JP2505149B2 - 原稿自動搬送装置 - Google Patents

原稿自動搬送装置

Info

Publication number
JP2505149B2
JP2505149B2 JP60263331A JP26333185A JP2505149B2 JP 2505149 B2 JP2505149 B2 JP 2505149B2 JP 60263331 A JP60263331 A JP 60263331A JP 26333185 A JP26333185 A JP 26333185A JP 2505149 B2 JP2505149 B2 JP 2505149B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
document
unit
routine
trays
original
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP60263331A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS62123443A (ja
Inventor
正澄 伊藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Minolta Co Ltd
Original Assignee
Minolta Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Minolta Co Ltd filed Critical Minolta Co Ltd
Priority to JP60263331A priority Critical patent/JP2505149B2/ja
Priority to US06/933,011 priority patent/US4849790A/en
Publication of JPS62123443A publication Critical patent/JPS62123443A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2505149B2 publication Critical patent/JP2505149B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Holders For Sensitive Materials And Originals (AREA)
  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明は、搬送すべき原稿を載置するトレイを複数
有する原稿自動搬送装置(ADF)に関する。
従来の技術 この種のADFは、複写機に適用されることが多い。複
写処理のマルチジョブ化に適合する。複写機に適用した
典型的な例が特開昭59−200270号公報に開示されてい
る。この技術では、昇降自在なエレベータ内に原稿トレ
イを上下多段に設け、トレイに収容した原稿枚数と1枚
の原稿に対する複写枚数を予約入力して、エレベータ内
の複数ジョブを最下の原稿トレイから順次・連続して処
理する装置を教示する。
発明が解決しようとする問題点 ところが、上記従来技術においては、予め、処理され
る原稿トレイの順番が決められている。したがって、人
間(ユーザ)が機械のルールに合わせねばならない。こ
のルールを無視する又は知らないと、機械は作動せず、
仮に作動したとしても不所望な結果に終る。
なお、この従来技術において、規定の順番を無視して
原稿トレイを適当に使用する場合の手法も教示されてい
るが、その場合には、優先順位と原稿トレイの番号とを
入力指定しなければならず、キー操作の煩わしさが残
る。
本発明は、ジョブ処理に関し予め優先順位を規定する
ことなくユーザの操作に機械側を従属させる、またジョ
ブ処理の順番に関し、キー操作を全く不要ならしめるAD
Fを提供することを目的とする。
目的を達成するための手段 このため、本発明は、原稿を原稿台に向けて搬送する
原稿自動搬送装置において、搬送すべき原稿を載置する
複数のトレイと、該複数のトレイから原稿を送り出す搬
送手段と、前記トレイの各々に原稿を載置したことをそ
れぞれ検出する検出手段と、前記検出手段の検出結果に
基づいて、各トレイへの原稿の載置順序を判定する判定
手段と、前記判定手段の判定結果に基づき、原稿が載置
されたトレイの順序を記憶する記憶手段と、前記複数の
トレイからの原稿を送り出し開始を指示する指示手段
と、該指示手段からの指示に基づいて、記憶手段に記憶
されているトレイの順番に前記搬送手段によって原稿を
送り出す制御手段とを有することを特徴とする。
作用 原稿を任意のトレイに置くことにより実処理の対象と
なり、置いた順序が連続ジョブ処理の順番となる。
実施例 以下、本発明を添付図面に示す実施例によって具体的
に説明する。
第1図は一実施例の複写機の概略断面図を示してい
る。複写機本体(100)の上部にADF(300)が装置され
ている。
複写機本体(100)は、転写型のもので、その略中央
部にドラム状の感光体(2)を備える。感光体(2)の
まわりには、イレーサランプ(3),帯電チャージャ
(4),モータ(M2)を有する現像装置(5),転写チ
ャージャ(6),分離チャージャ(7)及びクリーニン
グ装置(8)を備える。感光体(2)は、回転しながら
走査光学系(10)からの結像露光を受ける。走査光学系
(10)は、原稿台ガラス(16a)の下方に構成され、露
光ランプ(17a),可動ミラー(11),(12),(1
3),結像レンズ(14),反射ミラー(15)を備え、モ
ータ(M3)で駆動される。露光ランプ(17)と可動ミラ
ー(11)は感光体(2)の周速度(V)(等倍,変倍に
拘わらず一定)に対して(V/n)(nは複写倍率)の速
度で図中左方に移動し、可動ミラー(12),(13)は
(V/2n)の速度で同じく左方に移動する。変倍時には、
モータ(M4)が作動する。走査光学系(10)の移動はセ
ンサ(S0),(S1)等で検出する。用紙は、手差しテー
ブル(16)又は上下のカセット(17),(18)から供給
される。クラッチ作動のローラ(19)又は(20)もしく
は搬入ローラ(21)により送り出された用紙は、中間ロ
ーラ(22),(23)を経由し、タイミングローラ(24)
で一旦停止される。そして、感光体(2)の回転と同期
をとって転写部へ送り込まれる。転写チャージャ(6)
でトナー像の転写を受け、分離チャージャ(7)で感光
体(2)から分離され、搬送ベルト(25)で定着装置
(26)へ送られ、ここで熱定着され排出ローラ(27)を
介してコピートレイ(30)に排出される。モータ(M1)
は、用紙の搬送路系の作動エレメントを駆動する。
ADF(300)は、原稿台ガラス(16a)上で原稿の移動
・停止を行う原稿搬送制御部(301)と,ここに原稿を
供給する原稿供給部(302)と,前記搬送制御部(301)
から送り出された原稿を受けいれる原稿排出部(303)
とからなる。原稿搬送制御部(301)は、モータ(305)
で駆動される回転ベルト(304)によって原稿を搬送す
る。原稿の入口側にはセンサ(306)を備え、給紙を検
出する。出口側にはセンサ(307)を備え、排紙を検出
する。
原稿供給部(302)は、相互に分離可能な原稿給送ユ
ニット(401),(402),(403)からなる。ユニット
(401)は現行搬送制御部(301)に連結され、ユニット
(402)はユニット(401)に、ユニット(403)はユニ
ット(402)に連結されている。ユニット(402)は、複
数枚の原稿を載置可能な原稿トレイ(422)と,ここか
ら原稿を一枚ずつ送り出す送り出しローラ(432)と,
原稿搬送用のローラ(442a),(442b)と操作パネル
(602)を備えている。他のユニット(401),(403)
も全く同様のエレメントを備えている。送り出しローラ
(432),ローラ(442a),(442b)は、このユニット
に備えるモータ(452)により作動する。センサ(462)
は、原稿トレイ(422)上の原稿の有無を検出する。
第2図に、この原稿台給送ユニットの具体的な一例を
示す。ユニット(402)から分かるように、ケーシング
の前後にユニット相互を連結する結合部が形成されてい
る。ケーシングの前端には、幅方向の両端部において前
方に突出した連結爪(412),(412)を備え、ケーシン
グ後端に形成した連結穴(411),(411)に嵌合する。
電気的には、コネクタ(412c),(411c)により結合す
る。コネクタ結合により、各ユニット間に給電と信号の
チャネルが確立する。なお、原稿搬送制御部(301)と
結合するユニット(401)も基本的にコネクタ(412c)
をもち、前記搬送制御部(301)と電気的に結合可能で
あるが、より確実に結合するためにユニット(401)か
らケーブル(406)を導出し、信号線コネクタ(407)及
び電源コネクタ(408)を搬送制御部(301)もしくは複
写機本体(100)に接続するようにしてもよい。
原稿の排出部(303)は、第1図に示されるように、
上下に多段の排紙トレイ(511)〜(515)を有し、この
排紙トレイを単位に相互に分離可能な原稿排出ユニット
(501),(502),(503),(504),(505)から構
成されている。排出ユニット(501)は原稿搬送制御部
(301)に連結され、排出ユニット(502)はユニット
(501)に、ユニット(503)はユニット(504)に、ユ
ニット(505)はユニット(504)に連結されている。連
結されると、下から上へ排出原稿の搬送路(506)が確
立する。この排出ユニットのそれぞれには、原稿を搬送
路(506)へ導くか排紙トレイの方へ導くかを切り替え
るための切替爪(521),(522),(523),(524)
(525)を備える。また、原稿を搬送路(506)に送り出
すためのローラペア(531),(532),(533),(53
4),(535)を備えている。切替爪(521)〜(525)の
夫々はこれに連接する電磁ソレノイドで作動する。また
ローラペア(531)〜(535)は、基本的に各ユニットに
備える小型モータで動作するようにしているが、この原
稿排出部(303)に外付けされるモータ(305)もしくは
原稿搬送制御部(301)のモータの駆動力により動作す
るようにしてもよい。各排紙トレイ(511)〜(515)の
下方に設けた(541)〜(545)は、排紙トレイ上の原稿
の有無を検出する。
第3図にこの原稿排出ユニットの具体例を示す。排出
ユニット(502)のケーシング下面に形成した連結爪(5
50),(550)を連結穴(551),(551)に嵌め込んで
相互に結合する。電気的には、ケーシング下面から下方
へ突出するように設けたオスコネクタ(551c)(明示せ
ず)と、ケーシング上部に設けたメスコネクタ(552c)
により結合する。幅方向の長孔(561),(562)は、ケ
ーシング下面側の長孔とともに、原稿がユニット間を通
過するときの出・入口となる。
第4図は、複写機本体(100)に備える操作パネルを
示している。(71)は複写動作をスタートさせるプリン
トキー、(72)はコピー枚数の表示器である。テンキー
(80)〜(89)は主としてコピー部数の入力設定に使用
する。(90)は割込みコピー用のキー、(91)は置数解
除またはコピー中断のためのクリア/ストップキーであ
る。ペーパーセレクトキー(92)は、上下の給紙口を選
択するためのキーで、いずれかを選択するとカセット
(17),(18)にコード化された用紙サイズのデータに
より、用紙サイズの表示部(92a)〜(92d)が点灯す
る。複写画像の濃度は、露光アップ・ダウンキー(9
3),(94)で段階的に設定可能である。(93a)はその
設定濃度の大きさを示す表示部である。(95)〜(98)
は複写倍率選択用のキーで、左側に明示された縮小,拡
大を行う場合に操作する。選択すると、表示部(95a)
〜(97a)のいずれかが点灯する。拡縮を選択しない通
常の場合には、初期モードとして等倍となり、表示部
(98a)が点灯する。なお、本パネルは、マルチジョブ
用ではない通常タイプの複写機を前提としており、マル
チジョブ化するときには予め準備されたオプションキー
(ここには明示せず)でジョブの予約(用紙,倍率の選
択など)を行なう。もっとも、自動用紙選択機能(AP
S),自動倍率選択機能(AMS)を備える場合には、必ず
しもマルチジョブ用のキーを要しない。
第5図(A)には、本実施例に係る原稿給紙ユニット
の操作パネル(601),(602),(603)を示す。(61
0)は、一枚の原稿に対するコピー部数を表示するため
の7セグメント方式・2桁の数値表示部である。(61
1),(612)は、その部数設定用のインクリメントキ
ー,デクリメントキーである。(620)は、表示数値を
コピー部数とするためのセット完了キーで、操作する
と、セット完了として表示部(620a)が点灯する。
第5図(B)は、原稿給送ユニットの操作パネルの他
の例を示している。複写機本体の操作パネルと概ね同等
ないしそれ以上の機能を備えるように構成したものであ
る。(710)はコピー部数表示部、(711),(712)は
表示数値のインクリメント,デクリメントキー、(73
0)はAPSモードの選択キー,(730a)はその表示部、
(740)はAMSモードの選択キー、(740a)はその表示
部、(750)は自動露光の選択キー,(750a)はその選
択の表示部、(793),(794)は自動露光に対するマニ
ュアル露光用のアップ,ダウンキーで(793a)はその設
定濃度のステップ表示部、(792)は用紙サイズ選択用
のペーパーセレクトキー,(792a)は選択サイズの表示
部、(799)は倍率セレクトキー,(799a)は選択倍率
の表示部である。(720)はこのパネルにおける設定,
選択を完了したときに操作するセット完了キー,(720
a)はセット完了を示す表示部である。このような操作
パネルで各ユニット独立に細かく複写条件を予約できる
ので、本体パネルで一括して予約操作するのに比べ、設
定ミス,複写ミスをなくせる利点がある。
第6図(A),(B)は実施例に係る複写システムの
制御回路の概要を示している。
回路(200)は、複写機本体(100)に備えるもので、
複写動作制御用のマイクロコンピュータ(201)(CPU
1)と走査光学系制御用のマイクロコンピュータ(202)
(CPU2)を含む。これに対し、回路(250)は、ADF(30
0)に備えるもので、ADFを構成する原稿搬送制御部(30
1),原稿供給部(302),原稿排出部(303)の動作を
総括して制御するマイクロコンピュータ(253)を含
む。
CPU1(201)には、操作パネルのキー群及び各種セン
サ類のスイッチ部からなるスイッチマトリクス(203)
及びコピー枚数表示部(72),各種表示用のLED(92a〜
d),(93a),…,(98a)がデコーダ(204)を介し
て接続されている。また、複写動作制御用の出力ポート
部には、メインモータ(M1),現像モータ(M2),タイ
ミングローラクラッチ(24),上・下給紙ローラのクラ
ッチ(19),(20),帯電チャージャ(4),転写チャ
ージャ(6)等の夫々の駆動回路(図示せず)が接続さ
れている。さらに、割込み信号入力端子(INT)及びデ
ータ入力端子(Sin),(Sout)は、CUP2(202)及びCP
U3(253)の対応の端子と接続され、相互にデータ通信
を行う。CPU2(202)には、スキャンモータコントロー
ル回路(205),変倍用レンズコントロール回路(206)
及びスキャニング制御用のセンサ(S0),(S1)等が接
続されている。
第6図(B)において、ADFに備えるCPU3(253)に
は、原稿排出部用の信号バス(260)が接続されるとと
もに、原稿排出部用の信号バス(270)が接続されてい
る。原稿搬送制御部については、少なくとも入力ポート
にセンサ(306),(307)が接続され、出力ポートに搬
出ベルト用モータ(305)の駆動部が接続されている。
信号バス(260)はコペクタ部(C1)を介して延長可
能な構成である。コネクタ部(C1)には、第2図のメス
コネクタ(411c)とオスコネクタ(412C)からなる。信
号バス(260)には、各原稿給送ユニットに内蔵する入
出力拡張IC(261),(262),…が並列に接続される。
この拡張ICは、例えばインテル社製の8243が適用でき
る。拡張IC(261)には、ドライバを介してこのユニッ
トの操作パネルの部数表示部(610)が接続され、また
セット完了表示部(620a),キー(620),(611),
(612)が接続されている。ユニット(401)における原
稿センサ(461)は入力端子に、原稿送り出し用のモー
タ(451)はドライバを介して出力端子に接続されてい
る。他のユニット(402)(内蔵の拡張IC(262)),ユ
ニット(403)についても全く同様の接続構成である。
信号バス(270)も上記バス(260)と同様に、コネク
タ部(C2)を介して延長可能である。コネクタ部(C2)
は、第3図におけるオスコネクタ(551c)とメスコネク
タ(552c)よりなる。信号バス(270)に、各原稿排出
ユニットに内蔵する入出力拡張IC(271),(272),…
が並列に接続される。排出ユニット(501)に内蔵する
拡張IC(271)には、基本的に、原稿センサ(541)と原
稿搬送路切替爪(521)を作動させるソレノイドが接続
されている。他の排出ユニット(502),(503),…の
拡張ICも全く同様な接続構成をとる。
第7図はCPU3(253)に内蔵するRAMの記憶エリアを定
義付けたRAMマップを示している。行番号が原稿給紙ユ
ニットの番号に対応し、列番号は、原稿の有無,コピー
中かどうかの状態,コピーの順番,コピー枚数,排出ユ
ニット番号の各種パラメータに対応する。行列の1区画
は1バイトの長さをもつ。パラメータの意味付けは、
「原稿有無」について、原稿が有れば“1"無ければ“0"
である。「コピー中」については、その原稿群を対象に
現在コピー中であれば“1"そうでなければ“0"である。
「順番」は、その原稿給送ユニットの原稿群が複写され
る順番を示す。「コピー枚数」は、原稿群の各1枚当た
りの複写部数である。「排出ユニット番号」は、当該原
稿給送ユニットから送り出される原稿が排出される原稿
排出ユニットの番号を示し、予め給送ユニットを基準に
1対1に対応付けられる。
次に、CPU1(201)とCPU3(253)が実行する制御の手
順を第8図以降のフローチャートにより説明する。
第8図はCPU1に組込まれたプログラムのゼネラルフロ
ーを示す。このCPUにハードウェアリセットがかかると
プログラムがスタートする。まず、ステップ(S1)でRA
Mのクリア,各種レジスタの設定等の初期設定を行う。
次に、ステップ(S2)において、内蔵するカウンタ回路
を内部タイマーとしてこれに所定値をセットし、スター
トさせる。次いでサブルーチン(ステップ(S3)〜(S
6))を順次にコールしてゆく。すべてのサブルーチン
の処理を終了すると、先にセットされた内部タイマーの
終了をまって(ステップ(S7))、1ルーチンを終了す
る。この1ルーチンの時間の長さを使って、サブルーチ
ン中のソフトウェアタイマーの時間を決める。すなわ
ち、タイマーの計時値はこの1ルーチンのカウント数に
よる。なお、CPU1は、複写機動作に関するサブルーチン
をすべてコールした後で、所定の通信制御サブルーチン
によりCPU2及びCPU3とデータ通信を行う。
第9図はペーパーセレクトルーチンの詳細フローであ
る。コピー中でない時に、ペーパーセレクトキー(92)
をONすると、そのONエッジで、現在第1給紙(上給紙)
を選択していれば第2給紙(下給紙)を,第2給紙を選
択していれば第1給紙を選択して、第1図のカセット
(17),(18)に設けたマグネットと本体側でこのマグ
ネットに対応するリードスイッチからそのペーパーサイ
ズコードを読取り入力する(ステップ(S31)〜(S3
5))。そしてステップ(S36)で、このペーパーサイズ
コードを実際の寸法値に変換するペーパーサイズ変換ル
ーチンをコールし、最終ステップ(S37)では、操作パ
ネルにおけるコード対応のLED(92a〜d)をONする。上
記ペーパーサイズ変換ルーチンの詳細を第10図に示し、
ペーパーサイズとコードの対応を第11図に示す。ペーパ
ーサイズコードに対応する実寸法、ペーパー長,ペーパ
ー幅は単位をミリメートルとしてそれぞれの数値がメモ
リに記憶される(ステップ(S362),(S364),…(S3
74))。
第12図(a),(b)にコピー動作ルーチンの詳細を
示す。このフローにおける、コピー開始フラグは、コピ
ー動作をスタートするときに立てる。マニュアルフラグ
は、自動ペーパーセレクト(APS)で適切な用紙(ペー
パー)を見出せないときに立てられる。さて、ステップ
(S40)におけるプリントSW(プリントキー(71))のO
Nエッジにおいて、ADFを装備していないときは直ちにコ
ピー開始フラグを“1"にする(ステップ(S42))。ADF
使用ならば、マニュアルフラグが“0"の時、ADFからのA
DFレディ信号を判定し、“1"ならば、ADFスタート信号
を“1"にする(ステップ(S43)〜(S45))。他方、マ
ニュアルフラグが“1"の時、後述するように、自動ペー
パーセレクタにより適合ペーパーが無かった場合には、
このプリントSWのONによりマニュアルフラグを“0"に戻
してからコピー開始フラグを“1"にする(ステップ(S4
6),(S47))。
プリントSWのONエッジでないときは、ADF使用なら、
ステップ(S49)でADFからの原稿定位値信号を判定し
“1"になると、自動ペーパーセレクトルーチン(ステッ
プ(S50))により適合サイズのペーパーが入っている
カセットを探す。その結果、適合ペーパーがあれば(マ
ニュアルフラグ=“0")、コピー開始フラグを“1"にす
る(ステップ(S52))。
第12図(b)において、まずコピー開始フラグを判定
する。“1"となると、メインモータ,:現像モータ,帯
電,転写各チャージャをONするとともに、選択された給
紙口のローラクラッチ(CL)をONし、またコピー開始フ
ラグを“0"に戻し、タイマA(T−A),タイマ(T−
B)をセットする(ブロック10)。タイマAは給紙ロー
ラ(19),(20)のクラッチのON時間を制御する。タイ
マBはスキャンの開始を制御する。(ブロック11)にお
いて、タイマAの判定を行い、終了タイミングで給紙ロ
ーラクラッチをOFFする。(ブロック12)では、タイマ
Bの判定を行い、その終了タイミングでスキャン信号を
“1"にする。(ブロック13)においては、タイミング信
号が“1"になると、タイミングローラ(24)のクラッチ
をONし、タイマC(T−C)をセットする。タイマCは
像形成と同期するこのタイミングローラの動作を制御す
る。(ブロック14)ではタイマCの終了を判定し、終了
タイミングで帯電チャージャ,スキャン信号,タイミン
グローラクラッチをOFFする。(ブロック15)におい
て、スキャナーがホーム位置に戻ろうとするにときに発
信されるリターン信号の“1"を判定し、“1"となるとマ
ルチコピー分のコピーを終了したかを判定し、終了して
いなければ再びコピー開始フラグを“1"にする。終了し
ていれば、スキャナーがホーム位置に戻ったときに発信
される定位置信号をまって、現像モータ,転写チャージ
ャをOFFし、タイマD(T−D)をセットする。(ブロ
ック16)では、タイマDの終了を判定し、終了タイミン
グでメインモータをOFFする。最終の(ブロック17)に
おいては実動作のために論理信号を出力する。
第13図は上記コピー動作ルーチン中の自動ペーパーセ
レクトルーチンのフローを示している。ステップ(S50
1)では、原稿サイズと倍率の乗算結果をAレジスタに
ストアし、次いで、その内容と上下の給紙口におけるペ
ーパーサイズの実寸法データとを比較し、適合する給紙
口があれば、それを選択する(ステップ(S502)〜(S5
05))。なければ、ステップ(S506)でマニュアルフラ
グを立ててメインルーチンにリターンする。
第14図は、ADFを動作制御するCPU(253)におけるプ
ログラムのゼネラルフローである。プログラムがスター
トすると、ステップ(A1)で内蔵RAMのクリア,各種レ
ジスタの設定等の初期設定を行う。次に、内部タイマー
をスタートさせ、ここに示されたサブルーチン(ステッ
プ(A3)〜(A9))を順次コールしてゆく。最終ステッ
プ(A10)で内部タイマーの終了判定を行い、終了する
と再びこのタイマーをスタートさせ(ステップ(A
2))、ループをくり返し実行する。ループがなす1ル
ーチンの時間をソフトウェアタイマの計時に使用する。
なお、CPU1とのデータ通信は、CPU1からの割込み要求
(INT)によりこのメインルーチンとは関係なく割込み
ルーチンによって行なわれる。以下、サブルーチンの詳
細を説明する。
第15図にモードセットルーチンの詳細を示す。このル
ーチンは、第7図に示したRAMマップにおけるメモリエ
リアを入力操作および演算に基づくデータで確定してゆ
く処理を実行する。
まず、ステップ(A31)におけるキー(611)のONエッ
ジで部数表示部(610)をインクリメイトする。また、
キー(612)のONエッジで表示数値をデクリメントす
る。セットキー(620)のONエッジを判定すると、セッ
ト完了表示部(620a)をONすなわち点灯するとともに、
モードメモリルーチンをコールする(ステップ(A35)
〜(A37))。
モードメモリルーチンの例(原稿給紙ユニット(40
1)に原稿をセットした場合)を第16図に示す。まず、
ステップ(A371)〜(A376)により、他のユニット(40
2),(403)に原稿がセットされているか否かによって
この原稿のコピーの順番を決める。ユニット番号NがRA
MアドレスNに対応する。RAMアドレス2,3の原稿有無エ
リアのデータを調べ、“0"“0"なら「1」,“0"“1"な
ら「2」,“1"“1"なら「3」をN=1の順番のエリア
に設定する。即ち、本例ではコピーの順序を特に優先順
序を設定することなく原稿のセット順としている。順番
の設定が済むと、原稿有無エリアに“1",コピー中に
“0"そしてコピー枚数のエリアに表示部(610)の値を
セットする(ステップ(A377)〜(A379))。次いで、
この原稿の排出先を決めるべく、排出トレイサーチルー
チンをコールする。Aレジスタの値をRAMドレス1の排
出ユニットの番号のエリアに格納する。もし、Aレジス
タが「0」なら、排出ユニットのトレイすべてに原稿が
ある状態であり、排出トレイ待フラグに“1"を立てる
(ステップ(A380)〜(A383))。
第17図に排出トレイサーチルーチンを示している。初
めに、ステップ(A3801)でAレジスタをリセットし、
排出トレイの原稿有無センサ(545),(544),…,
(541)の原稿無しによってこのAレジスタに5,4,…,1
の値を設定している(ステップ(A3802)〜(A381
1))。フローから判るように、排出トレイの自動割振
りには優先度があり、上段から下段にかけて順次優先度
を低くしてある。これは、ユーザにとり上段の原稿ほど
取除き易いことを考慮したためである。即ち、ソータで
も同様であるが、原稿等の排出部はコンパクト化の要請
ゆえにトレイを上下に多段の構成とするが、本ルーチン
は、その構造の有する原稿等の取扱い上の不利な面を制
御によりカバーするものである。
第18図は原稿取り去りルーチンの詳細を示している。
第16図に示したように、原稿をセットすると、セット順
に自動的にコピー順序が割り当てられるが、何らかの都
合で原稿を取り去る場合がありうる。このルーチンはそ
の場合にコピー順序を再び割り当てる処理を行う。この
実施例では、取り去った原稿の順序より下位にあたる原
稿の順番を繰り上げる方式をとっている。即ち、第18図
は3台とも既に原稿をセットしたが、ユニット(401)
の原稿を取り去った場合を示しており、まず、ステップ
(A41)において原稿有無センサ(461)のOFFエッジを
判定し、RAMアドレス1のコピー中が“0"であると判定
すると、RAMアドレス1の順番を除くすべてのエリアを
クリアする(ステップ(A42)〜(A43))。次に、RAM
アドレス2の原稿有りとコピー中でないことをチェック
して、RAMアドレス2の順番がRAMアドレス1の順番(こ
の数値)より大きいかを判定する。大きければ、このRA
Mアドレス2の順番の数値をデクリメントする(ステッ
プ(A45)〜(A48))。すなわち、2であれば1,3であ
れば2とする。以下、RAMアドレス3の順番も同様に処
理する。また、ユニット(402),(403)の原稿を取り
去った場合も第18図のフローと同様に処理される。この
ようなコピー順序の自動変更により、無駄な時間すなわ
ち複写機は取り去った原稿に対するコピー処理を開始し
ようとして一定の判断処理を行いその間動作を停止した
り、特別な手段を設けておかないとジョブを継続せずに
自動的に停止してしまったりする可能性があるが、その
停止時間を作らずに済む。また、本例のように原稿セッ
トでコピー順序が決まるもの以外に、キー操作で順番を
指定するものもあり、このような場合には変更操作が大
変に煩わしいが、実施例では無意識かつ無操作でよく、
ユーザの使い勝手を一段と向上できる。
第19図は自動スタートルーチンの詳細である。このル
ーチンでは、排出トレイ(511)〜(515)のすべてに原
稿があり、そのうちの一つを取り去ったとき、自動的に
ジョブをスタートさせる処理を行う。ここに、原稿除去
待フラグとは、次順位のジョブ処理を進めたいが、排出
トレイのすべてが使用されており、いずれかのトレイの
原稿が除去されるのを待っている状態を規定する。即
ち、このフラグ“1"であると、排出トレイサーチルーチ
ン(第17図)をコールし、ステップ(A56)でAレジス
タが「0」でない、すなわち原稿排出トレイのいずれが
空であると判定すると、ステップ(A57)でADFスタート
リクエストを“1"にする。そして、原稿除去待フラグは
リセットしておく(ステップ(A58))。ADFスタートリ
クエストは、複写機本体から送信されるADFスタート信
号に対するもので、自身に自立的に制御する信号であ
り、第22図のフローに示される。
第20図は、ADFから複写機側に自身がスタート可能か
どうかを知らせるためのADFレディコントロールルーチ
ンを示している。いずれかの原稿トレイに原稿がセット
され、かつ原稿排出トレイのいずれかが空である場合、
スタート可能でありADFレディ信号を“1"にする。他
方、現時点では新たにスタートできない場合はADFレデ
ィ信号を“0"にする(ステップ(A69))。その判別
は、原稿トレイのいずれかに原稿があるかをRAMマップ
上の「原稿有無」の“1"で判定し次にそれが「コピー
中」でない(“1"でない)場合で、さらに排出トレイサ
ーチルルーチンにより排出トレイのいずれかに原稿がな
いと判定されたときに限り、ADFレディ信号を“1"にす
る(ステップ(A68))。
第21図はAPS又はAMSを適用する場合の原稿サイズを自
動判別する原稿サイズ検出ルーチンを示している。原稿
の長さをセンサ(306)(第1図)とソフトウェアタイ
マを利用し、実寸法がどの範囲であるかによって規格の
原稿サイズを判定する(ステップ(A71)〜(A75))。
即ち、センサ(306)のONエッジでタイマDUをスタート
させる。次にセンサ(306)のOFFエッジ、つまり原稿の
後端が通過したらタイマーDUをストップさせ、タイマー
DUの計時値と予め既知の原稿搬送スピード(mm/s)を乗
算、この原稿長をBレジスタにストアする。そして、ス
テップ集合(A76)において、Bレジスタの内容と規格
紙のタテ,ヨコのサイズ長と順次比較し、A列,B列,ヨ
コ,タテを判別する。
第22図は原稿コントロールルーチンの詳細を示してい
る。選択された原稿給送ユニットの始動、そのユニット
からの一枚毎の原稿の送り出し、原稿搬送制御部(30
1)による原稿受入れから露光位置までの制御(原稿給
紙処理ルーチン)及び露光位置にある原稿を原稿排出部
(303)まで搬送制御する(原稿排出処理ルーチン)。
ここに、原稿給紙フラグとは、2枚目以降の原稿のそれ
ぞれの給送スタートを制御するもの、スキャン終了フラ
グは、ユニットの操作パネルにおいてセットしたコピー
枚数分(部数)のスキャニングを終了したかを示し、原
稿給紙処理ルーチンにより露光位置にセットされた原稿
をコピー枚数分スキャンすると、このスキャン終了フラ
グが立つ。そして、フラグが立つことによって、最終ス
テップの原稿排出処理ルーチンが作動する。
この原稿コントロールルーチンの第1ステップ(A8
1)では、原稿有無センサにより選択された原稿給送ユ
ニットに原稿があるかを判定する。有れば、複写機本体
からのADFスタート信号が“1"か又はこれが“0"のときA
DFリクエストが“1"であるかを判定し、いずれかの場
合、セレクトされたユニットに係るRAMアドレスの「コ
ピー中」に“1"をセットし、搬送ベルトモータ(305)
をONするとともにこのユニットの原稿給紙モータをONす
る(ステップ(A82)〜(A85))。ADFスタート信号が
“0"でかつADFリクエストが“0"の場合は、原稿給紙フ
ラグを判定し、“1"のときこれをリセットした後、上記
両モータをONする(ステップ(A86),(A87),(A8
5))。原稿は給紙モータにより送り出され、搬送路を
経由して原稿搬送制御部(301)に進入する。
原稿給紙処理ルーチン(ステップ(A88))の詳細を
示す第23図において、原稿の進入をセンサ(306)が検
知すると、フラグKを立てタイマーA1をスタートさせる
(ステップ(A882))。このタイマーA1は、原稿給紙モ
ータをOFFするためのもので、原稿が搬送ベルト(304)
の駆動を受ける位置に至るまでの値がセットされる。次
に、センサ(306)制御用の前記フラグKが1の時、セ
ンサ(310)のOFFエッジを検知すると(ステップ(A88
4))、即ち原稿の後端を検出すると、フラグKを“0"
にしてタイマーA2をスタートさせる。タイマーA2には、
原稿後端が原稿台ガラス(16a)の原稿端定位置に達す
るまでの値がセットされる。タイマーA1の終了で原稿給
紙モータをOFFする(ステップ(A887))。そして、タ
イマーA2の終了により搬送ベルトモータ(305)をOFF
し、CPU1(201)へ通信する原稿定位置信号を“1"にす
る(ステップ(A888)〜(A890))。
第24図は、露光位置にある原稿を排出する原稿排出処
理ルーチンの詳細を示している。第1ステップ(A931)
では、セレクトされ現在複写処理の対象となっている原
稿給送ユニットに原稿が残存しているかを判定する。有
る場合、原稿給紙フラグを“1"にする。無い場合は、搬
送ベルトモータ(305)をONしタイマーBをスタートさ
せる。タイマーBは、原稿を排出部に送り出すときの搬
送ベルトモータOFFの制御用であるが、これに替えて排
出センサ(307)を利用してもよい。次に、第26図に示
される排出トレイ制御ルーチン(ステップ(A934))を
コールする。このルーチンは、排出される原稿が予め選
定された原稿排出ユニットに排紙されるようにその排出
原稿の通紙経路(506)をコントロールする。なお、原
稿給紙フラグが“1"になると、原稿が給送されるととも
に搬送ベルトモーターもONし(第22図)、搬送ベルトに
より、新たな原稿と,コピーし終えた原稿とが同時に搬
送され、後者の原稿は排出トレイ制御ルーチンの処理を
受ける。
最終の露光済み原稿に対し、ステップ(A935)でタイ
マーBが終了すると、搬送ベルトモータをOFFし、セレ
クトされた原稿給送ユニットのRAMアドレス「コピー
中」を“0"にするとともに「原稿有無」を“0"にする。
次に、ステップ(A939)の順番更新ルーチンをコールす
る。このルーチンは、第25図に示すように、1つのユニ
ットにセットされた原稿のすべてに対する複写処理が終
了した時点でRAMアドレスの順番エリアの内容をデクリ
メントしてコピー順序を1だけ繰り上げる処理を行う。
尚、この実施例では、ユニットを3台構成した例である
ので、順番の判定は2又は3としている。順番が2であ
れば1に、3であれば2に繰り上げられる。また、ここ
で新たな原稿を今済んだユニットにセットすると、第16
図のルーチンによりその原稿に対しては「順番」に3が
セットされる。
上記順番更新ルーチンの処理を終えると、ステップ
(A940)で、他にコピー待の原稿給送ユニットがあるか
を判定する。有れば、第17図の排出トレイサーチルーチ
ンをコールし、空きの原稿排出ユニットがあるかどうか
をチェックする。空きがあれば、即ちAレジスタの内容
が「0」でないならば、ADFスタートリクエストを“1"
とする。他方、空きがないならば原稿除去待フラグを
“1"にし、それぞれメインルーチンにリターンする(ス
テップ(A941)〜(A943))。
第26図に排出トレイ制御ルーチンの詳細を示す。第7
図のRAMマップ中の排出ユニット番号エリアに予めセッ
トされた番号に応じて、第1図の排紙経路切替爪(52
1)〜(525)を作動する電磁ソレノイドをON/OFF制御す
る。例えば、現在給紙中の原稿の排出先がユニット番号
「5」であるとすると(ステップ(A9349))、切替爪
(521)〜(524)をONし、(525)はOFFさせる(ステッ
プ(A9350))。搬送路(506)は下から上へ支障なく通
じ、原稿が切替爪(525)に当接すると、トレイ(515)
に排出される。
なお、上記の実施例では、原稿給送ユニットを3台,
原稿排出ユニットを2台連結したADFを示したが、それ
ぞれの台数はそれに限定されず、指示構造が許容する範
囲で何台連結してもよい。
また、本実施例のように、原稿排出ユニット台数を給
送ユニット台数より多くしておくと、一連のジョブ処理
の終了によりその度ごとに排出原稿を取り除く手間を省
略できる利点がある。排出原稿を取り除くことなく次の
ジョブ処理が進められる。また、長い時間が経過して
も、原稿を取りに来ないユーザがあることも考慮すれ
ば、給・排ユニットをこのような関係に構成しておく利
点は大きい。
さらに、上記実施例においては、原稿給送ユニットを
横(水平方向)に連結してゆく構造を示したが、縦(鉛
直方向または斜め方向)に連結する構造としてもよい。
同様に、原稿排出ユニットを横方向または斜め方向に連
結しうる構造をとるようにしておいてもよい。
発明の効果 以上、本発明によれば、原稿をいずれかのトレイに置
くだけで実処理の対象とされ、原稿載置順に自動的に処
理が進められるので、従来の如き原稿トレイの適用順序
といった規約に一切束縛されず、また、処理順指定のた
めのキー操作も全く不要となり、操作の容易性,使い勝
手が向上する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る複写機システムの概略断面図、第
2図は原稿給送ユニットの具体例を示す斜視図、第3図
は原稿排出ユニットの具体例を示す斜視図、第4図は複
写機本体の操作パネルの模式的平面図、第5図(A)は
原稿給送ユニットの操作パネルの模式的平面図、第5図
(B)は他の実施例としての操作パネルの模式的平面
図、第6図(A),第6図(B)は実施例の複写機シス
テムの制御回路図、第7図はCPU3に内蔵するRAMのRAMマ
ップの説明図、第8図はCPU1におけるゼネラルフローチ
ャート、第9図,第10図,第12図(a),第12図
(b),第13図はサブルーチンのフローチャート、第11
図はペーパーサイズ・コードの表示式の図、第14図はCP
U3におけるゼネラルフローチャート、第15図,第16図,
第17図,第18図,第19図,第20図,第21図,第22図,第
23図,第24図,第25図,第26図はサブルーチンのフロー
チャートである。 100……複写機本体、200,250……制御回路、300……ADF
(原稿自動搬送装置)、401,402,403……原稿給送ユニ
ット、501,502,503,504,505……原稿排出ユニット、20
1,253……マイクロコンピュータ(CPU)、461,462,463
……原稿有無センサ。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】原稿を原稿台に向けて搬送する原稿自動搬
    送装置において、 搬送すべき原稿を載置する複数のトレイと、 該複数のトレイから原稿を送り出す搬送手段と、 前記トレイの各々に原稿を載置したことをそれぞれ検出
    する検出手段と、 前記検出手段の検出結果に基づいて、各トレイへの原稿
    の載置順序を判定する判定手段と、 前記判定手段の判定結果に基づき、原稿が載置されたト
    レイの順序を記憶する記憶手段と、 前記複数のトレイからの原稿を送り出し開始を指示する
    指示手段と、 該指示手段からの指示に基づいて、記憶手段に記憶され
    ているトレイの順番に前記搬送手段によって原稿を送り
    出す制御手段とを有することを特徴とする原稿自動搬送
    装置。
JP60263331A 1985-11-22 1985-11-22 原稿自動搬送装置 Expired - Lifetime JP2505149B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP60263331A JP2505149B2 (ja) 1985-11-22 1985-11-22 原稿自動搬送装置
US06/933,011 US4849790A (en) 1985-11-22 1986-11-20 ADF with multiple detachable feed and discharge sections

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP60263331A JP2505149B2 (ja) 1985-11-22 1985-11-22 原稿自動搬送装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62123443A JPS62123443A (ja) 1987-06-04
JP2505149B2 true JP2505149B2 (ja) 1996-06-05

Family

ID=17387986

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP60263331A Expired - Lifetime JP2505149B2 (ja) 1985-11-22 1985-11-22 原稿自動搬送装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2505149B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2564473Y2 (ja) * 1990-12-14 1998-03-09 株式会社テイエルブイ 減圧弁のシリンダ―取付構造

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5550260A (en) * 1978-10-06 1980-04-11 Canon Inc Automatic original processing unit
JPS59200270A (ja) * 1983-04-28 1984-11-13 Fuji Xerox Co Ltd コピ−ジヨブ予約装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPS62123443A (ja) 1987-06-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4849790A (en) ADF with multiple detachable feed and discharge sections
JPH09114150A (ja) 画像形成装置
JPH10143032A (ja) 画像形成装置
JP2505149B2 (ja) 原稿自動搬送装置
JPH01142565A (ja) 原稿自動給紙装置
JP2820262B2 (ja) 画像処理装置
JPS62123440A (ja) 原稿自動搬送装置
JPH01261664A (ja) 複写装置
JP3262633B2 (ja) 複写装置
JPS62123442A (ja) 原稿自動搬送装置
JP2666328B2 (ja) 複写機
JPH07199741A (ja) 画像形成装置
JPH10319787A (ja) 循環式自動原稿送り装置を有する画像形成装置
JPH01121868A (ja) 画像形成装置
JPH01118857A (ja) 記憶媒体との接続可能な複写機
JPH01261665A (ja) 複写装置
JPH1165737A (ja) 画像形成装置
JPH0695238B2 (ja) 複写機における紙送り制御機構
JPH0799441B2 (ja) 両面複写機
JPH11240668A (ja) 用紙排出装置および画像形成システム
JPH01227169A (ja) 複写機
JPH02116866A (ja) 倍率可変複写機
JPH05333644A (ja) 複写装置
JPH09297520A (ja) 画像複写装置
JPH05181442A (ja) シリアル通信制御方法及びその装置