JP3226004B2 - 外付け料金表示装置の料金表示方法及び外付け料金表示装置 - Google Patents

外付け料金表示装置の料金表示方法及び外付け料金表示装置

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JP3226004B2
JP3226004B2 JP17624095A JP17624095A JP3226004B2 JP 3226004 B2 JP3226004 B2 JP 3226004B2 JP 17624095 A JP17624095 A JP 17624095A JP 17624095 A JP17624095 A JP 17624095A JP 3226004 B2 JP3226004 B2 JP 3226004B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、タクシーメータで
算出された通常の運賃に割引や割増等の付加制を適用し
た付加料金制適用運賃を算出し表示する方法と、該方法
を実施するのに好適でタクシーメータに接続して使用さ
れる外付け料金表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、タクシーの運賃は、タクシーの
走行に伴い発生する走行パルスから算出した営業走行距
離に、賃走又は深夜早朝割増の料金制を適用して算出さ
れ、詳細には、営業走行距離が所定の基本走行距離以内
である間の運賃は一律に基本料金となり、基本走行距離
を超過すると、所定のその後料金を基本料金に加算した
料金が運賃となり、以後、基本走行距離からの超過分の
距離が所定のその後距離に達する毎に、前記その後料金
を加算した料金が新たな運賃となる。
【0003】ところで近年では、運賃が一定の額を超え
るとその超過額分を一定の率で割り引く遠距離割引制度
を一部の地域で導入する等、タクシー業界においては、
新しい割引や割増等の料金制を導入し、乗客に対する料
金面でのサービス向上を図ろうとする動きが出始めてい
る。しかし、このような新しい割引や割増等の料金制を
適用した運賃の表示をタクシーメータ単体で行うには、
既存のタクシーメータの改造や、新規のタクシーメータ
への交換等が必要となってしまう。そこで、上述した遠
距離割引制度を実際に導入した地域では、既存のタクシ
ーメータに料金表示装置を外付けし、遠距離割引のタリ
フ設定と、遠距離割引の適用運賃の表示とを両方ともこ
の料金表示装置で行っている。
【0004】このような、遠距離割引を始めとする新し
い割引や割増等の料金制のタリフ設定と、この料金制の
適用運賃の表示とを行う外付け料金表示装置では、例え
ば本出願人が先に特願平7−10640号で提案したよ
うに、新しい料金制の非適用時には、既存のタクシーメ
ータで表示しているのと同じ通常の運賃を表示し、適用
時には、タクシーメータの通常運賃とは異なる、新しい
料金制の適用後の運賃を表示する。そして、いずれの場
合にも乗客は、外付け料金表示装置に表示された運賃を
支払うこととなる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、特に、
外付け料金表示装置の使用開始から間もない時点では、
乗務員からの何らかの説明がない限り、タクシーメータ
と外付け料金表示装置の双方の表示料金の意味が乗客に
は分かりづらく、そのため、乗客がどちらの表示額を見
て支払いをすればよいのか混乱してしまう可能性があ
り、また、新しい料金制の適用前後でどのように運賃が
変わったかを一目して理解することができないという不
具合があった。
【0006】本発明は前記事情に鑑みなされたもので、
本発明の目的は、タクシーメータでのタリフ設定により
適用される既存の通常の料金制とは違った新しい割引や
割増等の料金制を、タクシーメータに接続した外付け料
金表示装置でのタリフ設定により適用するに当たり、表
示金額の意味、特に、新しい料金制の適用前後の運賃の
変化を乗客に容易に分かる形態で知らせることができる
外付け料金表示装置の料金表示方法と、該方法を実施す
るのに好適な外付け料金表示装置を提供することにあ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成する請求
項1乃至請求項4記載の本発明は、外付け料金表示装置
の料金表示方法に関するものであり、請求項5乃至請求
項9記載の本発明は外付け料金表示装置に関するもので
ある。
【0008】そして、請求項1記載の本発明は、所定の
料金制に応じて変化する運賃をタクシーの営業走行中に
算出するタクシーメータに、前記運賃に適用する所定の
付加料金制を設定すると共に、該付加料金制の適用後運
賃に関する演算を行う外付け料金表示装置を接続し、前
記外付け料金表示装置において前記適用後運賃の演算結
果の表示を行うに当たり、前記演算結果の表示内容を、
前記運賃と前記適用後運賃との差額としたことを特徴と
する。
【0009】また、請求項2記載の本発明は、前記付加
料金制を、前記運賃の変化に伴い金額が変動する割増/
割引料金制と、前記運賃の変化に伴う金額の変動がない
加算料金制とで構成し、前記演算結果の表示を、前記加
算料金制により前記運賃に加算される加算料金と、該加
算料金を前記差額から差し引いた割増/割引額とに分け
て行うようにした。また、請求項3記載の本発明は、前
記営業走行の終了時に、前記加算料金と前記割増/割引
額とを合計した金額を前記差額として表示するようにし
