JPH0430506Y2 - - Google Patents

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JPH0430506Y2
JPH0430506Y2 JP1984041139U JP4113984U JPH0430506Y2 JP H0430506 Y2 JPH0430506 Y2 JP H0430506Y2 JP 1984041139 U JP1984041139 U JP 1984041139U JP 4113984 U JP4113984 U JP 4113984U JP H0430506 Y2 JPH0430506 Y2 JP H0430506Y2
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weighing
conveyor
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speed
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、商品の計量作業と値付け作業とを連
続的に行う計量値付け装置に関する。
(従来技術) スーパーマーケツト向けの商品のパツクセンタ
ー等においては、包装された商品についての計量
作業と、該作業によつて得られた重量値に基づい
て算出された価格等をラベルにプリントして当該
商品に貼着する値付け作業とを自動的且つ連続的
に行うようにした計量値付け装置が用いられてい
る。
この装置は、通例、商品を導入する搬入コンベ
アと、計量装置に組付けられた計量コンベアと、
上方にラベル貼付け機が備えられたラベル貼付け
コンベアとを直列に配置した構成で、商品が計量
コンベア上を通過する間にその重量を計量すると
共に、その計量重量値と予め設定されている単価
や風袋重量等とから価格を算出してラベルに該価
格や単価等をプリントし、これを商品が貼付けコ
ンベア上を移動する時に貼付けるように構成した
ものである。
然して、上記計量装置により商品の重量を計量
する場合、該商品が搬入コンベア上から計量コン
ベア上に完全に受け渡されてから計量装置の動作
が安定するのを待つて計量することが精度良く計
量する上で必要である。しかし、商品の搬送方向
寸法が長い時は、計量コンベアに受け渡された
後、短時間で先頭部が貼付けコンベア側に載り移
ることになつて、該計量コンベア上に全体が載つ
ている時間が短くなり、そのため計量装置の動作
安定を待つ十分な時間的余裕がなく、十分に安定
しない状態で計量することになつて計量精度の低
下を来たすのである。
この問題に対しては、計量コンベアを十分に長
くし、或いは該コンベアの搬送速度を十分遅くし
て、長い商品の場合にも該商品が計量コンベア上
に完全に載つている時間が長くなるようにすれば
よいが、前者の場合は装置の大型化を来たし、ま
た後者の場合は、比較的取扱い頻度の少ない長い
商品のため、装置の処理能力を徒らに低下させる
ことになる。
また、上記計量装置は、比較的重量の小さい商
品については精度良く計量することができ、しか
も比較的重量の大きい商品についても計量できる
ように、秤量を大秤量と小秤量とに切換えること
ができるようになつている場合があるが、この切
換えを必要に応じてその都度行うのは面倒であ
り、これを怠つて重量の小さい商品を大秤量にセ
ツトしたまま、即ち精度を落した状態で計量した
り、重量の大きい商品を小秤量にセツトした状態
で計量してオーバースケールになつたりする場合
があつた。
(考案の目的) 本考案は従来における上記にような問題に対処
するもので、商品を計量コンベア及びラベル貼付
けコンベアによつて搬送しながら該商品について
の計量作業と値付け作業とを行うようにした計量
値付け装置において、該装置の大型化や処理能力
の低下等を来たすことなく、搬送方向寸法の長い
商品についても精度良く計量できるようにすると
同時に、寸法の長い商品は一般に重量が大きいの
で、このような商品を取扱う場合に計量装置の秤
量が自動的に大秤量に切換えられるように構成
し、秤量切換え操作の煩わしさを解消するように
図られている。
(考案の構成) 即ち、本考案に係る計量値付け装置は、計量装
置に組付けられた計量コンベアと、上方にラベル
貼付け機が備えられたラベル貼付けコンベアとを
連続させて配置した構成において、上記目的達成
のため、計量コンベアの搬送速度を低速と高速と
