JP2502160B2 - デ―タ記録方法及び装置 - Google Patents

デ―タ記録方法及び装置

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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、車両の運行記録などを行うデータ記録方法
及び装置に関するものである。
〔従来の技術〕
従来、車両の運行記録を行うために運行記録計が用い
られており、これは24時間で1回転する円形の記録紙上
に車速、走行距離、エンジン回転数などを記録針によっ
てアナログ方式で記録するようになっている。
ところがこの方式のものは小さな円形紙に記録された
記録を読取るには人手に頼るしかないので大きな労力を
要し、しかも読取には熟練を要するだけでなく、読取に
個人差があるので、バラツキを生じる。また集計処理は
その都度、手計算によって求めるしかないので、運行管
理がきわめて面倒である。
これらのことを解決するには信号処理をデジタル的に
行うことが考えられるが、車両の瞬時速度を記録しよう
とすると、大容量のメモリが必要となる。例えば1速度
データを1バイト、瞬時速度を得るためのサンプリング
周期を0.25秒とすると24時間分のデータ量は次の通りに
なる。
24時間データ量=(1秒/0.25秒)×3600秒 ×24時間=345.600バイト このような大容量メモリを車両装置に実装するのは非
現実的であるという問題がある。
そこで、このような問題を解決するために各サンプリ
ング時点のデータに対して許される誤差範囲を求め、そ
の範囲を横切る最長の直線を求め、その直線の長さをサ
ンプリング数で表して記録し、かつその直線の終点のデ
ータを記録するようにした装置が提案されている。
上記装置を例えば車両の車速計に用いたとき、道路交
通法では車速計に時速35km/H以上で±10%以下の誤差
(許容範囲)を認めており、このため、ディジタル式の
記録計もこの範囲の誤差であれば良い。そこで該装置に
より、各サンプリング速度値に対して許される誤差範囲
(許容範囲)を求め、その誤差範囲を横切る直線を考え
ると、その直線は誤差範囲内の車速情報を表しているこ
とになる。そして、その直線の長さをサンプリング数で
表して記憶し、直線の終点の値を併せて記録すれば、そ
の直線でカバーされる期間の車速が定期的に管理できる
ことになる。このように車速を直線の長さと最終データ
だけで記憶すれば、少ないデータ量で多くの情報を記憶
でき、データの圧縮が実現する。
以下、第11図を参照して上記データ圧縮処理の概要に
ついて説明する。第10図はt0〜t11のサンプリング時点
における車速V0〜V11の関係を示し、点線は車速の誤差
範囲である。各サンプリング時点において、その時点以
前のデータの誤差範囲を横切る直線が存在するか否かを
調べる。t0〜t9まではその直線が存在するが、t10では
存在しなくなる。このとき始点V0を含み、誤差範囲を横
切る直線のうち、上限を通る直線L2と下限を通る直線L1
を引き、最終サンプリングデータV9の誤差範囲のうち、
直線L1およびL2で挟まれる範囲の中点Vを終点のデータ
とし、長さは「9」とする。終点は次の直線の始点とな
り、以下同様にこの操作が続けられる。
〔発明が解決しようとする課題〕
上述の圧縮処理を行う方法では、所定時点で得られた
データの許容範囲が、前回のデータによる予測した許容
範囲の直線と交わるか否かを判別し、交われば圧縮処理
を継続し、交わらなければ圧縮処理を停止(中断)する
ようにしているため、圧縮後に伸長した波形は元のサン
プリングされた波形から変曲点が大きくずれることがあ
る。
第11図は上述の現象を示す車速の波形図であり、図中
aが元のサンプリング波形、bが伸長した波形であり、
変曲点x1,x2,x3では両者の波形が大きくずれている(許
容誤差範囲2km/H、サンプリング周期0.5秒)。この現象
は特に高速道路や、自動車専用道路などの急激な速度変
化の少ない走行状態において顕著に現れる。
よって本発明は、上述した点に鑑み、変曲点が大きく
ずれることなく、伸長波形を元のサンプリング波形に近
似するようにしたデータ記録方法及び装置を提供するこ
とを課題としている。
〔課題を解決するための手段〕
上記課題を解決するため本発明により成されたデータ
記録方法は、記録されるべきデータを所定周期でサンプ
リングし、各サンプリング時点のデータに対して許容さ
