JP2503257B2 - 電気湯沸し器 - Google Patents

電気湯沸し器

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JP2503257B2 JP21663488A JP21663488A JP2503257B2 JP 2503257 B2 JP2503257 B2 JP 2503257B2 JP 21663488 A JP21663488 A JP 21663488A JP 21663488 A JP21663488 A JP 21663488A JP 2503257 B2 JP2503257 B2 JP 2503257B2
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善忠 中尾
貞敏 田縁
一幸 島田
効司 野田
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、容器内に収容された水を加熱して沸騰さ
せ、その後保温を行なう電気湯沸し器に関するものであ
る。
従来の技術 従来の電気湯沸し器においては、沸騰後の保温温度は
予め決められていて、変えることはできなかった。
発明が解決しようとする課題 従来の電気湯沸し器における沸騰後の保温温度は約90
℃ないし95℃という具合に極めて高いため、たとえば玉
露など高級な茶をいれるのに使用した場合、本来の味が
出ないという問題があった。また乳児のミルクを作る場
合などは、ミルクを溶かした後、いわゆる人肌になるま
で冷やさなければならないという問題もあった。
本発明はこのような問題に鑑み、加熱沸騰後の保温温
度を選択できる電気湯沸し器を得ることを目的とすると
ともに、さらにこの電気湯沸し器を使用する状況に応じ
て、使いやすくて便利な電気湯沸し器を提供することを
目的とするものである。
課題を解決するための手段 上記目的を達成するために、本発明の電気湯沸し器
は、2つ以上の所定の温度から1つを保温温度として選
択することができる保温温度選択手段を設けたものであ
る。
また本発明は、必要に応じて加熱または保温を中断さ
せる休止スイッチと、この休止スイッチが押されてから
所定の時間が経過した後に出力するタイマ手段と、この
タイマ手段が出力したときに湯温が低い場合は湯沸しを
開始させ、一方、湯温が高い場合には保温を開始させる
湯温判定手段と、これとは別に湯沸しを開始させる湯沸
しスイッチとを備えたものである。
そして、前記タイマ手段が出力して湯沸しを開始した
場合は、加熱沸騰後、元の設定温度で保温し、一方、湯
沸かしスイッチにより加熱開始した場合には所定の保温
温度のうち、最も高い温度で保温するようにしたもので
ある。
作 用 上記のように構成された本発明の電気湯沸し器は、湯
の使用目的にあわせて保温温度を所定の温度から選ぶこ
とができる。また、休止スイッチにより加熱または保温
を中断した後、所定の時間が経過したときに湯温が著し
く低下していた場合は一旦加熱してから、一方、湯温が
それほど低下していなければそのまま元の設定温度で保
温される。さらに、湯沸しスイッチにより加熱開始した
場合には加熱沸騰後最も高い保温温度で保温される。
実施例 以下、本発明の一実施例を添付図面に基づいて説明す
る。
第1図は本発明の一実施例を示す電気湯沸し器の要部
の機能ブロック図を示したもので、この第1図におい
て、水を収容する容器1の底面には環状のヒータ2を設
けており、また容器1の底部中央には第1のサーミスタ
3が圧接されて温度検出手段4に接続されている。そし
てこの温度検出手段4の出力は保温制御手段5に入力さ
れ、保温温度選択手段6によって選択されている温度に
合わせて前記ヒータ2の通電を制御する。なお、ここで
は図示していないが、前記保温温度選択手段6には本体
上部の表示・操作部7に設けられたスイッチ及びLED
(発光ダイオード)が接続されており、スイッチを押す
毎に保温温度が順次選択されるとともに、選択された温
度は対応するLEDが点灯されて表示するようになってい
る。8は表示・操作部7に設けられた湯沸しスイッチ
で、加熱制御手段9に接続されている。そして加熱制御
手段9は、湯沸しスイッチ8が押されると、前記ヒータ
