JP2502096B2 - 画像記録装置 - Google Patents

画像記録装置

Info

Publication number
JP2502096B2
JP2502096B2 JP62152613A JP15261387A JP2502096B2 JP 2502096 B2 JP2502096 B2 JP 2502096B2 JP 62152613 A JP62152613 A JP 62152613A JP 15261387 A JP15261387 A JP 15261387A JP 2502096 B2 JP2502096 B2 JP 2502096B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image
photosensitive material
image receiving
receiving material
solvent
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP62152613A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS63316864A (ja
Inventor
裕 川口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Photo Film Co Ltd filed Critical Fuji Photo Film Co Ltd
Priority to JP62152613A priority Critical patent/JP2502096B2/ja
Publication of JPS63316864A publication Critical patent/JPS63316864A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2502096B2 publication Critical patent/JP2502096B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03DAPPARATUS FOR PROCESSING EXPOSED PHOTOGRAPHIC MATERIALS; ACCESSORIES THEREFOR
    • G03D13/00Processing apparatus or accessories therefor, not covered by groups G11B3/00 - G11B11/00
    • G03D13/002Heat development apparatus, e.g. Kalvar

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Photographic Developing Apparatuses (AREA)
  • Photoreceptors In Electrophotography (AREA)
  • Photographic Processing Devices Using Wet Methods (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は感光材料に記録された画像を画像形成用溶媒
の存在下で受像材料へ転写することにより受像材料に画
像を得る画像記録装置に関する。
[従来技術] 感光材料として、例えば熱現像感光材料を用いて、カ
ラー画像を得る画像記録装置として、特開昭59-75247号
に示される如く、熱現像感光材料に露光部で画像を露光
した後に現像部で現像し、熱現像後の画像を受像材料へ
転写するようにしたものが知られている。
この装置においては、受像材料が画像形成用溶媒とし
ての水を画像形成面へ塗布された後に搬送ローラに挟持
されて転写部へ送られるようになっており、画像形成面
へ水を塗布する方法としては第5図に示されるように、
水に浸された一対のローラ11間へ受像材料13を通過させ
る方法が取られている。
[発明が解決しようとする問題点] しかしながら、受像材料へ水を塗布する上記の方法で
は、受像材料の幅方向全域を水に浸された一対のローラ
11で挟持するので、一対のローラの表面の粗さが受像材
料の表面へ転写され、感光材料に形成された画像の転写
画質に悪影響を与える。
また水塗布の後に受像材料が転写部へ搬送される際に
一対の搬送ローラで受像材料の幅方向全域を挟持される
と、一対の搬送ローラの表面の粗さが受像材料の表面へ
転写され、感光材料に形成された画像の転写画質に悪影
響を与える。
さらに、受像材料に水を塗布した後に転写部へ受像材
料を搬送させる際に、受像材料の先端部が一対の搬送ロ
ーラへ当接した後に挟持されると、この当接時に生じる
衝撃力が受像材料へ加わり、受像材料の画像形成面へ塗
布された水の塗布状態にむらが生じて、受像材料へ転写
される画像の画質に悪影響を与える。
このため、受像材料の先端部が一対の搬送ローラによ
って挟持された後に画像形成部分への水塗布を開始する
ように、受像材料の先端部分に余白部分を設ければよい
が、この余白部分は極力少なくする必要があるにも拘ら
ず、搬送ローラは以下の理由から比較的大径とせざるを
得ない。
すなわち、近年では装置の小型化を図るため、水塗布
後に直ちに受像材料をUターン搬送させる構成がとられ
ている。このUターン搬送路は所定の曲率半径以上とし
ないと、受像材料に巻き癖がついたり、折り曲げられた
りする恐れがあるため、ローラを比較的大径としなけれ
ばならない。この結果、水塗布部とローラとの干渉を防
止すべく、ローラの挟持点が水塗布位置から離反され、
塗布むら防止のための前記余白部分が増大してしまう結
果となる。
本発明は上記事実を考慮し、画像形成用溶媒が塗布さ
れた感光材料又は受像材料の塗布むらを防止するために
必要な、感光材料又は受像材料の搬送方向先端部分の無
駄となる領域(長さ)を極力軽減することができると共
に、感光材料又は受像材料をその画質に悪影響を与える
ことなく転写部へ搬送することができる画像記録装置を
得ることが目的である。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明に係る画像記録装置は、感光材料に記録された
画像を画像形成用溶媒の存在下で受像材料へ転写するこ
とにより受像材料に画像を得る画像記録装置であって、
前記感光材料又は受像材料の画像形成面へ画像形成用溶
媒を塗布する溶媒塗布部と、該溶媒塗布部により画像形
成用溶媒が塗布された後の感光材料又は受像材料の搬送
方向を変えて該感光材料又は受像材料を転写部へ搬送す
る案内手段と、を備え、該案内手段は、前記感光材料又
は受像材料の一方の面の幅方向両端部のみに当接するロ
ーラを間隔を隔てて円弧状に配設してなるローラ群と、
前記感光材料又は受像材料の他方の面の幅方向両端部に
各々当接する一対のベルトとにより前記感光材料又は受
像材料を挟持して、該挟持した感光材料又は受像材料を
Uターン搬送する如く形成され、前記案内手段と溶媒塗
布部とは、前記ローラ群をなす複数のローラのうち前記
感光材料又は受像材料の搬送方向最上流側のローラと前
記一対のベルトとの当接部分から前記溶媒塗布部により
感光材料又は受像材料へ溶媒を塗布する位置までの距離
が前記感光材料又は受像材料の先端部から画像が形成さ
れる画像形成領域までの距離よりも短くなるように、互
いに近接して設置されていることを特徴としている。
〔作用〕
本発明によれば、溶媒塗布部により画像形成用溶媒が
塗布された後の感光材料又は受像材料が複数のローラか
ら成るローラ群と一対のベルトとで構成される案内手段
によりUターン搬送されて転写部へ送られる。このと
き、ローラ群をなす複数のローラは各々感光材料又は受
像材料の一方の面の幅方向両端部のみに当接し、一対の
ベルトは感光材料又は受像材料の他方の面の幅方向両端
部に各々当接して、これらローラ群と一対のベルトとで
感光材料又は受像材料を挟持している。このため、画像
が形成される感光材料又は受像材料の幅方向中央部は挟
持されることなく、該中央部にローラやベルトの表面粗
さが転写されることもないので、感光材料又は受像材料
の画質に悪影響を与えることはない。
また、案内手段と溶媒塗布部とは、前記ローラ群をな
す複数のローラのうち最上流側ローラとベルトとの当接
部分(即ち案内手段入口)から前記溶媒塗布部による溶
媒塗布位置までの距離が前記感光材料又は受像材料の先
端部から画像形成領域までの距離よりも短くなるように
互いに近接して設置されているため、前記感光材料又は
受像材料にはその先端部が最上流側ローラとベルトとで
挟持された後に画像形成用溶媒を塗布することができ、
感光材料又は受像材料の先端部が最上流側ローラやベル
トに当接した時の衝撃により生じる溶媒の塗布むらをな
くすことができる。
しかも、案内手段は、間隔を隔てて円弧状に配設した
複数のローラと一対のベルトとにより感光材料又は受像
材料を挟持してUターン搬送する構造のため、例えば前
記Uターン搬送路の曲率半径と同一半径をもつローラと
ベルトとで挟持して搬送する構造のものと比べて、溶媒
塗布部による溶媒塗布位置から案内手段入口までの距離
を短くすることができる。このため、感光材料又は受像
材料の先端部から画像形成領域までの距離、即ち感光材
料又は受像材料の先端部に設けられる無駄な領域を可及
的に削減できる。
なお、本発明の画像記録装置は、露光された熱現像感
光材料を熱現像する熱現像部と、熱現像された感光材料
と受像材料とを重ね合わせて加熱し受像材料に画像を転
写する転写部とが別個に設けられたものであってもよ
く、また、この熱現像部と転写部が同じ場所に設けられ
たもの、すなわち露光された熱現像感光材料と受像材料
とを重ね合わせて加熱し熱現像と熱転写とを同時に行な
う熱現像転写部が設けられたものであってもよい。
また、本発明の画像記録装置では、例えば、米国特許
第4430415号、同第4483914号、同第4500626号、同第450
3137号、特開昭59-154445号、特開昭59-165054号、特開
昭59-180548号、特開昭59-218443号、特開昭60-120356
