JP2500875Y2 - 計量値付け装置 - Google Patents

計量値付け装置

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JP2500875Y2
JP2500875Y2 JP5142593U JP5142593U JP2500875Y2 JP 2500875 Y2 JP2500875 Y2 JP 2500875Y2 JP 5142593 U JP5142593 U JP 5142593U JP 5142593 U JP5142593 U JP 5142593U JP 2500875 Y2 JP2500875 Y2 JP 2500875Y2
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、計量作業と値付け作業
とを連続的に行う計量値付け装置に関する。
【0002】
【従来の技術】スーパーマーケット向け商品のパックセ
ンター等においては、包装された商品についての計量作
業と、該作業によって得られた重量値に基づいて算出さ
れた価格等をラベルにプリントして当該商品に貼着する
値付け作業とを自動的に且つ連続的に行うようにした計
量値付け装置が用いられている。
【0003】この装置は、通例、包装済みの商品を導入
する搬入コンベアと、計量装置に組付けられた計量コン
ベアと、プリント機能を有するラベル貼付け機が上方に
備えられた貼付けコンベアとを直列状に配置した構成
で、商品が計量コンベア上を通過する間にその重量を計
量すると共に、その計量重量値と予め設定されている単
価や風袋重量等とから価格を算出してラベルに該価格や
単価等をプリントし、これを商品が貼付けコンベア上を
移動する時に貼付けるように構成したものである。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】ところで、上記パック
センター等においては、商品の店頭における陳列方法等
に応じて該商品に対するラベルの貼付け方向を異ならせ
て貼付けなければならない場合があり、その場合、従来
においては、貼付けコンベアに対するラベル貼付け機の
向きを変えなければならなかった。しかし、商品へのラ
ベル貼付け方向の変更の度にラベル貼付け機の向きを変
えるのは極めて面倒であると共に、作業時間をロスして
能率を悪化させることになる。
【0005】本考案は、計量値付け装置に関する上記の
ような実情に対処するもので、作業途中でラベルの貼付
け方向が変更される場合に、ラベル貼付け機の移動を要
することなく、上記変更を極めて容易に行い得るように
して、変更前後で計量値付け作業を連続的に行うことを
可能とし、これにより、上記のような変更がある場合に
も計量値付け作業を能率よく行い得るようにすることを
課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本考案に係る計量値付け
装置は、上記課題を解決すべく次のように構成したこと
を特徴とする。
【0007】即ち、計量装置に組付けられた計量コンベ
アの下流側に連続する貼付けコンベアの上方にプリント
機能を有する2台のラベル貼付け機を直列状に配置する
と共に、これらのラベル貼付け機を互いに90°向きを
変えてラベルが貼付けられるようにセットし、且つこれ
らのラベル貼付け機のうちの1台を選択的に作動させる
選択手段を備える。
【0008】
【作用】このような構成によれば、作業途中において、
商品に対するラベルの貼付け方向が変更される時に、選
択手段により、その変更に応じてラベル貼付け機を選択
して使用すれば、ラベル貼付け機の移動を要することな
く、従って作業を中断することなく、各商品について仕
向先毎の陳列方法等に応じた値付け作業が行われること
になる。
【0009】
【実施例】以下、図面に示す本考案の実施例について説
明する。
【0010】図1に示すように、この実施例に係る計量
値付け装置1は、第1本体10と第2本体80とで構成
されている。第1本体10は、架台11の上端に一端部
から搬入コンベア20と、計量コンベア30と、第1貼
付けコンベア40とを夫々の搬送方向A,B,Cを連続
させて直列に配置すると共に、架台11内に上記計量コ
ンベア30が組付けられた計量装置60(図2参照)を
備え、且つ第1貼付けコンベア40の上方にプリント機
能を有する第1ラベル貼付け機70を配備した構成とさ
