JP2513896Y2 - プレス運転押釦回路の動作監視装置 - Google Patents
プレス運転押釦回路の動作監視装置Info
- Publication number
- JP2513896Y2 JP2513896Y2 JP1989003828U JP382889U JP2513896Y2 JP 2513896 Y2 JP2513896 Y2 JP 2513896Y2 JP 1989003828 U JP1989003828 U JP 1989003828U JP 382889 U JP382889 U JP 382889U JP 2513896 Y2 JP2513896 Y2 JP 2513896Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- push button
- press
- press operation
- voltage
- operation push
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Landscapes
- Control Of Presses (AREA)
- Presses And Accessory Devices Thereof (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は複数の操作ステーシヨンに設けられたプレ
ス運転押釦が正常に動作しているかを監視するプレス運
転押釦回路の動作装置に関する。
ス運転押釦が正常に動作しているかを監視するプレス運
転押釦回路の動作装置に関する。
従来プレスは操作ステーシヨンに設けられたプレス運
転押釦を押すことにより運転を行っているが、運転押釦
回路に短絡や開放などが発生した場合、プレス運転押釦
を押しても再起動がかからないよう、従来ではプレス運
転押釦の常開接点(a接点)及び常閉接点(b接点)の
動作状態を監視している。
転押釦を押すことにより運転を行っているが、運転押釦
回路に短絡や開放などが発生した場合、プレス運転押釦
を押しても再起動がかからないよう、従来ではプレス運
転押釦の常開接点(a接点)及び常閉接点(b接点)の
動作状態を監視している。
しかし従来の監視装置では、単一の操作ステーション
で発生するプレス運転押釦回路の異常については検出で
きるが、操作ステーションが複数になった場合、各操作
ステーションで発生する異常については検出できないた
め、異常に気付かずにプレスを運転した場合、作業者に
危険が及ぶなどの不具合がある。
で発生するプレス運転押釦回路の異常については検出で
きるが、操作ステーションが複数になった場合、各操作
ステーションで発生する異常については検出できないた
め、異常に気付かずにプレスを運転した場合、作業者に
危険が及ぶなどの不具合がある。
この考案は上記不具合を改善する目的でなされたもの
で、複数の操作ステーションに設けられたプレス運転押
釦回路の動作が監視できるようにしたプレス運転押釦回
路の動作監視装置を提供しようとするものである。
で、複数の操作ステーションに設けられたプレス運転押
釦回路の動作が監視できるようにしたプレス運転押釦回
路の動作監視装置を提供しようとするものである。
この考案は上記目的を達成するために、プレス運転押
釦がそれぞれ設けられた複数の操作ステーションを有す
るプレスにおいて、上記各操作ステーションのプレス運
転押釦スイッチに、これらプレス運転押釦スイッチの常
開接点及び常閉接点にかかる電圧を検出する電圧センサ
を各プレス運転押釦スイッチ毎に設けて、これら電圧セ
ンサを各プレス運転押釦スイッチに並列接続すると共
に、上記各電圧センサを互いに直列接続して電源ライン
間に接続したもので、各操作ステーションのプレス運転
押釦回路で発生した短絡や開放などの異常が上記電圧セ
ンサが検出する電圧により検出できるため、異常に気付
かずにプレスを運転して、作業者に危険が及ぶなどの不
具合を解消することができる。
釦がそれぞれ設けられた複数の操作ステーションを有す
るプレスにおいて、上記各操作ステーションのプレス運
転押釦スイッチに、これらプレス運転押釦スイッチの常
開接点及び常閉接点にかかる電圧を検出する電圧センサ
を各プレス運転押釦スイッチ毎に設けて、これら電圧セ
ンサを各プレス運転押釦スイッチに並列接続すると共
に、上記各電圧センサを互いに直列接続して電源ライン
間に接続したもので、各操作ステーションのプレス運転
押釦回路で発生した短絡や開放などの異常が上記電圧セ
