JP2502088B2 - 光コネクタ - Google Patents

光コネクタ

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JP2502088B2 JP8958887A JP8958887A JP2502088B2 JP 2502088 B2 JP2502088 B2 JP 2502088B2 JP 8958887 A JP8958887 A JP 8958887A JP 8958887 A JP8958887 A JP 8958887A JP 2502088 B2 JP2502088 B2 JP 2502088B2
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修三 鈴木
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は光ファイバ相互の結合を実現する光コネク
タ、特に光ファイバ心線保護用の鋼線を内部に有する光
ファイバケーブル端部に装着する光コネクタに関するも
のである。
(従来技術及び解決しようとする問題点) 第3図は従来の光コネクタの一例の説明図で、同図
(イ)は(ロ)図のB−B断面の上面図、同図(ロ)は
(イ)図のA−A断面の側面図である。
光ファイバケーブル(1)端部の露出された光ファイ
バ心線(2)端部にはフェルール(3)が装着されてお
り、フェルール(3)後部上に装着した加圧バネ(4)
により軸方向に押圧されている。一方上記光ファイバ心
線(2)の露出部を収納してハウジング(14)が設けら
れており、光ファイバケーブル(1)端部及び露出した
鋼線(5)は上記ハウジング(14)に接着剤(15)によ
り接着固定されている。又前記フェルール(3)の前部
にはインサーション部(12)が設けられており、このイ
ンサーション部(12)をガイドとしてフェルール(3)
がアダプタのスリーブ内に挿入され、インサーション部
(12)の外周上に設けたイジェクタ(13)により固定さ
れる。
このような光コネクタにおいては、次に列記するよう
な問題点がある。
光ファイバケーブル(1)の鋼線(5)及び光ファ
イバケーブル(1)の端部は接着剤(15)によりハウジ
ング(14)内に接着固定されているために、光ファイバ
心線(2)も同時に固定されてしまう。従って光コネク
タの結合時にフェルール(3)が後退したとき、第4図
に示すように光ファイバ心線(2)に座屈(A)が生じ
る。
又フェルール(3)の結合端面にガイドピンを挿入
して結合を実現するが、このとき、ガイドピンの挿入ミ
ス等により第5図に示すように光コネクタが結合してい
ても、フェルール(3)の結合端面同志が結合されてい
ないことがある。
前記のようにハウジング(14)と光ファイバケーブ
ル(1)端部及び鋼線(5)が接着剤で接着固定されて
いるが、光ファイバケーブル(1)に第3図(ロ)のF2
に示すような外力が加わった場合、ハウジング(14)を
構成している上蓋の剥離が発生する。又第3図(イ)の
F1に示すような引張り力が作用したとき、接着剤の剥離
が生じ、ケーブル(1)が抜けることがある。
接着剤を用いているため、接着剤の硬化時間が必要
となり、組立てに多くの時間を要する。
(問題点を解決するための手段) 本発明は上述の問題点を解消した光コネクタを提供す
るもので、その特徴は、光ファイバケーブルの内部にあ
る鋼線の先端を折り曲げ、この折り曲げられた鋼線の先
端部を、光ファイバケーブル端部を収納するハウジング
に設けた嵌合溝にフックすることにより光ファイバケー
ブルがハウジングに固定されることにある。
第1図は本発明の光コネクタの具体例の説明図で、同
図(イ)は(ロ)図のA−A断面の上面図、同図(ロ)
は(イ)図のB−B断面の側面図である。又第2図は本
発明の光コネクタの各構成部品の説明図である。なお、
図面において第3図と同一記号は同一部位をあらわして
いる。
図面においては、(1)は光ファイバケーブルで、そ
の端部において外部被覆層が除去され、光ファイバ心線
(2)及び鋼線(5)が露出している。上記光ファイバ
心線(2)の端部には光ファイバ心線(2)の光ファイ
バを位置決め固定したフェルール(3)が装着され、フ
ェルール(3)の後部上に装着した加圧バネ(4)によ
り軸方向に押圧されている。又鋼線(5)はその先端部
が折り曲げられてツメ部(5a)を形成し、ハウジング本
体(6)に設けられた嵌合溝(7)にフックされる。こ
のツメ部(5a)が嵌合溝(7)にフックされたとき、光
ファイバケーブル(1)が軸方向にスライド出来るよう
にその前後に隙間(7a)が形成されている。
ハウジング本体(6)は前記の鋼線(5)の先端部の
ツメ部(5a)をフックするための嵌合溝(7)を具える
他、その前方にはフェルール(3)が後退したとき、フ
ェルール(3)のツバ部(3a)後面に当接し後退を規制
するフェルールストッパー(8)を有し、後方には光フ
ァイバケーブル(1)を固定するケーブル固定部(9)
を具えており、上方にハウジング上蓋(10)を結合して
ハウジングを形成する。(11)は上記ハウジング本体
(6)と上蓋(10)の結合を固定するクリップであり、
(12)はフェルール(3)の前方の結合部上に装着さ
れ、フェルール(3)のスリーブへの挿入をガイドする
