JPH0717214B2 - リヤスポイラ装置 - Google Patents

リヤスポイラ装置

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JPH0717214B2
JPH0717214B2 JP8198590A JP8198590A JPH0717214B2 JP H0717214 B2 JPH0717214 B2 JP H0717214B2 JP 8198590 A JP8198590 A JP 8198590A JP 8198590 A JP8198590 A JP 8198590A JP H0717214 B2 JPH0717214 B2 JP H0717214B2
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JP
Japan
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wing
vehicle body
spoiler device
rear spoiler
wings
Prior art date
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JP8198590A
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JPH03281484A (ja
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正春 松本
信夫 伊藤
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Ohi Seisakusho Co Ltd
Original Assignee
Ohi Seisakusho Co Ltd
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  • Body Structure For Vehicles (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本発明は、自動車の後端部に装着して空気を整流するリ
ヤスポイラ装置に関する。
「従来の技術」 従来のリヤスポイラ装置としては、例えば自動車の後端
部に装着してあり、ウイングを可動にして、自動車の走
行状態に応じてウイングの迎角を変えられるものがあ
る。
「発明が解決しようとする課題」 しかしながら、このような従来のリヤスポイラ装置で
は、単にウイングの迎角を変えることができるだけなの
で、自動車の接地性の安定には有効であるけれども、両
横方向には全く分力が発生しないか、発生しても僅かで
あって、直進安定性に直接に有効なものではなく、自動
車を直進させるように働くリヤスポイラ装置を開発する
のが課題であった。
本発明は、このような従来の課題に着目してなされたも
ので、ウイングに両横方向への分力を発生させ、該分力
により自動車の横方向への移動を抑えて直進性を向上さ
せ、走行安定性を改善するリヤスポイラ装置を提供する
ことを目的としている。
「課題を解決するための手段」 かかる目的を達成するための本発明の要旨とするところ
は、 自動車の後端部に装着して空気を整流するリヤスポイラ
装置において、 車体中央部に固設される中央基台と、 前記中央基台にそれぞれの内端部が枢支され、それぞれ
側方に延びるウイングと、 前記ウイングの外端部と車体側部との間に装着され、該
外端部を上下に移動させて保持する昇降機構とを具備し
て成るリヤスポイラ装置に存する。
「作用」 自動車が走行し、車体に沿って流れる気流は車体の後端
部でリヤスポイラ装置のウイングに当って整流される。
中央基台から側方にそれぞれ延びるウイングが前方から
みて略水平であった場合、整流したときウイングに発生
する分力は上下方向だけであり、当該分力は自動車の接
地性の向上に寄与する。
自動車の直進性をよくしたい場合、昇降機構により両ウ
イングの外端部を上昇または下降させて保持する。
両ウイングは内端部と外端部との高さが異なるので、整
流するとき各ウイングに直角方向に生ずる下降力は、車
体を下方に押し付ける押え力と車体の側方に働く横分力
とに別れる。
押え力は車体の接地性を向上させ、横分力は車体中央か
ら振り分けられた各ウイングでは反対方向に働き、反対
方向の横分力が釣り合うことにより車体の横方向の移動
が押えられ、自動車の直進性を向上させる。
「実施例」 以下、図面に基づき本発明の各種実施例を説明する。
第1図〜第3図は本発明の第1実施例を示している。
リヤスポイラ装置10は自動車の車体1の後端部に装着し
て空気を整流するものである。
車体1の中央部に中央基台11が固設され、中央基台11か
らウイング20,20が両側方に延び、車体1の側部に昇降
機構30が設置されている。
中央基台11の上部にはほぼ水平なウイング支持部12が設
けられ、ウイング支持部12の両側部に嵌合切欠13,13が
形成されている。
中央基台11のウイング支持部12の嵌合切欠13にはウイン
グ20の内端部21の嵌合突起22が嵌合して枢軸ピン23によ
り枢支されている。
ウイング20,20は、略水平なフラップ部24,24がそれぞれ
側方に延び、末端で外端部25が下方に屈曲している。
昇降機構30は、ウイング20の外端部25に対応して車体1
の側部に装着されており、外端部25を上下に移動させて
保持するものである。
昇降機構30は、車体1に固設されるハウジング31に支持
された駆動モータ32と、ハウジング31に枢支された歯車
部材33と、ウイング20の外端部25に固設された円弧ラッ
ク34,34とより成る。円弧ラック34,34の円弧はウイング
20の内端部21の枢軸ピン23を中心としている。
駆動モータ32は駆動軸にウオーム32aが固設されてい
る。歯車部材33は、ウオーム32aが噛合するウオームホ
イール33aと円弧ラック34,34に噛合する駆動歯車33b,33
bとを枢軸33cに固着して成る。
次に作用を説明する。
昇降機構30では、駆動モータ32のウオーム32aに歯車部
材33のウオームホイール33aが大きな減速比で噛合して
おり、ウイング20に荷重が加わっても逆転することはな
く、ウイング20は一定の状態に保持されている。
自動車が走行し、車体1に沿って流れる気流は車体1の
後端部でリヤスポイラ装置10のウイング20のフラップ部
24に当って整流される。
第1図および第3図実線に示すように、中央基台11から
側方にそれぞれ延びるフラップ部24が前方からみて略水
平であった場合、空気の流れを整流したときウイング20
のフラップ部24に発生する分力は上下方向だけであり、
当該分力は自動車の接地性の向上に主として寄与する。
自動車の直進性をよくしたい場合、昇降機構30により両
ウイング20の外端部25を上昇または下降させて保持す
る。
昇降機構30の駆動モータ32を起動してウオーム32aを回
転駆動すると、ウオームホイール33aが減速されて回転
する。ウオームホイール33aの回転は枢軸33cを介して駆
動歯車33b,33bに伝達され、駆動歯車33b,33bが回転する
とそれに噛合している円弧ラック34,34が相対的に変位
し、ウイング20の外端部25が昇降する。適宜な位置で駆
動モータ32を停止させると、ウイング20はその位置に保
持される。
第3図に想像線で示すように、両ウイング20,20は内端
部21と外端部25の高さが異なるので、整流するとき各ウ
イング20に直角方向に生ずる下降力は、車体1を下方に
押し付ける押え力と車体1の側方に働く横分力とに別れ
る。
押え力は車体1の接地性を向上させ、横分力は車体1中
央から振り分けられた各ウイング20では反対方向に働
き、反対方向の横分力が釣り合うことにより車体1の横
方向の移動が押えられ、自動車の直進性を向上させるよ
う働く。
第4図および第5図は本発明の第2実施例を示してい
る。
ウイング20,20の内端部21,21からフラップ部24,24にか
けて、尾端の端縁に制動表示灯15,15を横長に装着して
ある。その他の構成は第1実施例と共通である。
第2実施例では、中央から両側に延びるウイング20,20
の制動表示灯15,15は連なって見え、昇降機構30により
ウイング20の外端部25を昇降させると、横一列、V字形
と態様を変えることができ、高い位置で制動表示灯15,1
5が点灯して後続車は視認しやすく、自動車の走行の安
定性が向上する。
なお、各ウイングは少し前下がりにすると大きな下降力
を発生することができ、また、ウイングは内端部と外端
部との高さを変えて傾斜させる場合、外端側を低くして
もよいことは言うまでもない。
「発明の効果」 本発明に係るリヤスポイラ装置によれば、ウイングは内
端部と外端部との高さを変えて傾斜させることによりウ
イングに両横方向への分力を発生させ、両側方への分力
を均衡させることにより自動車の横方向への移動を抑え
て直進性を向上させることができ、それにより自動車の
走行安定性を改善することができる。
【図面の簡単な説明】 第1図〜第3図は本発明の第1実施例を示しており、第
1図はリヤスポイラ装置の内部を透視して示した斜視
図、第2図は昇降機構の近傍を透視して示した斜視図、
第3図は自動車への取付状態を示す背面図、第4図およ
び第5図は第2実施例を示しており、第4図はリヤスポ
イラ装置の内部を透視して示した斜視図、第5図は自動
車への取付状態を示す背面図である。 10……リヤスポイラ装置、11……中央基台 15……制動表示灯、20……ウイング 21……内端部、23……枢軸ピン 24……フラップ部、25……外端部 30……昇降機構、32……駆動モータ 33……歯車部材、34……円弧ラック

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】自動車の後端部に装着して空気を整流する
    リヤスポイラ装置において、 車体中央部に固設される中央基台と、 前記中央基台にそれぞれの内端部が枢支され、それぞれ
    側方に延びるウイングと、 前記ウイングの外端部と車体側部との間に装着され、該
    外端部を上下に移動させて保持する昇降機構とを具備し
    て成るリヤスポイラ装置。
JP8198590A 1990-03-29 1990-03-29 リヤスポイラ装置 Expired - Lifetime JPH0717214B2 (ja)

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JP8198590A JPH0717214B2 (ja) 1990-03-29 1990-03-29 リヤスポイラ装置

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JP8198590A JPH0717214B2 (ja) 1990-03-29 1990-03-29 リヤスポイラ装置

Publications (2)

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JPH03281484A JPH03281484A (ja) 1991-12-12
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ID=13761776

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DE102006014263A1 (de) * 2006-03-28 2007-10-04 Dr.Ing.H.C. F. Porsche Ag Luftleitvorrichtung für ein Fahrzeug
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DE102006014258A1 (de) * 2006-03-28 2007-10-04 Dr.Ing.H.C. F. Porsche Ag Luftleitvorrichtung für ein Fahrzeug
DE102010008332A1 (de) * 2010-02-17 2011-08-18 GM Global Technology Operations LLC, ( n. d. Ges. d. Staates Delaware ), Mich. Fahrzeug mit zumindest einem Strömungsbeeinflussungselement mit einer Abrisskante und Verfahren zur Beeinflussung eines Luftwiderstandes eines Fahrzeugs
DE102011088852B4 (de) 2011-12-16 2022-06-30 Bayerische Motoren Werke Aktiengesellschaft Luftleitvorrichtung für ein Fahrzeug

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