JP2501623Y2 - ファクシミリ装置 - Google Patents

ファクシミリ装置

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JP2501623Y2
JP2501623Y2 JP1988089312U JP8931288U JP2501623Y2 JP 2501623 Y2 JP2501623 Y2 JP 2501623Y2 JP 1988089312 U JP1988089312 U JP 1988089312U JP 8931288 U JP8931288 U JP 8931288U JP 2501623 Y2 JP2501623 Y2 JP 2501623Y2
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敏明 三須
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Fuji Xerox Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案はファクシミリ装置に関するものであり、特
に、定形寸法にカットされた記録紙に、受信情報を欠落
させることなく記録できるようにしたファクシミリ装置
に関するものである。
(従来の技術) 従来のファクシミリ通信において、送信側は、プロト
コル制御によって受信側から送出される識別信号に基づ
き、受信側が準備している記録紙の寸法を認識すること
ができた。そして、認識した記録紙寸法が送信しようと
する原稿の寸法より小さい場合には、原稿の画情報が一
部欠落して記録されるおそれがあるので、送信側では、
前記原稿を縮小し、受信側で欠落することなく記録でき
るような画情報データに変換して送出していた。
一方、受信側は、プロトコル制御によって送信側から
送出される識別信号に基づき、送信されてくる原稿の寸
法を知ることができた。そして、受信側では、受信した
該原稿を欠落することなく記録できるように、準備して
いる記録紙の中の最適な寸法の記録紙を選択して受信す
るようにしていた。
(考案が解決しようとする課題) 上記した従来の技術は、次のような問題点を有してい
た。
送信側から受信側に原稿寸法を知らせるために送出さ
れる信号は、原稿の幅を検出する手段によって得られた
データをもとに決定された信号であった。そして、前記
検出手段では、原稿がA4判とかB4判とかの定形寸法であ
るという前提での判断しかされていない。したがって、
原稿の幅はほぼ正確に判断されるが、原稿の長さについ
ては前記検出手段によって得られた原稿の幅方向の寸法
に基づいて、これに対応する定形寸法の長さを表すデー
タが得られるのである。つまり、原稿の長さが短いか長
いかにかかわらず、検出された原稿の幅に基づいて原稿
の長さが判断されるのである。
その結果、原稿の正確な長さを受信側に送出すること
ができず、送信しようとする原稿の長さが定形寸法より
長い場合には、定形のカット記録紙に記録しきれず、情
報の一部が欠落するというような問題があった。
このような情報の欠落を防止するためには、受信側で
受信情報を記憶するメモリを準備しておき、該メモリに
記憶された受信情報の量に基づいて、記録紙の選択を行
うようにしたり、2枚の記録紙に分けて記録するように
することができる。
また、原稿の長さ方向の寸法の機械的な検出手段で検
出して受信側に送出し、該検出結果に基づいて記録紙の
選択を行うようにしたり、2枚の記録紙に分けて記録す
るようにすることもできる。
しかし、このようにするためには、受信情報を記憶す
るための専用の大容量メモリや、前記機械的検出手段を
必要とするので、コストや設置スペースの面からみて実
用的には問題があった。
本考案の目的は、前記従来技術の問題点を除去し、定
形にカットされた記録紙に画情報を記録する場合に、情
報の欠落部分が生じることがないようにするファクシミ
リ装置を提供することにある。
(課題を解決するための手段および作用) 前記の問題点を解決し、目的を達成するために、本考
案は、送信側から画情報の送信に先立って送出されてく
る原稿の各ページ毎の副走査方向の総ライン数、および
自局の記録紙に記録できる総ライン数の大小を比較する
手段と、受信画情報を縮小する手段とを具備し、前記比
較手段での比較の結果、送信されてくる画情報の総ライ
ン数の方が大の場合は受信画情報を縮小して記録するよ
うに構成した点に特徴がある。
上記構成を有する本考案によれば、受信側では前記総
ライン数と自局の受信紙に記録できる総ライン数との大
小を比較し、その結果、送信されてくる画情報のすべて
を自局の受信紙に記録できないと判断した場合には、受
