JP2501517Y2 - 色調調整回路 - Google Patents
色調調整回路Info
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- JP2501517Y2 JP2501517Y2 JP6756789U JP6756789U JP2501517Y2 JP 2501517 Y2 JP2501517 Y2 JP 2501517Y2 JP 6756789 U JP6756789 U JP 6756789U JP 6756789 U JP6756789 U JP 6756789U JP 2501517 Y2 JP2501517 Y2 JP 2501517Y2
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- Japan
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- circuit
- converter
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- signal
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- Processing Of Color Television Signals (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案は、液晶テレビジョン等に使用される色調調
整回路に関する。
整回路に関する。
[従来の技術] 液晶シレビジョン等のデジタルカラーデータにより表
示を行なうための色調調節回路として従来は、第3図に
示すような回路構成のものを使用していた。同図でアナ
ログのビデオ信号は、まずA/D変換器11に入力される。A
/D変換器11は、VCXO12からのサンプリングクロックに従
って入力されたビデオ信号をデジタル化し、YC分離回路
13に出力する。YC分離回路13では、入力されたデジタル
のビデオ信号の輝度信号Yと色信号Cとを分離し、輝度
信号Yを図示しない処理回路に出力すると共に色信号C
を色復調回路14に出力する。色復調回路14は、与えられ
た色信号Cから色差信号R−Yを取出して次段の図示し
ない回路及びバースト検出回路15に送出する。バースト
検出回路15は、色差信号R−Yからバースト信号を検出
してその位相差をTINT(色調)コントロール回路16に送
出する。TINTコントロール回路16がこの位相差信号と色
調を指示するコントロールデータに応じた電圧を上記VC
XO12に印加すると、VCXO12はその印加電圧に応じた周波
数のサンプリングクロックを発振し、上記A/D変換器11
に送出するようになるものである。
示を行なうための色調調節回路として従来は、第3図に
示すような回路構成のものを使用していた。同図でアナ
ログのビデオ信号は、まずA/D変換器11に入力される。A
/D変換器11は、VCXO12からのサンプリングクロックに従
って入力されたビデオ信号をデジタル化し、YC分離回路
13に出力する。YC分離回路13では、入力されたデジタル
のビデオ信号の輝度信号Yと色信号Cとを分離し、輝度
信号Yを図示しない処理回路に出力すると共に色信号C
を色復調回路14に出力する。色復調回路14は、与えられ
た色信号Cから色差信号R−Yを取出して次段の図示し
ない回路及びバースト検出回路15に送出する。バースト
検出回路15は、色差信号R−Yからバースト信号を検出
してその位相差をTINT(色調)コントロール回路16に送
出する。TINTコントロール回路16がこの位相差信号と色
調を指示するコントロールデータに応じた電圧を上記VC
XO12に印加すると、VCXO12はその印加電圧に応じた周波
数のサンプリングクロックを発振し、上記A/D変換器11
に送出するようになるものである。
このような回路構成にあって、復調されたバースト信
号の色差信号R−Y成分の値が、「0」を中心として所
望の値となるようにVCXO12への印加電圧を制御する。こ
の印加電圧の制御によってサブキャリアに対するA/D変
換器11でのサンプリングのタイミングが、上記「所望の
値」に応じて変動し、結果的に色の復調軸を変動させる
ことになり、色調をコントロールすることができるもの
である。
号の色差信号R−Y成分の値が、「0」を中心として所
望の値となるようにVCXO12への印加電圧を制御する。こ
の印加電圧の制御によってサブキャリアに対するA/D変
換器11でのサンプリングのタイミングが、上記「所望の
値」に応じて変動し、結果的に色の復調軸を変動させる
ことになり、色調をコントロールすることができるもの
である。
[考案が解決しようとする課題] しかしながら、上記の如くバースト信号の色差信号R
−Y成分の値を「所望の値」にコントロールするとは述
べたが、そのコントロールの幅はA/D変換器11の量子化
ステップの幅より小さくすることはできず、実際上は満
足できるような微調整を行なうことはできなかった。
−Y成分の値を「所望の値」にコントロールするとは述
べたが、そのコントロールの幅はA/D変換器11の量子化
ステップの幅より小さくすることはできず、実際上は満
足できるような微調整を行なうことはできなかった。
この考案は上記のような実情に鑑みてなされたもの
で、色調を微調整することの可能な色調調整回路を提供
することを目的とする。
で、色調を微調整することの可能な色調調整回路を提供
することを目的とする。
[課題を解決するための手段及び作用] この考案は、バーストサンプリング時に合わせてA/D
変換器のリファレンスレベルを可変設定し、その量子化
ステップ幅を小さくするようにしたもので、色調の微調
整が可能となる。
変換器のリファレンスレベルを可変設定し、その量子化
ステップ幅を小さくするようにしたもので、色調の微調
整が可能となる。
[実施例] 以下図面を参照してこの考案の一実施例を説明する。
第1図がその回路構成を示すもので、基本的な構成は
上記第3図に示したものと同様であるので、同一部分に
は同一符号を付してその説明は省略する。
上記第3図に示したものと同様であるので、同一部分に
は同一符号を付してその説明は省略する。
しかして、VCXO12の発するサンプリングクロックに応
じてビデオ信号をデジタル化し、YC分離回路13に出力す
るA/D変換器21のリファレンスレベル入力端子RTには、
ゲート回路22を介して送られてきた電圧RT1とゲート回
路23を介して送られてきた電圧RT2(RT1>RT2)のい
ずれかが印加される。同様にA/D変換器21のリファレン
スレベル入力端子RBには、ゲート回路24を介して送られ
てきた電圧RB1とゲート回路25を介して送られてきた電
圧RB2(RB1<RB2)のいずれかが印加される。上記ゲ
ート回路23及びゲート回路24はビデオ信号中のバースト
信号期間に同期して“H"となるバーストゲートパルスに
より直接、また、上記ゲート回路22及びゲート回路25は
インバータ26によって反転したバーストゲートパルスに
よりそれぞれ開閉制御される。
じてビデオ信号をデジタル化し、YC分離回路13に出力す
るA/D変換器21のリファレンスレベル入力端子RTには、
ゲート回路22を介して送られてきた電圧RT1とゲート回
路23を介して送られてきた電圧RT2(RT1>RT2)のい
ずれかが印加される。同様にA/D変換器21のリファレン
スレベル入力端子RBには、ゲート回路24を介して送られ
てきた電圧RB1とゲート回路25を介して送られてきた電
圧RB2(RB1<RB2)のいずれかが印加される。上記ゲ
ート回路23及びゲート回路24はビデオ信号中のバースト
信号期間に同期して“H"となるバーストゲートパルスに
より直接、また、上記ゲート回路22及びゲート回路25は
インバータ26によって反転したバーストゲートパルスに
よりそれぞれ開閉制御される。
上記のような構成にあって、第2図(a)に示すよう
な波形のビデオ信号がA/D変換器21に入力されるものと
する。第2図(b)はこのビデオ信号中のバースト信号
期間に同期して“H"となるようなバーストゲートパルス
を示すものであり、このバーストゲートパルスにより、
上述した如く直接上記ゲート回路23及びゲート回路24
が、また、インバータ26で反転されて上記ゲート回路22
及びゲート回路25が、それぞれ開閉制御される。
な波形のビデオ信号がA/D変換器21に入力されるものと
する。第2図(b)はこのビデオ信号中のバースト信号
期間に同期して“H"となるようなバーストゲートパルス
を示すものであり、このバーストゲートパルスにより、
上述した如く直接上記ゲート回路23及びゲート回路24
が、また、インバータ26で反転されて上記ゲート回路22
及びゲート回路25が、それぞれ開閉制御される。
したがって、バースト信号期間には第2図(a)に示
すようにA/D変換器21は 「RT=RT2、RB=RB2」 となる。
すようにA/D変換器21は 「RT=RT2、RB=RB2」 となる。
また、同様にバースト信号期間以外ではA/D変換器21
は 「RT=RT1、RB=RB1」 となる。
は 「RT=RT1、RB=RB1」 となる。
このようにしてA/D変換器21の入力ダイナミックレン
ジが、入力されるビデオ信号のバースト信号期間と非バ
ースト信号期間とで変化し、バースト信号期間にはバー
スト信号の振幅に合わせたリファレンスレベルが設定さ
れることとなるため、より細かい量子化ステップでサン
プリングを行なうことが可能となる。これに伴ってTINT
コントロール回路16による制御もその分だけ細かいもの
となり、結果として色調の微調整が可能となるものであ
る。
ジが、入力されるビデオ信号のバースト信号期間と非バ
ースト信号期間とで変化し、バースト信号期間にはバー
スト信号の振幅に合わせたリファレンスレベルが設定さ
れることとなるため、より細かい量子化ステップでサン
プリングを行なうことが可能となる。これに伴ってTINT
コントロール回路16による制御もその分だけ細かいもの
となり、結果として色調の微調整が可能となるものであ
る。
[考案の効果] 以上詳記した如くこの考案によれば、バーストサンプ
リング時に合わせてA/D変換器のリファレンスレベルを
可変設定し、その量子化ステップ幅を小さくするように
したので、色調を微調整することが可能な色調調整回路
を提供することができる。
リング時に合わせてA/D変換器のリファレンスレベルを
可変設定し、その量子化ステップ幅を小さくするように
したので、色調を微調整することが可能な色調調整回路
を提供することができる。
第1図及び第2図はこの考案の一実施例を示すもので、
第1図は回路構成を示すブロック図、第2図は動作内容
を示す波形図、第3図は従来の色調調整回路の構成を示
すブロック図である。 11,21……A/D変換器、12……VCXO、13……YC分離回路、
14……色復調回路、15……バースト検出回路、16……TI
NTコントロール回路、22〜25……ゲート回路、26……イ
ンバータ。
第1図は回路構成を示すブロック図、第2図は動作内容
を示す波形図、第3図は従来の色調調整回路の構成を示
すブロック図である。 11,21……A/D変換器、12……VCXO、13……YC分離回路、
14……色復調回路、15……バースト検出回路、16……TI
NTコントロール回路、22〜25……ゲート回路、26……イ
ンバータ。
Claims (1)
- 【請求項1】アナログのビデオ信号をデジタル化するA/
D変換器を有する色調調整回路において、 バーストサンプリング時に上記A/D変換器のリファレン
スレベルを可変設定する切換手段を備えたことを特徴と
する色調調整回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6756789U JP2501517Y2 (ja) | 1989-06-09 | 1989-06-09 | 色調調整回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6756789U JP2501517Y2 (ja) | 1989-06-09 | 1989-06-09 | 色調調整回路 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH039591U JPH039591U (ja) | 1991-01-29 |
JP2501517Y2 true JP2501517Y2 (ja) | 1996-06-19 |
Family
ID=31601249
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6756789U Expired - Lifetime JP2501517Y2 (ja) | 1989-06-09 | 1989-06-09 | 色調調整回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2501517Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4713132B2 (ja) * | 2004-11-22 | 2011-06-29 | スガノ農機株式会社 | 心土作溝土層改良作業機 |
-
1989
- 1989-06-09 JP JP6756789U patent/JP2501517Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH039591U (ja) | 1991-01-29 |
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