号、特願昭59-209563号、特願昭60-79709号、特願昭60-
169585号、特願昭60-244873号等に記載の熱現像感光材
料(熱現像感光要素)及び受像材料(色素固定要素)を
使用することができる。
本発明において、画像形成用溶媒とは、画像形成に必
要とされる溶媒であって、例えば、水、低沸点有機溶媒
(アルコール、ケトン類、アミド類等)あるいはこれら
の溶媒に界面活性剤、現像促進剤、現像停止剤の種々の
添加剤を加えたもの等が含まれる。
[発明の実施例] 以下に本発明の実施例に係る画像記録装置を説明す
る。
第2図に示される如く本発明の一実施例を示す画像記
録装置10は機台12へ収容されるマガジン14へロール状の
熱現像感光材料16が収容されている。この感光材料16は
その外周から引き出されカツタ18で所定長さに切断され
た後に回転ドラム20の外周へと巻き付けられるようにな
っている。この回転ドラム20の外周に対応して露光ヘツ
ド22が配置されており、回転ドラム20を矢印A方向へ回
転させ、巻き付けられた感光材料16へ画像を露光する。
露光後の感光材料16は回転ドラム20の逆転により、ス
クレーパ24で回転ドラム20から剥離され、水塗布部26で
画像形成用溶媒としての水が付与された後に案内手段56
に案内されて内部が加熱部とされる熱現像転写部28へと
送られる。
一方、トレイ30へ収容された複数枚の受像材料32は、
その最上層が熱現像転写部28へと送られる。
熱現像転写部28では互いに密着する搬送ローラ34、36
が入口部に設けられて感光材料16と受像材料32を密着さ
せた後に出口部の搬送ローラ38、40へと送り込むように
なっている。中間部には搬送ローラ42、44が設けられ、
搬送ローラ34、36から送り出される密着された感光材料
16と受像材料32とを搬送ローラ38、40へと送り出す役目
を有している。各搬送ローラは図示しないモータの駆動
力が伝達されて回転力を受ける構成である。
各搬送ローラは感光材料16と受像材料32との搬送経路
の反対側にヒータ46がそれぞれ配置されており、通電発
熱体で構成される発熱素子によって所定温度まで上昇さ
れるようになっている。
熱現像転写部28の後流には剥離手段48が配置されてお
り、熱現像転写部28から送り出される感光材料16を廃棄
感光材料収容箱50へ、受像材料32を乾燥装置52へと分離
して送り出すようになっている。受像材料32は乾燥装置
52で乾燥された後に機台12の頂部に形成される取出トレ
イ54上へ送り出されるようになっている。
第1図に示されるように水塗布部26には感光材料16を
挟持する一対の搬送ローラ58、60が配置されている。搬
送ローラ58、60の下流には水塗布ローラ62が配置されて
いる。この水塗布ローラ62は回転軸62Aの両端が図示し
ない一対の側板へ軸支されており、回転軸62Aには図示
しない駆動手段の駆動力が伝達されて、水塗布ローラ62
が図示矢印B方向へ回転されるようになっている。
水塗布ローラ62は画像形成用溶媒である水64が収容さ
れる主タンク66内の水64へ外周の一部が浸漬されてお
り、水塗布ローラ62のB方向への回転時にその外周面で
水64を持ち出すようになっている。主タンク66へは主タ
ンク66の下部へ挿通された管68により水64が供給される
ようになっている。
水塗布ローラ62の上部には一対の搬送ローラ58、60に
挟持案内される感光材料16を、案内手段56へ案内するガ
イドプレート70、72が配置されている。
水塗布部26の後流には、第1図に示されるように感光
材料16を熱現象転写部28へ案内、搬送する案内手段56が
配置されている。
案内手段56には、水塗布部26のガイドプレート70、72
の後流に対応して搬送ローラ74が配置されている。この
搬送ローラ74から、上方に向って、円弧状に5個の小径
搬送ローラ76、78、80、82、84が配置されている。ここ
で、搬送ローラ76〜84の周面を結ぶ円弧状の軌跡が感光
材料16の搬送路とされ、感光材料16はこの搬送路に沿っ
てUターン搬送されることになる。
これらの搬送ローラ76〜84の中で搬送ローラ84と転写
部28との間には搬送ローラ74と同径の搬送ローラ86が配
置されている。これらの搬送ローラ74〜86は一対の側板
88間に掛け渡され、回転軸74A〜86Aの両端が支持されて
いる。第1図では、一方の側板88のみ図示しており他方
の無端ベルト90は図示を省略してある。
これらの搬送ローラ74〜86は第3図に示されるように
感光材料16の幅方向中央部と対応する部分が縮径されて
おり、感光材料16の幅方向両端部のみ当接するようにな
っている。なお第3図には、搬送ローラ78、80、82のみ
図示し、他は同形状であるので、図示を省略した。これ
らの搬送ローラ74〜86には回転軸74A〜86Aへ図示しない
駆動手段の駆動力が伝えられるようになっている。
これらの搬送ローラ74〜86の感光材料16への当接部74
B〜80Bに対応して案内手段56には一対の無端ベルト90が
配置されている。これらの一対の無端ベルト90は搬送ロ