た。
【0010】さらに、請求項4記載の本発明は、図1の
基本構成図に示すように、タクシーの営業走行中に所定
の料金制に従ってタクシーメータ1により算出され、該
タクシーの営業走行に伴い金額が変化する運賃に、所定
の付加料金制を設定し、該設定した付加料金制を前記運
賃に適用した後の適用後運賃に関する演算を行いその結
果を表示する外付け料金表示装置であって、前記運賃と
前記設定した付加料金制とを基に、前記適用後運賃の金
額を算出する適用後運賃算出手段323Aと、前記適用
後運賃算出手段323Aが算出した前記適用後運賃と前
記運賃との差額を算出する差額算出手段323Bとを備
え、前記差額算出手段323Bが算出した前記差額を前
記演算の結果として表示するようにしたことを特徴とす
る。
【0011】また、請求項5記載の本発明は、前記タク
シーの営業走行に伴い前記運賃の金額が変化する毎に、
前記適用後運賃算出手段323A及び前記差額算出手段
323Bをそれぞれ作動させる算出結果更新手段323
Cをさらに備え、前記運賃の金額が変化する毎に前記差
額の表示を更新するものとした。さらに、請求項6記載
の本発明は、前記付加料金制が、前記運賃を割増/割引
する割増/割引料金制を含んでおり、前記適用後運賃算
出手段323Aは、前記運賃を前記割増/割引料金制に
より割増/割引した割増/割引後運賃を算出する割増/
割引後運賃算出手段323Dを有しており、前記差額算
出手段323Bが、前記割増/割引後運賃算出手段32
3Dが算出した前記割増/割引後運賃と前記運賃との差
額を算出するものとした。
【0012】また、請求項7記載の本発明は、前記付加
料金制が、前記運賃に所定金額を加算する加算料金制を
さらに含んでおり、前記演算結果の表示が、前記加算料
金制により前記運賃に加算される加算料金と、該加算料
金を前記差額から差し引いた割増/割引額とに分けて行
われるものとした。さらに、請求項8記載の本発明は、
合計表示を設定する合計表示設定手段321と、前記タ
クシーの営業走行の終了時に前記合計表示の解除を設定
する合計表示解除設定手段320と、前記加算料金と前
記割増/割引額の合計金額を算出する合計金額算出手段
323Eとをさらに備え、前記合計表示の設定中に、前
記合計金額算出手段323Eの算出した前記合計金額が
前記差額として表示されるものとした。
【0013】請求項1記載の外付け料金表示装置の料金
表示方法によれば、タクシーメータで算出される運賃が
タクシーメータ自身で表示された場合、これと並列して
外付け料金表示装置により算出表示される、前記運賃に
所定の付加料金制を適用した適用後運賃に関する演算結
果の内容が、前記運賃と前記適用後運賃との差額である
ため、乗客がそれら2つの表示を見た場合に、それぞれ
の意味を容易に理解することが可能となり、それら2つ
の表示により支払金額が分からなくなることがない。し
かも、外付け料金表示装置の表示が差額であることか
ら、外付け料金表示装置側で設定される新しい料金制の
適用により、タクシーメータで算出される通常の運賃が
どのように変わったかを容易に認識することが可能とな
る。
【0014】尚、請求項2記載の本発明のように、前
付加料金制が割増/割引料金制と加算料金制とである場
合に、前記演算結果の表示を割増/割引額と加算料金に
分けることで、特に、タクシーの走行による運賃の変化
に伴って金額が変動する割増/割引額を、タクシーの走
行による運賃の変化に伴って金額が変動しない加算料金
と区別して分かりやすく乗客に知らせることが可能とな
る。さらに、請求項3記載の本発明のように、前記加算
料金と前記割増/割引額とをタクシーの営業走行の終了
時に合計して前記差額として表示することで、タクシー
メータ1で算出される前記運賃と合わせて支払う総額を
乗客が容易に分かるようにすることが可能となる。
【0015】また、請求項4記載の外付け料金表示装置
によれば、請求項1記載の外付け料金表示装置の料金表
示方法と同様に、タクシーメータ1で算出される運賃が
タクシーメータ1自身で表示された場合、これと外付け
料金表示装置による表示とを乗客が並列的に見た場合
に、それぞれの意味を容易に理解することが可能とな
り、それら2つの表示により支払金額が分からなくなる
ことがなく、しかも、外付け料金表示装置による新しい
料金制の適用後運賃が、タクシーメータ1の通常運賃か
らどのように変わったかを容易に認識することが可能と
なる。
【0016】さらに、請求項5記載の本発明によれば、
前記タクシーの営業走行に伴い前記運賃の金額が変化す
る毎に、算出結果更新手段323Cにより適用後運賃算
出手段323A及び差額算出手段323Bがそれぞれ作
動されることで、タクシーメータ1の運賃の変化に合わ
せてリアルタイムで前記差額の変化を知ることが可能と
なる。また、請求項6及び請求項7記載の本発明によれ
ば、請求項2記載の本発明と同様に、付加料金制が割増
/割引料金制を含む場合、割増/割引後運賃算出手段3
23Dが算出する、タクシーの走行による運賃の変化に
伴って金額が変動する割増/割引額を、分かりやすく乗
客に知らせることが可能となる。
【0017】さらに、請求項8記載の本発明によれば、
請求項3記載の本発明と同様に、合計表示設定手段32
1による合計表示の設定中で、合計表示解除設定手段3
20により合計表示の解除が設定されるまでの間、合計
金額算出手段323Eが算出する合計金額により、タク
シーメータ1で算出される運賃と合わせて支払う総額を
乗客が容易に分かるようにすることが可能となる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明による料金表示方法
を、外付け料金表示装置と共に図面に基づいて説明す
る。図2は本発明の一実施形態に係る外付け料金表示装
置の概略構成を示す説明図で、図中引用符号3で示す本
実施形態の外付け料金表示装置(以下、料金表示装置と
略記する)は、タクシーメータ1に接続して使用され
る。
【0019】図3は前記タクシーメータ1の正面図であ
り、このタクシーメータ1の前面101には、料金表示
部103と、タリフ状態設定用の空車タリフ、賃走タリ
フ、3割増タリフ、迎車タリフ、及び支払タリフの5つ
のボタン105〜113と、指数表示用の累計ボタン1
15等が設けられている。前記料金表示部103は、運
賃が表示される主表示領域103aと、迎車料金及び指
数が表示される副表示領域103bからなり、これら主
副の各領域103a,103bの表示は、前記各タリフ
ボタン105〜113、及び、累計ボタン115の操作
に応じ、タクシーメータ1内部のマイクロコンピュータ
(以下、マイコンと略記する)117によりなされる。
【0020】前記マイコン117は、図示を省略する
が、CPUと、該CPUが行う処理に用いるワークエリ
ア及び各種データを格納するデータエリアを有するRA
Mと、CPUの各種処理動作用の制御プログラムを格納
したROMで構成されている。前記CPUによる運賃計
算用の料金制や迎車料金の金額のデータは、タクシーメ
ータ1内部でCPUに接続されたE2 PROM(Electr
ically Erasable Programmable Read-Only Memory )1
18に格納されており、前記賃走、深夜早朝割増、及び
支払の3つのタリフボタン107,109,113の操
作により、対応する料金制が運賃の算出に適用する料金
制として設定され、また、前回に操作したのとは異なる
他のタリフボタン107,109,113や、空車タリ
フボタン105の操作により、設定中の料金制が他の異
なる料金制に変更されるか、或は、現在の料金制の設定
が解除される。尚、前記CPUがE2 PROM118に
格納されたデータに従って行う運賃の計算処理は、一般
的なタクシーメータが行うのと同じ従来公知の内容であ
るため、詳細な説明を省略するが、基本的には次の通り
である。
【0021】まず、不図示の走行センサから入力される
走行パルス数或は単位時間当りのパルス数を基に営業走
行距離を割り出し、その営業走行距離が所定の基本距離
に達するまでは、前記運賃を一律に基本料金の金額とす
る。次に、営業走行距離が基本距離を越えたならば、基
本料金にその後料金を加算し、以後は、所定のその後距
離を走行する毎にその後料金を加算して行く。尚、道路
の渋滞時等、所定速度以下の低速で走行したり停車した
場合には、その時間に所定の係数を掛けて距離に換算
し、その距離を営業走行距離に加えて上述の計算を行
う。
【0022】これは、賃走タリフ及び支払タリフ時の計
算処理であり、深夜早朝割増タリフ時には、基本距離及
びその後距離の周期を賃走タリフ及び支払タリフ時の1
/1.3とみなして上述の計算処理を行う。これによ
り、賃走タリフ及び支払タリフ時の運賃を3割増した深
夜早朝割増タリフ時の運賃が算出される。
【0023】そして、前記CPUは、現在のどのタリフ
であるかを示すタリフデータを、タリフ状態が変わる毎
に出力すると共に、タリフ状態が賃走タリフ又は深夜早
朝割増タリフ等の営業タリフから空車タリフに移行した
際にシステムデータを出力し、また、それ以外の時点で
も、外部からの要求に応えて前記システムデータを適宜
出力する。図4は、前記走行パルスを基にCPUが算出
する各種走行情報の指数データを含む、マイコン117
が出力可能なシステムデータの項目を示す説明図で、項
目番号2は基本料金及びその後料金の金額を示す運賃の
データ、項目番号3〜10が指数データであり、該シス
テムデータは、前記その後料金が運賃に加算される毎に
発生するその後信号と共に、図2に示すように、システ
ムデータ伝送ライン119を介してタクシーメータ1か
ら料金表示装置3に出力される。
【0024】尚、図4中項目番号1は、タクシーメータ
1が搭載されたタクシーの車両コードを示す。また、前
記タリフ信号は、タリフ信号専用の信号線であるタリフ
信号ライン121及び入出力インタフェース123を介
して、タクシーメータ1から料金表示装置3に出力され
る。さらに、料金表示装置3を作動させるための12V
電源信号は、電源ライン125及び前記入出力インタフ
ェース123を介して、タクシーメータ1から料金表示
装置3に出力される。
【0025】図5は前記料金表示装置3の斜視図であ
り、料金表示装置3の前面301には、第1及び第2の
2つの料金表示部303,305からなる表示手段30
2と、固定料金、時間料金1,2、一部区間割増、全区
間割増、一部区間割引、及び全区間割引の7つのユニッ
トタリフボタン307〜319が設けられている。ま
た、前記前面301には、空車タリフボタン320(合
計表示解除設定手段に相当)と、合計金額表示用の合計
ボタン321(合計表示設定手段に相当)と、各ユニッ
トタリフボタン307〜319に対応するユニットタリ
フの適用時に点灯する固定料金、時間料金、一部区間割
増、全区間割増、一部区間割引、及び全区間割引の6つ
のランプ307a,309a,313a〜319aと、
料金表示装置3の空車タリフ時に点灯する空車ランプ3
20aと、合計ボタン321の操作による合計金額表示
時に点灯する合計ランプ321a等が設けられている。
【0026】尚、本実施形態では、時間料金1のユニッ
トタリフの適用時に点灯するランプ309aが、時間料
金2のユニットタリフの適用時に点灯するランプとして
兼用されている。
【0027】ここで、固定料金及び時間料金1,2と
は、タクシーメータ1のマイコン117で算出される運
賃に連動して金額が変動しない加算料金を意味し、固定
料金としては、例えば、時間指定予約料金や無線配車料
金等がこれに相当し、時間料金1,2としては、例え
ば、貸切料金や時間待料金、無線待料金等、時間の経過
により金額が変動する料金がこれに相当する。また、割
増及び割引料金とは、運賃に所定の割増掛け率及び割引
掛け率を掛けた料金を意味し、これら割増及び割引のう
ち一部区間とは、1回の営業走行中において、一部区間
割引及び全区間割引の各ユニットタリフボタン317,
319の操作により設定された一部の区間において加算
されるその後料金に対してのみ適用する料金制を示し、
全区間とは、その営業走行中における基本料金及びその
後料金の双方、即ち、タクシーメータ1において算出、
表示される運賃に対して適用する料金制を示す。
【0028】前記第1料金表示部303は、各ユニット
タリフボタン307〜311の操作による固定料金ユニ
ット及び時間料金ユニット1,2の適用時に、加算徴収
される固定料金や時間料金1,2を表示すると共に、タ
クシーメータ1が空車タリフの状態で合計ボタン321
が操作された時に、その操作回数に応じた指数の項目番
号を表示する。
【0029】前記第2料金表示部305は、前記各ユニ
ットタリフボタン313〜319の操作による割増、割
引ユニットタリフの適用時に、タクシーメータ1の主表
示領域103aに表示される、割増、割引ユニットタリ
フの適用前の運賃と、その割増、割引ユニットタリフの
適用後の運賃との差額(プラス時は無記号、マイナス時
は「−」記号と共に)を表示する。また、第2料金表示
部305は、タクシーメータ1が営業タリフの状態で合
計ボタン321が操作された時に、第1料金表示部30
3に表示された固定料金或は時間料金1,2と、それま
で第2料金表示部305に表示されていた差額の合計金
額、つまり、タクシーメータ1の主表示領域103aに
表示される運賃と、乗客から実際に徴収する料金との差
額を、前記割増、割引ユニットタリフの適用前後の運賃
の差額と同じ形態で表示する。さらに、前記第2料金表
示部303は、タクシーメータ1が空車タリフの状態で
合計ボタン321が操作された時に、第1料金表示部3
03に表示される項目番号に対応する指数を表示する。
【0030】尚、前記固定料金、時間料金1,2、割
増、割引ユニットタリフ適用後の運賃、合計金額、及び
指数は、前記各ユニットタリフボタン307〜319及
び合計ボタン321の操作に応じ、料金表示装置3内部
のマイコン323(図6)により計算され、第1及び第
2料金表示部303,305に表示される。また、前記
システムデータは、料金表示装置3が営業タリフから空
車タリフに移行する毎に、或は、外部からの要求に応え
て、例えば、領収書発行器や運行情報収集装置(いずれ
も図示せず)等の外部機器に適宜出力される。
【0031】次に、前記マイコン323のハードウェア
構成について、図6のブロック図を参照して説明する。
前記マイコン323は、CPU(Central Processing U
nit 、中央処理装置)323aと、RAM(Random Acc
ess Memory)323bと、ROM(Read-OnlyMemory)
323cとで構成されており、前記料金表示装置3の内
部に設けられている。
【0032】前記CPU323aには、前記各ユニット
タリフボタン307〜319と、空車タリフボタン32
0と、合計ボタン321と、E2 PROM327と、第
1、第2料金表示部303,305及び各ランプ307
a〜321aのドライバ303b〜321bが接続され
ていると共に、不図示の入出力インタフェースやデータ
伝送ラインを介して、前記領収書発行器や運行情報収集
装置等の不図示の外部機器が接続されている。
【0033】前記RAM323bは、各種データ記憶用
のデータエリア及び各種処理作業に用いるワークエリア
を有しており、前記ROM323cには、CPU323
aに各種処理動作を行わせるための制御プログラムが格
納されている。前記E2 PROM327は、前記各ボタ
ン307〜319に対応する各ユニットの料金制のデー
タと、タクシーメータ1で算出、表示される運賃の料金
制のデータを記憶するもので、前記料金表示装置3の内
部に設けられている。
【0034】次に、前記ROM323cに格納された制
御プログラムに従いCPU323aが行う処理のうち、
特に、前記各ユニットタリフボタン307〜319、空
車タリフボタン320、並びに、合計ボタン321の操
作による第1及び第2料金表示部303,305への各
種料金表示に関する処理について、図7のフローチャー
トを参照して説明する。
【0035】尚、このフローチャートの説明中において
は、タクシーメータ1のマイコン117で算出される運
賃に連動して金額が変動しない加算料金の設定に関係す
る固定料金及び時間料金1,2の各ユニットタリフボタ
ン307〜311を、概括的にユニット料金タリフボタ
ンと称する。また、このフローチャートの説明中におい
ては、前記タクシーメータ1のマイコン117で算出さ
れる運賃に所定の割増掛け率及び割引掛け率を掛けた割
増及び割引料金の設定に関係する一部区間割増、全区間
割増、一部区間割引、及び全区間割引の各ユニットタリ
フボタン313〜319を、概括的にユニット割増割引
タリフスイッチボタンと称する。
【0036】ROM323cに格納された制御プログラ
ムがスタートすると、CPU323aは、電源ライン1
25及び前記入出力インタフェース123を介してタク
シーメータ1からの12V電源信号が入力されているか
否かを確認する(ステップS1)。12V電源信号が入
力されていない場合は(ステップS1でN)、入力され
るまでステップS1をリピートし、入力された場合は
(ステップS1でY)、料金表示装置3をスリープ状態
からアクティブ状態に移行させて、E2 PROM327
内の各ボタン307〜319に対応する各ユニットやタ
クシーメータ1で算出、表示される運賃の料金制のデー
タを、RAM323bのデータエリアに格納させるON
時処理を行う(ステップS3)。次に、タクシーメータ
1からのタリフ信号を基に、タクシーメータ1が営業タ
リフ(賃走タリフ、3割増タリフ、及び、支払タリフの
うちいずれか1つ)状態であるか否かを確認する(ステ
ップS5)。
【0037】タクシーメータ1が営業タリフ状態である
場合は(ステップS5でY)、後述するステップS13
に進み、営業タリフでない場合は(ステップS5で
N)、ユニット料金タリフボタンが操作されているか否
かを確認する(ステップS7)。ユニット料金タリフボ
タンが操作されている場合は(ステップS7でY)、後
述するステップS47に進み、操作されていない場合は
(ステップS7でN)、タクシーメータ1からの12V
電源信号が入力されているか否かを確認する(ステップ
S9)。12V電源信号が入力されている場合は(ステ
ップS9でY)、ステップS5にリターンし、入力され
ていない場合は(ステップS9でN)、料金表示装置3
をアクティブ状態からスリープ状態に移行させるOFF
時処理を行った後(ステップS11)、ステップS1に
リターンする。
【0038】また、ステップS5において、タクシーメ
ータ1が営業タリフ状態である場合(Y)に進むステッ
プS13では、第2料金表示部305に「0」を表示さ
せ、次に、ユニット料金タリフボタンが操作されたか否
かを確認する(ステップS15)。ユニット料金タリフ
ボタンが操作された場合は(ステップS15でY)、R
AM323bに格納した各ボタン307〜319に対応
する各ユニットの料金制のデータを基に、固定料金及び
時間料金1,2のうち実際に操作されたユニットタリフ
ボタン307〜311に対応する固定料金及び時間料金
1,2の金額を、第1料金表示部303に表示させた後
(ステップS17)、ステップS19に進む。
【0039】ステップS19では、ユニット割引割増タ
リフボタンが操作されたか否かを確認し、操作されてい
ない場合(N)は、後述するステップS43に進み、操
作された場合(Y)は、システムデータ伝送ライン11
9を介してタクシーメータ1にシステムデータの出力要
求信号を送出し(ステップS21)、次に、タクシーメ
ータ1からのシステムデータを受信する(ステップS2
3)。そして、受信したシステムデータと、RAM32
3bに格納した各ボタン313〜319に対応する各ユ
ニットの料金制のデータを基に、一部区間割増、全区間
割増、一部区間割引、及び全区間割引のうち実際に操作
されたユニットタリフボタン313〜319に対応する
割増、割引後の運賃を算出し(ステップS25)、さら
に、RAM323bに格納したタクシーメータ1の料金
制のデータを基に、タクシーメータ1で算出、表示され
る割増、割引前の運賃を算出する(ステップS27)。
その後、ステップS25及びステップS27でそれぞれ
算出した割増、割引前後の運賃の差額を算出し(ステッ
プS29)、その差額を第2料金表示部305に表示す
る(ステップS31)。
【0040】続いて、タクシーメータ1からのその後信
号が入力したか否かを確認し(ステップS33)、入力
した場合は(ステップS33でY)、ステップS15に
リターンし、入力していない場合は(ステップS33で
N)、タクシーメータ1が支払タリフ状態であるか否か
を確認する(ステップS35)。タクシーメータ1が支
払タリフ状態でない場合は(ステップS35でN)、ス
テップS21にリターンし、支払タリフ状態である場合
は(ステップS35でY)、合計ボタン321が操作さ
れたか否かを確認する(ステップS37)。合計ボタン
321が操作された場合は(ステップS37でY)、第
1及び第2の両料金表示部303,305にそれぞれ表
示されている固定料金や時間料金1,2と、割増、割引
前後の差額運賃との合計を算出し(ステップS39)、
その算出合計金額を第2料金表示部305に表示した後
(ステップS41)、ステップS43に進む。
【0041】また、前記ステップS19において、ユニ
ット割引割増タリフボタンが操作されていない場合
(N)と、ステップS41において、ステップS39で
算出した合計金額を第2料金表示部305に表示した後
に進むステップS43では、タクシーメータ1が空車タ
リフ状態であるか否かを確認する。タクシーメータ1が
空車タリフ状態でない場合は(ステップS43でN)、
ステップS15にリターンし、空車タリフ状態である場
合は(ステップS43でY)、第1及び第2料金表示部
305,307に表示中の全表示をクリアした後(ステ
ップS45)、ステップS9にリターンする。
【0042】さらに、前記ステップS7において、ユニ
ット料金タリフボタンが操作されている場合(Y)に進
むステップS47では、固定料金及び時間料金1,2の
うち実際に操作されたユニットタリフボタン307〜3
11に対応する固定料金及び時間料金1,2の金額を、
第1料金表示部303に表示し、次に、タクシーメータ
1が営業タリフ状態であるか否かを確認する(ステップ
S49)。タクシーメータ1が営業タリフ状態である場
合は(ステップS49でY)、ステップS15にリター
ンし、営業タリフ状態でない場合は(ステップS49で
N)、タクシーメータ1からの12V電源信号が入力さ
れているか否かを確認する(ステップS51)。
【0043】12V電源信号が入力されていない場合は
(ステップS51でN)、第1及び第2料金表示部30
3,305の表示をクリアした後(ステップS53)、
ステップS11にリターンし、入力されている場合は
(ステップS53でY)、ユニット料金タリフボタンが
操作されたか否かを確認する(ステップS55)。ユニ
ット料金タリフボタンが操作された場合は(ステップS
55でY)、ステップS47にリターンし、操作されて
いない場合は(ステップS55でN)、ステップS49
にリターンする。
【0044】以上の説明からも明らかなように、本実施
形態では、請求項中の割増/割引後運賃算出手段323
Dやこの割増/割引後運賃算出手段323Dを含む適用
後運賃算出手段323Aが、図7のフローチャートにお
けるステップS25で構成され、差額算出手段323B
がステップS27で構成され、算出結果更新手段323
CがステップS33で構成され、合計金額算出手段32
3EがステップS39で構成されている。
【0045】次に、上述した構成による本実施形態の料
金表示装置3の動作(作用)について説明する。まず、
タクシーメータ1及び料金表示装置3が共に空車タリフ
の状態では、図8に示すように、空車ランプ320aが
点灯され、この状態で、料金表示装置3の固定料金、又
は、時間料金1,2のユニットタリフボタン307〜3
11を操作すると、空車ランプ320aが消灯されると
共に、第1料金表示部303に、操作されたユニットタ
リフボタン307〜311に対応する「固定料金」、
「時間料金1」、「時間料金2」の料金が表示され、ま
た、対応する固定料金又は時間料金ランプ307a,3
09aが点灯される。尚、図9は、固定料金ユニットタ
リフボタン307を操作した状態を示しており、この場
合には、第1料金表示部303に固定迎車料金である
「100」が表示されると共に、固定料金ランプ307
aが点灯される。
【0046】また、料金表示装置3が図8に示すように
空車タリフの状態で、タクシーメータ1が空車タリフか
ら賃走タリフに移行した場合には、料金表示装置3側で
の割増、割引料金制の適用がないため、それに伴うタク
シーメータ1の表示運賃との差額は発生しない。従っ
て、料金表示装置3では、図10に示すように、空車ラ
ンプ320aが消灯されると共に、第2料金表示部30
5に、タクシーメータ1の料金表示部103の主表示領
域103aに表示されている運賃との差額がないことを
表す「0」が表示される。
【0047】一方、料金表示装置3が図9に示すように
固定料金ユニットタリフの状態で、タクシーメータ1が
空車タリフから賃走タリフに移行した場合にも、料金表
示装置3側での割増、割引料金制の適用がないため、図
11に示すように、第1料金表示部303の表示状態と
固定料金ランプ307aの点灯状態をそのままとして、
第2料金表示部305に「0」が表示される。尚、料金
表示装置3が図8及び図9に示す状態で、タクシーメー
タ1が空車タリフから深夜早朝割増タリフに移行した場
合の、料金表示装置3の表示状態は、図10及び図11
とそれぞれ同じである。
【0048】その後、料金表示装置3のユニット割増割
引タリフスイッチにより新しい料金制が設定されると、
割増の場合は割増後の運賃がタクシーメータ1の表示運
賃を上回り、割引の場合は割引後の運賃がタクシーメー
タ1の表示運賃を下回り、割増、割引前の運賃との間に
差額が生じる。従って、例えば、料金表示装置3が図1
0及び図11に示す状態で、全区間割増ユニットタリフ
ボタン315の操作により全区間割増ユニットタリフが
設定された場合、運賃の基本料金が500円、全区間割
増が1割増であるとすると、図12及び図13にそれぞ
れ示すように、割増前後の差額である「50」が第2料
金表示部305に表示され、また、第1料金表示部30
3の表示状態や固定料金ランプ307aの点灯状態をそ
のままとして、全区間割増ランプ315aが点灯され
る。
【0049】また、料金表示装置3が図10及び図11
に示す状態で、全区間割引ユニットタリフボタン319
の操作により全区間割引ユニットタリフが設定された場
合、運賃の基本料金が500円、全区間割引が1割引で
あるとすると、図14及び図15にそれぞれ示すよう
に、割引前後の差額である「50」が、割引前よりも割
引後の方が安いことを示す「−」の記号と共に第2料金
表示部305に表示され、また、第1料金表示部303
の表示状態や固定料金ランプ307aの点灯状態をその
ままとして、全区間割引ランプ319aが点灯される。
【0050】そして、目的地への到着後、図12及び図
14の状態から合計ボタン321が操作された場合に
は、第1料金表示部303には何も表示されていないの
で、第2料金表示部305の表示金額は変わらず、図1
6及び図17に示すように、前区間割増ランプ315a
や全区間割引ランプ319aが点灯されたまま、合計ラ
ンプ321aが追加点灯される。また、図13や図15
の状態から合計ボタン321が操作された場合には、第
1料金表示部303の「100」と第2料金表示部30
5の「50」や「−50」とが合計されて、図18や図
19に示すように、第1料金表示部303の表示が消え
ると共に、第2料金表示部305に合計後の「150」
や「50」が表示され、また、固定料金ランプ307
a、全区間割増ランプ315a、全区間割引ランプ31
9aがそれぞれ点灯されたまま合計ランプ321aが追
加点灯される。
【0051】このように本実施形態によれば、料金表示
装置3の各ユニットタリフボタン307〜319の操作
により、タクシーメータ1で算出、表示される運賃に加
算する別料金や、前記運賃を割増、割引した差額が発生
する場合に、その加算料金や差額を料金表示装置3の第
1及び第2料金表示部303,305にそれぞれ表示さ
せ、しかも、合計ボタン321の操作により、上述の別
料金や差額の合計額を第2料金表示部305に表示させ
る構成とした。
【0052】このため、タクシーメータ1の主表示領域
103aによる通常の運賃との並列表示を行っても、双
方の表示金額の意味を容易に理解させることができ、し
かも、タクシーメータ1でのタリフ設定により適用され
る既存の通常の料金制とは違った、全区間割増や全区間
割引等の新しい割増や割引等の料金制を料金表示装置3
でのタリフ設定により適用した場合に、それら割増や割
引等の料金制を適用する前と適用した後の運賃の変化を
乗客に分かり易く知らせることができる。
【0053】尚、本実施形態では、タクシーメータ1で
算出される通常の運賃を、このタクシーメータ1からの
システムデータを基に料金表示装置3で再度算出し直す
構成としたが、前記システムデータ中に前記通常の運賃
の金額を示すデータを含ませ、料金表示装置3側での再
算出を不要とする構成としてもよい。また、本実施形態
では、料金表示装置3が、タクシーメータ1で算出、表
示される通常の運賃の変化に伴う金額の変動がない固定
や時間1,2の各料金を表示する第1料金表示部303
と、前記通常運賃の変化に伴い金額が変わる割増、割引
前後の差額を表示する第2料金表示部305とを有して
いる場合について説明したが、本発明は、料金表示装置
3で設定可能な新しい料金制の内容に応じて、それら第
1及び第2の料金表示部303,305のうちどちらか
1つを省略したり、第1及び第2の料金表示部303,
305とは別のさらなる料金表示部を加えた料金表示装
置についても適用可能であることは言うまでもない。
【0054】
【発明の効果】以上説明したように本発明の外付け料金
表示装置の料金表示方法によれば、所定の料金制に応じ
て変化する運賃をタクシーの営業走行中に算出するタク
シーメータに、前記運賃に適用する所定の付加料金制を
設定すると共に、該付加料金制の適用後運賃に関する演
算を行う外付け料金表示装置を接続し、前記外付け料金
表示装置において前記適用後運賃の演算結果の表示を行
うに当たり、前記演算結果の表示内容を、前記運賃と前
記適用後運賃との差額とした。
【0055】また、本発明の外付け料金表示装置によれ
ば、タクシーの営業走行中に所定の料金制に従ってタク
シーメータにより算出され、該タクシーの営業走行に伴
い金額が変化する運賃に、所定の付加料金制を設定し、
該設定した付加料金制を前記運賃に適用した後の適用後
運賃に関する演算を行いその結果を表示する外付け料金
表示装置であって、前記運賃と前記設定した付加料金制
とを基に、前記適用後運賃の金額を算出する適用後運賃
算出手段と、前記適用後運賃算出手段が算出した前記適
用後運賃と前記運賃との差額を算出する差額算出手段と
を備え、前記差額算出手段が算出した前記差額を前記演
算の結果として表示する構成とした。
【0056】このため、タクシーメータで算出される運
賃がタクシーメータ自身で表示された場合に、これと並
列して表示される外付け料金表示装置の表示と、タクシ
ーメータの表示とのそれぞれの意味を乗客に容易に理解
させ、それら2つの表示により乗客が支払金額が分から
なくなるのを防ぎ、しかも、外付け料金表示装置による
新しい料金制の適用後運賃が、タクシーメータの通常運
賃からどのように変わったかを容易に認識させることが
できる等の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による外付け料金表示装置の基本構成図
である。
【図2】本発明の一実施形態に係る外付け料金表示装置
の概略構成を示す説明図である。
【図3】図2に示すタクシーメータの正面図である。
【図4】図2のタクシーメータのマイクロコンピュータ
が出力可能なシステムデータの項目を示す説明図であ
る。
【図5】図2の外付け料金表示装置の斜視図である。
【図6】図4のマイクロコンピュータのハードウェアを
示すブロック図である。
【図7】ROMに格納された制御プログラムに従い図4
のマイクロコンピュータが行う処理のうち、図3の各ユ
ニットタリフボタン等の操作による第1及び第2料金表
示部への各種料金表示に関する処理を示すフローチャー
トである。
【図8】図2の外付け料金表示装置の表示状態例を示す
説明図である。
【図9】図2の外付け料金表示装置の表示状態例を示す
説明図である。
【図10】図2の外付け料金表示装置の表示状態例を示
す説明図である。
【図11】図2の外付け料金表示装置の表示状態例を示
す説明図である。
【図12】図2の外付け料金表示装置の表示状態例を示
す説明図である。
【図13】図2の外付け料金表示装置の表示状態例を示
す説明図である。
【図14】図2の外付け料金表示装置の表示状態例を示
す説明図である。
【図15】図2の外付け料金表示装置の表示状態例を示
す説明図である。
【図16】図2の外付け料金表示装置の表示状態例を示
す説明図である。
【図17】図2の外付け料金表示装置の表示状態例を示
す説明図である。
【図18】図2の外付け料金表示装置の表示状態例を示
す説明図である。
【図19】図2の外付け料金表示装置の表示状態例を示
す説明図である。
【符号の説明】
1 タクシーメータ 3 外付け料金表示装置 320 合計表示解除設定手段 321 合計表示設定手段 323 マイクロコンピュータ 323a CPU 323b RAM 323c ROM 323A 適用後運賃算出手段 323B 差額算出手段 323C 算出結果更新手段 323D 割増/割引後運賃算出手段 323E 合計金額算出手段
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G07B 11/00 - 17/04 G06F 17/00 G06F 19/00 G06F 17/60 G09G 5/00 - 5/40 B60K 31/00 - 37/06 B60R 9/00 - 11/06 G01D 3/00 - 4/18

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の料金制に応じて変化する運賃をタ
    クシーの営業走行中に算出するタクシーメータに、前記
    運賃に適用する所定の付加料金制を設定すると共に、該
    付加料金制の適用後運賃に関する演算を行う外付け料金
    表示装置を接続し、 前記外付け料金表示装置において前記適用後運賃の演算
    結果の表示を行うに当たり、 前記演算結果の表示内容を、前記運賃と前記適用後運賃
    との差額とした、 ことを特徴とする外付け料金表示装置の料金表示方法。
  2. 【請求項2】 前記付加料金制を、前記運賃の変化に伴
    い金額が変動する割増/割引料金制と、前記運賃の変化
    に伴う金額の変動がない加算料金制とで構成し、前記演
    算結果の表示を、前記加算料金制により前記運賃に加算
    される加算料金と、該加算料金を前記差額から差し引い
    た割増/割引額とに分けて行うようにした請求項1記載
    の外付け料金表示装置の料金表示方法。
  3. 【請求項3】 前記営業走行の終了時に、前記加算料金
    と前記割増/割引額とを合計した金額を前記差額として
    表示するようにした請求項2記載の外付け料金表示装置
    の料金表示方法。
  4. 【請求項4】 タクシーの営業走行中に所定の料金制に
    従ってタクシーメータにより算出され、該タクシーの営
    業走行に伴い金額が変化する運賃に、所定の付加料金制
    を設定し、該設定した付加料金制を前記運賃に適用した
    後の適用後運賃に関する演算を行いその結果を表示する
    外付け料金表示装置であって、 前記運賃と前記設定した付加料金制とを基に、前記適用
    後運賃の金額を算出する適用後運賃算出手段と、 前記適用後運賃算出手段が算出した前記適用後運賃と前
    記運賃との差額を算出する差額算出手段とを備え、 前記差額算出手段が算出した前記差額を前記演算の結果
    として表示するようにした、 ことを特徴とする外付け料金表示装置。
  5. 【請求項5】 前記タクシーの営業走行に伴い前記運賃
    の金額が変化する毎 に、前記適用後運賃算出手段及び前
    記差額算出手段をそれぞれ作動させる算出結果更新手段
    をさらに備え、前記運賃の金額が変化する毎に前記差額
    の表示を更新する請求項4記載の外付け料金表示装置。
  6. 【請求項6】 前記付加料金制は、前記運賃を割増/割
    引する割増/割引料金制を含んでおり、前記適用後運賃
    算出手段は、前記運賃を前記割増/割引料金制により割
    増/割引した割増/割引後運賃を算出する割増/割引後
    運賃算出手段を有しており、前記差額算出手段は、前記
    割増/割引後運賃算出手段が算出した前記割増/割引後
    運賃と前記運賃との差額を算出する請求項4又は5記載
    の外付け料金表示装置。
  7. 【請求項7】 前記付加料金制は、前記運賃に所定金額
    を加算する加算料金制をさらに含んでおり、前記演算結
    果の表示は、前記加算料金制により前記運賃に加算され
    る加算料金と、該加算料金を前記差額から差し引いた割
    増/割引額とに分けて行われる請求項6記載の外付け料
    金表示装置。
  8. 【請求項8】 合計表示を設定する合計表示設定手段
    と、前記タクシーの営業走行の終了時に前記合計表示の
    解除を設定する合計表示解除設定手段と、前記加算料金
    と前記割増/割引額の合計金額を算出する合計金額算出
    手段とをさらに備え、前記合計表示の設定中に、前記合
    計金額算出手段の算出した前記合計金額が前記差額とし
    て表示される請求項7記載の外付け料金表示装置。
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