ンサが検出する電圧により検出できるため、異常に気付
かずにプレスを運転して、作業者に危険が及ぶなどの不
具合を解消することができる。
この考案の一実施例を第1図ないし第4図に示す図面
を参照して詳述する。第1図はプレス運転押釦の常開接
点(a接点)の動作を監視する回路、第3図は同常閉接
点(b接点)の動作を監視する回路を示すもので、まず
第1図から説明すると、図示しないプレスの近傍に複数
個所、例えば4個所に亘って操作ステーシヨン1,2,3,4
が設置されていて、これら操作ステーシヨン1,2…には
互いに直列に2個のプレス運転押釦スイツチS1,S2…が
設けられている。
を参照して詳述する。第1図はプレス運転押釦の常開接
点(a接点)の動作を監視する回路、第3図は同常閉接
点(b接点)の動作を監視する回路を示すもので、まず
第1図から説明すると、図示しないプレスの近傍に複数
個所、例えば4個所に亘って操作ステーシヨン1,2,3,4
が設置されていて、これら操作ステーシヨン1,2…には
互いに直列に2個のプレス運転押釦スイツチS1,S2…が
設けられている。
またプレス制御盤5側には各操作ステーシヨン1,2…
毎に電圧センサV1,V2…が設けられていて、各プレス運
転押釦スイツチS1,S2…と並列に接続されていると共
に、各電圧センサV1,V2…は互いに直列に接続され、さ
らに条件接点6及びリレー7に直列に接続されて、AC10
0Vの印加されたラインL1,L2間に接続されている。
毎に電圧センサV1,V2…が設けられていて、各プレス運
転押釦スイツチS1,S2…と並列に接続されていると共
に、各電圧センサV1,V2…は互いに直列に接続され、さ
らに条件接点6及びリレー7に直列に接続されて、AC10
0Vの印加されたラインL1,L2間に接続されている。
なお、8は条件接点6及びリレー7に並列接続された
抵抗で、条件接点6が開成されても各電圧センサV1,V2
…に電圧がかかるようにしたものである。
抵抗で、条件接点6が開成されても各電圧センサV1,V2
…に電圧がかかるようにしたものである。
次に作用を説明すると、各プレス運転押釦スイツチ
S1,S2…に接続された電圧センサV1,V2…は第2図に示
すような特性を有している。
S1,S2…に接続された電圧センサV1,V2…は第2図に示
すような特性を有している。
すなわち監視設定電圧は例えば10Vに設定されてい
て、電圧センサV1,V2…にかかる電圧が10Vになったと
きに信号を発生し、その他の電圧範囲では信号を発生し
ない。
て、電圧センサV1,V2…にかかる電圧が10Vになったと
きに信号を発生し、その他の電圧範囲では信号を発生し
ない。
なお第2図において20Vの領域は全操作ステーシヨン
1,2…を使用しているときに電圧センサV1,V2…にかか
る電圧、50Vの領域は1つの操作ステーシヨン1,2…が使
用されているときにかかる電圧、そして100V近辺の領域
はプレス運転釦を押してプレス起動後プレス運転釦を離
したときにかかる電圧をそれぞれ示している。
1,2…を使用しているときに電圧センサV1,V2…にかか
る電圧、50Vの領域は1つの操作ステーシヨン1,2…が使
用されているときにかかる電圧、そして100V近辺の領域
はプレス運転釦を押してプレス起動後プレス運転釦を離
したときにかかる電圧をそれぞれ示している。
いまプレス運転中に操作ステーシヨン1,2…の1個所
ないし複数個所でプレス運転押釦の回路に短絡が発生す
ると電圧センサV1,V2…にかかる電圧は0Vになるため、
短絡が発生した操作ステーシヨン1,2…の電圧センサ
V1,V2…より信号が発生されて、この信号により異常を
検出することができる。
ないし複数個所でプレス運転押釦の回路に短絡が発生す
ると電圧センサV1,V2…にかかる電圧は0Vになるため、
短絡が発生した操作ステーシヨン1,2…の電圧センサ
V1,V2…より信号が発生されて、この信号により異常を
検出することができる。
また例えば操作ステーシヨン1や3で回路の切断によ
る開放(×印個所)が発生すると、プレスの運転を停止
しても開放個所の電圧センサV1,V3には電圧がかかった
ままとなるため、これによって回路の開放が検出できる
ようになる。
る開放(×印個所)が発生すると、プレスの運転を停止
しても開放個所の電圧センサV1,V3には電圧がかかった
ままとなるため、これによって回路の開放が検出できる
ようになる。
なお上記実施例はプレス運転押釦スイツチ1,2…の常
