JP2752031B2 - タクシーメータ - Google Patents

タクシーメータ

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JP2752031B2
JP2752031B2 JP5191227A JP19122793A JP2752031B2 JP 2752031 B2 JP2752031 B2 JP 2752031B2 JP 5191227 A JP5191227 A JP 5191227A JP 19122793 A JP19122793 A JP 19122793A JP 2752031 B2 JP2752031 B2 JP 2752031B2
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忠 加藤
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  • Navigation (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は自己診断手段を備えたタ
クシーメータに関する。
【0002】
【従来の技術】タクシーメータは、工場出荷時、車両取
付時、不具合発生時等において専用の治具(パルス発生
器)を使用してチェックを実施していた。タクシーメー
タでの料金算出は、不揮発性メモリに記録されている料
金設定値と距離補正スイッチで設定された補正値に基づ
いて算出されたパルス値に、車両に取付けられたセンサ
より出力されたパルスの積算値が等しくなったとき料金
上げを行って料金を算出している。
【0003】すなわち、車両に取付けられているセンサ
からは車輪が1回転する毎にx個のパルスが送出され
る。したがって、タイヤの直径がRmであるならばタク
シーが1Km走行する毎に発生するパルス数Xは、 X=x・1000/πR ………………(1) となる。
【0004】距離補正スイッチ設定されている設定値は
式(1)で算出したXが補正値として設定される。また
一方、不揮発性メモリには、例えば基本料金(600
円)、基本料金での走行距離(1500m)、その後の
加算料金(90円)、その後の料金を加算する走行距離
(300m)等の料金制設定値が記録されている。
【0005】タクシーメータでは、不揮発性メモリに記
録されている走行距離D、および距離補正値Xを読出し
て P=D/X ………………(2) なる演算を行なってパルス数Pを算出し、車両に取付け
られているセンサよりパルスの積算結果がPに等しくな
ったとき料金上げを発生して料金を算出している。
【0006】したがって、従来のタクシーメータのチェ
ック時においては、式(2)によって料金上りを生ずる
パルス数Pを計算し、パルス発生器よりP個のパルスを
発生して料金上りが発生したか否かによってチェックを
行っていた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】前述したように、タク
シーメータのチェックは専用の治具であるパルス器より
式(2)で示されるP個のパルスを出力し、料金上りが
発生したか否かによってチェックしていた。
【0008】このため、チェックには専用の治具を必要
とし、式(2)で示される計算を行なう必要があり、特
に市場での不具合が発生した場合はメータのチェックを
行なうことができなかった。本発明は専用の治具を必要
とせず、かつ面倒な計算を必要とせずにメータのチェッ
クができるよう改良したタクシーメータを提供すること
を目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】前述の課題を解決するた
めに本発明が採用した手段を図1を参照して説明する。
図1は本発明の基本構成図である。押下したタリフに対
応する料金制設定記録手段に記録されているデータ値に
基づいて車両に取付けられたセンサより出力される距離
パルスを積算して乗車料金を算出するタクシーメータに
おいて、前記距離パルスに代えるパルスを発生するパル
ス発生手段(1)と、前記パルス発生手段(1)より発
生するパルス数を計数するパルス計数手段(2)と、前
記料金制設定手段に記録されるデータより押下タリフに
対応するパルス数を算出するパルス数算出手段(3)
と、前記パルス発生手段(1)より出力されるパルスに
よって料金を算出させ、料金上りが発生した時点での前
記パルス計数手段(2)で計数されたパルス数と前記パ
ルス算出手段(3)で算出されたパルス数の一致度より
試験結果を判定する試験判定手段(4)と、を備える。
【0010】
【作用】パルス数算出手段3では、料金制設定手段に記
録されているデータより押下タリフに対応するパルス数
を算出する。試験判定手段4では、パルス発生手段1よ
り出力されるパルスによって料金を算出させ、料金上り
が発生した時点でのパルス計数手段2で計測されたパル
ス数とパルス算出手段3で算出されたパルス数の一致度
より試験結果を判定する。
【0011】以上のように、料金制設定値に基づいてパ
ルス数を算出し、距離パルスに代わるパルスを発生させ
て料金を算出させ、料金上りが発生した時点での送出し
たパルス数と算出したパルス数との一致度より試験結果
を判定させるようにしたので、専用の治具を必要とする
ことなく、かつ面倒な計算を行なうことなく容易にチェ
ックを行なうことができる。
【0012】
【実施例】本発明の一実施例を図2および3を参照して
説明する。図2は本発明の実施例の構成図、図3は同実
施例の動作フローチャートである。図2において、11
はパルスを発生するパルス発生部、12はパルス発生部
11で発生するパルス数を計数するパルス計数部、13
は試験判定時のパルス数を算出するパルス数算出部、1
4は試験判定部、15はタクシーメータを通常動作にす
るか試験動作にするかを切替えるスイッチ、16はタリ
フスイッチ、17は料金制設定値を記録する料金制設定
記録部、18は距離補正値を設定する距離補正スイッ
チ、19はタクシーメータの料金を算出する料金算出
部、20は料金等を表示する表示部、21〜23はイン
タフェース(I/O)、24は処理を行なうプロセッサ
(CPU)である。
【0013】I/O21には車両に取付けられたセンサ
よりの距離パルスが入力される。またI/O22からは
試験時のパルス発生部11より発生されたパルスが出力
される。タクシーメータのチェック開始前には、I/O
22とI/O21とを接続し、試験スイッチ15を試験
動作に切替える。
【0014】つぎに、図3を参照して、実施例の動作を
説明する。処理S1では、試験判定部14は、タリフス
イッチ16の賃走タリフが押下されたか否かを判定し、
判定結果がNOの場合は押下されるまで待つ。処理S2
では、パルス数算出部13は、料金制設定記録部17に
記録されている基本走行距離DS および距離補正スイッ
チ18によって設定されている補正値Xより式(2)の
演算を行って基本料金で走行する時のパルス数PS を算
出する。
【0015】処理S3では、パルス発生部11よりパル
スを発生し、I/O22を介して出力する。処理S4で
は、パルス計数部12はパルス発生部11で発生したパ
ルス数を積算して計数する。
【0016】処理S5では、料金算出部19は、I/O
21を介して入力されたパルスにより通常のタクシーメ
ータの料金の算出を行なう。処理S6では、試験判定部
14は、処理S5で料金算出部19が表示部20に料金
上げを指令したか否かを判定し、判定結果がNOの場合
は処理S3に移って処理S3〜S6を繰返し、YESの
場合は処理S7に移る。
【0017】処理S7では、試験判定部14は、処理S
2でパルス数算出部12が算出したパルス数PS がパル
ス計数部13で計測されたパルス数Pf との間に Pf ≦PS ≦Pf +α ………………(3) の関係が有るか否かを判定し、判定結果がNOの場合は
処理S8に、YESの場合は処理S9に移る。
【0018】処理S8では、試験判定部14は表示部2
0に試験結果を一定時間表示させて処理を終了する。試
験結果の表示としては、例えば、試験結果のNGおよび
f −PS 値を表示する。NGの表示としては料金表示
の最高ケタをNGの場合は「1」を、OKの場合は
「0」を表示するようにしても良いし、また、NGの場
合は全ケタを「1」、OKの場合は全ケタを「0」を表
示した後でPf −PS 値を表示するようにさせても良
い。
【0019】処理S9ではパルス計測部12での計測数
f を0にリセットする。処理S10では、パルス数算
出部13は、料金制設定部17に記録されている基本走
行後の料金加算走行距離DSSおよび距離補正スイッチ1
8によって設定されている補正値Xより式(2)の演算
を行なってその後の料金加算距離を走行する時のパルス
数PSSを算出する。
【0020】処理S11〜S13は処理S3〜S5で説
明したと同様の処理が行なわれる。処理S14では、試
験判定部14は、処理S13で料金算出部19が表示部
20に料金上げを指令したか否かを判定し、判定がNO
の場合は処理S11〜S14を繰返し、YESの場合は
処理S15に移る。
【0021】処理S15では、試験判定部14は、処理
S10でパルス数算出部12が算出したパルス数PSS
パルス計数部13で計測されたパルス数Pa との間に Pa ≦PSS≦Pa +β ………………(4) の関係に有るか否かを判定し、判定結果がNOの場合は
処理S16に、YESの場合は処理S17に移る。
【0022】処理S16は、処理S8の場合と同様に、
試験結果のNGとPf −PS およびPa −PSSを一定時
間表示部20で表示させて処理を終了し、処理S17で
は、試験結果のOKとPf −PS およびPa −PSSを一
定時間表示部20で表示させて処理を終了する。
【0023】なお、実施例ではチェック結果を表示部で
表示させるようにしたが、試験結果がNGの場合はブザ
ー等で警報を発するようにしても良いが、表示部で表示
させることによりOKかNGであるかの確認と共にNG
の場合の誤差を容易に確認することができる。
【0024】以上、本発明の一実施例について説明した
が、本発明はこの実施例に限定されるものではなく、そ
の発明の主旨に従った各種変形が可能である。
【0025】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば次
の効果が得られる。料金制設定値に基づいてパルス数を
算出し、距離パルスに代わるパルスを発生させて料金を
算出させ、料金上りが発生した時点での送出したパルス
数と算出したパルス数との一致度より試験結果を判定さ
せるようにしたので、専用の治具を必要とすることな
く、かつ面倒な計算を行なうことなく容易にチェックを
行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の基本構成図である。
【図2】本発明の実施例の構成図である。
【図3】同実施例の動作フローチャートである。
【符号の説明】
1 パルス発生手段 2 パルス計数手段 3 パルス数算出手段 4 試験判定手段 11 パルス発生部 12 パルス計数部 13 パルス数算出部 14 試験判定部 15 試験スイッチ 16 タリフスイッチ 17 料金制設定記録部 18 距離補正スイッチ 19 料金算出部 20 表示部 21〜23 インタフェース(I/O) 24 プロセッサ(CPU)

