JP3403750B2 - ファクシミリ装置 - Google Patents

ファクシミリ装置

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JP3403750B2
JP3403750B2 JP08829193A JP8829193A JP3403750B2 JP 3403750 B2 JP3403750 B2 JP 3403750B2 JP 08829193 A JP08829193 A JP 08829193A JP 8829193 A JP8829193 A JP 8829193A JP 3403750 B2 JP3403750 B2 JP 3403750B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ファクシミリ装置に関
し、詳しくは、受信した画像データを蓄積可能な蓄積手
段を有するファクシミリ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ファクシミリ装置は、受信した画像デー
タを記録紙に印字して排紙トレイ上に排紙(出力)するよ
うになっており、この排紙トレイはファクシミリ装置に
対して1つだけ設けられている。そして、異なる通信先
から受信した受信ファイルはこの排紙トレイ上に重なり
合って排紙、保管されるようになっており、受信者はそ
の複数の受信ファイルから自分に必要なものを探して取
り出す作業を行なう必要がある。
【0003】そして、この際に作業者にとって必要なフ
ァイルを不必要なファイルと識別して枚数の過不足なく
選別する非常に手間のかかる作業を要し、ともすれば他
人の受信ファイルを誤って抜取ったり必要な受信ファイ
ルの1部を取り忘れたりすることがあった。また、ダイ
レクトメールのような不必要な受信ファイルが排紙トレ
イに大量に排紙されると、上述した選別作業の効率が大
幅に低下するだけでなく、記録紙も無駄になってしま
い、受信者側の経済的な負担が増大してしまう。
【0004】このような種々の不具合を解消するものと
して、例えば特開平1−190076号公報に記載され
たようなものがある。このものは、受信した画像データ
と共に受信した受信者コードを一旦ハードディスク等の
蓄積手段に蓄積するとともに、この蓄積手段に蓄積され
た受信者コードを液晶表示装置に表示し、この液晶表示
装置を見ながら必要な受信ファイルを検索することによ
り、必要な受信ファイルのみを印字出力するようにして
いる。このため、排紙トレイ上で自分に必要な受信ファ
イルを能率の悪い選別作業をすることなく取り出すこと
ができるとともに、不必要に記録紙を消耗するのを防止
して経済的な負担が増大するのを防止することができ
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のファクシミリ装置にあっては、蓄積手段に蓄
積された受信者コードを液晶表示装置によって表示して
いたため、液晶表示装置を設ける分だけコストが増大し
てしまった。また、受信者コードに基づくファイル指定
操作等の操作を行なう必要があったため、操作が非常に
面倒なものになってしまうという問題があった。
【0006】そこで、請求項1記載の発明は、受信ファ
イルの先頭頁にグラフィカルコードを付加して先頭頁を
印字出力し、該先頭頁を当該ファクシミリ装置の読み取
り手段によって読み取った際、コード認識部によって認
識された受信ファイルに対応した2頁目以降の画像デー
タを印字出力することにより、蓄積された受信ファイル
が必要な場合にのみ該ファイルを簡単な操作で容易、か
つ正確に印字出力することができるとともに、検索を行
なうための高価な液晶表示装置等を不要にすることがで
きる低コストなファクシミリ装置を提供することを目的
としている。
【0007】請求項2記載の発明は、IDコードが検出
されなかった場合に受信ファイルの先頭頁にグラフィカ
ルコードを付加して先頭頁を印字出力するとともに、該
先頭頁を当該ファクシミリ装置の読み取り手段によって
読み取った際、コード認識部によって認識された受信フ
ァイルに対応した2頁目以降の画像データを印字出力手
段によって印字出力する一方、IDコードが検出された
ときには、切換手段によって付加部の作動を停止して受
信ファイルの全頁を蓄積手段に蓄積した後、通常の印字
出力を行なうことにより、蓄積された受信ファイルが必
要な場合にのみ該ファイルを簡単な操作で容易、かつ正
確に印字出力することができるとともに、記録紙が無駄
に消費されるのを防止することができるファクシミリ装
置を提供することを目的としている。
【0008】請求項3記載の発明は、記録紙の残量が少
ないときに受信ファイルの先頭頁にグラフィカルコード
を付加して出力するとともに、該先頭頁を当該ファクシ
ミリ装置の読み取り手段によって読み取った際、コード
認識部によって認識された受信ファイルに対応した2頁
目以降の画像データを印字出力手段によって印字出力す
る一方で、記録紙の残量が多いことが検出されたときに
は切換手段によって付加部の作動を停止して受信ファイ
ルの全頁を蓄積手段に蓄積した後、通常の印字出力を行
なうことにより、記録紙が少なくなったときに全頁を出
力するのを予め中止して記録紙の消費を抑制しつつ出力
された受信ファイルの先頭頁からその受信状況および受
信内容を容易に把握することができ、必要な受信ファイ
ルを簡単な操作で容易に印字出力することができるファ
クシミリ装置を提供することを目的としている。
【0009】請求項4記載の発明は、1通信単位で受信
したファイルの頁数が所定値を越えた場合に受信ファイ
ルの先頭頁にグラフィカルコードを付加して印字出力す
るとともに、該先頭頁を当該ファクシミリ装置の読み取
り手段によって読み取った際、コード認識部によって認
識された受信ファイルに対応した2頁目以降の画像デー
タを印字出力手段によって印字出力する一方、受信した
ファイルの頁数が所定値より少ない場合に切換手段によ
って付加部の作動を停止して受信ファイルの全頁を蓄積
手段に蓄積した後、通常の印字出力を行なうことによ
り、受信ファイルの頁数が多い場合に全頁を出力するの
を予め中止して記録紙の消費を抑制しつつ出力された受
信ファイルの先頭頁からその受信状況および受信内容を
容易に把握することができ、必要な受信ファイルを簡単
な操作で容易に印字出力することができるファクシミリ
装置を提供することを目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
上記課題を解決するために、受信された画像データを蓄
積可能な蓄積手段を有するファクシミリ装置において、
原稿に描かれた特定のグラフィカルコードを認識可能な
コード認識部を有し、原稿を読み取り可能な読み取り手
段と、1通信単位で構成される受信ファイルの先頭頁の
余白部に、各受信ファイルによって異なったグラフィカ
ルコードを付加する付加部を有し、受信ファイルの画像
データを印字出力可能な印字出力手段と、を備え、前記
付加部によって受信ファイルの先頭頁にグラフィカルコ
ードを付加して先頭頁を印字出力したとき、受信ファイ
ルの2頁目以降の画像データを蓄積手段に蓄積した状態
にしておき、本ファクシミリ装置の前記印字出力手段に
より出力された先頭頁を当該ファクシミリ装置の読み取
り手段によって読み取った際、コード認識部によって認
識された受信ファイルに対応した2頁目以降の画像デー
タを印字出力手段によって印字出力するようにしたこと
を特徴としている。
【0011】請求項2記載の発明は、上記課題を解決す
るために、受信された画像データを蓄積可能な蓄積手段
を有するファクシミリ装置において、原稿に描かれた特
定のグラフィカルコードを認識可能なコード認識部を有
し、原稿を読み取り可能な読み取り手段と、1通信単位
で構成される受信ファイルの先頭頁の余白部に、各受信
ファイルによって異なったグラフィカルコードを付加す
る付加部を有し、受信ファイルの画像データを印字出力
可能な印字出力手段と、通信先のファクシミリ装置に対
応するIDコードを検出可能なIDコード検出手段と、
該IDコード検出手段の検出情報に基づいて付加部を作
動あるいは停止の何れか一方に切換可能な切換手段と、
を備え、前記IDコード検出手段によってIDコードが
検出されなかった場合に、切換手段によって付加部を作
動して受信ファイルの先頭頁にグラフィカルコードを付
加して印字出力手段によって先頭頁を出力するととも
に、受信ファイルの2頁目以降の画像データを蓄積手段
に蓄積し、本ファクシミリ装置の前記印字出力手段によ
り出力された先頭頁を当該ファクシミリ装置の読み取り
手段によって読み取った際、コード認識部によって認識
された受信ファイルに対応した2頁目以降の画像データ
を印字出力手段によって印字出力し、一方、前記IDコ
ード検出手段によってIDコードが検出されたときに
は、切換手段によって付加部の作動を停止して受信ファ
イルの全頁を蓄積手段に蓄積した後、印字出力手段によ
って通常の印字出力を行なうことを特徴としている。
【0012】請求項3記載の発明は、上記課題を解決す
るために、受信された画像データを蓄積可能な蓄積手段
を有するファクシミリ装置において、原稿に描かれた特
定のグラフィカルコードを認識可能なコード認識部を有
し、原稿を読み取り可能な読み取り手段と、1通信単位
で構成される受信ファイルの先頭頁の余白部に、各受信
ファイルによって異なったグラフィカルコードを付加す
る付加部を有し、受信ファイルの画像データを印字出力
可能な印字出力手段と、該印字出力手段によって印字さ
れる記録紙の残量を検出する残量検出手段と、該残量検
出手段の検出情報に基づいて付加部を作動あるいは停止
の何れか一方に切換可能な切換手段と、を備え、前記残
量検出手段によって記録紙の残量が少ないことが検出さ
れた場合に、切換手段によって付加部を作動して受信フ
ァイルの先頭頁にグラフィカルコードを付加して印字出
力手段によって先頭頁を出力するとともに、受信ファイ
ルの2頁目以降の画像データを蓄積手段に蓄積した状態
にしておき、本ファクシミリ装置の前記印字出力手段に
より出力された先頭頁を当該ファクシミリ装置の読み取
り手段によって読み取った際、コード認識部によって認
識された受信ファイルに対応した2頁目以降の画像デー
タを印字出力手段によって印字出力し、一方、残量検出
手段によって記録紙の残量が多いことが検出されたとき
には、切換手段によって付加部の作動を停止して受信フ
ァイルの全頁を蓄積手段に蓄積した後、印字出力手段に
よって通常の印字出力を行なうことを特徴としている。
【0013】請求項4記載の発明は、上記課題を解決す
るために、受信された画像データを蓄積可能な蓄積手段
を有するファクシミリ装置において、原稿に描かれた特
定のグラフィカルコードを認識可能なコード認識部を有
し、原稿を読み取り可能な読み取り手段と、1通信単位
で構成される受信ファイルの先頭頁の余白部に、各受信
ファイルによって異なったグラフィカルコードを付加す
る付加部を有し、受信ファイルの画像データを印字出力
可能な印字出力手段と、受信ファイルの1部が印字され
る前に受信ファイルの総頁数を検出可能な総頁数検出手
段と、該総頁数検出手段の検出情報に基づいて付加部を
作動あるいは停止の何れか一方に切換可能な切換手段
と、を備え、前記総頁数検出手段によって1通信単位で
受信したファイルの頁数が所定値を越えたことが検出さ
れた場合に、切換手段によって付加部を作動して受信フ
ァイルの先頭頁にグラフィカルコードを付加して印字出
力手段によって先頭頁を出力するとともに、受信ファイ
ルの2頁目以降の画像データを蓄積手段に蓄積した状態
にしておき、本ファクシミリ装置の前記印字出力手段に
より出力された先頭頁を当該ファクシミリ装置の読み取
り手段によって読み取った際、コード認識し部によって
認識された受信ファイルに対応した2頁目以降の画像デ
ータを印字出力手段によって印字出力し、一方、総頁数
検出手段によって受信したファイルの頁数が所定値より
少ないことが検出されたときには、切換手段によって付
加部の作動を停止して受信ファイルの全頁を蓄積手段に
蓄積した後、印字出力手段によって通常の印字出力を行
なうことを特徴としている。
【0014】
【作用】請求項1記載の発明では、受信ファイルの先頭
頁にグラフィカルコードが付加されて先頭頁が印字出力
される。そして、この先頭頁が当該ファクシミリ装置の
読み取り手段によって読み取られた際、コード認識部に
よって認識された受信ファイルに対応した2頁目以降の
画像データが印字出力される。
【0015】したがって、蓄積された受信ファイルが必
要な場合にのみ該ファイルが簡単な操作で容易、かつ正
確に印字出力されるとともに、検索を行なうための高価
な液晶表示装置等が不要になり、ファクシミリ装置のコ
ストが低減される。請求項2記載の発明では、IDコー
ドが検出されなかった場合に受信ファイルの先頭頁にグ
ラフィカルコードが付加されて先頭頁が印字出力され
る。そして、該先頭頁が当該ファクシミリ装置の読み取
り手段によって読み取られた際、コード認識部によって
認識された受信ファイルに対応した2枚目以降の画像デ
ータが印字出力手段によって印字出力される。一方、I
Dコードが検出されたときには、切換手段によって付加
部の作動が停止されて受信ファイルの全頁が蓄積手段に
蓄積された後、通常の印字出力が行なわれる。
【0016】したがって、蓄積された受信ファイルが必
要な場合にのみ該ファイルを簡単な操作で容易、かつ正
確に印字出力されるとともに、記録紙が無駄に消費され
ることがない。請求項3記載の発明では、記録紙の残量
が少ないときに受信ファイルの先頭頁にグラフィカルコ
ードが付加されて印字出力される。そして、該先頭頁が
当該ファクシミリ装置の読み取り手段によって読み取ら
れた際、コード認識部によって認識された受信ファイル
に対応した2頁目以降の画像データを印字出力手段によ
って印字出力される。一方、記録紙の残量が多いことが
検出されたときには、切換手段によって付加部の作動が
停止されて受信ファイルの全頁が蓄積手段に蓄積された
後、通常の印字出力が行なわれる。
【0017】したがって、記録紙が少なくなったときに
全頁を出力することが予め中止されて記録紙の消費が抑
制される。これに加えて、出力された受信ファイルの先
頭頁からその受信状況および受信内容を容易に把握さ
れ、必要な受信ファイルが簡単な操作で容易に印字出力
される。請求項4記載の発明では、1通信単位で受信し
たファイルの頁数が所定値を越えた場合に受信ファイル
の先頭頁にグラフィカルコードが付加されて印字出力さ
れる。そして、該先頭頁が当該ファクシミリ装置の読み
取り手段によって読み取られた際、コード認識部によっ
て認識された受信ファイルに対応した2頁目以降の画像
データが印字出力手段によって印字出力される。一方、
受信したファイルの頁数が所定値より少ない場合には、
切換手段によって付加部の作動が停止されて受信ファイ
ルの全頁が蓄積手段に蓄積された後、通常の印字出力が
行なわれる。
【0018】したがって、受信ファイルの頁数が多い場
合に全頁を出力することが予め中止されて記録紙の消費
が抑制される。これに加えて、出力された受信ファイル
の先頭頁からその受信状況および受信内容が容易に把握
され、必要な受信ファイルが簡単な操作で容易に印字出
力される。
【0019】
【実施例】以下、本発明を実施例に基づいて説明する。
図1〜3は請求項1記載の発明に係るファクシミリ装置
の一実施例を示す図である。まず、構成を説明する。図
1は、ファクシミリ装置1のブロック図であり、ファク
シミリ装置1は、CPU(Central Processing Unit)
2、符号化復号化部3、グラフィカルコード付加部(以
下、単に付加部という)4、記録制御部5、頁メモリ
6、記録部7、モデム8、回線制御部9、RAM(Rand
om Access Memory)10、読み取り部11、画像処理部12、
グラフィカルコード認識部(以下、単に認識部という)13
およびバス14から構成されている。
【0020】CPU2は、図示しないROM(Read Onl
y Memory)内に格納されたファクシミリ装置1の基本プ
ログラムに従って各部を制御してファクシミリ装置1と
してのシーケンスを実行するようになっている。符号化
復号化部3は、画情報の伝送時間の短縮化と効率化を図
るものであり、送信時には画情報を圧縮(符号化)し、ま
た、受信時には符号化された画情報を原情報に再生(復
号化)する。また、読み取り部11によって読み取った原
稿の画情報を符号化するようになっている。
【0021】付加部4は、符号化復号化部3によって再
生された受信ファイルの先頭頁にグラフィカルコードを
付加するようになっており、各ファイルに応じて異なる
コードを付加するものである。記録制御部5は符号化復
号化部3によって再生された受信ファイルの余白部に相
当する箇所を探して付加部4で付加されるグラフィカル
コードと先頭頁の画像データを合成するようになってい
る。
【0022】上述した付加部4および記録制御部5は1
通信単位で構成される受信ファイルの先頭頁の余白部
に、各受信ファイルによって異なったグラフィカルコー
ドを付加する付加部を構成し、記録制御部5および記録
部7は受信ファイルの画像データを印字出力可能な印字
出力手段を構成している。頁メモリ6は記録制御部5で
合成された先頭頁の画像データや通常の画像データを頁
単位で一時的に蓄積するものである。
【0023】記録部7としては、例えば、サーマル素子
を利用したサーマル記録装置が使用されており、記録部
7は、頁メモリ6に蓄積された先頭頁の画像データを感
熱記録素子に直接、あるいは、普通記録紙にインクシー
トを介して間接的に画像を記録する。モデム8は、送信
時に符号化復号化部3から送出される符号化されたデジ
タルデータをアナログデータに変換して回線制御部9に
転送し、また受信時には回線制御部9から公衆電話回線
網PSTN等の回線Lを通して受信したアナログデータ
をデジタルデータに変換して符号化復号化部3に転送す
る。
【0024】回線制御部9は、公衆電話回線網PSTN
とモデム8を結ぶアナログインタフェイスであり、回線
網PSTNか送られてきたアナログ信号のフィルタリン
グ等を行なったり、また発呼動作を行う機能も有してい
る。RAM10はモデムで復調された画像データを一時的
に蓄積するものであり、本実施例では、受信ファイルの
2頁目以降が符号化復号化部3で復号化されずに圧縮デ
ータのまま一時的に蓄積されるようになっている。そし
て、このRAM10におけるデータの蓄積される領域とこ
の受信ファイルに対応するグラフィカルコードは1対1
で対応するようになっている。このRAM10は受信され
た画像データを蓄積可能な蓄積手段を構成している。
【0025】読み取り部11は、例えば、CCD(Charge
Coupled Device)を利用したイメージスキャナが利用さ
れており、読み取り部11は原稿を走査して原稿の画情報
を読み取る。画像処理部12は読み取り部11によって読み
取られた画像データを2値化したり、縮小、拡大および
線密度変換等を行うものである。
【0026】認識部13は読み取り部11で読み取った原稿
のグラフィカルコードを認識するものであり、認識後に
認識結果をCPU2に出力するようになっている。そし
て、CPU2はこの認識結果に基づいて該コードに対応
する受信ファイルをRAM10から読み出すようになって
いる。また、本実施例のファクシミリ装置1には、図示
しない操作部にコード読み取りモードが設けられてお
り、このコード読み取りモードが「読み取り」に設定さ
れたときに識別部13が作動してコードの読み取りを行な
うことができるようになっている。この読み取り部11、
画像処理部12および識別部13は読み取り手段を構成して
いる。
【0027】また、バス14はファクシミリ装置1を構成
するCPU2等の各装置間を結んでデータのやりとりを
する内部伝送路を構成するものである。次に、作用を説
明する。図2はROMに格納され、CPU2で実行され
る制御プログラムを示すフローチャートである。
【0028】まず、画像データの受信が行なわれると、
この画像データがファイルの1頁目であるか否かを判別
し(ステップS1)、1頁目であると判断された場合に
は、この画像データを符号化復号化部3で再生(ステッ
プS2)した後、記録制御部5に送る。記録制御部5
は、付加部4によって受信ファイルに付加されるグラフ
ィカルコードを画像データの余白に相当する箇所に合成
する(ステップS3)。
【0029】次いで、この1頁分のデータを頁メモリ6
に蓄積(ステップS4)した後、記録部7によって印字出
力する(ステップS5)。次いで、この出力後に、この原
稿が最終原稿であるか否かを判別し(ステップS6)、最
終原稿であると判断された場合には今回の処理を終了す
る。一方、最終原稿でないものと判断された場合には、
ステップS1を経てステップS7に進む。2頁目以降の
原稿は、圧縮データのままで1頁目の原稿に付加された
グラフィカルコードに対応するRAM10のアドレスに蓄
積される。
【0030】一方、受信者は記録部7によって印字出力
され、グラフィカルコードが付加された1頁目の原稿を
見てこの受信ファイルを全て印字出力したい場合には、
読み取りモードに設定した後、1頁目の原稿(記録紙)
を当該ファクシミリ装置1の読み取り部11に読み取らせ
る。このとき、認識部13によってこのコードを認識し、
この認識されたコードに対応して圧縮蓄積された受信フ
ァイルをRAM10から読み出し、符号化復号化部3で再
生されて生データと記録制御部5に転送する。記録制御
部5に転送された生データは頁メモリ6に蓄積され、1
頁分のデータがこの頁メモリ6に蓄積されたときに記録
部7によって印字出力される。この後、読み出された受
信ファイルをRAM10から消去して今回の処理を終了す
る。
【0031】図3は、上述した受信ファイルを示すもの
であり、同図において(a)は受信原稿であり、(b)は印
字出力されたグラフィカルコード付きの記録紙と、RA
M10に蓄積されていて、1頁目の記録紙の読み取り後に
印字出力された2頁目以降の記録紙を示している。この
ように本実施例では、受信ファイルの先頭頁にグラフィ
カルコードを付加して先頭頁を印字出力し、該先頭頁を
当該ファクシミリ装置の読み取り部11によって読み取っ
た際、コード認識部によって認識された受信ファイルに
対応した2頁目以降の画像データを印字出力しているた
め、蓄積された受信ファイルが必要な場合にのみ該ファ
イルを簡単な操作で容易、かつ正確に印字出力すること
ができるとともに、検索を行なうための高価な液晶表示
装置等を不要にしてファクシミリ装置のコストを低減す
ることができる。
【0032】図4は、請求項2記載のファクシミリ装置
の一実施例を示す図である。なお、本実施例では、通信
先のファクシミリ装置に対応するIDコードを検出可能
なIDコード検出手段と、該IDコード検出手段の検出
情報に基づいて付加部4を作動あるいは停止の何れか一
方に切換可能な切換手段と、を有し、これらの手段を付
加して制御を行なう点を特徴としており、その他の構成
は上記実施例と同様であるため、同様の構成には同一番
号を付して説明を省略する。
【0033】図4において、CPU2は、通信先のファ
クシミリ装置に対応するIDコードを検出可能なIDコ
ード検出手段を構成しており、IDコードの検出の有無
に応じて付加部4の作動(有効)あるいは停止(無効)の何
れか一方に切換するようになっている。なお、このCP
U2は切換手段も構成している。本実施例では、受信時
にCPU2によって送信先のファクシミリ装置のIDコ
ードが検出されなかった場合に、付加部4を作動して受
信ファイルの先頭頁にグラフィカルコードを付加して印
字出力するとともに、受信ファイルの2頁目以降の画像
データをRAM10に蓄積する。
【0034】次いで、本ファクシミリ装置1により出力
された前記先頭頁を当該ファクシミリ装置1の読み取り
部11によって読み取った際、認識部13によって認識され
た受信ファイルに対応した2頁目以降の画像データをR
AM10から読み出した後、記録部7によって印字出力す
る。一方、CPU2によってIDコードが検出されたと
きには、付加部4の作動を停止して受信した通常の印字
出力を行なう。すなわち、受信された画像データは符号
化復号化部3で再生されて生データとなる一方で、印字
出力時のペーパージャムを防止するためにRAM10に蓄
積される。この後、RAM10の生データは順次呼び出さ
れて記録制御部5に転送される。
【0035】記録制御部5に転送された生データは頁メ
モリ6に蓄積され、1頁分のデータがこの頁メモリ6に
蓄積されたときに記録部7によって印字出力される。本
実施例では、このように構成されているため、蓄積され
た受信ファイルが必要な場合にのみ該ファイルを簡単な
操作で容易、かつ正確に印字出力することができ、記録
紙が無駄に消費されるのを防止することができる。
【0036】図5は、請求項3記載のファクシミリ装置
の一実施例を示す図である。なお、本実施例では、記録
部7によって印字される記録紙の残量を検出する残量検
出手段と、該残量検出手段の検出情報に基づいて付加部
4を作動あるいは停止の何れか一方に切換可能な切換手
段と、を備えたことを特徴としており、その他の構成は
請求項1記載の発明の一実施例と同様であるため、同様
の構成には同一番号を付して説明を省略する。
【0037】図5において、21は残量検出手段としての
記録紙センサであり、該センサ21は記録部7によって印
字される記録紙の残量を検出するために図示しない給紙
カセット近傍に設けられ、給紙カセット内の記録紙の残
量を検出してこの検出情報をCPU2に出力するように
なっている。CPU2は、この検出情報に基づいて付加
部4を作動(有効)あるいは停止(無効)の何れか一方に切
換可能な切換手段を構成している。
【0038】本実施例では、センサ21からの検出情報に
基づいて記録紙の残量が少ないことを判断した場合に、
付加部4を作動して受信ファイルの先頭頁にグラフィカ
ルコードを付加印字して出力するとともに、受信ファイ
ルの2枚目以降の画像データをRAM10に蓄積した状態
にしておく。次いで、本ファクシミリ装置1の記録部7
により出力された前記先頭頁を当該ファクシミリ装置1
の読み取り部11によって読み取った際、識別部13によっ
て識別された受信ファイルに対応した2頁目以降の画像
データをRAM10から読み出した後、記録部7によって
印字出力する。
【0039】一方、CPU2は、センサ21からの検出情
報に基づいて記録紙の残量が多いことが検出されたとき
には、画像データを先頭頁から符号化復号化部3で再生
した後、RAM10に蓄積した後、通常の印字出力を行な
う。本実施例では、このように構成されているため、記
録紙が少なくなったときに全頁を出力することを予め中
止して記録紙の消費を抑制することができることに加え
て、出力された受信ファイルの先頭頁からその受信状況
および受信内容を容易に把握することができ、必要な受
信ファイルを簡単な操作で容易に印字出力することがで
きる。
【0040】図6は、請求項4記載のファクシミリ装置
の一実施例を示す図である。なお、本実施例では、受信
ファイルの1部が印字される前に受信ファイルの総頁数
を検出可能な送頁数検出手段と、該総送頁数検出手段の
検出情報に基づいて付加部4を作動あるいは停止の何れ
か一方に切換可能な切換手段と、を備えたことを特徴と
しており、その他の構成は請求項2記載の発明の一実施
例と同様であるため、図4に基づいて説明する。
【0041】図4において、CPU2は受信した画像デ
ータを符号化復号化部3によって全て再生した後、RA
M10に蓄積するようになっており、CPU2はRAM10
のアドレスを監視することにより、受信したファイルの
総頁数の検知を行なう総頁数検出手段を構成している。
また、本実施例のCPU2は、この検出結果に基づいて
付加部4を作動あるいは停止の何れか一方に切換可能な
切換手段も構成している。
【0042】図6はRAMに格納され、CPU2で実行
する制御プログラムのフローチャートである。まず、画
像データを受信すると、このデータを符号化復号化部3
によって再生して生データに変換し(ステップS11)、次
いで、この生データを順次RAM10に蓄積する(ステッ
プS12)。次いで、受信データを全てRAM10に蓄積し
たとき、RAM10の使用領域が所定値を越えたか否かを
判別し(ステップS13)、1通信単位で受信したファイル
の頁数が所定値を越えたことが検出された場合に、付加
部4を作動するとともにRAM10に蓄積されたファイル
の先頭頁を読み出し、該先頭頁にグラフィカルコードを
付加印字して記録部7から印字出力する。このとき、受
信ファイルの2頁目以降の画像データをRAM10に蓄積
した状態にしておく(ステップS14)。
【0043】次いで、本ファクシミリ装置1の記録部7
により出力された先頭頁を当該ファクシミリ装置1の読
み取り部11によって読み取った際、認識部13によって認
識し、この先頭頁に対応した2頁目以降の画像データを
RAM10から読み出した後、記録部7によって印字出力
する。一方、ステップS13において、受信したファイル
の頁数が所定値より少ないことが検出されたときには、
付加部4の作動を停止してRAM10に蓄積された1ファ
イル分の画像データを読み出した後、記録部7によって
通常の印字出力を行なう(ステップS15)。
【0044】本実施例では、このように構成されている
ため、受信ファイルの頁数が多い場合に全頁を出力する
のを予め中止して記録紙の消費を抑制しつつ出力された
受信ファイルの先頭頁からその受信状況および受信内容
を容易に把握することができ、必要な受信ファイルを簡
単な操作で容易に印字出力することができる。
【0045】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、蓄積され
た受信ファイルが必要な場合にのみ該ファイルを簡単な
操作で容易、かつ正確に印字出力することができるとと
もに、検索を行なうための高価な液晶表示装置等を不要
にしてファクシミリ装置のコストを低減することができ
る。
【0046】請求項2記載の発明によれば、蓄積された
受信ファイルが必要な場合にのみ該ファイルを簡単な操
作で容易、かつ正確に印字出力することができるととも
に、記録紙が無駄に消費されるのを防止することができ
る。請求項3記載の発明によれば、記録紙が少なくなっ
たときに全頁を出力するのを予め中止して記録紙の消費
を抑制しつつ出力された受信ファイルの先頭頁からその
受信状況および受信内容を容易に把握することができ、
必要な受信ファイルを簡単な操作で容易に印字出力する
ことができる。
【0047】請求項4記載の発明によれば、受信ファイ
ルの頁数が多い場合に全頁を出力するのを予め中止して
記録紙の消費を抑制しつつ出力された受信ファイルの先
頭頁からその受信状況および受信内容を容易に把握する
ことができ、必要な受信ファイルを簡単な操作で容易に
印字出力することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1記載のファクシミリ装置の一実施例を
示す図であり、そのブロック図である。
【図2】一実施例の制御プログラムのフローチャートで
ある。
【図3】(a)はその受信原稿を示す図、(b)は印字出力
されたグラフィカルコード付きの記録紙と印字出力され
た2頁目以降の記録紙とを示している。
【図4】請求項2記載のファクシミリ装置の一実施例を
示す図であり、そのブロック図である。
【図5】請求項3記載のファクシミリ装置の一実施例を
示す図であり、そのブロック図である。
【図6】請求項4記載のファクシミリ装置の一実施例を
示す図であり、その制御プログラムのフローチャートを
示す図である。
【符号の説明】
1 ファクシミリ装置 2 CPU(IDコード検出手段、切換手段、総頁数
検出手段) 3 符号化復号化部 4 付加部 5 記録制御部(印字出力手段) 6 頁メモリ 7 記録部(印字出力手段) 8 モデム 9 回線制御部 10 RAM(蓄積手段) 11 読み取り部 12 画像処理部 13 コード識別部 14 バス
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平2−141168(JP,A) 特開 平2−228173(JP,A) 特開 平2−39672(JP,A) 特開 平1−144850(JP,A) 特開 昭63−222579(JP,A) 特開 平4−38056(JP,A) 実開 平4−94862(JP,U) 実開 昭63−156152(JP,U) 実開 平4−19867(JP,U) 実開 平2−112059(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 1/21 G06K 9/78 H04N 1/00 G04N 1/00 106

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】受信された画像データを蓄積可能な蓄積手
    段を有するファクシミリ装置において、 原稿に描かれた特定のグラフィカルコードを認識可能な
    コード認識部を有し、原稿を読み取り可能な読み取り手
    段と、 1通信単位で構成される受信ファイルの先頭頁の余白部
    に、各受信ファイルによって異なったグラフィカルコー
    ドを付加する付加部を有し、受信ファイルの画像データ
    を印字出力可能な印字出力手段と、を備え、 前記付加部によって受信ファイルの先頭頁にグラフィカ
    ルコードを付加して先頭頁を印字出力したとき、受信フ
    ァイルの2頁目以降の画像データを蓄積手段に蓄積した
    状態にしておき、 本ファクシミリ装置の前記印字出力手段により出力され
    た先頭頁を当該ファクシミリ装置の読み取り手段によっ
    て読み取った際、コード認識部によって認識された受信
    ファイルに対応した2頁目以降の画像データを印字出力
    手段によって印字出力するようにしたことを特徴とする
    ファクシミリ装置。
  2. 【請求項2】受信された画像データを蓄積可能な蓄積手
    段を有するファクシミリ装置において、 原稿に描かれた特定のグラフィカルコードを認識可能な
    コード認識部を有し、原稿を読み取り可能な読み取り手
    段と、 1通信単位で構成される受信ファイルの先頭頁の余白部
    に、各受信ファイルによって異なったグラフィカルコー
    ドを付加する付加部を有し、受信ファイルの画像データ
    を印字出力可能な印字出力手段と、 通信先のファクシミリ装置に対応するIDコードを検出
    可能なIDコード検出手段と、 該IDコード検出手段の検出情報に基づいて付加部を作
    動あるいは停止の何れか一方に切換可能な切換手段と、
    を備え、 前記IDコード検出手段によってIDコードが検出され
    なかった場合に、切換手段によって付加部を作動して受
    信ファイルの先頭頁にグラフィカルコードを付加して印
    字出力手段によって先頭頁を出力するとともに、受信フ
    ァイルの2頁目以降の画像データを蓄積手段に蓄積し、 本ファクシミリ装置の前記印字出力手段により出力され
    た先頭頁を当該ファクシミリ装置の読み取り手段によっ
    て読み取った際、コード認識部によって認識された受信
    ファイルに対応した2頁目以降の画像データを印字出力
    手段によって印字出力し、 一方、前記IDコード検出手段によってIDコードが検
    出されたときには、切換手段によって付加部の作動を停
    止して受信ファイルの全頁を蓄積手段に蓄積した後、印
    字出力手段によって通常の印字出力を行なうことを特徴
    とするファクシミリ装置。
  3. 【請求項3】受信された画像データを蓄積可能な蓄積手
    段を有するファクシミリ装置において、 原稿に描かれた特定のグラフィカルコードを認識可能な
    コード認識部を有し、原稿を読み取り可能な読み取り手
    段と、 1通信単位で構成される受信ファイルの先頭頁の余白部
    に、各受信ファイルによって異なったグラフィカルコー
    ドを付加する付加部を有し、受信ファイルの画像データ
    を印字出力可能な印字出力手段と、 該印字出力手段によって印字される記録紙の残量を検出
    する残量検出手段と、 該残量検出手段の検出情報に基づいて付加部を作動ある
    いは停止の何れか一方に切換可能な切換手段と、を備
    え、 前記残量検出手段によって記録紙の残量が少ないことが
    検出された場合に、切換手段によって付加部を作動して
    受信ファイルの先頭頁にグラフィカルコードを付加して
    印字出力手段によって先頭頁を出力するとともに、受信
    ファイルの2頁目以降の画像データを蓄積手段に蓄積し
    た状態にしておき、 本ファクシミリ装置の前記印字出力手段により出力され
    た先頭頁を当該ファクシミリ装置の読み取り手段によっ
    て読み取った際、コード認識部によって認識された受信
    ファイルに対応した2頁目以降の画像データを印字出力
    手段によって印字出力し、 一方、残量検出手段によって記録紙の残量が多いことが
    検出されたときには、切換手段によって付加部の作動を
    停止して受信ファイルの全頁を蓄積手段に蓄積した後、
    印字出力手段によって通常の印字出力を行なうことを特
    徴とするファクシミリ装置。
  4. 【請求項4】受信された画像データを蓄積可能な蓄積手
    段を有するファクシミリ装置において、 原稿に描かれた特定のグラフィカルコードを認識可能な
    コード認識部を有し、原稿を読み取り可能な読み取り部
    と、 1通信単位で構成される受信ファイルの先頭頁の余白部
    に、各受信ファイルによって異なったグラフィカルコー
    ドを付加する付加部を有し、受信ファイルの画像データ
    を印字出力可能な印字出力手段と、 受信ファイルの1部が印字される前に受信ファイルの総
    頁数を検出可能な総頁数検出手段と、 該総頁数検出手段の検出情報に基づいて付加部を作動あ
    るいは停止の何れか一方に切換可能な切換手段と、を備
    え、 前記総頁数検出手段によって1通信単位で受信したファ
    イルの頁数が所定値を越えたことが検出された場合に、
    切換手段によって付加部を作動して受信ファイルの先頭
    頁にグラフィカルコードを付加して印字出力手段によっ
    て先頭頁を出力するとともに、受信ファイルの2頁目以
    降の画像データを蓄積手段に蓄積した状態にしておき、 本ファクシミリ装置の前記印字出力手段により出力され
    た先頭頁を当該ファクシミリ装置の読み取り手段によっ
    て読み取った際、コード認識部によって認識された受信
    ファイルに対応した2頁目以降の画像データを印字出力
    手段によって印字出力し、 一方、総頁数検出手段によって受信したファイルの頁数
    が所定値より少ないことが検出されたときには、切換手
    段によって付加部の作動を停止して受信ファイルの全頁
    を蓄積手段に蓄積した後、印字出力手段によって通常の
    印字出力を行なうことを特徴とするファクシミリ装置。
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