JP2506447Y2 - ル―フパネルとサイドメンバの結合構造 - Google Patents
ル―フパネルとサイドメンバの結合構造Info
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- JP2506447Y2 JP2506447Y2 JP528290U JP528290U JP2506447Y2 JP 2506447 Y2 JP2506447 Y2 JP 2506447Y2 JP 528290 U JP528290 U JP 528290U JP 528290 U JP528290 U JP 528290U JP 2506447 Y2 JP2506447 Y2 JP 2506447Y2
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- panel
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Description
【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は車体ルーフを形成するルーフパネルと車体の
側面を形成するサイドメンバとの結合構造に関する。
側面を形成するサイドメンバとの結合構造に関する。
(従来技術) バス等車体の大きな車両においては第5図に示すよう
に、車体ルーフが複数枚のルーフパネル1A〜1Eにて形成
されている。
に、車体ルーフが複数枚のルーフパネル1A〜1Eにて形成
されている。
一方、車体側面を形成するサイドメンバ2の上部には
第7図に示すように、前後方向へ延びるルーフサイドレ
ール3が固設され、同レール3の外面には溝形の断面形
状を有し前後方向へ延びるルーフドリツプチヤンネル4
が固着されている。
第7図に示すように、前後方向へ延びるルーフサイドレ
ール3が固設され、同レール3の外面には溝形の断面形
状を有し前後方向へ延びるルーフドリツプチヤンネル4
が固着されている。
そして、最後尾のルーフパネル1Eを除き、ルーフパネ
ル1A〜1Dは側端をルーフドリツプチヤンネル4の底部内
側にスポツト溶接してサイドメンバ2に結合されてい
る。
ル1A〜1Dは側端をルーフドリツプチヤンネル4の底部内
側にスポツト溶接してサイドメンバ2に結合されてい
る。
(考案が解決しようとする課題) とこで、車体側面の後部コーナでは第6図に示すよう
にルーフドリツプチヤンネル4が見切れているので、車
体ルーフの後部コーナを形成する最後尾のルーフパネル
1Eは側端をサイドメンバ2の後部コーナの上端にスポツ
ト溶接して同メンバ2に結合されている。そのため車体
側面の後部コーナに最後尾のループパネル1Eの側端が露
出するので、後部コーナの見映えを良くするため同側端
にロウ付け仕上げを施してる。
にルーフドリツプチヤンネル4が見切れているので、車
体ルーフの後部コーナを形成する最後尾のルーフパネル
1Eは側端をサイドメンバ2の後部コーナの上端にスポツ
ト溶接して同メンバ2に結合されている。そのため車体
側面の後部コーナに最後尾のループパネル1Eの側端が露
出するので、後部コーナの見映えを良くするため同側端
にロウ付け仕上げを施してる。
このように、従来のルーフパネル1A〜1Eとサイドメン
バ2の結合構造はロウ付け作業を必要とし、しかも熱歪
により最後尾のルーフパネル1Eのコーナ部分が変形しな
いようにロウ付けを施すには作業者に熟練が要求される
ので車体の製造コストが高くなるという問題点がある。
バ2の結合構造はロウ付け作業を必要とし、しかも熱歪
により最後尾のルーフパネル1Eのコーナ部分が変形しな
いようにロウ付けを施すには作業者に熟練が要求される
ので車体の製造コストが高くなるという問題点がある。
本考案は係る問題点に鑑み、車体ルーフの後部コーナ
におけるロウ付け作業を省略して製造コストの低減を図
ることのできるルーフパネルとサイドメンバの結合構造
を提供することを目的とする。
におけるロウ付け作業を省略して製造コストの低減を図
ることのできるルーフパネルとサイドメンバの結合構造
を提供することを目的とする。
(課題を解決するための手段) 本考案はルーフパネルとサイドメンバの結合構造に関
するもので、当該結合構造は、車体ルーフの側面を形成
するルーフサイドパネルと、車体ルーフの上面を形成す
るルーフセンタパネルと、車体側面を形成するサイドメ
ンバと、前記サイドメンバーの後端部に連設され車体側
面の後部コーナ及び車体ルーフの後部コーナを形成する
リヤサイドパネルとを備え、前記ルーフサイドパネルの
下端が前記サイドメンバの上部に設けた前後方向へ延び
るルーフサイドレールに接合されているとともに、前記
ルーフサイドパネルの後端が前記リヤサイドパネルの上
端前部に接合されており、かつ前記ルーフセンタパネル
の側端が前記ルーフサイドパネルの上端に接合されてい
るとともに、前記ルーフセンタパネルの側端の後部が前
記リヤサイドパネルの上端側部に接合されていることを
特徴とするものである。
するもので、当該結合構造は、車体ルーフの側面を形成
するルーフサイドパネルと、車体ルーフの上面を形成す
るルーフセンタパネルと、車体側面を形成するサイドメ
ンバと、前記サイドメンバーの後端部に連設され車体側
