JP2502568Y2 - 先端ストップ式噴射頭を有する押ボタン式噴射装置 - Google Patents
先端ストップ式噴射頭を有する押ボタン式噴射装置Info
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- JP2502568Y2 JP2502568Y2 JP1991030719U JP3071991U JP2502568Y2 JP 2502568 Y2 JP2502568 Y2 JP 2502568Y2 JP 1991030719 U JP1991030719 U JP 1991030719U JP 3071991 U JP3071991 U JP 3071991U JP 2502568 Y2 JP2502568 Y2 JP 2502568Y2
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、先端ストップ式噴射頭
を有する押ボタン式噴射装置に関し、特に、使用頻度が
高くても、ベロー状の弾性筒部分の先端部に設けた噴射
口の部分が損傷しないで長期使用を可能にした先端スト
ップ式噴射頭を有する押ボタン式噴射装置に関する。
を有する押ボタン式噴射装置に関し、特に、使用頻度が
高くても、ベロー状の弾性筒部分の先端部に設けた噴射
口の部分が損傷しないで長期使用を可能にした先端スト
ップ式噴射頭を有する押ボタン式噴射装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、押ボタン式噴射装置は、その
用途によって、噴射口の部分の形状、構造を最適の形
状、構造にしてきた。そして、噴射口の部分の構造を複
雑にしていくと、所望の特性を得ることは出来ても、故
障し易く、製造費用も上昇して、経済性を上げることに
適しない押ボタン式噴射装置になり、どうしても、比較
的簡単な構造でありながら、所望の特性を発揮し得る押
ボタン式噴射装置の開発が急務であった。そこで、簡単
な構造の噴射口の部分を有する押ボタン式噴射装置は、
実開平1−167360号公報に開示されている。その
具体的構成は、ステムの上端開口部に押釦の下端開口部
を嵌めて、その押釦の下端開口部に嵌められたステムの
上端開口部に連通した横向き開口部の中心部分に片持ち
梁状にニードル4を突出させ、そのニードルの周囲に軟
弾性体の被覆体を嵌め、その被覆体の外側を外筒体で保
護し、軟弾性体の被覆体の内面のすベての面が前記ニー
ドルの外周面に接触してその部分に隙間をなくし、使用
時には、その軟弾性体の被覆体の内面と前記ニードルの
外周面の間に加圧流体が流れて隙間を形成し、その隙間
を通過した加圧流体を噴出される押ボタン式噴射装置で
ある。そこで、軟弾性体の被覆体の外側に位置させられ
た外筒体の内側に形成された膨張空間部分により、常時
は、軟弾性体の被覆体の外側と外筒体の内側との間の空
間は、間隔を持たせ得るようにし、使用時には、軟弾性
体の被覆体の外側と外筒体の内側との間の空間がなくな
る状態にさせるし、それが終ると、不使用時の状態に戻
り、軟弾性体の被覆体の内面のすべての面が前記ニード
ルの外周面に接触することになるエアゾールノズルが開
発されている。そして、ニードルを先細りにして円錐状
であることが特徴である。
用途によって、噴射口の部分の形状、構造を最適の形
状、構造にしてきた。そして、噴射口の部分の構造を複
雑にしていくと、所望の特性を得ることは出来ても、故
障し易く、製造費用も上昇して、経済性を上げることに
適しない押ボタン式噴射装置になり、どうしても、比較
的簡単な構造でありながら、所望の特性を発揮し得る押
ボタン式噴射装置の開発が急務であった。そこで、簡単
な構造の噴射口の部分を有する押ボタン式噴射装置は、
実開平1−167360号公報に開示されている。その
具体的構成は、ステムの上端開口部に押釦の下端開口部
を嵌めて、その押釦の下端開口部に嵌められたステムの
上端開口部に連通した横向き開口部の中心部分に片持ち
梁状にニードル4を突出させ、そのニードルの周囲に軟
弾性体の被覆体を嵌め、その被覆体の外側を外筒体で保
護し、軟弾性体の被覆体の内面のすベての面が前記ニー
ドルの外周面に接触してその部分に隙間をなくし、使用
時には、その軟弾性体の被覆体の内面と前記ニードルの
外周面の間に加圧流体が流れて隙間を形成し、その隙間
を通過した加圧流体を噴出される押ボタン式噴射装置で
ある。そこで、軟弾性体の被覆体の外側に位置させられ
た外筒体の内側に形成された膨張空間部分により、常時
は、軟弾性体の被覆体の外側と外筒体の内側との間の空
間は、間隔を持たせ得るようにし、使用時には、軟弾性
体の被覆体の外側と外筒体の内側との間の空間がなくな
る状態にさせるし、それが終ると、不使用時の状態に戻
り、軟弾性体の被覆体の内面のすべての面が前記ニード
ルの外周面に接触することになるエアゾールノズルが開
発されている。そして、ニードルを先細りにして円錐状
であることが特徴である。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】ところが、上記の実開
平1−167360号公報に開示されている考案は、ニ
ードルを先細りにして円錐状にしているが、そうするこ
とは、製作作業が容易でなく、そして、不使用時に、ニ
ードルの外周面に軟弾性体の被覆体の内面のすべての面
を接触させていた軟弾性体の被覆体が、その使用に際し
て、所望の加圧内容物の噴出圧力により軟弾性体の被覆
体を変形させ、その軟弾性体の被覆体を膨張させて噴出
加圧内容物の噴出をさせるにあたり、噴出加圧内容物の
噴出圧力が変化し易いことがあり、その作動を確実にさ
せることは容易でない。そこで、その点を改善すること
が本考案の課題であり、その課題を解決することが本考
案の目的である。そこで、先端ストップ式噴射機能を改
