JPH0351476Y2 - - Google Patents

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JPH0351476Y2
JPH0351476Y2 JP7383185U JP7383185U JPH0351476Y2 JP H0351476 Y2 JPH0351476 Y2 JP H0351476Y2 JP 7383185 U JP7383185 U JP 7383185U JP 7383185 U JP7383185 U JP 7383185U JP H0351476 Y2 JPH0351476 Y2 JP H0351476Y2
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Description

【考案の詳細な説明】
[考案の目的] (産業上の利用分野) この考案は、バルコニー、フエンス、手すりな
どを構成する建材に取付けられるキヤツプに関す
るものである。 (従来の技術) 従来におけるコーナー部分の構造を、第6図の
バルコニーの例に基いて説明する。 一般にバルコニーは建物の壁面Wから一定距離
をおいて一対のコーナー用支柱104a,104
aを設置し、前記各々コーナー用支柱104a,
104aと壁面Wとの間に妻梁および手すり用笠
木等の横部材111を設けると共に、前記両コー
ナー用支柱104a,104aの間にも桁および
手すり用笠木等の横部材111を設けて形成され
るものであるが、一対のコーナー用支柱104
a,104a間の寸法が大きい場合には両支柱1
04a,104aの間に中間支柱104bを設
け、前記中間支柱104bを介して両側に前記横
部材111,111を連結するようになつてい
る。 このような中間支柱104bを用いたバルコニ
ーにおけるコーナー部分では、第4図に示すよう
に手すり用笠木である横部材111,111は、
コーナー支柱104aに固着されるL型金具10
9,109を介して取付けられる。そして、前記
L型金具109,109の固定には、前記コーナ
ー支柱104aの上部中空部内に装着されるL形
裏板102aを利用している。さらに詳しく説明
すれば、前記L形裏板102aの各壁には各々螺
子孔103と、どちらか一方には裏板装着用螺子
孔105とが設けてあり、また前記コーナー支柱
104aの上部には、隣り合う側壁に貫通孔10
8,108と、どちらか一方には小貫通孔107
が設けられている。そして、前記L形裏板102
aは前記コーナー支柱104aの上部中空部内に
嵌入され、小ねじ106を前記小貫通孔107に
通して前記裏板装着用螺子孔105に締付けるこ
とによつて装着される。さらに、前記L型金具1
09,109の各々の縦壁には、前記コーナー支
柱104aに設けられている前記貫通孔108,
108に対応する孔108a,108aが形成さ
れており、前記L型金具109,109はねじ1
10,110を前記孔108a,108aと貫通
孔108,108に順次挿通させ、前記L形裏板
102aに形成してある螺子孔103,103に
螺着することによつて前記コーナー支柱104a
に固定される。そして、前記横部材111,11
1はL型金具109,109を介して固定され、
最後に前記コーナー支柱104aの上端開口部に
キヤツプ101が嵌着される。 また、手すり用笠木である横部材111,11
1を中間支柱104bを介して直線状に連結する
場合には、第5図に示すように対向壁に螺子孔1
03,103を設け、どちらか一方には裏板装着
用螺子孔105を備えたコ字形裏板102bが利
用される。そして、前述のコーナー支柱用のL形
裏板102aの場合と同様にして、前記コ字形裏
板102bが中間支柱104bの上部中空部内に
固着され、横部材111,111が直線状に連結
固定されると共に、中間支柱104bの上端開口
部にはキヤツプ101が嵌着される。 (考案が解決しようとする問題点) 以上に記載した従来技術においては、コーナー
支柱104a用のL形裏板102aと、中間支柱
104b用のコ字形裏板102bという全く異な
る形の裏板を用いなければならず、コーナー部と
中間部とで使いわけが必要であつた。また、各々
の裏板の取付け作業においては、ねじ止め操作時
に裏板が共回りをしてしまい、裏板に設けてある
螺子孔103と支柱に設けてある貫通孔108と
がなかなか一致せず、やり直しをすることが多い
ために、取付工数が増大するという問題点があつ
た。さらに、以上の裏板取付けとは別途に各々の
支柱には、キヤツプ101を取付けなければなら
ないという煩雑さがあつた。 この考案は、以上のような従来技術の諸事情に
かんがみてなされたもので、使い分け不要の裏板
機能を備えた取付け容易な支柱建材のキヤツプを
提供することを目的としている。 [考案の構成] (問題点を解決するための手段) この考案は、バルコニー、フエンス、手すりな
どを構成する建材の開口端閉塞用キヤツプにおい
て、前記キヤツプに前記建材の開口端より当該建
材内部に挿入される少なくとも3面の挿入壁を設
けると共に、少なくとも3面の挿入壁にナツトを
回転不能に保持するナツト保持孔を形成したこと
を特徴としている。 (実施例) この考案の実施例を第1図ないし第3図によつ
て説明する。 第1図において、1は合成樹脂で成形されたキ
ヤツプであり、4面の挿入壁からなる角筒状をし
た嵌入部1aと鍔状蓋体1bにより構成してあ
る。この場合、前記嵌入部1aの挿入壁の3面に
は、第2図に示してあるナツト4を保持するナツ
ト保持孔1cが各々2箇所ずつ設けてあり、第2
図および第3図に示すように、コーナー支柱2用
のキヤツプ1では、前記嵌入部1aの隣り合う挿
入壁に設けてある前記ナツト保持孔1c,1c
に、ナツト4,4を圧入して回転不能に保持する
ようにしている。そして、コーナー支柱2の上部
には、この嵌入部1aをコーナー支柱2の上端開
口部に鍔状蓋体1bが開口端部に当接するまで嵌
入した状態で嵌入部1aに形成してある前記ナツ
ト保持孔1c,1c内の各ナツト4,4に対応す
る貫通孔5,5がそれぞれ設けてあり、コーナー
支柱2の上部外側からL型金具9,9に透設しあ
る孔6,6および前記貫通孔5,5を順次挿通さ
せたねじ10,10を前記ナツト保持孔1c,1
cに保持されているナツト4,4に螺着すること
によつて、横部材11,11取付用の前記L型金
具9,9を固定すると同時に前記キヤツプ1をコ
ーナー支柱2に固定し、さらにL型金具9,9を
介して横部材11,11をコーナー支柱2の上部
に固定するようにしている。 又、中間支柱3用のキヤツプ1では、前記嵌入
部1aの対向する挿入壁に設けられているナツト
保持孔1c,1cにナツト4,4を圧入して回転
不能に保持するようにしており、この嵌入部1a
を前記中間支柱3の上端開口部に嵌入する。そし
てまた、中間支柱3の相対向する側壁の上部に
は、貫通孔5,5が設けてあり、前記L型金具
9,9の孔6,6と貫通孔5,5にねじ10,1
0を挿通し、前記嵌入部1aのナツト保持孔1
c,1cに保持されているナツト4,4に螺着す
ることによつてL型金具9,9を中間支柱3上部
の相対向する側壁に固定し、同時に前記キヤツプ
1も固定する。そして、第3図の中央部に示すよ
うに、横部材11,11をL型金具9,9を介し
て直線上に固定する。
【考案の効果】
この考案は、バルコニー、フエンス、手すりな
どを構成する建材の開口端閉塞用キヤツプにおい
て、前記キヤツプに前記建材の開口端より当該建
材内部に挿入される少なくとも3面の挿入壁を設
けると共に、少なくとも3面の挿入壁にナツトを
回転不能に保持するナツト保持孔を形成した構造
としたため、手すり用笠木などの横部材との連結
に用いられるコーナー支柱及び中間支柱などの建
材のいずれにも適用可能な裏板機能をキヤツプが
備えるとともに、ナツト保持孔に保持されたナツ
トは挿入壁を開口端に挿入するだけで所定の位置
にセツトされることになり、横部材取付用の金具
の固定と同時にキヤツプ自体も固定することがで
きるうえ、従来のように建材の使用場所に応じた
複数種の裏板や裏板止めねじが不要となり、部品
数を減らせることができると共に、取付け作業が
容易であるという優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図aおよびbは各々この考案による支柱の
キヤツプを示す側面図および一部を断面とした底
面図、第2図はこの考案の一実施例におけるコー
ナー支柱へのキヤツプと横部材の取付けを説明す
る斜視分解図、第3図はこの考案の一実施例にお
ける中間支柱を利用したバルコニーを上方より見
た断面説明図、第4図および第5図は従来技術に
係るコーナー支柱および中間支柱へのキヤツプと
横部材の取付けを説明する斜視分解図、第6図は
従来技術に係る中間支柱を利用したバルコニーの
全体上面図である。 1……キヤツプ、1a……嵌入部(挿入壁)、
1c……ナツト保持孔、2……コーナー支柱(建
材)、3……中間支柱(建材)、4……ナツト、1
1……横部材(建材)。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. バルコニー、フエンス、手すりなどを構成する
    建材の開口端閉塞用キヤツプにおいて、前記キヤ
    ツプに前記建材の開口端より当該建材内部に挿入
    される少なくとも3面の挿入壁を設けると共に、
    少なくとも3面の挿入壁にナツトを回転不能に保
    持するナツト保持孔を形成したことを特徴とする
    建材用キヤツプ。
JP7383185U 1985-05-17 1985-05-17 Expired JPH0351476Y2 (ja)

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JP7383185U JPH0351476Y2 (ja) 1985-05-17 1985-05-17

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JP7383185U JPH0351476Y2 (ja) 1985-05-17 1985-05-17

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JPS61189944U JPS61189944U (ja) 1986-11-26
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0637121Y2 (ja) * 1988-10-29 1994-09-28 ナショナル住宅産業株式会社 バルコニー取付装置

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JPS61189944U (ja) 1986-11-26

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