JPH0671417U - 電気製品などの化粧箱 - Google Patents

電気製品などの化粧箱

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Publication number
JPH0671417U
JPH0671417U JP1114193U JP1114193U JPH0671417U JP H0671417 U JPH0671417 U JP H0671417U JP 1114193 U JP1114193 U JP 1114193U JP 1114193 U JP1114193 U JP 1114193U JP H0671417 U JPH0671417 U JP H0671417U
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JP
Japan
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case
headphone stereo
space
cosmetic
cosmetic case
Prior art date
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Pending
Application number
JP1114193U
Other languages
English (en)
Inventor
弘紀 芳村
Original Assignee
アイワ株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by アイワ株式会社 filed Critical アイワ株式会社
Priority to JP1114193U priority Critical patent/JPH0671417U/ja
Publication of JPH0671417U publication Critical patent/JPH0671417U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】電気製品の化粧箱の原価を低減し環境的にも有
利にする。 【構成】化粧箱3は一枚の型紙を折り曲げて形成されて
いる。本体の内部を3つに仕切っている両側の仕切部3
1Dは階段状で、その間にある上側の空間にヘッドホン
ステレオHが収納される。仕切部31Dの間の下側の空
間及び仕切部31Dの側方の空間はヘッドホンステレオ
Hを衝撃から保護するための緩衝材として作用する。ま
た、ヘッドホンステレオHの上側の空間には取扱説明書
Tが収納され、これも緩衝材となる。この化粧箱3で
は、従来のように発泡スチロールを使用せずに紙だけで
形成することが可能なので、原価を低減することが可能
になると共に、環境的にも有利になるなどの効果があ
る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、ヘッドホンステレオや携帯用ラジオのような電気製品などの化粧 箱に関する。
【0002】
【従来の技術】
例えば図11に示すように、ヘッドホンステレオHなどの電気製品は製造後発 泡スチロールのケース1に入れ、これを更に紙箱2などに入れて保管または搬送 するのが普通である。ケース1は上蓋11と本体12とで構成され、衝撃が加わ っても内部のヘッドホンステレオH、アダプタA、付属品Bなどが損傷しないよ うにかなり厚く成形されている。
【0003】 これによって、ケース1を搬送中に衝撃が加わっても内部の電気製品が保護さ れると共に、紙箱に製造元の名称や各種のPR事項などを記入することによって 宣伝効果を上げるようになっている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
このように従来は電気製品などを発泡スチロールのケース1に入れ、さらにこ のケース1を紙箱2に入れているので、作業工数が多くなり原価が増大する原因 になっていた。また、発泡スチロールのケース1は使用後の廃棄処理が面倒で場 合によっては環境に悪影響を及ぼすという面があった。
【0005】 そこでこの考案は、上述したような課題を解決したものであって、原価を低減 することが可能で、環境面でも良好な化粧箱を提案するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上述の課題を解決するため本考案においては、ヘッドホンステレオや携帯用ラ ジオのような電気製品などを保管または搬送するための化粧箱であって、組み立 て後に電気製品を保護するための緩衝用空間を形成する仕切り部が化粧箱本体と 一体的に設けられていることを特徴とするものである。
【0007】
【作用】
図1に示すように、化粧箱3は1枚の型紙を折り曲げて形成されている。本体 31の内部を3つの空間に区分している仕切部31Dは階段状で、その間にある 上側の空間にヘッドホンステレオHが収納される。下側の空間はヘッドホンステ レオHの緩衝材として作用する。また、ヘッドホンステレオHと上蓋32との間 には取扱説明書Tが収納され、これもヘッドホンステレオHの緩衝材となる。
【0008】 この化粧箱3においては、1枚の紙だけで形成することが可能であり、従来の ように発泡スチロールを使用する必要がないから、組立が容易で原価低減が可能 になると共に環境面でも有利になる。
【0009】
【実施例】
続いて、この考案に係わる電気製品などの化粧箱の一実施例について、図面を 参照して詳細に説明する。
【0010】 図1は本考案を適用したヘッドホンステレオの化粧箱3の構成を示す。この化 粧箱3の本体31と上蓋32は、比較的厚手の1枚の型紙を折り曲げることによ って形成されている。本体31は底部31Aと、底部31Aの両側に立ち上がっ ている側部31Bと、側部31Bから内側に曲げられた上部31Cと、上部31 Cから下側に階段状に曲げられた仕切部31Dとで構成されている。仕切部31 Dは糊付け部31Eを底部31Aに糊付けすることによって所定の形状に保持さ れる。
【0011】 両側の仕切部31Dの間には、上下2つの空間が形成されている。上側の空間 はヘッドホンステレオHが丁度良く入るようになっている。また、下側の空間は ヘッドホンステレオHを衝撃から保護するための緩衝材として作用する。各仕切 部31Dと側部31Bとの間には、アダプタAやコード類Kなどが入るだけの空 間が設けられている。
【0012】 上蓋32の両端には下側に向けて脚部32Aが設けられており、これを本体3 1の上部31Cに立て掛けることによって、上部31Cと上蓋32との間に適宜 な隙間が設けられている。ここに取扱説明書Tなどを入れることが可能であり、 この取扱説明書TはヘッドホンステレオHの緩衝材としても作用する。
【0013】 この化粧箱3は、図2に示すような型紙を折り曲げることによって形成される 。同図において、実線で示した折れ線は谷折りすることを示し、破線で示した折 れ線は山折りすることを示している。
【0014】 同図に示すようにこの化粧箱3においては、上蓋32の脚部32Aに適宜な長 さの差込み部32Bが突設され、これを上部31Cの根元にある切り抜き穴31 Gに差込むことによって、上蓋32と上部31Cとの間に適宜な隙間が確保され る。
【0015】 また、上蓋32の中央部が開口されており、これによって上蓋32の下側に収 納された取扱説明書Tを確認することが可能になる。上蓋32の上側に被せられ るカバー33が上蓋32の反対側に設けられている。上蓋32の上にカバー33 を被せた後、カバー33の先端に設けられた差込み部33Aを上蓋32の根元に ある切り抜き穴32Cに差込むことによって、カバー33が不用意に開かないよ うになる。
【0016】 側部31Bの前端には前蓋31Hが設けられており、これでカバー33を開け たときに仕切部31Dと側部31Bとの間に収納されているアダプターAやコー ドK類等が不用意に抜け落ちないようになっている。
【0017】 仕切部31Dは上部31Cの途中から設けられている。これで、ヘッドホンス テレオHの後面が仕切部31Dと上部31Cの境界部で支えられるので、安定良 く収納することが可能になる。また、仕切部31Dには切り抜き穴31Fが3箇 所ずつ設けられており、仕切部31Dを階段状に折り曲げ易くなる。
【0018】 この型紙を組み立てる場合は、図3に示すようにまず側部31Bと上部31C とを内側に向けて直角に折り曲げる。次に、仕切部31Dを階段状に折り曲げて 、糊付部31Eを底部31Aに糊付けする。次に、図4に示すように仕切部31 Dの反対側の空間に例えば透明な袋Fに入れたコードKなどを収納してから、図 5に示すように上蓋32を内側に折り曲げて差込み部32Bを上部31Cの切り 抜き穴31Gに差込む。
【0019】 次に図6に示すように仕切部31Dと側部31Bの間にある空間に透明な袋F に入れたアダプターA,コードKを収納し、前蓋31Fで蓋をする。続いて、図 7に示すように透明な袋Fに入れたヘッドホンステレオHを仕切部31Dの間に ある上側の空間に収納し、次に図8に示すように取扱説明書Tを上蓋32の下側 の空間に収納する。
【0020】 そして、図9に示すようにカバー33を折り曲げて上蓋32の上に被せ、差込 み部33Aを切り抜き穴32Cに差込んで組立が終了する。このとき、上蓋32 の根元に舌片32Dを設け、これをカバー33の先端に設けた切り抜き穴33B に差込むようにすればカバー33が不用意に開かれるのを防ぐことができる。
【0021】 この化粧箱3では、発泡スチロールを使用せずに1枚の紙だけでヘッドホンス テレHを収納することができるから、組立が容易になると共に環境的にも有利に なる。更に、内部のヘッドホンステレオHは空間や取扱説明書Tで包囲されてい るから、これらが緩衝材となってヘッドホンステレオHが衝撃から保護されるよ うになる。また、図10に示すようにカバー33や本体31の表面には各種の印 刷をしたり、シール34などを貼りつけることが容易であるから宣伝効果を上げ ることができる。
【0022】 なお、上述の実施例では、ヘッドホンステレオHの化粧箱3に本考案を適用し た場合について説明したが、本考案はこれに限らず携帯ラジオなどの電気製品や その他各種の物品を収納する化粧箱に適用することが可能である。
【0023】
【考案の効果】
以上説明したようにこの考案は、ヘッドホンステレオや携帯用ラジオのような 電気製品などを保管または搬送するための化粧箱であって、電気製品を保護する 緩衝用空間を形成するための仕切部を化粧箱と一体的に設けたものである。
【0024】 したがって、本考案によれば電気製品を保護するために従来使用されていた発 泡スチロールなどを使用せずに、比較的厚手の1枚の紙だけで全体を形成するこ とが可能になるから、組立が容易で化粧箱の原価を低減することが可能になると 共に、環境面でも有利になるなどの効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係わる電気製品などの化粧箱3の構成
図である。
【図2】化粧箱3の平面展開図である。
【図3】化粧箱3の組立手順(1/7)を説明する図で
ある。
【図4】化粧箱3の組立手順(2/7)を説明する図で
ある。
【図5】化粧箱3の組立手順(3/7)を説明する図で
ある。
【図6】化粧箱3の組立手順(4/7)を説明する図で
ある。
【図7】化粧箱3の組立手順(5/7)を説明する図で
ある。
【図8】化粧箱3の組立手順(6/7)を説明する図で
ある。
【図9】化粧箱3の組立手順(7/7)を説明する図で
ある。
【図10】化粧箱3の外観図である。
【図11】従来の電気製品などを保護する発泡スチロー
ルのケース1を説明する図である。
【符号の説明】
1 発泡スチロールのケース 2 紙箱 3 化粧箱 31 本体 31A 底部 31B 側部 31C 上部 31D 仕切部 32 上蓋 33 カバー H ヘッドホンステレオ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ヘッドホンステレオや携帯用ラジオのよ
    うな電気製品などを保管または搬送するための化粧箱で
    あって、 組み立て後に上記電気製品を保護するための緩衝用空間
    を形成する仕切り部が上記化粧箱本体と一体的に設けら
    れていることを特徴とする電気製品などの化粧箱。
JP1114193U 1993-03-15 1993-03-15 電気製品などの化粧箱 Pending JPH0671417U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1114193U JPH0671417U (ja) 1993-03-15 1993-03-15 電気製品などの化粧箱

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1114193U JPH0671417U (ja) 1993-03-15 1993-03-15 電気製品などの化粧箱

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0671417U true JPH0671417U (ja) 1994-10-07

Family

ID=11769748

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1114193U Pending JPH0671417U (ja) 1993-03-15 1993-03-15 電気製品などの化粧箱

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JP (1) JPH0671417U (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000053122A (ja) * 1998-08-05 2000-02-22 Sharp Corp 梱包装置
JP2013107646A (ja) * 2011-11-17 2013-06-06 Toppan Printing Co Ltd 化粧箱及びこれに用いるブランク
JP2016060533A (ja) * 2014-09-22 2016-04-25 株式会社ノーリツ 貯湯給湯装置の梱包構造

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