JP5174689B2 - ノズルチップおよびエアゾール噴射装置 - Google Patents

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Description

本発明は、エアゾール組成物を噴射させるためのエアゾール噴射装置に用いられるノズルチップ、該ノズルチップを用いたエアゾール噴射装置に関する。
殺虫剤あるいは農薬等をエアゾールとして噴射させることのできるエアゾール噴射装置が知られている(例えば特許文献1を参照)。従来の噴射装置は、原液と噴射剤からなるエアゾール組成物を収容するエアゾール容器の上部に噴射口を有するボタンまたはトリガーボタンが勘合された操作バルブが設けられた構造となっている。
このような構造のエアゾール噴射装置は、トリガーあるいはボタンの操作により噴射口から霧状のエアゾール組成物が液化石油ガス(LPG)やジメチルエーテル(DME)などの噴射剤の圧力により噴射される。また、噴射口の口径の大きさを調整したり、噴射口の先端にストレートノズルを装着することなどにより、噴射するエアゾール組成物の指向性や拡散性を調整する方法が知られている。
特開2004−313939号公報
従来のエアゾール噴射装置では、噴射剤と原液の混合物であるエアゾール組成物が外部に噴射された際に、外部にて噴射剤が気化し、それに伴って原液が霧状に分散される。このとき、気化した噴射剤の勢いにより強い風圧が発生する。これにより、コバエや蚊のような小さな対象害虫にエアゾール組成物を噴射したときに、対象害虫にエアゾール組成物が十分に付着する前に噴射剤の気化による風圧により対象害虫が吹き飛ばされてしまい、殺虫効力が得られないことがあった。また、対象害虫が吹き飛ばないように噴射剤による風圧を小さくすると、それに伴ってエアゾール組成物の噴射距離も短くなり十分な殺虫効果が得られなかった。
上記課題を解決するためになされた本発明の第1の形態は、エアゾール組成物を噴射するためのエアゾール噴射装置に用いられるノズルチップであって、噴射口と、前記噴射口から噴射される前記エアゾール組成物が導入される導入口と、前記導入口へ導入された前記エアゾール組成物を前記噴射口側へと導く内部通路と、前記内部通路と前記噴射口との間に設けられる拡張空間とを備え、前記拡張空間は、前記エアゾール組成物の流路方向の断面積が前記内部通路側から前記噴射口側に向けて徐々に大きくなるような曲面により形成された拡張内壁部、および前記流路方向において前記噴射口に向けて前記断面積が徐々に小さくなるような曲面により形成された収縮内壁部を有することを特徴とする。また、前記ノズルチップにおいて、前記収縮内壁部を形成する曲面は、前記噴射口の中心を通り前記流路方向と平行な軸周りに円弧を回転させた曲面を含むことが好ましい。
このようなノズルチップを用いたエアゾール噴射装置によれば、噴射剤の気化による風圧の発生を抑えつつ、エアゾール組成物をより遠くまで噴射することができる。したがって、アリ、コバエ、あるいは蚊などの小さな対象害虫に対しても十分な殺虫効果を得ることができる。
また、本発明の第2の形態は、エアゾール組成物を噴射するためのエアゾール噴射装置であって、前記エアゾール組成物を収容するエアゾール容器と、噴射口を有するノズルチップを有し、前記エアゾール容器内の前記エアゾール組成物を前記噴射口から外部へ噴射させる噴射ボタンとを備え、前記ノズルチップは、前記噴射口から噴射される前記エアゾール組成物が導入される導入口と、前記導入口へ導入された前記エアゾール組成物を前記噴射口側へと導く内部通路と、前記内部通路と前記噴射口との間に設けられる拡張空間とを備え、前記拡張空間は、前記エアゾール組成物の流路方向の断面積が前記内部通路側から前記噴射口側に向けて徐々に大きくなるような曲面により形成された拡張内壁部、および前記流路方向において前記噴射口に向けて前記断面積が徐々に小さくなるような曲面により形成された収縮内壁部を有することを特徴とする。
