JP2502006Y2 - プレス制御装置 - Google Patents

プレス制御装置

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JP2502006Y2
JP2502006Y2 JP1990402130U JP40213090U JP2502006Y2 JP 2502006 Y2 JP2502006 Y2 JP 2502006Y2 JP 1990402130 U JP1990402130 U JP 1990402130U JP 40213090 U JP40213090 U JP 40213090U JP 2502006 Y2 JP2502006 Y2 JP 2502006Y2
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正美 清水
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、プレスを作動制御する
ためのプレス制御装置に関するものである。
【0002】
【従来技術及び考案が解決しようとする課題】一般に、
この種プレス制御装置のなかには、所謂マイクロコンピ
ュータからなる制御部が、操作スイッチの操作に基づく
判断で電磁油圧バルブ等にプレス作動信号を出力するこ
とによりプレスを作動するように構成されるものがあ
る。しかるに、このようなプレス制御装置では、制御部
においてショート破壊や暴走が発生した場合に、操作ス
イッチを操作しないにも拘らずプレス作動信号が出力さ
れる惧れがあつて、何らかの安全対策が望まれていた。
【0003】そこで、プレス作動信号の出力に先立って
インターロック信号の出力をし、該インターロック信号
の入力があった場合にプレス作動信号の出力に基づきプ
レス作動することが提唱される。ところがこの場合、イ
ンターロック信号の入力検知をリレー手段の作動で行う
ことになるが、リレー手段についてはスイッチ接点が溶
着するという異常が考えられ、その場合には、インター
ロック信号の有無に関係なくプレス作動信号の出力でプ
レス作動してしまうという問題がある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本考案は、上記の如き実
情に鑑みこれらの欠点を一掃することができるプレス制
御装置を提供することを目的として創案されたものであ
って、操作スイッチからの操作信号の入力により制御部
から出力されるプレス作動信号に基づいてプレス作動を
するプレス作動回路を設けるにあたり、制御部は、操作
スイッチからの操作信号の入力に伴い、溶着検出解除信
号、インターロック信号、プレス作動信号の順で信号出
力をするものとし、かつ制御部には、溶着検出解除信号
の入力で作動する第四リレー手段、インターロック信号
の入力で作動する第一リレー手段、プレス作動信号の入
力で作動する第二リレー手段が接続され、前記プレス作
動回路には、第一リレー手段の常時開のスイッチ接点
と、異常検知回路に設けられる第三リレー手段の常時閉
のスイッチ接点とが直列接続されるものとし、かつ前記
異常検知回路は、第三リレー手段を自己保持するための
自己保持回路と、第四リレー手段の常時閉のスイッチ接
点および第一リレー手段の常時開のスイッチ接点が第三
リレー手段に直列接続される接点溶着検出回路と、第二
リレー手段の常時開のスイッチ接点および第一リレー手
段の常時閉のスイッチ接点が第三リレー手段に直列接続
される制御部異常検出回路とで構成されていることを特
徴とするものである。
【0005】そして本考案は、この構成によって、プレ
スの安全性を向上させることができるようにしたもので
ある。
【0006】
【実施例】次に、本考案の一実施例を図面に基づいて説
明する。図面において、1はプレス制御装置であつて、
該プレス制御装置1には、所謂マイクロコンピユータを
用いて構成される制御部2が設けられ、そして制御部2
が押釦スイッチPB2の操作信号に基づく判断で、出力
回路を介してプレスシリンダ用油圧電磁バルブのソレノ
イドSOL1にプレス作動信号を出力することでプレス
を作動せしめるが、これらの構成は従来通りである。
【0007】3は前記ソレノイドSOL−1を作動する
ためのプレス作動回路であつて、該プレス作動回路3に
は、ソレノイドSOL1と直列する第一リレー手段CR
−1の常時開のスイッチ接点(a接点)CR−1および
第三リレー手段CR−3の常時閉のスイッチ接点(b接
点)CR−3が設けられると共に、これら直列回路と並
列するようにして第二リレー手段CR−2が設けられて
いる。
【0008】さらに、4はプレス作動回路3に並列して
制御部2の出力回路に接続されるリレー回路であつて、
該リレー回路4に設けられる第一リレー手段CR−1
は、プレス作動信号が出力されるのに先立つて制御部2
から出力されるインターロック信号に基づく作動で前記
スイッチ接点CR−1をONすることによりプレス作動
回路3によるプレスの作動を許容するインターロック回
路を構成している。
【0009】一方、5は異常検出回路であつて、該異常
検出回路5には、第三リレー手段CR−3を自己保持す
るための自己保持回路6と、前記第一リレー手段CR−
1の接点溶着を検出して第三リレー手段CR−3を作動
する接点溶着検出回路7と、制御部2の異常を検出して
第三リレー手段CR−3を作動する制御部異常検出回路
8と、第三リレー手段CR−3の作動に基づいてモニタ
ランプLED1および警報ブザーBzを作動する警報回
路9とが設けられている。
【0010】さて、上記接点溶着検出回路7は、インタ
ーロック信号に先立つて出力される溶着検出解除信号に
基づいて作動する第四リレー手段CR−4の常時閉のス
イッチ接点(b接点)CR−4と前記第一リレー手段C
R−1の常時開のスイッチ接点(a接点)CR−1とを
第三リレー手段CR−3に直列接続することで構成され
ている。即ち、制御部2は、前記インターロック信号に
先立つて溶着検出解除信号を出力して第四リレー手段C
R−4の作動をし、これによって接点溶着検出回路7の
スイッチ接点CR−4をOFFに切換えるが、このOF
Fになる前のON状態のときに、第一リレー手段CR−
1のスイッチ接点CR−1が溶着していてONしている
場合に、該接点溶着検出回路7は閉回路となって接点溶
着の検出がなされて第三リレー手段CR−3は作動する
ことになり、これにより、プレス作動回路3を開成状態
にしてプレス作動の規制およびモニタランプLED1、
警報ブザーBzによる異常報知を行うようになってい
る。また、第四リレー手段CR−4のスイッチ接点CR
−4が溶着状態であるときも同様にして検出される。つ
まり、このスイッチ接点CR−4は、溶着検出解除信号
の入力の有無にかかわらずON状態に維持され、その
後、インターロック信号の入力に伴う第一リレー手段の
スイッチ接点CR−1がONに切換わることで接点溶着
検出回路7は閉回路となり、これによって第四リレー手
段CR−4の接点溶着の検知がなされる。
【0011】一方、制御部異常検出回路8は、第一リレ
ー手段CR−1の常時閉のスイッチ接点(b接点)CR
−1と第二リレー手段CR−2の常時開のスイッチ接点
(a接点)CR−2を第三リレー手段CR−3に直列接
続することで構成されている。つまり、制御部2がイン
ターロック信号を出力することなくプレス作動信号を出
力した場合、制御部2におけるショートもしくは暴走で
あると判断してプレス作動回路3の作動規制および異常
報知を行うようになっている。尚、モニタランプLED
1および警報ブザーBzによる警報は、自己保持回路6
に設けられるb接点押釦スイッチPB1の操作により解
除できるようになっている。
【0012】叙述の如く構成された本考案の実施例にお
いて、正常時に操作スイッチである押釦スイッチPB2
を操作すると、制御部2が溶着検出解除信号、インター
ロック信号、プレス作動信号を順次出力してプレスを作
動させることになるが、インターロック回路を構成する
第一リレー手段CR−1のスイッチ接点CR−1が溶着
している場合に、溶着検出解除信号の入力で作動する第
四リレー手段CR−4のスイッチ接点CR−4が設けら
れた接点溶着検出回路7でこれを検出してプレス作動回
路3の作動規制および異常報知を行うことになり、ま
た、制御部2におけるショートもしくは暴走により上記
出力信号に異常が発生した場合には、制御部異常検出回
路8がこれを検出してプレス作動回路3の作動規制およ
び異常報知を行うことになる。
【0013】この様に、本考案が実施されたものにあつ
ては、プレス作動信号に先立つてインターロック信号が
出力されない場合に制御部2においてショートもしくは
暴走が発生したと判断してプレス作動の規制および異常
報知を行うものでありながら、このインターロック信号
の入力で作動する第一リレー手段CR−1の接点融着に
よる異常が、第四リレー手段CR−4により検出される
ことになる。しかもこの第四リレー手段CR−4のスイ
ッチ接点CR−4の接点溶着も合わせて検知されること
になる。この結果、制御部2の異常検知のために設けた
第一リレー手段CR−1の接点溶着異常、並びに該異常
を検出するために設けた第四リレー手段CR−4の接点
溶着の異常が検知できるという互いに補完する関係とな
って安全性が向上する。
【0014】
【作用効果】以上要するに、本考案は叙述の如く構成さ
れたものであるから、プレス作動は、制御部からのプレ
ス作動信号に先立つインターロック信号の出力があった
ときになされるが、このインターロック信号の出力検出
をするため設けられる第一リレー手段の接点溶着の異常
検知が、インターロック信号に先立って出力される溶着
検出解除信号の出力で作動する第四リレー手段により検
出できるが、この第四リレー手段の接点溶着は第一リレ
ー手段の存在によって検出でき、この結果、両リレー手
段が互いに補完する状態で接点溶着の異常検出ができて
もプレス作動信号が出力されることはない。この結果、
制御部異常を検知するため制御部に接続される第一リレ
ー手段を設けたものでありながら、この第一リレー手段
の接点溶着異常検出、該異常検出をするため設けた第四
リレー手段の接点溶着の異常検出がなされるという二重
のチエツク機能が働くことになる。従つて、プレスが意
に反して作動してしまうような危険を確実に回避してプ
レスにおける安全性を向上できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】プレス制御装置の回路図である。
【符号の説明】
1 プレス制御装置 2 制御部 3 プレス作動回路 5 異常検出回路 7 接点溶着検出回路 8 制御部異常検出回路

