JP2502809B2 - 電気掃除機の包装装置 - Google Patents
電気掃除機の包装装置Info
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- JP2502809B2 JP2502809B2 JP2323678A JP32367890A JP2502809B2 JP 2502809 B2 JP2502809 B2 JP 2502809B2 JP 2323678 A JP2323678 A JP 2323678A JP 32367890 A JP32367890 A JP 32367890A JP 2502809 B2 JP2502809 B2 JP 2502809B2
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- vacuum cleaner
- cushioning material
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Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は電気掃除機を収納する包装装置に関する。
従来の技術 従来、この種の電気掃除機の包装装置は、第9図およ
び第10図に示すように緩衝材25に溝部26あるいは穴部24
のような除肉部を設けて、ここに電気掃除機本体あるい
は付属のアタッチメントを収納していた。また第10図に
示すように、これらの部品は全て袋体に入れて収納する
ことが多かった。これは輸送途上での傷つき防止、ある
いは構成材料により、材料中に含まれる可塑材が緩衝材
に移行することが予測できるものは可塑材の移行を防止
するために行なわれていた。
び第10図に示すように緩衝材25に溝部26あるいは穴部24
のような除肉部を設けて、ここに電気掃除機本体あるい
は付属のアタッチメントを収納していた。また第10図に
示すように、これらの部品は全て袋体に入れて収納する
ことが多かった。これは輸送途上での傷つき防止、ある
いは構成材料により、材料中に含まれる可塑材が緩衝材
に移行することが予測できるものは可塑材の移行を防止
するために行なわれていた。
発明が解決しようとする課題 このような従来の構成では、部品すべて袋体に入れて
包装装置に収納しなければならなかった。とくに、掃除
機のハンドルなどのようなパイプ構造をもつ部品は、輸
送途上、パイプ端部が発泡スチロール材からなる緩衝材
を削り、その削りカスがパイプ部のスイッチアクチュエ
ータにかみこんでスイッチ動作を阻害するなどの悪影響
がでるため、どうしても袋体に入れなければならなかっ
た。このような長い部品を袋体に入れる作業は、把手側
を端部から挿入し、袋体の他端をまるめてパイプ側内方
に挿入するように行なうので、機械化が困難で、どうし
ても手作業に頼らなければならなかった。
包装装置に収納しなければならなかった。とくに、掃除
機のハンドルなどのようなパイプ構造をもつ部品は、輸
送途上、パイプ端部が発泡スチロール材からなる緩衝材
を削り、その削りカスがパイプ部のスイッチアクチュエ
ータにかみこんでスイッチ動作を阻害するなどの悪影響
がでるため、どうしても袋体に入れなければならなかっ
た。このような長い部品を袋体に入れる作業は、把手側
を端部から挿入し、袋体の他端をまるめてパイプ側内方
に挿入するように行なうので、機械化が困難で、どうし
ても手作業に頼らなければならなかった。
本発明はこのような課題を解決するもので、掃除機本
体や付属部品、とくに、長尺のパイプで構成されるハン
ドルなどの長尺部品を袋体に入れずに直接収納できる包
装装置を提供することを目的とするものである。
体や付属部品、とくに、長尺のパイプで構成されるハン
ドルなどの長尺部品を袋体に入れずに直接収納できる包
装装置を提供することを目的とするものである。
課題を解決するための手段 この課題を解決するために本発明は、天面または底面
に4枚のフラップを有する包装箱と、電気掃除機本体保
持面に除肉部を設けた緩衝材と、天面に電気掃除機本体
保持面に連通する溝を設けた緩衝材とを備え、前記一対
の緩衝材を前記包装箱に収納したとき、前記溝の上方に
ある包装箱のフラップに前記溝の幅より狭い間隔で2本
のスリットを設けたものである。
に4枚のフラップを有する包装箱と、電気掃除機本体保
持面に除肉部を設けた緩衝材と、天面に電気掃除機本体
保持面に連通する溝を設けた緩衝材とを備え、前記一対
