JPH0638279B2 - タクシ−運行デ−タ収集装置 - Google Patents

タクシ−運行デ−タ収集装置

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JPH0638279B2
JPH0638279B2 JP27680286A JP27680286A JPH0638279B2 JP H0638279 B2 JPH0638279 B2 JP H0638279B2 JP 27680286 A JP27680286 A JP 27680286A JP 27680286 A JP27680286 A JP 27680286A JP H0638279 B2 JPH0638279 B2 JP H0638279B2
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勘司 榊原
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、タクシーの運行情況に関するデータを収集す
るタクシー運行データ収集装置に関するものである。
〔従来の技術及び発明が解決しようとする問題点〕
従来、タクシー車両の1運行の各営業毎に走行速度に関
する走行状態を管理し、走行状態に異常があれば後に注
意などの指導を行えるようにするために、タクシーメー
タとタコグラフを連結してタコグラフによりチャート紙
上に実車及び空車の別も記録するようにし、各営業の実
車及び空車時毎にタクシー車両がどのような走行速度で
走行したかを知り得るようにし、制限速度を大きく越え
た異常な走行が行われているかどうかをチェックして後
で運転者に注意などの指導をできるようにしたものが考
えられている。
しかし、この方法では、上記チェックを行うためには、
チャート紙上の記録を実車及び空車毎に読出して解析す
ることが必要で、解析に時間がかかり過ぎるため、一般
に利用されるまでに至っていない。
よって本発明は、上記従来の問題点に鑑み、後のデータ
の利用の際に、人手によるデータの面倒で時間のかかる
解析などの作業を必要としない、タクシー車両の各営業
毎に走行速度に関する走行状態を表す運行データを収集
することのできるタクシー運行データ収集装置を提供し
ようとするものである。
〔問題点を解決するための手段〕
上記問題点を解決するため本発明により成されたタクシ
ー運行データ収集装置は、第1図の基本構成図に示す如
く、タクシーの走行に応じて距離パルスを発生する走行
センサ4と、タクシーのタリフ状態を切換えるタリフ切
換手段1bと、前記タリフ切換手段の空車タリフ状態に
おいて前記走行センサ4からの距離パルスによりタクシ
ーの走行速度の最高速度などの走行状態を計測する空車
走行状態計測手段2a−1と、前記タリフ切換手段1b
の実車タリフ状態において前記走行センサ4からの距離
パルスによりタクシーの走行速度の最高速度などの走行
状態を計測する実車走行状態計測手段2a−2と、前記
タリフ切換手段1bの空車タリフ状態への切換えに応じ
て、前記空車走行状態計測手段2a−1により計測した
走行状態と実車走行状態計測手段2a−2により計測し
た走行状態とを含む1営業の時系列データを作成する時
系列データ作成手段2a−3と、該時系列データ作成手
段2a−3による時系列データの作成毎に該時系列デー
タを順次記憶する記憶手段2bと、該記憶手段2bに記
憶している時系列データをデータ要求に応じて読み出し
出力する出力手段2bとを備えることを特徴としてい
る。
〔作用〕
以上の構成において、空車走行状態計測手段2a−1と
実車走行状態計測手段2a−2とが空車時と実車時に走
行センサからの距離パルスに基づいてそれぞれ計測する
走行速度の最高速度などの走行状態よりタリフ切換手段
1bの空車タリフ状態への切換えに応じて時系列データ
作成手段2a−3が1営業の間の前記走行状態からなる
時系列データを作成し、これを記憶手段2bに順次記憶
しておき、データ要求に応じて出力手段2dを通じて出
力するようになっていて該出力されたデータにより1運
行の各営業毎のタクシーの走行速度の最高速度などの走
行状態の内容を迅速に解析することができるようになっ
ているため、運転者の走行状態の管理、指導を面倒な作
業なしに適切に行うことができる。
〔実施例〕
以下、本発明によるタクシー運行データ収集装置の実施
例を図に基づいて説明する。
第2図はタクシー運行データ収集処理システムの一部と
して構成した本発明によるタクシー運行データ収集装置
