JPH0624745Y2 - 計量値付け装置 - Google Patents

計量値付け装置

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JPH0624745Y2
JPH0624745Y2 JP1984099083U JP9908384U JPH0624745Y2 JP H0624745 Y2 JPH0624745 Y2 JP H0624745Y2 JP 1984099083 U JP1984099083 U JP 1984099083U JP 9908384 U JP9908384 U JP 9908384U JP H0624745 Y2 JPH0624745 Y2 JP H0624745Y2
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conveyor
sticking
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Inventor
康夫 斉藤
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株式会社石田衡器製作所
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、商品の計量作業と値付け作業とを連続的に行
う計量値付け装置に関する。
(従来技術) スーパーマーケット向け商品のパックセンター等におい
ては、包装された商品についての計量作業と、該作業に
よって得られた重量値に基づいて算出された価格等をラ
ベルにプリントして当該商品に貼着する値付け作業とを
自動的に且つ連続的に行うようにした計量値付け装置が
用いられている。
この装置は、通例、包装済みの商品を導入する搬入コン
ベアと、計量装置に組付けられた計量コンベアと、プリ
ント機能を有するラベル貼付け機が上方に備えられた貼
付けコンベアとを直列に配置した構成で、商品が計量コ
ンベア上を通過する間にその重量を計量すると共に、そ
の計量重量値と予め設定されている単価や風袋重量等と
から価格を算出してラベルに該価格や単価等をプリント
し、これを商品が貼付けコンベア上を移動する時に貼付
けるように構成したものである。
然して、上記パックセンター等においては、1台の計量
値付け装置を用いて仕向先の異なる商品を取扱うことが
あるが、上記ラベルは一般に仕向先毎に様式やデザイン
等が相違するため、このような場合には、一つの仕向先
用商品についての作業が終了して次の仕向先用商品につ
いての作業を開始する時に、ラベル貼付け機のプリンタ
にセットされているラベルシートを交換しなければなら
ないことになる。しかし、このラベルシートの交換作業
は極めて面倒であると共に、作業時間をロスして能率を
悪化させることになる。
(考案の目的) 本考案は、計量値付け装置に関する上記のような実情に
対処するもので、作業途中でラベルが変更される場合
に、ラベルシートの交換作業を要することなく、上記変
更を極めて容易に行い得るようにして、変更前後で計量
値付け作業を連続的に行うことを可能とする。これによ
り仕向先等の異なる商品を取扱う場合に、該計量値付け
作業を能率良く行い得るようにすることを目的とする。
(考案の構成) 本考案に係る計量値付け装置は、上記目的を達成すべく
次のように構成したことを特徴とする。
即ち、計量装置に組付けられた計量コンベアの下流側に
連続させて、プリント機能を有するラベル貼付け機を上
方に夫々備えた複数の貼付けコンベアを直列状に配置す
ると共に、上記各ラベル貼付け機のうちの1台を選択的
に作動させる選択手段と、該選択手段によって選択され
たラベル貼付け機に対応する貼付けコンベアの走行速度
を他の貼付けコンベアの走行速度よりも遅くする速度切
換手段とを備えたことを特徴とする。
このような構成によれば、各ラベル貼付け機のプリンタ
部に夫々異なるラベルシートをセットしておけば、作業
途中において商品に貼着するラベルが変更される時に、
選択手段により使用するラベル貼付け機を変更するだけ
でラベルが変更されることになる。これにより、ラベル
シートの交換を要することなく、従って作業を中断する
ことなく、各商品について仕向け先等に応じた値付け作
業が行われることになる。
そして、特に本考案においては、複数の貼付けコンベア
のうちの使用されるラベル貼付け機に対応するコンベア
の走行速度が他のコンベアよりも遅くされるので、処理
能力の低下を回避しながら、ラベルの発行及び商品への
