JP3005242B2 - ファクシミリ装置 - Google Patents
ファクシミリ装置Info
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Description
リの有効活用を実現するファクシミリ装置に関する。
し、画像メモリを備えたファクシミリ装置が出現してい
る。
ば、熱定着記録部が動作温度以下の場合に受信した画像
データを画像メモリに蓄積して送信側の画像データの読
取送信を速やかに終了させるもの(特開昭61−29260号
公報参照)、複数枚の複写を必要とする画像データを受
信した場合に1枚分のハードコピーを出力するととも
に、1枚減じた分の画像データを画像メモリに蓄積して
通信を終了し、通信時間の短縮と装置の有効利用を図っ
ているもの(特公平1−14745号公報参照)等がある。
また、一般に記録紙がなくなってしまった場合に画像メ
モリによって代行受信が行われている。
あっては、コストの点から大容量の画像メモリを備えた
ものは少なく、比較的小容量の画像メモリを備えたもの
がほとんどである。このため、画像メモリがすぐにオー
バーフロー状態になって受信した画像データを全て蓄積
しきれずに蓄積できないページは受信エラーになってし
まうという問題があった。
分の画像データの蓄積を行っているとき、3ページ目ま
での画像データを蓄積し(図中(A)部分)、4ページ
目で画像メモリがオーバーフローを起こした場合(図中
(B)部分)、すなわち、4ページ目の画像データの蓄
積に要するメモリ容量が不足して4、5ページ目に受信
した画像データは蓄積されずに送信側に対して受信エラ
ーになってしまう。ここで、オーバーフローを起こした
部分の空きメモリ容量は、通常、次の受信に対してメモ
リ残量分(B)以内の画像データであれば正常に蓄積さ
れる。したがって、オーバフロー後に受信した画像デー
タ容量(第4図(b)の(C)部分)がメモリ残量
(B)より小さければ受信エラーにならないが、画像デ
ータ容量(C)がメモリ残量(B)より大きい場合は受
信エラーとなり、 画像データ容量(C)≦メモリ残量(B) の関係が成立するまで何回も繰り返し受信エラーとな
る。この受信エラーによって無駄なファクシミリ交信が
繰り返されて無駄な通信料金が嵩むという問題が発生す
る。このような問題は、特に、画像メモリ容量が小容量
の場合に顕著である。
に一旦蓄積した後、該蓄積した画像データを記録紙に記
録するメモリ受信機能を備えたファクシミリ装置におい
て、前記画像メモリの画像データを蓄積していない空き
メモリ容量を検出する空き容量検出手段を設け、該検出
する空きメモリ容量が所定の設定空きメモリ容量以下に
なったとき、前記メモリ受信機能の使用を禁止してマニ
ュアル受信モードに移行するようにし、所定の設定空き
メモリ容量以下でない場合には、画像データのメモリ受
信中に、メモリに画像データの蓄積を継続しながら、先
に蓄積済みの画像データを順次読み出して記録出力する
ことにより、オペレータにマニュアル受信を促してメモ
リ容量不足による受信エラーを少なくするとともに、画
像メモリの空き容量を増やして画像メモリのオーバーフ
ローの発生を少なくし、ファクシミリ装置における画像
メモリの有効利用と信頼性を向上させることを目的とし
ている。
ータを画像メモリに一旦蓄積した後、該蓄積した画像デ
ータを記録紙に記録するメモリ受信機能を備えたファク
シミリ装置において、前記画像メモリの画像データを蓄
積していない空きメモリ容量を検出する空き容量検出手
段を設け、該検出する空きメモリ容量が所定の設定空き
メモリ容量以下になったとき、前記メモリ受信機能の使
用を禁止してマニュアル受信モードに移行するように
し、所定の設定空きメモリ容量以下でない場合には、画
像データのメモリ受信中に、メモリに画像データの蓄積
を継続しながら、先に蓄積済みの画像データを順次読み
出して記録出力するようにしたことを特徴とするもので
ある。
のファクシミリ装置の一実施例を示す図である。
ファクシミリ装置1は、制御部2、モデム3、NCU(網
制御装置)4、メモリ(画像メモリ)5、切換回路6、
カウンタ7、スキャナ部8、プリンタ部9および記録紙
センサ10等を備えている。
CPU、ROMおよびRAM等を備えており、CPUはROM内に格納
されたプログラムに従って各部を制御してファクシミリ
装置1としてのシーケンスを実行するとともに、後述す
るメモリ受信モード処理を実行する。
形態に変調し、また、受信時、回線から送られてきた変
調信号を復調する。
あり、網制御部4には、通常、回線、例えば、電話回線
が接続される。
