JP2506333Y2 - 印 判 - Google Patents

印 判

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JP2506333Y2
JP2506333Y2 JP1990009952U JP995290U JP2506333Y2 JP 2506333 Y2 JP2506333 Y2 JP 2506333Y2 JP 1990009952 U JP1990009952 U JP 1990009952U JP 995290 U JP995290 U JP 995290U JP 2506333 Y2 JP2506333 Y2 JP 2506333Y2
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JP
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JP1990009952U
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JPH03101658U (ja
Inventor
彰 大橋
Original Assignee
シヤチハタ工業株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は印判に関するもので、特にインキを含浸させ
た多孔質印字体を使用したインキ補充可能な印判に関す
るものである。
(従来技術) 従来多孔質印字体を使用し、インキ補充可能な印判に
は、実公昭53-44486号、実公昭38-22307号、実開昭52-1
46315号、実公昭53-2027号等が知られている。
従来この種の印判は、インキを補充すれば長期使用で
き、大変便利な印判であるが、インキを補充する場合、
把持部またはホルダーを、印字体を保持している本体等
から取り外し、印字体またはインキ吸蔵体等にインキを
補充する構成になっている。ところがホルダーと本体の
着脱には圧入嵌合、またはネジ式が大半である。
(考案が解決しようとする課題) 従来の圧入嵌合では印判を長期間使用するとインキ補
充回数が多くなり、着脱回数も必然的に多くなり、その
結果ホルダー及び本体の圧入嵌合部分がなじみ、嵌合状
態を維持できなくなり、印判として使用できなくなっ
た。また、ネジ式であると金型、加工賃が高値となり、
コスト高になると共に、着脱には圧入嵌合より不便であ
った。
これらの課題を解決し、長期間使用しても初期と変わ
らない嵌合状態を維持し、着脱が確実にでき、かつ便利
な構成を持つ印判を提供するものである。
(課題を解決するための手段) 下方部に印字体1を保持させた印字体保持部Aと、そ
の印字体保持部Aの上方部より装着するホルダーBとか
らなる印判において、前記印字体保持部Aの外周面と、
前記ホルダーBの内周面のうち、一方に波状突起11及び
この下方に隆起部12を設け、他方に前記波状突起11に当
接誘導される凸状突起15及び前記隆起部12を乗り越える
凸部14を設けて、前記印字体保持部Aと前記ホルダーB
が着脱自在に嵌合することを特徴とする印判である。
(作用) 印字体保持部Aの外周面と、前記ホルダーBの内周面
のうち、一方に、波状突起11及び隆起部12を設け、他方
に前記波状突起11に当接誘導される凸状突起15及び前記
隆起部12と着脱自在に嵌合固定する凸部14を設けている
ので、波状突起11の波谷13′に凸状突起15が位置すると
同時に隆起部12を凸部14が乗り越え、印字体保持部Aと
ホルダーBが嵌合される。
また、ホルダーBを印字体保持部Aに対し軸を中心に
左右どちらかに回動させると、前記凸状突起15が波状突
起11の形状に沿って移動し、隆起部12を凸部14が越える
とホルダーBが印字体保持部Aより外れる。
(実施例) 次に実施例にて詳細に説明する。
第1の実施例を第1図(イ)、第1図(ロ)及び第2
図にて説明する。
印字体保持部Aは以下の通りである。図において1は
ゴム、プラスチック、セラミックス等の素材の多孔質印
字体で、2はフェルト、ポリウレタン等のインキ吸蔵
体、3はインキに侵されない金属またはプラスチック製
の受金である。
4はインキに侵されないプラスチック製の印字体ホル
ダーで、下方に前記多孔質印字体1、インキ吸蔵体2を
受金3にて保持させている。また、必要に応じ印字体ホ
ルダー4の上端部に補充口キャップ5を設ける。
7は本体であり、前記印字体ホルダー4の外被体で、
下端は印字体1の印面17の近くまで伸びており、上端
は、固定リング6にて前記印字体ホルダー4に固定され
ている。本体7の上方の外周面には、波状突起11が周状
に形成され、その下方に垂直方向に隆起部12が形成され
ている。
10は印面17を覆うキャップであり、本体7と着脱自在
な嵌合である。
8はスライドで、本体7との間にバネ9をもって上下
動可動に保持され、下端は印面17より常時下方に出てい
る。
18は、ホルダーBの開口端部が当接する肩部である。
尚、本体7に印字体1を受金3にて保持させても良い
ことは勿論であり、スライド、バネを必ずしも設ける必
要はない。
次にホルダーBについて説明する。ホルダーBは合成
樹脂製で、開口端近くの内周面には、中心に向かって2
ヶの凸部14、及び前記凸部14より内側には、段部30を設
け、該段部30の上に下向きに凸状突起15を2ヶ設けてあ
る。
波状突起11の1つの波先13と、次の波先13との長さ
(以下波長という)及び波先13と波谷13′の長さ(以下
波高という)については、波長は、凸状突起15より大き
く、また、波高は印字体保持部AとホルダーBが嵌合し
た時、凸部14の頂点と隆起部12の頂点までの長さhと同
じ長さ以上であればよい。
また、凸状突起15の形状は、円弧、楕円弧等の弧がよ
い。
前記凸状突起15は、前記波状突起11に当接誘導され、
また、前記凸部14は、前記隆起部12を乗り越えて、前記
印字体保持部Aと前記ホルダーBが着脱自在に嵌合す
る。
また、ホルダーBの凸部14及び凸状突起15を本体7に
設け、本体7の隆起部12及び波状突起11を、ホルダーB
に設けてもよい。
凸状突起15は2個以上で、波谷13′の数以内であれば
よいし、波長は本体の外周の2分の1以内であればよ
い。
さて、次にホルダーBと本体7の着脱は次の通りであ
る。
ホルダーBの凸状突起15が、本体7の波状突起11の波
先13に滑り込むと、同時に、ホルダーBの凸部14が、本
体7の隆起部12を乗り越え、ホルダーBと本体7が嵌合
する。
また、本体7とホルダーBをもってホルダーBを、軸
中心に回動させると、凸状突起15が、波状突起11の形状
に導かれて移動し凸部14が隆起部12を越えてホルダーB
が外れる。
第2の実施例を第3図に示してある。第1の実施例と
異なる点は、印字体保持部Aの本体7に設けた波状突起
11のかわりに、ノコギリ歯状突起11′とし、かつ、固定
リング6に前記ノコギリ歯状突起11′と隆起部12を設け
た構成であり、作用は第1の実施例と同様である。
(効果) 以上の構成であるので、次の効果がある。
(1) 常時は強固に嵌合されており、印字体1にイン
キ補充する時には、ホルダーBを印字体保持部Aに対し
て、軸を中心に回動させることにより外すことができ
る。すなわちホルダーBを印字体保持部Aより外すため
の可動距離は、凸部14が隆起部12を乗り越える距離であ
り、ホルダーBの回動距離より短くしてあるので、隆起
部12を乗り越える瞬間は大きな力が必要であるが、回動
されることにより、小さな力で可能とした。
(2) ホルダーBを印字体保持部Aにはめるときに
は、単に押し込むだけで凸部14が隆起部12を乗り越えれ
ば、凸状突起15が波状突起11またはノコギリ歯状突起1
1′とかみ合い嵌合できる。
(3) 嵌合が完了すると、印字体保持部Aの肩部18に
ホルダーBの開口端面が当接するので、パチンと音を発
するか、手に確かな衝撃を感じ嵌合が完了したことがわ
かる。
【図面の簡単な説明】 第1図(イ) 本考案の第1の実施例の半断面図 第1図(ロ) 本考案の第1の実施例の嵌合要部の拡大図 第2図 本考案の第1の実施例の分離斜視図 第3図 本考案の第2の実施例の分離斜視図 1:印字体 4:印字体ホルダー 7:本体 A:印字体保持部 B:ホルダー

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】下方部に印字体1を保持させた印字体保持
    部Aと、その印字体保持部Aの上方部より装着するホル
    ダーBとからなる印判において、前記印字体保持部Aの
    外周面と、前記ホルダーBの内周面のうち、一方に波状
    突起11及びこの下方に隆起部12を設け、他方に前記波状
    突起11に当接誘導される凸状突起15及び前記隆起部12を
    乗り越える凸部14を設けて、前記印字体保持部Aと前記
    ホルダーBが着脱自在に嵌合することを特徴とする印
    判。
JP1990009952U 1990-02-02 1990-02-02 印 判 Expired - Lifetime JP2506333Y2 (ja)

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JPH03101658U JPH03101658U (ja) 1991-10-23
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5741785U (ja) * 1980-08-25 1982-03-06
JPS5743179U (ja) * 1980-08-26 1982-03-09
JPS6181986U (ja) * 1984-11-02 1986-05-30

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