インサーション部である。
第2図のような各構成部品を組立てて本発明の光コネ
クタを形成する手順は次の通りである。
あらかじめ光ファイバケーブル(1)上にクリップ
(10)を挿通しておく。
光ファイバケーブル(1)端部の外部被覆層を除去
し、光ファイバ心線(2)及び鋼線(5)を露出し、光
ファイバ心線(2)上に加圧バネを挿通する。
鋼線(5)を所定の長さに切断した後、その先端部
を折り曲げてツメ部(5a)を形成する。
光ファイバ心線(2)の端部被覆を除去して光ファ
イバを露出し、フェルール(3)を装着する。
ハウジング本体(6)にフェルール及び加圧バネ
(4)をセットした後、鋼線(5)のツメ部(5a)を嵌
合溝(7)にフックし、上蓋(10)を覆せる。
クリップ(11)をスライドさせてハウジング本体
(6)と上蓋(10)を固定する。
インサーション部(12)の後部よりフェルール
(3)を把持したハウジング本体(6)を挿入すること
により、第1図の如き光コネクタが形成される。
(実施例) 上述のようにして形成された光コネクタについて信頼
性試験を行なった結果は次の通りである。
1)接続損失 平均0.15dB、最大0.4dB 2)反射量 −40dB以下 3)引張り試験(荷重10Kgを加えた後、荷重を解放)接
続損失の増加0.10dB以下 4)振動試験 (50Hz、±15mm、10時間、2方向)接続
損失の増加0.1dB以下 5)衝撃試験 (高さ1mからの自然落下10回)接続損失
の増加0.2dB以下 6)繰返し着脱(1000回着脱)接続損失の増加0.2dB以
下 7)温度特性 (−30℃〜+60℃/6h、25サイクル)接
続損失の増加0.2dB以下 8)濕熱試験 (80℃、95%、100時間)接続損失の増
加0.2dB以下 従来の光コネクタでは3)の引張り試験において、約
2Kg前後で接着剤の剥離が発生し、すべての力が光ファ
イバに集中し、光ファイバの断線が生じたが、本発明の
光コネクタでは、引張り力10Kgを加えても安定した結果
を得ることが出来た。
(発明の効果) 上述した本発明の光コネクタによれば、次に列記する
ような効果を奏するものである。
光ファイバケーブルの鋼線の先端を折り曲げてツメ
部を形成し、このツメ部をハウジングの嵌合溝にフック
してケーブルを固定する構造であるため、接着剤が不要
となる。従って接着剤硬化時間が不要となって組立て作
業時間の短縮をはかることができる。
鋼線ツメ部の嵌合溝の前後方向に隙間を設けること
により、光コネクタ結合時の光ファイバ座屈を吸収し、
信頼性の向上に効果的である。
フェルール後退を規制するストッパーをハウジング
に設けることにより、光コネクタの結合ミスの発生がな
くなり、信頼性が向上する。
ハウジングの外周にクリップを装着することによ
り、ハウジングの上蓋の剥離を防止すると共に接着剤が
不要となり、作業性及び安定性が向上する。
ケーブルに引張り力が加わった時、鋼線のツメ部が
ハウジング内の嵌合溝にフックされてハウジング本体に
力が加わるが、フェルールに関しては加圧バネ以外の力
が作用せず、10Kg以上の引張り力に耐えることが可能と
なる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の光コネクタの具体例の説明図で、同図
(イ)は(ロ)図のB−B断面の上面図、同図(ロ)は
(イ)図のA−A断面の側面図である。 第2図は本発明の光コネクタの各構成部品の説明図であ
る。 第3図は従来の光コネクタの一例の説明図で、同図
(イ)は(ロ)図のB−B断面の上面図、同図(ロ)は
(イ)図のA−A断面の側面図である。 第4図及び第5図はいずれも従来の光コネクタの問題点
の説明図である。 1…光ファイバケーブル、2…光ファイバ心線、3…フ
ェルール、4…加圧バネ、5…鋼線、6…ハウジング本
体、7…鋼線ツメ部嵌合溝、8…フェルールストッパ
ー、10…ハウジング上蓋、11…クリップ、12…インサー
ション部。

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】光ファイバ相互の結合を実現する光コネク
    タにおいて、光ファイバケーブルの内部にある鋼線の先
    端を折り曲げ、この折り曲げられた鋼線の先端部を、光
    ファイバケーブル端部を収納するハウジングに設けた嵌
    合溝にフックすることにより光ファイバケーブルがハウ
    ジングに固定されることを特徴とする光コネクタ。
  2. 【請求項2】ハウジングの嵌合溝に光ファイバケーブル
    の鋼線の先端部をフックした時、光ファイバケーブルが
    軸方向にスライドできるようにその前後に隙間が形成さ
    れていることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の
    光コネクタ。
  3. 【請求項3】ハウジングがフェルールの後退を規制する
    ストッパーを具えていることを特徴とする特許請求の範
    囲第1項記載の光コネクタ。
  4. 【請求項4】ハウジングがその上蓋の離脱を防止するた
    めのクリップを外周上に具えていることを特徴とする特
    許請求の範囲第1項記載の光コネクタ。
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