JP2504980Y2 - 電子部品 - Google Patents

電子部品

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JP2504980Y2
JP2504980Y2 JP1987121965U JP12196587U JP2504980Y2 JP 2504980 Y2 JP2504980 Y2 JP 2504980Y2 JP 1987121965 U JP1987121965 U JP 1987121965U JP 12196587 U JP12196587 U JP 12196587U JP 2504980 Y2 JP2504980 Y2 JP 2504980Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、電子部品に関し、更に詳しくはフィルタと
して使用される圧電振動部品の如き電子部品の構造の改
良に関する。
〔従来技術〕
従来の圧電振動部品の一例を第3図および第4図に示
す。第3図,第4図はそれぞれ裏表を表している。
この圧電振動部品51において、圧電振動エレメント2
(電子部品本体エレメント)には、エネルギーとじこめ
形厚みすべり二重モード振動を用いた第1の三端子型フ
ィルタと、同様な構成からなる第2の三端子型フィルタ
とが縦続接続されると共に、第1,第2の三端子型フィル
タ間に並列接続されたコンデンサとが第5図に示すよう
に構成されている。
ここで、上記第1の三端子型フィルタは振動電極3a
5a,5bにより構成され、上記第2の三端子型フィルタは
振動電極3b,5c,5dにより構成されている。更に上記コ
ンデンサは、コンデンサ電極4a及びアース端子電極4b
より構成されている。
入力用リード端子58は入力端子電極6aに接合され、出
力用リード端子59は出力端子電極6bに接合され、アース
用リード端子57はアース端子電極4bに接合されている。
そして、不要振動を抑制するために弾性体10が被せら
れ、さらに外装として樹脂被覆層11を形成している。
〔考案が解決しようとする問題点〕
上記従来の圧電振動部品51のリード端子57,58,59は、
弾性体10と樹脂被覆層11とで一応固定されているが、弾
性体10は外力が加わると容易に変形しうるため、外力に
対しては実際には樹脂被覆層11との接触部15,16,17での
み片持状に固定されている。
従って、リード端子57,58,59の固定が不十分で、例え
ばリード端子57,58又は59が曲げ力がかかった時に各端
子電極6a,6b,4bが圧電基板から剥離しかかったり、圧
電基板にクラッチが入ったりする可能性がある等、機械
的強度に欠ける問題点がある。
従って本考案が目的とするところは、リード端子の取
付構造を改良し、機械的強度を向上させた電子部品を提
供することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
上記目的を達成するために、本考案の電子部品は、電
子部品本体エレメントに複数の共振部を具備すると共に
この共振部の間に対向電極が形成され、更に電子部品本
体エレメント両端に入・出力用電極が形成されて上記入
・出力用電極及び対向電極の一方にリード端子を接合し
てなる電子部品において、上記電子部品本体エレメント
両端の上記入・出力用電極が形成された部分の裏面にダ
ミー電極を夫々形成し、少なくとも上記入・出力用電極
のリード端子の端部をU字状に屈曲させて電子部品本体
エレメントの同一面側から延設し、その各U字状端部で
上記電子部品本体エレメントの入・出力用電極部及びダ
ミー電極部を挟持し、当該U字状端部を上記入・出力用
電極及びダミー電極に接合してなることを構成上の特徴
とするものである。
〔作用〕
本考案の電子部品では、リード端子の接合側のU字状
部が電子部品本体エレメントの電極とその裏側のダミー
電極とに半田付け等により接合されるので、従来のよう
な片面の電極のみにしか半田付けしない場合と較べて、
倍以上の安定性(接合強度)が得られた。
〔実施例〕
以下、図に示す実施例に基づいて本考案を更に詳しく
説明する。ここに第1図は本考案の一実施例の圧電振動
部品をアース端子電極側から見た模式的斜視図、第2図
は第1図に示す圧電振動部品を入出力端子電極側から見
た模式的斜視図、同図(c)はトラップの正面図、同図
(d)は同背面図である。
なお、図に示す実施例により本考案が限定されるもの
ではない。
第1図および第2図に示す圧電振動部品1において、
圧電振動エレメント2は従来技術で述べたものと略同じ
であるが、入力端子電極6aを形成した部分の裏面側に電
気作用には寄与しないダミー電極6cが形成されている。
また出力端子電極6bを形成した部分の裏面側には、や
はり電気的には価値のないダミー電極6dが形成されてい
る。
アース用リード端子7は、アース端子電極4bに接合部
12で例えば半田付けや銀ペーストを用いて接合されてい
るが、その接合側端部7aはU字状に屈曲されて圧電振動
エレメント2を挟持し、裏側のコンデンサ電極4aに接触
している。但し、上記アース用リード端子7のコンデン
サ電極4aと接する側には絶縁樹脂(絶縁材に相当)が塗
布されている。
入力用リード端子8,出力用リード端子9は、ダミー電
極6c,6dにそれぞれ接合部13a,14aで接合されている
が、それらの接合側部分の接合部13a,14aより更に延長
された部分がU字状に屈曲されて圧電振動エレメント2
