JP2784412B2 - タキシーメータ - Google Patents

タキシーメータ

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JP2784412B2
JP2784412B2 JP4132393A JP13239392A JP2784412B2 JP 2784412 B2 JP2784412 B2 JP 2784412B2 JP 4132393 A JP4132393 A JP 4132393A JP 13239392 A JP13239392 A JP 13239392A JP 2784412 B2 JP2784412 B2 JP 2784412B2
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JP
Japan
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tariff
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taximeter
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勘司 榊原
忠 加藤
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Yazaki Corp
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Yazaki Sogyo KK
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、タキシーの乗車料金を
演算して表示するとともに、支払タリフ処理でタキシー
乗車料金の走行距離についての累積演算を行うようにし
たタキシーメータに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、タキシーの乗車料金は、一般にタ
キシー車両が所定の基本距離を走行するまで、あるいは
この基本距離を所定車速で走行したと仮定したときに要
する所定時間(基本時間)が経過するまで基本料金と
し、この基本距離または基本時間を越えると所定距離
(じ後距離)を走行する毎に、あるいは所定時間(じ後
時間)が経過する毎に所定料金(じ後料金)が加算され
る。そして、この乗車料金はタキシーメータの表示器に
表示され、乗客が降車するときにその表示された料金を
支払う。
【0003】また、タキシーメータは、営業状態に応じ
た処理を行うためにタリフと称する各種の機能を有して
おり、タリフ設定器の所定のボタンスイッチを操作する
ことにより、通常営業を行うときの賃走タリフ処理、割
増営業を行うときの割増タリフ処理、迎車営業を行うと
きの迎車タリフ処理、支払を受けるときの支払タリフ処
理、空車状態の処理を行う空車タリフ処理などの各種の
機能を選択するようになっている。
【0004】ところで、乗客を乗せたタキシーが目的地
に到着したとき、運転者は支払タリフ用スイッチを操作
してタキシーメータを賃走タリフ処理等から支払タリフ
処理に切換え、乗客から料金の支払を受ける。ここで、
タキシーの停止後、料金の支払を受けるまでの間に乗車
料金が更新されると不都合が生じるので、支払タリフ処
理では前記じ後時間による料金の加算が行われないよう
になっている。
【0005】また、目的地に到着したときは支払タリフ
処理への切換えを速やかに行わなければならないので、
この手間を省くために目的地の近くで運転者が事前に支
払タリフ用スイッチを操作することも考えられる。さら
に、料金の支払を受けた後、すぐに他の乗客を乗せて営
業を行うこともあり、この場合、支払タリフ処理で発進
した後、賃走タリフ処理に切り換えることも考えられ
る。
【0006】しかし、このように支払タリフ処理で走行
するような状況でも走行距離に応じた適正な料金を回収
する必要があるので、支払タリフ処理では、走行によっ
て発生する料金すなわち前記じ後距離による料金の加算
の処理を行うようになっている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】このように、タキシー
メータの支払タリフ処理では、じ後距離による料金の加
算を行うようになっているので、料金の支払を受けて次
の営業を行うまではタキシーメータを空車タリフ処理に
切り換えておく必要がある。しかし、空車タリフ処理へ
の切換えを忘れてそのまま走行してしまうことがあり、
その間に発生した料金を例えば運転者が負担しなければ
ならなくなるなど、不都合が生じることがある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めになした本発明のタキシーメータは、第1図の基本構
成図に示したように、支払タリフ処理でタキシー乗車料
金の走行距離についての累積演算を行うようにしたタキ
シーメータにおいて、車両が停止状態であることを検出
する走行停止検出手段10aと、車両の走行状態である
ことを検出する走行状態検出手段10bと、警報を発生
するための警報手段16と、走行停止検出手段1aと走
行状態検出手段1bの検出結果および前記支払タリフ処
理の状態であるか否かに基づいて警報手段2を制御する
警報制御手段10cとを備え、警報制御手段10cは、
支払タリフ処理の状態であって、走行停止検出手段10
aによる走行停止の検出後、走行状態検出手段10bで
走行状態が検出されたとき、警報手段16で一定時間警
報を発するものであることを特徴とする。
【0009】
【作用】本発明のタキシーメータによれば、支払タリフ
処理の状態でタキシーを停止し、その後、支払タリフ処
理の状態でそのまま発進すると、上記停止状態が走行停
止検出手段10aで検出されるとともに、上記発進が走
行状態検出手段10bで走行状態として検出される。し
たがって、この場合、警報制御手段10cの制御により
警報手段16で一定時間警報が発せられる。
【0010】
【実施例】図2は本発明によるタキシーメータの一実施
例を示すブロック図であり、同図において、10はマイ
クロコンピュータで構成された中央処理装置(CPU)
であり、ROM11に記憶されている制御プログラムに
従ってRAM12の各種レジスタやフラグを使用して各
種の処理を行う。なお、ROM11には、基本料金、基
本距離、じ後距離、基本時間、じ後時間、じ後料金、夜
間割増料金等に関するデータなど各種データが記憶され
ており、必要に応じてCPU10で逐次読み出される。
【0011】13は乗車料金やタリフを表示するための
表示器である。14は賃走タリフ処理、割増タリフ処
理、迎車タリフ処理、支払タリフ処理、空車タリフ処理
などの各種のタリフ機能に対応するボタンスイッチを備
えたタリフ設定器であり、このタリフ設定器14の各ボ
タンスイッチは表示器13の表示面とともにタキシーメ
ータの前面パネルに配設されている。
【0012】15は車両のトランスミッションの回転を
検出して一定走行距離毎に走行パルスを発生する走行パ
ルス発生器であり、CPU10は、この走行パルス発生
器13からの走行パルスに基づいて基本距離あるいはじ
後距離による乗車料金の演算を行うとともに、この走行
パルスの有無に基づいて車両の走行状態と停止状態を判
定する。
【0013】16は警報手段としてのブザーであり、支
払タリフ処理のままでタキシーを発進させると後述説明
するCPU10の制御によりブザー16から警報が発せ
られる。
【0014】図3はCPU10の制御フローを示すフロ
ーチャートであり、同図に基づいて実施例のタキシーメ
ータの動作を説明する。ここで、この実施例では、一回
の支払タリフ処理中の警報を一回だけにするためのブザ
ーフラグと、車両が5秒以上停止していたときを停止状
態とてこの停止状態の有無を記憶しておく停止フラグ
を、それぞれRAM12に設定されている。なお、停止
フラグは割込み処理等によって車両が5秒間停止したこ
とが検出されるとセットされるものである。
【0015】先ず、ステップS1でタリフ設定器14の
支払タリフ以外のボタンスイッチの操作状態を判定し、
操作されていなければステップS3に進み、操作されて
いればステップS2で操作されたボタンスイッチに応じ
てその他のタリフ処理を行ってステップS3に進む。
【0016】ステップS3では、タリフ設定器14の支
払タリフが操作されたか否かを判定し、支払タリフが操
作されていなければステップS1に戻り、操作されてい
ればステップS4以降で支払タリフ処理を行う。
【0017】先ず、ステップS4で、RAM12に設定
したブザーフラグをセットし、ステップS5で停止フラ
グをみて5秒停止が発生しているか否かを判定し、発生
していなければステップS10に進み、発生していれば
ステップS6で走行パルスの有無を判定する。
【0018】ステップS6で走行パルスが検出されなけ
ればステップS10に進み、走行パルスが検出されたら
ステップS7でブザーフラグがセットされているか否か
を判定し、セットされていなければステップS10に進
み、セットされていれば、ステップS8でブザー16を
10回断続音で鳴らして警報を発し、ステップS9でブ
ザーフラグと停止フラグをリセットしてステップS10
に進む。
【0019】ステップS10では、走行している場合は
走行距離に基づく乗車料金の演算を行うなど従来の支払
タリフ処理と同様の支払演算処理を行い、ステップS1
1で、タリフ設定器14の空車タリフ、賃タリフ、割増
タリフの何れかの操作によりこの支払タリフ処理が終了
しているか否かを判定し、終了でなければステップS5
に戻って上記同様の処理を繰り返し、終了であればステ
ップS1に戻る。
【0020】なお、車両の5秒以上の停止を検出して停
止フラグをセットする処理は、例えば次のように行うこ
とができる。まず、5秒間をカウントするカウンタを設
定し、走行パルスを割込み信号として、走行パルスが検
出される毎にこのカウンタをリセットするような割込み
処理を行う。一方、タイマー割込み処理によって上記カ
ウンタを更新しながら例えばカウンタのオーバーフロー
等にって5秒間の計時が終了した時点で停止フラグをセ
ットするようにする。これによって、走行パルスの間隔
が5秒以上になったときは停止フラグがセットされるこ
とになる。なお、この停止フラグは前記ステップS9で
リセットされる。
【0021】以上説明した制御フローにより、例えば図
4のようなタイミングでブザー16による警報が発せら
れる。例えば、乗客を乗せた走行中のタキシーが目的地
の近くになり、運転者が支払タリフ処理に切り換える
と、先ずブザーフラグがセットされ、タキシーが停車し
て走行パルスがなくなり、5秒経過すると停止フラグが
セットされる。
【0022】次に、乗客から支払を受けて、支払タリフ
のままでタキシーを発進させると、走行パルスが検出さ
れてブザー16による警報が開始され、この警報開始て
ブザーフラグと停止フラグがリセットされる。そして、
ブザー16の警報が一定時間(10回)鳴って停止す
る。
【0023】このように、この警報によって支払タリフ
のまま走行していることを運転者に警告することができ
る。なお、この警報は、支払タリフ処理になる毎にすな
わち各営業毎に機能し、一回の支払タリフ処理において
は一回(10回のブザー)だけ警報が発せられる。
【0024】以上の実施例では、車両が5秒以上停止し
た場合を停止状態として判定しているが、5秒より長く
ても短くてもよい。また、支払タリフ状態で有るか否か
の判定、走行停止が発生したか否かの判定および発進さ
れたか否かの判定の順番は実施例のフローに限定される
ものではない。
【0025】
【発明の効果】以上説明したように本発明のタキシーメ
ータによれば、支払タリフ処理でタキシー乗車料金の走
行距離についての累積演算を行うようにしたタキシーメ
ータにおいて、支払タリフ処理の状態で、走行停止の検
出後、車両の走行状態を検出したときに、警報を発生す
るようにしたので、支払タリフ処理から空車タリフ処理
への切換えを忘れたときの不都合を解消することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のタキシーメータの基本構成図である。
【図2】本発明によるタキシーメータの一実施例を示す
ブロック図である。
【図3】実施例に係わるフローチャートである。
【図4】実施例の動作の一例を説明するタイミングチャ
ートである。
【符号の説明】
10 CPU 11 ROM 12 RAM 13 表示器 14 タリフ設定器 15 走行パルス発生器 16 ブザー

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 支払タリフ処理でタキシー乗車料金の走
    行距離についての累積演算を行うようにしたタキシーメ
    ータにおいて、 車両が停止状態であることを検出する走行停止検出手段
    と、車両の走行状態であることを検出する走行状態検出
    手段と、警報を発生するための警報手段と、前記走行停
    止検出手段と走行状態検出手段の検出結果および前記支
    払タリフ処理の状態であるか否かに基づいて前記警報手
    段を制御する警報制御手段とを備え、 上記警報制御手段は、支払タリフ処理の状態であって、
    前記走行停止検出手段による走行停止の検出後、前記走
    行状態検出手段で走行状態が検出されたとき、前記警報
    手段で一定時間警報を発するものであることを特徴とす
    るタキシーメータ。
JP4132393A 1992-05-25 1992-05-25 タキシーメータ Expired - Lifetime JP2784412B2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0638279B2 (ja) * 1986-11-21 1994-05-18 矢崎総業株式会社 タクシ−運行デ−タ収集装置
JPH0520169U (ja) * 1991-02-14 1993-03-12 二葉計器株式会社 タクシーメータにおける誤操作警報装置

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