の一実施例を示すブロック図である。図において、タク
シー運行データ収集装置は、運行データ発生部1と運行
データ収集部2とを有し、タクシーに搭載される。
既存の電子式タクシーメータからなる運行データ発生部
1は、予め定められたプログラムに従って動作して信号
処理などを行う中央処理ユニット(CPU)1a、タク
シーのタリフ状態を切換えるタリフ切換部1b、料金を
表示する料金表示器1cと、メータ指数データなどを記
憶するCMOSランダムアクセスメモリ(RAM)から
なるメモリ1d、タリフ状態を表示するウインドサイン
3を駆動するウインドサインドライバ1eなどの他、図
示しない、プログラムや定数などを記憶するリードオン
リーメモリ(ROM)、メータ指数データを表示する指
数表示器、該指数表示器に表示する指数データを選択す
る選択手段などを有する。
タリフ切換部1bはタリフを迎車、割増、賃走、空車、
支払などの状態に切換える複数のタリフスイッチからな
り、該タリフ切換部1bにより切換えられたタリフ状態
はCPU1aに入力される。CPU1aには、タクシー
の一定距離の走行毎に1個の距離パルスを発生する走行
センサ4が接続されている。
CPU1aは走行センサ4からの距離パルスをタリフ切
換部1bからのタリフ状態信号や予め定められた運賃制
とにより処理して各営業毎の料金を算出して料金表示器
1cに料金を表示させると共に、ウインドサインドライ
バ1eを動作してウインドサイン3にタリフ状態を表示
させる。
PU1aはまた、各営業の料金を加算した累計、営業時
間の累計、営業走行時間の累計、走行時間の累計、迎車
回数/空転距離の累計、走行距離の累計、営業走行距離
の累計、じ後回数(基本料を越えた度数)の累計、営業
回数の累計などのメータ指数データを作成してメモリ1
dの所定の領域に格納し、これらのメータ指数データを
タリフ切換部1bの空車タリフ状態への切換えに応じて
予め定めたフォーマットでシリアルに出力する他、選択
手段によって指数表示器に選択的にその内容を1つづつ
表示させる。
なお、CPU1aは上記シリアルデータの出力に先立ち
ストローブ信号を立上げ、これからシリアルデータを出
力することをシリアルデータの受手であるデータ収集部
2に知らせ、また、このシリアルデータの出力は空車タ
リフ状態への切換えがなくても外部からのデータ要求に
応じても行うことができるようになっている。電子式タ
クシーメータ自身は周知であるのでこれ以上の説明は省
略するが、運行データ発生部1からデータ収集部2に伝
送されるメータ指数データのフレーム構成を第3図に示
す。第3図において、メータ指数データは、タクシーメ
ータが搭載されている車両のコード、各営業毎の料金、
当該車両の営業時間、営業走行時間、走行時間、迎車回
数/空転距離、全走行距離、営業走行距離、じ後回数、
営業回数などからなる。
データ収集部2は、運行データ発生部1が発生する第3
図のデータと、独自に計測して作成するデータとにより
各営業毎のタクシーの運行状況を表わす第4図に示すよ
うに営業時系列データを作成し、これを収集すると共
に、データ要求に応じて該収集した時系列データを出力
する。このために、データ収集部2は予め定めたプログ
ラムに従って動作するCPU2a、時系列データを格納
するCMOS RAMからなるメモリ2b、CPU2a
及びメモリ2bの動作をバックアップするバックアップ
電源2cなどを有する。
第4図において、営業時系列データは、運行データ発生
部1からのメータ指数データの他に、各営業の所要時
間、空車停止時間、各タリフ時間、空車停止回数、空車
走行及び停止時間の明細、実車/空車の最高速度、実車
/空車の速度オーバ時間及び回数などからなる。
CPU2aは、タリフ状態を表わすウインドサイン信
号、走行センサ4からの距離パルス、電子式タクシーメ
ータからなる運行データ発生部1からのストローブ信号
及びシリアルデータを入力し、これらの入力を予め定め
たプログラムに従って信号処理などを行って第4図の営
業時系列データを作成し、この営業時系列データをメモ
リ2bに格納すると共に、出力手段であるプラグ2dを
ターミナル5に挿入したとき発生されるデータ要求信号
に応じてメモリ2bに格納している時系列データをプラ
グ2dを通じてターミナル5に出力する。また、データ
収集部2は、車庫からの出庫時及び車庫への入車時にプ
ラグ2dを通じて入力される要求信号を運行データ発生
部1に送って運行データ発生部1からメータ指数データ