の緩衝材を前記包装箱に収納したとき、前記溝の上方に
ある包装箱のフラップに前記溝の幅より狭い間隔で2本
のスリットを設けたものである。
作用 この構成により、パイプの開口端部が当接するのは包
装箱のフラップの折り曲げ部であり、緩衝材には当接し
ないので、振動によって削りとられた緩衝材の層がパイ
プ内方へ侵入し、アクチュエータ動作に支障をきたすこ
とがなくなる。したがって、パイプの開口端部を覆う袋
体は不要となる。
装箱のフラップの折り曲げ部であり、緩衝材には当接し
ないので、振動によって削りとられた緩衝材の層がパイ
プ内方へ侵入し、アクチュエータ動作に支障をきたすこ
とがなくなる。したがって、パイプの開口端部を覆う袋
体は不要となる。
実 施 例 本発明の一実施例の包装装置の構成を第1図〜第8図
に示す。
に示す。
第1図に掃除機本体1の上部を保持する発泡ステロー
ル製の緩衝材A2を示す。本体保持部3の横に略長方形の
除肉部4が設けられている。第2図は、掃除機本体1の
下部を保持する発泡スチロール製の緩衝材B5を示し、本
体保持部6に連通する溝7を包装箱天面側d1で設けられ
ている。第3図はダンボール製の包装箱8を示す。包装
箱8は、本体1上部側の天面フラップ9と、本体1下部
側の天面フラップ10と、これらのフラップ9,10を折りた
たんだ後に折りこむ側面のフラップ11,12が設けられて
いる。このうちフラップ10は第4図に示すように、d1よ
り狭い幅d2のスリットを設け、折りこみ部13を設ける。
なお、この折りこみ部13の中心線c2は、前記溝7の中心
線c1と一致するように設けられる。
ル製の緩衝材A2を示す。本体保持部3の横に略長方形の
除肉部4が設けられている。第2図は、掃除機本体1の
下部を保持する発泡スチロール製の緩衝材B5を示し、本
体保持部6に連通する溝7を包装箱天面側d1で設けられ
ている。第3図はダンボール製の包装箱8を示す。包装
箱8は、本体1上部側の天面フラップ9と、本体1下部
側の天面フラップ10と、これらのフラップ9,10を折りた
たんだ後に折りこむ側面のフラップ11,12が設けられて
いる。このうちフラップ10は第4図に示すように、d1よ
り狭い幅d2のスリットを設け、折りこみ部13を設ける。
なお、この折りこみ部13の中心線c2は、前記溝7の中心
線c1と一致するように設けられる。
以上の構成の包装装置において、本体保持状態で緩衝
材を包装箱へ挿入した後第5図および第6図に示すよう
に折りこみ部13をクッションB5に設けた溝7の形状に合
わせて溝部7へ押しこみ、折り曲げる。ハンドル14の把
手側をクッションA2の除肉部4に挿入し、パイプ側を折
り曲げた折りこみ部13の上に載置する。この後、フラッ
プ9,11,12と折りたたんで収納を完了する。
材を包装箱へ挿入した後第5図および第6図に示すよう
に折りこみ部13をクッションB5に設けた溝7の形状に合
わせて溝部7へ押しこみ、折り曲げる。ハンドル14の把
手側をクッションA2の除肉部4に挿入し、パイプ側を折
り曲げた折りこみ部13の上に載置する。この後、フラッ
プ9,11,12と折りたたんで収納を完了する。
このように収納することにより、ハンドルの開放部が
直接に緩衝材である発泡スチロールに接触することがな
くなり、発泡スチロールの削り屑がパイプ中に入ること
がない。
直接に緩衝材である発泡スチロールに接触することがな
くなり、発泡スチロールの削り屑がパイプ中に入ること
がない。
なお、本実施例では緩衝材として発泡スチロールを、
包装箱としてダンボール箱を用いているが、本発明はこ
れらに限定されるものではなく、緩衝材と箱体の組み合
わせであれば、どのような材料を用いてもよい。
包装箱としてダンボール箱を用いているが、本発明はこ
れらに限定されるものではなく、緩衝材と箱体の組み合
わせであれば、どのような材料を用いてもよい。
発明の効果 以上の実施例の説明からも明らかなように本発明によ
れば、緩衝材を包装箱に収納した後、包装箱のフラップ
のスリットで挟まれた部分を緩衝材溝部に押し曲げて挿
入し、この上からハンドルなどの長尺部品の一端をパイ
プ構造とする部品の、開放パイプ構造側を載置し、他端
はもう一方の緩衝材の除肉部に挿入して固定する。この
結果、パイプ端部が当接するのは包装箱のステップの折
り曲げ部分であり、緩衝材には直接当接しないので、輸
送中に振動によって緩衝材が削りとられ、その削り屑が
パイプ内へ侵入してスイッチなどのアクチュエーター動
作に支障をきたすことがなくなる。したがって、部品を
包む袋体は不要となり、作業性の改善,作業時間の短
