ばね31の付勢力により上記固定接点7に圧接す
る。
回路部35はプリント基板36と該プリント基
板36に適宜電子部品を接続することにより構成
した制御回路とからなり、この回路部35は上記
ベース1に一体成形されたボツクス部5内に収納
固定されている。すなわち、上記プリント基板3
6はボツクス部5内に収納された後、電源端子
2,2の上方に突出した延長部2a先端と直接ハ
ンダ付けされ、電源端子2,2とプリント基板3
6の制御回路とが電気的に接続されるとともに、
プリント基板36と電源端子2,2とが機械的に
結合される。この後、ボツクス部5内に液状樹脂
を充填することにより、回路部35は他の導電部
と絶縁される。ボツクス部5の内側部には、下端
が上記プリント基板36と接続された2本の可動
片37,38が取付けられ、この可動片37,3
8の上面にそれぞれゴム材からなるリセツトボタ
ン39とテストボタン40とが当接している。ま
た、プリント基板36の上面には上記可動片3
7,38と上下対をなす固定軸41,42と発光
ダイオードからなる漏電表示ランプ43とが突設
されている。そして、一方の可動片37と固定軸
41とでテスト接点を構成し、他方の可動片38
と固定軸42とでリセツト接点を構成している。
零相変流器46は外周面全体が合成樹脂にて被
覆されたもので、中央に貫通孔47を有し、この
貫通孔47に一端が電源端子2,2の延長部2
a,2aに接続された主回路用導線48,48が
挿通されている。なお、零相変流器46の図示し
ない引出し線は上記プリント基板36に接続され
ている。上記主回路用導線48,48の他端は上
記リレー本体20の可動接触片27,27に接続
されている。
ケース55は合成樹脂にて一体成形されたもの
で、上面には銘板57を装着するための凹部56
を有し、この凹所56にはさらに凹部58が設け
られ、この凹部58に3つの孔59,60,61
が設けられている。両側の孔59,60にはれぞ
れ上記リセツトボタン39とテストボタン40と
が対応し、中央の孔61には漏電表示ランプ43
が対応している。そして、上記凹所56に銘板5
7を押し付けて装着することにより、ケース55
の上面は密封構造となる。ケース55はベース1
の上面に枠状のパツキング62を介して圧着さ
れ、ケース55の両側から突出した突片63の係
合孔64をベース1の爪1aに係合させることに
より、ベース1に対し密封状態で固定される。ケ
ース55とベース1とを一体化した状態におい
て、負荷端子6,6のネジ締め部がベース1の端
子台部3上面に露出している。
端子カバー75は下面とケース側側面とが開口
したもので、負荷端子6,6のまわりを密封する
ものである。この端子カバー75にはゴム材から
なるコンジツド76が嵌め込まれており、水中ポ
ンプ等負荷に接続されたコード77が上記コンジ
ツド76を貫通し、負荷端子6,6に端子ネジ
8,8にて接続されている。コード77のリード
線78,78を負荷端子6,6に接続するとき、
リード線78,78は端子台部3上面に形成され
た2本の溝3a,3aに互いに交差するように挿
入されており(第2図参照)、外部からリード線
78,78に引張力がかかつても、その引張力が
負荷端子6,6には作用しないようになつてい
る。端子カバー75は上記パツキング62を間に
して上記端子台部3上に圧着され、固定ネジ79
を端子台部3の下方より挿通孔3bを介して端子
カバー75の孔80にタツピングしつつ螺着する
ことにより、端子カバー75はベース1に密封固
定される。このとき、端子カバー75の下面に
は、第5図に示すごとくケース側とは反対側に漸
次下方に微少角度αだけ傾斜した傾斜面81が形
成されているため、固定ネジ79を締付けたと
き、端子カバー75は第5図左回り方向に若干回
動する。このため、端子カバー75のケース側端
面に突設した〓形状の突縁部82(第6図参照)
がケース55の〓形状の嵌合溝65に深く嵌合
し、嵌合孔65の底部に嵌め込まれたパツキング
66を圧着する。これによつて、端子カバー75
は端子台部3およびケース55との密封が同時に
行なわれ、特に突縁部82の上辺部82aの密封
性を向上させ、端子カバー75内部は完全密封さ
れる。
ここで、上記漏電ブレーカの作動を説明する。
まず、電源端子2,2をコンセントに差し込
み、コード77の一端を水中ポンプ等負荷に接続
する。この状態において、リレー本体20の可動
接点28は固定接点7に接触しており、負荷回路
はオン状態にある。
いま、負荷に漏電が生じると、零相変流器46
の作用により制御回路を介してコイル22が励磁
され、可動鉄片25は鉄心24に吸引されて第3
図中右回り方向に回動する。これによつて可動接
点28は固定接点7と開離し、主回路が遮断され
るとともに負荷への給電が停止する(第3図参
照)。そして同時に、漏電表示ランプ43が点灯
し、漏電が生じたことを表示する。
主回路が遮断されたのちも、コイル22は制御
回路の作用によつて励磁状態を保持し、可動鉄片
25は鉄心24に吸引され続ける。そして、負荷
の漏電箇所の修理を完了したのち、リセツトする
場合には、ケース55の前面に突出したリセツト
ボタン36を押圧し、可動片38を撓ませて固定
軸42と接触させる。これによつて制御回路の保
持が解け、コイル22は消磁されるとともに、可
動鉄片25は復帰ばね31の付勢力によつて第3
図中左回り方向に回動し、可動接点28と固定接
点7とが再び閉成され、負荷回路はオン状態とな
る。そして、漏電表示ランプ43も消灯する。
この漏電ブレーカの動作テストを行なう場合に
は、テストボタン40を押圧し、可動片37と固
定軸41とを接触させてコイル22を励磁する。
これにより、可動接点28と固定接点7とは開離
し、同時に漏電表示ランプ43が点灯するので、
動作したことを確認することができる。
上記実施例では端子カバー75の下面に傾斜面
81を設けたが、この実施例と同様な効果を得る
ためには、例えば端子台部3の上面に上記傾斜面
81とは逆方向に傾斜した傾斜面を設けてもよ
く、また端子カバー75の突縁部82をその上辺
部82a側の突出長さが長くなるように傾斜させ
てもよい。さらに、端子カバー75の下面に上記
傾斜面81と逆方向、すなわちケース側が漸次下
方となる傾斜面を設けるとともに、端子台部3の
上面にもこれと平行な傾斜面を設け、かつ端子台
部3の固定ネジ挿通孔3bを長孔形状として固定
ネジ79を締付けることによつて、端子カバー7
5が端子台部3上を滑つてケース55に圧着する
ように構成してもよい。
以上の説明で明らかなように、本考案によれ
ば、端子カバーの下面に傾斜面を設け、端子カバ
ーを端子台部上にネジ止め固定することにより、
端子カバーをケース側に圧着させるようにしたの
で、上下方向のネジ締めのみで端子カバーと端子
台部との密封およびケースとの密封が同時になさ
れる。したがつて、負荷端子の絶縁不良や短絡事
故を末然に防止できるとともに、ユーザーが随時
負荷を取り換える場合でも、負荷端子まわりの密
封は容易に行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案にかかる回路遮断器の一例であ
る漏電ブレーカの正面図、第2図はその一部切欠
平面図、第3図はその縦断面図、第4図はその一
部断面左側面図、第5図は端子カバー装着時の分
解図、第6図はケースと端子カバーとの分解斜視
図である。 1……ベース、2……電源端子、3……端子台
部、6……負荷端子、7……固定接点、8……端
子ネジ、20……リレー本体、27……可動接触
片、35……回路部、46……零相変流器、55
……ケース、62……パツキング、65……嵌合
溝、66……パツキング、75……端子カバー、
76……コンジツト、79……固定ネジ、80…
…孔、81……傾斜面、82……突縁部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ベースと、ベース上に取付けられた引き外し用
    リレー本体と、ベース上に取付けられた制御回路
    を有するプリント基板と、ベースにインサート成
    形され、プラグ形状の一端部がベース外に突出す
    る電源端子と、ベースの端子台部上に取付けら
    れ、一端に上記リレー本体の可動接触片と接離す
    る固定接点を有し、他端に端子ネジを有する負荷
    端子と、上記ベース上の端子台部を除く部分に固
    定されたケースと、上記端子台部上に固定され、
    負荷端子上面をおおう端子カバーとからなり、上
    記端子カバーの下面にケース側とは反対側にかけ
    て漸次下方に傾斜する傾斜面を設けるとともに、
    ケースの端子カバー側端面と端子カバーのケース
    側端面とに、パツキングを間にして互いに嵌合す
    る突縁部と嵌合溝とを設け、端子台部と端子カバ
    ーとをパツキングを間にして上下方向にネジ止め
    固定したことを特徴とする回路遮断器。
JP2945381U 1981-03-02 1981-03-02 Expired JPS6350768Y2 (ja)

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JPS57143554U JPS57143554U (ja) 1982-09-09
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP7008982B2 (ja) * 2019-10-28 2022-01-25 テンパール工業株式会社 端子温度表示機能付回路遮断器

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JPS57143554U (ja) 1982-09-09

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