JPS5919518Y2 - 超音波探触子 - Google Patents

超音波探触子

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Publication number
JPS5919518Y2
JPS5919518Y2 JP1098379U JP1098379U JPS5919518Y2 JP S5919518 Y2 JPS5919518 Y2 JP S5919518Y2 JP 1098379 U JP1098379 U JP 1098379U JP 1098379 U JP1098379 U JP 1098379U JP S5919518 Y2 JPS5919518 Y2 JP S5919518Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
piezoelectric element
ultrasonic probe
lead wire
backing material
flexible printed
Prior art date
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Expired
Application number
JP1098379U
Other languages
English (en)
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JPS55109999U (ja
Inventor
泰 神山
Original Assignee
松下電器産業株式会社
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Publication date
Application filed by 松下電器産業株式会社 filed Critical 松下電器産業株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は組立工数の低減を図ることができる超音波探触
子に関するものである。
超音波探触子は、圧電素子をバッキング材に貼付け、こ
の圧電素子を電極(プラス側)分割または素子分割する
ことにより複数個の振動子に分割した構造を有するもの
であり、超音波診断装置に用いられている。
従来の超音波探触子においては、圧電素子に1本1本リ
ード線を接続して反対側のピンに導き半田付けし、さら
にリード線がたるんで断線しないよう1本1本バッキン
グ材の側面に貼付けていた。
したがって、探触子の組立工数は多くなり、安価にして
製作することができないという欠点を有していた。
本考案はこのような従来例の欠点を除去すべく創案され
たものであり、以下その一実施例について図面とともに
説明する。
まず、圧電素子1はバッキング材2の上面に貼付けられ
ており、この圧電素子1はその表面にアース側共通電極
3を有し、かつ裏面には複数個に分割されたプラス側電
極(図示せず)が設けられている。
ここで、圧電素子1を素子分割し、分割されたアース側
の電極を共通電極で導通されるようにしてもよい。
上記圧電素子1にフレキシブルプリント板4が接続され
、このフレキシブルプリント板4は上記バッキング材2
の側面に接着剤等により貼付けられている。
すなわち、フレキシブルプリント板4上の銅箔5は第3
図に示すようにそれぞれ圧電素子1のプラス側電極に接
続され、電気信号の伝達が可能となっている。
一方、圧電素子1のアース側はリード線6により導かれ
ている。
すなわち、圧電素子1のアース側共通電極3には中央部
も含めて数ケ所(実施例では4ケ所)にリード線6が接
続されている。
ここで、上記フレキシブルプリント板4には銅箔5とリ
ード線6とが接触しないようにその全面に絶縁コート(
図示せず)が施されている。
そして、上記フレキシブルプリント板4およびアース側
リード線6はバッキング材2の下面側に導かれている。
このバッキング材2の下面側にはフレキシブルプリント
板4の下面部を貼付けてなるプリント基板7が接着され
ており、上記フレキシブルプリント板4はこのプリント
基板7の表側(バッキング材2の下面側)で上記銅箔5
がピン挿入用孔(図示せず)に達している。
また、プリント基板7の表側に貼付けられるフレキシブ
ルプリント板4の部分にはアース側リード線6と接続す
るための銅箔が設けられており、この銅箔はプリント基
板7のピン挿入用孔に達している。
上記プリント基板7はピンタイプコネクタ8をプリント
基板7のピン挿入用孔に差し込んだ状態で半田付けされ
てバッキング材2の下面側に接着されるのであり、コネ
クタ8の複数個のピン9はフレキシブルプリント板4の
銅箔5(アース側リード線と接続するための銅箔も含む
)と電気的に接続される。
また、この時外部からはピン9とフレキシブルプリント
板4の接続面が見えないようになっている。
このピンタイプコネクタ8は複数個のピン9を直線状に
樹脂に埋め込んで一体に構成されてなるものであり、当
然ピン挿入用孔も直線状に形成されている。
そして、最終的にアース側リード線6と銅箔とを半田付
けしている。
この構成によれば、圧電素子に1本1本リード線を接続
するという面倒な作業は不要となり、大巾なコスト低減
が可能となる。
また、アース側リード線を従来端部の2ケ所から取出し
ていたが、この本数を増やし中央部からもリード線を取
出すことにより、中央部の振動子に流れる電流ループを
小さくすることによって漏れを少なくしているものであ
る。
この場合、アース側リード線を巾0.5mm以上、厚み
35〜200 p m程度の箔とすることにより、この
上からフレキシブルプリント板全体をシールドするため
の金属板との接触が増えることによって有効なものとな
り、かつ厚みも強度的に弱くなく、また厚すぎてシール
ド効果が弱められることもない。
このように本考案は、組立工数を低減するとともにユー
ザー側での使用に際してもメスコネクタの取外しだけで
すむため、探触子の故障に際しても一々ハンダ付けを取
外す必要はないものである。
またアース側リード線の増加により高い周波数の振動子
に対しても電波漏れによるロスが少ないものである。
そして、絶縁コートされたフレキシブルプリント板とア
ース側リード線によりきわめて容易に効果的なシールド
を行うことができ、特に上述したようにアース側リード
線を巾Q、5mm以上、厚み35〜200μm程度の箔
とすることによって有効なシールド構造とすることがで
きるものであり、実用上多大の効果を有するものである
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る超音波探触子の一実施例を示す上
方より見た斜視図、第2図は同下方より見た斜視図、第
3図は同第1図のA部の拡大斜視図である。 1・・・・・・圧電素子、2・・・・・・バッキング材
、4・・・・・・フレキシブルプリント板、6・・・・
・・アース側リード線、8・・・・・・ピンタイプコネ
クタ、9・・・・・・ピン。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. (1)圧電素子をバッキング材に貼付け、上記圧電素子
    を電極分割または素子分割することにより複数個の振動
    子に分割した構造とし、各振動子と上記バッキング材に
    取付けられたピンタイプコネクタの複数個のピンとを全
    面に絶縁コートが施されたフレキシブルプリント板で接
    続し、かつ振動子のアース側リード線を中央部を含む数
    ケ所から取出し、上記ピンタイプコネクタのピンに導い
    てなる超音波探触子。
  2. (2)アース側リード線として巾Q、5mm以上、厚み
    35〜200 p m程度の箔を用いてなる実用新案登
    録請求の範囲第1項記載の超音波探触子。
JP1098379U 1979-01-30 1979-01-30 超音波探触子 Expired JPS5919518Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1098379U JPS5919518Y2 (ja) 1979-01-30 1979-01-30 超音波探触子

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1098379U JPS5919518Y2 (ja) 1979-01-30 1979-01-30 超音波探触子

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS55109999U JPS55109999U (ja) 1980-08-01
JPS5919518Y2 true JPS5919518Y2 (ja) 1984-06-05

Family

ID=28824572

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1098379U Expired JPS5919518Y2 (ja) 1979-01-30 1979-01-30 超音波探触子

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JPS55109999U (ja) 1980-08-01

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