JP3091309B2 - モジュラジャック - Google Patents

モジュラジャック

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JP3091309B2
JP3091309B2 JP04103390A JP10339092A JP3091309B2 JP 3091309 B2 JP3091309 B2 JP 3091309B2 JP 04103390 A JP04103390 A JP 04103390A JP 10339092 A JP10339092 A JP 10339092A JP 3091309 B2 JP3091309 B2 JP 3091309B2
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祐子 岡副
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    • H01R13/00Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00
    • H01R13/46Bases; Cases
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    • HELECTRICITY
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    • H01R4/24Connections using contact members penetrating or cutting insulation or cable strands
    • H01R4/2416Connections using contact members penetrating or cutting insulation or cable strands the contact members having insulation-cutting edges, e.g. of tuning fork type
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    • H01R4/2429Flat plates, e.g. multi-layered flat plates mounted in an insulating base
    • H01R4/2433Flat plates, e.g. multi-layered flat plates mounted in an insulating base one part of the base being movable to push the cable into the slot
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    • H01R13/506Bases; Cases composed of different pieces assembled by snap action of the parts
    • HELECTRICITY
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    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R24/00Two-part coupling devices, or either of their cooperating parts, characterised by their overall structure
    • H01R24/60Contacts spaced along planar side wall transverse to longitudinal axis of engagement
    • H01R24/62Sliding engagements with one side only, e.g. modular jack coupling devices
    • H01R24/64Sliding engagements with one side only, e.g. modular jack coupling devices for high frequency, e.g. RJ 45
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    • H01R9/00Structural associations of a plurality of mutually-insulated electrical connecting elements, e.g. terminal strips or terminal blocks; Terminals or binding posts mounted upon a base or in a case; Bases therefor
    • H01R9/03Connectors arranged to contact a plurality of the conductors of a multiconductor cable, e.g. tapping connections
    • H01R9/031Connectors arranged to contact a plurality of the conductors of a multiconductor cable, e.g. tapping connections for multiphase cables, e.g. with contact members penetrating insulation of a plurality of conductors

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  • Connections By Means Of Piercing Elements, Nuts, Or Screws (AREA)
  • Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)
  • Connector Housings Or Holding Contact Members (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、モジュラプラグが挿入
されるケース内に、モジュラプラグの接触子に接触する
多数のコンタクトばねを備えたジャックブロックが納装
されたモジュラジャックに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、コンタクトばねを8本有した
8極(8芯)のモジュラジャックが提供されている。こ
の種のモジュラジャックでは、ボディとカバーとを結合
して形成されたケース内にコンタクトばねを保持したジ
ャックブロックを収納して形成されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、ジャックブ
ロックはプラグ挿入口を設けたカバーに対して位置決め
される必要があるから、従来のジャックブロックは、カ
バーに対して熱着や接着により結合されていた。その結
果、ジャックブロックのカバーへの組み込み作業に時間
がかかるという問題があった。
【0004】本発明は上記問題点の解決を目的とするも
のであり、ジャックブロックのカバーへの組み込み作業
を短時間でできるようにしたモジュラジャックを提供し
ようとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明では、上
記目的を達成するために、モジュラプラグが挿入される
プラグ挿入口が開口したケースと、ケース内の定位置に
固定されプラグ挿入口を通してケース内に挿入されたモ
ジュラプラグの接触子に接触する多数のコンタクトばね
を有したジャックブロックとを備えるモジュラジャック
において、ケースは、プラグ挿入口が前面に開口するカ
バーと、カバーの後面に結合されるボディとにより構成
されていて、埋込型の配線器具用に規格化された取付枠
に取着される配線器具の単位寸法の形状に形成され、ジ
ャックブロックは、各コンタクトばねにそれぞれ電気的
に接続された多数の端子片とコンタクトばねとを絶縁材
料よりなる基台に保持して形成され、各端子片は、ボデ
ィの後部であって後面に直交する一面に露出するととも
に、端子片が露出する面に臨んで開放されていて被覆電
線を圧入したときに絶縁被覆を破って被覆電線の内部導
体を端子片に電気的に接続する圧接スリットをそれぞれ
備え、カバーの内周面にはプラグ挿入口を挟んで互いに
対向しそれぞれ取付孔を有する一対の取付リブが突設さ
れ、ジャックブロックは両取付リブの間に挿入された状
態で取付孔に係合する取付突起が両側面に突設されてい
るのである。
【0006】請求項2の発明では、ケースとジャックブ
ロックとの間には、プラグ挿入口に沿ってスライド自在
な扉が配設されているのである。請求項3の発明では、
ボディの後部に押さえ片が設けられ、押さえ片の一部は
ジャックブロックの後端部であって端子片が露出する面
に当接するのである。請求項4の発明では、ボディの後
面には、各端子片に接続される複数本の被覆電線を結束
したケーブルをボディの後面との間で挟持することがで
きる張力止めが突設されている。
【0007】
【作用】請求項1の構成によれば、カバーの内周面にプ
ラグ挿入口を挟んで互いに対向しそれぞれ取付孔を有す
る一対の取付リブが突設され、ジャックブロックは両取
付リブの間に挿入された状態で取付孔に係合する取付突
起が両側面に突設されているので、カバーにジャックブ
ロックを挿入すれば、取付孔と取付突起とが凹凸係合す
ることによって、カバーにジャックブロックを簡単に結
合することができるのであり、結果的に、組立作業に要
する時間が短縮されることになる。また、ケースが埋込
型の配線器具用に規格化された取付枠に取着される配線
器具の単位寸法の形状に形成されているので、埋込型の
スイッチやコンセントに用いる配線器具用の規格化され
た取付枠を流用して施工することができるのである。そ