に切換える搬送速度切換手段と、該切換手段によ
る計量コンベアの搬送速度を低速に切換える操作
により上記計量装置の秤量を大秤量に切換え、該
計量コンベアの搬送速度を高速に切換える操作に
より計量装置の秤量を小秤量に切換える秤量切換
手段とを設けたことを特徴とする。
これにより、搬送方向寸法が長い商品について
も、計量コンベアの搬送速度を遅くすれば、該商
品が計量コンベア上に完全に載つている時間が長
くなつて、計量装置の動作安定を待つて精度良く
計量することができるようになり、また、搬送方
向寸法が比較的短い商品の場合には、上記計量コ
ンベアの搬送速度を速くすることにより、処理能
力を徒らに低下させることが防止される。そし
て、特に本考案によれば、上記搬送速度切換え手
段による計量コンベアの搬送速度の切換えに連動
して計量装置の秤量も切換えられることにより、
搬送方向寸法の長短、即ち重量の大小に応じて計
量装置の秤量が別段の操作を要することなく切換
えられることになる。
(実施例) 以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明す
る。
第1図に示すように計量値付け装置1は、下部
四隅に移動用車輪2…2と固定部材3…3とが
夫々設けられた架台4の上面に一端部から搬入コ
ンベア10と、計量コンベア30と、ラベル貼付
けコンベア50とを夫々の搬送方向A,B,Cを
連続させて直列に配置すると共に、架台4内に上
記計量コンベア30が組付けられた計量装置70
(第2図参照)を備え、且つ上記ラベル貼付けコ
ンベア50の上方にプリンタと一体化されたラベ
ル貼付け機80を配備した構成とされている。ま
た、該計量装置1には、商品の単価や風袋重量の
入力等に用いられる操作部91と、計量重量や価
格等を表示する表示部92とを有する操作盤90
が別体として備えられている。
上記搬入コンベア10は、第2,3図に示すよ
うに複数の連結部材11…11により平行に結合
された左右一対のサイドフレーム12,12の前
後両端部間に夫々駆動ローラ13と従動ローラ1
4とを軸支すると共に、両ローラ13,14間に
帯状のベルト15を巻架し、且つ一方のサイドフ
レーム12にモータ16と変速装置17とでなる
駆動装置18(変速装置17)の出力によつてベ
ルト19を介して上記駆動ローラ13を回転させ
ることにより、上記ベルト15をA方向に走行さ
せるようになつている。ここで、両サイドフレー
ム12,12間にはベルト15の商品が載置され
る上側走行部を受支する受板20が架設され、ま
た両サイドフレーム12,12の後端部における
従動ローラ14の軸受部には該ローラ14を前後
に移動させてベルト15の張り具合を調節するベ
ルト張り調節機構21,21が設けられている。
また、上記計量コンベア30も、第2,4図に
示すように複数の連結部材31…31により平行
に結合された左右一対のサイドフレーム32,3
2の前後両端部間に夫々駆動ローラ33と従動ロ
ーラ34とを軸支すると共に、両ローラ33,3
4間に帯状のベルト35を巻架し、且つ一方のサ
イドフレーム32の前端部に設けられた下方への
延長部にモータ36と変速装置37とでなる駆動
装置38を取付けた構成で、該駆動装置38(変
速装置37)の出力によつてベルト39を介して
上記駆動ローラ33を回転させることにより、上
記ベルト35をB方向に走行させるようになつて
いる。ここで、この計量コンベア30において
も、一対のサイドフレーム32,32間にベルト
35の上側走行部を受支する受板40が架設さ
れ、且つ従動ローラ34を前後に移動させるベル
ト張り調節機構41,41が設けられている。そ
して、この計量コンベア30の下方には計量装置
70が備えられ、該計量装置70の上面から突出
する複数の支持部材71…71にサイドフレーム
32,32が結合されている。これにより、該計
量コンベア30及び該コンベア30上を移動する
商品の重量が上記計量装置70に負荷されるよう
になつている。
更に、上記ラベル貼付けコンベア50も、第
2,5図に示すように、複数の連結部材51…5
1によつて平行に結合された左右一対のサイドフ
レーム52,52の前後両端部間に駆動ローラ5
3及び従動ローラ54を夫々軸支すると共に、両
ローラ53,54間に帯状のベルト55を巻架
し、且つ一方のサイドフレーム52にモータ56
と変速装置57とでなる駆動装置58を取付けた
構成で、該駆動装置58(変速装置57)の出力
によつてベルト59を介して上記駆動ローラ53
を回転させることにより、ベルト55をC方向に
走行させるようになつている。このラベル貼付け
コンベア50においても、両サイドフレーム5
2,52間にベルト55の上側走行部を受支する
受板60が架設され、且つベルト55の張り調節
機構61,61が設けられている。そして、この
ラベル貼付けコンベア50の上方にはプリンタを
内臓したラベル貼付け機80が配備されている
が、このラベル貼付け機80は、上記計量装置7
0で得られた商品の重量値と上記操作盤90の操
作部91によつて予め入力された当該商品の単価
や風袋量等とから算出される価格を始めとする数
字及び文字や記号をラベルにプリントし、これを
当該商品がラベル貼付けコンベア50上を移動す
る間に貼付けるようになつている。その場合に、
上記数字及び文字や記号はプリンタのサーマルヘ
ツド(図示せず)によりラベルにプリントされる
が、このサーマルヘツドはプリントする数字及び
文字や記号の量に応じたプリント時間を要する特
徴がある。
次に、上記各コンベア10,30,50の駆動
装置18,38,58について説明する。これら
の装置18,38,58におけるモータ16,3
6,56は、いずれも回転方向が切換る可逆転モ
ータであつて、そのうち、搬入コンベア10の駆
動装置18におけるモータ16と計量コンベア3
0の駆動装置38におけるモータ36とは第1図
に示す切換スイツチ101により第6図に示す電
気回路を介して正転又は逆転に切換えられるよう
になつている。つまり、第6図1において切換ス
イツチ101をON側に操作すると、並列に配置
された第1、第2リレー102,103が同時に
通電されると共に、第1リレー102の通電によ
り第6図2に示す該リレー102の連動接点10
2a,102bが図示の端子a−b間、d−e
間、を夫々接続させた状態から端子a−c間、d
−f間を夫々接続させた状態に切換わることによ
りモータ16の回転方向が切換わり、同時に第2
リレー103の通電により、第6図3に示す該リ
レー103の連動接点103a,103bが図示
の端子g−h間、j−k間を夫々接続させた状態
から端子g−i間、j−l間を夫々接続させた状
態に切換わることによりモータ36の回転方向が
切換わる。また、ラベル貼付けコンベア50の駆
動装置58におけるモータ56は第2図に示す切
換スイツチ104の操作により、同様に回転方向
が切換えられるようになつている。
一方、上記各駆動装置18,38,58におけ
る変速装置17,37,57は、夫々モータ1
6,36,56による入力回転の方向が切換わつ
た時に出力回転速度が低速又は高速に切換えらえ
るように構成されている。その具体的構造を搬入
コンベア10の駆動装置18における変速装置1
7について説明すると、第7,8図に示すように
該変速装置17は、ケース111内に収容され且
つ連結軸112…112によって結合された一対
の円板上フレーム113,113間に、モータ1
6(36,56)の回転軸16a(36a,56
a)に固着されたピニオン114と、該ピニオン
114に夫々噛合つた第1、第2入力ギヤ11
5,116と、両入力ギヤ115,116に夫々
第1、第2ワンウエイクラツチ117,118を
介して同芯状に連結され且つ互いに噛合された大
径の第1中間ギヤ119及び小径の第2中間ギヤ
120と、第1中間ギヤ119に同芯状に固設さ
れた第1出力ギヤ121と、この第1出力ギヤ1
21に噛合わされた第2出力ギヤ122とを配設
した構成である。そして、上記ピニオン114が
第7図に示すm方向に回転すると、第1、第2入
力ギヤ115,116が夫々n,o方向に回転す
るが、この時、第2ワンウエイクラツチ118が
空転して第1ワンウエイクラツチ117のみが回
転を伝えることにより、上記ピニオン114の回
転は第1入力ギヤ115から第1ワンウエイクラ
ツチ117を介して第1中間ギヤ119をp方向
に回転させ、更に第1、第2出力ギヤ121,1
22を夫々q,r方向に回転させる。また、モー
タ16(36,56)の回転方向が逆転して上記
ピニオン114がm′方向に回転すると、第1、
第2入力ギヤ115,116が夫々上記の場合と
反対のn′,o′方向に回転するが、この場合は、第
1ワンウエイクラツチ117が空転して第2ワン
ウエイクラツチ118のみが回転を伝えることに
より、上記ピニオン114の回転は第2入力ギヤ
116から第2ワンウエイクラツチ118を介し
て第2中間ギヤ120をs方向に回転させる。そ
して、上記第1中間ギヤ119、第1、第2出力
ギヤ121,122を夫々上記の場合と同じp,
q,r方向に夫々回転させるが、この時、小径の
第2中間ギヤ120から大径の第1中間ギヤ11
9に回転が伝達されるので、該第1中間ギヤ11
9及び第1、第2出力ギヤ121,122が夫々
上記の場合(ピニオン114がm方向に回転する
場合)より回転速度が遅くなる。
このようにしてピニオン114、即ち切換スイ
ツチ101,104の切換操作によるモータ1
6,36,56の回転方向の切換えにより、駆動
装置18,38,58の出力回転速度が低速又は
高速に切換えられ、これに伴つて搬入コンベア1
0、計量コンベア30、ラベル貼付けコンベア5
0の搬送速度が高低2段階に切換えられることに
なる。
ここで、第6図1に示すようにモータ16,3
6の回転方向を切換える切換スイツチ101の
ON、OFF操作に連動して秤量切換スイツチ10
5がON・OFFされるようになつている。この秤
量切換スイツチ105は、上記計量装置70の秤
量を例えば2Kgと1Kgとに切換えるもので、コン
ベア10,30の搬送速度切換スイツチ101を
該速度が低速となる方に操作した時に秤量が大き
くなるように、該速度が高速となる方に操作した
時に秤量が小さくなるように切換えられる。そし
て、この秤量が小秤量側に切換わると、上記ラベ
ル貼付け機80におけるプリンタによつてラベル
にプリントされる重量値、及び操作盤90の表示
部92に表示される重量値が例えば1g毎に、大
秤量側に切換ると例えば2g毎に表示されるよう
になつている。
尚、第1,2図に示すように、直列に配置され
たコンベア10,30,50によつて形成される
搬送経路の左右両側には一対の商品案内部材13
1,131が平行に備えられている。この案内部
材131,131は、商品を計量コンベア30及
びラベル貼付けコンベア50上に所定の姿勢で送
り込むためのものであつて、該商品の幅方向寸法
に応じて間隔が調整されるようになつていると共
に、計量コンベア30の両側方ではその間隔が広
くなつている。これは、商品が計量コンベア30
上で該案内部材131,131に接触することに
よる計量誤差を防止するためである。
次に上記実施例の作用を説明する。
図示しない包装装置によつて包装された商品
は、先ずこの計量値付け装置1における包装され
た商品は、先ずこの計量値付け装置1における搬
入コンベア10に受け渡され、案内部材131,
131により所定の姿勢とされた上で該コンベア
10によつてA方向に搬送され、次に計量コンベ
ア30に受け渡される。そして、該計量コンベア
30上に載つている時に該コンベア30に連設さ
れた計量装置70により重量が計量される。この
計量重量値と、操作盤90の操作部91に入力さ
れた当該商品の単価や風袋重量等とから該商品の
価格が算出され、この価格や単価、重量及びその
他の文字や記号がラベル貼付け機80に内蔵され
たプリンタによつてラベルにプリントされる。こ
の間に上記計量コンベア30上の商品は該コンベ
ア30によつてB方向に搬送され、次にラベル貼
付けコンベア50に受け渡される。そして、ラベ
ル貼付け機80の下方をC方向に通過する時に、
上記のようにして価格等がプリントされたラベル
が該商品に貼着される。このようにして、計量値
付けされた商品がラベル貼付けコンベア50の終
端部から排出されてくる。
然して、上記計量コンベア30上において商品
の重量を計量する場合、計量装置70の動作が安
定するのを待つ必要上、商品が該コンベア30上
に完全に載つてから一定時間の経過後に計量しな
ければならない。その場合に、第9図1に示すよ
うに商品Xの搬送方向寸法Lが比較的短い時は、
該商品Xが計量コンベア30上に完全に載つてか
ら先頭部がラベル貼付けコンベア50に載り移る
までに十分長い距離lを移動することになるの
で、該計量コンベア30の搬送速度が比較的速く
ても計量装置70の動作が安定する十分な時間的
余裕がある。しかし、第9図2に示す商品X′の
ように搬送方向寸法L′が長い時は、該商品X′が
計量コンベア30上に完全に載つてから先頭部が
ラベル貼付けコンベア50上に載り移るまでの移
動距離l′が短いので、計量コンベア30の搬送速
度が速いと商品X′の全体が該コンベア30上に
載つている時間が極めて短くなり、計量装置70
の動作の安定を待つ十分な時間的余裕がない。
そこで、このような商品X′を取扱う場合には、
第1図及び第6図1に示す切換スイツチ101を
低速側に切換えることにより計量コンベア30の
搬送速度を低速にセツトする。つまり、上記スイ
ツチ101を低速側に切換え操作すれば、計量コ
ンベア30の駆動装置38におけるモータ36の
回転方向が切換わると共に、これに伴つて該モー
タ36の回転方向が切換わると共に、これに伴つ
て該モータ36の回転が入力される変速装置37
においては、第7図に示すように回転伝達経路
が、ピニオン114から第1入力ギヤ115、第
1ワンウエイクラツチ117、第1中間ギヤ11
9、第1、第2出力ギヤ121,122に至たる
経路から、ピニオン114から第2入力ギヤ11
6、第2ワンウエイクラツチ118、第2中間ギ
ヤ120、第1中間ギヤ119、第1、第2出力
ギヤ121,122に至る経路に切換わり、該変
速装置37の出力回転速度が低くなる。これによ
り、計量コンベア30の搬送速度が遅くなり、第
9図2に示すように商品X′が該コンベア30に
完全に載つた時から先頭部がラベル貼付けコンベ
ア50に載り移るまでの移動距離l′が短くても、
その間に十分な時間を確保することができ、計量
装置70の動作安定を待つて計量することが可能
となる。
この場合において、計量コンベア30の搬送速
度の切換えは、上記のようにモータ36の回転方
向の切換えにより行うので、モータの同一回転方
向及び回転速度に対して変速装置装により搬送速
度を切換える場合より、上記の如き簡素な構成の
変速装置37を用いることができ、またモータの
回転速度自体を遅くする場合のような出力の低下
ないしコンベアの駆動力不足といつた問題を生じ
ない。また、前記切換スイツチ101の操作によ
り、計量コンベア30の搬送速度と共に搬入コン
ベア10の搬送速度も同様にして切換えられ、両
コンベア10,30が常に同一搬送速度とされ
る。従つて搬入コンベア10上で案内部材13
1,131により正しい姿勢とされた商品が計量
コンベア30に受け渡される時に姿勢が乱れるこ
とがなく、計量コンベア30上で上記案内部材1
31,131に接触することがない。これによ
り、商品が案内部材131,131に接触するこ
とによる計量誤差の発生が防止される。
一方、ラベル貼付けコンベア50についても第
2図に示す切換スイツチ104の操作により、駆
動装置58におけるモータ56の回転方向が切換
わり且つ変速装置57の同様の作用で搬送速度が
切換えられるようになつている。従つて、ラベル
への数字及び文字や記号のプリント量が多いた
め、ラベル貼付け機80に内蔵されたプリンタに
よるラベル発行に要する時間が長くなる時に、上
記ラベル貼付けコンベア50の搬送速度を遅くす
れば、ラベル発行前に商品が通過してしまうこと
によるラベル貼付けミスが防止されることにな
る。
更に、上記計量コンベア30の搬送速度を切換
える切換スイツチ101を操作すると、秤量切換
スイツチ105が連動して計量装置70の秤量が
自動的に切換わる。つまり、搬送方向寸法の長い
商品を取扱う場合において上記切換スイツチ10
1を低速側に操作した時、このような商品は一般
に重量も大きいので計量装置70の秤量が大秤量
に切換えられ、また上記寸法が短い商品を取扱う
場合において切換スイツチ101の高速側に操作
した時は、計量装置70の秤量が小秤量に切換え
られる。このようにして、秤量切換えの面倒を要
することなく、重量の大きい商品の計量が可能と
なり、且つ重量の小さい商品については精度良く
計量されることになる。
この秤量の切換動作は、具体的には次のように
行われる。
つまり、第10図に示すように計量装置70で
得られた重量値が、アンプ141を介してAD変
換器142に入力されることによりデジタル値に
変換された上で、重量信号S1としてマイクロコン
ピユータ143に入力される。このマイクロコン
ピユータ143には、更に上記秤量切換スイツチ
105からの切換信号S2及び操作盤90の操作部
91に入力された商品の単価や風袋重量等を示す
データ信号S3とが入力される。
このようにして信号S1,S2,S3が入力されたマ
イクロコンピユータ143は、第11図に示すフ
ローチヤートに従つて、先ずステツプP1で上記
重量信号S1が示すAD変換器142の出力値を読
み取ると共に、ステツプP2で切換信号S2が示す
秤量モードが例えば1Kgモードか2Kgモードかを
判定し、1Kgモードの時はステツプP3で、2Kg
モードの時はステツプP4で夫々の秤量に応じた
リミツト値をセツトする。そして、ステツプP5
で上記AD変換器142の出力値をこれらのリミ
ツト値と比較し、該リミツト値を超えている場合
にはステツプP6でオーバ−スケールの場合の処
理を行つて作動を終了する。一方、AD変換器1
42の出力値がリミツト値以下の場合は、上記ス
テツプP5からステツプP7を実行して、切換信号
S2から再び秤量モードを判定する。そして、1Kg
モードの場合にはステツプP8,P9に従つて、ま
た2Kgモードの時はステツプP10,P11に従つて、
夫々AD変換器出力値を重量値に変換すると共
に、この重量値と上記データ信号S3が示す風袋重
量とから正味重量を算出する。この場合におい
て、正味重量の算出は、1Kgモードの時には1g
単位で、2Kgモードの時には2g単位で行われ
る。然る後、ステツプP12で上記正味重量とデー
タ信号S3が示す単価とから当該商品の価格を算出
し、更にP13,P14で、以上のようにして求めた重
量、単価及び価格を操作盤90の表示部92に表
示し、且つラベル貼付け機80におけるプリンタ
でラベルにプリントする。
(考案の効果) 以上にように本考案計量値付け装置によれば、
計量コンベアの搬送速度を可変としたので、商品
の搬送方向寸法が短い場合には、該コンベアの速
度を速くすることにより処理能力を向上させるこ
とができると共に、上記寸法が長い商品について
も計量装置の動作安定を待つて精度良く計量する
ことが可能となる。その場合に、計量コンベアの
搬送速度の切換えに連動して、商品寸法(重量)
に対応させて計量装置の秤量が切換えられるの
で、秤量を切換えるための操作が不要となる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案計量値付け装置の実施例を示すも
ので、第1図は全体斜視図、第2図は同要部側面
図、第3,4,5図は夫々搬入コンベア、計量コ
ンベア、ラベル貼付けコンベアの拡大平面図、第
6図1〜3は駆動装置におけるモータへの通電回
路を示す電気回路図、第7図は同じく駆動装置に
おける変速装置の平面図、第8図は第7図−
線で切断した変速装置の縦断面図、第9図
1,2は計量コンベアの作用説明図、第10図は
計量値付け動作の制御部を示すブロツク図、第1
1図は該制御部の作用を示すフローチヤート図で
ある。 1……計量値付け装置、30……計量コンベ
ア、36……モータ、37……変速装置、38…
…駆動装置、50……ラベル貼付けコンベア、5
6……モータ、57……変速装置、58……駆動
装置、70……計量装置、80……ラベル貼付け
機、101,104……切換スイツチ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 計量装置に組付けられた計量コンベアと、上方
    にラベル貼付け機が備えられたラベル貼付けコン
    ベアとが連続させて配置された計量値付け装置で
    あつて、上記計量コンベアの搬送速度を低速と高
    速とに切換える搬送速度切換手段と、該切換手段
    による計量コンベアの搬送速度を低速に切換える
    操作により上記計量装置の秤量を大秤量に切換
    え、該計量コンベアの搬送速度を高速に切換える
    操作により計量装置の秤量を小秤量に切換える秤
    量切換手段とが設けられていることを特徴とする
    計量値付け装置。
JP4113984U 1984-03-21 1984-03-21 計量値付け装置 Granted JPS60152938U (ja)

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JP6391110B2 (ja) * 2014-06-16 2018-09-19 株式会社エー・アンド・デイ 重量検査装置

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JPS57125125A (en) * 1981-01-24 1982-08-04 Teraoka Seikosho Kk Packer marking weighed value
JPS5842081A (ja) * 1981-08-26 1983-03-11 スペクトラム、サイエンセズ、ベーヴェー 情報を電子写真的に処理する電子写真装置

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