ーラ74、86に対応して配置された小経のローラ92、94
と、ローラ92、94より大径の3個のローラ96、98、100
に巻き掛けられている。これらのローラ92〜100は一対
の側板88間に掛け渡され、回転軸92A〜100Aの両端が支
持されている。これらのローラ92〜100には回転軸92A〜
100Aに図示しない駆動手段の駆動力が伝えられて、一対
の無端ベルト90を駆動するようになっている。
第3図に示されるようにこれらの無端ベルト90は搬送
ローラ74〜86の当接部74B〜86Bに対応して、感光材料16
の幅方向両端部を挟持するようになっている。なお第3
図には、搬送ローラ78、80、82と無端ベルト90の一部と
が図示されており、他の搬送ローラ74、76、86及び、無
端ベルト90が巻き掛けられているローラ92〜100は図示
が省略されている。
これらの搬送ローラ74〜86と一対の無端ベルト90とで
挟持された感光材料16は円弧状に上昇されて熱現像転写
部28へ搬送されるようになっている。
また第1図に示される搬送ローラ74と一対の無端ベル
ト90とが当接した部分から水塗布ローラ62の感光材料16
への水塗布位置までの距離Lは、第4図に示される感光
材料16の先端部から画像が形成された画像形成部16Aま
での距離Mより短く設定されている。
ここで、本実施例において、水塗布部26に最も近い搬
送ローラ74は、感光材料16の搬送路の曲率半径よりも小
さい径寸法であるため、単一のローラで本実施例の曲率
半径を得ようとした場合に比べ、搬送ローラ74を水塗布
部26に近づけることが可能な構造となっている。これ
は、寸法Lを短くすることになり、結果として寸法M、
すなわち感光材料16の先端の無駄な部分を軽減すること
になる。
ここで、一対の搬送ローラ58、60によってガイドプレ
ート70、72間へ案内される感光材料16の先端部が搬送ロ
ーラ74と無端ベルト90との間へ挟持された後、感光材料
16の画像形成部16Aに水が塗布されるようになってい
る。本実施例の場合距離Lは約20mmに設定されている。
以下に本実施例の作用を説明する。
マガジン14から引き出された感光材料16がカツタ18で
切断された後に回転ドラム20の外周へ巻き付けられる
と、回転ドラム20は高速で回転し、露光ヘツド22により
画像が露光される。
露光後に感光材料16はスクレーパ24で剥離され、水塗
布部26で水塗布されて熱現像転写部28へ案内手段56に案
内されて送られる。
一方トレイ30内の受像材料32はその最上層から熱現像
転写部28へと送られて感光材料16と密着される。
密着された後の感光材料16と受像材料32とは搬送ロー
ラ34、36を通って搬送ローラ42、44へと送られる。更に
この搬送ローラ42、40間から搬送ローラ38、40を通って
送り出される。このように、複数対の搬送ローラはヒー
タ46により加熱されているため、感光材料16と受像材料
32とは直ちに所定温度とされ、感光材料16に記録された
画像か熱現像されると共に、受像材料32へと熱転写され
る。
転写後は剥離手段48によって感光材料16と、受像材料
32とが剥離され、感光材料16は廃棄感光材料収容箱50
へ、受像材料32は反転ローラ56で略直角方向(第2図上
方)へ反転され、乾燥装置52、搬送ローラ58を経て取出
トレイ54へと取り出される。
水塗布部26では一対の搬送ローラ58、60に挟持搬送さ
れ、感光材料16がガイドプレート70、72間へ案内され
る。ガイドプレート70、72間へ案内された感光材料16は
水塗布ローラ62によって画像形成用溶媒としての水が塗
布される。しかしこのときにはまだ画像形成部16Aは水
塗布位置まで搬送されていないので水は塗布されていな
い。感光材料16の先端部がガイドプレート70、72間を通
過して、搬送ローラ74と一対の無端ベルト90との間へ挟
持された後、水塗布ローラ62によって水が画像形成部16
Aに塗布される。感光材料16の先端部が搬送ローラ74へ
当接したときに感光材料16に衝撃力が加わるが、このと
きには、画像形成面16Bへ水が塗布されていないので、
画像形成面16Bへの衝撃による影響はない。従って画像
形成面への水の塗布むらを生じることがない。
また、上記構成をとる場合、寸法M、すなわち感光材
料16の先端部の無駄な余白部分は極力少なくすることが
好ましい。本実施例では、水塗布後の感光材料16を所定
の曲率半径でUターン搬送させる場合に、単一のローラ
(ドラム)を用いず、複数の小径の搬送ローラ74〜86を
前記曲率半径に併せて円弧状に配列したので、水塗布部
26に最も近い搬送ローラ74を水塗布部26にかなり近づけ
ることが可能となり、前記寸法Lも短くすることができ
る。このため、感光材料16の余白部分である寸法Mも短
くでき、感光材料16の無駄を省くことができる。
なお、水塗布ローラ62は感光材料16の先端部がガイド
プレート70、72間へ挿入されると回転し、感光材料16の
先端部から水を塗布するようにしても良く、感光材料16
の先端部が搬送ローラ74と、無端ベルト90に挟持された
後に回転して、画像形成面16Aへ水を塗布するようにし