の結果、従来より提供されている取付枠や化粧プレート
を用いて壁面等に取り付けることができるようになり、
取付用に新たな部材を設計する必要がなく、しかも、他
の配線器具とともに一つの取付枠に取り付けて使い勝手
を向上させることができるのである。さらに、ケースの
後部に露出して外部電線との接続部となる端子片に、被
覆電線を圧入したときに絶縁被覆を破って被覆電線の内
部導体を端子片に電気的に接続する圧接スリットを設け
ているので、外部電線との接続部を圧接端子とすること
ができるのであって、外部電線として被覆電線を用いて
圧接スリットに圧入するだけで外部電線との結線が行え
ることになり、結線作業が容易になって結線作業に要す
る時間が大幅に短縮されるのである。
【0008】請求項2の構成によれば、ケースとジャッ
クブロックとの間に、プラグ挿入口に沿ってスライド自
在な扉が配設されているので、モジュラプラグが挿入さ
れていないときには扉を閉じておくことによって、ほこ
りがコンタクトばねに付着したり、塩害によってコンタ
クトばねが腐食したりするのを防止することができるの
である。
【0009】請求項3の構成によれば、ボディの後部に
押さえ片が設けられ、押さえ片の一部はジャックブロッ
クの後端部であって端子片が露出する面に当接するの
で、ジャックブロックのケースに対する固定強度が高
く、端子片に接続された電線に張力が作用してもジャッ
クブロックがボディに対して浮き上がることがないので
ある。
【0010】請求項4の構成によれば、ボディの後面
に、各端子片に接続される複数本の被覆電線を結束した
ケーブルをボディの後面との間で挟持することができる
張力止めを突設しているので、ケーブルに外力が作用し
た場合であっても圧接端子である端子片と被覆電線との
接続部に対して張力が作用しないのであり、被覆電線と
端子片との電気的接続状態が安定させることができるの
である。
【0011】
【実施例】
(実施例1)本発明のモジュラジャックは、図1、図
2、図12に示すように、ケース1内に、ジャックブロ
ック2と扉3とを収納して形成される。ケース1は、J
IS規格や日本配線器具工業会規格において、スイッチ
ボックスを用いて取付面に埋め込んだ形で取り付けられ
る埋込型の配線器具用に規格化されている大角形3個用
の取付枠に最大3個まで取り付けることができる寸法に
合成樹脂により形成される。すなわち、規格化されてい
る取付枠に取着できる配線器具の単位寸法と同等の形状
・寸法を有している。また、ケース1は、前面が開口す
るボディ10と、ボディ10の前面に結合されるカバー
20とにより形成される。すなわち、ボディ10の両側
縁に突設されたフランジ11に設けた組立孔12に、カ
バー20の両側部からボディ10に向かって突設された
組立脚21を挿通し、組立脚21の先端部に設けたフッ
ク22を組立孔12の周縁に係止することにより、図3
に示すように、ボディ10とカバー20とが結合される
のである(図11参照)。
【0012】ボディ10は、フランジ11よりも後部で
は、図1の上半分のみが後方に突出してボディ本体13
となり、ボディ本体13の下面とボディ10の下半分の
後面とには、両面により形成される角部に跨がるように
開口部14が形成される。また、ボディ本体13の後面
に沿って押さえ片15が突設され、押さえ片15の先端
部には開口部14に臨んで押さえ突起15aが突設され
る。
【0013】カバー20は、前面の中央部に突台23を
有し、突台23の両側面にはそれぞれ結合孔24が穿設
され、また、カバー20の両側縁には各一対の結合爪片
25が突設される。結合孔24および結合爪片25は、
上述した取付枠に結合されるのであって、結合孔24は
金属製の取付枠に対応し、結合爪片25は合成樹脂製の
取付枠に対応するように寸法が設定されている。突台2
3の中央部にはモジュラプラグを挿入するプラグ挿入口
26が開口する。
【0014】プラグ挿入口26より挿入されるモジュラ
プラグは、ジャックブロック2に結合される。ジャック
ブロック2は、ジャック本体30と中枠40とを結合し
て形成される。ジャック本体30は、ばね材料よりなる
互いに独立した8個の導電部材31(図4参照)を合成
樹脂の基台32によって保持して形成される。各導電部
材は、細幅の線状であって一端部に広幅の端子片33
(図5参照)を有する形状に板金を打ち抜いて形成され
る。基台32は、図4に示すように、各導電部材を互い
に電気的に接触させないように保持する溝が形成された
内側台30aと、内側台30aの両側面と上面の一部と
を覆う略コ形の外側台30bとを結合して形成される。
内側台30aの上面と両側面とには上記溝が形成され、
内側台30aと外側台30bとの間に導電部材が配設さ
れるようになっている。また、内側台30aの前面には
ばね保持台(図示せず)が突設され、ばね保持台の上面
には突出方向に沿って上記溝が形成されている。各導電
部材の一端部はばね保持台の先端で折曲され、折曲部よ
りも先端側がモジュラプラグの接触子に対して弾接する
コンタクトばね(図示せず)となるのである。コンタク
トばねは、ばね保持台の先端からばね保持台の基部側に
向かうように折曲されており、ばね保持台の基部側ほど