このようなエアゾール噴射装置によれば、噴射剤の気化による風圧の発生を抑えつつ、エアゾール組成物をより遠くまで噴射することができる。したがって、コバエや蚊などの小さな対象害虫に対しても十分な殺虫効果を得ることができる。このような優れた効果は以下の理由により奏されると考えられる。
すなわち、従来のエアゾール装置において、容器内のエアゾール組成物は液体の状態でバルブおよびボタン内の流路を経て噴口に達する。ここで、噴口に達したエアゾール組成物は、原液と噴射剤の混合液体の状態である。このような状態にあるエアゾール組成物が噴口より噴射されると、噴射剤が急激に気化して、噴射物が飛ぶ方向に気流が生じる。
これに対し、本発明に係るエアゾール噴射装置では、噴口の内側に拡張空間を有することにより、噴射剤が噴口より噴射される前に当該拡張空間において気化する。したがって、噴射剤が噴口から噴射されるときには、当該噴射剤のうち拡張空間内で気化しなかった一部が気化するのみであることから、気流の発生が抑えられる。
また、拡張空間内で噴射剤が気化して発生したガスは、噴射方向への勢いが低下していることから、噴口より噴射されたときに周囲に拡散し易くなっている。したがって、拡張空間内で発生したガスによる噴射方向への気流の発生が抑えられる。
また、エアゾール組成物のうち原液は、噴口より噴射されると、細かく砕かれて粒子化する。そして、粒子化した原液は空気抵抗を受けて徐々に失速し、最終的に落下する。したがって、原液は、噴口より粒子として噴射されたときの速度が速いほど遠くまで飛ぶ。
そこで、本発明に係るエアゾール噴射装置では、噴口の内側に設けられた拡張空間の内壁が噴口まで滑らかに収束する形状であるため、例えば噴口の内側に角のある空間が設けられている従来品と比べて、原液が内部通路から噴口まで送られる間に流速が低下しにくい。したがって、本発明のエアゾール噴射装置は、噴口より粒子として噴射された原液の速度が上記従来品と比べて速く、原液をより遠くまで飛ばすことができる。
本発明の実施形態に係るエアゾール噴射装置10の全体図を示す。 エアゾール噴射装置10の噴射ボタン21近傍を拡大した断面図を示す。 トリガー部34が操作された状態での噴射ボタン21近傍の断面図を示す。 ノズルチップ100の拡大断面図を示す。 拡張内壁部151および収縮内壁部152の形状を説明するための概念図を示す。 A型のノズルチップの断面図を示す。 B型のノズルチップの断面図を示す。 P型のノズルチップの断面図を示す。 Q型のノズルチップの断面図を示す。 試験例3の試験において着色したろ紙の着色状態を示す。 試験例3の試験において着色したろ紙の着色状態を示す。 試験例3の試験において着色したろ紙の着色状態を示す。 試験例3の試験において着色したろ紙の着色状態を示す。 試験例3の試験において着色したろ紙の着色状態を示す。 試験例3の試験において着色したろ紙の着色状態を示す。
以下、発明の実施の形態を通じて本発明を説明するが、以下の実施形態は本発明を限定するものではない。
図1は、本発明の実施形態に係るエアゾール噴射装置10の全体図を示す。図1に示すように、エアゾール噴射装置10は、エアゾール組成物を収容するエアゾール容器20と、トリガー型の噴射ボタン21とを備える。噴射ボタン21は、操作部30、および、操作部30の上部および側部を覆う扁平なドーム状のカバー部40を有する。
図2は、エアゾール噴射装置10の噴射ボタン21近傍を拡大した断面図を示す。図1および図2に示すように、操作部30は、取付板32、当該取付板32の後端部に形成された支持部33、操作部30の操作に用いられるトリガー部34、ノズルチップ100が嵌め込まれたノズルチップ取付部37、および当該ノズルチップ取付部37に設けられた開口部と連通する連通路36を有する。
また、操作部30の下部には、連通路36を介してノズルチップ取付部37と連通するステム嵌合孔35が形成されている。このステム嵌合孔35には、エアゾール容器20の上部に突き出して設けられたバルブステム50が挿嵌される。なお、図2中の符号41は、操作部30を揺動自在に支持するために支持部33を回動自在に保持するカバー部40の保持リブである。
バージンタブ部60は、操作部30をカバー部40に仮固定されており、操作部30が例えば保管または運搬中に不用意に誤操作されるのを防止する役割を果たしている。エアゾール噴射装置10の使用時には、このバージンタブ部60を噴射ボタン21から除去してから、操作部30のステム嵌合孔35にバルブステム50を挿嵌することにより使用可能な状態となる。そして、バルブステム50が操作部30により押下されることによりエアゾール容器20内のエアゾール組成物がバルブステム50から噴出される。
図3は、トリガー部34が操作された状態での噴射ボタン21近傍の断面図を示す。エアゾール組成物を噴射する際には、図3に示すように、操作部30のトリガー部34を指でエアゾール容器20側(図3に「X」を付した矢印で示す方向)に引いて、操作部30をエアゾール容器20側に揺動させる。これにより、バルブステム50が押下されてエアゾール容器20内に押し込まれ、エアゾール容器20内のエアゾール組成物が連通路36を通ってノズルチップ100から外部へ噴射される。
図4は、ノズルチップ100の拡大断面図を示す。ノズルチップ100は、図4に示すように、ノズルチップ取付部37に嵌合される嵌合面111、および中央部に円形の噴射口120が形成された噴射面112を有する。また、ノズルチップ100の噴射面112と対向する端面には、噴射口120から噴射されるエアゾール組成物が導入される導入口130が形成されている。
また、ノズルチップ100の内部には、導入口130へ導入されたエアゾール組成物を噴射口120側へと導く円筒形の内部通路140、および内部通路140と噴射口120との間に設けられる拡張空間150が形成されている。本例のノズルチップ100では、拡張空間150は、ノズルチップ100の内部における噴射口120近傍に形成されている。
また、拡張空間150は、図4に示すように、内部通路140側の拡張内壁部151、および噴射口120側において拡張内壁部151と連続的に形成された収縮内壁部152を有する。拡張内壁部151は、エアゾール組成物の流路方向(図4において「L」を付した矢印で示す方向)の断面積、すなわち拡張空間150内における当該流路方向と直交する面(断面)の面積が、内部通路140側から噴射口120側に向けて徐々に大きくなるような曲面により構成されている。また、収縮内壁部152は、上記流路方向において噴射口120に向けて上記断面積が徐々に小さくなるような曲面により構成されている。
図5は、拡張内壁部151および収縮内壁部152の形状を説明するための概念図を示す。拡張内壁部151は、図5に示すように、噴射口120の中心を通り上記流路方向(図5において「L」を付した矢印で示す方向)と平行な軸(ax)周りに、円弧(ar1)を回転させた曲面(S1)、および円弧(ar2)を回転させた曲面(S2)により構成される。また、収縮内壁部152は、図5に示すように、噴射口120の中心を通り上記軸(ax)周りに円弧(ar3)を回転させた曲面(S3)により構成される。また、収縮内壁部152は、本例に替えて、球面、楕円面、あるいは放物面により構成されてもよい。また、本例において、拡張空間150における上記流路方向と直交する方向の最大口径は、内部通路140の直径の2.0〜3.5倍の範囲であることが好ましい。
ノズルチップ100の各部の寸法については、以下にその範囲を例示する。すなわち、噴射口120の直径は、例えば0.3〜2mm、好ましくは0.4〜0.6mmである。また、内部通路140の上記流路方向における断面の直径は、例えば0.5〜3mm、好ましくは1〜2mmである。また、拡張空間150の上記流路方向における断面の最大径は、例えば3〜8mm、好ましくは3.5〜5mmである。また、噴射口120から内部通路140の終端(内部通路140と拡張内壁部151との境界部)までの間隔は、例えば5〜15mm、好ましくは6〜9mmである。また、図5に示す円弧(ar1)の直径は3〜9mmであり、円弧(ar2、ar3)の直径は3.5〜8mmである。
このようなノズルチップ100を備えたエアゾール噴射装置10によれば、噴射剤の気化による風圧の発生を抑えつつ、エアゾール組成物をより遠くまで噴射することができる。したがって、小さな対象害虫に対しても吹き飛ばすことなく十分な殺虫効果を得ることができる。
本実施形態において、エアゾール組成物としては、噴射剤(液化ガス、圧縮ガスなど)と、原液(溶媒と、殺虫剤、忌避剤、殺菌剤、植物精油、消臭剤、芳香剤、化粧品、医薬品などの溶質)とを含むものを用いることができる。
本実施形態においてエアゾール原液を噴出させる噴射剤としては、ジメチルエーテル(DME)、液化石油ガス(LPG)、n−ブタン、イソブタン、プロパン、イソペンタン、n−ペンタン、シクロペンタン、プロピレン、n−ブチレン、イソブチレン、エチルエーテル、炭酸ガス、窒素ガスおよび使用上問題がないフロンガス(HCFC22、123、124、41b、142b、225、HFC125、134a、143a、152a、12、227a)などを挙げることができ、単体または混合物として使用することができる。
また、溶媒としては、水、アルコール類:例えばメタノール、エタノール、イソプロパノール、エチレングリコール、ジエチレングリコールモノブチルエーテル、エチレングリコールモノメチルエーテルなど、ケトン類:例えば、アセトン、メチルエチルケトン、メチルイソブチルケトンなど、エステル類:例えば酢酸メチル、酢酸エチル、酢酸ブチル、ミリスチン酸イソプロピルなど、その他エチルエーテルなど、及び脂肪族炭化水素類:例えばn−ヘキサン、ケロシン、灯油、n−ペンタン、イソペンタン、シクロペンタン等を挙げることができる。これら溶媒は混合して使用しても良い。
また、有効成分としては、殺虫剤、殺菌剤、殺ダニ剤、忌避剤、芳香剤、消臭剤等が挙げられる。
殺虫剤としては、安全性の観点からピレスロイド系の化合物を用いることが好ましく、代表的なものを例示すると、次のとおりである。
・アレスリン
・ピナミンフォルテ
・バイオアレスリン
・エキスリン
・レスメトリン
・フラメトリン
・プラレトリン
・テラレスリン
・フタルスリン
・ネオピナミンフォルテ
・フェノトリン
・ペルメトリン
・シフェノトリン
・サイパーメスリン
・トランスフルスリン
・メトフルトリン
・イミプロトリン
・トラロメスリン
・プロフルトリン
また、その他の殺虫剤として、プロポクサーなどのカーバメイト系、メトキサジアゾンなどのオキサジアゾール系、DDVPなどの有機リン系のものを挙げることができる。
また、害虫忌避剤としては、
・N,N−ジエチル−メタ−トルアミド(ディート)
・2,3,4,5−ビス(△2−ブチレン)−テトラヒドロフルフラール
・ジ−n−プロピルイソシンコメロネート
・ジ−n−ブチルサクシネート
・2−ヒドロキシエチルオクチルサルフアイド
・2−t−ブチル−4−ヒドロキシアニソール
・3−t−ブチル−4−ヒドロキシアニソール
・1−エチニル−2−メチル−ペンテニル2,2,3,3−テトラメチルシクロプロパンカルボキシレート
・1−エチニル−2−メチル−2−ペンテニル2,2−ジメチル−3−(2′,2′−ジクロルビニル)−シクロプロパン−1−カルボキシレート
・1−エチニル−2−メチル−2−ペンテニル2,2−ジメチル−3−(2′−1′−プロピペニル)−シクロプロパン−1−カルボキシレート
・N−ヘキシル−3,4−ジクロルマレイミド等が挙げられる。
また、殺ダニ剤としては、
フェノトリン、ペルメトリン、レストメリン、IBTA、IBTE、第4級アンモニウム塩、安息香酸ベンジル、安息香酸フェニル、サリチル酸ベンジル、サリチル酸フェニル、3−ブロモ−2,3−ヨード−2−プロペニル−エチルカルボナート、4−クロルフェニール−3−ヨードプロパルギルホルマール等が挙げられる。
また、昆虫幼若ホルモンとしては、幼若ホルモン、アンチ幼虫ホルモン、脱皮阻害ホルモンなど、代表的には、メトプレン、ハイドロプレン、S−ハイドロプレン、ピリプロキシフェン、フェノキシカーブ、イミダゾール系(1−メチル−5−(2,6−ジメチル−1,5−ヘプタジエニル)イミダゾール、1−エチル−5−(2,6−ジメチル−1,5−ヘプタジエニル)イミダゾール)等が挙げられる。
また、殺菌剤としては、パラ−クロロ−メタキシレノール(PCMX)、2,4,4′−トリクロロ−2′−ハイドロキシジフェニルエーテル(イルガサンDP−300)、3−ヨード−2−プロピニルブチルカーバメート(トロイサン)等が挙げられる。
また、植物精油としては、オレンジオイル、テルペンレスオレンジオイル、ハッカオイル、ユーカリオイル、シトロネラオイル、ゼラニウムオイル、d−リモネン、L−メントール、1,8−シネオール、シンナミックアルデヒド、オイゲノール、ヒバ油、桂皮油、丁子油等が挙げられる。
また、芳香剤としては、じゃ香、ベルガモット油、シンナモン油、シトロネラ油、レモン油、レモングラス油などの天然香料、ピネン、リモネン、リナロール、メントール、ボルネオール、オイゲノール、シトラール、シトロネラール、ヘリオトピン、ワニリンなどの人造香料などが挙げられる。
更に、消臭剤としては、ラウリルメタクリレート、ゲラニルクロトネート、ミリスチル酸アセトフエノン、パラメチルアセトフエノンベンズアルデヒド等が挙げられる。
なお、以上に挙げた有効成分は、単独または混合して用いることができる。
以上、本発明を実施の形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施の形態に記載の範囲には限定されない。上記実施の形態に、多様な変更または改良を加えることが可能であることが当業者に明らかである。その様な変更または改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれ得ることが、特許請求の範囲の記載から明らかである。
以下、実施例および当該実施例を用いた試験例を示して本発明を具体的に説明する。ただし、本発明は以下の実施例等により限定されるものではない。
図6および図7は、本発明に係るノズルチップのうち、以下に示す試験例で用いた2種類のノズルチップの断面図を示す。また、図8および図9は、比較例として用いた従来の形状のノズルチップの断面図を示す。以下において図6に示す形状のノズルチップを「A型」と称し、図7に示す形状のノズルチップを「B型」と称する。また、図8に示す形状のノズルチップを「P型」と称し、図9に示す形状のノズルチップを「Q型」と称する。
図6乃至図9に示すように、A型、B型、P型、およびQ型の各ノズルチップは、噴射口における最も細い部分の直径は同じ大きさである。また、A型のノズルチップは、B型のノズルチップと比べて、内部に形成された拡張空間の形状が異なる。すなわち、A型のノズルチップの拡張空間は、B型のノズルチップの拡張空間と比べて、拡張内壁部および収縮内壁部の曲面カーブがきつく、拡張空間の流路方向における長さが短い。
P型およびQ型のノズルチップは、噴射口の内側に拡張空間がなく、噴射口近傍まで内部通路が形成されている。Q型のノズルチップは、P型のノズルチップと比べて、内部通路の直径が大きく、内部通路の終端において内部通路と噴射口とが繋がっている。
以下の試験例は、上記本発明の実施形態であるエアゾール噴射装置10と略同様のエアゾール噴射装置に上記の各ノズルチップを用いて行った。
(試験例1)風速測定試験
(1−1)試験方法
A型のノズルチップを配したエアゾール噴射装置、およびP型のノズルチップを用いたエアゾール噴射装置のそれぞれにより、風速度計の風速センサーに向けて試験検体を10秒間噴射し、噴射時の風速を測定した。なお、噴射開始当初は試験検体の噴射状態が安定せず風速が不安定であったため、噴射開始5秒後から測定を開始した。また、噴射時の風速は一定でないため、風速の最大値および最小値を測定した。以上の試験を、噴射口から風速センサーまでの距離を変えて(25cm、50cm、75cm)、それぞれの距離のもとで行った。また、試験に用いたエアゾール噴射装置の容量は576mlであり、バルブのステムタップ(ST)、ベーパータップ(VT)、およびアンダータップ(UT)は以下のとおりである。
ST:φ0.5mm
VT:なし
UT:φ2.0mm
(1−2)試験検体
エアゾール組成物:液化石油ガス(LPG3.0)400ml
