JP2505692Y2 - 暖房機器の二重燃焼構造 - Google Patents

暖房機器の二重燃焼構造

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JP2505692Y2
JP2505692Y2 JP1993005943U JP594393U JP2505692Y2 JP 2505692 Y2 JP2505692 Y2 JP 2505692Y2 JP 1993005943 U JP1993005943 U JP 1993005943U JP 594393 U JP594393 U JP 594393U JP 2505692 Y2 JP2505692 Y2 JP 2505692Y2
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flame
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combustion unit
rotary atomization
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    • F23D11/36Details, e.g. burner cooling means, noise reduction means
    • F23D11/40Mixing tubes or chambers; Burner heads
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    • F23COMBUSTION APPARATUS; COMBUSTION PROCESSES
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    • F23D11/04Burners using a direct spraying action of liquid droplets or vaporised liquid into the combustion space the spraying action being obtained by centrifugal action
    • F23D11/08Burners using a direct spraying action of liquid droplets or vaporised liquid into the combustion space the spraying action being obtained by centrifugal action using a vertical shaft
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    • F23D11/44Preheating devices; Vaporising devices
    • F23D11/441Vaporising devices incorporated with burners
    • F23D11/448Vaporising devices incorporated with burners heated by electrical means
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  • Spray-Type Burners (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、暖房機器の二重燃焼
構造に関し、特にポート式燃焼部と回転霧化式燃焼部を
効果的に繋ぎ合わせて灯油及び軽油の液体燃料を夫々使
用可能ならしめた暖房機器の二重燃焼構造に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】一般に、暖房機器としては、灯油を使用
して最大発熱量5000Kcal/Hの熱量を有するポ
ート式燃焼構造と最大発熱量1500Kcal/Hの熱
量を有する回転霧化式燃焼構造が夫々の製品として使用
されてきた。
【0003】このような従来のポート式燃焼構造と回転
霧化式燃焼構造は、図1、図2のごとく例示できる。つ
まり、ポート式燃焼構造は、図1に示すごとく、側壁部
10aと床部10bとが一体に形成されるようアルミニ
ウムダイカスチングにより鋳造された容器状の内側バー
ナ本体10が外側バーナ本体5の内側に収容されるよう
挿入され、この内側バーナ本体10の開口部には後述す
るバーナヘッド部材11が載置されるよう切欠部が形成
され、また、開口部の下部には予熱ヒータ6が埋設され