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 操作スイッチからの操作信号の入力によ
    り制御部から出力されるプレス作動信号に基づいてプレ
    ス作動をするプレス作動回路を設けるにあたり、制御部
    は、操作スイッチからの操作信号の入力に伴い、溶着検
    出解除信号、インターロック信号、プレス作動信号の順
    で信号出力をするものとし、かつ制御部には、溶着検出
    解除信号の入力で作動する第四リレー手段、インターロ
    ック信号の入力で作動する第一リレー手段、プレス作動
    信号の入力で作動する第二リレー手段が接続され、前記
    プレス作動回路には、第一リレー手段の常時開のスイッ
    チ接点と、異常検知回路に設けられる第三リレー手段の
    常時閉のスイッチ接点とが直列接続されるものとし、か
    つ前記異常検知回路は、第三リレー手段を自己保持する
    ための自己保持回路と、第四リレー手段の常時閉のスイ
    ッチ接点および第一リレー手段の常時開のスイッチ接点
    が第三リレー手段に直列接続される接点溶着検出回路
    と、第二リレー手段の常時開のスイッチ接点および第一
    リレー手段の常時閉のスイッチ接点が第三リレー手段に
    直列接続される制御部異常検出回路とで構成されている
    ことを特徴とするプレス制御装置。
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JPH0490200U JPH0490200U (ja) 1992-08-06
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JPH0220700A (ja) * 1988-07-08 1990-01-24 Fanuc Ltd 安全機能付プレス制御方法

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