JP2505199B2 - 光コネクタ - Google Patents

光コネクタ

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JP2505199B2 JP9169487A JP9169487A JP2505199B2 JP 2505199 B2 JP2505199 B2 JP 2505199B2 JP 9169487 A JP9169487 A JP 9169487A JP 9169487 A JP9169487 A JP 9169487A JP 2505199 B2 JP2505199 B2 JP 2505199B2
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俊昭 柿井
修三 鈴木
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は光ファイバ相互の結合を実現する光コネク
タ、特に光ファイバ心線保護用の鋼線を内部に有する光
ファイバケーブル端部に装着する光コネクタに関するも
のである。
(従来技術及び解決しようとする問題点) 第3図は従来の光コネクタの一例の説明図で、同図
(イ)は(ロ)図のB−B断面の上面図、同図(ロ)は
(イ)図のA−A断面の側面図である。
光ファイバケーブル(1)端部の露出された光ファイ
バ心線(2)端部にはフェルール(3)が装着されてお
り、フェルール(3)後部上に装着した加圧バネ(4)
により軸方向に押圧されている。一方上記光ファイバ心
線(2)の露出部を収納してハウジング(20)が設けら
れており、光ファイバケーブル(1)端部及び露出した
鋼線(11)は上記ハウジング(20)に接着剤(21)によ
り接着固定されている。又前記フェルール(3)の前部
にはインサーション部(5)が設けられており、このイ
ンサーション部(5)をガイドとしてフェルール(3)
がアダプタのスリーブ内に挿入され、インサーション部
(5)の外周上に設けたイジェクタ(6)により固定さ
れる。
このように光コネクタにおいては、次に列記するよう
な問題点がある。
光ファイバケーブル(1)の鋼線(5)及び光ファイ
バケーブル(1)端部は接着剤(21)によりハウジング
(20)内に接着固定されているために、光ファイバ心線
(2)も同時に固定されてしまう。従って光コネクタの
結合時にフェルール(3)が後退したとき、第4図に示
すように光ファイバ心線(2)に座屈(A)が生じる。
又フェルール(3)の結合端面にガイドピンを挿入し
て結合を実現するが、このとき、ガイドピンの挿入ミス
等により第5図に示すように光コネクタが結合していて
も、フェルール(3)の結合端面同志が結合されていな
いことがある。
前記のようにハウジング(20)と光ファイバケーブル
(1)端部及び鋼線(11)が接着剤で接着固定されてい
るが、光ファイバケーブル(1)に第3図(ロ)のF2
示すような外力が加わった場合、ハウジング(20)を構
成している上蓋の剥離が発生する。又第3図(イ)のF1
に示すような引張り力が作用したとき、接着剤の剥離が
生じ、ケーブル(1)が抜けることがある。
接着剤を用いているため、接着剤の硬化時間が必要と
なり、組立てに多くの時間を要する。
(問題点を解決するための手段) 本発明は上述の問題点を解消した光コネクタを提供す
るもので、その特徴は、光ファイバケーブルの外周上に
カシメ部品を圧着し、この圧着部分をハウジング内に収
納することにより光ファイバケーブルがハウジング内に
固定される光コネクタにある。
第1図は本発明の光コネクタの具体例の説明図で、同
図(イ)は外観上面図、同図(ロ)は縦断上面図、同図
(ハ)は(イ)図のX−X断面図である。
同図に示すように、光ファイバケーブル(1)は端部
において、外部被覆層及び鋼線(11)が除去されて光フ
ァイバ心線(2)が露出している。この光ファイバ心線
(2)の端部には光ファイバを位置決め固定したフェル
ール(3)が装着されており、フェルール(3)の後部
上に装着した加圧バネ(4)により軸方向に押圧されて
いる。
又光ファイバケーブル(1)端部の外部被覆層(13)
上にはカシメ部品(8)が圧着されており、この圧着部
分はハウジング本体(7)内にセットされ、その上にハ
ウジング上蓋(13)(第2図参照)が設けられている。
この際、上記カシメ部品(8)にはツメ部(8a)を有
し、このツメ部(8a)が光ファイバケーブル(1)の外
表面に設けた溝(12a)に嵌合することによりカシメ部
品(8)が位置決めされる。又前記カシメ部品(8)の
圧着部分をハウジング本体(7)と上蓋(13)で構成さ
れるハウジング内に収納したとき、光コネクタ結合時に
光ファイバに生じる座屈を防止するためのケーブル
(1)が軸方向にスライド出来るように前後方向に隙間
(7a)が形成されている。さらに前記カシメ部品(8)
の圧着部分を光ファイバ心線(2)上に位置しないよう
にすることにより、圧着による結合損失の増加を防いで
いる。
上記のようにカシメ部品(8)の圧着部分を収納した
ハウジング上にはリング(9)が挿入されてハウジング
本体(7)とハウジング上蓋(13)を一体化し、さらに
その上には光ファイバケーブル(1)上にわたってゴム
ブーツ(10)が装着されてこれらを保護している。
又光コネクタフェルール(3)及びハウジング本体
(7)の前方部上には、フェルール(3)のアダプタへ
の挿入をガイドするインサーション部(5)が設けら
れ、さらにその上にはフェルール(3)のアダプタへの
挿入を固定するイジェクタ(6)が設けられて光コネク
タを構成している。
第2図は本発明の光コネクタの形成の手順を示す説明
図である。まず、光ファイバケーブル(1)上にあらか
じめリング(9)及びゴムブーツ(10)を挿通しておい
た後、カシメ部品(8)のツメ部(8a)をケーブル
(1)の外部被覆層(12)に設けた溝(12a)に嵌合
し、カシメ部品(8)をケーブル(1)の外周上に圧着
する。ついで、ケーブル(1)端部の外部被覆層(12
a)を除去して光ファイバ心線(2)を露出し、その上
に加圧バネ(4)を挿通し、光ファイバ心線(2)の端
部にフェルール(3)を装着する。
しかる後、前記カシメ部品(8)の圧着部分をハウジ
ング本体(7)にセットし、上蓋(13)を覆せ、その上
にリング(9)及びゴムブーツ(10)を後方より挿入
し、固定する。その後、外周にイジェクタ(6)を装着
したインサーション部(5)へ前工程で形成された物を
挿入することにより、第1図に示す本発明の光コネクタ
が形成される。
(実施例) 上述のようにして形成された光コネクタについて信頼
性試験を行なった結果は次の通りである。
1)接続損失 平均0.15dB、最大0.4dB 2)反射量 −40dB以下 3)引張り試験 (過重7kgを加えた後、荷重を解放) 接続損失の増加0.10dB以下 4)振動試験 (50Hz、±15mm、10時間、2方向) 接続損失の増加0.1dB以下 5)衝撃試験 (高さ1mからの自然落下10回) 接続損失の増加0.2dB以下 6)繰返し着脱 (1000回着脱) 接続損失の増加0.2dB以下 7)温度特性 (−30℃〜+60℃/6h、25サイクル) 接続損失の増加0.2dB以下 8)濕熱試験 (80℃、95%、100時間) 接続損失の増加0.2dB以下 従来の光コネクタでは3)の引張り試験において、約
2kg前後で接着剤の剥離が発生し、すべての力が光ファ
イバに集中し、光ファイバの断線が生じたが、本発明の
光コネクタでは、引張り力7kgを加えても安定した結果
を得ることが出来た。
(発明の効果) 上述した本発明の光コネクタによれば、カシメ部品を
光ファイバケーブルの外周上に圧着し、この圧着部分を
ハウジング内に収納することにより、引張り力による光
ファイバ断線を防止することが可能となる。この際、カ
シメ部品のツメ部をケーブル外表面の溝内に嵌合するこ
とによって、カシメ部品が位置決めされるため取付け作
業性が向上する。
又ハウジング内にカシメ部品の圧着部分を収納した
時、その前後方向に隙間を形成することにより、光ファ
イバの座屈を吸収することができ、信頼性が向上する。
さらに、ケーブルへのカシメ部品の圧着部分を光ファ
イバ心線上から外すことにより、圧着による損失増加を
防ぐことができ信頼性が向上する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の光コネクタの具体例の説明図で、同図
(イ)は外観上面図、同図(ロ)は縦断上面図、同図
(ハ)は(イ)図のX−X断面図である。 第2図は第1図の光コネクタの組立ての手順を示す説明
図である。 第3図は従来の光コネクタの一例の説明図で、同図
(イ)は(ロ)図のB−B断面図、同図(ロ)は(イ)
図のA−A断面図である。又第4図及び第5図は従来の
光コネクタの問題点の説明図である。 1……光ファイバケーブル、2……光ファイバ心線、3
……フェノール、4……加圧バネ、5……インサーショ
ン部、6……イジェクタ、7……ハウジング本体、8…
…カシメ部品、9……リング、10……ゴムブーツ、11…
…鋼線、12……外部被覆層。

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】光ファイバ相互の結合を実現する光コネク
    タにおいて、光ファイバケーブルの外周上にカシメ部品
    を圧着し、この圧着部分をハウジング内に収納すること
    により光ファイバケーブルがハウジング内に固定される
    ことを特徴とする光コネクタ。
  2. 【請求項2】光ファイバケーブルが軸方向にスライドで
    きるように、ハウジング内に圧着部分を収納した時その
    前後方向に隙間が形成されていることを特徴とする特許
    請求の範囲第1項記載の光コネクタ。
  3. 【請求項3】カシメ部品がツメ部を有し、圧着時に上記
    ツメ部が光ファイバケーブルの外表面に設けた溝内に嵌
    合することによりカシメ部品が位置決めされることを特
    徴とする特許請求の範囲第1項記載の光コネクタ。
  4. 【請求項4】カシメ部品の圧着部分が光ファイバ心線上
    に位置しないことを特徴とする特許請求の範囲第1項記
    載の光コネクタ。
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