る部分が外側へ突出された膨出部10cが一体形成され
ている。
【0004】また、バーナヘッド部材11は、床部中央
に混合ガスを上方へ誘導するよう下部の床部に(12
b)誘導孔12cが形成され、また、側壁部に複数の炎
孔12aから所定距離をおいて配設され、混合ガスを整
流させ、通過させるよう吐出孔17aが複数個形成され
た整流板17と、円筒部の周縁が誘導部材12の床部1
2bの上部に載置され、上記整流板17を覆い混合ガス
を通過させて誘導部材12の側壁部に形成された炎孔1
2aに矢印で示したごとくガイドする天井部に流出孔1
8aを形成された混合機18と、上記誘導部材12の側
壁部の上部を密閉し、混合ガスを外側へ容易にガイドで
きるよう上部面中央部に凹部が形成された上板部材20
と、上板部材20の下側に設けられ燃焼時に生じる熱を
遮断するよう熱遮断板19及び断熱パッキング19aと
からなる熱遮断部材と、燃焼時に燃焼音を低減させる上
記誘導部材12の側壁部内側に設けられた平らな円筒状
の外側及び中間、内側金網13,14,15と、この構
成要素を結合する固定棒16及びナツト21とからなる
固定部材が設けられている。
【0005】また、外側バーナ本体5の上側フランジ部
5aには、燃焼初期に誘導部12の炎孔12aへ排出さ
れる混合ガスを点火させる火花点火棒としてのイグナイ
タ7が設けられており、他側には誘導部材12炎孔12
aを通して形成された火花を感知する火花感知棒として
のフレームロッド8が設けられ、また内側バーナ本体1
0及び外側バーナ本体5の側壁部の一側には送油ダクト
22が内設された燃焼用空気供給ダクト23が螺結によ
り偏位に固着され、燃焼用空気供給ダクト23と略対向
の反対側の内側バーナ本体10には同本体10の内部温
度を感知及び一定温度を償うサーミスタ4が外側バーナ
本体5を貫通して内側バーナ本体10の外側に一部が埋
設されて予熱ヒータ6に連結されている。
【0006】つまり、バーナヘッド部材11は、内側バ
ーナ本体10の開口部内側に形成された切欠部上に外側
金網13の下端部及び誘導部材12の床部12bの下端
面が載置された後、これらの一端部が床面10bに一体
に設けられている少なくとも2つ以上の固定棒10f上
端部で固定ねじ24により締付けられている。
【0007】次に、回転霧化式燃焼構造は、図2のごと
く、下部に液体燃料(灯油)を貯える燃料タンク30が
配設されており、この燃料タンク30の右側上部には上
端にノズル31aを配設されたノズルパイプ31に連結
される電子ポンプ32が垂設され、燃料タンク30の液
体燃料をポンピングできるようになっている。また、燃
料タンク30の左側上部にはブロワケース33内に収容
されたインペラ34の回転により室内の燃焼用空気を吸
い込みできるように下部に燃焼空気が通過するエアフィ
ルタ35が設けられている。
【0008】また、ブロワケース33の上部方向には円
筒状のブロワボデイ36が設けられ、このブロワボデイ
36内には収容されたインペラ34を回転せしめ得るモ
ータ37が設けられ、その一側にはモータ37の駆動に
連動されて回転されるインペラ34により過多供給され
る燃焼用空気を燃焼状態にしたがって強,中,弱の3段
階で制御できるソレノイドバルブ38が固着されるよう
になっている。また、ブロワボデイ36の上部にはその
外形と略同一の円筒状の外部バーナボデイ39が設けら
れ、その内部の上側には外部バーナボデイ39の内側周
面と所定間隔をおいて上側に複数の炎孔40aを形成し
た内部バーナボディ40が設けられ、その内側下部には
モータ37の回転力につれて連動されるスプレー皿4
1、スプレーファン42を収容するよう混合空間部を形
成する上部キャップ43と下部キャップ44とが結合さ
れた周縁部が固着されている。また、下部キャップ44
の上部側外周面に設けた予熱ヒータ45の下部にはサー
ミスタ45が設けられ、下部キャップ44の下面には複
数個の通過孔44aが形成されており、また、外部バー
ナボデイ39の外右方の上部には内部バーナボディ40
に形成された複数の炎孔40aを通して排出される混合
ガスを点火させる点火棒、つまりイグナイタ47が設け
られ、外部バーナボデイ39の外左方の上部には内部バ
ーナボディ40の炎孔40aから排出される混合ガスが
イグナイタ47により点火されて火花を形成する場合、
この火花を感知する火花感知棒、つまり、フレームロッ
ド48が設けられている。
【0009】
【考案が解決しようとする課題】しかし、上記のごとく
構成された従来の燃焼構造は、灯油を使用して最大発熱
量5000Kcal/Hの熱量をもつポート式燃焼構造
と、最大発熱量15000Kcal/Hの熱量をもつ回
転霧化式燃焼構造が夫々小形暖房機器として使用されて
きたため、中形暖房機器、例えば最大発熱量20000
Kcal/Hの熱量をもつ中形暖房機器がないため、消
費者の需要を満足させることができず、また使用される
液体燃料が灯油に限られているため燃料費が高くなるな
どの問題点があった。
【0010】
【考案の目的】したがって、この考案は、上記のごとき
問題点を解決するためになされたものであって、この考
案の目的は、ポート式燃焼部の最大発熱量5000Kc
al/Hと、回転霧化式燃焼部の最大発熱量15000
Kcal/Hの熱量を和した20000Kcal/H以
上の熱量を得ることができ、消費者の需要に満足できる
移動式中形暖房機器を提供することができ、さらに、灯
油及び軽油をともに使用できるため、燃料費を低減でき
る暖房機器の二重燃焼構造を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、この考案の暖房機器の二重燃焼構造は、液体燃料
バーナ内に供給された燃焼用空気を予熱ヒータ72によ
り加熱し、気化された混合ガスを内部バーナボディ51
に形成された複数個の炎孔51aに供給し、炎を形成す
るべくされた回転霧化式燃焼部1と、上記回転霧化式燃
焼部1の内部バーナボディ51内に収容され、送油ダク
ト22及び燃焼用空気供給ダクト23から噴射、供給さ
れた液体燃料及び燃焼用空気を気化、加熱せしめる内側
バーナ本体10と、混合ガスを誘導部材12に形成され
た複数の炎孔12aに供給し、炎を形成するべくバーナ
ヘッド部材11とからなるようにされたポート式燃焼部
2と、上記回転霧化式燃焼部1のカバーバーナボディ5
4に配設され、先端部が上記内部バーナボディ51の炎
孔51aと誘導部材12の炎孔12aを通して排出され
る混合ガスを点火させ、炎を形成するよう両方向に近接
位置されるよう最小間隙に折曲形成されたイグナイタ5
3とからなることを特徴とする。
【0012】
【実施例】以下、この考案の一実施例について添付図面
に沿って詳述する。図3、図4に示すごとく、軽油を使
用して最大発熱量15000Kcal/Hの熱量をもつ
回転霧化式燃焼部1と、灯油を使用して最大発熱量50
00Kcal/Hの熱量をもつようにしたポート式燃焼
部2が効果的につながらせて2種の液体燃料(軽油と灯
油)を夫々使用できるようにした構成となっている。
【0013】つまり、上記回転霧化式燃焼部1におい
て、50は略円筒状に形成された外部バーナボデイであ
って、これには上側にフランジ部(図示なし)が外側へ
折曲形成され、複数のねじ孔(図示なし)が形成され、
下側に床部50aが形成され、中央に誘導孔50bが形
成されるとともに、一側にサーミスタ56を支持する通
孔50cと、他側にドレーンホース76を設ける排出孔
50dが夫々形成されている。また、外部バーナボデイ
50の床部71aに形成され、上部側外周面に予熱ヒー
タ72を設けた下部キャップ71と、下部キャップ71
の吐出孔71aを通して吐き出される混合ガスが配合比
の不良によって燃焼時に生じる黄炎を防止するガイドバ
ーナ57の上、下側には夫々設けられたパイプシズバー
ナ59が載置されるようになっている。
【0014】また、上記ガイドバーナ57は中央に通孔
(図示なし)が形成され、縁が下部方向へ傾斜角をなし
ながら、中央部が上向けに突出されて形成されている。
また、サーミスタ56は、予熱ヒータ72の下部に溶接
されたサーミスタサポート56aの下部方向へ垂直に設
けられるよう螺結されている。
【0015】一方、図において、51は、外部バーナボ
デイ50と略類似する円筒状に形成され外部バーナボデ
イ50のフランジ部に載置されるとともに、外部バーナ
ボデイ50と一定間隔をおいて内側に設けた内部バーナ
ボディであって、これは、上側にフランジ部(図示な
し)が形成され、複数のねじ孔(図示なし)が形成さ
れ、周上側には複数の炎孔51aが形成されている。ま
た、内部バーナボディ51内の下側端には下部キャップ
71の上側に載置されて混合空間室を形成するよう上部
キャップ73が固着され、また、複数の炎孔51aが形
成された内部バーナボディ51の外側周りには混合ガス
の流速を制御及び誘導するとともに、外部気流により火
花の逆花及び消火を防止するべく二重に形成された金網
74が設けられている。
【0016】また、図において、54は内部バーナボデ
ィ51の上側に載置されて図示のない防熱板で炎をガイ
ドし、防熱板の放射効率を高めるよう外、内部バーナボ
ディ50,51のフランジ部に形成されたねじ孔と一体
に結合組立てられるカバーバーナボディであって、この
ものは縁部に複数のねじ孔(図示なし)が形成され、こ
れより外側方向の一側にイグナイタ53と、他側にフレ
ームロッド52を設け得る固定孔(図示なし)が夫々形
成され、また中央部が上向突出されて通孔54aが形成
されている。
【0017】つまり、上記外部バーナボデイ50、内部
バーナボディ51、カバーバーナボディ54は、締付ね
じ58により一体に螺結され、イグナイタ53は先端部
が内部バーナボディ51に形成された炎孔51aと、後
述するポート式燃焼部2の炎孔12aに向けて両方向に
近接位置され点火させるよう折曲形成されている。
【0018】また、図において、55はブロワボデイで
あって、このものは上側周部に過多供給される燃焼用空
気を自然排出するとともに、内部熱を冷却させるよう複
数のブロワー孔55aが形成され、中間周囲にはノズル
パイプ75、ドレーンホース76及びリードワイヤが外
部へ通過されるよう夫々通孔(図示なし)が形成されて
いる。
【0019】また、ブロワボデイ55内部には、外部バ
ーナボデイ50の床部50aと一定間隔をおいてモータ
支持台61によりモータ62が配設され、モータの上部
にはモータ62の駆動力により回転されるモータ軸62
aが外部バーナボデイ50の床部50aに形成された誘
導孔50bと下部キャップ71を支持するパイプシズバ
ーナ59を通して上部キャップ73と下部キャップ71
との結合された混合空間室内に先端部が挿入されるよう
配設され、モータ軸62aの先端部にはスプレーファン
77を支持する支持台と、スプレー皿78が微細な間隙
を形成するよう固着されたスプレーファン77とスプレ
ー皿78がナット63により締め付け組立てられてい
る。
【0020】また、ブロワボデイ55の下部には送風モ
ータ66の駆動に連動されて回転される燃焼用空気送風
ファン65の回転により燃焼用空気がエアフイルタ64
を通してブロワボデイ55内に導かれるように吐出孔6
0aの形成されたブロワケース60が配設され、下部に
は液体燃料が貯えられ、また、下部角に水平調整可能な
複数の脚部材78を設けた燃料タンク79が配設されて
いる。
【0021】つまり、ノズルパイプ75は、燃料タンク
79に配設された電子ポンプ80に一端部が配設され、
ブロワボデイ55の周囲外側に形成された通孔を通して
ブロワボデイ55内に収容されるとともに、外部バーナ
ボデイ50の床部50aに形成された誘導孔50bにし
たがってモータ軸62aに配設されたスプレー皿78中
へノズル75aが挿設されている。
【0022】また、ドレーンホース76は、外部バーナ
ボデイ50の床部50aに形成された排出孔50dとク
ランクピンされブロワボデイ55の通孔を通して外部へ
露出されるとともに、上記燃料タンク9内に他端部が挿
設されている。
【0023】一方、上記回転霧化式燃焼部1の上部キヤ
ップ73上部面中央にはポート式燃焼部2が載置され、
回転霧化式燃焼部1の炎孔51aと炎孔12aとの高さ
が同一になっているとともに、その間には一定の間隔を
おいて1つのイグナイタ53及びフレームロッド52が
配設され両側燃焼部1,2の炎孔51a,12aを同時
に点火、火花感知するようになっている。
【0024】つまり、ポート式燃焼部2は、側壁部10
aと床部10bとが一体に形成されるようアルミニウム
ダイカスチングにより鋳造された容器状の内側バーナ本
体10が外側バーナ本体5の内側に収容されるよう挿入
され、この内側バーナ本体10の開口部には後述するバ
ーナヘッド部材11が載置されるよう切欠部が形成さ
れ、また、開口部の下部には予熱ヒータ6が埋設される
部分が外側へ突出された膨出部10cが一体に形成され
ている。
【0025】また、バーナヘッド部材11は、床部中央
に混合ガスを上方へ誘導するよう下部の床部に(12
b)誘導孔12cが形成され、また、側壁部に複数の炎
孔12aから所定距離をおいて配設され、混合ガスを整
流させ、通過させるよう吐出孔17aが複数個形成され
た整流板17と、円筒部の周縁が誘導部材12の床部1
2bの上部に載置され、上記整流板17を覆い混合ガス
を通過させて誘導部材12の側壁部に形成された炎孔1
2aに矢印で示したごとくガイドする天井部に流出孔1
8aを形成された混合機18と、上記誘導部材12の側
壁部の上部を密閉し、混合ガスを外側面へ容易にガイド
できるよう上部面中央部に凹部が形成された上板部材2
0と、上板部材20の下側に設けられ燃焼時に生じる熱
を遮断するよう熱遮断板19及び遮断パッキング19a
とからなる熱遮断部材と、燃焼時に燃焼音を低減させる
上記誘導部材12の側壁部内外側に設けられた平らな円
筒状の外側及び中間、内側金網13,14,15と、こ
の構成要素を結合する固定棒16及びナット21とから
なる固定部材が設けられている。
【0026】また、外側バーナ本体5の上側水平フラン
ジ部5a外側縁は、上述の内部バーナボディ51の内側
周面に接触されて固着され、外側バーナ本体5の下部面
は、上述の上部キャップ73上部面に載置されるか、ま
たは固着され、また、内側バーナ本体10及び外側バー
ナ本体5側壁部一側には送油ダクト22を内設された燃
焼用空気供給ダクト23が回転霧化式燃焼部1外部及び
内部バーナボディ50,51と、外側バーナ本体5の側
壁部を貫通して、内側バーナ本体10側壁部に螺結によ
り固着され、燃焼用空気供給ダクト23と略対向の反対
側の内側バーナ本体10には、内部温度を感知及び一定
温度を償うサーミスタ4が、燃焼部1の外部及び内部バ
ーナボディ50,51と外側バーナ本体5の側壁を貫通
して内側バーナ本体10の外側に一部が埋設され予熱ヒ
ータ6に連結されている。
【0027】さらに、バーナヘッド部材11は、内側バ
ーナ本体10の開口部内側に形成された切欠部上に外側
金網13の下端部及び誘導部材12の床部12bの下端
面が載置された後、これらの一端部が床面10bに一体
に設けられている少なくとも2つ以上の固定棒10f上
端部で固定ねじ24により締付けられている。
【0028】次に、上記構成のこの考案の作用、効果に
ついて述べる。まず、回転霧化式燃焼部1は、図3に示
すごとく、図示しないメインスイッチをオンすると、内
部バーナボディ51内の下部に固着されて混合空間室を
形成する上部キャップ73と下部キャップ71の周囲に
固着された予熱ヒータ72が数秒程度の時間をおいて、
混合空間室を予熱させ正常条件気化温度、例えば、灯油
に比べて不良質の軽油を使用する場合、気化させ得る略
260℃の気化温度と、灯油を使用した場合気化させ得
る略250℃の気化温度を図示のない制御部の選択ボタ
ンにより選択的に可変すると、サーミスタ56が正常条
件気化温度を感知し、図示のないマイコンの信号により
電子ポンプ80,送風モータ66を動作させる。
【0029】つまり、電子ポンプ80によりポンピング
される液体燃料が白色矢印に沿ってノズルパイプ75を
通過しスプレー皿78内に配設されたノズル75aから
噴射されると、この液体燃料はモータ62の回転につれ
て連動されるスプレー皿78及びスプレーファン77の
回転によりスプレー皿78面に伝わって上方へ上昇され
ると共に、スプレーファン77を支持する支持台とスプ
レー皿78間に形成された微細な換気翼を通して霧化さ
れた液体燃料が噴出され下部キャップ71の外周面に配
設された予熱ヒータ72に接触されて気化される。
【0030】この際、ブロワボディ54の外側に配設さ
れ、かつブロワケース60に覆われたもう一つの燃焼用
空気送風ファン65は、送風モータ66の駆動に連動さ
れて回転すると、室内の空気がエアフィルタ64及び燃
焼用空気を導くブロワケース60を通して黒色矢印で示
された経路に沿って混合空間室内に供給され、また燃焼
用空気は、予熱ヒータ72により加熱されると共に、気
化された液体燃料と混合されて混合ガスとなる。さら
に、この混合ガスは燃焼用空気供給圧とスプレーファン
77により通過孔71aを通過し外部バーナボディ50
と内部バーナボディ51との空間を通って上昇されなが
ら、複数個の炎孔51aを通って外部へ排出されるとと
もに、イグナイタ53により点火され炎を形成するので
ある。
【0031】一方、ポート式燃焼部2は、図4に示すご
とく、図示のないメインスイッチをオンすると、予熱ヒ
ータ6が約数秒の時間をおいて内側バーナ本体10を予
熱させ、正常条件気化温度、例えば、灯油を気化させ得
る略250℃の気化温度を保持すると、これによりサー
ミスタ4がこの正常条件気化温度を感知し、マイコンの
信号により電子ポンプ及び送風手段を作動させることに
なる。
【0032】つまり、送風手段及び電子ポンプの駆動に
より燃焼用空気供給ダクト23、送油ダクト22から内
側バーナ本体10内に噴出された燃焼空気、液体燃料が
予熱ヒータ6の発熱により加熱されて混合ガスになる
と、ベンチューリ管として作用する誘導孔12cの圧力
差により整流板17に向かって早い速度で上昇され、ま
た混合ガスは、吐出孔17aを通過するとともに、混合
機18の流出子18aを通過し、混合機18の天井部と
熱遮断板19により形成された換気翼を通って内側、中
間金網15,14、炎孔12a、外側金網13などにガ
イドされて排出される。
【0033】この際、炎孔12aを通って排出された混
合ガスは、イグナイタ53により点火されて燃焼し、ま
た、炎孔51aを通って排出された混合ガスは、イグナ
イタ53により点火されるようになっているため、つま
るところポート式燃焼部2と回転霧化式燃焼部1は1つ
のイグナイタ53により点火されるのは勿論であり、さ
らに、フレームロッド52はイグナイタ53の略反対方
向に1つが位置されて炎孔12a,51aに形成された
火花を感知するようになっていることは言うまでもな
い。
【0034】また、内側バーナ本体10は、炎孔51a
と、炎孔12aで形成される高温燃焼室から周期的に輻
射熱の伝達を受けるようになっているため、送油ダクト
22と燃焼用空気供給ダクト23から供給される混合燃
料を気化できる正常条件気化温度を常時保持させること
ができ、これにより上記温度が保持されるよう予熱ヒー
タ6に随時電源を印加するとき、供給される消費電力を
節減でき、さらに、反復される温度変化による気化温度
の変化を未然防止するため、気化効率の増大による燃焼
効率を向上させるとともに、タールの発生も低減できる
ものである。
【0035】
【考案の効果】上述のように、この考案による暖房機器
の二重燃焼構造は、灯油を使用し、最大発熱量5000
Kcal/H熱量をもつポート式燃焼部と、軽油又は灯
油を使用し、最大発熱量15000Kcal/H熱量を
もつ回転霧化式燃焼部とをつなぎ合わせた二重構造から
なっているため、上記最大発熱量5000Kcal/H
と15000Kcal/Hとを和した20000Kca
l/H以上の熱量を得ることができ、消費者の需要に満
足できる移動式中形暖房機器を提供することができ、さ
らに、灯油と軽油をともに使用できるため、燃料費の節
減効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来のポート式燃焼構造の断面図である。
【図2】従来の回転霧化式燃焼構造の断面図である。
【図3】この考案の回転霧化式燃焼部を中心とする全体
断面図である。
【図4】この考案のポート式燃焼部を中心とする一部断
面図である。
【符号の説明】
1 回転霧化式燃焼部 2 ポート式燃焼部 10 内側バーナ本体 11 バーナヘッド部材 12 誘導部材 12a 炎孔 51a 炎孔 22 送油ダクト 23 燃焼用空気供給ダクト 51 内部バーナボディ 53 イグナイタ 54 カバーバーナボディ 72 予熱ヒータ

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 液体燃料とバーナ内に供給された燃焼用
    空気を予熱ヒータ72により加熱し、気化された混合ガ
    スを内部バーナボディ51に形成された複数個の炎孔5
    1aに供給し、炎を形成するべくされた回転霧化式燃焼
    部1と、上記回転霧化式燃焼部1の内部バーナボディ5
    1内に収容され、送油ダクト22及び燃焼用空気供給ダ
    クト23から噴射、供給された液体燃料及び燃焼用空気
    を気化、加熱せしめる内側バーナ本体10と、混合ガス
    を誘導部材12に形成された複数の炎孔12aに供給
    し、炎を形成するべくバーナヘッド部材11とからなる
    ようにされたポート式燃焼部2と、上記回転霧化式燃焼
    部1のカバーバーナボディ54に配設され、先端部が上
    記内部バーナボディ51の炎孔51aと誘導部材12の
    炎孔12aを通して排出される混合ガスを点火させ、炎
    を形成するよう両方向に近接位置されるよう最小間隙に
    折曲形成されたイグナイタ53とからなることを特徴と
    する暖房機器の二重燃焼構造。
  2. 【請求項2】 上記ポート式燃焼部2は、上記回転霧化
    式燃焼部1の内部バーナボディ51内の下部に固着され
    た上部キャップ73の上部面に載置され、上記回転霧化
    式燃焼部1の炎孔51aとポート式燃焼部2の炎孔12
    aとの高さが同じ位置に設けられたことを特徴とする請
    求項1に記載の暖房機器の二重燃焼構造。
JP1993005943U 1992-02-21 1993-02-22 暖房機器の二重燃焼構造 Expired - Lifetime JP2505692Y2 (ja)

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KR19922599 1992-02-21

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KR960034854A (ko) * 1995-03-31 1996-10-24 김광호 석유연소기기의 포트식 버너구조

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KR940002579Y1 (ko) 1994-04-21
KR930020051U (ko) 1993-09-24
JPH0640612U (ja) 1994-05-31

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