ary Metal−Oxide Semiconductor)型RAM等で構成さ
れ、符号化された画情報データファイルを蓄積する。
紙の有無に応じて切り換えられ、記録紙が有る場合は、
その切片6aはプリンタ側の接点6bに切り換えられて受信
した画像データがプリンタ部9に送られ、記録紙がない
場合は、その切片6aはメモリ側の接点6cに切り換えられ
て受信した画像データがメモリ5に蓄積される。
所定のメモリ容量毎にカウントし、そのカウント値を制
御部2に出力する。
d Device)を利用したラインイメージセンサが用いられ
ており、スキャナ部8は1ライン毎に原稿を読み取って
画像データとして出力する。
たサーマル記録装置が用いられており、プリンタ部9に
は記録紙がセットされる。プリンタ部9は感熱記録紙に
直接、あるいはインクリボンを介して間接的に普通記録
紙に入力データを記録する。
セットされる記録紙の有無を検出し、その検出結果を制
御部2に出力する。
ンタ7のカウント値によって検出してメモリ受信機能を
有効的に使用するとともに、記録紙の有無によってメモ
リ5に蓄積済の画像データを出力させて空き容量を増や
し、メモリ5の空き容量不足によるメモリ受信時のデー
タ受信エラーの発生を回避するところにその特徴があ
る。以下、これらのメモリ受信処理プログラムについて
第2図に示すフローチャートに従って説明する。
U4に受信要求があると、まず、制御部2は記録紙センサ
ー10によって記録紙の有無を検出し(ステップP1)、記
録紙がある場合は、切換回路6の切片6aを接点6b側に切
り換えて通常のファクシミリ交信モードによって画像デ
ータを受信しプリンタ部9で記録紙に記録し(ステップ
P2)、記録紙がない場合は、カウンタ7のカウント値に
よってメモリ5のメモリ残量を検出してメモリ残量は規
定値(例えば、CCITT勧告によって規定されているA4用
紙1枚分のデータを蓄積するために必要とするメモリ容
量)以下であるか否かを判別する(ステップP3)。メモ
リ残量が規定値以下の場合は、すなわち、メモリ5の空
き容量が少ない場合は、メモリ受信機能の使用を禁止し
てマニュアル受信モードに移ってオペレータに所定の受
信操作を促す(ステップP4)。このマニュアル受信モー
ドでは、従来のようにファクシミリ装置1の電話機能に
よる鳴動音によってデータ受信を通知して受信操作を促
すようにする。一方、メモリ残量が規定値以上の場合
は、切換回路6の切片6aを接点6c側に切り換えてメモリ
受信機能によって受信した画像データのメモリ5への蓄
積を開始し(ステップP5)、また、メモリ5のデータ蓄
積状態をカウンタ7のカウント値によって検出してオー
バーフロー状態を判別する(ステップP6)。オーバーフ
ロー状態になった場合は、受信エラー情報を送信側に送
信して通知し(ステップP7)、オーバーフロー状態にな
らなかった場合は、受信した画像データのメモリ5への
蓄積終了とともに交信を終了する(ステップP8)。ま
た、画像データの受信中は、プリンタ部9にセットされ
る記録紙の有無をチェックし(ステップP9)、記録紙が
ない場合は、ステップP3のメモリ残量のチェックに戻
り、記録紙がある場合は、メモリ5への画像データの蓄
積を継続するとともに、メモリ5に先に蓄積済みの画像
データを順次出力させて記録紙に記録する(ステップP1
0)。
タのプリントアウト速度の方が早いため、第3図に示す
ように、例えば、受信速度が2コマづつ蓄積されるのに
対して印字速度は4コマづつ行われているとすると、デ
ータ受信を終了する前に印字出力が終了し、メモリ受信
中であっても通常のように記録紙への出力は可能であ
る。
録されたか否かをチェックし(ステップP11)、出力し
ていない場合は、ステップP6のオーバーフローのチェッ
クに戻り、出力が終了している場合は、通常のファクシ
ミリ交信モードにセットして(ステップP2)処理を終え
る。
内のデータ蓄積状態に応じてメモリ受信機能の使用を制
限し、マニュアル受信モードに変更することによってデ
ータ受信エラー発生による送信側ファクシミリ装置に無
駄なデータ送信を繰り返し行わせることを防止でき、メ
モリ5に蓄積済みの画像データはメモリ受信中に記録紙
がセットされている場合は、順次出力させて記録紙に記
録させているのでメモリ5の空き容量が自動的に増やさ
れて空き容量不足によるデータ受信エラーの発生する確
率を大幅に少なくすることができる。
この後のメモリ受信が行われることを予想してマニュア
ル受信を操作したオペレータはメモリ5内のデータ蓄積
状況を確認し、消去可能なデータ、例えば、送信用の画
像データ等を消去し、あるいは、即時送信してメモリ5
に空き容量を作っておけば、次回のメモリ受信を正常に
行わせることができる。さらに、マニュアル受信モード
に変更する際にオペレータに通知することによって記録
紙なしやジャム等のトラブル発生も通知することがで
き、ファクシミリ装置1の信頼性が向上する。
か備えていないファクシミリ装置に対して本発明を適用
すれば、画像メモリを有効に活用してデータ受信エラー
の頻発による通信コストの増加を抑えることができ、フ
ァクシミリ装置の信頼性を向上させることができる。
し、該空きメモリ容量が所定の設定空きメモリ容量以下
になったとき、メモリ受信機能の使用を禁止しているの
で、オペレータにマニュアル受信を促して、メモリ容量
不足による受信エラーを少なくすることができ、また、
画像データのメモリ受信中に、メモリに画像データの蓄
積を継続しながら、先に蓄積済みの画像データを順次読
み出して記録出力しているので、画像メモリの空き容量
を増やして、画像メモリのオーバーフローの発生を少な
くすることができ、ファクシミリ装置における画像メモ
リの有効利用と信頼性を向上させることができる。
施例を示す図であり、 第1図はそのブロック図、 第2図はそのメモリ受信処理のプログラムのフローチャ
ート、 第3図はそのメモリ受信処理における画像データの蓄積
速度と印字速度の関係を示す図である。 第4図(a)、(b)は従来のファクシミリ装置のメモ
リ受信処理によってメモリオーバーフローが発生したと
きの画像データの蓄積状態を説明するための図である。 1……ファクシミリ装置 (空き容量検出手段、蓄積容量検出手段)、 2……制御部、 3……モデム、 4……NCU、 5……メモリ(画像メモリ)、 6……切換回路、 7……カウンタ、 8……スキャナ部、 9……プリンタ部、 10……記録紙センサ(記録紙検出手段)。
Claims (1)
- 【請求項1】受信した画像データを画像メモリに一旦蓄
積した後、該蓄積した画像データを記録紙に記録するメ
モリ受信機能を備えたファクシミリ装置において、 前記画像メモリの画像データを蓄積していない空きメモ
リ容量を検出する空き容量検出手段を設け、 該検出する空きメモリ容量が所定の設定空きメモリ容量
以下になったとき、前記メモリ受信機能の使用を禁止し
てマニュアル受信モードに移行するようにし、 所定の設定空きメモリ容量以下でない場合には、画像デ
ータのメモリ受信中に、メモリに画像データの蓄積を継
続しながら、先に蓄積済みの画像データを順次読み出し
て記録出力するようにしたことを特徴とするファクシミ
リ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2132214A JP3005242B2 (ja) | 1990-05-21 | 1990-05-21 | ファクシミリ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2132214A JP3005242B2 (ja) | 1990-05-21 | 1990-05-21 | ファクシミリ装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0426270A JPH0426270A (ja) | 1992-01-29 |
JP3005242B2 true JP3005242B2 (ja) | 2000-01-31 |
Family
ID=15076061
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2132214A Expired - Lifetime JP3005242B2 (ja) | 1990-05-21 | 1990-05-21 | ファクシミリ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3005242B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3339123B2 (ja) * | 1993-08-24 | 2002-10-28 | ソニー株式会社 | 録画情報記録方法 |
TW286345B (ja) * | 1993-12-20 | 1996-09-21 | Toto Ltd |
-
1990
- 1990-05-21 JP JP2132214A patent/JP3005242B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0426270A (ja) | 1992-01-29 |
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