JPS62165658A - 画像記録装置用加熱装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の分野〕 本発明は熱現像感光材料に記録された画像を受像材料へ
転写することにより受像材料に画像を得る画像記録装置
用加熱装置に関する。

〔従来の技術〕

熱現像感光材料を用いてカラー画像を得る画像記録装置
として、特開昭５９−７５２４７号に示される如く熱現
像感光材料に露光部で画像を露光した後に熱現像部へと
送り、熱現像後の感光材料に受像紙を密着し転写工程に
より受像紙へ画像を転写するようにしたものが知られて
いる。

この装置では熱現像及び転写にヒートローラを用いてい
る。このヒートローラは搬送される熱現像感光材料又は
受像材料を挟持しながら加熱して処理を行うようになっ
ている。このヒートローラの加熱は、このヒートローラ
内ヘヒータを取付けたり、熱現像感光材料又は受像材料
の搬送路の反対側にヒータを設けてヒートローラを加熱
する構成である。

このためこのようなヒートローラは軸方向の温度ムラが
生じたり、ヒータへの通ＴＬ後に所望温度に達するまで
の時間が長く、応答性の遅いものとなっている。

本発明は上記事実を考慮し、軸方向の温度ムラが少なく
、応答性に優れた画像記録装置用加熱装置を得ることが
目的である。

〔発明の概要及び作用〕

本発明に係る画像記録装置用加熱装置では、熱現像感光
材料に記録された画像を現像後に受像材料へ転写するこ
とにより受像材料に画像を得る画像記録装置に用いられ
、ヒートパイプの外周へ前記熱現像感光材料又は前記受
像材料を押圧して熱現像又は熱転写を行うことを特徴と
している。

このため本発明ではヒートバイブが軸方向、すなわち熱
現像感光材料又は受像材料の幅方向に均一な加熱を行う
ことができ、かつこれらの通過時に迅速な加熱作業が可
能となっている。

なお、本発明の画像記録装置は、露光された熱現像感光
材料を熱現像する熱現像部と、熱現像された感光材料と
受像材料とを重ね合わせて加熱し受像材料に画像を転写
する転写部とが別個に設けられたものであっても良く、
また、この熱現像部と転写部が同じ場所に設けられたも
の、すなわち露光された熱現像感光材料と受像材料とを
重ね合わせて加熱し熱現像と熱転写とを同時に行う熱現
像／転写部が設けられたものであっても良い。

〔発明の実施例〕

以下に、熱現像と熱転写が同時に行われる場合を例にと
って、本発明の画像記録装置用加熱装置について説明す
る。

第１図には本発明の加熱装置が適用された画像記録装置
１０が示されている。

この画像記録装置１０では、機台１２上へマガジン１４
が搭載されて熱現像感光材料１６を収容している。この
感光材料１６はマガジン１４から引き出され、カッタ１
日で必要長さに切断された後に機台１２内へ設置された
露光ドラム２０の外周へ巻き付けられ（矢印入方向）、
露光へラド２２で露光された後に、逆方向に回転され（
矢印Ｂ方向）、スクレーパ２４で剥離されて水塗布部３
４へ送られる構成である。

水塗布部３４ではタンク６６内の水が感光材料１６へ塗
布され、水が塗布された感光材料１６は重ね合わせ部２
６へと送られる。

一方受像紙３２はカセット３０へ収容された状態で供給
され、機台１２へ軸支される搬送ローラ４２により駆動
力を受け、その最下層から重ね合わせ部２６へと送られ
る。

重ね合わせ部２６において、感光材料１６と受像紙３２
とが重ね合わされた後熱現像／転写部２８へと送られる
ようになっている。熱現像／転写部２８の後流には剥離
部３６が設けられ、剥離部３６の後流では集積装置３８
へ感光材料ＩＯが送られ、受像紙３２は取出部４０へと
送られるようになっている。

第２図に示される如く熱現像／転写部２８では入口搬送
ローラ４４．４６が設けられて、重ね合わされた感光材
料１６及び受像紙３２を取入れ、出口搬送ローラ４Ｂ、
５０により熱現像、転写後の感光材料１６及び受像紙３
２を送り出すようになっている。

人口搬送ローラ４４、出口搬送ローラ４８の入口搬送ロ
ーラ４６、出口搬送ローラ５０と反対側にはヒートパイ
プ５２が若干離れて配置されている。このヒートバイブ
５２は軸心が入口搬送ローラ４４、出口搬送ローラ４８
と平行とされており、軸回りに回転可能となっている。

またこのヒートパイプ５２は一般的なヒートバイブと同
様であり、内部に熱媒流通用のウィックが設けられてい
る。

このためこのヒートパイプ５２の軸方向一端が図示しな
い熱源例えば電気ヒーター、によって加熱されると、熱
媒は蒸発してヒートバイブ５２の軸方向他端部付近へと
移動し、放熱後に再び液体となってウィックに沿って循
環するようになっている。

ヒートバイブ５２の入口搬送ローラ４４、出口搬送ロー
ラ４８と反対側には案内ローラ５４．５６が軸支されて
おり、人口搬送ローラ４４、出口搬送ローラ４８及びヒ
ートバイブ５２へと無端ベルト５Ｂが掛は渡されている
。この無端ベルト５８は入口搬送ローラ４４．４６の間
へ挿入される感光材料１６、受像紙３２をガイドブレー
１・６０によって方向変更し、ヒートパイプ５２との間
に挟持する構成である。またこの無端ベルト５８はヒー
トパイプ５２の外周部からガイドプレート６２によって
離された感光材料１６、受像紙３２を出口搬送ローラ４
８及び５０の間を通って剥離部３６へと送り出すように
なっている。なお、現像・転写の処理時間はヒートロー
ラへの巻付角を変えること、又は、ヒートパイプの周速
度を変えて行っても良い。

また、無端ベルト５８及びヒートバイブ５２を摩擦力に
より第２図矢印Ｃ方向に回転させるように図示しない駆
動手段が設けられている。

次に本実施例の作用を説明する。

マガジン１４から取り出された熱現像感光材料１６は露
光ドラム２０へ巻き付けられ、露光ヘッド２２で露光さ
れた後、水塗布部３４へと送られる。

一方カセット３０へ収容された受像紙３２は最゛　下層
の受像紙３２が搬送ローラ４２により重ね合わせ部２６
へと送られる。

水塗布部３４で水塗布が行われた感光材料１６は重ね合
せ部２６へと送られ、感光材料１６の画像面と受像紙３
２の転写面とが重ね合わされた後、熱現像／転写部２日
へ送られる。

熱現像／転写部２８では重ね合わされて送られる感光材
料１６と受像紙３２とが人口搬送ローラ４４．４６で引
き込まれ、ガイドプレート６０に案内されて無端ヘルド
５８とヒートバイブ５２との間へ送り込まれる。このた
め感光材料１６、受像紙３２はヒートバイブ５２によっ
て加熱され、水の存在下で加熱現像が行われると同時に
、形成された色素画像が受像紙３２の転写面へ加熱転写
される。この転写状態は既に受像紙３２へ必要量の水が
適切に付与されているため極めて良好な転写作業が行わ
れる。またヒートパイプ５２は軸方向の温度ムラが少な
いため、感光材料１６、受像紙３２の幅方向に温度ムラ
のない加熱作業が可能である。またこのヒートバイブ５
２は応答性に優れているので、加熱、現像温度までの立
上り時間が短く、迅速な作業が可能である。

転写作業が終了した感光材料１６、受像紙３２は無端ベ
ルト５８の回転によってヒートバイブ５２と無端ベルト
５日の間から引き出され、出口搬送ローラ４８及び５０
によって剥離部３６へと送られる。

剥離部３６では感光材料１６が集積装置３８へと送り出
され、受像紙３２は取出部４０へと送られる。

なお、本発明では上記実施例の如くヒートパイプ５２の
外周へ無端ベルト５８を用いて押圧するものに限らず、
他の構造を用いてヒートパイプの熱を熱現像感光材料又
は受像材料へ加えるものであってもよい０例えば、無精
ベルト５８に代えて、ヒートバイブのまわりに複数の押
圧ローラと、該ローラ間にガイド板を設けるような構成
にしても良い。

〔発明の効果〕

以上説明した如く本発明に係る画像記録装置用加熱装置
は、熱現像感光材料に記録された画像を現像後に受像材
料へ転写することにより受像材料に画像を得る画像記録
装置に用いられ、ヒートパイプの外周へ前記熱現像感光
材料又は前記受像材料を押圧して熱現像又は熱転写を行
うことを特徴としているので、応答性に優れ、温度ムラ
の少ない加熱装置を得ることができる優れた効果を存す
る。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の加熱装置が適用された画像記録装置を
示す断面図、第２図は本実施例による加熱装置の断面図
である。 １６・・・感光材料、 ２８・・・熱現像／転写部、 ３２・・・受像紙、 ５２・・・ヒートパイプ、 ５８・・・無端ベルト。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）熱現像感光材料に記録された画像を現像後に受像
   材料へ転写することにより受像材料に画像を得る画像記
   録装置に用いられ、ヒートパイプの外周へ前記熱現像感
   光材料又は前記受像材料を押圧して熱現像又は熱転写を
   行うことを特徴とする画像記録装置用加熱装置。