JPH069370Y2 - 照明器具のセード取付装置 - Google Patents

照明器具のセード取付装置

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JPH069370Y2
JPH069370Y2 JP1988028306U JP2830688U JPH069370Y2 JP H069370 Y2 JPH069370 Y2 JP H069370Y2 JP 1988028306 U JP1988028306 U JP 1988028306U JP 2830688 U JP2830688 U JP 2830688U JP H069370 Y2 JPH069370 Y2 JP H069370Y2
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治 米田
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、照明器具のセード取付装置に関し、主に吊下
型照明器具に好適なものである。
従来の技術 従来、セードを吊下型照明器具の本体に取付ける構成は
種々あるが、着脱容易性を重視してセードを本体上に単
に載置するか、または取付安定性を重視してセードを本
体にビス止めするかのいずれかの構成が採用されている
のが普通であった。
考案が解決しようとする課題 上記の構成ではそれぞれ相反する解決すべき課題を存し
ているのが明白である。すなわち、前者では外部からの
衝撃によってセードが位置ずれしやすく、後者ではセー
ドの着脱操作が面倒であるという問題があった。
従って、本考案は、このような相反する問題点を一挙に
解決し、セードの取付安定性と着脱容易性とを両立させ
ようとする目的を備えたものである。
課題を解決するための手段 本考案は、本体と、この本体の上面に取付けられ外端に
立設片を設けこの立設片の内側に間隔をおいて凸部を設
けた本体カバーと、前記凸部内に横方向にスライド自在
に支持され端部が前記凸部の側面に設けたスライド孔か
ら前記立設片の上面と所定の間隔をおいて突出するスラ
イド板と、前記凸部の外周にはめ合わせた孔の縁部に設
けた立下り片を前記立設片と前記凸部の間に収め前記立
下り片の外側の水平部を前記立設片の上面に載置し前記
水平部の上面が前記スライド板の端部下面にて押えられ
たセードとを備えたことを特徴とする照明器具のセード
取付装置を構成する。
作用 本考案によれば、スライド板を単にスライドさせること
によってセードの着脱を容易に行える。また、セードを
本体に取付けた状態では、スライド板がセードの浮き上
がりを防止するので、セードの取付安定性が良い。さら
に、この取付状態では、セードの立下り片の外側にある
水平部が本体カバーの立設片上に載置され、かつ、この
水平部をスライド板にて押えるため、がたつきのないセ
ードの取付状態が得られる。なぜならば、前記立下り片
は後加工による不要部のカットによって形成されること
からその高さにばらつきを生じ易いので、成形肉厚精度
の良い前記水平部をスライド板と立設片とではさみ止め
る構成を採用しており、これによってスライド板の端部
下面と立設片の上面との間隔をばらつきの殆どない前記
水平部の肉厚と同等にすることができるからである。
実施例 次に本考案の実施例を図面を参照して説明する。
実施例1(第1図〜第6図参照) ほぼ平板状の金属からなる本体1には滑車等からなる2
個のガイド部2,2を横方向に間隔をおいて設けてい
る。各ガイド部2,2にU字状にガイドした吊下用のワ
イヤー3の両上端はシーリングカバー4内に適宜,長さ
調節可能に支持され、シーリングカバー4は天井5に設
置される。合成樹脂製の本体カバー6は本体1の上面に
ビス7等で取り付けられ、各ガイド部2,2の外側方向
で外端に位置する立設片6a,6aが設けられ、さらに
立設片6a,6aの内側に間隔をおいて凸部6bが設け
られる。本体1の下面には、横方向に間隔をおいて中心
線に対称であるように環状のけい光ランプ8,8、これ
らを各々支持するホルダ9,9、ランプ8,8に給電す
るソケット10,10、ランプ8,8を点灯する電子バ
ラスト11,11および電子バラスト11,11の下面
をおおうカバー12,12を設けてあり、さらに、本体
1の下面中央には豆球13とともにプルスイッチ14を
設けたスイッチブロック15を設けてある。そして、シ
ーリングカバー4の下面中央から垂下させた給電用のコ
ード16は本体カバー6および本体1に通されてプルス
イッチ14に接続され、このプルスイッチ14の引き部
14aをプル操作することにより、ランプ8,8および
豆球13の点滅が制御される。合成樹脂からなるセード
17には凸部6の外周にはめ合わせる孔17aがあり、
この孔17aの縁部に設けた立下り片17bは立設片6
aと凸部6bの間に収められ、かつ、立下り片17bの
外側の水平部17cは立設片6aの上面に載置される。
そして、凸部6b内に横方向にスライド自在に支持され
端部が凸部6bの側面に設けたスライド孔6cから立設
片6aの上面と所定の間隔をおいて突出する弾性合成樹
脂からなるスライド板18が備えられ、このスライド板
18の端部下面にてセード17の水平部17c上面が押え
られる。さらにスライド板18には、その基部両側に弾
性片18a,18aが設けられ、弾性片18a,18a
に設けた複数の係止凹部18b,18cに選択的に係止
する係止凸部6d,6dを本体カバー6内に設けてあ
る。スライド板18のスライド自在な支持は例えば、本
体カバー6内に設けた複数のボス6e,6eの先端にあ
る小径部6f,6fをスライド板18の長孔18dに挿
入し、小径部6f,6fの端部からワッシャー19を介
してビス20を螺入することにより成される。また、ス
ライド板18の端部には指でスライド板18を引き出し
やすいように立上り片からなる指掛け部18eが形成さ
れる。21は透光性合成樹脂からなる下面カバーであ
り、つまみねじ22をスイッチブロック15下面に突設
したねじ軸15aに螺合することにより取付けられる。
上記構成によれば、本体1が第4図の点線に示すように
傾き易いものではあるが、セード17の立下り片17b
が本体カバー6の立設片6aと凸部6bとの間に収めら
れるため、セード17の位置ずれが適確に防止できるか
ら、セード17の取付作業中に不用意に本体1に衝撃が
加わって傾むいてもセード17の位置ずれを防止でき
る。そして、スライド板18を仮に引き出さないまま、
セード17が取付けられても安心である。もちろん、ス
ライド板18を第5図の二点鎖線のように引き出すこと
によって、セード17の水平部17cが押えられるの
で、セード17の取付は万全になる。そして、この取付
状態では、成形肉厚の精度の良い水平部17cが立設片
6aとスライド板18の端部との間ではさまれるため、
セード17のがたつきを極小化できる。これに反し、立
設片6aがなく立下り片17bの下端が本体カバー6の
周辺水平部に直接載置される場合では、立下り片17bは
セード17の成形後に後加工で不要部をカットして形成
されることを鑑みると、立下り片17bの高さがばらつ
き易いことから、スライド板18の下面と凸部6の周辺
水平部(立設片6aがない場合)上面との距離をばらつ
きの最大限に設定しなければならなくなり、セード17
の取付けががたつくことになるのである。
また、本体1の上面に前述したような構成をもつ立設片
6aと凸部6bのある本体カバー6を取付け、立設片6
aと凸部6bの間にセード17の立下り片17bを収め
るだけでセード17の位置ずれを防止でき、しかもこの
部分は本体1の上面にあって斜下方からは見えないので
外観に悪影響を与えない。
実施例2(第7図参照) この実施例は前記実施例1と次の点において異なる。
すなわち、吊下用のワイヤー3がU字状ではなく逆U字
状に配されることから、シーリングカバー4内に設けら
れ天井5に取付られる天井取付板23に滑車等からなる
2個のガイド部2,2を横方向に間隔をおいて設け、こ
れらのガイド部2,2に逆U字状にガイドした吊下用の
ワイヤー3を設け、このワイヤー3の両下端を結合した
吊持部24,24を本体1に設け、従って、立設片6a
は各吊持部24,24の外側方向に設けられる点におい
て異なっている。
そして、この実施例において奏せられる作用効果は実施
例1において記述したものと同等である。