を読み取り、これに基づいて第5図に示すフレーム構成
の出入庫データを作成し、これをメモリ2bに格納す
る。
第5図において出入庫データは、所要時間、入力フラグ
がある他は、第3図のメータ指数データとほぼ同一であ
る。
以上により、外部からの要求により記憶部2bから読み
出されプラグ2dを通じてターミナル5送出される時系
列データは第6図に示すようなフレーム構成となってい
る。すなわち、ターミナル5に伝送される時系列データ
は、データの先頭を表わすヘッダに続く出庫データ及び
入庫データ、営業の順に並んだ営業時系列データ1〜
n、水平パリティ、そしてデータの終端を表わすエンド
マークからなる。
ターミナル5に伝送された時系列データは、図示しない
他のターミナルからのものと一諸に中継器6に一時的に
集められ、事務所内に設けられる図示しない例えば、オ
フィスコンピュータなどによるデータ処理にかけられ、
このことによりタキシー会社の全車両についての一日の
運行状況を把握することが可能となる。
データ収集部2のCPU2aは、予め定めたプログラム
に従って動作し、指数データ読出し機能、時系列データ
書込み機能、時系列データプラグ出力機能、所要時間計
測機能、空車停止時間計測機能、空車停止明細の計測機
能、空車停止回数計測機能、実車/空車最高速度の計測
機能、実行/空車スピードオーバー時間の計測機能、実
車/空車スピードオーバー回数の計測機能、タリフ時間
計測機能を有するようになっている。
以上の機能を以下順に説明する。
〔指数データ読出し機能〕
指数データの読出しは、タクシーメータのタリフが空車
タリフ状態になった時点で運行データ発生部1が指数デ
ータの出力に先立ちストローブ信号を発生するので、デ
ータ要求を出力することなくストローブ信号の入力に応
じて行うが、空車時にプラグ2dがターミナル5のジャ
ック5aに挿入されたときには、データ要求を出力して
運行データ発生部1に指数データを発生させて読出す。
また、読出したデータにエラーがあった場合には、所定
回数まで再読出しを行う。
〔時系列データ書込み機能〕
時系列データは、第6図について上述したように、出庫
データ、入庫データ、及び各営業毎に作られる営業時系
列データからなる。出庫データは、前回の入庫データと
同一内容で、プラグイン後の最初の営業開始時に作られ
る。入庫データは、プラグイン時に作られ、その時点の
メータ指数データ及び所要時間などで構成されている。
営業時系列データは、各営業の終了時に作られ、メータ
指数、所要時間、空車停止時間などで構成される。
メモリ2bは例えば記憶可能最大データ数例えば営業1
00回分の容量を有する。
〔時系列データプラグ出力機能〕
タクシーのイグニッションキーのACCオン状態で空車
時のときプラグ2dがターミナル5のジャック5aに挿
入されると、それまでメモリ2bに格納されていたデー
タが入庫データと共にプラグ2dを通じてターミナル5
に伝送される。なお、プラグ2dが差込まれている間デ
ータは繰返し送出される。
〔所要時間計測機能〕
第7図に示すように、入庫データでの所要時間は、最終
営業の終りからプラグインまでの時間とする。初回の営
業時系列データでの所要時間は、最終プラグインから初
回営業の終りまでの時間とする。その他の営業時系列デ
ータでの所要時間は、前回営業の終りから今回営業の終
りまでの時間とする。なお、最終プラグインの判断は初
回営業開始の時点で行う。
時間計測は、1秒クロックを基本クロックとしたソフト
ウエアカウンタにより行う。ソフトウエアカウンタは、
例えば60秒カウンタ(前段)とBCDカウンタ(後段
−最大9999分)で構成され、計測時間が9999分
を越えた場合は0分から継続カウントする。データ読出
しは分単位のデータのみとし、秒単位のデータは切り捨
てられる。
実際の所要時間の算出は前回BCDカウンタメモリを使
用し、今回カウンタ値と前回カウンタ値の差を求めるこ
とにより行う。これは毎回の営業での切り捨て分を蓄積
しないためである。前回カウンタ値は営業終了時の算出
処理後及びプラグイン処理後今回カウンタ値で更新され
る。ソフトウエアカウンタのクリアは、初回営業終了時
点で行われる。以上により、営業毎に−1〜+1分の誤
差を生じるが、1運行でのトータル誤差も−1〜+1分
の範囲内におさめることができる。
〔空車停止時間計測機能〕
空車停止時間を以下のように定義する。
1運行における初回の営業時系列データの場合(出庫デ
ータ)、最終プラグインから初回の営業終了までの間の
空車での停止時間の総和とする。
1運行における最終営業終了からプラグインまでの場合
(入庫データ)、最終営業終了からプラグインまでの場
合(入庫データ)、最終営業終了かプラグインまでの間
の空車での停止時間の総和とする。
プラグインからプラグインまでの場合、すなわちプラグ
インが複数間続くときは、プラグインからプラグインま
での間の空車での停止時間の総和とする。
その他の営業時系列データの場合、前回の営業終了から
今回営業終了までの間の空車での停止時間の総和とす
る。
なお、1運行とは出庫から入庫までのことを云い、本例
では前運行の最終プラグインから最終営業直後のプラグ
インまでとなる。また、停止は停止判定基準時間以上の
連続停止を意味する。
停止判定基準時間は、例えば0,1,2,3,5,1
0,15,20,25,30,35,40,45,5
0,55,60分の計16種類の設定が可能である。
時間計測は空車での単純停止であることを条件として6
0秒カウンタ(1秒クロックのソフトウエアによるカウ
ンタ)とBCDカウンタ(BCD4桁−最大9999
分)により行う。1秒間に走行センサ4から1個以上の
距離パルスの入力があれば、次の1秒間を走行すること
から、単純停止とは1秒間に走行センサ4からのパルス
がない状態をいう。計測時間が9999分を越えたとき
には、0分から継続カウントする。
空車停止時間の当該営業時系列データへのセットは、各
営業の終了時点で行われ、その際分単位でカウントされ
たBCDカウント値をそのまま記録する。従って、秒単
位のデータは無視されることになる。また、記録後BC
Dカウンタはクリアされるが、60秒カウンタはクリア
されない。
なお、初回営業終了時には、60秒カウンタもクリアさ
れ、このことにより初回営業終了時が次の計測の基準と
なる。
基準に達しない空車での停止の場合、60秒カウンタを
クリアするが、基準以上の場合は、秒単位データをメモ
リしておき、次の基準以上の空車での停止の発生時にこ
れをプラスするようにしている。
〔空車、停止明細の計測機能〕
1データ内の空車時におけるタクシーの連続した停止時
間のうち大きい順に3回分のデータを発生順に記憶す
る。この明細作成に当っては、停止判定基準時間は設け
ず、必ず上位3つのデータを記憶する。
時間計測は前回の営業終了又はプラグインから空車での
単純停止の終了までの時間及び空車での単純停止時間に
ついて第8図に示すように行う。図において、a1〜a
3は前回の営業終了又はプラグインから単純停止の終了
までの時間、b1〜b3は空車での単純停止時間、c1
〜c3は空車での走行時間であり、c1=a1−b1、
c2=a2−a1−b2、c3=a3−a2−b3によ
り求める。
空車停止明細が4個以上発生したときには、第9図に示
すように、b4が発生し、b1が最小になったときに
は、第10図に示すようにb1が走行時間に変化し、b
4が発生し、b2が最小になったときには、第11図に
示すようにb2が走行時間に変化する。
なお、例えばb1=b2の場合、b4の発生によりb
1,b2が共に最小になったときには、先に発生した空
車停止が優先されるので、第11図と同じ処理になる。
以上により、a1,b1〜an,bnの形で計測してい
くが、常に3個以上のデータ数となっている。営業終了
時点でのデータが例えば、a1,a2,a3,b1,b
2,b3であったとすると、 空走HA=a1−b1、 空停HA=b1 空走HB=a2−a1−b2、空停HB=b2 空走HC=a3−a2−b3、空停HC=b3 として当該営業時系列データに格納される。
計測時間が9999分を越えた場合は、0分から継続カ
ウントする。空車停止明細時間の当該時系列データへの
セットは、各営業の終了又はプラグイン時点で行われ、
分単位でカウントされたBCDカウンタ値をそのまま記
憶する。従って、秒単位データは切捨てられ、また、記
憶後、走行開始時点でカウンタはクリアされる。空車停
止がないときは、空車走行時間Aのみにデータが入り、
他は0となる。
〔空車、停止回数計測機能〕
1データ内の空車時のタクシーの連続した一定時間以上
の停止回数をカウントする。停止判定基準時間設定は、
空車、停止基準時間と同じであり、設定が0分0秒のと
きは、回数カウントは行わない。
〔実車/空車最高速度の計測機能〕
走行センサからのパルス数を1秒毎にカウントし、計測
範囲時間内の最大値を記憶しておく。そして営業時系列
データの記録時に、その最大値を速度に換算して記録す
る。