ばね保持台との距離が大きくなるように傾斜して配置さ
れる。
【0015】一方、端子片33は、内側台30aの側面
と外側台30bの両脚片との間に配置される。端子片3
3は、図6に示すように、被覆電線を圧入したときに絶
縁被覆を破って内部導体を接触させる圧接スリット33
aを備える。圧接スリット33aは、端子片33の先端
縁(図6における下縁)に臨んで開放されており、被覆
電線を圧接スリット33aに対して下方から圧入するこ
とによって被覆電線と端子片33との電気的接続が容易
に行えるようになっている。すなわち、端子片33は、
圧接端子を構成しているのである。基台32の下面に
は、図5に示すように、端子片33を挟んで端子片33
の厚み方向に走る電線案内溝34が形成される。電線案
内溝34は、基台32の下面および側面に開放されてお
り、端子片33の圧接スリット33aを通るように形成
される。また、圧接スリット33aよりはやや広幅に形
成されている。したがって、被覆電線を電線案内溝34
により案内して圧接スリット33aに導入することがで
きて、結線作業が一層容易になるのである。
【0016】基台32の両側面において、隣接する電線
案内溝34の間の要所には、係合突起35が突設され
る。この係合突起35には電線止め50が係合する。電
線止め50は、図1、図2、図4に示すように、基台3
2の両側面に沿って配置される一対の脚片51を基台3
2の下面に沿って配置される基片52により連結した略
コ形に形成され、基片52には電線案内溝34に挿入さ
れる止め片53が突設される。止め片53には端子片3
3を跨ぐように切欠溝54が形成され、端子片33の厚
み方向の両側において、圧接スリット33aよりも深い
位置まで止め片53を挿入できるようになっている。こ
こに、1個の電線止め50は、4個の端子片33に対応
するように、4枚の止め片53を備えている。図4に示
すように、両脚片51の内側面には係合突起35に係合
する係合凹所55が形成されており、基台32に電線止
め50を装着したときに、係合突起35と係合凹所55
とが係合することによって、電線止め50の基台32か
らの脱落が防止されるようになっている。すなわち、圧
接スリット33aに圧入された被覆電線を止め片53に
よって押さえた状態で電線止め50が基台32に結合さ
れるから、被覆電線の圧接スリット33aからの抜け止
めが確実になされるのである。電線止め50を基台32
から外すには、脚片51と基台32との間にマイナスド
ライバの先端部等を挿入してこじればよい。
【0017】上述のように導電部材31を基台32に取
り付けて構成されたジャック本体30の前面には中枠4
0が結合される。すなわち、基台32の上面前端部に突
設した結合突起37に中枠40の後端部に形成された結
合孔41が係合して、ジャック本体30と中枠40とが
結合されるのである。中枠40は、前面にガイド孔42
が開口し、ガイド孔42よりも上部には後面からばね保
持台が挿入される。また、中枠40の後端部には、ガイ
ド孔42の後端となる位置に各コンタクトばねの先端部
を分離するように櫛歯状に形成された分離体が形成され
る。中枠40の両側面には取付突起43が形成される。
取付突起43は、後方に向かって突出量が大きくなり、
後端が中枠40の側面に直交するように略三角形状に形
成される。カバー20の内側面には、プラグ挿入口26
の両側に左右一対の取付リブ27が突設され、両取付リ
ブ27にはそれぞれ取付孔28が穿孔されているのであ
って、各取付孔28に取付突起43が係合することによ
って、カバー20に中枠40が結合されるのである。す
なわち、中枠40にはジャック本体30が結合されてい
るから、カバー20に対して中枠40とジャック本体3
0とが結合されることになる。
【0018】ところで、扉3は、図1および図2のよう
に、一対の扉体61, 62を組み合わせて形成される。
各扉体61, 62は、上述した取付リブ27の間で左右
方向のガイドがなされ、カバー20と中枠40との間に
挟持されて前後のガイドがなされるように配置される。
一方の扉体61にはカバー20から突出する操作片63
が設けられ、図10のように扉3がプラグ挿入口26を
閉じている状態で、この操作片63を持って扉体61を
プラグ挿入口26の開口面に沿ってスライドさせると、
他方の扉体62の端面に操作片63が当接し、両扉体6
1, 62を移動させてプラグ挿入口26を開くことがで
きるのである。カバー20の内周面にはプラグ挿入口2
6の下部の周囲に沿うように係止リブ29(図7、図8
参照)が形成され、扉体61は係止リブ29によって上
下移動の下端位置が規制されるようになっている。した
がって、プラグ挿入口26を閉じるときには、扉体61
はプラグ挿入口26の上半分を覆う位置まで下降する
と、係止リブ29に当接して下方への移動が規制され、
扉体62はプラグ挿入口26の下半分を覆う位置まで下
降するのである。
【0019】以上の構成を有するモジュラジャックは次
のようにして組み立てられる。まず、ジャック本体30
を中枠40に結合した後、カバー20に扉4を入れた状
態で中枠40を結合する。最後に、ボディ10をカバー