れる所定の許容範囲を算出し、該算出された許容範囲を
横切る最長の直線を求め、前記サンプリング数で表した
直線の長さとその直線の終点のデータを記録してデータ
を圧縮処理して記録するデータ記録方法において、前記
データをサンプリングする毎に、該データがその直前に
サンプリングしたデータに対する変曲点となるか否かを
判定して前記変曲点を検出し、前記サンプリングしたデ
ータの変曲点を検出したとき、該変曲点となる前記デー
タを、その直前にサンプリングしたデータと共に前記直
線として記録する前記圧縮処理を停止するようにしたこ
とを特徴としている。
上記課題を解決するため本発明により成されたデータ
記録装置は、第1図の基本構成図に示す如く、記録され
るべきデータを所定周期でサンプリングするサンプリン
グ手段32aと、該サンプリング手段32aによる各サンプリ
ング時点のデータに対して許容される所定の許容範囲を
算出する許容範囲算出手段32bと、該許容範囲算出手段3
2bにて算出された許容範囲を横切る最長の直線を求め、
前記サンプリング手段32aのサンプリング数で表した直
線の長さとその直線の終点のデータを記録する記録手段
32cとを備え、前記データを圧縮処理して記録するデー
タ記録装置において、前記サンプリング手段32aがデー
タをサンプリングする毎に、該データがその直前に前記
サンプリング手段32aによりサンプリングしたデータに
対する変曲点となるか否かを判定して前記変曲点を検出
する変曲点検出手段32dを備え、該変曲点検出手段32dが
変曲点を検出したとき、該変曲点となる前記サンプリン
グ手段32aのサンプリングデータを、その直前に前記サ
ンプリング手段32aがサンプリングしたデータと共に前
記直線として前記記録手段32cにより記録する前記圧縮
処理を停止するようにしたことを特徴としている。
〔作 用〕
以上の構成において、サンプリング手段32aにて順次
サンプリングされたデータは許容範囲算出手段32bに入
力され、該データに対する許容される許容範囲が算出さ
れる。記録手段32cはこの許容範囲を横切る最長の直線
を求め、サンプリング手段32aのサンプル数で表した直
線とその直線の終点のデータを記録し、前記サンプリン
グデータを圧縮する。一方、変曲点検出手段32dは、サ
ンプリング手段32aがデータをサンプリングする毎に、
該データがその直前に前記サンプリング手段32aにより
サンプリングしたデータに対する変曲点となるか否かを
判定して変曲点を検出しており、この変曲点が検出され
ると、この変曲点となるサンプリング手段32aのサンプ
リングデータを、その直前にサンプリング手段32aがサ
ンプリングしたデータと共に前記直線として記録手段32
cにより記録する前記圧縮処理が停止される。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
第2図は本発明によるデータ記録方法を実施している
データ記録装置としてのデジタル式運行記録計の構成を
示し、同図において1は車両のミッション2より車軸の
回転を検出し、回転数を電気信号に変換する車軸回転セ
ンサ、3は車軸回転センサ1からの信号をサンプリング
して入力し、演算による瞬時速度および走行距離を求め
るとともに、前述のデータ圧縮処理を行い、それを記録
するデータ収集装置である。データ収集装置3はハンド
キャリー可能なコンパクトなメモリ装置が着脱自在に装
着できるようになっている。そしてメモリ装置をデータ
収集装置3に装着すると運行データが記録されるように
なっている。
第3図はデータ解析用の装置であり、4はデータ収集
装置3から取外したメモリ装置、5はメモリ装置4に記
録された内容を読み取り、読み取りが完了すると、メモ
リ装置4に記録されているデータをクリアし、再使用可
能な状態に設定するリーダ、6はリーダ5から転送され
てきた運行記録データをフロッピーディスクなどの磁気
記録装置などにセーブするとともに、圧縮データの解析
を行い、運行状況を再現し、出力用紙7に集計結果およ
びグラフの印刷などを行うデータ解析装置である。
データ収集装置3は第4図に示すように、パルスカウ
ンタ31、CPU32、内部メモリ33、バッテリ34、サンプリ
ングタイミング発生回路35、スイッチ36、表示器37、出
力インターフェース38、リアルタイムを表す時計RTC39
から構成されている。
このように構成されたデータ収集装置3を搭載した車
両が走行を行うと車軸回転センサ1はパルス信号を発生