2に通電を開始して前記容器1内の水を加熱沸騰させ
る。10は沸騰検出手段11に接続された第2のサーミスタ
で、この第2のサーミスタ10は蓋12に設けた蒸気通路13
に取り付けられている。この第2のサーミスタ10は前記
蒸気通路13の出口近くに設けられているため、通常はあ
まり熱くならず、容器1内の水が沸騰して蒸気が前記蒸
気通路13を通るときのみ非常に熱くなるため、前記沸騰
検出手段11はこれを検出して、前記加熱制御手段9に沸
騰検出の信号を伝え、これにより、前記加熱制御手段9
は加熱を停止する。14は前記表示・操作部7に設けた休
止スイッチで、前記加熱制御手段9と、前記保温制御手
段5及びタイマ手段15に接続されており、この休止スイ
ッチ14が押されると前記加熱制御手段9と前記保温制御
手段5は加熱または保温を中断し、一方、タイマ手段15
はタイマ動作を開始する。所定の時間が経過してタイマ
手段15が出力すると、その出力が湯温判定手段16に入力
される。湯温判定手段16は前記タイマ手段15の出力を受
けて前記温度検出手段4の出力を入力して前記保温温度
選択手段6によって選択されている所定の保温温度と比
較判定し、前記所定の保温温度よりも予め決めてある温
度差より過大に湯温が低下していたならば、前記加熱制
御手段9に信号を出力して加熱を開始させる。逆に湯温
が予め決められてある温度差ほどには低下していない場
合には、前記保温制御手段5に信号を出力して保温を開
始させる。また、前記湯沸しスイッチ8を押すことによ
り任意の時に加熱をスタートさせることができる。そし
て、前記湯沸しスイッチ8により加熱を開始した場合に
は、前記加熱制御手段9は前記保温温度選択手段6に信
号を出力して、前記保温温度選択手段6は前記所定の保
温温度のうち最も高いものを保温温度として選択する。
第2図は本発明の一実施例における電気湯沸し器の要
部の具体的な回路図を示したもので、第1図と同一の構
成要素には同じ番号を付している。なお、温度検出手段
4、保温制御手段5、保温温度選択手段6、加熱制御手
段9、タイマ手段15、湯温判定手段16はワンチップのマ
イクロコンピュータ(以下マイコンと称する)17によっ
て実現している。
第3図(a),(b)は前記温度検出手段4の動作を
説明するための特性図であり、前記した第2図におい
て、抵抗18と抵抗19によって分圧された電位をコンパレ
ータ20の基準電位とし、所定の保温温度に対応して定数
決定された抵抗21,22,23を温度検出手段4によって順次
接地することにより、第1のサーミスタ3の温度を特定
することができる。第3図(a),(b)の例では、第
1のサーミスタ3の温度は1番高い温度及び2番目に高
い温度に対応する抵抗21及び22を接地したときにはコン
パレータ20の出力がHighとなり、3番目に高い温度に対
応する抵抗23を接地したときにはコンパレータ20の出力
はLowのままであるため、第1のサーミスタ3の検出温
度は2番目の温度よりは低く、かつ3番目の温度よりは
高いと特定できるわけである。
ここで、いちばん高い温度は約95℃に設定してあり、
2番目に高い温度は約85℃、3番目に高い温度は約70℃
としてある。そして保温温度としては95℃または85℃の
どちらかを選ぶことができ、保温温度として95℃を選択
すると所定の温度差として次に高い温度である85℃との
差10度を使う。前記休止スイッチ14を押してから所定時
間が経過して前記タイマ手段15の出力を前記湯温判定手
段16が受け取ったときに、前記第1のサーミスタ3の検
出温度が85℃以下であれば、湯温判定手段16は前記加熱
制御手段9に加熱開始信号を出力する。保温温度として
85℃を選択したときには所定の温度差としては3番目の
温度(70℃)との差15度となる。
第4図(a),(b),(c)は湯温の時間経過を示
すもので、第4図(a)は保温温度を85℃に設定した場
合を示す。Aの時点で休止スイッチ14を押し、所定の時
間が経過して前記タイマ手段15が出力する時点をB点と
してある。このB点で前記湯温判定手段16は湯温が70℃
以下、すなわち、元の保温温度に比べて予め決めてある
温度差(ここでは85℃と70℃の差15度)よりも過大に湯