ても良い。
搬送ローラ74と一対のベルトとに先端部が挟持された
感光材料16は搬送ローラ74〜86と一対の無端ベルト90に
挟持搬送されて、円弧状軌跡に沿って上昇し、転写部28
へと送られる。このとき、搬送ローラ74〜86は、感光材
料16の一方の面(水が塗布されていない面)の幅方向両
端部と当接し、一対の無端ベルト90は他方の面(水が塗
布されている面)の幅方向両端部と当接しており、この
搬送ローラ74〜86と一対の無端ベルト90とで幅方向両端
部を挟持するので、感光材料16の画像の画質に悪影響を
与えることがない。すなわち感光材料16の幅方向中央部
を挟持しないので搬送ローラの表面の粗さが感光材料16
の画像形成面16Aへ転写されることがない。従って、画
像に悪影響を与えることなく転写部20へ感光材料16を搬
送させることができる。
なお本実施例では感光材料16へ水を塗布する場合につ
いて説明したが受像材料32へ水を塗布する場合にも本発
明を適用することができる。
[発明の効果] 以上説明したように本発明では、溶媒塗布部により画
像形成用溶媒が塗布された後の感光材料又は受像材料を
その幅方向両端部のみを挟持してUターン搬送できるの
で、画像が形成される感光材料又は受像材料の幅方向中
央部へのローラ・ベルト等の表面粗さの転写を防止で
き、感光材料又は受像材料に形成される画質に悪影響を
与えることはない。
また、感光材料又は受像材料の先端部が最上流側のロ
ーラとベルトとで挟持された後に画像形成用溶媒を塗布
できるので、感光材料又は受像材料の先端部がローラや
ベルトに当接することにより生じる溶媒の塗布むらをな
くすことができ、この点でも、感光材料又は受像材料の
画質に悪影響を与えることはなくなる。
また、案内手段と溶媒塗布部と近接させることができ
るので、感光材料又は受像材料の先端部から画像形成領
域までの距離を短くし、前記塗布むらを防止するために
感光材料又は受像材料の搬送方向先端部分に設けられる
無駄となる領域(長さ)を極力削減できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は水塗布部と案内部の詳細を示す断面図、第2図
は本発明に係る画像記録装置の実施例を示す断面図、第
3図は搬送ローラ、一対のベルト、感光材料の関係を示
す斜図、第4図は感光材料16を示す平面図、第5図は従
来の水塗布構造を示す斜視図である。 10……画像記録装置、16……感光材料、26……水塗布
部、28……転写部、32……受像材料、56……案内手段、
62……水塗布ローラ、74〜86……搬送ローラ、90……ベ
ルト。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】感光材料に記録された画像を画像形成用溶
    媒の存在下で受像材料へ転写することにより受像材料に
    画像を得る画像記録装置であって、 前記感光材料又は受像材料の画像形成面へ画像形成用溶
    媒を塗布する溶媒塗布部と、 該溶媒塗布部により画像形成用溶媒が塗布された後の感
    光材料又は受像材料の搬送方向を変えて該感光材料又は
    受像材料を転写部へ搬送する案内手段と、を備え、 該案内手段は、前記感光材料又は受像材料の一方の面の
    幅方向両端部のみに当接するローラを間隔を隔てて円弧
    状に配設してなるローラ群と、前記感光材料又は受像材
    料の他方の面の幅方向両端部に各々当接する一対のベル
    トとにより前記感光材料又は受像材料を挟持して、該挟
    持した感光材料又は受像材料をUターン搬送する如く形
    成され、 前記案内手段と溶媒塗布部とは、前記ローラ群をなす複
    数のローラのうち前記感光材料又は受像材料の搬送方向
    最上流側のローラと前記一対のベルトとの当接部分から
    前記溶媒塗布部により感光材料又は受像材料へ溶媒を塗
    布する位置までの距離が前記感光材料又は受像材料の先
    端部から画像が形成される画像形成領域までの距離より
    も短くなるように、互いに近接して設置されていること
    を特徴とする画像記録装置。
JP62152613A 1987-06-19 1987-06-19 画像記録装置 Expired - Fee Related JP2502096B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP62152613A JP2502096B2 (ja) 1987-06-19 1987-06-19 画像記録装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP62152613A JP2502096B2 (ja) 1987-06-19 1987-06-19 画像記録装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63316864A JPS63316864A (ja) 1988-12-26
JP2502096B2 true JP2502096B2 (ja) 1996-05-29