次に、実施例1,2に共通する他の実施例について、第
8図および第9図を参照して説明を付加する。なお、第
8図は第1図および第7図とは切断面が直交する断面図
である。
本体1の短手方向にこの方向に沿ってバランサー25,
25がスライド可能に吊持される。このバランサー25
は、本体1に銅鉄型安定器ではなく電子バラスト11が
設けられているために軽量であるという理由から、本体
1の短手方向の切断面に沿う揺れを軽減させる作用があ
る。バランサー25は、本体1の長孔1aにワッシャー
25a,25aを上下からはさむとともに、ねじ軸25
bを各ワッシャー25aに通し、その下端にナット25
c螺合し、このナット25cで支持したカップ25d内
に板状の重量物25eを複数収め、さらにそれらの上面
に押え板25fを載置し、ワッシャー25aと押え板2
5fとの間で反発し合うコイルバネ25gを設けて支持
される。この構成によって、バランサー25は本体1に
重量を付加して本体1の揺れを軽減するとともに、バラ
ンサー25を長孔1aにスライド可能とすることによ
り、本体1の水平バランスを保つことができ、さらに、
コイルバネ25gが圧縮されて設けてあることから、本
体1が揺れた場合のバランサー25の位置ずれを防止し
ている。
考案の効果 本考案によれば、セードの着脱容易性と取付安定性とを
両立できる効果を備えている。しかも、セードの取付状
態は、セードの水平部を本体カバーに形成した立設片と
本体カバーから突出したスライド板との間で精度良くは
さみ止める構成であることから、がたつきのない非常に
安定したものになる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第6図は本考案の実施例1に係り、第1図は分
解時縦断面図、第2図は組立時平面図、第3図は要部分
解時斜視図、第4図は組立時正面図、第5図は要部組立
時縦断面図、第6図は要部組立時平面図、第7図は本考
案の実施例2に係る分解時縦断面図、第8図は他の実施
例の組立時縦断面図、第9図は同要部拡大図である。 1……本体、6……本体カバー、6a……立設片、6b
……凸部、6c……スライド孔、6d……係止凸部、1
7……セード、17a……孔、17b……立下り片、1
7c……水平部、18……スライド板、18a……弾性
片、18b,18c……係止凹部、18e……指掛け
部。

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】本体と、この本体の上面に取付けられ外端
    に立設片を設けこの立設片の内側に間隔をおいて凸部を
    設けた本体カバーと、前記凸部内に横方向にスライド自
    在に支持され端部が前記凸部の側面に設けたスライド孔
    から前記立設片の上面と所定の間隔をおいて突出するス
    ライド板と、前記凸部の外周にはめ合わせた孔の縁部に
    設けた立下り片を前記立設片と前記凸部の間に収め前記
    立下り片の外側の水平部を前記立設片の上面に載置し前
    記水平部の上面が前記スライド板の端部下面にて押えら
    れたセードとを備えたことを特徴とする照明器具のセー
    ド取付装置。
  2. 【請求項2】スライド板の基部両側に弾性片を設け、こ
    の弾性片に設けた複数の係止凹部に選択的に係止する係
    止凸部を本体カバー内に設けたことを特徴とする請求項
    1記載の照明器具のセード取付装置。
  3. 【請求項3】スライド板の端部に立上り片からなる指掛
    け部を形成したことを特徴とする請求項1または2記載
    の照明器具のセード取付装置。
JP1988028306U 1988-03-03 1988-03-03 照明器具のセード取付装置 Expired - Lifetime JPH069370Y2 (ja)

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JPS506708U (ja) * 1973-05-18 1975-01-23
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