JP2784402B2 - 速度データ圧縮記録方法 - Google Patents

速度データ圧縮記録方法

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JP2784402B2
JP2784402B2 JP29971192A JP29971192A JP2784402B2 JP 2784402 B2 JP2784402 B2 JP 2784402B2 JP 29971192 A JP29971192 A JP 29971192A JP 29971192 A JP29971192 A JP 29971192A JP 2784402 B2 JP2784402 B2 JP 2784402B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車両の走行速度などを
デジタル記録するデジタル式運行記録において、少ない
容量の記録媒体により長時間の速度データを記録できる
ように速度データを圧縮して記録する速度データ圧縮記
録方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】道路交通方では速度計に時速35km/
h以上で±10%以下の誤差を認めている。このため、
デジタル式の記録計もこの範囲の誤差であればよいこと
から、各サンプリング速度値に対して許される誤差範囲
を求め、その誤差範囲を横切る直線を考えると、その直
線は誤差範囲内の速度情報を表していることになる。そ
して、その直線の長さをサンプリング数で表して記録
し、直線の終点の値を合わせて記録すれば、その直線で
カバーされる期間の車速が定量的に管理できることにな
る。このように車速を直線と最終データだけで記録すれ
ば、少ないデータ量で多くの情報を記録でき、データの
圧縮が実現する。
【0003】従来、このような考え方に基づいて成され
た速度データ圧縮記録方法として、例えば特公平3−5
3673号公報において提案されたものがある。この提
案の圧縮記録方法を図11を参照して以下説明する。
【0004】先ず速度データ収集開始時点t0 の速度V
0 を求め、次にデータ収集開始時点t0 の次のサンプリ
ング時点である第1のサンプリング時点t1 に得られる
速度V1 に対して許容誤差を加算および減算して得られ
た第1の演算上限値VGH1 と第1の演算下限値VGL1
メモリに記憶し、続いてデータ収集開始時点t0 の速度
0 と第1の演算上限値VGH1 とを結ぶ第1の上限値直
線LH1と、データ収集開始時点t0 の速度V0 と第1の
演算下限値VGL1 とを結ぶ第1の下限値直線L L1とを想
定し、それぞれの直線と第1のサンプリング時点t1
次のサンプリング時点である第2のサンプリング時点t
2 における第1の上限値直線LH1の値である第1の推定
上限値VNH1 と、第1の下限値直線LL1の値である第1
の推定下限値VNL1 とを求めてメモリに記憶する第1の
処理を行う。
【0005】その後、第2のサンプリング時点t2 に得
られた速度V2 に対して第2の演算上限値VGH2 と第2
の演算下限値VGL2 を求め、第2の演算上限値VGH2
第2の演算下限値VGL2 を結ぶ線分(GH2 −VGL2 )が
第1の推定上限値VNH1 と第1の推定下限値VNL1 を結
ぶ線分(VNH1 −VNL1 )と交わる部分がある場合は、
第2の演算上限値VGH2 と第1の推定上限値VNH1 のう
ち小さい方のデータとデータ収集開示時点t0 の速度V
0 とを結ぶ第2の上限直線LH2、および第2の演算下限
値VGL2 と第1の推定下限値VNL1 のうち大きい方のデ
ータとデータ収集開示時点t0 の速度V0 とを結ぶ第2
の下限直線LL2を求めると共にサンプリング数のカウン
トをインクリメントし、続いて第2の上限値直線LH2
第2の下限値直線LL2の第2のサンプリング時点t2
次のサンプリング時点である第3のサンプリング時点t
3 における第2の上限値直線LH2の値である第2の推定
上限値VNH2 と、第2の下限値直線LL2の値である第2
の推定下限値VNL2 とを求めてメモリに記憶する第2の
処理を行う。
【0006】以下同様にサンプリングの進行に伴って演
算上限値VGHn と演算下限値VGLnとを結ぶ線分(V
GHn −VGLn )と、推定上限値VNHn と推定下限値V
NLn を結ぶ線分(VNHn −VNLn )が交わる条件が成立
するときは、上記第2の処理に相当する処理を続行す
る。
【0007】上記第1の処理後の時点で演算上限値V
GHn と演算下限値VGLn とを結ぶ線分(VGHn
GLn )が推定上限値VNHn と推定下限値VNLn を結ぶ
線分(VNHn−VNLn )と交わる条件が成立しなくなっ
た時点で処理を終了しその時点までカウントしたサンプ
リング数を直線の長さとしてメモリに記憶し、サンプリ
ング数のカウントが行われた最後の時点における上限値
直線LHnと下限値直線LLnで挟まれた中央部分のデータ
を終点データとしてメモリに記憶する第3の処理を行
う。
【0008】上述のような処理によって、初速、カウン
タ値、終点、カウンタ値、終点……のような速度記録が
得られるが、各終点は次の区間の圧縮処理の際の初速と
して使用される。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
【0010】上述した従来の方法では、圧縮処理に当た
って、先ず最初に始点速度を1点に固定的に決定してか
ら処理を開始し、また終点データを1点に固定的に決定
して記録した後この終点データを次の区間の始点データ
として利用するようにしている。
【0011】しかし、実際には、始点の速度にも許容範
囲の誤差が有るので、始点を固定的に決定することが、
必ずしも圧縮処理の精度を向上したことになっていな
い。むしろ、始点を固定することによって、以後の処理
の予測範囲を狭いものにしているため、圧縮効率の観点
からは問題であった。
【0012】よって本発明は、上述した従来の問題点に
鑑み、始点を最初に固定しないことによって予想範囲を
広げ、圧縮効率の向上を図った速度データ圧縮記録方法
を提供することを目的としている。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明により成された速度データ圧縮記録方法は、サン
プリング時点毎に得られる自動車の車速データを所定の
誤差範囲内で再現できるまで圧縮して記録させる速度デ
ータ圧縮記録方法において、図1乃至図4に示すよう
に、圧縮の開始時点t0 の車速V0 を求めると共に、こ
の車速に対して許される許容誤差範囲を示す第1の演算
上限値VEH1 と第1の演算下限値VEL1 を求めてメモリ
に記憶する第1の処理と、前記サンプリング時点t0
次のサンプリング時点である第1のサンプリング時点t
1 に得られた車速V1 に対して許容誤差を加算および減
算して得られた第2の演算上限値VEH2 と第2の演算下
限値VEL2 をメモリに記憶する第2の処理と、第1の演
算上限値VEH1 と第2の演算下限値VEL2 を結ぶ第1の
下限直線LL1と、第1の演算下限値VEL1 と第2の演算
上限値VEH2 を結ぶ第1の上限直線L H1とを想定し、そ
れぞれの直線と第1のサンプリング時点t1 の次のサン
プリング時点である第2のサンプリング時点t2 におけ
る第1の上限直線LH1の値である第1の推定上限値V
NH1 と、第1の下限直線LL1の値である第1の推定下限
値VNL1 とを求めてメモリに記憶する第3の処理と、第
2のサンプリング時点t2 に得られた車速V2 に対して
第3の演算上限値V EH3 と第3の演算下限値VEL3 を求
め、第3の演算上限値VEH3 と第3の演算下限値VEL3
を結ぶ線分VEH3 −VEL3 が第1の推定上限値VNH1
第1の推定下限値VNL1 を結ぶ線分VNH1 −VNL1 と重
なる部分がある場合は、サンプリングのカウントをイン
クリメントすると共に、第3の演算上限値VEH3 と第1
の推定上限値VNH1 のうち小さい方のデータと第2の演
算上限値VEH2 を結ぶ直線LHと、第3の演算下限値V
EL3 と第1の推定下限値VNL1 のうち大きい方のデータ
と第2の演算下限値VEL2 を結ぶ直線LL とを想定し、
それぞれの直線が第1の演算上限値VEH1 と第1の演算
下限値VEL1 を結ぶ線分と交わる交点VXHおよびVXL
値を求め、この交点と第1の演算下限値VEL1 または第
1の演算上限値V EH1 とに挟まれた範囲内のデータを始
点車速V1Sとして記録する第4の処理と、この始点車速
1Sと第3の演算上限値VEH3 と第1の推定上限値V
NH1 のうち小さい方のデータとを結ぶ第2の上限直線L
H2と、始点車速V1Sと第3の演算下限値VEL3 と第1の
推定下限値VNL1 のうち大きい方のデータとを結ぶ第2
の下限直線LL2とを想定し、それぞれの直線と第2のサ
ンプリング時点t2 の次のサンプリング時点である第3
のサンプリング時点t3 における第2の上限直線LH2
値である第2の推定上限値VNH2 と、第2の下限直線L
L2の値である第2の推定下限値VNL2 とを求めてメモリ
に記憶する第5の処理と、第3のサンプリング時点t3
に得られた車速V3 に対して第4の演算上限値V EH4
第4の演算下限値VEL4 を求め、第4の演算上限値V
EH4 と第4の演算下限値VEL4 を結ぶ線分VEH4 −V
EL4 が第2の推定上限値VNH2 と第2の推定下限値V
NL2 を結ぶ線分VNH2 −VNL2 と重なる部分がある場合
は、サンプリングのカウントをインクリメントすると共
に、第4の演算上限値VEH4 と第2の推定上限値VNH2
のうち小さい方のデータと始点車速V1Sを結ぶ第3の上
限直線LH3と、第4の演算下限値VEH4 と第2の推定下
限値VNL2 のうち大きい方のデータと始点車速V1Sを結
ぶ第3の下限直線LL3とを想定し、それぞれの直線と第
3のサンプリング時点t3 の次のサンプリング時点であ
る第4のサンプリング時点t 4 における第3の上限直線
H3の値である第3の推定上限値VNH3 と、第3の下限
直線LL3の値である第3の推定下限値VNL3 とを求めて
メモリに記憶する第6の処理と、以下同様にサンプリン
グの進行に伴って演算上限値VEHn と演算下限値VELn
とを結ぶ線分VEHn −VELn が推定上限値VNHn-2 と推
定下限値VNLn-2 とを結ぶ線分VNHn-2 −VNLn-2 と重
なる条件が成立するときは第6の処理に相当する処理を
続行し、演算上限値と演算下限値とを結ぶ線分が推定上
限値と推定下限値とを結ぶ線分と重なる条件が成立しな
くなった時点で処理を終了しその時点までカウントした
サンプリング数を直線の長さとしてメモリに記録する第
7の処理と、サンプリング数のカウントが行われた最後
の時点における上限直線および下限直線の値を、第4の
処理に相当する処理における第1の演算上限値および第
1の演算下限値に代えて使用して次の始点車速V2Sとな
る終点車速を決定する第8の処理からなることを特徴と
している。
【0014】
【作用】上記方法により、始点車速をそのまま始点とせ
ず、その後の2つ目のデータが入力され車速の増減方向
が判った時点で始点を決定しているので、その後の予想
範囲を適切に設定することができる。
【0015】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に参照しながら
説明する。図5は本発明の方法を実施するために構成さ
れたデジタル式運行記録計の構成を示し、1は車両のト
ランスミッション2より車軸の回転を検出し、回転数を
電気信号に変換する車軸回転センサ、3は車軸回転セン
サ2からの信号をサンプリングして入力し、演算による
瞬時速度を求めると共に、速度データの圧縮処理を行
い、それを記録するデータ収集装置である。データ収集
装置3は、コンパクトで可搬性に優れた、RAMメモリ
を内蔵したICメモリカードからなるメモリ装置が着脱
自在に装着できるようになっている。そして、メモリ装
置をデータ収集装置3に装着すると運行データが記録さ
れるようになっている。
【0016】図6はデータ収集装置3で収集したデータ
を解析する解析側の装置を示し、4はデータ収集装置3
から取り出されたICメモリカードからなるメモリ装
置、5はメモリ装置4に記録された内容を読み取り、読
み取りが完了するとメモリ装置4に記録されているデー
タをクリアし、再度使用可能な状態に設定するリーダ、
6はリーダ5から転送されてきた運行記録データをフロ
ッピーディスクなどの磁気記録装置などにセーブすると
共に、出力用紙7に集計結果およびグラフの印刷などを
行うデータ解析装置である。
【0017】データ収集装置3は、具体的には図7に示
すように、パルスカウンタ31、CPU32、書込・読
出自在のRAMからなる内部メモリ33、バッテリ3
4、サンプリングタイミング発生回路35、スイッチ3
6、表示器37、出力インタフェース38、リアルタイ
ムイを計時する時計(RCT)39から構成されてい
る。
【0018】このデータ収集装置3を搭載した車両が走
行すると、車軸回転センサ1はパルス信号を発生し、そ
の信号をデータ収集装置3のパルスカウンタ31に供給
する。パルスカウンタ31は入力されたパルス数を計数
し、計数値が上限に達するとゼロから再カウントするよ
うになっている。CPU32はデータ収集装置3の全て
の機能を統括する制御装置で、プログラムによって動作
する。CPU32はサンプリングタイミングおよび誤差
範囲を設定するスイッチ34の状態を監視しており、サ
ンプリング周期の設定に基づきサンプリングタイミング
発生回路35に指示する。また許容誤差範囲の設定値も
同様に取り込み、内部メモリ33に記憶させる。
【0019】サンプリングタイミング発生回路35はC
PU32から指示された間隔でサンプリングタイミング
信号をCPU32に供給するが、このサンプリングタイ
ミングΔtは例えば0.5秒にとっている。CPU32は
サンプリングタイミング信号を受けると、パルスカウン
タ31の値を読み内部メモリ33に記憶している前回の
値との差でサンプリング周期である0.5秒間の入力パル
ス数を求め、更に瞬時速度を求める。以後の処理は図1
乃至図4に示すように行われる。
【0020】上述のように求めた瞬時速度のデータが、
図1に示すように圧縮開始時点(この場合は、データ収
集開始時点)t0 の最初のデータであれば、その車速V
0 を出力インタフェース38を介してメモリ装置4中の
図8に示す速度データ記録エリア41の最初のアドス位
置41aに記録すると共に、その値に対し許容誤差設定
値を加算及び減算し、第1の演算上限値VEH1 および第
1の演算下限値VEL1を求めて内部メモリ33に記憶す
る。
【0021】なお、上記例では圧縮開始時点がデータ収
集開始時点のため、V0 に対し許容誤差設定値を加減算
してVEH1 およびVEL1 を求めているが、例えばデータ
収集開始時点からの1回目の圧縮処理は従来技術と同様
にV0 を始点として処理し、2回目以降の処理で本発明
の圧縮処理を使う場合には、後述する圧縮処理終了時点
の上限直線の値(VNH2 )および下限直線の値
(VEL4 )をVEH1 およびVEL 1 として使用する。
【0022】次にサンプリング時点t1 で車速V1 が得
られると、その車速V1 をメモリ装置4中の速度データ
記録エリア41の次々(第3番目)のアドス位置41c
に記録すると共に、その値に対し許容誤差設定値を加算
及び減算し、第2の演算上限値VEH2 および第2の演算
下限値VEL2 を求めて内部メモリ33に記憶する。ま
た、図1に示すように第1の演算下限値VEL1 と第2の
演算上限値VEH2 を結び、その結んだ線を更に延長した
一点破線で示すような第1の上限直線LH1を求める。同
様に第1の演算上限値VEH1 と第2の演算下限値VEL2
を結び、それを更に延長した一点破線で示すような第1
の下限直線LL1を求める。そしてそれぞれの直線と次の
サンプリング時点t2 のタイミングにおけるそれらの直
線との交点である第1の推定上限値VNH1 と第1の推定
下限値VNL1 を求めて内部メモリ33に記憶する。この
ときのサンプリング数0をメモリ装置4の第2番目のア
ドレス位置41bに記録する。
【0023】次のサンプリング時点t2 で車速V2 が得
られると、時点t0 およびt1 と同様に第3の演算上限
値VEH3 および第3の演算下限値VEL3 を求め、これを
内部メモリ33に記憶する。これが例えば図2に示した
ものであるとすると、このとき線分VEH3 −VEL3 が線
分VNH1 −VNL1 と重なっているので、この場合はメモ
リ装置4中のアドレス位置41bのサンプリング数をイ
ンクリメントして1にし、VNH1 とVEH3 の小さい方の
値とVNL1 とVEL3 の大きい方の値との中点をアドレス
位置41cにV1 に代えて記録する。
【0024】その後、第1の推定上限値VNH1 と第3の
演算上限値VEH3 のうち小さい方の値、すなわちこの例
では第3の演算上限値VEH3 と第2の演算上限値VEH2
を結び、それを更に延長した点線で示すような直線LH
を想定すると共に、第1の推定下限値VNH1 と第3の演
算下限値VEL3 のうち大きい値、すなわちこの例では第
3の演算下限値VEL3 と第2の演算下限値VEL2 を結
び、これを更に延長した点線で示すような直線LL を想
定し、これらの直線が線分VEH1 −VEL1 と交わる値V
XHおよびVXLを求め、これを内部メモリ33に記憶す
る。この記憶した値VXHおよびVXLにより、(VXH+V
XL)/2なる演算を行って始点車速V1Sを求め、これを
メモリ装置4中のアドレス位置41aのV0 に代えて記
録し直す。
【0025】ただし、VXH,VXLが存在しないときには
これらの代わりにVEH1 ,VEL1 を使する。この例では
直線LH と線分VEH1 −VEL1 が交わらないので、値V
XHに代えてVEH1 を記憶する。そして記憶した値VXL
EH1 により、(VEH1 +V XL)/2なる演算を行う。
【0026】始点車速を決定する他の例には、図9
(a)および(b)に示すようなものがある。図9
(a)の例では直線LL と線分VEH1 −VEL1 が交わら
ないので、値VXLに代えてVEL1 を記憶する。そして記
憶した値VEH1 とVEL1 により、(V XH+VEL1 )/2
なる演算を行う。図9(b)の例では第1の推定下限値
NL1と第2の演算下限値VEL2 を結ぶ直線、すなわち
下限直線LL1と線分VEH1 −V EL1 が交わり、その点V
XHとVEH1 が等しいので、(VEH1 +VEH1 )/2なる
演算を行って始点車速がV1S=VEH1 となる。
【0027】始点車速V1Sが決定されたら、第1の推定
上限値VNH1 と第3の演算上限値V EH3 のうち小さい方
の値、すなわちこの例では第3の演算上限値VEH3 と始
点V 1Sを結び、それを更に延長した点線で示すような第
2の上限直線LH2を想定すると共に、第1の推定下限値
NH1 と第3の演算下限値VEL3 のうち大きい値、すな
わちこの例では第3の演算下限値VEL3 と始点V1Sを結
び、これを更に延長した点線で示すような第2の下限直
線LL2を想定する。そしてそれぞれの直線と次のサンプ
リング時点t3 のタイミングにおけるそれらの直線との
交点である第2の推定上限値VNH2 と第2の推定下限値
NL2 を求め、これを上記第1の推定上限値VNH1 と第
1の推定下限値VNL1 に代えて内部メモリ33に記憶す
る。
【0028】次のサンプリング時点t3 で車速V3 が得
られると、時点t2 と同様に第4の演算上限値VEH4
よび第4の演算下限値VEL4 を求める。これが図3に示
すようなものとすると、この時線分VEH4 −VEL4 と線
分VNH2 −VNL2 が重なる部分が存在するので、この場
合はアドレス位置41bのサンプリング数をインクリメ
ントし2とすると共に、VNH2 とVEL4 のうち小さい方
の値、すなわちこの例ではVNH2 とVNL2 とVEL4 のう
ち大きい値、すなわちこの例ではVEL4 との中点の値を
第3番目のアドレス位置41cにV2 に代えて記録す
る。そして第2の推定上限値VNH2 と第4の演算上限値
EL4 のうち小さい方の値、すなわちこの例では第2の
推定上限値VNH2 と始点V1Sを結ぶ第3の上限直線LH3
を想定し、その直線が次のサンプリング時点t4 と交わ
る第3の推定上限値VNH3 を求める。同様に第2の推定
下限値VNL2 と第4の演算下限値VEL4 のうち大きい
値、すなわちこの例では第4の演算下限値VEL4 と始点
1Sを結ぶ第3の下限直線LL3を想定し、その直線が次
のサンプリング時点t4 と交わる第3の推定下限値NL3
を求める。
【0029】次に時点t4 で車速V4 を求め、第5の演
算上限値VEH5 および第5の演算下限値VEL5 を求め
る。この例では図3に示すように、線分VEH5 −VEL5
は線分VNH3 −VNL3 と重ならない。このため、このと
きは圧縮処理を終了し、時点t 0 から時点t3 までの間
にカウントしたサンプリング数2が直線の長さとしてメ
モリ装置4に記録されて残る。またV4 をアドレス位置
41eに記録する。そして、第2の推定上限値VNH2
よび第4の演算下限値VEL4 を上記第1の演算上限値V
EH1 および第1の演算下限値VEL1 に相当するものとし
て内部メモリ33に記憶する。
【0030】次にサンプリング時点t4 の値V4 に対し
許容誤差設定値を加算及び減算して求め内部メモリ33
に記憶してある第5の演算上限値VEH5 および第5の演
算下限値VEL5 を上記第2の演算上限値VEH2 および第
2の演算下限値VEL2 に相当するものとし、上記時点t
0 〜t1 と同様の処理を行う。
【0031】すなわち、上記第4の演算下限値VEL4
第5の演算上限値VEH5 を結び、それを更に延長した一
点破線で示すような第4の上限直線LH4を求める。同様
に上記第2の推定上限値VNH2 と第5の演算下限値V
EL5 を結び、その結んだ線を更に延長した一点破線で示
すような第4の下限直線LL4を求める。そしてそれぞれ
の直線と次のサンプリング時点t5 のタイミングにおけ
るそれらの直線との交点である第4の推定上限値VNH4
と第4の推定下限値VNL4 を求めて内部メモリ33に記
憶する。このときのサンプリング数0をメモリ装置4中
のアドレス位置41dに記録する。
【0032】次のサンプリング時点t5 で車速V5 が得
られると、車速V5 の値に対し第6の演算上限値VEH6
および第6の演算下限値VEL6 を求めこれを内部メモリ
33に記憶する。これが例えば図3に示したものである
とすると、このとき線分VNH 4 −VNL4 と線分VEH6
EL6 が重なっているので、この場合はアドレス位置4
1dのサンプリング数をインクリメントして1にすると
共に、VNH4 とVEH6のうちの小さい方とVNL4 とV
EL6 のうちの大きい方との中点データをアドレス位置4
1eの値に代えて記録する。
【0033】その後、第4の推定上限値VNH4 と第6の
演算上限値VEH6 のうち小さい方の値、すなわちこの例
では第6の演算上限値VEH6 と第5の演算上限値VEH5
を結び、それを更に延長した点線で示すような直線LH
を想定すると共に、第4の推定下限値VNL4 と第6の演
算下限値VEL6 のうち大きい値、すなわちこの例では第
6の演算下限値VEL6 と第5の演算下限値VEL5 を結
び、これを更に延長した点線で示すような直線LL を想
定し、これらの直線と線分VNH2 −VEL4 が交わる値V
XHおよびVXLを求め、これを内部メモリ33に記憶す
る。この記憶した値VXHおよびVXLにより、(VXH+V
XL)/2なる演算を行って始点車速V2Sを求め、これを
メモリ装置4のアドレス位置41cの線分VNH2 −V
EL4 の中点gのデータに代えて記録し直す。この例では
始点V2Sは(VEH+VXL)/2なる演算で求められた点
g’となる。なお、時点t3 のデータに関係する状況を
拡大して示すと図4のようになる。始点V2Sが決定され
た後の圧縮処理は、上述した時点t3 以降と同様の処理
を行えばよい。
【0034】上述のようなデータ処理によってメモリ装
置4内に得られるデータの記録形式は図5に示すよう
に、始点速度、終点までのサンプリング数、終点速度
(始点速度)…のように行われ、上述の例ではV2Sは次
の処理の始点車速となる。
【0035】図10は上述した方法にしたがってCPU
32が行う速度データの圧縮記録処理を示すフローチャ
ートである。この処理に入る前のメインフローチャート
の処理において、電源の投入によって初期化が行われ、
内部メモリ33のワークエリアに形成されたCカウンタ
エリア、Nカウンタエリア、各種データエリアが0にク
リアされると共に、サンプリング周期および許容誤差範
囲の設定をスイッチ36の設定データを入力し、設定値
を内部メモリ33に記憶することにより行う。また、サ
ンプリングタイミング発生回路35からのサンプリング
タイミング信号の入力毎にそれまでに入力した走行パル
ス数から瞬時速度が求められている。
【0036】その後、図示の処理に入り、最初のステッ
プS1を実行する。ステップS1においては、Cカウン
タ値が0であるか否かを判定する。この判定は瞬時速度
のデータが最初のデータであるかどうかを判断するため
に行われる。最初のデータV 0 であれば、このステップ
S1の判定がYESとなってステップS2に進む。ステ
ップS2においては、データアドレスポインタ(AP)
によって指定されているメモリ装置4中のアドレス位置
にそのデータV0 の記録を行う。なお、この最初のデー
タV0 の記録に先立って、メモリ装置4には時刻情報、
サンプリング周期および許容誤差などの記録が行われて
いる。
【0037】続いてステップS3に進む。ステップS3
においては、V0 に対する第1の演算上限値VEH1 およ
び第1の演算下限値EL1 をそれぞれ算出してこれを内部
メモリ33に記憶してからステップS4に進む。ステッ
プS4においては、Cカウンタに1をセットしてからス
テップS5に進む。ステップS5においては、Nカウン
タに0を記憶させると共に、これを(AP+1)のアド
レス位置に記録して図示しないメインフローチャートに
戻る。
【0038】メインフローチャートにおいてサンプリン
グタイミング信号に応じて次の瞬時速度のデータV1
求められると、ステップS1の判定が再度行われる。こ
のステップS1の判定は、上記ステップS4においてC
カウンタに1がセットされているため、NOすなわち最
初のデータでないとなってステップS6に進む。ステッ
プS6においては、Cカウンタの内容が1であるか否
か、すなわち第2回目のデータか否かを判定する。ここ
で2回目のデータと判定されると次にステップS7に進
む。
【0039】ステップS7においては、APを(AP+
2)にしてからステップS8に進む。ステップS8にお
いては、このAPによって指定されているアドレス位置
にそのデータV1 を記録してからステップS9に進む。
ステップS9においては、Cカウンタに2をセットして
からステップS10に進む。ステップS10において
は、Nカウンタに0を記憶させると共に、これを(AP
+1)のアドレス位置に記録してからステップS11に
進む。ステップS11においては、予想範囲すなわちV
EL1 とVEH2 を結ぶ直線LH1から求まる第1の推定上限
値VNH1 およびV EH1 とVEL2 を結ぶ直線L1から求まる
第1の推定下限値VNL1 を算出し、これを内部RAM3
3に記憶して図示しないメインフローチャートに戻る。
【0040】その後速度データV2 が求められると、ス
テップS1、S6の判定がNOになってステップS12
に進む。ステップS12においては、Cカウンタが2で
あるか否か、すなわち第3回目のデータか否かを判定す
る。このステップS12の判定がYESになるとステッ
プS13に進む。ステップS13においては、上記ステ
ップS11において求めた予想範囲すなわち第1の推定
上限値VNH1 および第1の推定下限値VNL1 の線分V
NH1 −VNL1 と車速V2 に対する許容範囲を表す線分V
EH3 −VEL3 とが重なるか否かによって予想範囲内にあ
るかどうかを判定する。車速V2 が予測範囲内にあると
きにはステップS13の判定がYESになってステップ
S14に進む。ステップS14においては、始点を決定
してこれを(AP−2)のアドレス位置にV0 に代えて
記録する。
【0041】その後ステップS15に進む。ステップS
15においては、Cカウンタに3をセットしてからステ
ップS16に進む。ステップS16においては、Nカウ
ンタに1を記憶させると共に、これを(AP−1)のア
ドレス位置に記録してからステップS17に進む。ステ
ップS17においては、VNH1 またはVEH3 の小さい方
と、VNL1 またはVEL3 の大きい方との中点をAPのア
ドレス位置に記録してからステップS17’に進む。ス
テップS17’においてはステップS14で求めた始点
でを使用して磁界の予測範囲を算出し記憶して図示しな
いメインフローチャートに戻る。
【0042】次に速度V3 が求められると、ステップS
1、S6、S12を経てステップS18に進む。ステッ
プS18においては、車速V3 に対する許容範囲を表す
線分VEH4 −VEL4 と線分VNH2 −VNL2 が重なるか否
かによって予想範囲内にあるかどうかを判定する。判定
がYESで範囲内にあるときには上記ステップS15に
進む。
【0043】なお、上記ステップS13の判定がNOの
ときまたはステップS18の判定がNOのときにはステ
ップS19に進む。ステップS19においては、直線L
H1の時点t1 における値VEH2 と直線LL1の時点t1
おける値VEL2 をV1 に対する許容範囲とし、あるい
は、直線LH2NO時点t2 における値すなわちVNH1
たはVEH3 の小さい方と直線LL2の時点t2 における値
すなわちVEL3 またはV NL1 の大きい方をV2 に対する
許容範囲とする。次のステップS20においてCカウン
タに1をセットしてから上記ステップ6に進み、このス
テップS6以降の処理を行う。
【0044】また、上述したように、本発明の圧縮処理
を2回目の圧縮処理以降に使う場合には、図10のフロ
ーチャート中のステップS11の処理を、1回目の圧縮
処理のときにはステップS17’と同様の処理で予想範
囲を算出し、2回目以降の圧縮処理のときにはVEH1
EL1 を使って予測範囲を算出するような処理にすればよ
い。
【0045】
【発明の効果】以上説明したように本発明にれば、記録
すべきデータを始点と終点の長さ及び終点データだけと
したので、少ないデータで多くの時点の速度情報を記録
でき、しかも始点車速をそのまま始点とせず、その後の
2つ目のデータが入力され車速の増減方向が判った時点
で始点を決定しているので、その後の予想範囲を適切に
設定することができるので、データの再現性を損なうこ
となく圧縮効率の向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による方法の一実施例を示し、処理の一
部分を説明するための部分図である。
【図2】図1について説明した処理に続く処理を説明す
るための図である。
【図3】図2の処理の次の処理を説明するための図であ
る。
【図4】図3中の一部分を拡大して示す図である。
【図5】車載装置を示す構成図である。
【図6】解析装置を示す構成図である。
【図7】データ収集装置を示すブロック図である。
【図8】メモリ装置へのデータの記録の仕方を示す図で
ある。
【図9】始点の決定の仕方を説明する図である。
【図10】図7中のCPUが行う仕事を示すフローチャ
ートである。
【図11】従来の方法の一例を示す図である。
【符号の説明】
1 車軸回転センサ 2 トランスミッション 3 データ収集装置 4 メモリ装置

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 サンプリング時点毎に得られる自動車の
    車速データを所定の誤差範囲内で再現できるまで圧縮し
    て記録させる速度データ圧縮記録方法において、 圧縮の開始時点t0 の車速V0 を求めると共に、この車
    速に対して許される許容誤差範囲を示す第1の演算上限
    値VEH1 と第1の演算下限値VEL1 を求めてメモリに記
    憶する第1の処理と、 前記サンプリング時点t0 の次のサンプリング時点であ
    る第1のサンプリング時点t1 に得られた車速V1 に対
    して許容誤差を加算および減算して得られた第2の演算
    上限値VEH2 と第2の演算下限値VEL2 をメモリに記憶
    する第2の処理と、 第1の演算上限値VEH1 と第2の演算下限値VEL2 を結
    ぶ第1の下限直線LL1と、第1の演算下限値VEL1 と第
    2の演算上限値VEH2 を結ぶ第1の上限直線L H1とを想
    定し、それぞれの直線と第1のサンプリング時点t1
    次のサンプリング時点である第2のサンプリング時点t
    2 における第1の上限直線LH1の値である第1の推定上
    限値VNH1 と、第1の下限直線LL1の値である第1の推
    定下限値VNL1 とを求めてメモリに記憶する第3の処理
    と、 第2のサンプリング時点t2 に得られた車速V2 に対し
    て第3の演算上限値V EH3 と第3の演算下限値VEL3
    求め、第3の演算上限値VEH3 と第3の演算下限値V
    EL3 を結ぶ線分VEH3 −VEL3 が第1の推定上限値V
    NH1 と第1の推定下限値VNL1 を結ぶ線分VNH1 −V
    NL1 と重なる部分がある場合は、サンプリングのカウン
    トをインクリメントすると共に、第3の演算上限値V
    EH3 と第1の推定上限値VNH1 のうち小さい方のデータ
    と第2の演算上限値VEH2 を結ぶ直線LHと、第3の演
    算下限値VEL3 と第1の推定下限値VNL1 のうち大きい
    方のデータと第2の演算下限値VEL2 を結ぶ直線LL
    を想定し、それぞれの直線が第1の演算上限値VEH1
    第1の演算下限値VEL1 を結ぶ線分と交わる交点VXH
    よびVXLの値を求め、この交点と第1の演算下限値V
    EL1 または第1の演算上限値V EH1 とに挟まれた範囲内
    のデータを始点車速V1Sとして記録する第4の処理と、 この始点車速V1Sと第3の演算上限値VEH3 と第1の推
    定上限値VNH1 のうち小さい方のデータとを結ぶ第2の
    上限直線LH2と、始点車速V1Sと第3の演算下限値V
    EL3 と第1の推定下限値VNL1 のうち大きい方のデータ
    とを結ぶ第2の下限直線LL2とを想定し、それぞれの直
    線と第2のサンプリング時点t2 の次のサンプリング時
    点である第3のサンプリング時点t3 における第2の上
    限直線LH2の値である第2の推定上限値VNH2 と、第2
    の下限直線LL2の値である第2の推定下限値VNL2 とを
    求めてメモリに記憶する第5の処理と、 第3のサンプリング時点t3 に得られた車速V3 に対し
    て第4の演算上限値V EH4 と第4の演算下限値VEL4
    求め、第4の演算上限値VEH4 と第4の演算下限値V
    EL4 を結ぶ線分VEH4 −VEL4 が第2の推定上限値V
    NH2 と第2の推定下限値VNL2 を結ぶ線分VNH2 −V
    NL2 と重なる部分がある場合は、サンプリングのカウン
    トをインクリメントすると共に、第4の演算上限値V
    EH4 と第2の推定上限値VNH2 のうち小さい方のデータ
    と始点車速V1Sを結ぶ第3の上限直線LH3と、第4の演
    算下限値VEH4 と第2の推定下限値VNL2 のうち大きい
    方のデータと始点車速V1Sを結ぶ第3の下限直線LL3
    を想定し、それぞれの直線と第3のサンプリング時点t
    3 の次のサンプリング時点である第4のサンプリング時
    点t 4 における第3の上限直線LH3の値である第3の推
    定上限値VNH3 と、第3の下限直線LL3の値である第3
    の推定下限値VNL3 とを求めてメモリに記憶する第6の
    処理と、 以下同様にサンプリングの進行に伴って演算上限値V
    EHn と演算下限値VELnとを結ぶ線分VEHn −VELn
    推定上限値VNHn-2 と推定下限値VNLn-2 とを結ぶ線分
    NHn-2 −VNLn-2 と重なる条件が成立するときは第6
    の処理に相当する処理を続行し、 演算上限値と演算下限値とを結ぶ線分が推定上限値と推
    定下限値とを結ぶ線分と重なる条件が成立しなくなった
    時点で処理を終了しその時点までカウントしたサンプリ
    ング数を直線の長さとしてメモリに記録する第7の処理
    と、 サンプリング数のカウントが行われた最後の時点におけ
    る上限直線および下限直線の値を、第4の処理に相当す
    る処理における第1の演算上限値および第1の演算下限
    値に代えて使用して次の始点車速V2Sとなる終点車速を
    決定する第8の処理からなることを特徴とする速度デー
    タ圧縮記録方法。
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