し、その信号をデータ収集装置3のパルスカウンタ31に
供給する。パルスカウンタ31は入力されたパルス数を記
憶する装置で、計数値が上限に達するとゼロから再カウ
ントするようになっている。CPU32はデータ収集装置の
全ての機能を統括する制御装置で、ソフトウェアにより
制御される。CPU32はサンプリングタイミング及び誤差
範囲を設定するスイッチ36の状態を監視しており、サン
プリング周期の設定に基づきサンプリングタイミング発
生回路35に指示をする。また、許容誤差範囲の設定値も
同時に取込み、内部メモリ33に記憶させる。
サンプリングタイミング発生回路35はCPU32から指示
された間隔でサンプリングタイミング信号をCPU32に供
給するが、実施例ではこのサンプリング周期Δtは0.5
秒にとつている。CPU32はサンプリングタイミング信号
を受けると、パルスカウンタ31の値を読み、内部メモリ
33に記憶している前回の値との差でサンプリング周期で
ある0.5秒間の入力パルス数を求め、さらに瞬時速度と
走行距離を求める。
このデータがデータ収集開始時の最初のデータであれ
ば、出力インターフェース38を介してメモリ装置4に時
刻情報を記録する。時刻情報は第5図(a)の範囲aで
示すように、時刻情報コード、年、月、日、時、分、
秒、サンプリング周期設定値、速度許容範囲設定値、初
速V0である。この時の初速V0がこれらの圧縮処理で作成
する直線の始点となる。
次に上記データ収集装置3のCPU32が行うデータ圧縮
処理について第6図と共に説明する。
サンプリング時点t1で速度v1が得られると、その値に
対し許容誤差設定値を加算および減算し、上限値aおよ
び下限値bを求めて内部メモリ33に記憶する。また始点
V0と上限値aおよび下限値bをそれぞれ結ぶ点線で示す
直線を想定し、その直線と次のサンプリング時点t2のタ
イミングにおけるそれらの直線との交点c,dを求めて内
部メモリ33に記憶する。このときのサンプリング数1も
内部メモリ33に記憶する。
次のサンプリング時点t2で速度v2が得られると時点t1
と同様に上限、下限を求めてそのデータを第6図(b)
のe,fとする。そしてデータc,eのうち小さい方の値と初
速V0結ぶ直線を想定し、その直線が次のサンプリング時
点t3と交わる点gを求める。同様にデータf,dの大きい
方と初速V0を結ぶ直線とサンプリング時点t3の交わる点
hを求める。このとき線分e,fが線分c,dと交わる点が存
在するので、この場合はサンプリング数をインクリメン
トし、2とする。
次に、時点t3で速度v3が得られ、その許容誤差範囲i,
jを求めても、線分ijは線分ghと交わらない。このた
め、このときは圧縮処理を終了し、時点t0から時点t2
での間にカウントしたサンプリング数2を直線の長さと
してメモリ装置4に記憶し、また終点のデータもメモリ
装置4に記憶する。このときの終点のデータは時点t2
おける直線で挟まれた範囲の中点(線分e,fの中点)で
ある。このときの記録の形式は第5図に示す。
データの記録形式を第5図(a)に示す。記号aは時
刻情報データでデータ収集開始時の時刻及び各設定スイ
ッチの状態を示す。圧縮されたデータは記号aの後にカ
ウンタ+速度といつた形でつなげて記録する(b,c,・・
・・)。前述の例でいうと、bのカウンタ(1)にサン
プリング数の2が、速度(V1)の部分に最終データv2
記録されることになる。第5図(b)はカウンタ(N)
の記録形式をより詳細に示すもので、1バイトで構成さ
れ1〜FE16の範囲の値をとる。第5図(c)は速度
(VN)の記録形式をより詳細に示すもので、1バイトで
構成され、最上位の1ビットは単位距離走行フラグと呼
び、一定の距離を走行した際に“1"、その他の時は“0"
になる。一定の距離とは、例えば0.1km、0.5km等であ
り、ここでは特に決定しない。それ以下の7ビットで直
線終点の速度を0〜7816の範囲で表す。
以後の動作は、次に引くべき直線の始点として、先の
終点データとして決められたデータ、この実施例の場合
は速度v2を内部メモリ33に記憶し、データe,f,g,hの情
報とサンプリング数はクリアする。そして、前述したと
同様の動作を行っていく。
この例ではサンプリング数のカウントは最大で254(F
E16)に定めているので、CPU32は内部メモリ33に記憶さ
れているカウント値が最大値となったら、直線の終点を
求めて、第5図のようにカウンタ(=254)、直線の終
点といった型式で出力インターフェース38を介してメモ
リ装置4に圧縮データを記録する。
次に変曲点の検出処理について説明する。第7図に示
すようにサンプリング時点t1〜t3で速度V1〜V3が得られ
たとする。また許容誤差範囲をAとすると、初速V0を速
度V3の許容範囲Aの上限値及び下限値を結ぶ直線を想定
し、次の各直線とサンプリング時点t4との交点(a,b)
を求める。該交点a,bから所定範囲AH,ALを設定し、サン
プリング時点t4で得られた速度(V4)がこの範囲AHまた
はAL内に含まれるか否かを判別する。以下連続してN回
新たにサンプリングされる速度がAHまたはALの範囲内に
含まれていれば変曲点であると判別し、上述したデータ
圧縮処理を停止(中断)する。
なお、圧縮効率の低下を防ぐために、圧縮処理開始後
から一定のサンプリングデータ波形の方向が定まるまで
の時間T(秒)の間は、上述の変曲点検出処理を行わな
いようにする。更にこのT秒の間に範囲AH,AL内にサン
プリングされたデータが含まれているときには、T秒経
過後において変曲点検出処理を行わないようにする。ま
た同図では該AH,ALは許容誤差範囲Aより大きくしてい
るが、等しいか、或いはAより小さくてもよい。
次に前記N及びTを各々N=2(回)、T=3(秒)
とし、サンプリング周期を0.5秒としたときの、CPU32が
行う処理を第8図のフローチャート図と共に説明する。
なお、CPU32は、内部にHカウンタ、Lカウンタ、フラ
グA、及び圧縮中止フラグを備えており、初期状態では
各カウンタがリセットされ、各フラグが0にセットされ
ている。また第8図は3回目以降のサンプリングした車
速における処理を示している。
まずステップS1にて0.5秒経過したかを判別し、YESな
らばステップS2に進み、サンプリングされた車速におけ
る前記許容範囲が上述した直線と交わるか否かを判定す
る。YESならばステップS3にて該車速が前記所定範囲AH
に含まれる否かを判定する。AHに含まれていればステッ
プS5に分岐し、T秒経過したかを判定し、NOであればス
テップS11にてフラグAを1にセットする。またYESであ
ればステップS6にてフラグAの状態を判定し、0であれ
ばステップS7によりLカウンタをクリアし、Hカウンタ
を+1加算する。次にステップS8にてHカウンタが2で
あるか否かを判定し、YESであればステップS9により圧
縮中止フラグを1にセットし上述した圧縮処理を停止す
る。そしてステップS10にてL,Hカウンタをクリアし、フ
ラグAを0にセットする。
上記ステップS3において車速がAHに含まれていなけれ
ばステップS4に行き該車速が所定範囲ALに含まれている
か否かを判別し、NOであればステップS4aでLカウンタ
及びHカウンタをクリアし、YESであればステップS12に
分岐し、T秒経過したかを判定する。NOであればステッ
プS16にてフラグAを1にセットする。またYESであれば
ステップS13にてフラグAの状態を判定し、0であれば
ステップS14によりHカウンタをクリアし、Lカウンタ
を+1加算する。次にステップS15にてLカウンタが2
であるか否かを判定し、YESであればステップS9以降を
処理する。
またステップS11,S16の処理後とステップS6,S13にて
フラグAが1のとき、ステップS8にてHカウンタが2で
ないとき、ステップS4aの処理後、及びステップS15にて
Lカウンタが2でないときはステップS17に進み、上述
のように次のサンプリング時点における許容範囲を予測
する。
第9図は本発明による伸長波形を示し、図中aがサン
プリングされた元の波形、bは伸長された波形を示す。
同図より伸長波形bは変曲点x1,x2,x3において元の波形
から大きくずれることがなく、元の波形と近似した波形
が得られる。
すなわち、例えば変曲点x2近傍においてサンプリング
された車速Vn,Vn+1の許容範囲は、予測された許容範囲
の直線と交わるが、Vn,Vn+1はALに含まれるため、Vn+1
で圧縮処理を停止する。
なお、第9図では第11図と同様に許容誤差範囲A=±
2km/H、サンプリング周期0.5秒であり、またAH=AL=A
に設定している。
また本発明は、車両のデジタル運行記録計に限らず、
他のデータ記録装置に適用することができる。
〔効 果〕
以上説明したように本発明によれば、データをサンプ
リングする毎に、該データがその直前にサンプリングし
たデータに対する変曲点となるか否かを判定して前記変