温が低下していることを判定して前記加熱制御手段9に
信号を出力して加熱を開始させる。やがて湯温が上昇し
て沸騰し前記沸騰検出手段11がCの時点で沸騰を検出し
てその後は元の85℃で保温を行なう。ここでタイマ手段
15がスタートしてから出力するまでの所定の時間は約6
時間とした。第4図(b)はタイマ手段15が出力した時
点において湯温が70℃以上の場合を示しており、前記湯
温判定手段16は湯温が所定の温度差(15度)ほどは低下
していないことを判定して元の保温温度で保温を開始さ
せる。第4図(c)はタイマ手段15の動作中に前記湯沸
しスイッチ8を押した場合を示しており、直ちに加熱を
開始して沸騰後は所定の保温温度のうち最も高い温度で
ある95℃で保温する。
発明の効果 上記実施例の説明から明らかなように本発明によれ
ば、2つ以上の保温温度から1つを保温温度として選択
することができる保温温度選択手段と、加熱または保温
を中断させる休止スイッチと、所定の時間が経過した後
に湯温を判定して湯温が低い場合には一旦加熱沸騰させ
てから元の保温温度で保温させる湯温判定手段とを設け
ているため、使用者の事情や使用目的に合わせて異なる
温度で保温することができる。
また任意の時に加熱沸騰を開始させる湯沸しスイッチ
を備えて、沸騰後は最も高い保温温度で保温するように
構成しているため、一度は低めの保温温度に設定してい
たものの熱めの湯が必要になった場合にもこの湯沸しス
イッチを押すことにより、すみやかに熱い湯を提供する
ことができ、実用上きわめて有用である。
なお、本実施例では保温温度を95℃と85℃の2つとし
たが、別の温度及びもっと多くの温度としても同様の効
果を奏することはいうまでもない。また、タイマ手段の
所定時間は6時間としたが、これも6時間に限定される
ものではなく別の時間、例えば2時間とか8時間とかに
してもよいのはもちろんである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す電気湯沸し器の要部の
機能ブロック図、第2図は同電気湯沸し器の要部の具体
的な回路図、第3図(a),(b)は温度検出手段の動
作を説明するための特性図、第4図(a)(b)(c)
は湯温を示す特性図である。 1……容器、2……ヒータ、4……温度検出手段、5…
…保温制御手段、6……保温温度選択手段、8……湯沸
しスイッチ、9……加熱制御手段、11……沸騰検出手
段、14……休止スイッチ、15……タイマ手段、16……湯
温判定手段。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ヒータと、このヒータにより加熱される容
    器または容器内の水の温度を検出する温度検出手段と、
    2つ以上の所定の温度から1つを保温温度として選択す
    ることができる保温温度選択手段と、前記温度検出手段
    の出力を入力して前記保温温度選択手段により選択され
    た所定の温度で保温する保温制御手段と、前記ヒータに
    通電して加熱を開始させる湯沸しスイッチと、容器内の
    水の沸騰を検出する沸騰検出手段と、この沸騰検出手段
    の出力を受けて加熱を停止させる加熱制御手段と、前記
    ヒータの通電を停止し保温または湯沸しを中断させる休
    止スイッチと、この休止スイッチが押されてから動作を
    開始し、所定の時間が経過した後に出力するタイマ手段
    と、このタイマ手段が出力したときに前記温度検出手段
    の出力を入力して前記保温温度選択手段により選択され
    ている温度よりも予め決めてある温度差より過大に温度
    が低下しているときには前記加熱手段に信号を出力して
    湯沸しを開始させ、一方予め決めてある温度差ほどには
    湯温が低下していないときには前記保温制御手段に信号
    を出力して保温を再開させる湯温判定手段とを有し、前
    記加熱制御手段は前記湯沸しスイッチにより加熱開始し
    た場合は沸騰後の保温温度を前記所定の保温温度のうち
    最も高い温度とするようにした電気湯沸し器。
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