JP2506240Y2 - 受台付ロ―ラコンベア - Google Patents

受台付ロ―ラコンベア

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JP2506240Y2
JP2506240Y2 JP8819290U JP8819290U JP2506240Y2 JP 2506240 Y2 JP2506240 Y2 JP 2506240Y2 JP 8819290 U JP8819290 U JP 8819290U JP 8819290 U JP8819290 U JP 8819290U JP 2506240 Y2 JP2506240 Y2 JP 2506240Y2
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roller
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伴浩 中嶋
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東陶機器株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は検査、手直し及び加工作業等の種々の作業に
好適なコンベアに関する。
(従来の技術) 物品を水平運搬するためのローラコンベアは広く使用
されている。例えば、陶製便器などの衛生陶器の製造ラ
インには、検査ステージや手直しステージがあり、この
箇所で製品の検査や手直しを為す。その為には、製品が
水平方向に動かぬようにする必要がある。
第4図は従来のローラコンベアの一例を示し、このロ
ーラコンベア100は、当該ステージのローラ101…(本例
では3本)に揺動ビーム102、ゴムパッド103…からなる
ブレーキ機構が備えられていて、ブレーキを掛けること
により、ローラ101…の回転を拘束するものである。
(考案が解決しようとする課題) しかし、製品Wとローラ101…は線接触であり、また
ローラ101…は表面が滑らかに仕上られていることから
摩擦係数が小さい。よって、ローラ101…が停止してい
るにもかかわらず、製品Wは僅かな水平外力で横ずれす
る恐れがあり、作業の能率は低下する。
よって、本考案の目的はローラコンベア上の製品を安
定支持して、検査や手直しの作業を容易にすることにあ
る。
(課題を解決するための手段) 上記目的を達成すべく本考案は、ローラコンベアのロ
ーラ間に受台を配置し、この受台をローラパスラインよ
り上昇及び下降させる受台昇降機構を設けることで受台
付ローラコンベアを構成する。
(作用) 受台昇降機構にて、受台を上昇させることにより、こ
の受台は製品をローラパスラインより上方に支持する。
受台は製品を面(めん)で受け且つ当り面は摩擦係数の
高い物質で構成できるから、製品は水平外力に対して横
ずれしにくくなる。
(実施例) 本考案の実施例を添付図面に基づいて以下に説明す
る。
第1図は本考案に係る受台付ローラコンベアの側面
図、第2図は第1図のII-II線断面図である。
受台付ローラコンベア1はサイドフレーム2,2に回転
自在に支承されているローラ3…と、ローラ3,3間に介
設された受台10と、この受台の為の受台昇降機構20とか
らなる。以下にこれを詳述する。
ローラ3は、第2図の左上部に部分断面して示す通
り、ロール胴4に圧入されたロールディスク5にベアリ
ング6,6を介してロールシャフト7を嵌合したものであ
り、ベアリング6,6の内輪、外輪が互にフリー回転する
のでロールシャフト7が固定であるにもかかわらず、ロ
ール胴4は自由に回転する。
受台10は第1図に示す通り天板11の長さL1(コンベア
の長手方向長さ)はロール胴間距離L2より大である。そ
して天板11を支承する側板12,12は4〜8個のガイドロ
ーラ13…で上下動のみ可能にガイドされている。
受台昇降機構20は上記受台10の底板14に付設されたテ
ーパ板21とこのテーパ板21にころがり接触するローラ22
とこのローラ22を長手方向に水平に進退せしめるシリン
ダユニット23とからなる。なお、ローラ22の為の細長な
ローラ台24は第2図に示す通り、サイドフレーム2の下
部のレール面2a,2aに支承されている。
以上の構成からなる受台付ローラコンベアの作用を次
に述べる。
第3図(a),(b)は作用説明図であり、第3図
(a)において、ローラコンベア1を流れてきた製品W
は受台10…の上に至る(想像線で示す)。
シリンダユニット23を作動させ、ローラ22…を図左へ
移動すると、テーパ作用にて受台10…は垂直に上昇し、
ローラパスラインPLを越えて製品Wを支承する(第3図
(b))。
受台10の天板11は、必要ならゴム板を貼ることも可能
であり、比較的広面積な平板であるから、製品Wは安定
して支承され、特に、手直し等で水平外力が作用したと
しても、横ずれする恐れはない。
検査や手直し作業が終了したらシリンダユニット23を
逆運転し受台10をパスラインPLより下方に下降させるこ
とで第3図(a)の状態に戻せばよい。
また、シリンダユニット23は電動、空圧、油圧方式の
いずれでもよい。
更に、第2図に示す通り受台の天板はロール胴と略同
一の幅を有するので広幅の製品から細幅の製品まで自在
に支承することができる。
更に、手直し作業中は当該ローラは無負荷となるの
で、ローラの寿命が伸びる。
(考案の効果) 以上述べた通り本考案によれば、製品は受台でローラ
パスラインより上へ持ち上げ支承されるので、水平外力
が作用しても横ずれする恐れはなく、もって、検査や手
直しの作業の能率向上を図れる。又、複数のシリンダが
一度に一つのシリンダで上昇するので、受台毎に昇降機
構が不要となり、装置が簡略化されたものにできる。
さらに、テーパ板の角度のつけかたにより、重いもの
でも小さいシリンダの力で上昇することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る受台付ローラコンベアの側面図、 第2図は第1図のII-II線断面図、 第3図(a),(b)は作用説明図、 第4図は従来のローラコンベアの一例を示す図、 1……受台付ローラコンベア 3……ローラ、10……受台 20……受台昇降機構 PL……ローラパスライン

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ローラコンベアの搬送方向ローラ間に複数
    の受台を配置し、これらの受台をローラパスラインより
    上昇及び下降させる受台昇降機構を備えてなる受台付ロ
    ーラコンベアにおいて、 前記受台昇降機構は、複数の受台各々の底板に付設され
    たテーパ板と、このテーパ板にころがり接触する複数の
    ローラと、このローラを長手方向に水平に進退せしめる
    シリンダユニットとからなり、 前記シリンダユニットの進退によるテーパ作用で受台が
    昇降することを特徴とする受台付ローラコンベア。
JP8819290U 1990-08-22 1990-08-22 受台付ロ―ラコンベア Expired - Lifetime JP2506240Y2 (ja)

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JPH0446014U JPH0446014U (ja) 1992-04-20
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