Family

ID=15544213

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP62152613A Expired - Fee Related JP2502096B2 (ja) 1987-06-19 1987-06-19 画像記録装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2502096B2 (ja)

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3852789A (en) * 1973-06-01 1974-12-03 Logetronics Inc Rapid access graphic arts film processor
JPS6238647U (ja) * 1985-08-22 1987-03-07

Also Published As

Publication number Publication date
JPS63316864A (ja) 1988-12-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2502096B2 (ja) 画像記録装置
JPH067258B2 (ja) 画像記録装置
JPH065378B2 (ja) 画像記録装置
JP2534306B2 (ja) 画像記録装置
JP2529350B2 (ja) 熱現像転写装置
JPH07109504B2 (ja) 画像形成用シート加熱方法
JPH0664332B2 (ja) 画像形成用溶媒塗布方法
JPH01233456A (ja) 画像形成用溶媒塗布装置
JPS62165658A (ja) 画像記録装置用加熱装置
JPH036911Y2 (ja)
JPS63178233A (ja) 熱現像感光材料加熱装置
JPS62165660A (ja) 画像記録装置
JPS63254454A (ja) 画像記録装置
JPH01267546A (ja) 画像形成用溶媒塗布装置
JPS62291659A (ja) 画像記録装置
JPH07109506B2 (ja) 画像記録材料剥離方法
JPS62217244A (ja) 画像記録装置
JPS62189467A (ja) 画像記録装置
JPH0625862B2 (ja) 画像記録装置
JPH01186956A (ja) 画像形成用溶媒塗布装置
JPH02277052A (ja) 画像記録装置
JPH0664333B2 (ja) 画像形成用溶媒塗布装置
JPH01186955A (ja) 画像形成用溶媒塗布装置
JPS63174044A (ja) 熱現像感光材料加熱装置
JPS6394245A (ja) 画像記録装置

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees