JPH036911Y2 - - Google Patents

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JPH036911Y2
JPH036911Y2 JP1984178951U JP17895184U JPH036911Y2 JP H036911 Y2 JPH036911 Y2 JP H036911Y2 JP 1984178951 U JP1984178951 U JP 1984178951U JP 17895184 U JP17895184 U JP 17895184U JP H036911 Y2 JPH036911 Y2 JP H036911Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 [考案の利用分野] 本考案は画像記録装置に用いられ、現像された
記録用熱現像感光材料を受像紙に転写するための
熱転写装置に関する。
[背景技術] 熱現像感光材料(以下単に「感光材料」と言
う)を用いる熱現像転写装置の一例として特開昭
59−75247号に示されるような装置が知られてい
る。このような装置では、露光部において露光ヘ
ツドで露光とされた感光材料が現像部へと送ら
れ、この現像部で加熱により熱現像された後、受
像紙と重ね合わされ、転写部で熱板により加熱さ
れ、受像紙に画像が形成されるようになつている
か、あるいは露光された感光材料が受像紙と重ね
合わされ、加熱されて熱現像と同時に熱転写が行
われ、受像紙に画像が形成されるようになつてい
る。
しかしながら上記装置の転写部では、密着ロー
ラにより感光材料と受像紙が重ね合わされ、熱板
の間を通つて送りローラにより送り出される構成
となつており、感光材料、受像紙の剛性によつて
熱板間を搬送されているので熱板に中間部が触
れ、温度ムラが生じ転写不良を生ずるという問題
がある。
[考案の目的] 本考案は、上記欠点に鑑みなされたもので、転
写不良を生ずることのない熱転写装置を提供する
ことが目的である。
[考案の構成] 本考案に係る熱転写装置では、複数対の搬送ロ
ーラ間へガイドローラを配置して受像紙の挟持用
とし、これらの搬送ローラとガイドローラとの間
には送られる感光材料及び受像紙と離間して対を
なすヒータ機能を有するヒータ板を対向して配置
した構造となつている。これによつて感光材料及
び受像紙は搬送ローラ及びガイドローラ間を連続
的に送られながらヒータで加熱されるため、温度
むらを生じ易い進行方向の温度を平準化して確実
な熱転写を行なうことができるようになつてい
る。
特に搬送ローラ間へ配置されるガイドローラは
熱現像感光材料や受像紙の画像面を除く幅方向両
端のみを挟持する構成であるため、これらの熱現
像感光材料や受像紙がヒータ板で加熱され熱現像
や熱転写が進行している間に画像面が挟持される
ことはなく、画像面が悪影響を受けることはな
い。
[考案の実施例] 第1図には本実施例に係る熱転写装置の主要部
が示されており、第2図には本実施例が適用され
た画像走査記録装置が示されている。
第2図に示されるように画像走査記録装置は露
光部10へ矢印A方向に供給される薄肉感光材料
12がドラム本体14へ巻きつけられた後に露光
ヘツド16で露光される構成である。
ドラム本体14は中心軸18が機台19へ軸支
されており、図示しない駆動装置で回転されて高
速(一例として1800rpm)で回転されるようにな
つている。矢印A方向に搬送される感光材料12
は一対のフイードローラ20間を通過し、ドラム
本体14へ密着される押圧ローラ22で押し出さ
れながらドラム本体14の外周へ巻きつけられ
る。ドラム本体14に半径方向へ形成される負圧
吸着孔14Aは図示しない負圧源によつて吸引さ
れることにより感光材料12がドラム本体14の
外周へ密着して巻きつけされる構成である。
ドラム本体14には押圧ローラ22の反対側に
スクレーパ24が設けられ、ドラム本体14の時
計方向回転によつて露光後の感光材料12は矢印
C方向に送られ、一対のフイードローラ26間を
通過して現像部28へと送られるようになつてい
る。現像部28では機台19で2対の搬送ローラ
30が軸支されて感光材料12を矢印D方向に送
り出すようになつている。
これらの搬送ローラ30は図示しないモータ等
の駆動力で回転されるようになつている。
離間した搬送ローラ30間には通電手段33が
設けられ、挟持した感光材料12の長手方向両端
間へ通電し、あらかじめ感光材料に含まれたカー
ボン等の発熱体で発熱させ現像作業を行なうよう
になつている。
現像部28には転写部54が接続されており、
現像部28から送られた現像後の感光材料12を
給紙部56、及び水塗布部58を介して送られる
受像紙60と密着して画像を受像紙60へ転写さ
せ、後続の送出部62が転写された画像を有する
受像紙60を機外へ送り出し、感光材料12はト
レイ64内へ収容するようになつている。
転写部54の構成を説明する。現像部28と同
様な搬送ローラ30が3対機台19へ軸支され、
図示しないモータ等の駆動力で矢印E方向に感光
材料12及び受像紙60を送り出すようになつて
いる。
またこれらの隣接する搬送ローラ30の間には
複数対のガイドローラ軸32が軸支されており、
これらのガイドローラ軸32の中間部には部分的
に外径が増大された段付のガイドローラ34が形
成されている。これらのガイドローラ34の大径
部は搬送される感光材料12及び受像紙60の幅
方向両端部付近に対応している。
特に、感光材料12の幅寸法よりも受像紙60
の幅寸法を大きくし、受像紙の両側が感光材料1
2から突出するように形成できる場合には、この
大径部が突出した受像紙の両側を挟持して、現像
後の画面に悪影響を及ぼさないようにするのが好
ましい。
これらの搬送ローラ30、ガイドローラ34間
には搬送される感光材料12及び受像紙60の表
裏に対応してそれぞれヒータ36が配置されてい
る。このヒータ36は鉄板が屈曲して形成される
保持板38と、この保持板38の裏面に貼着され
る熱源40とからなつている。保持板38は第4
図に示される如く隣接する搬送ローラ30間の長
さにほぼ等しい長さを有し、幅寸法は搬送ローラ
30の幅方向長さとほぼ同一となつている。
またこの保持板38にはガイドローラ34に対
応して切欠部42が形成されており、第3図に示
される如く、平面形状では隣接する搬送ローラ3
0間のほぼ全域に渡つて保持板38が配置される
ようになつている。このため熱源40からの熱が
対流によつて逃げることがなく、搬送される感光
材料12及び受像紙60の幅方向に渡つて均一な
加熱を行なうことができる。
さらに保持板38の幅方向両端部からは直角に
フランジ43,44が屈曲形成されており、これ
らのフランジ43,44へは円孔46,48がそ
れぞれ形成されている。円孔46へは第3図に示
される如く機台19から突出した保持ピン50が
挿入され、円孔48へはピン52の小径部52A
が嵌合するようになつている。このピン52の他
の小径部52Bが機台19の内側円孔54に嵌合
し、ヒータ36が機台19へ保持されている。こ
こでピン52に対して保持板38が相対移動する
ことにより、保持板38の熱膨張時のひずみが吸
収されるようになつている。
次に本実施例の作用を説明する。
矢印A方向に送られる感光材料12はドラム本
体14の外周へ巻きつけられて吸引され、中心軸
18が高速で回転することにより露光ヘツド16
が感光材料12の表面へ画像を露光する。
露光後はドラム本体14が第2図時計方向に回
転し、ドラム本体14の外周の感光材料12はス
クレーパ24で剥離されて矢印C方向に送られ現
像部28へと至る。
現像部28では搬送ローラ30で両端が挟持さ
れた感光材料12へ通電手段33によつて通電さ
れて、熱現像が行なわれる。
現像部28から送られた感光材料12は転写部
54へと送られ、あらかじめ給紙部56から水塗
布部58を通つて送られる受像紙60と共に転写
部54で密着され、画像の転写が行なわれる。
転写部54では搬送ローラ30及びガイドロー
ラ34が感光材料12及び受像紙60を矢印E方
向へ低速で送り出す。この送り出し時にも搬送ロ
ーラ30、ガイドローラ34は短い間隔で配置さ
れているため、感光材料12及び受像紙60はそ
の剛性により搬送ローラ30間からガイドローラ
34間へまたはガイドローラ34間から搬送ロー
ラ30間へと送られる場合に大きな撓みを生ずる
ことがない。
またこの感光材料12及び受像紙60の搬送時
に熱源40へ通電されて移送される感光材料12
及び受像紙60が熱源40からのふく射熱で熱転
写状態となる。この転写時に、比較的温度差の生
じ易い搬送方向においては、感光材料12及び受
像紙60が連続的に搬送ローラ30間、ガイドロ
ーラ34間を移動するので温度むらが生じていて
も転写に供する温度が平準化されて確実な転写が
行なわれる。感光材料12及び受像紙60の幅方
向については、保持板38が搬送ローラ30、ガ
イドローラ34の軸方向全域にわたつて設けられ
ているので温度むらは殆どない。
このように移動しながら転写が行なわれるた
め、感光材料12及び受像紙60の連続処理が可
能で効果的な画像記録が行なわれる。転写後は転
写された画像を有する受像紙60が送出部62か
ら機外へ送り出され、感光材料12はトレイ64
内へ収容される。なお、上記実施例では露光され
た感光材料を熱現像を行つた後、受像紙と重ね合
わせて熱転写を行うようにしたものについて述べ
たが、露光された感光材料を受像紙と重ね合わせ
た後、転写部において熱現像も同時に行うように
した装置にも本考案を適用することは、勿論可能
である。また、感光層と受像層が同一支持体上に
形成されている所謂モノシートタイプの感光材料
を用いる装置にも適用することができる。
[考案の効果] 以上説明した如く本考案に係る熱転写装置で
は、複数対の搬送ローラ間へガイドローラを配置
し、このガイドローラは受像紙の幅方向端部に対
応して感光材料及び受像紙を案内し、ローラ間へ
感光材料及び受像紙と離間して複数のヒータ機能
を有するヒータ板を対向させるので、ヒータの温
度差に拘らず確実な熱転写を行なうことが可能と
なると共に、熱現像や熱転写が進行している画像
面に悪影響を与えることがない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る熱転写装置の実施例を示
す分解斜視図、第2図は本実施例が適用された画
像走査記録装置の断面図、第3図は熱転写装置の
平面図、第4図は熱転写装置の側面図である。 10……露光部、12……感光材料、30……
搬送ローラ、32……ガイドローラ軸、34……
ガイドローラ、36……ヒータ、38……保持
板、40……熱源、42……切欠部、54……転
写部、60……受像紙。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 熱現像感光材料及び受像紙を挟持して搬送す
    る複数対の搬送ローラと、隣接する搬送ローラ
    間へ配置され重ね合わされた熱現像感光材料と
    受像紙の画像面を除いて熱現像感光材料の幅方
    向両端部と受像紙の幅方向両端部の少なくとも
    一方を挟持案内するガイドローラと、隣接する
    搬送ローラとガイドローラ間へ配置され移送さ
    れる熱現像感光材料及び受像紙と離間して対向
    する対をなすヒータ機能を有するヒータ板と、
    を有することを特徴とした熱転写装置。 (2) 前記ヒータ板は前記ガイドローラに対応する
    部分が切欠かれた保持板と、この保持板の表面
    へ取りつけられた熱源と、を備えたことを特徴
    とする前記実用新案登録請求の範囲第(1)項に記
    載の熱転写装置。 (3) 前記ガイドローラは熱現像感光材料又は受像
    紙の幅方向両端部に対応した大径部が形成され
    る段付ローラとされることを特徴とした前記実
    用新案登録請求の範囲第(1)項に記載の熱転写装
    置。
JP1984178951U 1984-11-26 1984-11-26 Expired JPH036911Y2 (ja)

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JP1984178951U JPH036911Y2 (ja) 1984-11-26 1984-11-26

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JP1984178951U JPH036911Y2 (ja) 1984-11-26 1984-11-26

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JPS6192944U JPS6192944U (ja) 1986-06-16
JPH036911Y2 true JPH036911Y2 (ja) 1991-02-21

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ID=30736520

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5015651A (ja) * 1973-06-13 1975-02-19
JPS5337760A (en) * 1976-09-20 1978-04-07 Nitto Electric Ind Co Ltd Sealing compounds of definite form

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5015651A (ja) * 1973-06-13 1975-02-19
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JPS6192944U (ja) 1986-06-16

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