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 押下したタリフに対応する料金制設定記
    録手段に記録されているデータ値に基づいて車両に取付
    けられたセンサより出力される距離パルスを積算して乗
    車料金を算出するタクシーメータにおいて、 前記距離パルスに代えるパルスを発生するパルス発生手
    段(1)と、 前記パルス発生手段(1)より発生するパルス数を計数
    するパルス計数手段(2)と、 前記料金制設定手段に記録されるデータより押下タリフ
    に対応するパルス数を算出するパルス数算出手段(3)
    と、 前記パルス発生手段(1)より出力されるパルスによっ
    て料金を算出させ、料金上りが発生した時点での前記パ
    ルス計数手段(2)で計数されたパルス数と前記パルス
    算出手段(3)で算出されたパルス数の一致度より試験
    結果を判定する試験判定手段(4)と、を備えたことを
    特徴とするタクシーメータ。
  2. 【請求項2】 前記パルス算出手段(3)でのパルス数
    の算出を、車両のタイヤの径に応じて設定された距離補
    正値も付加して算出するようにしたことを特徴とする請
    求項1記載のタクシーメータ。
  3. 【請求項3】 前記試験判定手段(4)での試験結果
    を、乗車料金を表示する表示手段で表示するようにした
    ことを特徴とする請求項1または2記載のタクシーメー
    タ。
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