JP2501104Y2 - 照明器具の引紐調整装置 - Google Patents

照明器具の引紐調整装置

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JP2501104Y2
JP2501104Y2 JP826693U JP826693U JP2501104Y2 JP 2501104 Y2 JP2501104 Y2 JP 2501104Y2 JP 826693 U JP826693 U JP 826693U JP 826693 U JP826693 U JP 826693U JP 2501104 Y2 JP2501104 Y2 JP 2501104Y2
Authority
JP
Japan
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switch
drawstring
adjusting device
stopper
lighting fixture
Prior art date
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Application number
JP826693U
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English (en)
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JPH0668264U (ja
Inventor
武彦 谷井
勉 桜町
Original Assignee
クロイ電機株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、照明器具の電源の接
続を行うスイッチと一体に連結される引紐の連結構造の
改良に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、照明器具の電源の接続を行うため
にスイッチと一体に連結される引紐の連結においては、
照明器具内に内蔵されるスイッチ本体に対して直接使用
者がスイッチの接続を行う引紐を連結するものが一般的
であるが、照明器具内に内蔵されるスイッチの接続を行
い、照明器具外に垂下する引紐の長さが、引紐自体の有
する公差やスイッチの取付位置の関係により異なり外観
性の低下や使用者の不便等が発生したため、引紐を分割
して、その途中に引輪板を配置して調整し、かつ一体に
連結してなるものがある。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかし、上記従来のも
のにおいて、引紐を分割してその途中に引輪板を配置し
て、この引輪板への引紐の結び付けによって引紐の長さ
を調整してなるものの場合には、構造も簡単であって、
そのコストも安価で済むものであり、更に、引紐の誤差
も一定の範囲であるならば照明器具の外観を損ねること
なく調節することも可能であるが、この引紐の調整すべ
き誤差が大きくなった場合には、引輪板に結び付ける引
紐の長さが大きくなって、結び付けた引紐が照明器具外
に垂下してしまい、照明器具の外観を損ねることがあ
り、また複数の引紐の長さを一定に調整するにあたって
は、引輪板に対して繰り返し引紐の結び付けを行わなけ
ればならなくなり、非常に煩雑である上に、この引紐の
調整作業に係る作業時間が膨大なものとなり、作業効率
の低下が発生する欠点がある。
【0004】そこで、この考案は上記従来のものの有す
る欠点を改善するものであり、簡単に構造により、引紐
の長さの調整作業を容易に行えるようにするものであ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】そのために、照明器具の
スイッチより直接引出される紐体を接続する孔を有し、
他端には下部方向への引張にのみ係合可能な係止歯部を
突設する脚部を並設してなる調整装置本体と、上記脚部
に突設する係止歯部にスライド自在に噛合固定するスト
ッパーにより構成し、上記調整装置本体の脚部間に対し
て、照明器具外に垂下するスイッチ用引紐の末端に取り
付けられる係止体を挿嵌した上、ストッパーを噛合する
ことにより、スイッチと引紐を一体に連結してなる。
【0006】
【作用】上記構成を具えるので、照明器具外に垂下する
スイッチ用引紐の長さを調整するにあたって、スイッチ
用引紐が長い場合には、照明器具外に垂下するスイッチ
用引紐の末端に取り付けられる係止体を調整装置本体に
並設してなる脚部に挿嵌、固持するべく、この脚部の係
止歯部に対して係合するストッパーを、上記調整装置本
体の脚部に沿って上方に押勢することにより、調整装置
本体の脚部の係止歯部に対してはストッパーは係合する
ことがないので、そのまま脚部間に保持するスイッチ用
引紐の係止体と共に上方に向かってスライドすることと
なるので、スイッチ用引紐も同時に照明器具内に引き上
げられることとなり、照明器具外に垂下するスイッチ用
引紐の長さを短くすることができ、一方スイッチ用引紐
が短い場合には、ストッパーが係合する調整装置本体の
脚部の係止歯部に対して係合し、下方に向かってはスラ
イドすることができないので、調整装置本体の脚部間に
一体に保持するスイッチ用引紐の係止体を脚部間外に離
脱させるべくストッパーを外した上で、スイッチ用引紐
の末端に取り付けられる係止体を適宜位置に挿嵌し、更
に外したストッパーを調整装置本体の脚部に噛合固定さ
せ、ストッパーを上方にむかって適当にスライドさせる
ことで照明器具外に垂下するスイッチ用引紐を一定の長
さに調整することができる。
【0007】更に、照明器具外に垂下するスイッチ用引
紐をスイッチの接続等のために引張しても、ストッパー
は調整装置本体の脚部の係止歯部に対して上方にスライ
ドさせる場合には抵抗なくスライドする一方で、その逆
方向、即ちスイッチ用引紐の引張方向に向かっては係合
し、スイッチ用引紐はストッパーによって調整装置本体
と一体となるので、上記スイッチ用引紐の引張に対し
て、スイッチより直接引出される紐体と共にその調整装
置自体も下方に移動するので、スイッチの接続等を支障
なく行うことができる。
【0008】
【実施例】この考案を図に示す実施例により更に説明す
る。(1)は、この考案の実施例を具える照明器具であ
り、この照明器具(1)は、パネル板(3)によって構
成される照明器具本体(2)内に、光源となるランプ
(4)のON、OFFを行うスイッチ(5)を内装して
なるものであり、このスイッチ(5)のON、OFFを
行うために、このスイッチ(5)に連結し、この考案の
実施例である照明器具の引紐調整装置(7)を介して、
照明器具本体(2)外に垂下するスイッチ用引紐(6)
を設けてなるものである。
【0009】そして、スイッチ(5)と照明器具本体
(2)外に垂下するスイッチ用引紐(6)とを一体に連
結する照明器具の引紐調整装置(7)は、照明器具
(1)のスイッチ(5)より直接引出される紐体(9)
を接続する孔(10)を有し、他端には下部方向へのス
イッチ用引紐(6)の引張にのみ係合可能な係止歯部
(12)を突設する脚部(11)を並設してなる調整装
置本体(8)と、上記脚部(11)に突設する係止歯部
(12)にスライド自在に噛合固定するストッパー(1
3)により構成し、上記調整装置本体(7)の脚部(1
1)間に対して、照明器具(1)外に垂下するスイッチ
用引紐(6)の末端に取り付けられる係止体(14)を
挿嵌した上、係止突起(15)を脚部(11)間方向に
突設するストッパー(13)を噛合させることにより、
スイッチ(5)とスイッチ用引紐(6)を一体に連結し
てなるものである。
【0010】なお、調整装置本体(8)の脚部(11)
の係止歯部(12)に係合するストッパー(13)によ
ってスイッチ用引紐(6)の調整を行うため、スイッチ
用引紐(6)、スイッチ(5)から直接引出される紐体
(9)の公差や、組立加工時の組立誤差を考慮すると、
脚部(11)の長さは4cm程が好ましいものである。
【0011】この考案は以上の構成を具えるので、照明
器具(1)外に垂下するスイッチ用引紐(6)の長さを
調整するにあたって、スイッチ用引紐(6)が長い場合
には、照明器具(1)外に垂下するスイッチ用引紐
(6)の末端に取り付けられる係止体(14)を調整装
置本体(8)に並設してなる脚部(11)に挿嵌、固持
するべく、この脚部(11)の係止歯部(12)に対し
て係合するストッパー(13)を、上記調整装置本体
(8)の脚部(11)に沿って上方に押勢することによ
り、調整装置本体(8)の脚部(11)の係止歯部(1
2)に対してストッパー(13)は係合することがない
ので、そのままストッパー(13)の係止突起(15)
と共に脚部(11)間に保持するスイッチ用引紐(6)
の係止体(14)が上方に向かってスライドすることと
なるので、スイッチ用引紐(6)も同時に照明器具
(1)内に引き上げられることとなり、照明器具(1)
外に垂下するスイッチ用引紐(6)の長さを短くするこ
とができる。
【0012】また、一方スイッチ用引紐(6)が短い場
合には、ストッパー(13)が係合する調整装置本体
(8)の脚部(11)の係止歯部(12)に対して係合
し、下方に向かってはスライドすることができないの
で、調整装置本体(8)の脚部(11)間に一体に保持
するスイッチ用引紐(6)の係止体(14)を脚部(1
1)間外に離脱させるべくストッパー(13)を外した
上で、スイッチ用引紐(16)の末端に取り付けられる
係止体(14)を適宜位置に挿嵌し、更に外したストッ
パー(13)を調整装置本体(8)の脚部(11)に噛
合固定させた上で、ストッパー(13)を上方にむかっ
て適当にスライドさせることで、照明器具(1)外に垂
下するスイッチ用引紐(6)を一定の長さに調整するこ
とができる。
【0013】なお、照明器具(1)外に垂下するスイッ
チ用引紐(6)をスイッチ(5)の接続等のために引張
しても、ストッパー(13)は調整装置本体(8)の脚
部(11)の係止歯部(12)に対して上方に押勢する
場合には抵抗なくスライドする一方で、その逆方向、即
ちスイッチ用引紐(6)の引張方向に向かってはストッ
パー(13)と脚部(11)の係止歯部(12)とは係
合することとなるので、スイッチ用引紐(6)はストッ
パー(13)によって調整装置本体(8)と一体となる
ので、上記スイッチ用引紐(6)の引張に対して、スイ
ッチ(5)より直接引出される紐体(9)と共にその調
整装置(7)自体も下方に移動するので、スイッチ
(5)の接続等を支障なく行うことができる。
【0014】
【考案の効果】以上のとおり、スイッチから直接引出さ
れる紐体と、このスイッチを操作するために照明器具外
に垂下する引紐とをこの調整装置によって一体に連結す
ることにより、簡単な構造により、引紐の調整作業を容
易に行うことができるので、最終工程作業を簡易かつ正
確に行うことができると共に、外観性を損ねることをも
防止できる優れた効果を有するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の実施例を具える照明器具の部分断面
図である。
【図2】照明器具の引紐調整装置の分解斜視図である。
【図3】調整装置の取付状態を示す裏面方向よりの正面
図である。
【符号の説明】
1 照明器具 2 照明器具本体 3 パネル板 4 ランプ 5 スイッチ 6 スイッチ用引紐 7 調整装置 8 調整装置本体 9 紐体 10 孔 11 脚部 12 係止歯部 13 ストッパー 14 係止体 15 係止突起

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 照明器具のスイッチより直接引出される
    紐体を接続する孔を有し、他端には下部方向への引張に
    のみ係合可能な係止歯部を突設する脚部を並設してなる
    調整装置本体と、上記脚部に突設する係止歯部にスライ
    ド自在に噛合固定するストッパーにより構成し、上記調
    整装置本体の脚部間に対して、照明器具外に垂下するス
    イッチ用引紐の末端に取り付けられる係止体を挿嵌した
    上、ストッパーを噛合することにより、スイッチと引紐
    を一体に連結してなる照明器具の引紐調整装置。
JP826693U 1993-02-08 1993-02-08 照明器具の引紐調整装置 Expired - Lifetime JP2501104Y2 (ja)

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JP826693U JP2501104Y2 (ja) 1993-02-08 1993-02-08 照明器具の引紐調整装置

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Publication Number Publication Date
JPH0668264U JPH0668264U (ja) 1994-09-22
JP2501104Y2 true JP2501104Y2 (ja) 1996-06-12

Family

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