20に結合すれば、ボディ10の開口部14からジャッ
ク本体30の下部において電線案内溝34を設けた部位
が露出するのである。ここにおいて、ジャック本体30
と中枠40、中枠40とカバー20、ボディ10とカバ
ー20とは、それぞれが係合用の孔と係合用の突起との
係合関係によって結合されるのであって、しかも、いず
れも前後方向の力を加えれば結合されるので、組立が短
時間で行えるのである。また、上述したように、ボディ
10は結合されていなくても、ジャック本体30や中枠
40をカバー20に結合することができるが、ボディ1
0に設けた押さえ片15の押さえ突起15aが、ジャッ
ク本体30の後面下部に設けた切欠36に係合して、ジ
ャック本体30が下方に移動するのを防止するから、ジ
ャック本体30ががたつくのを確実に防止することがで
きる。さらに、カバー20に対して、扉3、ジャックブ
ロック2、ボディ10を順に組み付ければよいのであっ
て、組み付ける方向が同じであるから、組立作業の自動
化が容易になるのである。
【0020】上述のように形成されたモジュラジャック
は、図13に示すように、JIS規格や日本配線器具工
業会規格においてスイッチやコンセントの規格である大
角形3個用として規格化された取付枠70に結合され
る。すなわち、上述したように、ケース1は一般の配線
器具の単位寸法と同じ取付寸法に形成されているから、
取付枠70に最大3個まで取り付けることができる。取
付枠70は、開口窓71を囲む両側片72a, 72b
に、それぞれケース1の側縁に突設された結合爪片25
が係合する保持孔73a, 73bを有し、一方の側片7
2aには側片72aとの距離を変えるように撓むことが
できる操作片74が形成される。取付枠70にケース1
を取り付けるときには、取付枠70の後方からケース1
を取付枠70に押し付けるようにすれば、操作片74が
撓んでケース1を取付枠70に嵌着でき、このとき、突
台23が開口窓71から突出する。一方、取付枠70か
らケース1を外すには、操作片74をドライバ等でこじ
ればよい。開口窓71を囲み側片72a, 72bに直交
する連結片75a, 75bには、スイッチボックスに取
付枠70を結合するためのボックスねじを挿入する長孔
76や取付枠70の前面を覆う化粧プレート80を取り
付けるプレートねじ78が螺合するねじ孔77などが設
けられる。図示した取付枠は合成樹脂製の取付枠70で
あるが、金属製の取付枠の場合には、結合孔24を用い
て取付枠に結合すればよい。化粧プレート80には、ケ
ース1の突台23を露出させる窓孔81と、プレートね
じ78を挿通する挿通孔82とが穿孔される。
【0021】(実施例2)本実施例では、ボディ10の
後面に、図14および図15に示すように、略L形に形
成された張力止め片16が形成される。図16に示すよ
うに、各端子片33に接続される被覆電線4を束ねたケ
ーブル5を張力止め片16とボディ10の後面との間に
挟持することによって、ケーブル5に外力が作用しても
端子片33との接続部に張力が及ばないようにしている
のである。張力止め片16の先端部には、ケーブル5の
脱落を防止するためのフック16aが形成される。他の
構成は実施例1と同様である。
【0022】
【発明の効果】請求項1の発明は、カバーの内周面にプ
ラグ挿入口を挟んで互いに対向しそれぞれ取付孔を有す
る一対の取付リブが突設され、ジャックブロックは両取
付リブの間に挿入された状態で取付孔に係合する取付突
起が両側面に突設されているので、カバーにジャックブ
ロックを挿入すれば、取付孔と取付突起とが凹凸係合す
ることによって、カバーにジャックブロックを簡単に結
合することができるのであり、結果的に、組立作業に要
する時間が短縮されるという利点がある。また、ケース
が埋込型の配線器具用に規格化された取付枠に取着され
る配線器具の単位寸法の形状に形成されているので、埋
込型のスイッチやコンセントに用いる配線器具用の規格
化された取付枠を流用して施工することができる。その
結果、従来より提供されている取付枠や化粧プレートを
用いて壁面等に取り付けることができるようになり、取
付用に新たな部材を設計する必要がなく、しかも、他の
配線器具とともに一つの取付枠に取り付けて使い勝手を
向上させることができるという利点がある。さらに、ケ
ースの後部に露出して外部電線との接続部となる端子片
に、被覆電線を圧入したときに絶縁被覆を破って被覆電
線の内部導体を端子片に電気的に接続する圧接スリット
を設けているので、外部電線との接続部を圧接端子とす
ることができるのであって、外部電線として被覆電線を
用いて圧接スリットに圧入するだけで外部電線との結線
が行えることになり、結線作業が容易になって結線作業
に要する時間が大幅に短縮されるという効果もある。
【0023】請求項2の発明は、ケースとジャックブロ
ックとの間に、プラグ挿入口に沿ってスライド自在な扉
が配設されているので、モジュラプラグが挿入されてい
ないときには扉を閉じておくことによって、ほこりがコ
ンタクトばねに付着したり、塩害によってコンタクトば
ねが腐食したりするのを防止することができるという利
点がある。
【0024】請求項3の発明は、ボディの後部に押さえ