曲点を検出し、前記サンプリングしたデータの変曲点を
検出したとき、該変曲点となる前記データを、その直前
にサンプリングしたデータと共に前記直線として記録す
る前記圧縮処理を停止するようにしているので、前記圧
縮処理されたデータから圧縮処理されていないデータに
記録形態が変わるタイミングが、変曲点となるデータの
サンプリングタイミングと略一致することとなり、従っ
て、記録されたデータの圧縮処理された部分を伸長して
元のサンプリングデータを再現した際に、実際にサンプ
リングした元のデータ上における変曲点と、伸長して再
現したデータ上における変曲点が略一致するような、元
のサンプリング波形に近似した波形を、記録時のデータ
圧縮率を大きく低下させることなく得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明によるデータ記録装置の基本構成を示す
ブロック図、 第2図は車載装置を示す図、 第3図は解析装置を示す図、 第4図は本発明の一実施例であるデータ収集装置を示す
図、 第5図は第3図、第4図のメモリ装置に記憶するデータ
の波形を示す図、 第6図はデータの圧縮処理を説明するための説明図、 第7図は変曲点の検出処理を説明するための説明図、 第8図は第4図のCPUが行う仕事の内容を示すフローチ
ャート図、 第9図は本発明による伸長データと元の波形の特性を示
す図、 第10図は従来の装置によるデータ圧縮を説明するための
説明図、 第11図は従来の装置による伸長データと元の波形の特性
を示す図である。 32a……CPU(サンプリング手段)、32b……CPU(許容範
囲算出手段)、32c……CPU(記録手段)、32d……CPU
(変曲点検出手段)、3……データ収集装置、4……メ
モリ装置。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】記録されるべきデータを所定周期でサンプ
    リングし、各サンプリング時点のデータに対して許容さ
    れる所定の許容範囲を算出し、該算出された許容範囲を
    横切る最長の直線を求め、前記サンプリング数で表した
    直線の長さとその直線の終点のデータを記録してデータ
    を圧縮処理して記録するデータ記録方法において、 前記データをサンプリングする毎に、該データがその直
    前にサンプリングしたデータに対する変曲点となるか否
    かを判定して前記変曲点を検出し、 前記サンプリングしたデータの変曲点を検出したとき、
    該変曲点となる前記データを、その直前にサンプリング
    したデータと共に前記直線として記録する前記圧縮処理
    を停止するようにした、 ことを特徴とするデータ記録方法。
  2. 【請求項2】記録されるべきデータを所定周期でサンプ
    リングするサンプリング手段と、該サンプリング手段に
    よる各サンプリング時点のデータに対して許容される所
    定の許容範囲を算出する許容範囲算出手段と、該算出手
    段で算出された許容範囲を横切る最長の直線を求め、前
    記サンプリング手段のサンプリング数で表した直線の長
    さとその直線の終点のデータを記録する記録手段とを備
    え、前記データを圧縮処理して記録するデータ記録装置
    において、 前記サンプリング手段がデータをサンプリングする毎
    に、該データがその直前に前記サンプリング手段により
    サンプリングしたデータに対する変曲点となるか否かを
    判定して前記変曲点を検出する変曲点検出手段を備え、 該変曲点検出手段が変曲点を検出したとき、該変曲点と
    なる前記サンプリング手段のサンプリングデータを、そ
    の直前に前記サンプリング手段がサンプリングしたデー
    タと共に前記直線として前記記録手段により記録する前
    記圧縮処理を停止するようにした、 ことを特徴とするデータ記録装置。
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JPS5930184A (ja) * 1982-08-11 1984-02-17 株式会社日立製作所 車輛の運行記録計
JPS61138119A (ja) * 1984-12-11 1986-06-25 Horiba Ltd 車載型運行記録装置におけるデ−タ記録方法

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