貼着に要する時間が確保されて、貼付けミス等が防止さ
れると共に、計量コンベアに近いラベル貼付け機が使用
される場合と、計量コンベアから離れたラベル貼付け機
が使用される場合とで、ラベルを発行するタイミングの
調整が不要となる。
(実施例) 以下、図面に示す本考案の実施例について説明する。
第1図に示すように、この実施例に係る計量値付け装置
1は、第1本体10と第2本体80とで構成されてい
る。第1本体10は、架台11の上面に一端部から搬入
コンベア20と、計量コンベア30と、第1貼付けコン
ベア40とを夫々の搬送方向A,B,Cを連続させて直
列に配置すると共に、架台11内に上記計量コンベア3
0が組付けられた計量装置60(第2図参照)を備え、
且つ第1貼付けコンベア40の上方にプリント機能を有
する第1ラベル貼付け機70を配備した構成とされてい
る。また、第2本体80は架台81の上面に第2貼付け
コンベア90を備えると共に、その上方に同じくプリン
ト機能を有する第2ラベル貼付け機110を配備した構
成とされ、第2貼付けコンベア90が上記第1本体10
における第1貼付けコンベア40の下流側に接続され
て、両コンベア40,90の搬送方向C,Dが直線状に
連続されている。
更に、該計量値付け装置1には商品の単価や風袋重量の
入力等に用いられる操作部121と、計量重量や価格等
を表示する表示部122とを有する操作盤120が第
1,第2本体10,80とは別体として備えられてい
る。
次に、第2図により上記各コンベア20,30,40,
90の構成を説明すると、第1本体10における搬入コ
ンベア20は、複数の連結部材21…21により平行に
結合された左右一対のサイドフレーム22,22の前後
両端部間に夫々駆動ローラ23と従動ローラ24とを軸
支すると共に、両ローラ23,24間に帯状のベルト2
5を巻架し、且つ一方のサイドフレーム22にモータ2
6を取付けた構成とされ、該モータ26によってベルト
27を介して上記駆動ローラ23を回転させることによ
り、上記ベルト25をA方向に走行させるようになって
いる。ここで、両サイドフレーム22,22間にはベル
ト25の商品が載置される上側走行部を受支する受板2
8が架設され、また従動ローラ24の軸受部には該ロー
ラ24を前後に移動させてベルト25の張り具合を調節
するベルト張り調節機構29が設けられている。
また、上記計量コンベア30も、複数の連結部材31…
31により平行に結合された左右一対のサイドフレーム
32,32の前後両端部間に夫々駆動ローラ33と従動
ローラ34とを軸支すると共に、両ローラ33,34間
に帯状のベルト35を巻架し、且つ一方のサイドフレー
ム32の前端部に設けられた下方への延長部にモータ3
6を取付けた構成で、該モータ36によってベルト37
を介して上記駆動ローラ33を回転させることにより、
上記ベルト35をB方向に走行させるようになってお
り、また、この計量コンベア30においても、一対のサ
イドフレーム32,32間にベルト35の上側走行部を
受支する受板38が架設され、且つ従動ローラ34を前
後に移動させるベルト張り調節機構39が設けられてい
る。そして、この計量コンベア30の下方には計量装置
60が備えられ、該計量装置60の上面から突出する複
数の連結部材61…61にサイドフレーム32,32が
結合されている。これにより、該計量コンベア30及び
該コンベア30上を移動する商品の重量が上記計量装置
60に負荷されるようになっている。
更に、上記第1貼付けコンベア40も、複数の連結部材
41…41によって平行に結合された左右一対のサイド
フレーム42,42の前後両端部間に駆動ローラ43及
び従動ローラ44を夫々軸支すると共に、両ローラ4
3,44間に帯状のベルト45を巻架した構成とされて
いる。そして、該第1貼付けコンベア40においては、
一方のサイドフレーム42に駆動装置46が取付けられ
ているが、この駆動装置46は第4図に示すようにモー
タ47と該モータ47の回転が入力される変速装置48
とで構成され、該変速装置48の出力によってベルト4
9を介して上記駆動ローラ43を回転させることによ
り、ベルト45をC方向に走行させるようになってい
る。尚、この第1貼付けコンベア40においても、両サ
イドフレーム42,42間にベルト45の上側走行部を
受支する受板50が架設され、且つベルト45の張り調
節機構51が設けられている。
また、第2本体80における第2貼付けコンベア90
も、複数の連結部材91…91によって平行に結合され
た左右一対のサイドフレーム92,92の前後両端部間
に駆動ローラ93及び従動ローラ94を夫々軸支すると
共に、両ローラ93,94間に帯状のベルト95を巻架
した構成とされている。そして、上記第1貼付けコンベ
ア40と同様に、一方のサイドフレーム92にモータ9
7と変速装置98(第4図参照)とで構成される駆動装
置96が取付けられ、該駆動装置96の出力によってベ
ルト99を介して駆動ローラ93を回転させることによ
り、上記ベルト95をD方向に走行させるようになって
いる。また、この第2貼付けコンベア90においても、
両サイドフレーム92,92間にベルト95の上側走行
部を受支する受板100が架設され、且つベルト95の
張り調節機構101が設けられている。
一方、上記第1貼付けコンベア40及び第2貼付けコン
ベア90の上方には第1,第2ラベル貼付け機70,1
10が夫々配備されているが、これらは同一の構成であ
って、第1図に示すように夫々貼付け部71,111と
プリンタ部72,112とを有する。プリンタ部72
(112)は、ロール受け装置73(113)から引出
されたラベルシート(図示せず)に貼着されているラベ
ルに印字装置74(114)により価格や重量等をプリ
ントすると共に、該ラベルをラベルシートの台紙から剥
離して上記貼付け部71(111)に供給する。また、
該貼付け部71(111)は、このラベルをケース75
(115)に内蔵されたブロワ(図示せず)によってカ
バー76(116)の下面に吸着保持すると共に、所定
の時期に該カバー76(116)に内蔵されたノズル
(図示せず)から高圧エアーを噴出することにより該ラ
ベルを下方に吹き付けるようになっている。そして、こ
の2台のラベル貼付け機70,110には、上記計量装
置60からの計量信号が入力されると共に、第2図に示
す第1貼付けコンベア40の一方のサイドフレーム42
に設けられた切換スイッチ131の操作によりいずれか
一方のラベル貼付け機70又は110が選択的に作動す
るようになっている。
次に、上記第1,第2貼付けコンベア40,90の駆動
装置46,96について説明する。これらの装置46,
96におけるモータ47,97はいずれも可逆転モータ
であって、第3図に示すように上記ラベル貼付け機の切
換スイッチ131に連動する正逆転スイッチ132の作
動により回転方向が正転又は逆転に切換えられるように
なっている。つまり、第3図(1)において切換スイッチ
131に連動して正逆転スイッチ132がON側に操作
されると、並列に配置された第1,第2リレー133,
134が同時に通電されると共に、第1リレー133の
通電により第3図(2)に示す該リレー133の連動接点
133a,133bが図示の端子a−b間、d−e間を
夫々接続させた状態から端子a−c間、d−f間を夫々
接続させた状態に切換わることによりモータ47の回転
方向が切換わり、同時に第2リレー134の通電によ
り、第3図(3)に示す該リレー134の連動接点134
a,134bが図示の端子g−i間、j−l間を夫々接
続させた状態から端子g−h間、j−k間を夫々接続さ
せた状態に切換わることによりモータ97の回転方向が
切換わる。一方、上記各駆動装置46,96における変
速装置48,98は、夫々モータ47,97による入力
回転の方向が切換わった時に出力回転速度が低速又は高
速に切換えられるように構成されている。その具体的構
造を第1貼付けコンベア40の駆動装置46における変
速装置48について説明すると、第4,5図に示すよう
に、該変速装置48は、ケース141内に収納され且つ
連結軸142…142によって結合された一対の円板状
フレーム143,143間に、モータ47(97)の回
転軸47a(97a)に固着されたピニオン144と、
該ピニオン144に夫々噛合った第1,第2入力ギヤ1
45,146と、両入力ギヤ145,146に夫々第
1,第2ワンウェイクラッチ147,148を介して同
芯状に連結され且つ互いに噛合わされた大径の第1中間
ギヤ149及び小径の第2中間ギヤ150と、第1中間
ギヤ149に同芯状に固設された第1出力ギヤ151
と、この第1出力ギヤ151に噛合わされた第2出力ギ
ヤ152とを配設した構成である。そして、上記ピニオ
ン144が第4図に示すm方向に回転すると、第1,第
2入力ギヤ145,146が夫々n,o方向に回転する
が、この時、第2ワンウェイクラッチ148が空転して
第1ワンウェイクラッチ147のみが回転を伝えること
により、上記ピニオン144の回転は第1入力ギヤ14
5から第1ワンウェイクラッチ147を介して第1中間
ギヤ149をp方向に回転させ、更に第1,第2出力ギ
ヤ151,152を夫々q,r方向に回転させる。ま
た、モータ47(97)の回転方向が逆転して上記ピニ
オン144がm′方向に回転すると、第1,第2入力ギ
ヤ145,146が夫々上記の場合と反対のn′,o′
方向に回転するが、この場合は、第1ワンウェイクラッ
チ147が空転して第2ワンウェイクラッチ148のみ
が回転を伝えることにより、上記ピニオン144の回転
は第2入力ギヤ146から第2ワンウェイクラッチ14
8を介して第2中間ギヤ150をs方向に回転させる。
そして、上記第1中間ギヤ149、第1,第2出力ギヤ
151,152を夫々上記の場合と同じp,q,r方向
に夫々回転させるが、この時、小径の第2中間ギヤ15
0から大径の第1中間ギヤ149に回転が伝達されるの
で、該第1中間ギヤ149及び第1,第2出力ギヤ15
1,152が夫々上記の場合(ピニオン144がm方向
に回転する場合)より回転速度が遅くなる。
このようにしてピニオン144の回転方向、即ち、第3
図(1)に示す正逆転スイッチ132のON−OFF動作
によるモータ47,97の回転方向の切換えにより、駆
動装置46,96の出力回転速度が低速又は高速に切換
えられ、これに伴って第1,第2貼付けコンベア40,
90の走行速度が高速(例えば60m/秒)と低速(例
えば30m/秒)の2段階に切換えられるようになって
いる。ここで、第3図(2),(3)に示すようにモータ4
7,97は一方が正転の時、他方が逆転するようになっ
ており、従って第1,第2貼付けコンベア40,90の
走行速度は常に一方が低速で他方が高速の状態にあり、
これが上記スイッチ132の動作によって入れ替ること
になる。そして、該スイッチ132と連動する切換スイ
ッチ131によって、走行速度が遅い方の貼付けコンベ
ア40又は90に対応するラベル貼付け機70又は11
0が作動するようになっている。
尚、第1,2図に示すように、第1本体10における直
列に配置されたコンベア20,30,40によって形成
される搬送経路の左右両側には一対の商品案内部材16
1,161が平行に備えられている。この案内部材16
1,161は、商品を計量コンベア30及び第1,第2
貼付けコンベア40,90上に所定の姿勢で送り込むた
めのものであって、該商品の幅方向寸法に応じて間隔が
調整されるようになっていると共に、計量コンベア30
の両側方ではその間隔が広くなっている。これは、商品
が計量コンベア30上で該案内部材161,161に接
触することによる計量誤差を防止するためである。
次に上記実施例の作用を説明する。
今、第1ラベル貼付け機70と第2ラベル貼付け機11
0のプリンタ部72,112におけるロール受け装置7
3,113に商品の仕向先に応じて様式やデザイン等の
異なるラベルが夫々セットされている状態において、先
ず第1ラベル貼付け機70にセットされているラベルを
使用するものとする。この時、第2,3図に示す切換ス
イッチ131は第1ラベル貼付け機70を作動させる側
に投入されている。また、これに伴って正逆転スイッチ
132を介して第1,第2貼付けコンベア40,90の
駆動装置46,96におけるモータ47,97の回転方
向が、第1貼付けコンベア40の走行速度が遅く、第2
貼付けコンベア90の走行速度が遅くなる方向となって
いる。
そして、このような状態で該計量値付け装置1の第1本
体10における搬入コンベア20に包装済みの商品が搬
入されるのであるが、この商品は、案内部材161,1
61により所定の姿勢とされた上で上記搬入コンベア2
0から計量コンベア30に受け渡され、該コンベア30
上に載っている間に該コンベア30に連設された計量装
置60によって重量が計量される。この計量重量値は、
上記第1,第2ラベル貼付け機70,110のプリンタ
部72,112に送出され、この重量値と操作盤120
の操作部121に入力された当該商品の単価や風袋重量
等から該商品の価格が算出されるが、この場合において
は第2ラベル貼付け機110が作動していないから、第
1ラベル貼付け機70にセットされているラベルシート
のラベルに上記価格や単価、重量等がプリントされ、こ
のラベルが該貼付け機70の貼付け部71に供給され
る。この間に上記計量コンベア30上の商品は第1貼付
けコンベア40に受け渡され、上記第1ラベル貼付け機
70の下方を通過する時に該貼付け機70の貼付け部7
1によって上記ラベルが貼付けられる。そして、このよ
うにして値付けされた商品は更に第2貼付けコンベア9
0に受け渡され、該コンベア90の終端部から排出され
てくる。その場合に、上記第1貼付けコンベア40は走
行速度が遅いから、第1ラベル貼付け機70によるラベ
ルの発行及び貼付け動作が商品の通過に対して遅れるこ
とがない。また、第2貼付けコンベア90の走行速度は
速いから、値付けされた商品は速かに排出されることに
なる。
然して上記の如き値付け作業の途中で商品の仕向け先が
変わることがあり、その場合に商品に貼付けるラベルが
第2ラベル貼付け機110のプリンタ部112(ロール
受け装置113)にセットされているラベルに変更され
るのであるが、この変更は次のように行われる。即ち、
上記切換スイッチ131を切換え操作すると、第1ラベ
ル貼付け機70が停止し且つ第2ラベル貼付け機110
が作動すると共に、第1貼付けコンベア40の走行速度
が速くなり、第2貼付けコンベア90の走行速度90が
遅くなる。そのため、計量コンベア30上で重量を計量
された商品は、第1貼付けコンベア40上を速かに通過
して第2貼付けコンベア90に受け渡されると共に、該
第2貼付けコンベア90上を低速で通過する間に、その
上方の第2ラベル貼付け機110のプリンタ部112で
価格等をプリントされたラベルが該貼付け機110の貼
付け部111によって貼付けられることになる。このラ
ベルは、上記第1ラベル貼付け機70によって商品に貼
付けられたラベルとは様式等が相違するものであり、こ
のようにして商品の仕向先等に応じたラベルが商品に貼
付けられることになる。その場合に、ラベルシートの交
換を必要とせず、ラベルの変更を上記切換スイッチ13
1の操作だけで行うことができるのである。尚、ラベル
の変更時に第1,第2貼付けコンベア40,90の走行
速度が変化するが、両コンベア40,90の速度が入れ
替るだけであるから、第2貼付けコンベア90の終端部
からの商品の排出時間間隔は略一定であり、従って排出
された商品についての処理に混乱を来たすことがなく、
ラベル貼付け機を使用しない方の貼付けコンベアを高速
で走行させるので処理能力の低下がない。更に、第2ラ
ベル貼付け機110を使用する場合には、第1貼付けコ
ンベア40の走行速度が速くなるから、計量コンベア3
0から該第2ラベル貼付け機110の下方に商品が到達
するまでの時間が第1ラベル貼付け機70を使用する場
合における該第1ラベル貼付け機70の下方に商品が到
達するまでの時間と大差がない。従っていずれのラベル
貼付け機を使用する場合にも、計量コンベア30の側部
に備えられたセンサ171(第2図参照)が商品の通過
を検出した時にプリントを開始させればよく、例えば第
1ラベル貼付け機70を使用する場合にはプリントを早
く開始し、第2ラベル貼付け機110を使用する場合に
はプリントの開始を遅らせるといった時間調整が不要と
なる。ここで、第1,第2ラベル貼付け機70,110
の貼付け部71,111によるラベルの吹き付け動作
は、第1,第2貼付けコンベア40,90の側部に夫々
備えられたセンサ172,173(第2図参照)によっ
て商品が当該ラベル貼付け機70又は110の下方に到
達したことを検出した時に行うようになっている。
以上の実施例は、第1,第2ラベル貼付け機70,11
0に夫々異なるラベルを装着して、これらのラベルを商
品の仕向先等に応じて使い分ける場合の例であるが、各
仕向先における陳列方法の相違等に応じて商品に対する
ラベルの貼付け方向を変更する場合がある。
この場合の実施例を第6図によって説明すると、この実
施例においては第2本体80における第2ラベル貼付け
機110′が上記実施例における第2ラベル貼付け機1
10に対して90°向きを変えた状態にセットされてい
る。従って、この実施例によれば、第1ラベル貼付け機
70を使用すれば、第7図(1)に示すように商品Xに対
してラベルYが平行に貼付けられ、第2ラベル貼付け機
110′を使用すれば同図(2)に示すように商品X′に
対してラベルY′が直角に貼付けられることになる。そ
して、このようなラベル貼付け方向の変更が上記実施例
と同様に切換えスイッチの操作だけで行われることにな
る。
尚、以上の各実施例においては、搬入コンベア20及び
計量コンベア30の走行速度は第1,第2貼付けコンベ
ア40,90のうちの走行速度が速い方の速度に等しく
なるように設定されるが、特に計量コンベア30につい
てはモータ36に第4,5図に示す如き変速装置を組合
せて走行速度を必要に応じて切換えるようにするのが望
ましい。つまり、搬送方向寸法が長い商品を取扱う場合
には、計量コンベア30の走行速度が速いと商品が該コ
ンベア30上に完全に載っている時間が短くなり、その
ため計量装置60の動作の安定を待つ時間的余裕がな
く、安定する前に計量することになって計量精度が低下
することになる。そこで、このような場合には計量コン
ベア30の走行速度を遅くして計量装置60の動作安定
を待って計量し得るようにすることが望ましいのであ
る。
また、第1〜5図に示す第1実施例において、第2本体
80における第2ラベル貼付け機110を第2貼付けコ
ンベア90に対して90°向きを変えられるように構成
し、これにより第1実施例に示す計量値付け装置1を第
6図に示す第2実施例と同様の使い方でも使用できるよ
うにしてもよい。
更に、上記各実施例においては、計量装置60(第2実
施例については図示せず)を作動させる場合と作動させ
ない場合との切換えを行うようにしてもよい。つまり、
この種の計量値付け装置は、重量不足の商品についての
値付け作業に用いられるだけでなく、定重量商品或いは
定額商品についての値付け作業(ラベル貼付け作業)に
も使用されるものであって、その場合には計量装置によ
る商品の計量動作は不要となる。従って、該計量装置を
作動させる場合と作動させない場合とに切換え可能とす
ることが望ましいのである。
(考案の効果) 以上のように本考案によれば、商品についての計量作業
と該作業によって得られた計量重量値に基づいて価格を
算出し、これをラベルにプリントして当該商品に貼付け
る値付け作業とを連続的に行うようにした計量値付け装
置において、プリント機能を有するラベル貼付け機が夫
々上方に配備された複数の貼付けコンベアを計量コンベ
アの下流側に直列状に配置して、上記各ラベル貼付け機
を選択的に使用するようにしたから、商品の仕向先等に
応じてラベルの様式等が変更される場合に、ラベルシー
トの交換のための作業の中断を要することなく、その変
更に対処することが可能となる。そして、特に本考案に
よれば、ラベルの発行及び商品への貼着に要する時間が
確保されて、貼付けミス等が防止されると共に、いずれ
のラベル貼付け機を使用するかによるラベル発行タイミ
ングの調整が不要であるから、作業能率を低下させるこ
となく、上記のようなラベルの変更が可能となる。これ
により、計量値付け作業の途中で上記のような変更が行
われる場合に該作業を中断する必要がなくなり、作業能
率が向上されることになる。
【図面の簡単な説明】 第1〜5図は本考案に係る計量値付け装置の第1実施例
を示すもので、第1図は全体斜視図、第2図は一部破断
側面図、第3図(1)〜(3)は駆動装置におけるモータへの
通電回路を示す電気回路図、第4図は該駆動装置におけ
る変速装置の平面図、第5図は第4図V−V線で切断し
た変速装置の縦断面図である。第6図は本考案の第2実
施例を示す計量値付け装置の全体平面図、第7図(1),
(2)は該実施例によるラベル貼付け状態を夫々示す商品
の平面図である。 1……計量値付け装置、30……計量コンベア、40,
90……貼付けコンベア、48,98……速度切換手段
(変速装置)、60……計量装置、70,110,11
0′……ラベル貼付け機、131……選択手段(切換ス
イッチ)。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】計量装置に組付けられた計量コンベアの下
    流側に連続させて、プリント機能を有するラベル貼付け
    機を上方に夫々備えた複数の貼付けコンベアを直列状に
    配置すると共に、上記各ラベル貼付け機のうちの1台を
    選択的に作動させる選択手段と、該選択手段によって選
    択されたラベル貼付け機に対応する貼付けコンベアの走
    行速度を他の貼付けコンベアの走行速度よりも遅くする
    速度切換手段とを備えたことを特徴とする計量値付け装
    置。
JP1984099083U 1984-06-29 1984-06-29 計量値付け装置 Expired - Lifetime JPH0624745Y2 (ja)

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JPS5825316U (ja) * 1981-08-10 1983-02-17 深沢 照男 工事用バリケ−ド

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