れている。
【0011】また、第2本体80は、架台81の上面に
第2貼付けコンベア90を備えると共に、その上方に同
じくプリント機能を有する第2ラベル貼付け機110を
配備した構成とされ、第2貼付けコンベア90が上記第
1本体10における第1貼付けコンベア40の下流側に
接続されて、両コンベア40,90の搬送方向C,Dが
直線状に連続されている。
【0012】更に、該計量値付け装置1には商品の単価
や風袋重量の入力等に用いられる操作部121と、計量
重量や価格等を表示する表示部122とを有する操作盤
120が第1,第2本体10,80とは別体として備え
られている。
【0013】次に、図2により上記各コンベア20,3
0,40,90の構成を説明すると、第1本体10にお
ける搬入コンベア20は、複数の連結部材21…21に
より平行に結合された左右一対のサイドフレーム22,
22の前後両端部間に夫々駆動ローラ23と従動ローラ
24とを軸支すると共に、両ローラ23,24間に帯状
のベルト25を巻架し、且つ一方のサイドフレーム22
にモータ26を取付けた構成とされ、該モータ26によ
ってベルト27を介して上記駆動ローラ23を回転させ
ることにより、上記ベルト25をA方向に走行させるよ
うになっている。
【0014】ここで、両サイドフレーム22,22間に
はベルト25の商品が載置される上側走行部を受支する
受板28が架設され、また従動ローラ24の軸受部には
該ローラ24を前後に移動させてベルト25の張り具合
を調節するベルト張り調節機構29が設けられている。
【0015】また、上記計量コンベア30も、複数の連
結部材31…31により平行に結合された左右一対のサ
イドフレーム32,32の前後両端部間に夫々駆動ロー
ラ33と従動ローラ34とを軸支すると共に、両ローラ
33,34間に帯状のベルト35を巻架し、且つ一方の
サイドフレーム32の前端部に設けられた下方への延長
部にモータ36を取付けた構成で、該モータ36によっ
てベルト37を介して上記駆動ローラ33を回転させる
ことにより、上記ベルト35をB方向に走行させるよう
になっており、また、この計量コンベア30において
も、一対のサイドフレーム32,32間にベルト35の
上側走行部を受支する受板38が架設され、且つ従動ロ
ーラ34を前後に移動させるベルト張り調節機構39が
設けられている。
【0016】そして、この計量コンベア30の下方には
計量装置60が備えられ、該計量装置60の上面から突
出する複数の連結部材61…61にサイドフレーム3
2,32が結合されている。これにより、該計量コンベ
ア30及び該コンベア30上を移動する商品の重量が上
記計量装置60に負荷されるようになっている。
【0017】更に、上記第1貼付けコンベア40も、複
数の連結部材41…41によって平行に結合された左右
一対のサイドフレーム42,42の前後両端部間に駆動
ローラ43及び従動ローラ44を夫々軸支すると共に、
両ローラ43,44間に帯状のベルト45を巻架した構
成とされている。そして、該第1貼付けコンベア40に
おいては、一方のサイドフレーム42に駆動装置46が
取付けられているが、この駆動装置46は、図6に示す
ようにモータ47と該モータ47の回転が入力される変
速装置48とで構成され、該変速装置48の出力によっ
てベルト49を介して上記駆動ローラ43を回転させる
ことにより、ベルト45をC方向に走行させるようにな
っている。
【0018】尚、この第1貼付けコンベア40において
も、両サイドフレーム42,42間にベルト45の上側
走行部を受支する受板50が架設され、且つベルト45
の張り調節機構51が設けられている。
【0019】また、第2本体80における第2貼付けコ
ンベア90も、複数の連結部材91…91によって平行
に結合された左右一対のサイドフレーム92,92の前
後両端部間に駆動ローラ93及び従動ローラ94を夫々
軸支すると共に、両ローラ93,94間に帯状のベルト
95を巻架した構成とされている。そして、上記第1貼
付けコンベア40と同様に、一方のサイドフレーム92
にモータ97と変速装置98(図6参照)とで構成され
る駆動装置96が取付けられ、該駆動装置96の出力に
よってベルト99を介して駆動ローラ93を回転させる
ことにより、上記ベルト95をD方向に走行させるよう
になっている。
【0020】また、この第2貼付けコンベア90におい
ても、両サイドフレーム92,92間にベルト95の上
側走行部を受支する受板100が架設され、且つベルト
95の張り調節機構101が設けられている。
【0021】一方、上記第1貼付けコンベア40及び第
2貼付けコンベア90の上方には第1,第2ラベル貼付
け機70,110が夫々配備されているが、これらは同
一の構成であって、図1に示すように夫々貼付け部7
1,111とプリンタ部72,112とを有する。プリ
ンタ部72(112)は、ロール受け装置73(11
3)から引出されたラベルシート(図示せず)に貼着さ
れているラベルに印字装置74(114)により価格や
重量等をプリントすると共に、該ラベルをラベルシート
の台紙から剥離して上記貼付け部71(111)に供給
する。また、該貼付け部71(111)は、このラベル
をケース75(115)に内蔵されたブロワ(図示せ
ず)によってカバー76(116)の下面に吸着保持す
ると共に、所定の時期に該カバー76(116)に内蔵
されたノズル(図示せず)から高圧エアーを噴出するこ
とにより該ラベルを下方に吹き付けるようになってい
る。
【0022】そして、この2台のラベル貼付け機70,
110には、上記計量装置60からの計量信号が入力さ
れると共に、図2に示す第1貼付けコンベア40の一方
のサイドフレーム42に設けられた切換スイッチ131
の操作によりいずれか一方のラベル貼付け機70又は1
10が選択的に作動するようになっている。
【0023】次に、上記第1,第2貼付けコンベア4
0,90の駆動装置46,96について説明する。これ
らの装置46,96におけるモータ47,97はいずれ
も可逆転モータであって、図3に示すように上記ラベル
貼付け機の切換スイッチ131に連動する正逆転スイッ
チ132の作動により回転方向が正転又は逆転に切換え
られるようになっている。
【0024】つまり、図3において切換スイッチ131
に連動して正逆転スイッチ132がON側に操作される
と、並列に配置された第1,第2リレー133,134
が同時に通電されると共に、第1リレー133の通電に
より、図4に示す該リレー133の連動接点133a,
133bが図示の端子a−b間、d−e間を夫々接続さ
せた状態から端子a−c間、d−f間を夫々接続させた
状態に切換わることによりモータ47の回転方向が切換
わり、同時に第2リレー134の通電により、図5に示
す該リレー134の連動接点134a,134bが図示
の端子g−i間、j−l間を夫々接続させた状態から端
子g−h間、j−k間を夫々接続させた状態に切換わる
ことによりモータ97の回転方向が切換わる。
【0025】一方、上記各駆動装置46,96における
変速装置48,98は、夫々モータ47,97による入
力回転の方向が切換わった時に出力回転速度が低速又は
高速に切換えられるように構成されている。
【0026】その具体的構造を第1貼付けコンベア40
の駆動装置46における変速装置48について説明する
と、図6,図7に示すように、該変速装置48は、ケー
ス141内に収納され且つ連結軸142…142によっ
て結合された一対の円板状フレーム143,143間
に、モータ47(97)の回転軸47a(97a)に固
着されたピニオン144と、該ピニオン144に夫々噛
合った第1,第2入力ギヤ145,146と、両入力ギ
ヤ145,146に夫々第1,第2ワンウェイクラッチ
147,148を介して同芯状に連結され且つ互いに噛
合された大径の第1中間ギヤ149及び小径の第2中間
ギヤ150と、第1中間ギヤ149に同芯状に固設され
た第1出力ギヤ151と、この第1出力ギヤ151に噛
合わされた第2出力ギヤ152とを配設した構成であ
る。
【0027】そして、上記ピニオン144が図6に示す
m方向に回転すると、第1,第2入力ギヤ145,14
6が夫々n,o方向に回転するが、この時、第2ワンウ
ェイクラッチ148が空転して第1ワンウェイクラッチ
147のみが回転を伝えることにより、上記ピニオン1
44の回転は第1入力ギヤ145から第1ワンウェイク
ラッチ147を介して第1中間ギヤ149をp方向に回
転させ、更に第1,第2出力ギヤ151,152を夫々
q,r方向に回転させる。
【0028】また、モータ47(97)の回転方向が逆
転して上記ピニオン144がm′方向に回転すると、第
1,第2入力ギヤ145,146が夫々上記の場合と反
対のn′,o′方向に回転するが、この場合は、第1ワ