善するために弾性キャップとその内側に位置させた突栓
支持軸との関連構成を独自の構成にして、使用に際し
て、所望の噴射流体用流路を形成するようにし、不使用
時には、弾性キャップのベロー状の弾性筒部分の先端に
近い中間部分に設けた小径部により閉鎖するとともに突
栓支持軸の先端部に弾性キャップの先端部の噴射口の部
分を嵌めて、複数箇所で確実に閉鎖し、弾性キャップの
先端部の噴射口の部分と突栓支持軸の先端部との間で密
栓、離脱を確実にして、前記小径部による開放、閉鎖の
共同作動をさせることを本考案の課題とし、その課題を
解決することを本考案の他の目的とする。
平1−167360号公報に開示されている考案は、ニ
ードルを先細りにして円錐状にしているが、そうするこ
とは、製作作業が容易でなく、そして、不使用時に、ニ
ードルの外周面に軟弾性体の被覆体の内面のすべての面
を接触させていた軟弾性体の被覆体が、その使用に際し
て、所望の加圧内容物の噴出圧力により軟弾性体の被覆
体を変形させ、その軟弾性体の被覆体を膨張させて噴出
加圧内容物の噴出をさせるにあたり、噴出加圧内容物の
噴出圧力が変化し易いことがあり、その作動を確実にさ
せることは容易でない。そこで、その点を改善すること
が本考案の課題であり、その課題を解決することが本考
案の目的である。そこで、先端ストップ式噴射機能を改
善するために弾性キャップとその内側に位置させた突栓
支持軸との関連構成を独自の構成にして、使用に際し
て、所望の噴射流体用流路を形成するようにし、不使用
時には、弾性キャップのベロー状の弾性筒部分の先端に
近い中間部分に設けた小径部により閉鎖するとともに突
栓支持軸の先端部に弾性キャップの先端部の噴射口の部
分を嵌めて、複数箇所で確実に閉鎖し、弾性キャップの
先端部の噴射口の部分と突栓支持軸の先端部との間で密
栓、離脱を確実にして、前記小径部による開放、閉鎖の
共同作動をさせることを本考案の課題とし、その課題を
解決することを本考案の他の目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本考案は、押ボタン式噴
射頭部1の内部に噴射流体用流路2を設け、前記押ボタ
ン式噴射頭部1の下部に設けた流入口3から前記噴射流
体用流路2を通過して噴射流体が噴射口10から噴出し
得るようにし、その噴射口10をベロー状の弾性キャッ
プ7の先端部に形成し、その弾性キャップ7の基部に設
けた厚肉部分11を前記押しボタン式噴射頭部1の上部
前向きの流出口部分5から後向きに奥深く入り込んだ大
口径部分9の奥の内周面の部分に嵌め込み、弾性キャッ
プ7の基部に設けた厚肉部分11の手前部分に筒形抜け
出し防止部材12を位置させて、厚肉部分11の手前部
分に位置させた筒形抜け出し防止部材12により、厚肉
部分11の手前部分を押して前記弾性キャップ7の抜け
出しを防止し、前記筒形抜け出し防止部材12の内側に
弾性キャップ7を位置させて弾性キャップ7を保護し得
るとともに弾性キャップ7の内側に位置させた突栓支持
軸6を前記押ボタン式噴射頭部1の内部に設けた噴射流
体用流路2を越えて形成された前記押ボタン式噴射頭部
1の噴射流体用流路2を形成する内壁面部から前方に向
けて突出させ、前記弾性キャップ7のベロー状の弾性筒
部分の先端に近い中間部分に小径部8を設け、常時は、
前記突栓支持軸6の先端部分を前記弾性キャップ7の先
端部に形成した噴射口10に差し込み、その部分と前記
弾性キャップ7のベロー状の弾性筒部分の先端に近い中
間部分に設けた小径部8の内側部分と前記突栓支持軸6
の表面の部分とを密着させることにより、それらの部分
からの漏れをなくし得るようにし、使用時には、前記弾
性キャップ7のベロー状の弾性筒部分の内側の空間部分
に加圧流体が、前記押ボタン式噴射頭部1の内部に設け
た噴射流体用流路2から供給されて、その加圧流体の圧
力により前記弾性キャップ7のベロー状の弾性筒部分の
先端に近い中間部分に設けた小径部8の内側部分が、わ
ずかであるが大径化させて、前記突栓支持軸6の表面の
部分から離脱して密着状態を解き、前記弾性キャップ7
の先端部を膨張させて、前記突栓支持軸6の先端部分に
嵌め込まれていた前記弾性キャップ7の先端部に形成し
た噴射口10を、前記突栓支持軸6の先端の部分から離
脱させて、噴射流体用流路2を通ってきた噴射流体を噴
射口10から噴射させることを特徴にした先端ストップ
式噴射頭を有する押ボタン式噴射装置である。
射頭部1の内部に噴射流体用流路2を設け、前記押ボタ
ン式噴射頭部1の下部に設けた流入口3から前記噴射流
体用流路2を通過して噴射流体が噴射口10から噴出し
得るようにし、その噴射口10をベロー状の弾性キャッ
プ7の先端部に形成し、その弾性キャップ7の基部に設
けた厚肉部分11を前記押しボタン式噴射頭部1の上部
前向きの流出口部分5から後向きに奥深く入り込んだ大
口径部分9の奥の内周面の部分に嵌め込み、弾性キャッ
プ7の基部に設けた厚肉部分11の手前部分に筒形抜け
出し防止部材12を位置させて、厚肉部分11の手前部
分に位置させた筒形抜け出し防止部材12により、厚肉
部分11の手前部分を押して前記弾性キャップ7の抜け
出しを防止し、前記筒形抜け出し防止部材12の内側に
弾性キャップ7を位置させて弾性キャップ7を保護し得
るとともに弾性キャップ7の内側に位置させた突栓支持
軸6を前記押ボタン式噴射頭部1の内部に設けた噴射流
体用流路2を越えて形成された前記押ボタン式噴射頭部
1の噴射流体用流路2を形成する内壁面部から前方に向
けて突出させ、前記弾性キャップ7のベロー状の弾性筒
部分の先端に近い中間部分に小径部8を設け、常時は、
前記突栓支持軸6の先端部分を前記弾性キャップ7の先
端部に形成した噴射口10に差し込み、その部分と前記
弾性キャップ7のベロー状の弾性筒部分の先端に近い中
間部分に設けた小径部8の内側部分と前記突栓支持軸6
の表面の部分とを密着させることにより、それらの部分
からの漏れをなくし得るようにし、使用時には、前記弾
性キャップ7のベロー状の弾性筒部分の内側の空間部分
に加圧流体が、前記押ボタン式噴射頭部1の内部に設け
た噴射流体用流路2から供給されて、その加圧流体の圧
力により前記弾性キャップ7のベロー状の弾性筒部分の
先端に近い中間部分に設けた小径部8の内側部分が、わ
ずかであるが大径化させて、前記突栓支持軸6の表面の
部分から離脱して密着状態を解き、前記弾性キャップ7
の先端部を膨張させて、前記突栓支持軸6の先端部分に
嵌め込まれていた前記弾性キャップ7の先端部に形成し
た噴射口10を、前記突栓支持軸6の先端の部分から離
脱させて、噴射流体用流路2を通ってきた噴射流体を噴
射口10から噴射させることを特徴にした先端ストップ
式噴射頭を有する押ボタン式噴射装置である。
【0005】
【作用】本考案を施した先端ストップ式噴射頭を有する
押ボタン式噴射装置の作用を述べると、不作動時から作
動時に切り換えるために押ボタンを押すと、容器内の内
要物が加圧流体の状態で噴射頭部1の内部に設けた噴射
流体用流路2に流出してきて、ベロー状の弾性キャップ
7の内側を噴射流体がくぐり抜けて、ベロー状の弾性キ
ャップ7の先端部に形成した噴射口10に到達して外部
に噴出するのである。そこで、押ボタンを押すことを止
めるどベロー状の弾性キャップ7の内側の加圧状態が解
かれて膨張していたベロー状の弾性キャップ7は縮小し
て、弾性キャップ7の先端部に形成した噴射口10は、
突栓支持軸6の先端部分に嵌められて閉鎖され、最初の
状態に戻るのである。ところで、本考案の押ボタン式噴
射装置は、押ボタン式噴射頭部1の内部に噴射流体用流
路2を設け、前記押ボタン式噴射頭部1の下部に設けた
流入口3から前記噴射流体用流路2を通過して噴射流体
が噴射口10から噴出し得るようにし、その噴射口10
をボロー状の弾性キャップ7の先端部に形成し、ベロー
状の弾性キャップ7の先端部に形成した噴射口10を、
常時は、突栓支持軸6の先端部分に嵌めて閉鎖し、使用
時は、ベロー状の弾性キャップ7の先端部に形成した噴
射口10のところまで噴出加圧流体が流出してきて噴射
口10を開き、噴出加圧流体を噴出させ得る。また、前
記弾性キャップ7の基部に設けた厚肉部分11を前記押
ボタン式噴射頭部1の上部前向きの流出口部分5から後
向きに奥深く入り込んだ大口径部分9の奥の内周面の部
分に嵌め込み、弾性キャップ7の基部に設けた厚肉部分
11の手前部分に筒形抜け出し防止部材12を位置させ
て、厚肉部分11の手前部分に位置させた筒形抜け出し
防止部材12により、厚肉部分11の手前部分を押して
前記弾性キャップ7の抜け出しを防止し、前記筒形抜け
出し防止部材12の内側に弾性キャップ7を位置させて
弾性キャップ7を保護し得る。また、前記筒形抜け出し
防止部材12により弾性キャップ7の外側を弾性キャッ
プ7の手前部分から中間部分にかけて、筒形抜け出し防
止部材12で保護し得るとともに弾性キャップ7の先端
部分は、外部から見えるように開放してとともに弾性キ
ャップ7の内側に位置させた突栓支持軸6を前記押ボタ
ン式噴射頭部1の内部に設けた噴射流体用流路2を越え
て形成された前記押ボタン式噴射頭部1の噴射流体用流
路2を形成する内壁面部から前方に向けて突出させ、前
記弾性キャップ7のベロー状の弾性筒部分の先端に近い
中間部分に小径部8を設けて、その小径部8により常時
は、その部分で噴出流体の流路を閉鎖し、使用時は、噴
出流体の圧力により噴出流体の流路を開き得るように
し、常時は、前記突栓支持軸6の先端部分を前記弾性キ
ャップ7の先端部に形成した噴射口10に差し込み、そ
の部分と前記弾性キャップ7のベロー状の弾性筒部分の
先端に近い中間部分に設けた小径部8の内側部分と前記
突栓支持軸6の表面の部分とを密着させることにより、
それらの部分からの漏れをなくし得るようにし、使用時
には、前記弾性キャップ7のベロー状の弾性筒部分の内
側の空間部分に加圧流体が、前記押ボタン式噴射頭部1
の内部に設けた噴射流体用流路2から供給されて、その
加圧流体の圧力により前記弾性キャップ7のベロー状の
弾性筒部分の先端に近い中間部分に設けた小径部8の内
側部分が、わずかであるが大径化させて、前記突栓支持
軸6の表面の部分から離脱して密着状態を解き、前記弾
性キャップ7の先端部を膨張させて、前記突栓支持軸6
の先端部分に嵌め込まれていた前記弾性キャップ7の先
端部に形成した噴射口10を、前記突栓支持軸6の先端
の部分から離脱させて、噴射流体用流路2を通ってきた
噴射流体を噴射口10から噴射させることが出来る。そ
こで、本考案の先端ストップ式噴射頭を有する押ボタン
式噴射装置は、従来、使用されてきた、常時は、軟弾性
体の被覆体の外側と外筒体の内側との間の空間は、間隔
を持たせ得るようにし、使用時には、軟弾性体の被覆体
の外側と外筒体の内側との間の空間がなくなる状態にさ
せるし、それが終ると、不使用時の状態に戻り、軟弾性
体の被覆体の内面のすべての面が前記ニードルの外周面
に接触する構成であって、ニードルを先細りにして円錐
状にニードルを形成したエアゾールノズルの欠点を改善
して実用性がある上に、十分、耐久性もあって使用に耐
え得る。
押ボタン式噴射装置の作用を述べると、不作動時から作
動時に切り換えるために押ボタンを押すと、容器内の内
要物が加圧流体の状態で噴射頭部1の内部に設けた噴射
流体用流路2に流出してきて、ベロー状の弾性キャップ
7の内側を噴射流体がくぐり抜けて、ベロー状の弾性キ
ャップ7の先端部に形成した噴射口10に到達して外部
に噴出するのである。そこで、押ボタンを押すことを止
めるどベロー状の弾性キャップ7の内側の加圧状態が解
かれて膨張していたベロー状の弾性キャップ7は縮小し
て、弾性キャップ7の先端部に形成した噴射口10は、