信した画情報を縮小して記録することができる。
したがって、受信側の受信紙が定形紙の場合に、原稿
の寸法を正確に表すデータが送信側から送出されてくる
ので、この原稿の寸法に見合った、適当な寸法の記録紙
に、送信されてくる画情報を欠落することなく記録する
ことができる。
(実施例) 以下に図面を参照して、本考案を詳細に説明する。第
1図(a)および(b)は本考案の一実施例の構成を示
すブロック図である。
第1図(a)を参照して原稿を送信する側の機能を説
明する。同図において、読取り部1で読取られた送信の
ための原稿は圧縮部2で符号化される。符号化された画
情報は画像メモリ3に蓄積される。該画像メモリ3は少
なくとも原稿1ページ分の画情報を蓄積する記憶容量を
有している。そして、画像メモリ3に蓄積された画情報
は送信命令に従って通信制御部4に転送され、順次回線
に送出される。
計数手段5では、画像メモリ3に蓄積される画情報の
副走査方向のライン数が計数される。該計数手段5によ
って得られた原稿1ページ分の副走査方向の総ライン数
は通信制御部4に転送され、画情報データに先だって回
線に送出される。
次に、第1図(a)に示した機能を有するファクシミ
リ装置から送信されてきた原稿を受信する側の機能を、
同図(b)を参照して説明する。同図において、回線を
介して通信制御部4に着信した原稿の画情報は伸長部6
に入力される。一方、前記画情報の着信に先立って着信
するプロトコル情報のうち、前記送信機能を有するファ
クシミリ装置の計数手段5で計数された原稿1ページ分
の副走査方向のライン数は比較手段7に入力される。
該比較手段7では、記録可能ライン数設定手段10に設
定されている、自局の記録紙に記録できるライン数と、
前記プロトコルで得られた前記原稿1ページの副走査方
向の総ライン数との比較が行われる。縮小部8では、前
記比較手段7における比較結果に従って、必要ならば伸
長部6から入力された画情報を縮小してプリンタ9に送
出する。
前記縮小手段において、画情報を縮小してプリンタ9
に送出するか否かの判断は次に示す動作フローに従って
行われる。
第2図は伸縮要否の判断のための受信側での制御動作
を示すフローチャートである。
同図において、まず、ステップS1において、送信側か
ら送出されてきた原稿1ページ分の副走査方向の総ライ
ン数を比較手段7に読込む。その結果を“A"とする。
ステップS2では、記録可能ライン数設定手段10から記
録可能ライン数を比較手段7に読込む。その結果を“B"
とする。
ステップS3では、比較手段7において前記原稿1ペー
ジ分の副走査方向の総ライン数“A"と、記録可能ライン
数“B"との大小が判断される。この判断は(A/B)>1
が成立するか否かによって行われる。原稿1ページ分の
副走査方向の総ライン数が記録可能ライン数より多けれ
ば、ステップS4に進んで画情報は予定の縮小率に従って
縮小される。
ステップS5では、縮小された画情報がプリンタ9に送
出され、印字される。
原稿1ページ分の副走査方向の総ライン数が記録可能
ライン数より少なければ、準備されている記録紙に画情
報の欠落なく記録できるので、ステップS3からステップ
S5に進んで、画情報は縮小されずにそのまま印字され
る。
次に、画情報を縮小するための縮小部8の構成の一例
を、第3図を参照して説明する。
同図において、8aは主走査方向縮小回路、8bは副走査
方向縮小回路である。1ラインメモリ81は原稿の主走査
方向の1ライン分の画情報データを格納するメモリであ
り、アドレスカウンタ82に入力されるクロック信号S1に
従って、伸長部6から出力された入力画情報データは1
ラインメモリ81に読み込まれる。前記クロック信号S1は
カウンタ83およびゲート回路84にも入力される。
1ラインメモリ81に格納された画情報データは、フリ
ップフロップ86に入力され、読出し用クロック信号S2に
従って副走査方向縮小回路8bに出力される。該縮小回路
8bで副走査方向に縮小された画情報データは、プリンタ
9に入力される。
カウンタ値設定部85にはカウンタ83のプリセット値が
設定されている。そして、前記(A/B)>1の条件が成
立した場合、比較手段7からカウンタ83のイネーブル端
子に信号が入力され、該カウンタ83は動作可能状態にな
る。カウンタ83が動作可能になると、カウンタ83ではク
ロック信号S1の計数が開始され、プリセット値のカウン
トアップ後に、キャリー信号C1をゲート回路84と該カウ
ンタ83のリセット端子とに出力する。
前記プリセット値のカウントアップ毎にカウンタ83か
ら信号C1が出力されると、該信号C1の出力毎にゲート回
路84から出力される信号S2は“L"レベルに固定される。
上述のように、該信号S2は、1ラインメモリ81からフ
リップフロップ86に入力された画情報データを副走査方
向縮小回路8bに読み出しするためクロック信号である。
したがって、該信号S2が“1"レベルの時はフリップフロ
ップ86にデータが入力されても、該データは副走査方向
縮小回路8bには出力されない。すなわち、副走査方向縮
小回路8bには1ラインメモリ81から出力されたデータ
が、プリセット値のカウントアップ毎に1個ずつ削除さ
れて入力される。
例えば、カウンタ83においてプリセット値“10"が設
定されていると、1ラインメモリ81に入力された画情報
の画素数は、10個毎に1個欠落した画情報となって符号
化回路5に出力される。その結果、原稿の画情報は主走
査方向に90%の長さに縮小された情報となる。
副走査方向縮小回路8bは、前記主走査方向縮小回路8a
と同様の構成を有しており、該副走査方向縮小回路8bに
入力された画情報データをプリセット値のカウントアッ
プ毎に1ラインずつ削除してプリンタ9に送出する。し
たがって、該副走査方向縮小回路8bでは、前記クロック
信号S1に相当するクロック信号が、画情報データの1ラ
インカウント毎に出力されるように構成されている。
このように、該副走査方向縮小回路8bにおいても、プ
リセット値の設定に従って決定される縮小率に基づい
て、前記主走査方向の縮小と同様の原理で原稿の画情報
が副走査方向に縮小される。
なお、前記原稿1ページ分の副走査方向の総ライン数
を表すデータは、プロトコル制御における非標準機能設
定信号(NSS)、あるいは画情報データモードの先頭に
付加して送出する。
上記説明のように、本実施例では、送信されてくる画
情報が、準備されている記録紙にすべて記録できるか否
かの判断ができるので、受信した画情報を必要に応じて
縮小部8で縮小してプリンタ9に転送することができ
る。その結果、送信されてくる原稿の寸法が記録紙より
大きい場合でも、受信側において原稿情報が一部欠落し
て記録されるということが防止できる。
(考案の効果) 以上の説明から明らかなように、請求項1の考案によ
れば、原稿画情報の受信に先立って受信される正確な原
稿サイズに基づき、自局の記録紙に受信画情報を記録で
きるか否かをあらかじめ確実に知ることができる。した
がって、受信ファクシミリ装置が、家庭用など小量のデ
ータ処理能力しか有していないときでも、定形カット紙
に受信画情報を欠落することなく記録することができ、
情報の伝達が確実になる。
さらに、原稿の長さ方向の寸法を検出するための機械
的な検出手段を付加したり、受信画情報を記憶するため
の専用メモリを設けたりしなくてもよいので、簡単なシ
ステム構成で、画像情報の欠落を防止することができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の構成を示すブロック図、第
2図は画情報の伸縮要否判断のための制御動作を示すフ
ローチャート、第3図は縮小部の構成の一例を示すブロ
ック図である。 1……読取り部、2……圧縮部、3……画像メモリ、4
……通信制御部、5……計数手段、6……伸長部、7…
…比較手段、8……縮小部、9……プリンタ、10……記
録可能ライン数設定手段

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】送信側から画情報の送信に先立って送出さ
    れてくる原稿の各ページ毎の副走査方向の総ライン数、
    および自局の記録紙1枚に記録できる総ライン数の大小
    を比較する手段と、 前記原稿の各ページ毎の総ライン数が自局の記録紙1枚
    に記録できる総ライン数より大であることを示す前記比
    較手段からの比較結果に従って、受信画情報を縮小する
    手段とを具備したことを特徴とするファクシミリ装置。
JP1988089312U 1988-07-05 1988-07-05 ファクシミリ装置 Expired - Lifetime JP2501623Y2 (ja)

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JPH0210667U JPH0210667U (ja) 1990-01-23
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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JPH0210667U (ja) 1990-01-23

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