〔実車/空車スピードオーバー時間の計測機能〕
1秒毎のパルス数のカウント時に、そのパルス数が設定
値以上であれば、オーバー時間カウンタを+1する。ス
ピード設定は、例えば60,70,80,90km/hの計
4種類とする。計測時間は最大9999分として分以下
は30秒以上は切上げ、30秒未満は切捨てる。
〔実車/空車スピードオーバー回数の計測機能〕
1データ内の実車/空車毎のスピードオーバー回数を計
測する。1秒後の速度判断タイミングにおいてスピード
設定値以上のスピードのとき+1カウントする。計測は
最大9999回とする。
〔タリフ時間計測機能〕
1営業毎に、賃走、2割増、支払、迎車別に要した時間
を計測し、営業時系列データの一部として記録する。時
間計測は、1秒クロックをCPUが検出し、各タリフに
対応したタリフカウンタをカウントアップすることによ
り行う。タリフカウンタは、60秒カウンタ及びBCD
カウンタ(4桁−最大9999分)で構成される。
記録は、各営業の終了時に行われるが、その際60秒カ
ウンタ値を29捨30入した上で、BCDカウンタ値を
そのまま、当該営業時系列データに格納する。各タリフ
カウンタは、上記格納を終えると、全てクリアされる。
BCDカウンタが9999を越えると0から継続カウン
トする。
上述した機能を有するデータ収集部2のCPU2aの動
作を第12図に示すフローチャート図に従って以下説明
する。
CPU2aは電源の接続により動作を開始し、その最初
のステップS1において、イグニッションキーのACC
がオンか否かを判定する。このステップS1の判定がY
ESのときは、ステップS2に進み、ここでプラグ2d
がターミナル5のジャックに挿入されているプラグイン
状態にあるか否かが判定される。プラグインでなく、判
定がNOのときは、次にステップS3に進み、ここで営
業中か否かが判定される。この判定は、クリフサイン信
号が空車以外であるか否かにより行われ、空車でない場
合には、判定がYESとなりステップS4に進む。
ステップS4では、プラグインフラグが有るか否かを判
定する。フラグが有り判定がYESのときは最初の営業
と判断しステップS5に進み、ここでプラグインフラグ
をクリアし、その後ステップS6に進み、時系列データ
を全てクリアし、続くステップS7で出庫データを作成
してステップS8に進む。上記ステップS4の判定がN
OのときはステップS5〜S7を飛ばしてステップS8
に進む。
ステップS8では営業が賃走であるか否かを判定し、判
定がYESのときはステップS9に進み、賃走時間を計
測する。その後、ステップS10において所要時間の計
測、ステップS11において実車最高速度の計測、ステ
ップS12において実車速度オーバー時間の計測、ステ
ップS13において実車速度オーバー回数のカウントを
それぞれ行ってスタートに戻る。
上記ステップS1の判定がYES、ステップS2の判定
がNO、そしてステップS3の判定がYESである限
り、上記ステップS1〜S4、S8〜S13が繰返し実
行される。そして、ステップS3の判定がNO、すなわ
ち空車になった時点で、ステップS14に進み、ここで
運行データ発生部1からの指数データを受信したか否か
を判定する。指数データを受信し判定がYESのときに
はステップS15を飛ばしてステップS16に進み営業
時系列データを作成したか否かを判定する。
ステップS14の判定がNOのとき、すなわち指数デー
タを受信しないときにはステップS15でデータ要求を
出して指数データを受信した後ステップS16に進む。
ステップS16における判定がNOのときはステップS
17で営業時系列データを作成した後、YESのときに
はステップS17を飛ばしてステップS18に進む。ス
テップS18においては、所要時間をクリアしたか否か
を判定し、判定がNOのときにはステップS19で所要
時間をクリアしてステップS20に進み、ステップS1
8の判定がYESのときはステップS19を飛ばしてス
テップS20に進む。
ステップS20では所要時間を計測し、その後ステップ
S21で空車停止時間の計測、ステップS22で空車停
止回数のカウント、ステップS23で空車走行時間明細
を計測、ステップS24で空車停止明細の計測、ステッ
プS25で空車最高速度の計測、ステップS26で空車
速度オーバー時間の計測、ステップS27で空車速度オ
ーバー回数のカウントをそれぞれ行い、スタートに戻
る。
なお、上述の説明では、賃走から直接空車になっている
が、実際にはこのようなことはなく、賃走の終りには支
払になるので、ステップS8の判定がNOになり、2割
増か否かの判定を行うステップS28を通じてステップ
S29に進み、ここで支払か否かの判定が行われる。こ
の判定がYESの場合はステップS30で支払時間の計
測を行った後ステップS10に進む。
また、2割増の場合にはステップS28の判定がYES
で、ステップS31に進み2割増時間の計測を行った後
ステップS10に進む。賃走、2割増、支払のいずれで
もない場合にはステップS32に進み、ここで迎車か否
かを判定し、判定がYESのときにステップS33で迎
車時間の計測を行った後ステップS10に進む。
上記ステップS1の判定がNOのとき、すなわちACC
がオフのときには、ステップS20に進む。また、上記
ステップS2の判定がYESのとき、すなわちプラグイ
ンのときには、ステップS3に進み、ここで営業中であ
るか否かを判定する。ステップS34の判定がYESの
ときにはスタートに戻り、NOのときにはステップS3
5に進む。
ステップS35においては、データ要求を運行データ発
生部1に送って指数データを読出し、その後ステップS
36において営業時系列データを作成し、続くステップ
S37において入庫データを作成する。そして、ステッ
プS38においてプラグインフラグをセットし、続くス
テップS39において所要時間をクリアする。次に、ス
テップS40に進み、ここで出・入庫データ及び時系列
データをプラグ2dを通じてターミナル5に送出する。
このデータの送出は続くステップS41においてプラグ
インがなくなったことが判定されるまで繰返し行われ
る。プラグ2dがターミナル5のジャック5aから抜か
れると、スタートに戻る。
〔効果〕
以上説明したように本発明によれば、各営業毎にタクシ
ーの実車時の走行速度の最高速度などの走行状態と空車
時の走行速度の最高速度などの走行状態とを走行センサ
からの距離パルスによりそれぞれ計測し、これらに基づ
いて営業の終了時すなわち空車タリフ状態への切換えに
応じて時系列データを作成し、それを収集するようにし
ているため、運転者の走行速度に関する走行状態の管
理、指導を迅速、適切に行うことができるようになる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明によるタクシー運行データ収集装置の基
本構成を示すブロック図、第2図は本発明の一実施例を
示すブロック図、第3図は指数データのフレーム構成を
示す説明図、第4図は営業時系列データのフレーム構成
を示す説明図、第5図は出入庫データのフレーム構成を
示す説明図、第6図は時系列データの構成を示す説明
図、第7図は所要時間の計測の仕方を示す説明図、第8
図乃至第11図は空車、停止明細の計測の仕方を示す説
明図、及び第12図はデータ収集部のCPUの行う仕事
を示すフローチャート図である。 1b……タリフ切換手段、2a−1……空車走行状態計
測手段(CPU2a)、2a−2……実車走行状態計測
手段(CPU2a)、2a−3……時系列データ作成手
段(CPU2a)、2b……記憶手段、2d……出力手
段、4……走行センサ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】タクシーの走行に応じて距離パルスを発生
    する走行センサと、 タクシーのタリフ状態を切換えるタリフ切換手段と、 前記タリフ切換手段の空車タリフ状態において前記走行
    センサからの距離パルスによりタクシーの走行速度の高
    速度などの走行状態を計測する空車走行状態計測手段
    と、 前記タリフ切換手段の実車タリフ状態において前記走行
    センサからの距離パルスによりタクシーの走行速度の最
    高速度などの走行状態を計測する実車走行状態計測手段
    と、 前記タリフ切換手段の空車タリフ状態への切換えに応じ
    て、前記空車走行状態計測手段により計測した走行状態
    と実車走行状態計測手段により計測した走行状態とを含
    む1営業の時系列データを作成する時系列データ作成手
    段と、 該時系列データ作成手段による時系列データの作成毎に
    該時系列データを順次記憶する記憶手段と、 該記憶手段に記憶している時系列データをデータ要求に
    応じて読み出し出力する出力手段とを備える ことを特徴とする車載のタクシー運行データ収集装置。
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