面の後部コーナ及び車体ルーフの後部コーナを形成する
リヤサイドパネルとを備え、前記ルーフサイドパネルの
下端が前記サイドメンバの上部に設けた前後方向へ延び
るルーフサイドレールに接合されているとともに、前記
ルーフサイドパネルの後端が前記リヤサイドパネルの上
端前部に接合されており、かつ前記ルーフセンタパネル
の側端が前記ルーフサイドパネルの上端に接合されてい
るとともに、前記ルーフセンタパネルの側端の後部が前
記リヤサイドパネルの上端側部に接合されていることを
特徴とするものである。
(考案の作用・効果) 本考案に係るルーフパネルとサイドメンバの結合構造
においては、車体側面の後部コーナと車体ルーフの後部
コーナをリヤサイドパネルにより一体に形成して、リヤ
サイドパネルの上端前部にルーフサイドパネルの後端
を、かつリヤサイドパネルの上端側部にルーフセンタパ
ネルの側端の後部をそれぞれ接合して、車体側面の後部
コーナでのルーフセンタパネルの側端の露出を防止して
いる。
においては、車体側面の後部コーナと車体ルーフの後部
コーナをリヤサイドパネルにより一体に形成して、リヤ
サイドパネルの上端前部にルーフサイドパネルの後端
を、かつリヤサイドパネルの上端側部にルーフセンタパ
ネルの側端の後部をそれぞれ接合して、車体側面の後部
コーナでのルーフセンタパネルの側端の露出を防止して
いる。
従って、車体側部の見映えが良くなることは勿論のこ
と、ルーフセンタパネルの側端の露出部を隠すためのロ
ウ付け作業を省略することができて、車体の製造コスト
の低減を図ることができる。
と、ルーフセンタパネルの側端の露出部を隠すためのロ
ウ付け作業を省略することができて、車体の製造コスト
の低減を図ることができる。
(実施例) 以下に本考案の一実施例を図面に基づき説明するに、
第1図には車体ルーフの上面を形成するルーフセンタパ
ネル11、車体ルーフの左側面を構成するルーフサイドパ
ネル12、車体の左側面を形成するサイドメンバ13及び車
体の左側面の後部コーナと車体ルーフの左後部コーナを
形成するリヤサイドパネル14が示されている。
第1図には車体ルーフの上面を形成するルーフセンタパ
ネル11、車体ルーフの左側面を構成するルーフサイドパ
ネル12、車体の左側面を形成するサイドメンバ13及び車
体の左側面の後部コーナと車体ルーフの左後部コーナを
形成するリヤサイドパネル14が示されている。
ルーフセンタパネル11は3枚の同幅のパネル11A,11B,
11Cを接合して構成され、第3図に示すように、各パネ
ル11A〜11Cの側端には前後方向へ延びるフランジ部11a
が設けられている。
11Cを接合して構成され、第3図に示すように、各パネ
ル11A〜11Cの側端には前後方向へ延びるフランジ部11a
が設けられている。
ルーフサイドパネル12は2枚の同幅のパネル12A,12B
を接合して構成され、第3図に示すように下端がサイド
メンバ13の上部に固設した前後方向へ延びるルーフサイ
ドレール15の外面にスポツト溶接されている。またルー
フサイドパネル12の上端には前後方向へ延びるフランジ
部12aが設けられ、同フランジ部12aとルーフセンタパネ
ル11のフランジ部11aをスポツト溶接して両パネル11,12
が接合され、かつ両フランジ部11a,12aにて前後方向へ
延びるルーフドリツプが形成されている。
を接合して構成され、第3図に示すように下端がサイド
メンバ13の上部に固設した前後方向へ延びるルーフサイ
ドレール15の外面にスポツト溶接されている。またルー
フサイドパネル12の上端には前後方向へ延びるフランジ
部12aが設けられ、同フランジ部12aとルーフセンタパネ
ル11のフランジ部11aをスポツト溶接して両パネル11,12
が接合され、かつ両フランジ部11a,12aにて前後方向へ
延びるルーフドリツプが形成されている。
リヤサイドパネル14はサイドメンバ13の後端部に連設
されているもので、リヤサイドパネル14の上端部はサイ
ドメンバ13より上方へ所定量突出していて、その上端前
部には互いに対向するルーフサイドパネル12の後端が接
合されている。
されているもので、リヤサイドパネル14の上端部はサイ
ドメンバ13より上方へ所定量突出していて、その上端前
部には互いに対向するルーフサイドパネル12の後端が接
合されている。
また、リヤサイドパネル14の上端側部には、第4図に
示すように、フランジ部14aが設けられており、このフ
ランジ部14aには、ルーフサイドパネル12に接合された
ルーフセンタパネル11に設けたフランジ部11aの後部が
重合されていて、両フランジ部11a,14aはスポット溶接
されて互いに接合されている。これにより、ルーフセン
タパネル11の側端の後部はリヤサイドパネル14の上端側
部に接合されている。
示すように、フランジ部14aが設けられており、このフ
ランジ部14aには、ルーフサイドパネル12に接合された
ルーフセンタパネル11に設けたフランジ部11aの後部が
重合されていて、両フランジ部11a,14aはスポット溶接
されて互いに接合されている。これにより、ルーフセン
タパネル11の側端の後部はリヤサイドパネル14の上端側
部に接合されている。
本実施例は以上の構成からなり、サイドメンバ13の後
端部に連設したリヤサイドパネル14にて車体側面の後部
コーナと車体ルーフの後部コーナを一体に形成したの
で、車体側面の後部コーナにルーフセンタパネル11の端
部が露出しなくなる。従って、車体側面の後部コーナの
見映えが良くなり、また、ルーフセンタパネル11の端部
を隠すためのロウ付け作業が省略できるので、製造コス
トの低減を図ることができる。
端部に連設したリヤサイドパネル14にて車体側面の後部
コーナと車体ルーフの後部コーナを一体に形成したの
で、車体側面の後部コーナにルーフセンタパネル11の端
部が露出しなくなる。従って、車体側面の後部コーナの
見映えが良くなり、また、ルーフセンタパネル11の端部
を隠すためのロウ付け作業が省略できるので、製造コス
トの低減を図ることができる。
さらに、ルーフセンタパネル11のフランジ部11aとル
ーフサイドパネル12のフランジ部12aにてルーフドリツ
プを形成したので、ルーフドリツプが車体側面に露出せ
ず同側面の外観が簡潔になって見映え良くなる。
ーフサイドパネル12のフランジ部12aにてルーフドリツ
プを形成したので、ルーフドリツプが車体側面に露出せ
ず同側面の外観が簡潔になって見映え良くなる。
なお、本実施例では車体左側面について説明したが、
右側面も左側面と同一の構造にて結合される。
右側面も左側面と同一の構造にて結合される。
第1図は本考案の一実施例に係るルーフパネルとサイド
メンバの結合構造を示す分解斜視図、第2図は同結合構
造の要部拡大斜視図、第3図は第2図のIII−III線から
切断した断面図、第4図は第2図のIV−IV線から切断し
た断面図、第5図は従来のルーフパネルとサイドメンバ
の結合構造を示す分解斜視図、第6図は同結合構造の部
分拡大斜視図、第7図は第6図のVII−VII線から切断し
た断面図である。 符号の説明 11……ルーフセンタパネル、12……ルーフサイドパネ
ル、13……サイドメンバ、14……リヤサイドパネル、15
……ルーフサイドレール。
メンバの結合構造を示す分解斜視図、第2図は同結合構
造の要部拡大斜視図、第3図は第2図のIII−III線から
切断した断面図、第4図は第2図のIV−IV線から切断し
た断面図、第5図は従来のルーフパネルとサイドメンバ
の結合構造を示す分解斜視図、第6図は同結合構造の部
分拡大斜視図、第7図は第6図のVII−VII線から切断し
た断面図である。 符号の説明 11……ルーフセンタパネル、12……ルーフサイドパネ
ル、13……サイドメンバ、14……リヤサイドパネル、15
……ルーフサイドレール。
Claims (1)
- 【請求項1】車体ルーフの側面を形成するルーフサイド
パネルと、車体ルーフの上面を形成するルーフセンタパ
ネルと、車体側面を形成するサイドメンバと、前記サイ
ドメンバの後端部に連設され車体側面の後部コーナ及び
車体ルーフの後部コーナを形成するリヤサイドパネルと
を備え、前記ルーフサイドパネルの下端が前記サイドメ
ンバの上部に設けた前後方向へ延びるルーフサイドレー
ルに接合されているとともに、前記ルーフサイドパネル
の後端が前記リヤサイドパネルの上端前部に接合されて
おり、かつ前記ルーフセンタパネルの側端が前記ルーフ
サイドパネルの上端に接合されているとともに、前記ル
ーフセンタパネルの側端の後部が前記リヤサイドパネル
の上端側部に接合されていることを特徴とするルーフパ
ネルとサイドメンバの結合構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP528290U JP2506447Y2 (ja) | 1990-01-23 | 1990-01-23 | ル―フパネルとサイドメンバの結合構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP528290U JP2506447Y2 (ja) | 1990-01-23 | 1990-01-23 | ル―フパネルとサイドメンバの結合構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0396279U JPH0396279U (ja) | 1991-10-01 |
JP2506447Y2 true JP2506447Y2 (ja) | 1996-08-07 |
Family
ID=31508999
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP528290U Expired - Fee Related JP2506447Y2 (ja) | 1990-01-23 | 1990-01-23 | ル―フパネルとサイドメンバの結合構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2506447Y2 (ja) |
-
1990
- 1990-01-23 JP JP528290U patent/JP2506447Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0396279U (ja) | 1991-10-01 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |