JP2501036B2 - 印字装置 - Google Patents

印字装置

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JP2501036B2
JP2501036B2 JP18282689A JP18282689A JP2501036B2 JP 2501036 B2 JP2501036 B2 JP 2501036B2 JP 18282689 A JP18282689 A JP 18282689A JP 18282689 A JP18282689 A JP 18282689A JP 2501036 B2 JP2501036 B2 JP 2501036B2
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JP
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head
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ink
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JP18282689A
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JPH0347753A (ja
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啓文 新井
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Panasonic Electric Works Co Ltd
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Matsushita Electric Works Ltd
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  • Particle Formation And Scattering Control In Inkjet Printers (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、プリント配線板などの被印字体にロット番
号や品番等を印字するための印字装置において、印字位
置を明らかにしてヘッドを自動的に移動させるためのテ
ィーチングを容易にするための技術に関する。
[従来の技術] 従来、インクジェットプリンタにより被印字体、例え
ばプリント配線板にロット番号や品番等を印字するに当
たっては、プリント配線板の所定の位置に印字するため
に、印字前にヘッドを移動させるためのロボット位置の
制御のティーチングを行う必要がある。そして、従来に
あっては、試験用のプリント配線板を用いて実際に印字
しながらロボット位置の制御のティーチングをおこなっ
ていた。
[発明が解決しようとする課題] ところが、上記のような従来例にあっては、ティーチ
ングに当たり、実際に試験用のプリント配線板に何回も
印字をして、プリント配線板の印字してはいけない箇所
を避けるようにして印字位置の調整をしなければなら
ず、ティーチングが面倒であった。また、プリント配線
板の印字場所の誤差は大きくとも1mm〜2mm、小さければ
0.1mm〜0.2mmの誤差で印字する要求が多いが、このよう
なわずかな位置調整は従来にあっては不可能であった。
本発明は上記した従来例の問題点に鑑みて発明したも
のであって、その目的とするところは、インクジェット
プリンタにより被印字体に印字するに当たり、ヘッドを
自動的に移動制御するためのティーチングを簡単且つ正
確に行うことができ、また、わずかな位置調整でも確実
にできる印字装置を提供するにある。
[課題を解決するための手段] 本発明の印字装置は、基台6の上面に位置決めされた
被印字体1に対してヘッド2から吹き付けられるインク
により印字するに当たって、印字開始位置と該ヘッド2
の向きと印字終了位置とをティーチングする機能を供え
た印字装置において、インクジェットプリンタAのヘッ
ド2を前後方向、左右方向に移動自在で且つ平面視で回
動自在とし、且つ印字時におけるヘッド2移動方向に対
して直交する方向にインク粒子を偏向させて飛行させる
手段を設けてヘッド2から飛行したインク粒子を被印字
体1に到達させてヘッド2の移動とインク粒子の偏向量
とによって印字がなされるように設定し、該インクジェ
ットプリンタAのヘッド2に被印字体1に対してインク
が吹き付けられる位置を表示するための表示光を出すた
めの表示光投射部Dを設け、この表示光がヘッド2の向
きを表示するための矢印のような方向性表示を行うこと
を特徴とするものであって、このような構成を採用する
ことで、上記した従来例の問題点を解決して本発明の目
的を達成したものである。
[作用] しかして、ヘッドを自動的に移動制御するためのティ
ーチングに当たり、表示光投射部Dから表示光を出して
被印字体1を投射してティーチング作業をする作業者に
被印字体1への印字位置を視認させ、この光による表示
に基づいて印字位置の位置決めをしながらティーチング
するものである。