開接点側の動作を監視するものであるが、同様にして常
閉接点側の動作も監視することができる。
開接点側の動作を監視するものであるが、同様にして常
閉接点側の動作も監視することができる。
その回路を第3図に示すが、この場合電圧センサV5,
V6…には第4図に示すような電圧がかかり、電圧センサ
V5,V6…は電圧が例えば10Vになったときに信号を発生
する。
V6…には第4図に示すような電圧がかかり、電圧センサ
V5,V6…は電圧が例えば10Vになったときに信号を発生
する。
また電圧変動範囲についての条件設定は第2図と同様
なので説明は省略する。
なので説明は省略する。
そしてこの場合も運転中短絡が発生すると電圧センサ
V5,V6…がこれを検出して信号を発生し、開放が発生し
た場合はプレス停止時電圧センサV5,V6…に電圧がかか
ったままになることにより検出することができる。
V5,V6…がこれを検出して信号を発生し、開放が発生し
た場合はプレス停止時電圧センサV5,V6…に電圧がかか
ったままになることにより検出することができる。
この考案は以上詳述したように、プレス運転押釦がそ
れぞれ設けられた複数の操作ステーションを有するプレ
スにおいて、上記各操作ステーションのプレス運転押釦
スイッチに、これらプレス運転押釦スイッチの常開接点
及び常閉接点にかかる電圧を検出する電圧センサを各プ
レス運転押釦スイッチ毎に設けて、これら電圧センサを
各プレス運転押釦スイッチに並列接続すると共に、上記
各電圧センサを互いに直列接続して電源ライン間に接続
したことから、複数の操作ステーションに設けられたプ
レス運転押釦スイッチを同時に監視することができる。
れぞれ設けられた複数の操作ステーションを有するプレ
スにおいて、上記各操作ステーションのプレス運転押釦
スイッチに、これらプレス運転押釦スイッチの常開接点
及び常閉接点にかかる電圧を検出する電圧センサを各プ
レス運転押釦スイッチ毎に設けて、これら電圧センサを
各プレス運転押釦スイッチに並列接続すると共に、上記
各電圧センサを互いに直列接続して電源ライン間に接続
したことから、複数の操作ステーションに設けられたプ
レス運転押釦スイッチを同時に監視することができる。
これによって各操作ステーションの少なくとも1個所
で異常が発生した場合でも、プレスが再起動できないた
め、異常に気付かずプレスを運転したため作業者に危険
が及ぶなどの不具合を解消することができる。
で異常が発生した場合でも、プレスが再起動できないた
め、異常に気付かずプレスを運転したため作業者に危険
が及ぶなどの不具合を解消することができる。
また各操作ステーションに設けられたプレス運転押釦
スイッチにそれぞれ電圧センサを並列接続し、かつ各電
圧センサを直列接続して電源ラインの間に接続するだけ
でよいため、容易かつ安価に実施することができると共
に、既存のプレスの運転回路に電圧センサを追加するだ
けで、既存のプレスの安全性を高めることができる効果
もある。
スイッチにそれぞれ電圧センサを並列接続し、かつ各電
圧センサを直列接続して電源ラインの間に接続するだけ
でよいため、容易かつ安価に実施することができると共
に、既存のプレスの運転回路に電圧センサを追加するだ
けで、既存のプレスの安全性を高めることができる効果
もある。
第1図はプレス運転押釦スイツチの常開接点の動作を監
視する回路の実施例を示す回路図、第2図は同作用説明
図、第3図は同スイツチの常閉接点の動作を監視する回
路の実施例を示す回路図、第4図は同作用説明図であ
る。 1,2…は操作ステーシヨン、S1,S2…はプレス運転押釦
スイツチ、V1,V2…は電圧センサ。
視する回路の実施例を示す回路図、第2図は同作用説明
図、第3図は同スイツチの常閉接点の動作を監視する回
路の実施例を示す回路図、第4図は同作用説明図であ
る。 1,2…は操作ステーシヨン、S1,S2…はプレス運転押釦
スイツチ、V1,V2…は電圧センサ。
Claims (1)
- 【請求項1】プレス運転押釦がそれぞれ設けられた複数
の操作ステーション1,2…を有するプレスにおいて、上
記各操作ステーションの1,2…のプレス運転押釦スイッ
チS1,S2…に、これらプレス運転押釦スイッチS1,S2…
の常開接点及び常閉接点にかかる電圧を検出する電圧セ
ンサV1,V2…を各プレス運転押釦スイッチS1,S2…毎に
設けて、これら電圧センサV1,V2…を各プレス運転押釦
スイッチS1,S2…に並列接続すると共に、上記各電圧セ
ンサV1,V2…を互いに直列接続して電源ラインL1,L2間
に接続してなるプレス運転押釦回路の動作監視装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1989003828U JP2513896Y2 (ja) | 1989-01-19 | 1989-01-19 | プレス運転押釦回路の動作監視装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1989003828U JP2513896Y2 (ja) | 1989-01-19 | 1989-01-19 | プレス運転押釦回路の動作監視装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0297999U JPH0297999U (ja) | 1990-08-03 |
JP2513896Y2 true JP2513896Y2 (ja) | 1996-10-09 |
Family
ID=31205806
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1989003828U Expired - Fee Related JP2513896Y2 (ja) | 1989-01-19 | 1989-01-19 | プレス運転押釦回路の動作監視装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2513896Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63196398U (ja) * | 1987-05-30 | 1988-12-16 |
-
1989
- 1989-01-19 JP JP1989003828U patent/JP2513896Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0297999U (ja) | 1990-08-03 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US5903123A (en) | Emergency stop circuit for a robot | |
SE522350C2 (sv) | Säkerhetsanordning hos industrirobot | |
JPH1083731A (ja) | 押釦スイッチ及びその押釦スイッチを用いた押釦スイッチ装置 | |
JP2513896Y2 (ja) | プレス運転押釦回路の動作監視装置 | |
GB1572377A (en) | Electronic control systems | |
US4441034A (en) | Contact-controlled capacitive switching apparatus | |
JP4395829B2 (ja) | 自動機械の動作許可装置 | |
JPH05212597A (ja) | 両手操作スイッチ | |
JP2004341690A (ja) | 操作盤 | |
EP0872226A3 (de) | Aktives Medizinprodukt | |
JPH0353312Y2 (ja) | ||
JPH04315298A (ja) | センサ二重化自動切換装置 | |
US20060212167A1 (en) | Enabling unit of teaching pendant | |
JPH0257633U (ja) | ||
JP2546386B2 (ja) | 二重化装置 | |
JPH0357797A (ja) | 自己診断装置を備えた航空機塔乗橋 | |
JPH04101599A (ja) | 制御方式 | |
JP2528867Y2 (ja) | 操作器 | |
KR930008680Y1 (ko) | 에스카레이터의 고장점 표시장치 | |
JPS592566Y2 (ja) | シ_ケンス制御回路の異常箇所検出装置 | |
JPH06100248A (ja) | エレベータのかご呼登録装置 | |
JPS6331303Y2 (ja) | ||
JPH03135325A (ja) | 遅延回路装置 | |
JPH08129946A (ja) | リレー接点監視装置 | |
JPH06329364A (ja) | エレベータの故障状態表示装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |