JP2502540Y2 - フェンスの胴縁固定装置 - Google Patents

フェンスの胴縁固定装置

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JP2502540Y2
JP2502540Y2 JP10189090U JP10189090U JP2502540Y2 JP 2502540 Y2 JP2502540 Y2 JP 2502540Y2 JP 10189090 U JP10189090 U JP 10189090U JP 10189090 U JP10189090 U JP 10189090U JP 2502540 Y2 JP2502540 Y2 JP 2502540Y2
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furring
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JP10189090U
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Inventor
泰 大野
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トーア・スチール株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は門柱や柵柱等のパイプ製支柱間に設けられる
胴縁の取付けに係わるフェンスの胴縁固定装置にする。
(従来の技術) 従来、例えば、第2図に示すように、適宜間隔に設置
されたパイプ状の支柱a,a間の上下部にそれぞれ胴縁b,b
を設け、その胴縁b,b間に所定の等間隔に多数の縦棒c
を取付けることによりフェンスが形成されるようになっ
ている。
しかして上述の支柱に上下の胴縁を取付ける従来の具
体的構造としては、第3図に示すように、パイプ状の支
柱aの上下に胴縁bを挿入する穴dを左右に貫通するよ
うにそれぞれ設け、この穴dに左右から胴縁bの端部を
挿入して、前もって胴縁bの端部に穿設されたストッパ
挿入用の孔eに支柱aの上部からストッパfを挿入して
胴縁bの横方向の抜け止めをしたのち、支柱aの上部に
キャップgを被せ、リベットhによりキャップgを支柱
aに固定するようになっている。
この場合、lは取付代(施工余裕長さ)であり、mは
胴縁bの施工余裕長さである。
(考案が解決しようとする課題) しかしながら上記従来の構造では、フェンス完成後に
胴縁b,bの両端の施工余裕分だけ胴縁bがずれることが
あり、また、施工の際には下胴縁bの孔eにストッパf
を差込むことは内部が暗いためきわめて困難であり、さ
らに、施工数が多数の場合にはキャップgを支柱aに取
付けるまでに時間がかかり、この間に雨等による水が支
柱a内に浸入してしまい、支柱aを腐食させる原因とも
なっていた。
本考案はこれに鑑み、パイプ状の支柱と胴縁の取付け
において、容易に取着できるようにしたフェンスの胴縁
固定装置を提供して従来技術の持つ欠点の解消を図るこ
とを目的としてなされたものである。
(課題を解決するための手段) 上記目的を達成するため本考案は、支柱の上下に設け
た穴に胴縁の端部をそれぞれ水平方向に挿入して、該支
柱と取付け金具により固定する装置において、中間部で
略直角に屈曲した屈曲部を有し一端にネジ孔を有する取
付け金具を設け、胴縁の端部には、前記取付け金具のネ
ジ孔に螺挿するボルトとの干渉を避ける切り孔を設けて
なり、該切り孔の範囲内で前記ネジ孔にボルトを螺挿
し、前記屈曲部を支柱内面に当接させて前記ボルトを締
着することにより胴縁を支柱に固定するようにしたこと
を特徴とする。
(作用) 胴縁の端部の切り孔に取付け金具をボルトでゆるく仮
止めして取付け金具を胴縁に仮保持させ、ついで支柱の
上下に設けた穴に胴縁と取付け金具を挿入し、取付け金
具の屈曲部を支柱の内面に引掛けるようにして当接し、
しかるのちボルトで胴縁と取付け金具とを本締めして固
定する。これにより胴縁と支柱とはゆるみなく固定され
る。
(実施例) 以下、本考案を第1図に示す実施例を参照して説明す
る。
本考案にかかるフェンスの胴縁固定装置は、支柱1の
上下の側面に開口した穴2,2に、胴縁3の端部3aをそれ
ぞれ水平方向に挿入して、該支柱1に取付け金具4によ
り固定する装置であって、前記取付け金具4はその中間
部で略直角に屈曲された屈曲部4aを有し、他端の平坦状
に形成された端部にネジ孔5が穿設されたL字状のもの
である。
前記胴縁3の端部3aの下面側には、前記取付け金具4
の屈曲部4aとの干渉を避ける切り孔6が形成されてお
り、該切り孔6を通じ前記ネジ孔5にボルト7を螺挿締
着することにより取付け金具4を胴縁3に固定すること
ができるように構成されている。
また、前記ネジ孔5の胴縁3との接触面、および胴縁
3の切り孔6の外周面にはそれぞれ胴縁3の周面に沿っ
て湾曲したワッシャ8,9が介在される。
つぎに本考案の取付け手順について説明する。
まず、図示しないキャップを予じめ上端に溶接した支
柱1を第2図に示す従来のように立設する。
胴縁3の端部の切り孔6に、取付け金具4をボルト7
でゆるく仮止めして取付け金具4を胴縁3内に仮保持さ
せ、ついで支柱1の上下に設けた穴2に胴縁3と取付け
金具4とを挿入し、その挿入位置において取付け金具4
の屈曲部4aを支柱1の内面1aに引掛けるようにしてそわ
せておき、その後ボルト7を本締めして胴縁3と取付け
金具4とを固定する。その際、取付け金具4と胴縁3と
の密着を良くするため、胴縁の内外面に周面に沿って湾
曲したワッシャ9,10をかませておく。これにより胴縁3
の切り孔6の内部に沿って取付け金具4の直状部分がお
かれるので、これにより切り孔6が塞がれ、雨水等の浸
入が防がれる。この場合、外面側のワッシャ10を長めの
ものとし、このワッシャによっても切り孔6を塞ぐよう
にすればさらに効果的である。
なお、本実施例では切り孔6を胴縁3の端部から一連
として切設した場合について説明したが、ボルト挿通用
の長孔と取付け金具4の屈曲部4aの逃げ用の切り孔とを
別々に別けてもよい。
(考案の効果) 本考案は以上説明したように、支柱の上下に設けた穴
に胴縁の端部をそれぞれ水平方向に挿入して、該支柱と
取付け金具により固定する装置において、中間部で略直
角に屈曲した屈曲部を有し一端にネジ孔を有する取付け
金具を設け、胴縁の端部には、前記取付け金具のネジ孔
に螺挿するボルトとの干渉を避ける切り孔を設け、該切
り孔の範囲内で前記ネジ孔にボルトを螺挿し、前記屈曲
部を支柱の内面に当接させて前記ボルトを締着すること
により胴縁を支柱に固定するようにしたので、支柱に胴
縁を取付け金具を介して容易に装着でき、この場合、施
工余裕長さが長くてもフェンスがずれ動くことはない。
また、支柱のキャップは取付けたままで施工できるた
め、前もって溶接が可能であり、そのため施工期間中に
支柱内に水が浸入するおそれがなく、しかも従来のよう
に施工が終了したあとでキャップをリベット止めすると
支柱の上端に荷重が掛るため基礎のコンクリートの養生
期間を十分においたのちでないと施工することができ
ず、施工期間を長く要していたものが、本考案によれ
ば、このようなことがなく、完成後の品質向上と施工時
間の大巾な短縮を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案にかかるフェンスの胴縁固定装置の一実
施例を示し、(a)は要部の断面図、(b)は(a)の
側面図、(c)は(a)の胴縁部分の下面図、(d)は
(c)側面図、第2図は従来のフェンスの外観を示し、
(a)は正面図、(b)は側面図、第3図は従来のフェ
ンスにおける支柱と胴縁の固定装置の断面図である。 1……支柱、2……穴、3……胴縁、3a……端部、4…
…取付け金具、4a……屈曲部、5……ネジ孔、6……切
り孔、7……ボルト、8,9……ワッシャ。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】支柱の上下に設けた穴に胴縁の端部をそれ
    ぞれ水平方向に挿入して、該支柱と取付け金具により固
    定する装置において、中間部で略直角に屈曲した屈曲部
    を有し一端にネジ孔を有する取付け金具を設け、胴縁の
    端部には、前記取付け金具のネジ孔に螺挿するボルトと
    の干渉を避ける切り孔を設けてなり、該切り孔の範囲内
    で前記ネジ孔にボルトを螺挿し、前記屈曲部を支柱内面
    に当接させて前記ボルトを締着することにより胴縁を支
    柱に固定するようにしたことを特徴とするフェンスの胴
    縁固定装置。
JP10189090U 1990-09-28 1990-09-28 フェンスの胴縁固定装置 Expired - Lifetime JP2502540Y2 (ja)

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JPH0459265U JPH0459265U (ja) 1992-05-21
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