片が設けられ、押さえ片の一部はジャックブロックの後
端部であって端子片が露出する面に当接するので、ジャ
ックブロックのケースに対する固定強度が高く、端子片
に接続された電線に張力が作用してもジャックブロック
がボディに対して浮き上がることがないという効果を奏
するのである。
【0025】請求項4の発明は、ボディの後面に、各端
子片に接続される複数本の被覆電線を結束したケーブル
をボディの後面との間で挟持することができる張力止め
を突設しているので、ケーブルに外力が作用した場合で
あっても圧接端子である端子片と被覆電線との接続部に
対して張力が作用しないのであり、被覆電線と端子片と
の電気的接続状態が安定させることができるという利点
を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1を示す下面側の分解斜視図である。
【図2】実施例1を示す上面側の分解斜視図である。
【図3】実施例1を示す斜視図である。
【図4】実施例1を示す要部背面図である。
【図5】実施例1を示す要部下面図である。
【図6】実施例1のジャックブロックとケーブルとの結
合状態を示す側面図である。
【図7】実施例1に用いるカバーの背面図である。
【図8】実施例1に用いるカバーの断面図である。
【図9】実施例1の概略断面図である。
【図10】実施例1の正面図である。
【図11】実施例1の一部切欠下面図である。
【図12】実施例1の一部切欠側面図である。
【図13】実施例1の取付枠および化粧プレートとの関
係を示す分解斜視図である。
【図14】実施例2を示す分解斜視図である。
【図15】実施例2の下面図である。
【図16】実施例2の要部斜視図である。
【符号の説明】
1 ケース 2 ジャックブロック 3 扉 4 被覆電線 5 ケーブル 10 ボディ 15 押さえ片 16 張力止め 20 カバー 26 プラグ挿入口 27 取付リブ 28 取付孔 30 ジャック本体 31 導電部材 32 基台 33 端子片 33a 圧接スリット 43 取付突起 70 取付枠
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 北川 勝則 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工 株式会社内 (56)参考文献 特開 平5−38023(JP,A) 特開 昭61−32970(JP,A) 特開 昭63−292583(JP,A) 特開 昭60−254573(JP,A) 実開 平3−53767(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01R 13/46 - 13/58 H01R 13/73 H01R 4/24 H01R 13/33

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 モジュラプラグが挿入されるプラグ挿入
    口が開口したケースと、ケース内の定位置に固定されプ
    ラグ挿入口を通してケース内に挿入されたモジュラプラ
    グの接触子に接触する多数のコンタクトばねを有したジ
    ャックブロックとを備えるモジュラジャックにおいて、
    ケースは、プラグ挿入口が前面に開口するカバーと、カ
    バーの後面に結合されるボディとにより構成されてい
    て、埋込型の配線器具用に規格化された取付枠に取着さ
    れる配線器具の単位寸法の形状に形成され、ジャックブ
    ロックは、各コンタクトばねにそれぞれ電気的に接続さ
    れた多数の端子片とコンタクトばねとを絶縁材料よりな
    る基台に保持して形成され、各端子片は、ボディの後部
    であって後面に直交する一面に露出するとともに、端子
    片が露出する面に臨んで開放されていて被覆電線を圧入
    したときに絶縁被覆を破って被覆電線の内部導体を端子
    片に電気的に接続する圧接スリットをそれぞれ備え、カ
    バーの内周面にはプラグ挿入口を挟んで互いに対向しそ
    れぞれ取付孔を有する一対の取付リブが突設され、ジャ
    ックブロックは両取付リブの間に挿入された状態で取付
    孔に係合する取付突起が両側面に突設されて成ることを
    特徴とするモジュラジャック。
  2. 【請求項2】 ケースとジャックブロックとの間には、
    プラグ挿入口に沿ってスライド自在な扉が配設されたこ
    とを特徴とする請求項1記載のモジュラジャック。
  3. 【請求項3】 ボディの後部に押さえ片が設けられ、押
    さえ片の一部はジャックブロックの後端部であって端子
    片が露出する面に当接することを特徴とする請求項1記
    のモジュラジャック。
  4. 【請求項4】 ボディの後面には、各端子片に接続され
    る複数本の被覆電線を結束したケーブルをボディの後面
    との間で挟持することができる張力止めが突設されて成
    ることを特徴とする請求項1記載のモジュラジャック。
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