[実施例] 以下本発明を添付図面に示す実施例に基づいて詳述す
る。
第1図、第2図にはそれぞれ、本発明の装置の全体を
示す正面図、側面図が示してある。基台6の上には前後
方向のレール7が設けてあり、この前後方向のレール7
に対して左右方向のレール8が前後方向に移動自在に取
り付けてあり、左右方向のレール8にインクジェットプ
リンタAのヘッド2が左右方向に移動自在に取り付けて
ある。そして、上記前後方向のレール7とこれに前後に
移動自在に取り付けた左右方向のレール8とこの移動機
構とで前後方向の移動手段3が構成してあり、左右方向
のレール8とこれに移動自在に取り付けたヘッド2とこ
の移動機構により左右方向の移動手段4が構成してあ
る。ヘッド2はモータ、エアシリンダ等よりなる回転手
段5により平面視で回転自在となっており、回転角度は
任意であるが、例えば、90゜、180゜等の回転をするよ
うになっている。インクジェットプリンタAのヘッド2
から帯電され且つ帯電量に応じた偏向を受けたインク粒
子Cが噴射するようになっている。ここで用いられる、
インクジェットプリンタは従来から周知のインクジェッ
トプリンタ(例えば帯電制御式と称されるもの)が用い
られる。この帯電制御式のものは、マーキングすべき文
字をドットマトリックスに画素分割し、それぞれ画素が
もつ位置情報に比例した電圧でインク粒子Cを帯電さ
せ、さらにそれを静電場で偏向して被マーキング物(す
なわち本発明においてはプリント配線板)に到達させる
ことで画素文字(ドットにより構成された文字)をマー
キングするようになっている。第3図にはこのインクジ
ェットプリンタの原理図が示してあり、インク容器15に
貯められたインクがポンプ10によって加圧され、ヘッド
2(ノズルヘッド)から液柱となって噴射されるように
なっている。そして、ヘッド2から噴射された液柱は電
歪素子11の振動により一定の大きさのインク粒子Cにな
り、このインク粒子Cは帯電電極12で一個ごとに信号電
圧に対応した電圧で帯電され、この帯電したインク粒子
Cは、偏向電極13間を通過する時帯電量に応じた偏向を
受け、マーキング物に到達し、印字に用いられないイン
ク粒子Cは第3図の矢印のようにガター14で捕らえられ
て回収ポンプ17により上記インク容器15に回収されるよ
うになっている。
ところで、インクジェットプリンタAのヘッド2には
上記したようにインク粒子Cを噴出する部分の他に被印
字体1に対してインクが吹き付けられる位置を表示する
ための表示光を出すための表示光投射部Dを設けてあ
る。
しかして、上記のような装置を用いて被印字体1に印
字をするには、印字をする前にまずインクジェットプリ
ンタAのヘッド2を自動的に移動制御するためのティー
チングを行う必要がある。ティーチングに当たっては、
被印字体1であるプリンタ配線板を装置の基台6の上面
の載置面16に載置し、この状態で、ヘッド2に設けた表
示光投射部Dから被印字体1に対してインクが吹き付け
られる位置(すなわちインクが吹き付けられる範囲また
はインクが吹き付けられるセンター)に対応して表示光
を投射するものであり、この表示光の投射をティーチン
グ作業する人が目で見ながら前後方向のティーチング、
左右方向のティーチング、ヘッド2の回転角度のティー
チング等のティーチング作業をするものである。ここ
で、表示光により投射される光りの輪郭22としては第5
図に示すように光の輪郭22が例えば矢印模様のように方
向性表示を行うものとなっており、このことでティーチ
ング作業時に90゜首振りする際にその方向性を作業者に
知らせることができる。また、表示光を投射するに当た
り、第6図に示すように印字すべき文字の最初のスター
ト位置に対応したスタート位置表示20と最後の印字完了
位置に対応したストップ位置表示21とを行い、途中の表
示をしないようにしてもよい。また、第7図に示すよう
にスタート位置表示20からストップ位置表示21に至るま
での全体を連続的に表示するようにしてもよい。この場
合、字数や字のサイズにより第7図のLが長くなった
り、短くなったりし、また、字のサイズによりHの幅が
大きくなったり、狭くなったりするものである。
上記のようにして前後方向の移動手段3、左右方向の
移動手段4、回転手段5を制御するロボットのティーチ
ングを行い、このティーチングが完了した後、上記した
装置を用いて被印字体1(実施例ではプリント配線板)
に印字をするものである。すなわち、被印字体1である
プリント配線板を装置の基台6の上面の載置面16に載置
し、このプリント配線板の所定の位置に上記ティーチン
グに基づいてインクジェットプリンタAのヘッド2を制
御してロット番号や品番等を印字するものである。ここ
で、本発明において印字の対象とされる被印字体1であ
るプリント配線板は後工程で複数個の小プリント配線板
1aに分割される割合、各小プリント配線板1aごとに印字
する必要がある。そこで、このような場合には、インク
ジェットプリンタAのヘッド2を前後方向及び左右方向
に移動させて各小プリンタ配線板1aの所定の位置毎に印
字するものである。第8図乃至第10図においてBは印字
部分を示している。ところで、第8図に示すように、プ
リント配線板を後工程で複数個の小プリント配線板1aに
分割する場合にはインクジェットプリンタAのヘッド2
を前後方向移動手段3乃至左右方向移動手段4により移
動して各小プリント配線板1aの所定の位置に印字をし、
この場合には回転手段5で回転する必要はない。しか
し、プリント配線板を後工程で複数の小プリント配線板
1aに分割するに当たり、歩留まりの関係で例えば第9図
のように分割する場合がある。この第9図に示すような
場合には、小プリント配線板1aへの印字方向が第9図イ
で示す部分とロで示す部分とでは90゜異なっており、こ
のような場合には、ロで示す部分はプリンタAのヘッド
2を回転手段5により90゜回転した状態で印字すること
で正確な向きに印字ができるものである。また、第10図
に示すようにハで示す部分とニで示す部分とは印字方向
が180゜異なっているが、このような場合にはニで示す
部分は180゜回転した状態で印字することで正確な向き
に印字できるものである。
なお、本発明の装置に搬送装置(図示せず)により被
印字体1であるプリント配線板を連続して供給し、基台
6の上面の載置面16に位置させた状態でインクジェット
プリンタAのヘッド2により所定の位置に印字し、印字
が終わると、搬出装置(図示せず)により次々に自動的
に搬出するようにしてもよいものである。
[発明の効果] 本発明にあっては、上述のように、基台の上面に位置
決めされた被印字体に対してヘッドから吹き付けられる
インクにより印字するに当たって、印字開始位置と該ヘ
ッドの向きと印字終了位置とをティーチングする機能を
供えた印字装置において、インクジェットプリンタのヘ
ッドを前後方向、左右方向に移動自在で且つ平面視で回
動自在と、且つ印字時におけるヘッド移動方向に対して
直交する方向にインク粒子を偏向させて飛行させる手段
を設けてヘッドから飛行したインク粒子を被印字体に到
達させてヘッドの移動とインク粒子の偏向量とによって
印字がなされるように設定し、該インクジェットプリン
タのヘッドに被印字体に対してインクが吹き付けられる
位置を表示するための表示光を出すための表示光投射部
を設け、この表示光がヘッドの向きを表示するための矢
印のような方向性表示を行うので、ヘッドを自動的に移
動制御するためのティーチングに当たり、表示光投射部
から表示光を出して被印字体を投射してティーチング作
業をする作業者に被印字体への印字位置を視認させ、こ
の光による表示に基づいて被印字体への印字位置の位置
決めをしながらティーチングすることができ、特に、表
示光が矢印のような方向性表示を行うのでティーチング
作業時にヘッドを首振り作業する際にその方向性を作業
者に知らせることができ、この結果、ティーチングに当
たり、従来のように、試験用の被印字体に実際に印字し
ながらティーチングする必要がなくて簡単にでき、ま
た、光りを当てて表示するので、わずかな位置決めでも
正確にできるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の正面図、第2図は同上の側面図、第3
図は同上のインクジェットプリンタの概略原理図、第4
図は同上の被印字体に表示光を投射している状態の斜視
図、第5図は同上の表示光の輪郭線を示す実施例の平面
図、第6図は同上の表示光により印字のスタート位置表
示とストップ位置表示とを表示して途中を表示させてい
ない実施例の説明図、第7図は同上の表示光により印字
のスタート位置表示からストップ位置表示までの全体に
わたり表示している実施例の説明図、第8図は同上のプ
リント配線板の印字例を示す説明図、第9図は同上の他
の印字例を示す説明図、第10図は更に他の印字例を示す
説明図であって、Aはインクジェットプリンタ、Dは表
示光投射部、1は被印字体、2はヘッドである。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】基台の上面に位置決めされた被印字体に対
    してヘッドから吹き付けられるインクにより印字するに
    当たって、印字開始位置と該ヘッドの向きと印字終了位
    置とをティーチングする機能を供えた印字装置におい
    て、インクジェットプリンタのヘッドを前後方向、左右
    方向に移動自在で且つ平面視で回動自在とし、且つ印字
    時におけるヘッド移動方向に対して直交する方向にイン
    ク粒子を偏向させて飛行させる手段を設けてヘッドから
    飛行したインク粒子を被印字体に到達させてヘッドの移
    動とインク粒子の偏向量とによって印字がなされるよう
    に設定し、該インクジェットプリンタのヘッドに被印字
    体に対してインクが吹き付けられる位置を表示するため
    の表示光を出すための表示光投射部を設け、この表示光
    がヘッドの向きを表示するための矢印のような方向性表
    示を行うことを特徴とする印字装置。
JP18282689A 1989-07-15 1989-07-15 印字装置 Expired - Lifetime JP2501036B2 (ja)

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JPH0347753A JPH0347753A (ja) 1991-02-28
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