JP2503622Y2 - 演奏情報記憶装置 - Google Patents

演奏情報記憶装置

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JP2503622Y2
JP2503622Y2 JP1987195980U JP19598087U JP2503622Y2 JP 2503622 Y2 JP2503622 Y2 JP 2503622Y2 JP 1987195980 U JP1987195980 U JP 1987195980U JP 19598087 U JP19598087 U JP 19598087U JP 2503622 Y2 JP2503622 Y2 JP 2503622Y2
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Japan
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康祐 斯波
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Casio Computer Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 [考案の技術分野] この考案は、リアルタイムで動作する電子楽器の演奏
情報記憶装置に関する。
[従来技術とその問題点] 従来、演奏情報をリアルタイムでメモリーに記憶する
動作において、その記憶動作を一旦中断し、その後、そ
の続きを再び記憶させようとする場合、或は一度入力し
終えた演奏情報に更に別な演奏情報を付け加える場合、
押鍵操作の有無を検出して、その時点を記憶動作の再ス
タートのタイミングとしていた。つまり、例えば、一旦
中断した部分に対して引続き記憶動作を行わせるには、
中断した部分の前から再生動作を行い、前に記憶したデ
ータの最終部分を自分の耳で判断し、即座に押鍵操作し
て記憶動作をスタートさせるという方法であった。かか
る従来の方法では、タイミングの合わせが難しく、万が
一少し早目に押鍵したとすると、前に記憶されていた音
の音長が削られてその分短くなるという不都合があっ
た。
[考案の目的] この考案は上述した事情に鑑みてなされたもので、そ
の目的とするところは、継続録音に際しての押鍵操作に
より、前に記憶した演奏情報が影響されることのない電
子楽器の演奏情報記憶装置を提供することにある。
[考案の要点] この考案は上述した目的を達成するために、演奏情報
と該演奏情報の終了を示すエンドデータとからなる楽音
データが書き込み又は読み出し可能な記憶手段と、 前記記憶手段に対して、書き込みを指示する指示手段
と、 前記指示手段からの指示に応答して前記記憶手段に書
き込まれている前記楽音データを所定アドレスから所定
方向に順次読み出す読み出し手段と、 前記読み出し手段にて読み出された前記楽音データが
前記エンドデータであることを検出するエンド検出手段
と、 エンドデータを検出すると、該エンドデータの書き込
まれたアドレスから、入力される演奏情報を順次書き込
みするとともに、該演奏情報の書き込み終了後、最終の
演奏情報が書き込まれたアドレスの次のアドレスに前記
エンドデータを書き込みする書き込み手段と を具備したことを要点とする。
[実施例] 以下、この考案の一実施例につき図面を参照して詳細
に説明する。
〈実施例の構成〉 第1図はこの考案を適用して構成した電子楽器の全体
回路図であって、図中1は内蔵しているプログラムROM
でのプログラムに従って、この回路全体を制御するCPU
であって、このCPU1には、スイッチ部2、テンポパルス
発生器3、RAM4及び楽音作成部5が接続されている。
上記スイッチ部2は、演奏情報PDTを出力する鍵盤部2
aと制御信号CSを出力する制御キー部2bとからなり、制
御キー部2bは演奏情報記録キー、再生キー、スタート/
ストップキー、再生/記録キー、テンポ指定キー、音色
選択キーなどこの種の電子楽器において必要なすべての
キーを含んで構成されている。
制御キー部2bでの演奏情報記録キーがオンされた演奏
情報記録モードにおいて、CPU1は、鍵盤部2aでの押鍵操
作に基づく演奏情報PDTを受け、RAM4に書込みイネーブ
ル信号REを与えてそこに演奏情報PDTを記録させる一
方、楽音作成部5に演奏情報PDTを送出するので、楽音
作成部5で作成された所定の楽音データはスピーカ6に
より楽音として放音される。この記録モードで使用され
るテンポ信号としては、かかる記録モードに先立って、
テンポパルス発生器3がCPU1を介して制御キー部2bから
受けたテンポデータTDTに基づいて発生するテンポ信号T
Pが用いられる。
制御キー部2bでの再生キーがオンされた再生モードに
おいて、CPU1は制御キー部2bからの制御信号CSを受け
て、RAM4に読出イネーブル信号OEを与えて、そこから演
奏情報を読み出して楽音作成部5に転送するので、楽音
作成部5で作成された楽音データはスピーカ6により楽
音として放音される。
また、制御キー部2bでの再生/記録キーがオン操作さ
れた継続記録を前提とする再生/記録モードにおいて、
CPU1は、RAM4に読出イネーブル信号OEを与えて、そこか
ら演奏情報を読み出して楽音作成部5に転送する一方、
RAM4からの演奏情報がある間は鍵盤部2aでの押鍵操作に
基づく演奏情報のRAM4への書込み及びスピーカ6からの
放音を禁止して、RAM4から読み出されるべき演奏情報が
なくなった時点で記録モードに切り換えるように動作す
る。
上述した記録モード、再生モード、再生/記録モード
のスタート及びストップはスタート/ストップスイッチ
によって行われる。
更に、上記CPU1は、以下の動作説明において使用され
るレジスタ、カウンタなどをすべて含んで構成されてい
る。
〈実施例の動作〉 次に本実施例の動作について述べる。
第2図は動作の流れを示すフローチャートであって、
特に第2図(A)はメインフロー、そして第2図(B)
はサブフローを示している。
第2図(A)のフローチャートは、再生キー又は再生
/記録キーのオン操作に応答してスタートし、CPU1は、
ステップS1において、録音を前提とした再生/録音キー
がオンされてフラグRECが1にあるかどうかを判別す
る。
上記ステップS1の判断でNOであれば、これは通常の再
生に相当するので、ステップS2において、スタート/ス
ットプキーがスタート側にあって、レジスタS/Sが“1"
にあるかどうかを判断し、スタート中であることを条件
(YES)にして、ステップS3に進み、そこでメモリプレ
イ処理、つまり、再生処理を行う。
上記ステップS3の処理内容を詳細に示す第2図(B)
において、CPU1は、ステップT1において、RAM4のアドレ
ス値を示すアドレスカウンタPADを0にセットして初期
化し、次に、RAM4から読み出された時間データをレジス
タtに入れるととともに、その時間データに対応する楽
音データを読み出しておき(ステップT2)、その楽音デ
ータがエンドデータかどうかを判断する(ステップT
3)。
もしもステップT3での判断でYESであれば、それは再
生すべきデータがくなくなったことに相当するので、第
2図(A)のフローチャートへとリターンするが、NOで
あれば、ステップT4において、スタート/スットプフラ
グS/Sが0かどうか判断する。
上記ステップT4での判断でNOであれば、なおも再生中
にあるので、その楽音データに基づいた楽音生成処理を
行い(ステップT5)、アドレスカウンタPADを+1し
(ステップT6)、引続き、ステップT2、T3に戻って、RA
M4から読み出した時間データをレジスタtに入れ、その
ときの楽音データがエンドデータかどうかを判断し、エ
ンドデータに至るか又はストップされるまで、ステップ
T2〜T6の処理を繰り返す。
第2図(A)に戻って、上記ステップS1での判断でYE
Sであれば、これは記録を前提とした再生モードに相当
するので、スタート/スットプキーがスタートにあるこ
とを条件(ステップS4でYES)にして、ステップS5に進
み、そこで再生処理を行う。
上記ステップS5での再生処理は、前述のステップS3で
の処理とまったく同じであって、第2図(B)について
の前の説明から明らかなように、ステップT3での判断で
RAM4の楽音データがなくなったことを条件(YES)にし
て、ステップS5を抜けることになる。
次に、CPU1は、ステップS6において、レジスタtに0
をセットした後、鍵盤部2aでの押鍵操作を監視する(ス
テップS7)。
ここで、押鍵操作があれば、それに対応した楽音生成
処理を行い(ステップS8)、そのときのデータ、すなわ
ち、キーオンデータ、キーオフデータ、音高データ及び
時間データを含むデータをRAM4に書き込み(ステップS
9)、アドレスカウンタPADを+1して次のメモリ番地を
用意し(ステップS10)、レジスタtをリセットし(ス
テップS11)、そしてアドレスカウンタPADが終値に至っ
たかどうかを判断する(ステップS12)。
もしもステップS12での判断でYESであれば、これはア
ドレスカウンタPADの値がRAM4のエンド値に等しくな
り、これ以上のデータは入らないことに相当するので、
エンドデータをRAM4に書込んで(ステップS14)、エン
ドとなる。
また、上記ステップS12での判断がNOであって、しか
もスタート/スットプキーがストップでなければ(ステ
ップS13でのNO)、ステップS7〜S13を循環して、鍵盤部
2aでの押鍵操作に基づく演奏情報のRAM4への書込みを繰
り返し(ステップS9)、スタート/スットプキーがスト
ップされるか(ステップS13でのYES)、又はRAM4のアド
レスが最終値に至った時点で(ステップS21でのYES)、
その演奏情報の書込み処理を終了する。
このように、演奏情報についての継続記録を前提とし
た再生動作はステップS5の通過時点で終了し、それ以降
は、記録モードに自動的に切換えられている。
[考案の効果] この考案は以上詳細に説明したように、再生動作を行
う再生モードを経て記録動作を行う記録モードに移行
し、既に記憶されている演奏情報に対して別な演奏情報
を継続して記憶させる場合に、再生すべき演奏情報が記
憶手段に残存していると判断されている間は再生モード
を維持し、再生すべき演奏情報が記憶手段に残存してい
ないと判断されると記録モードに移行するようにしたた
め、再生動作が終了する近くから押鍵動作を開始できる
ので、前に記憶してある演奏情報が継ぎのための押鍵操
作によって全く影響せず、スムーズに演奏情報を継続し
て記憶できるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案を適用して構成した電子楽器の全体回
路図、第2図(A)及び第2図(B)は動作の流れを示
すフローチャート図である。 1……CPU、2……スイッチ部、3……テンポパルス発
生器、4……RAM、5……楽音作成部。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】演奏情報と該演奏情報の終了を示すエンド
    データとからなる楽音データが書き込み又は読み出し可
    能な記憶手段と、 前記記憶手段に対して、書き込みを指示する指示手段
    と、 前記指示手段からの指示に応答して前記記憶手段に書き
    込まれている前記楽音データを所定アドレスから所定方
    向に順次読み出す読み出し手段と、 前記読み出し手段にて読み出された前記楽音データが前
    記エンドデータであることを検出するエンド検出手段
    と、 エンドデータを検出すると、該エンドデータの書き込ま
    れたアドレスから、入力される演奏情報を順次書き込み
    するとともに、該演奏情報の書き込み終了後、最終の演
    奏情報が書き込まれたアドレスの次のアドレスに前記エ
    ンドデータを書き込みする書き込み手段と を具備してなる演奏情報記憶装置。
JP1987195980U 1987-12-25 1987-12-25 演奏情報記憶装置 Expired - Lifetime JP2503622Y2 (ja)

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JP2621276B2 (ja) * 1988-01-14 1997-06-18 ヤマハ株式会社 自動演奏装置
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