(1−3)試験結果
測定結果を表1に示す。
Figure 0005174689
噴射口から風速センサーまでの距離が25〜75cmでは本実施例のA型のノズルチップを用いたエアゾール噴射装置の方が、従来形状であるP型のノズルチップを用いたエアゾール噴射装置と比べて最大風速が小さくなった。また、噴射位置が風速センサーから近いほどこの傾向は顕著であった。したがって、本実施例に係るノズルチップを用いることにより、エアゾール組成物を噴射する際に風圧が抑えられることが本試験結果から明らかとなった。
(試験例2)噴射距離測定試験(その1)
(2−1)試験方法
B型のノズルチップを配したエアゾール噴射装置、P型のノズルチップを用いたエアゾール噴射装置、およびQ型のノズルチップを用いたエアゾール噴射装置のそれぞれにより、以下の処方からなる試験検体をろ紙に向けて噴射し、当該ろ紙への殺虫原体の付着量を測定した。具体的には、まず、垂直に吊るした直径110mmのろ紙に対して試験検体を2秒間噴射した。そして、ろ紙を吊るした状態で乾燥させた後アセトンでフェノトリンを抽出し、ガスクロマトグラフィーにてろ紙への付着量を定量した。以上の試験を、噴射口からろ紙までの距離(噴射距離)を変えて(50cm、75cm、100cm)、それぞれの噴射距離のもとで行った。また、試験に用いたエアゾール噴射装置は、試験例1と同じである。
(2−2)試験検体
原液:フェノトリン(原体) 0.24g
エタノール 17.24ml
イソパラフィン 100mlとした

エアゾール組成物:原液 217.5ml
DME 82.5ml
(2−3)試験結果
測定結果を表2に示す。なお、表2において、原体噴射量(mg)および原体付着率(%)はそれぞれ以下の式により求められる。
原体噴射量(mg)=エアゾール組成物の噴射量(g)/1000×エアゾール組成物中の原体濃度(W/W%)/100
原体付着率(%)=原体付着量(mg)/原体噴射量(mg)×100
Figure 0005174689
噴射距離75cmおよび100cmでは、本実施例のB型のノズルチップを用いたエアゾール噴射装置の方が、従来形状であるP型のノズルチップを用いたエアゾール噴射装置と比べて原体付着率が高かった。とりわけ噴射距離が100cmでは、B型のノズルチップを用いた場合の原体付着率は、P型のノズルチップを用いた場合の原体付着率と比べておよそ5倍程度であった。
また、噴射距離75cmおよび100cmでは、B型のノズルチップを用いたエアゾール噴射装置は、Q型のノズルチップを用いたエアゾール噴射装置と比べても原体付着率が高かった。以上により、本実施例に係るノズルチップを用いることによって、従来のノズルチップと比べて殺虫原体をより遠くまで噴射できることが本試験結果から明らかとなった。
(試験例3)噴射距離測定試験(その2)
(3−1)試験方法
A型のノズルチップを配したエアゾール噴射装置、およびP型のノズルチップを用いたエアゾール噴射装置のそれぞれにより、油溶性色素を配合した試験検体をろ紙に向けて噴射し、当該ろ紙の色素の着色状態を測定した。具体的には、まず、垂直に吊るした直径40cmのろ紙に対して試験検体を3秒間噴射した。そして、ろ紙を吊るした状態で乾燥させた後、濃く着色した領域(試験検体が集中してかかった部分のみ)、および全着色領域(飛散した試験検体が付着した部分をも含む)の水平方向の長さを測定した。以上の試験を、噴射口からろ紙までの距離(噴射距離)を変えて(50cm、75cm、100cm)、それぞれの噴射距離のもとで行った。また、試験に用いたエアゾール噴射装置の容量は385mlであり、バルブは、試験例1と同じである。
(3−2)試験検体
原液:オレンジ油 1.25g
油溶性色素(オイルレッド) 0.1g
イソパラフィン 100mlとした

エアゾール組成物:原液 217.5ml
DME 82.5ml
(3−3)試験結果