突栓支持軸6の先端部分に嵌められて閉鎖され、最初の
状態に戻るのである。ところで、本考案の押ボタン式噴
射装置は、押ボタン式噴射頭部1の内部に噴射流体用流
路2を設け、前記押ボタン式噴射頭部1の下部に設けた
流入口3から前記噴射流体用流路2を通過して噴射流体
が噴射口10から噴出し得るようにし、その噴射口10
をボロー状の弾性キャップ7の先端部に形成し、ベロー
状の弾性キャップ7の先端部に形成した噴射口10を、
常時は、突栓支持軸6の先端部分に嵌めて閉鎖し、使用
時は、ベロー状の弾性キャップ7の先端部に形成した噴
射口10のところまで噴出加圧流体が流出してきて噴射
口10を開き、噴出加圧流体を噴出させ得る。また、前
記弾性キャップ7の基部に設けた厚肉部分11を前記押
ボタン式噴射頭部1の上部前向きの流出口部分5から後
向きに奥深く入り込んだ大口径部分9の奥の内周面の部
分に嵌め込み、弾性キャップ7の基部に設けた厚肉部分
11の手前部分に筒形抜け出し防止部材12を位置させ
て、厚肉部分11の手前部分に位置させた筒形抜け出し
防止部材12により、厚肉部分11の手前部分を押して
前記弾性キャップ7の抜け出しを防止し、前記筒形抜け
出し防止部材12の内側に弾性キャップ7を位置させて
弾性キャップ7を保護し得る。また、前記筒形抜け出し
防止部材12により弾性キャップ7の外側を弾性キャッ
プ7の手前部分から中間部分にかけて、筒形抜け出し防
止部材12で保護し得るとともに弾性キャップ7の先端
部分は、外部から見えるように開放してとともに弾性キ
ャップ7の内側に位置させた突栓支持軸6を前記押ボタ
ン式噴射頭部1の内部に設けた噴射流体用流路2を越え
て形成された前記押ボタン式噴射頭部1の噴射流体用流
路2を形成する内壁面部から前方に向けて突出させ、前
記弾性キャップ7のベロー状の弾性筒部分の先端に近い
中間部分に小径部8を設けて、その小径部8により常時
は、その部分で噴出流体の流路を閉鎖し、使用時は、噴
出流体の圧力により噴出流体の流路を開き得るように
し、常時は、前記突栓支持軸6の先端部分を前記弾性キ
ャップ7の先端部に形成した噴射口10に差し込み、そ
の部分と前記弾性キャップ7のベロー状の弾性筒部分の
先端に近い中間部分に設けた小径部8の内側部分と前記
突栓支持軸6の表面の部分とを密着させることにより、
それらの部分からの漏れをなくし得るようにし、使用時
には、前記弾性キャップ7のベロー状の弾性筒部分の内
側の空間部分に加圧流体が、前記押ボタン式噴射頭部1
の内部に設けた噴射流体用流路2から供給されて、その
加圧流体の圧力により前記弾性キャップ7のベロー状の
弾性筒部分の先端に近い中間部分に設けた小径部8の内
側部分が、わずかであるが大径化させて、前記突栓支持
軸6の表面の部分から離脱して密着状態を解き、前記弾
性キャップ7の先端部を膨張させて、前記突栓支持軸6
の先端部分に嵌め込まれていた前記弾性キャップ7の先
端部に形成した噴射口10を、前記突栓支持軸6の先端
の部分から離脱させて、噴射流体用流路2を通ってきた
噴射流体を噴射口10から噴射させることが出来る。そ
こで、本考案の先端ストップ式噴射頭を有する押ボタン
式噴射装置は、従来、使用されてきた、常時は、軟弾性
体の被覆体の外側と外筒体の内側との間の空間は、間隔
を持たせ得るようにし、使用時には、軟弾性体の被覆体
の外側と外筒体の内側との間の空間がなくなる状態にさ
せるし、それが終ると、不使用時の状態に戻り、軟弾性
体の被覆体の内面のすべての面が前記ニードルの外周面
に接触する構成であって、ニードルを先細りにして円錐
状にニードルを形成したエアゾールノズルの欠点を改善
して実用性がある上に、十分、耐久性もあって使用に耐
え得る。
【0006】
【実施例1】本考案は、押ボタン式噴射頭部1の内部に
噴射流体用流路2を設け、前記押ボタン式噴射頭部1の
下部に設けた流入口3から前記噴射流体用流路2を通過
して噴射流体が噴射口10から噴出し得るようにし、そ
の噴射口10をベロー状の弾性キャップ7の先端部に形
成し、その弾性キャップ7の基部に設けた厚肉部分11
を前記押しボタン式噴射頭部1の上部前向きの流出口部
分5から後向きに奥深く入り込んだ大口径部分9の奥の
内周面の部分に嵌め込み、弾性キャップ7の基部に設け
た厚肉部分11の手前部分に設けた断面傾斜部分に筒形
抜け出し防止部材12の断面傾斜部分を合わせて位置さ
せて、厚肉部分11の手前部分に位置させた筒形抜け出
し防止部材12により、厚肉部分11の手前部分を押し
て前記弾性キャップ7の抜け出しを防止し、前記弾性キ
ャップ7のベロー状の弾性筒部分の内径と前記押ボタン
式噴射頭部1の内部に設けた噴射流体用流路2で前記弾
性キャップ7の基部に接している噴射流体用流路2の内
周とを同じ口径にして、噴射流体が流れる時の抵抗を少
なくし、前記筒形抜け出し防止部材12の内側に弾性キ
ャップ7を位置させて弾性キャップ7を保護し得るとと
もに弾性キャップ7の内側に位置させた突栓支持軸6を
前記押ボタン式噴射頭部1の内部に設けた噴射流体用流
路2を越えて形成された前記押ボタン式噴射頭部1の噴
射流体用流路2を形成する内壁面部から前方に向けて突
出させ、前記弾性キャップ7のベロー状の弾性筒部分の
先端に近い中間部分に複数の小径部8を設け、前記突栓
支持軸6の先端部には、その突栓支持軸6の軸径より小
さい小径先端部を形成し、その小径先端部に前記弾性キ
ャップ7の先端部に形成した噴射口10に差し込み得る
ようにし、常時は、前記突栓支持軸6の先端部分に設け
た小径先端部を前記弾性キャップ7の先端部に形成した
噴射口10に差し込み、その部分と前記弾性キャップ7
のベロー状の弾性筒部分の先端に近い中間部分に設けた
小径部8の内側部分と前記突栓支持軸6の表面の部分と
を密着させることにより、それらの部分からの漏れをな
くし得るようにし、使用時には、前記弾性キャップ7の
ベロー状の弾性筒部分の内側の空間部分に加圧流体が、
前記押ボタン式噴射頭部1の内部に設けた噴射流体用流
路2から供給されて、その加圧流体の圧力により前記弾
性キャップ7のベロー状の弾性筒部分の先端に近い中間
部分に設けた小径部8の内側部分が、わずかであるが大
径化させて、前記突栓支持軸6の表面の部分から離脱し
て密着状態を解き、前記弾性キャップ7の先端部を膨張
させて、前記突栓支持軸6の先端部分に設けた小径先端
部に嵌め込まれていた前記弾性キャップ7の先端部に形
成した噴射口10を前記突栓支持軸6の先端の部分から
離脱させて、噴射流体用流路2を通ってきた噴射流体を
噴射口10から噴射させることを特徴にした先端ストッ
プ式噴射頭を有する押ボタン式噴射装置である。
噴射流体用流路2を設け、前記押ボタン式噴射頭部1の
下部に設けた流入口3から前記噴射流体用流路2を通過
して噴射流体が噴射口10から噴出し得るようにし、そ
の噴射口10をベロー状の弾性キャップ7の先端部に形
成し、その弾性キャップ7の基部に設けた厚肉部分11
を前記押しボタン式噴射頭部1の上部前向きの流出口部
分5から後向きに奥深く入り込んだ大口径部分9の奥の
内周面の部分に嵌め込み、弾性キャップ7の基部に設け
た厚肉部分11の手前部分に設けた断面傾斜部分に筒形
抜け出し防止部材12の断面傾斜部分を合わせて位置さ
せて、厚肉部分11の手前部分に位置させた筒形抜け出
し防止部材12により、厚肉部分11の手前部分を押し
て前記弾性キャップ7の抜け出しを防止し、前記弾性キ
ャップ7のベロー状の弾性筒部分の内径と前記押ボタン
式噴射頭部1の内部に設けた噴射流体用流路2で前記弾
性キャップ7の基部に接している噴射流体用流路2の内
周とを同じ口径にして、噴射流体が流れる時の抵抗を少
なくし、前記筒形抜け出し防止部材12の内側に弾性キ
ャップ7を位置させて弾性キャップ7を保護し得るとと
もに弾性キャップ7の内側に位置させた突栓支持軸6を
前記押ボタン式噴射頭部1の内部に設けた噴射流体用流
路2を越えて形成された前記押ボタン式噴射頭部1の噴
射流体用流路2を形成する内壁面部から前方に向けて突
出させ、前記弾性キャップ7のベロー状の弾性筒部分の
先端に近い中間部分に複数の小径部8を設け、前記突栓
支持軸6の先端部には、その突栓支持軸6の軸径より小
さい小径先端部を形成し、その小径先端部に前記弾性キ
ャップ7の先端部に形成した噴射口10に差し込み得る
ようにし、常時は、前記突栓支持軸6の先端部分に設け
た小径先端部を前記弾性キャップ7の先端部に形成した
噴射口10に差し込み、その部分と前記弾性キャップ7
のベロー状の弾性筒部分の先端に近い中間部分に設けた
小径部8の内側部分と前記突栓支持軸6の表面の部分と
を密着させることにより、それらの部分からの漏れをな
くし得るようにし、使用時には、前記弾性キャップ7の
ベロー状の弾性筒部分の内側の空間部分に加圧流体が、
前記押ボタン式噴射頭部1の内部に設けた噴射流体用流
路2から供給されて、その加圧流体の圧力により前記弾
性キャップ7のベロー状の弾性筒部分の先端に近い中間
部分に設けた小径部8の内側部分が、わずかであるが大
径化させて、前記突栓支持軸6の表面の部分から離脱し
て密着状態を解き、前記弾性キャップ7の先端部を膨張
させて、前記突栓支持軸6の先端部分に設けた小径先端
部に嵌め込まれていた前記弾性キャップ7の先端部に形
成した噴射口10を前記突栓支持軸6の先端の部分から
離脱させて、噴射流体用流路2を通ってきた噴射流体を
噴射口10から噴射させることを特徴にした先端ストッ
プ式噴射頭を有する押ボタン式噴射装置である。
【0007】
【効果】本考案は、押ボタン式噴射頭部1の内部に噴射
流体用流路2を設け、前記押ボタン式噴射頭部1の下部
に設けた流入口3から前記噴射流体用流路2を通過して
噴射流体が噴射口10から噴出し得るようにし、その噴
射口10をベロー状の弾性キャップ7の先端部に形成
し、ベロー状の弾性キャップ7の先端部に形成した噴射
口10を、常時は、突栓支持軸6の先端部分に嵌めて閉
鎖し、使用時は、ベロー状の弾性キャップ7の先端部に
形成した噴射口10のところまで噴出加圧流体が流出し
てきて噴射口10を開き、噴出加圧流体を噴出させ得る
効果がある。また、前記弾性キャップ7の基部に設けた
厚肉部分11を前記押しボタン式噴射頭部1の上部前向
きの流出口部分5から後向きに奥深く入り込んだ大口径
部分9の奥の内周面の部分に嵌め込み、弾性キャップ7
の基部に設けた厚肉部分11の手前部分に筒形抜け出し
防止部材12を位置させて、厚肉部分11の手前部分に
位置させた筒形抜け出し防止部材12により、厚肉部分
11の手前部分を押して前記弾性キャップ7の抜け出し
を防止し、前記筒形抜け出し防止部材12の内側に弾性
キャップ7を位置させて弾性キャップ7を保護し得る効
果がある。また、前記筒形抜け出し防止部材12により
弾性キャップ7の外側を弾性キャップ7の手前部分から
中間部分にかけて、筒形抜け出し防止部材12で保護し
得るとともに弾性キャップ7の先端部分は、外部から見
えるように開放してとともに弾性キャップ7の内側に位
置させた突栓支持軸6を前記押ボタン式噴射頭部1の内
部に設けた噴射流体用流路2を越えて形成された前記押
ボタン式噴射頭部1の噴射流体用流路2を形成する内壁
面部から前方に向けて突出させ、前記弾性キャップ7の
ベロー状の弾性筒部分の先端に近い中間部分に小径部8
を設けて、その小径部8により常時は、その部分で噴出
流体の流路を閉鎖し、使用時は、噴出流体の圧力により
噴出流体の流路を開き得るようにし、常時は、前記突栓
支持軸6の先端部分を前記弾性キャップ7の先端部に形
成した噴射口10に差し込み、その部分と前記弾性キャ
ップ7のベロー状の弾性筒部分の先端に近い中間部分に
設けた小径部8の内側部分と前記突栓支持軸6の表面の
部分とを密着させることにより、それらの部分からの漏
れをなくし得るようにし、使用時には、前記弾性キャッ
プ7のベロー状の弾性筒部分の内側の空間部分に加圧流
体が、前記押ボタン式噴射頭部1の内部に設けた噴射流
体用流路2から供給されて、その加圧流体の圧力により
前記弾性キャップ7のベロー状の弾性筒部分の先端に近
い中間部分に設けた小径部8の内側部分が、わずかであ
るが大径化させて、前記突栓支持軸6の表面の部分から
離脱して密着状態を解き、前記弾性キャップ7の先端部
を膨張させて、前記突栓支持軸6の先端部分に嵌め込ま
れていた前記弾性キャップ7の先端部に形成した噴射口
10を、前記突栓支持軸6の先端の部分から離脱させ
て、噴射流体用流路2を通ってきた噴射流体を噴射口1
0から噴射させることが出来る効果がある。そこで、本
考案の先端ストップ式噴射頭を有する押ボタン式噴射装
置は、従来、使用されてきた、常時は、軟弾性体の被覆
体の外側と外筒体の内側との間の空間は、間隔を持たせ
得るようにし、使用時には、軟弾性体の被覆体の外側と
外筒体の内側との間の空間がなくなる状態にさせるし、
それが終ると、不使用時の状態に戻り、軟弾性体の被覆
体の内面のすべての面が前記ニードルの外周面に接触す
る構成であって、ニードルを先細りにして円錐状にニー
ドルを形成したエアゾールノズルの欠点を改善して実用
性がある上に、十分、耐久性もあって使用に耐え得る効
果がある。
流体用流路2を設け、前記押ボタン式噴射頭部1の下部
に設けた流入口3から前記噴射流体用流路2を通過して
噴射流体が噴射口10から噴出し得るようにし、その噴
射口10をベロー状の弾性キャップ7の先端部に形成
し、ベロー状の弾性キャップ7の先端部に形成した噴射
口10を、常時は、突栓支持軸6の先端部分に嵌めて閉
鎖し、使用時は、ベロー状の弾性キャップ7の先端部に
形成した噴射口10のところまで噴出加圧流体が流出し
てきて噴射口10を開き、噴出加圧流体を噴出させ得る
効果がある。また、前記弾性キャップ7の基部に設けた
厚肉部分11を前記押しボタン式噴射頭部1の上部前向
きの流出口部分5から後向きに奥深く入り込んだ大口径
部分9の奥の内周面の部分に嵌め込み、弾性キャップ7
の基部に設けた厚肉部分11の手前部分に筒形抜け出し
防止部材12を位置させて、厚肉部分11の手前部分に
位置させた筒形抜け出し防止部材12により、厚肉部分
11の手前部分を押して前記弾性キャップ7の抜け出し
を防止し、前記筒形抜け出し防止部材12の内側に弾性
キャップ7を位置させて弾性キャップ7を保護し得る効
果がある。また、前記筒形抜け出し防止部材12により
弾性キャップ7の外側を弾性キャップ7の手前部分から
中間部分にかけて、筒形抜け出し防止部材12で保護し
得るとともに弾性キャップ7の先端部分は、外部から見
えるように開放してとともに弾性キャップ7の内側に位
置させた突栓支持軸6を前記押ボタン式噴射頭部1の内
部に設けた噴射流体用流路2を越えて形成された前記押
ボタン式噴射頭部1の噴射流体用流路2を形成する内壁
面部から前方に向けて突出させ、前記弾性キャップ7の
ベロー状の弾性筒部分の先端に近い中間部分に小径部8
を設けて、その小径部8により常時は、その部分で噴出
流体の流路を閉鎖し、使用時は、噴出流体の圧力により
噴出流体の流路を開き得るようにし、常時は、前記突栓
支持軸6の先端部分を前記弾性キャップ7の先端部に形
成した噴射口10に差し込み、その部分と前記弾性キャ
ップ7のベロー状の弾性筒部分の先端に近い中間部分に
設けた小径部8の内側部分と前記突栓支持軸6の表面の
部分とを密着させることにより、それらの部分からの漏
れをなくし得るようにし、使用時には、前記弾性キャッ
プ7のベロー状の弾性筒部分の内側の空間部分に加圧流
体が、前記押ボタン式噴射頭部1の内部に設けた噴射流
体用流路2から供給されて、その加圧流体の圧力により
前記弾性キャップ7のベロー状の弾性筒部分の先端に近
い中間部分に設けた小径部8の内側部分が、わずかであ
るが大径化させて、前記突栓支持軸6の表面の部分から
離脱して密着状態を解き、前記弾性キャップ7の先端部
を膨張させて、前記突栓支持軸6の先端部分に嵌め込ま
れていた前記弾性キャップ7の先端部に形成した噴射口
10を、前記突栓支持軸6の先端の部分から離脱させ
て、噴射流体用流路2を通ってきた噴射流体を噴射口1
0から噴射させることが出来る効果がある。そこで、本
考案の先端ストップ式噴射頭を有する押ボタン式噴射装
置は、従来、使用されてきた、常時は、軟弾性体の被覆
体の外側と外筒体の内側との間の空間は、間隔を持たせ
得るようにし、使用時には、軟弾性体の被覆体の外側と
外筒体の内側との間の空間がなくなる状態にさせるし、
それが終ると、不使用時の状態に戻り、軟弾性体の被覆
体の内面のすべての面が前記ニードルの外周面に接触す
る構成であって、ニードルを先細りにして円錐状にニー
ドルを形成したエアゾールノズルの欠点を改善して実用
性がある上に、十分、耐久性もあって使用に耐え得る効
果がある。
【図1】本考案を施した先端ストップ式噴射頭を有する
押ボタン式噴射装置の不作動時の噴射頭の縦断面図であ
る。
押ボタン式噴射装置の不作動時の噴射頭の縦断面図であ
る。
【図2】図1に示した本考案を施した先端ストップ式噴
射頭を有する押ボタン式噴射装置の作動時の噴射頭の縦
断面図である。
射頭を有する押ボタン式噴射装置の作動時の噴射頭の縦
断面図である。
1 押ボタン式噴射頭部 2 噴射流体用
流路 3 流入口部分 4 流出管 5 流出口部分 6 突栓支持軸 7 ベロー状の弾性キャップ 8 小径部 9 大口径部 10 弾性キャッ
プの先端の噴射口開口部 11 厚肉部分 12 筒形抜け出
し防止部材
流路 3 流入口部分 4 流出管 5 流出口部分 6 突栓支持軸 7 ベロー状の弾性キャップ 8 小径部 9 大口径部 10 弾性キャッ
プの先端の噴射口開口部 11 厚肉部分 12 筒形抜け出
し防止部材
Claims (4)
- 【請求項1】押ボタン式噴射頭部1の内部に噴射流体用
流路2を設け、前記押ボタン式噴射頭部1の下部に設け
た流入口3から前記噴射流体用流路2を通過して噴射流
体が噴射口10から噴出し得るようにし、その噴射口1
0をベロー状の弾性キャップ7の先端部に形成し、その
弾性キャップ7の基部に設けた厚肉部分11を前記押し
ボタン式噴射頭部1の上部前向きの流出口部分5から後
向きに奥深く入り込んだ大口径部分9の奥の内周面の部
分に嵌め込み、弾性キャップ7の基部に設けた厚肉部分
11の手前部分に筒形抜け出し防止部材12を位置させ
て、厚肉部分11の手前部分に位置させた筒形抜け出し
防止部材12により、厚肉部分11の手前部分を押して
前記弾性キャップ7の抜け出しを防止し、前記筒形抜け
出し防止部材12の内側に弾性キャップ7を位置させて
弾性キャップ7を保護し得るとともに弾性キャップ7の
内側に位置させた突栓支持軸6を前記押ボタン式噴射頭
部1の内部に設けた噴射流体用流路2を越えて形成され
た前記押ボタン式噴射頭部1の噴射流体用流路2を形成
する内壁面部から前方に向けて突出させ、前記弾性キャ
ップ7のベロー状の弾性筒部分の先端に近い中間部分に
小径部8を設け、常時は、前記突栓支持軸6の先端部分
を前記弾性キャップ7の先端部に形成した噴射口10に
差し込み、その部分と前記弾性キャップ7のベロー状の
弾性筒部分の先端に近い中間部分に設けた小径部8の内
側部分と前記突栓支持軸6の表面の部分とを密着させる
ことにより、それらの部分からの漏れをなくし得るよう
にし、使用時には、前記弾性キャップ7のベロー状の弾
性筒部分の内側の空間部分に加圧流体が、前記押ボタン
式噴射頭部1の内部に設けた噴射流体用流路2から供給
されて、その加圧流体の圧力により前記弾性キャップ7
のベロー状の弾性筒部分の先端に近い中間部分に設けた
小径部8の内側部分が、わずかであるが大径化させて、
前記突栓支持軸6の表面の部分から離脱して密着状態を
解き、前記弾性キャップ7の先端部を膨張させて、前記
突栓支持軸6の先端部分に嵌め込まれていた前記弾性キ
ャップ7の先端部に形成した噴射口10を、前記突栓支
持軸6の先端の部分から離脱させて、噴射流体用流路2
を通ってきた噴射流体を 噴射口10から噴射させること
を特徴にした先端ストップ式噴射頭を有する押ボタン式
噴射装置。 - 【請求項2】押ボタン式噴射頭部1の内部に噴射流体用
流路2を設け、前記押ボタン式噴射頭部1の下部に設け
た流入口3から前記噴射流体用流路2を通過して噴射流
体が噴射口10から噴出し得るようにし、その噴射口1
0をベロー状の弾性キャップ7の先端部に形成し、その
弾性キャップ7の基部に設けた厚肉部分11を前記押し
ボタン式噴射頭部1の上部前向きの流出口部分5から後
向きに奥深く入り込んだ大口径部分9の奥の内周面の部
分に嵌め込み、弾性キャップ7の基部に設けた厚肉部分
11の手前部分に筒形抜け出し防止部材12を位置させ
て、厚肉部分11の手前部分に位置させた筒形抜け出し
防止部材12により、厚肉部分11の手前部分を押して
前記弾性キャップ7の抜け出しを防止し、前記筒形抜け
出し防止部材12の内側に弾性キャップ7を位置させて
弾性キャップ7を保護し得るとともに弾性キャップ7の
内側に位置させた突栓支持軸6を前記押ボタン式噴射頭
部1の内部に設けた噴射流体用流路2を越えて形成され
た前記押ボタン式噴射頭部1の噴射流体用流路2を形成
する内壁面部から前方に向けて突出させ、前記弾性キャ
ップ7のベロー状の弾性筒部分の先端に近い中間部分に
複数の小径部8を設け、前記突栓支持軸6の先端部に
は、その突栓支持軸6の軸径より小さい小径先端部を形
成し、その小径先端部に前記弾性キャップ7の先端部に
形成した噴射口10に差し込み得るようにし、常時は、
前記突栓支持軸6の先端部分に設けた小径先端部を前記
弾性キャップ7の先端部に形成した噴射口10に差し込
み、その部分と前記弾性キャップ7のベロー状の弾性筒
部分の先端に近い中間部分に設けた小径部8の内側部分
と前記突栓支持軸6の表面の部分とを密着させることに
より、それらの部分からの漏れをなくし得るようにし、
使用時には、前記弾性キャップ7のベロー状の弾性筒部
分の内側の空間部分に加圧流体が、前記押ボタン式噴射
頭部1の内部に設けた噴射流体用流路2から供給され
て、その加圧流体の圧力により前記弾性キャップ7のベ
ロー状の弾性筒部分の先端に近い中間部分に設けた小径
部8の内側部分が、わずかであるが大径化させて、前記
突栓支持軸6の表面の部分から離脱して密着状態を解
き、前記弾性キャップ7の先端部を膨張させて、前記突
栓支持軸6の先端部分に設けた小径先端部に嵌め込まれ
ていた前記弾性キャップ7の先端部に形成した噴射口1
0を、前記突栓支持軸6の先端の部分から離脱させて、
噴射流体用流路2を通ってきた噴射流体を噴射口10か
ら噴射させることを特徴にした先端ストップ式噴射頭を
有する押ボタン式噴射装置。 - 【請求項3】押ボタン式噴射頭部1の内部に噴射流体用
流路2を設け、前記押ボタン式噴射頭部1の下部に設け
た流入口3から前記噴射流体用流路2を通過して噴射流
体が噴射口10から噴出し得るようにし、その噴射口1
0をベロー状の弾性キャップ7の先端部に形成し、その
弾性キャップ7の基部に設けた厚肉部分11を前記押し
ボタン式噴射頭部1の上部前向きの流出口部分5から後
向きに奥深く入り込んだ大口径部分9の奥の内同面の部
分に嵌め込み、弾性キャップ7の基部に設けた厚肉部分
11の手前部分に設けた断面傾斜部分に筒形抜け出し防
止部材12の断面傾斜部分を合わせて位置させて、厚肉
部分11の手前部分に位置させた筒形抜け出し防止部材
12により、厚肉部分11の手前部分を押して前記弾性
キャップ7の抜け出しを防止し、前記弾性キャップ7の
ベロー状の弾性筒部分の内径と前記押ボタン式噴射頭部
1の内部に設けた噴射流体用流路2で前記弾性キャップ
7の基部に接している噴射流体用流路2の内周とを同じ
口径にして、噴射流体が流れる時の抵抗を少なくし、前
記筒形抜け出し防止部材12の内側に弾性キャップ7を
位置させて弾性キャップ7を保護し得るとともに弾性キ
ャップ7の内側に位置させた突栓支持軸6を前記押ボタ
ン式噴射頭部1の内部に設けた噴射流体用流路2を越え
て形成された前記押ボタン式噴射頭部1の噴射流体用流
路2を形成する内壁面部から前方に向けて突出させ、前
記弾性キャップ7のベロー状の弾性筒部分の先端に近い
中間部分に複数の小径部8を設け、前記突栓支持軸6の
先端部には、その突栓支持軸6の軸径より小さい小径先
端部を形成し、その小径先端部に前記弾性キャップ7の
先端部に形成した噴射口10に差し込み得るようにし、
常時は、前記突栓支持軸6の先端部分に設けた小径先端
部を前記弾性キャップ7の先端部に形成した噴射口10
に差し込み、その部分と前記弾性キャップ7のベロー状
の弾性筒部分の先端に近い中間部分に設けた小径部8の
内側部分と前記突栓支持軸6の表面の部分とを密着させ
ることにより、それらの部分からの漏れをなくし得るよ
うにし、使用時には、前記弾性キャップ7のベロー状の
弾性筒部分の内側の空間部分に加圧流体が、前記押ボタ
ン式噴射頭部1の内部に設けた噴射流体用流路2から供
給されて、その加圧流体の圧力により前記弾性キャップ
7のベロー状の弾性筒部分の先端に近い中間部分に設け
た小径部8の内側部分が、わずかであるが大径化させ
て、前記突栓支持軸6の表面の部分から離脱して密着状
態を解き、前記弾性キャップ7の先端部を膨張させて、
前記突栓支持軸6の先端部分に設けた小径先端部に嵌め
込まれていた前記弾性キャップ7の先端部に形成した噴
射口10を前記突栓支持軸6の先端の部分から離脱させ
て、噴射流体用流路2を通ってきた噴射流体を噴射口1
0から噴射させることを特徴にした先端ストップ式噴射
頭を有する押ボタン式噴射装置。 - 【請求項4】その両端に、反対向きの同一傾斜部を有す
る筒形抜け出し防止部材12を有し、取り付けに際し
て、噴射頭の大口径部分9即ち大口径の空間部分に筒形
抜け出し防止部材12を、いずれの方向からでも、挿入
し得るのであって、前記噴射頭の大口径部分9即ち大口
径の空間部分に弾性キャップ7を、その弾性キャップ7
の厚肉部分11から挿入し、その弾性キャップ7の厚肉
部分11の手前部分の断面傾斜部分に合わせて筒形抜け
出し防止部材12の傾斜部を挿入し、弾性キャップ7の
離脱を筒形抜け出し防止部材12により防止し得ること
を特徴にした請求項1記載の先端ストップ式噴射頭を有
する押ボタン式噴射装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991030719U JP2502568Y2 (ja) | 1991-02-05 | 1991-02-05 | 先端ストップ式噴射頭を有する押ボタン式噴射装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991030719U JP2502568Y2 (ja) | 1991-02-05 | 1991-02-05 | 先端ストップ式噴射頭を有する押ボタン式噴射装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04102278U JPH04102278U (ja) | 1992-09-03 |
JP2502568Y2 true JP2502568Y2 (ja) | 1996-06-26 |
Family
ID=31765779
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1991030719U Expired - Lifetime JP2502568Y2 (ja) | 1991-02-05 | 1991-02-05 | 先端ストップ式噴射頭を有する押ボタン式噴射装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2502568Y2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE102005024612A1 (de) * | 2005-05-25 | 2006-11-30 | Wella Ag | Sprühkopf mit einem Düseneinsatzteil |
JP5174689B2 (ja) * | 2009-01-14 | 2013-04-03 | アース製薬株式会社 | ノズルチップおよびエアゾール噴射装置 |
JP2010215245A (ja) * | 2009-03-13 | 2010-09-30 | Mitani Valve Co Ltd | シャットオフ機構,シャットオフ機構を備えたポンプ式製品および、シャットオフ機構を備えたエアゾール式製品 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH062765Y2 (ja) * | 1988-05-12 | 1994-01-26 | 東洋エアゾール工業株式会社 | エアゾール容器のノズル |
-
1991
- 1991-02-05 JP JP1991030719U patent/JP2502568Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH04102278U (ja) | 1992-09-03 |
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