ンウェイクラッチ147が空転して第2ワンウェイクラ
ッチ148のみが回転を伝えることにより、上記ピニオ
ン144の回転は第2入力ギヤ146から第2ワンウェ
イクラッチ148を介して第2中間ギヤ150をs方向
に回転させる。そして、上記第1中間ギヤ149,第
1,第2出力ギヤ151,152を夫々上記の場合と同
じp,q,r方向に夫々回転させるが、この時、小径の
第2中間ギヤ150から大径の第1中間ギヤ149に回
転が伝達されるので、該第1中間ギヤ149及び第1,
第2出力ギヤ151,152が夫々上記の場合(ピニオ
ン144がm方向に回転する場合)より回転速度が遅く
なる。
【0029】このようにしてピニオン144の回転方
向、即ち、図3に示す正逆転スイッチ132のON−O
FF動作によるモータ47,97の回転方向の切換えに
より、駆動装置46,96の出力回転速度が低速又は高
速に切換えられ、これに伴って第1,第2貼付けコンベ
ア40,90の走行速度が高速(例えば60m/秒)と
低速(例えば30m/秒)の2段階に切換えられるよう
になっている。
【0030】ここで、図4,図5に示すように、モータ
47,97は一方が正転の時、他方が逆転するようにな
っており、従って第1,第2貼付けコンベア40,90
の走行速度は常に一方が低速で他方が高速の状態にあ
り、これが上記スイッチ132の動作によって入れ替る
ことになる。そして、該スイッチ132と連動する切換
スイッチ131によって、走行速度が遅い方の貼付けコ
ンベア40又は90に対応するラベル貼付け機70又は
110が作動するようになっている。
【0031】尚、図1,図2に示すように、第1本体1
0における直列に配置されたコンベア20,30,40
によって形成される搬送経路の左右両側には一対の商品
案内部材161,161が平行に備えられている。この
案内部材161,161は、商品を計量コンベア30及
び第1,第2貼付けコンベア40,90上に所定の姿勢
で送り込むためのものであって、該商品の幅方向寸法に
応じて間隔が調整されるようになっていると共に、計量
コンベア30の両側方ではその間隔が広くなっている。
これは、商品が計量コンベア30上で該案内部材16
1,161に接触することによる計量誤差を防止するた
めである。
【0032】次に上記実施例の作用を説明する。
【0033】今、第1ラベル貼付け機70と第2ラベル
貼付け機110のプリンタ部72,112におけるロー
ル受け装置73,113に商品の仕向先に応じて様式や
デザイン等の異なるラベルが夫々セットされている状態
において、先ず第1ラベル貼付け機70にセットされて
いるラベルを使用するものとする。この時、図2,図3
に示す切換スイッチ131は第1ラベル貼付け機70を
作動させる側に投入されている。また、これに伴って正
逆転スイッチ132を介して第1,第2貼付けコンベア
40,90の駆動装置46,96におけるモータ47,
97の回転方向が、第1貼付けコンベア40の走行速度
が遅く、第2貼付けコンベア90の走行速度が速くなる
方向となっている。
【0034】そして、このような状態で該計量値付け装
置1の第1本体10における搬入コンベア20に包装済
みの商品が搬入されるのであるが、この商品は、案内部
材161,161により所定の姿勢とされた上で上記搬
入コンベア20から計量コンベア30に受け渡され、該
コンベア30上に載っている間に該コンベア30に連設
された計量装置60によって重量が計量される。この計
量重量値は、上記第1,第2ラベル貼付け機70,11
0のプリンタ部72,112に、送出され、この重量値
と操作盤120の操作部121に入力された当該商品の
単価や風袋重量等とから該商品の価格が算出されるが、
この場合においては第2ラベル貼付け機110が作動し
ていないから、第1ラベル貼付け機70にセットされて
いるラベルシートのラベルに上記価格や単価、重量等が
プリントされ、このラベルが該貼付け機70の貼付け部
71に供給される。この間に上記計量コンベア30上の
商品は第1貼付けコンベア40に受け渡され、上記第1
ラベル貼付け機70の下方を通過する時に該貼付け機7
0の貼付け部71によって上記ラベルが貼付けられる。
【0035】そして、このようにして値付けされた商品
は更に第2貼付けコンベア90に受け渡され、該コンベ
ア90の終端部から排出されてくる。その場合に、上記
第1貼付けコンベア40は走行速度が遅いから、第1ラ
ベル貼付け機70によるラベルの発行及び貼付け動作が
商品の通過に対して遅れることがない。また、第2貼付
けコンベア90の走行速度は速いから、値付けされた商
品は速かに排出されることになる。
【0036】然して上記の如き値付け作業の途中で商品
の仕向け先が変わることがあり、その場合に商品に貼付
けるラベルが第2ラベル貼付け機110のプリンタ部1
12(ロール受け装置113)にセットされているラベ
ルに変更されるのであるが、この変更は次のように行わ
れる。
【0037】即ち、上記切換スイッチ131を切換え操
作すると、第1ラベル貼付け機70が停止し且つ第2ラ
ベル貼付け機110が作動すると共に、第1貼付けコン
ベア40の走行速度が速くなり、第2貼付けコンベア9
0の走行速度90が遅くなる。そのため、計量コンベア
30上で重量を計量された商品は、第1貼付けコンベア
40上を速かに通過して第2貼付けコンベア90に受け
渡されると共に、該第2貼付けコンベア90上を低速で
通過する間に、その上方の第2ラベル貼付け機110の
プリンタ部112で価格等をプリントされたラベルが該
貼付け機110の貼付け部111によって貼付けられる
ことになる。このラベルは、上記第1ラベル貼付け機7
0によって商品に貼付けられたラベルとは様式等が相違
するものであり、このようにして商品の仕向先等に応じ
たラベルが商品に貼付けられることになる。その場合
に、ラベルシートの交換を必要とせず、ラベルの変更を
上記切換スイッチ131の操作だけで行うことができる
のである。
【0038】尚、ラベルの変更時に第1,第2貼付けコ
ンベア40,90の走行速度が変化するが、両コンベア
40,90の速度が入れ替るだけであるから、第2貼付
けコンベア90の終端部からの商品の排出時間間隔は略
一定であり、従って排出された商品についての処理に混
乱を来すことがなく、ラベル貼付け機を使用しない方の
貼付けコンベアを高速で走行させるので処理能力の低下
がない。
【0039】更に、第2ラベル貼付け機110を使用す
る場合には、第1貼付けコンベア40の走行速度が速く
なるから、計量コンベア30から該第2ラベル貼付け機
110の下方に商品が到達するまでの時間が第1ラベル
貼付け機70を使用する場合における該第1ラベル貼付
け機70の下方に商品が到達するまでの時間と大差がな
い。従って、いずれのラベル貼付け機を使用する場合に
も、計量コンベア30の側部に備えられたセンサ171
(図2参照)が商品の通過を検出した時にプリントを開
始させればよく、例えば第1ラベル貼付け機70を使用
する場合にはプリントを速く開始し、第2ラベル貼付け
機110を使用する場合にはプリントの開始を遅らせる
といった時間調整が不要となる。
【0040】ここで、第1,第2ラベル貼付け機70,
110の貼付け部71,111によるラベルの吹き付け
動作は、第1,第2貼付けコンベア40,90の側部に
夫々備えられたセンサ172,173(図2参照)によ
って商品が当該ラベル貼付け機70又は110の下方に
到達したことを検出した時に行うようになっている。
【0041】以上の実施例は、第1,第2ラベル貼付け
機70,110に夫々異なるラベルを装着して、これら
のラベルを商品の仕向先等に応じて使い分ける場合の例
であるが、各仕向先における陳列方法の相違等に応じて
商品に対するラベルの貼付け方向を変更する場合があ
る。
【0042】この場合の実施例を図8によって説明する
と、この実施例においては第2本体80における第2ラ
ベル貼付け機110’が上記実施例における第2ラベル
貼付け機110に対して90°向きを変えた状態にセッ
トされている。
【0043】従って、この実施例によれば、第1ラベル
貼付け機70を使用すれば、図9に示すように商品Xに
対してラベルYが平行に貼付けられ、第2ラベル貼付け
機110’を使用すれば図10に示すように商品X′に
対してラベルY′が直角に貼付けられることになる。そ
して、このようなラベル貼付け方向の変更が上記実施例
と同様に切換スイッチの操作だけで行なわれることにな
る。
【0044】尚、以上の各実施例においては、搬入コン
ベア20及び計量コンベア30の走行速度は第1,第2
貼付けコンベア40,90のうちの走行速度が速い方の
速度に等しくなるように設定されるが、特に計量コンベ
ア30についてはモータ36に図6,図7に示す如き変
速装置を組合せて走行速度を必要に応じて切換えるよう
にするのが望ましい。
【0045】つまり、搬送方向寸法が長い商品を取扱う
場合には、計量コンベア30の走行速度が速いと商品が
該コンベア30上に完全に載っている時間が短くなり、
そのため計量装置60の動作の安定を待つ時間的余裕が
なく、安定する前に計量することになって計量精度が低
下することになる。そこで、このような場合には計量コ
ンベア30の走行速度を遅くして計量装置60の動作安
定を待って計量し得るようにすることが望ましいのであ
る。
【0046】また、図1〜図7に示す第1実施例におい
て、第2本体80における第2ラベル貼付け機110を
第2貼付けコンベア90に対して90°向きを変えられ
るように構成し、これにより第1実施例に示す計量値付
け装置1を図6に示す第2実施例と同様の使い方でも使
用できるようにしてもよい。
【0047】更に、上記各実施例においては、計量装置
60(第2実施例については図示せず)を作動させる場
合と作動させない場合との切換えを行うようにしてもよ
い。つまり、この種の計量値付け装置は、重量不定の商
品についての値付け作業に用いられるだけでなく、定重
量商品或は定額商品についての値付け作業(ラベル貼付
け作業)にも使用されるものであって、その場合には計
量装置による商品の計量動作は不要となる。従って、該
計量装置を作動させる場合と作動させない場合とに切換
え可能とすることが望ましいのである。
【0048】
【考案の効果】以上のように本考案によれば、商品につ
いての計量作業と、該作業によって得られた計量重量値
に基づいて価格を算出し、これをラベルにプリントして
当該商品に貼り付ける貼付け作業とを連続的に行うよう
にした計量値付け装置において、貼付けコンベアの上方
に2台のラベル貼付け機を直列状に配置すると共に、こ
れらのラベル貼付け機を互いに90°向きを変えてラベ
ルが貼付けられるようにセットし、且つこれらのラベル
貼付け機のうちの1台を選択的に作動させる選択手段を
備えたから、商品の各仕向先における陳列方法等に応じ
てラベルの貼付け方向が変更される場合に、ラベル貼付
け機の移動を要することなく、その貼付け方向の変更に
対処することができるようになる。
【0049】これにより、計量値付け作業の途中で上記
のような変更が行われる場合に該作業を中断する必要が
なくなり、作業能率が向上されることになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 計量値付け装置の全体斜視図である。
【図2】 同一部破断側面図である。
【図3】 駆動装置におけるモータへの通電回路図であ
る。
【図4】 図3の回路図における第1リレーの構成を示
す回路図である。
【図5】 同じく図3の回路図における第2リレーの構
成を示す回路図である。
【図6】 駆動装置における変速装置の平面図である。
【図7】 図6のイ−イ線で切断した変速装置の縦断面
図である。
【図8】 下流側のラベル貼付け機の向きを90°変え
た計量値付け装置の全体平面図である。
【図9】 図8の計量値付け装置の上流側のラベル貼付
け機によるラベル貼付け状態を示す商品の平面図であ
る。
【図10】 同じく図8の計量値付け装置の下流側のラ
ベル貼付け機によるラベル貼付け状態を示す商品の平面
図である。
【符号の説明】
1 計量値付け装置 30 計量コンベア 40,90 貼付けコンベア 60 計量装置 70,110,110′ ラベル貼付け機 131 選択手段(切換スイッチ)

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 計量装置に組付けられた計量コンベアの
    下流側に連続する貼付けコンベアの上方にプリント機能
    を有する2台のラベル貼付け機を直列状に配置すると共
    に、これらのラベル貼付け機を互いに90°向きを変え
    てラベルが貼付けられるようにセットし、且つこれらの
    ラベル貼付け機のうちの1台を選択的に作動させる選択
    手段を備えたことを特徴とする計量値付け装置。
JP5142593U 1993-08-27 1993-08-27 計量値付け装置 Expired - Lifetime JP2500875Y2 (ja)

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