図10〜15は、本試験において着色したろ紙の着色状態を示す。ここで、図10、図11、図12は、A型のノズルチップを配したエアゾール噴射装置を用いて、噴射距離を50cm、75cm、100cmに設定して試験したときのろ紙の着色状態である。また、図13、図14、図15は、P型のノズルチップを配したエアゾール噴射装置を用いて、噴射距離を50cm、75cm、100cmに設定して試験したときのろ紙の着色状態である。また、それぞれの試験において着色したろ紙について、濃く着色した領域(図10〜15の実線で囲んだ領域)、および全着色領域(図10〜15の破線で囲んだ領域)の水平方向の長さを測定した結果を表3に示す。
Figure 0005174689
噴射距離100cmでは、本実施例のA型のノズルチップを用いたエアゾール噴射装置の方が、従来形状であるP型のノズルチップを用いたエアゾール噴射装置と比べて濃く着色した領域の割合が高かった。したがって、本実施例に係るノズルチップを用いることにより、従来のノズルチップと比べて、原液の飛散を抑えつつより遠くまで噴射できることが本試験結果から明らかとなった。
(試験例4)殺虫効力確認試験
(4−1)試験方法
B型のノズルチップを配したエアゾール噴射装置、P型のノズルチップを用いたエアゾール噴射装置、およびQ型のノズルチップを用いたエアゾール噴射装置のそれぞれにより、殺虫原体を配合した試験検体を供試虫に向けて噴射し、当該供試虫に対する効果を確認した。また、試験に用いたエアゾール噴射装置は試験例3と同じである。
底面φ130mm、高さ100mmのカップを45°の角度で設置し、チャバネゴキブリの雌5頭を入れた。そして、カップの底面から100cmの距離からカップに対して試験検体を2秒間噴射した。そして、供試虫を清潔なカップに移し、噴射後から120秒間、2秒毎に供試虫のノックダウン数を数えた。その後、カップに水を含ませた脱脂綿を入れ、25℃の恒温室に安置し、24時間経過後に致死した供試虫を数えた。
また、底面φ85mm、高さ100mmの円筒形のカゴにアカイエカの雌10頭を入れ、カゴの中心から100cmの距離からカゴに対して試験検体を1.5秒間噴射した。そして、噴射後から120秒間、2秒毎に供試虫のノックダウン数を数えた。その後、供試虫を清潔なカップに移し、カップに水を含ませた脱脂綿を入れ、25℃の恒温室に安置した。この状態で24時間経過後に致死した供試虫を数えた。
(4−2)試験検体
原液:フェノトリン(原体) 0.24g
エタノール 17.24ml
イソパラフィン 100mlとした

エアゾール組成物:原液 217.5ml
DME 82.5ml
(4−3)試験結果
測定結果を表4に示す。なお、表4において、KT50およびKT90はそれぞれ以下の式により求められる。
KT50:供試虫全数に対するノックダウン率が50%となった時間(N=3の平均)
KT90:供試虫全数に対するノックダウン率が90%となった時間(N=3の平均)
Figure 0005174689
本実施例のB型のノズルチップを用いたエアゾール噴射装置は、従来形状であるP型およびQ型のノズルチップを用いたエアゾール噴射装置と比べてノックダウン効果が高かった。また、B型のノズルチップを用いた場合では、従来形状のノズルチップを用いた場合と比べて、アカエイカの致死率においても優れた効果を示した。したがって、本実施例に係るノズルチップを用いることにより、従来のノズルチップと比べて、多量の殺虫原体を殺虫対象に対して命中させることができることが本試験結果から明らかとなった。
(試験例5)吹き飛ばし試験
(5−1)試験方法
A型のノズルチップを配したエアゾール噴射装置、B型のノズルチップを用いたエアゾール噴射装置、およびP型のノズルチップを用いたエアゾール噴射装置のそれぞれにより、殺虫原体を配合した試験検体を供試虫に向けて噴射し、当該供試虫に対する効果を確認した。また、試験に用いたエアゾール噴射装置は試験例3と同じである。
中央にアミメアリ1匹を載せた直径5cmのろ紙をステンレス製の床面に置き、アミメアリから約57cm離れた位置から、床面に対して30°の角度で、アミメアリに向けて試験検体を1秒間噴射した。そして、ろ紙の中央からアミメアリが吹き飛んだ位置までの距離(吹き飛び距離)を測定した。なお、ろ紙に載せたアミメアリは、事前にジエチルエーテルで麻酔をかけて動けなくしたものを用いた。
(5−2)試験検体
エアゾール組成物:液化石油ガス(LPG3.0) 300ml
(5−3)試験結果
上記方法による試験を5回繰り返した結果を表5に示す。
Figure 0005174689
本実施例のA型およびB型のノズルチップを用いたエアゾール噴射装置は、従来形状であるP型のノズルチップを用いたエアゾール噴射装置と比べてアミメアリの吹き飛びが抑制されており、とりわけB型のノズルチップを用いたエアゾール噴射装置において抑制効果が顕著であった。本実施例のノズルチップを用いることにより吹き飛びが抑制されたのは、次のような理由によるものと考えられる。すなわち、本実施例のノズルチップが内部に拡張空間を有することにより、噴射剤が噴射口より噴射される前にその一部が拡張空間において気化するので、噴射口より噴射されるときには噴射剤の気化による風圧の発生が抑えられることによるものと考えられる。
また、A型およびB型のノズルチップの内部通路は、噴射ボタン内部の連通路より狭くなっている。このため、当該内部通路にてエアゾール組成物の流速は一旦上昇し、流速が増したエアゾール組成物がノズルチップの拡張空間に流入したときに噴射剤の気化が促進される。したがって、本実施例のノズルチップが上記連通路より狭い内部通路を有することにより、上記風圧の発生がより抑えられるものと考えられる。
10…エアゾール噴射装置
20…エアゾール容器
21…噴射ボタン
30…操作部
32…取付板
33…支持部
34…トリガー部
35…ステム嵌合孔
36…連通路
37…ノズルチップ取付部
40…カバー部
41…保持リブ
50…バルブステム
60…バージンタブ部
100…ノズルチップ
111…嵌合面
112…噴射面
120…噴射口
130…導入口
140…内部通路
150…拡張空間
151…拡張内壁部
152…収縮内壁部

Claims (3)

  1. エアゾール組成物を噴射するためのエアゾール噴射装置に用いられるノズルチップであって、
    噴射口と、
    前記噴射口から噴射される前記エアゾール組成物が導入される導入口と、
    前記導入口へ導入された前記エアゾール組成物を前記噴射口側へと導く内部通路と、
    前記内部通路と前記噴射口との間に設けられる拡張空間と、
    を備え、
    前記拡張空間は、
    前記エアゾール組成物の流路方向の断面積が前記内部通路側から前記噴射口側に向けて徐々に大きくなるような曲面により形成された拡張内壁部、および
    前記流路方向において前記噴射口に向けて前記断面積が徐々に小さくなるような曲面により形成された収縮内壁部を有することを特徴とするノズルチップ。
  2. 前記収縮内壁部を形成する曲面は、前記噴射口の中心を通り前記流路方向と平行な軸周りに円弧を回転させた曲面を含むことを特徴とする請求項1に記載のノズルチップ。
  3. エアゾール組成物を噴射するためのエアゾール噴射装置であって、
    前記エアゾール組成物を収容するエアゾール容器と、
    噴射口を有するノズルチップを有し、前記エアゾール容器内の前記エアゾール組成物を前記噴射口から外部へ噴射させる噴射ボタンと、
    を備え、
    前記ノズルチップは、
    前記噴射口から噴射される前記エアゾール組成物が導入される導入口と、
    前記導入口へ導入された前記エアゾール組成物を前記噴射口側へと導く内部通路と、
    前記内部通路と前記噴射口との間に設けられる拡張空間と、
    を備え、
    前記拡張空間は、
    前記エアゾール組成物の流路方向の断面積が前記内部通路側から前記噴射口側に向けて徐々に大きくなるような曲面により形成された拡張内壁部、および
    前記流路方向において前記噴射口に向けて前記断面積が徐々に小さくなるような曲面により形成された収縮内壁部を有することを特徴とするエアゾール噴射装置。
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