を挟持し、且つそれらの先端8a,9aは上記圧電振動エレ
メント2の入力端子電極6a,出力端子電極6bに接合部1
3,14で接合されている。
上記のように入・出力用リード端子8,9とアース用リ
ード端子7とを圧電振動エレメント2の同一片面に同じ
向きに接合することにより、平面的なフープ材よりなる
リード端子の圧電振動エレメント2に対する接合強度が
向上する。
リード端子7,8,9を接合された圧電振動エレメント2
は、不要振動を抑制するために例えばシリコンゴムの如
き弾性体10で被覆される。弾性体10の周囲には、例えば
エポキシ樹脂による樹脂被覆層11が形成され、外装とさ
れる。
さて、この圧電振動部品1において、アース用リード
端子7は、アース端子電極4bに接合されると共に、その
先端がU字形に形成され圧電振動エレメント2を挟持し
た状態で弾性体10及び樹脂被覆層11で固定されるので、
接合力が増強され、接合部12に無理な力がかかる不都合
が防止される。
また、入・出力用リード端子8,9は、引出側の接合部1
3,14の他に裏側のダミー電極6c,6dに接合されるので、
支持力が倍増する。このため、接合部13,14に無理な力
がかからなくなる。
従って、この圧電振動部品1は、機械的強度に優れた
ものとなり、耐衝撃性も向上する。
〔考案の効果〕
本考案によれば、電子部品本体エレメントに複数の共
振部を具備すると共にこの共振部の間に対向電極が形成
され、更に電子部品本体エレメント両端に入・出力用電
極が形成されて上記入・出力用電極及び対向電極の一方
にリード端子を接合してなる電子部品において、上記電
子部品本体エレメント両端の上記入・出力用電極が形成
された部分の裏面にダミー電極を夫々形成し、少なくと
も上記入・出力用電極のリード端子の端部をU字状に屈
曲させて電子部品本体エレメントの同一面側から延設
し、その各U字状端部で上記電子部品本体エレメントの
入・出力用電極部及びダミー電極部を挟持し、当該U字
状端部を上記入・出力用電極及びダミー電極に接合して
なることを特徴とする電子部品が提供され、これにより
リード端子の取り付けが強固となるので、機械的強度が
向上し、また、耐衝撃性を向上させることができる。
更に上記対向電極のリード端子の端部をU字状に屈曲
させて電子部品本体エレメントの上記入・出力用電極の
リード端子と同一面側から延設し、そのU字状端部で上
記電子部品エレメントの対向電極部を該対向電極の一方
に絶縁材を介して挟持し、当該U字部分を上記対向電極
の他方に接合してもよく、その場合は、全てのリード端
子が本体エレメントの同一面側から外方に向けて延設さ
れていることから、いわゆるテーピング作業を容易且つ
確実に行うことができると共に、基板への実装に際して
も取付孔を一列に設け得ることからその作業の簡便且つ
確実性も確保される。
また上述の如く複数の共振部を有する本願では、本体
エレメント両端部及び共振部間の各位置において、本体
エレメント表裏に形成した電極とそれへのリード端子の
取り付けによって質量付加によるダンピングを図ってい
るので、共振部間の干渉及び本体エレメント端面からの
反射による特性劣化が阻止される。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の圧電振動部品をアース端子
電極側から見た模式的斜視図、第2図は第1図に示す圧
電振動部品を入出力端子電極側から見た模式的斜視図、
第3図及び第4図は従来の圧電振動部品の模式的斜視
図、第5図は圧電振動エレメントの等価回路図である。 〔符号の説明〕 1……圧電振動部品、2……圧電振動エレメント、3a
3b,5a,5b,5c,5d……振動電極、4a……コンデンサ電
極、4b……アース端子電極、6c,6d……ダミー電極、
6a,6b……入(出)力端子電極、7,8,9……リード端
子、7a,8a,9a……リード端子の先端、10……弾性体、
11……樹脂被覆層、12,13,14……接合部。

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】電子部品本体エレメントに複数の共振部を
    具備すると共にこの共振部の間に対向電極が形成され、
    更に電子部品本体エレメント両端に入・出力用電極が形
    成されて上記入・出力用電極及び対向電極の一方にリー
    ド端子を接合してなる電子部品において、 上記電子部品本体エレメント両端の上記入・出力用電極
    が形成された部分の裏面にダミー電極を夫々形成し、 少なくとも上記入・出力用電極のリード端子の端部をU
    字状に屈曲させて電子部品本体エレメントの同一面側か
    ら延設し、その各U字状端部で上記電子部品本体エレメ
    ントの入・出力用電極部及びダミー電極部を挟持し、当
    該U字状端部を上記入・出力用電極及びダミー電極に接
    合してなることを特徴とする電子部品。
  2. 【請求項2】上記対向電極のリード端子の端部をU字状
    に屈曲させて電子部品本体エレメントの上記入・出力用
    電極のリード端子と同一面側から延設し、そのU字状端
    部で上記電子部品エレメントの対向電極部を該対向電極
    の一方に絶縁材を介して挟持し、当該U字部分を上記対
    向電極の他方に接合した実用新案登録請求の範囲第1項
    に記載の電子部品。
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