縮、さらには袋体分のコストダウンが実現する。
れば、緩衝材を包装箱に収納した後、包装箱のフラップ
のスリットで挟まれた部分を緩衝材溝部に押し曲げて挿
入し、この上からハンドルなどの長尺部品の一端をパイ
プ構造とする部品の、開放パイプ構造側を載置し、他端
はもう一方の緩衝材の除肉部に挿入して固定する。この
結果、パイプ端部が当接するのは包装箱のステップの折
り曲げ部分であり、緩衝材には直接当接しないので、輸
送中に振動によって緩衝材が削りとられ、その削り屑が
パイプ内へ侵入してスイッチなどのアクチュエーター動
作に支障をきたすことがなくなる。したがって、部品を
包む袋体は不要となり、作業性の改善,作業時間の短
縮、さらには袋体分のコストダウンが実現する。
第1図は本発明の一実施例の包装装置の緩衝材Aの斜視
図、第2図は同緩衝材Bの斜視図、第3図は同包装箱の
斜視図、第4図は同フラップの要部斜視図、第5図は同
フラップの折り曲げ状態を示す斜視図、第6図は同付属
品を収納した状態を示す断面図、第7図は同包装状態を
示す分解斜視図、第8図は同包装装置への収納状態を示
す斜視図、第9図は従来の付属品の収納状態を示す断面
図、第10図は同包装装置への収納状態を示す斜視図であ
る。 1……掃除機本体、2……緩衝材A、3,6……本体保持
部、4……除肉部、5……緩衝材B、7……溝、8……
包装箱、9……本体上部側天面フラップ、10……本体下
部側の天面フラップ、13……折りこみ部、14……ハンド
ル。
図、第2図は同緩衝材Bの斜視図、第3図は同包装箱の
斜視図、第4図は同フラップの要部斜視図、第5図は同
フラップの折り曲げ状態を示す斜視図、第6図は同付属
品を収納した状態を示す断面図、第7図は同包装状態を
示す分解斜視図、第8図は同包装装置への収納状態を示
す斜視図、第9図は従来の付属品の収納状態を示す断面
図、第10図は同包装装置への収納状態を示す斜視図であ
る。 1……掃除機本体、2……緩衝材A、3,6……本体保持
部、4……除肉部、5……緩衝材B、7……溝、8……
包装箱、9……本体上部側天面フラップ、10……本体下
部側の天面フラップ、13……折りこみ部、14……ハンド
ル。
Claims (1)
- 【請求項1】天面または底面に4枚のフラップを有する
包装箱と、電気掃除機本体保持面に除肉部を設けた緩衡
材と、天面に電気掃除機本体保持面に連通する溝を設け
た緩衡材とを備え、前記一対の緩衡材で電気掃除機本体
を挟持して前記包装箱内に収納したとき、前記溝の上方
にくる包装箱のフラップに前記溝の幅より狭い間隔で2
本のスリットを設け、これにより形成された折りこみ部
を緩衡材に当接する側に折りまげてなる電気掃除機の包
装装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2323678A JP2502809B2 (ja) | 1990-11-26 | 1990-11-26 | 電気掃除機の包装装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2323678A JP2502809B2 (ja) | 1990-11-26 | 1990-11-26 | 電気掃除機の包装装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04189771A JPH04189771A (ja) | 1992-07-08 |
JP2502809B2 true JP2502809B2 (ja) | 1996-05-29 |
Family
ID=18157385
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2323678A Expired - Fee Related JP2502809B2 (ja) | 1990-11-26 | 1990-11-26 | 電気掃除機の包装装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2502809B2 (ja) |
-
1990
- 1990-11-26 JP JP2323678A patent/JP2502809B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH04189771A (ja) | 1992-07-08 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |