JP2505914Y2 - リヤスポイラ装置 - Google Patents

リヤスポイラ装置

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JP2505914Y2
JP2505914Y2 JP1990033352U JP3335290U JP2505914Y2 JP 2505914 Y2 JP2505914 Y2 JP 2505914Y2 JP 1990033352 U JP1990033352 U JP 1990033352U JP 3335290 U JP3335290 U JP 3335290U JP 2505914 Y2 JP2505914 Y2 JP 2505914Y2
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JP
Japan
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vehicle body
wing member
moving
raising
rear spoiler
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JP1990033352U
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JPH03122986U (ja
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正春 松本
信夫 伊藤
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Ohi Seisakusho Co Ltd
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Ohi Seisakusho Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本考案は、自動車の後端部に装着して空気を整流する
リヤスポイラ装置に関する。
「従来の技術」 従来のリヤスポイラ装置としては、例えば特開昭62-2
47984号公報に開示されたものがある。
すなわち、同公報には、トランクルーム内に駆動機構
を装着し、該駆動機構から昇降アームを延ばしてウイン
グの高さおよび迎角を変化させるものが開示されてい
る。
「考案が解決しようとする課題」 しかしながら、このような従来のリヤスポイラ装置で
は、駆動機構が大がかりでコスト高なものになっている
ばかりでなく、駆動機構がトランクルーム内のスペース
を相当に取っているので、トランク容量を減じていると
いう問題点があった。
本考案は、このような従来の問題点に着目してなされ
たもので、駆動機構を簡素なものとし、スペースを要さ
ずかつコストを低減したリヤスポイラ装置を提供するこ
とを目的としている。
「課題を解決するための手段」 かかる目的を達成するための本考案の要旨とするとこ
ろは、 自動車の後端部に装着して空気を整流するリヤスポイ
ラ装置において、 車体に横設されるウイング部材と、該ウイング部材の
両側部を支持する一対の起倒脚とより成り、 前記ウイング部材または前記車体のいずれか一方に、
該ウイング部材の両側部に対応して、一対の移動シュー
を車体横方向に摺動可能にそれぞれ嵌合させるととも
に、該移動シューを内外に移動させる駆動機構を備え、 前記一対の起倒脚は、車体の中心側または外方側の相
互に反対方向に倒伏可能に前記ウイング部材または車体
の他方に基部が枢支され、先端部は前記移動シューに枢
着してあることを特徴とするリヤスポイラ装置に存す
る。
「作用」 使用状態では、起倒脚は起立しており、ウイング部材
は車体表面の乱流域の上の整流域にあって空気を整流
し、自動車の走行安定性の向上に寄与している。
低速走行時あるいは停車時等で空気を整流する必要が
ないときはウイング部材を車体に密着させて収納する。
収納するには、駆動機構により両側部の移動シュー
を、起倒脚がそれぞれ車体の中心側へ倒れる場合は車体
内方へ移動させ、起倒脚がそれぞれ車体の外方側へ倒れ
る場合は車体外方へ移動させる。それにより起倒脚の先
端部が車体中央へ引き寄せられるか、外側へ拡巾され、
起倒脚は基部を中心にして車体の表面に沿って倒伏す
る。
起倒脚の先端部および移動シューは車体に近接し、ウ
イング部材は車体に密着した収納状態になる。
ウイング部材を高くして使用するときは駆動機構によ
り前記とは逆方向に移動シューを移動させれば、起倒脚
が起立してウイング部材は上昇し、使用状態にすること
ができる。
「実施例」 以下、図面に基づき本考案の一実施例を説明する。
第1図〜第5図は本考案の一実施例を示している。
リヤスポイラ装置10は自動車の車体1の後端部に装着
して空気を整流するものであり、車体1に横設されるウ
イング部材20と、ウイング部材20の両側部を支持する一
対の起倒脚30,30とより成る。
ウイング部材20はウイング外装体21内にウイングフレ
ーム22を埋設して成り、ウイングフレーム22の前後縁の
内側に長手方向に嵌合溝23a,23bが形成され、嵌合溝23
a,23bより内側に、ケーブル案内溝24a,24bが設けられて
いる。
ウイング部材20の両側部に移動シュー25,25が配設さ
れている。
移動シュー25,25は、前後に摺動嵌合縁25a,25bを有
し、摺動嵌合縁25a,25bが樹脂摺動子25c,25cを介してウ
イングフレーム22の嵌合溝23a,23bに嵌合しており、移
動シュー25は車体1の横方向に摺動可能にウイングフレ
ーム22に保持されている。
ウイングフレーム22のケーブル案内溝24a,24bにはギ
ヤードケーブル26a,26bが挿通され、キヤードケーブル2
6a,26bの外端は移動シュー25,25に固結されている。
ウイングフレーム22の中央部には移動シュー25を内外
に移動させる駆動機構27が設けられている。
駆動機構27は駆動モータ27aと減速機27bとより成り、
第3図に示すように、駆動機構27に延びたギヤードケー
ブル26a,26bの間に位置してそれぞれに嵌合する駆動ギ
ヤ27cが減速機27bに設けられている。
一対の起倒脚30,30は取付ブラケット31,31を介して車
体1に枢支されている。
すなわち、車体1に固定される取付ブラケット31に枢
軸32が設けられ、起倒脚30の基部33は枢軸32を介して車
体1の中心側へ倒伏可能なよう枢支される。基部33には
起立したとき取付ブラケット31に当接する起立ストッパ
34aと、倒伏したとき取付ブラケット31に当接する倒伏
ストッパ34bとが固設されている。
起倒脚30,30の先端部35,35は枢軸ピン36により移動シ
ュー25に枢着されている。
次に作用を説明する。
第1図および第3図に示す使用状態では、移動シュー
25,25は相互に離間した最外側にあり、起倒脚30,30は起
立して起立ストッパ34aが取付ブラケット31に当接して
おり、ウイング部材20は車体1表面の乱流域の上の整流
域に位置している。
自動車が高速走行すると、整流の中をウイング部材20
が進み、下降力が発生して車体1の浮きを押え、自動車
の走行安定性がよくなる。
低速走行時あるいは停車時等で空気を整流する必要が
ないときや邪魔なときはウイング部材20を車体1に密着
させて収納する。
収納するには、駆動機構27により両側部の移動シュー
25を車体1の内方へ移動させる。
すなわち、駆動モータ27aを起動すると減速機27bの駆
動ギヤ27cがギヤードケーブル26a,26bを縦方向に移動さ
せ、移動シュー25,25が嵌合溝23a,23bに案内されて車体
1の中心に向け引き寄せられる。
移動シュー25,25と共に起倒脚30,30の先端部が車体1
の中央へ引き寄せられ、起倒脚30,30は基部基部33の枢
軸32を中心にして回動し、車体1の中心側へ倒伏する。
第5図に示すように、起倒脚30,30の先端部および移
動シュー25は車体1に近接し倒伏脚30,30は倒伏して倒
伏ストッパ34bが取付ブラケット31に当接するとウイン
グ部材20は車体1に密着した収納状態になり、駐車や走
行の邪魔になることがない。
ウイング部材20を高くして使用するときは駆動機構27
により前記とは逆方向に移動シュー25を移動させれば、
起倒脚30,30が起立してウイング部材20は上昇し、使用
状態にすることができる。
なお、前記実施例では、起倒脚が車体の中心側へ倒伏
するものを示したが、逆に外側に倒れるようにしても同
様にウイング部材を使用位置と収納位置とに反転させる
ことができる。
また、前記実施例では、移動シューをウイング部材側
に設けたものを示したが、車体側に設けてもよい。
「考案の効果」 本考案に係るリヤスポイラ装置によれば、駆動機構を
設け、小型で簡単な構成にしたから、スペースを取ら
ず、トランクルームを狭くすることもなく、また、コス
トを低減した安価なものにすることができる。
【図面の簡単な説明】
各図は本考案の一実施例を示しており、第1図はリヤス
ポイラ装置の斜視図、第2図は起倒脚および移動シュー
の関係を示す斜視図、第3図は駆動機構の要部平面図、
第4図は車体に装着した使用状態にあるリヤスポイラ装
置の斜視図、第5図は同じく収納状態にあるリヤスポイ
ラ装置の斜視図である。 10……リヤスポイラ装置、20……ウイング部材 22……ウイングフレーム、25……移動シュー 26a,26b……ギヤードケーブル 27……駆動機構、27a……駆動モータ 27b……減速機、27c……駆動ギヤ 30……起倒脚、31……取付ブラケット 33……基部、34a……起立ストッパ 34b……倒伏ストッパ、35……先端部

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】自動車の後端部に装着して空気を整流する
    リヤスポイラ装置において、 車体に横設されるウイング部材と、該ウイング部材の両
    側部を支持する一対の起倒脚とより成り、 前記ウイング部材または前記車体のいずれか一方に、該
    ウイング部材の両側部に対応して、一対の移動シューを
    車体横方向に摺動可能にそれぞれ嵌合させるとともに、
    該移動シューを内外に移動させる駆動機構を備え、 前記一対の起倒脚は、車体の中心側または外方側の相互
    に反対方向に倒伏可能に前記ウイング部材または車体の
    他方に基部が枢支され、先端部は前記移動シューに枢着
    してあることを特徴とするリヤスポイラ装置。
JP1990033352U 1990-03-29 1990-03-29 リヤスポイラ装置 Expired - Lifetime JP2505914Y2 (ja)

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JP1990033352U JP2505914Y2 (ja) 1990-03-29 1990-03-29 リヤスポイラ装置

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JP1990033352U JP2505914Y2 (ja) 1990-03-29 1990-03-29 リヤスポイラ装置

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Publication Number Publication Date
JPH03122986U JPH03122986U (ja) 1991-12-13
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ID=31536949

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS4823369U (ja) * 1971-07-26 1973-03-16

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JPH03122986U (ja) 1991-12-13

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