JP2500582Y2 - ユニット建物用家具 - Google Patents
ユニット建物用家具Info
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- JP2500582Y2 JP2500582Y2 JP10152391U JP10152391U JP2500582Y2 JP 2500582 Y2 JP2500582 Y2 JP 2500582Y2 JP 10152391 U JP10152391 U JP 10152391U JP 10152391 U JP10152391 U JP 10152391U JP 2500582 Y2 JP2500582 Y2 JP 2500582Y2
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- Japan
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- unit
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- housing
- building unit
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、建物ユニット間のジョ
イント部に配置されるたんす等の家具に関する。
イント部に配置されるたんす等の家具に関する。
【0002】
【背景技術】近年、住宅等の建物においては、工場で居
室等を建物ユニットとして作製し、これらの建物ユニッ
トを建築現場に輸送して組み立てるようにしたプレハブ
式ユニット建物が施工されている。このようなユニット
建物において、隣合う建物ユニットのジョイント部であ
る仕切りパネル間には柱2本分程の隙間が生じているた
め、ユニット建物によっては、この隙間にたんす等の家
具を据え付けることによりスペースの有効利用を図るこ
とが行われている。
室等を建物ユニットとして作製し、これらの建物ユニッ
トを建築現場に輸送して組み立てるようにしたプレハブ
式ユニット建物が施工されている。このようなユニット
建物において、隣合う建物ユニットのジョイント部であ
る仕切りパネル間には柱2本分程の隙間が生じているた
め、ユニット建物によっては、この隙間にたんす等の家
具を据え付けることによりスペースの有効利用を図るこ
とが行われている。
【0003】従来、このような家具は、建物ユニットと
は別体として輸送し、建物ユニットを組み立てた後に現
場で建物ユニット間のジョイント部に配置していた。し
かし、この配置方法では、現場での作業割合が増えてユ
ニット建物の目的である現場作業の低減化にそぐわない
という問題点があった。そこで、本出願人は、このよう
な問題点を解決するため、家具を予め住宅ユニットにそ
の側面から出没自在に取り付けておき、家具を住宅ユニ
ット内に没入させた状態で住宅ユニットを現場に輸送
し、現場で前記住宅ユニットを据え付けた後に家具を住
宅ユニットの側面から出して住宅ユニットのジョイント
部に跨がって配置するようにした方法を提案した(特願
平2−214846参照)。
は別体として輸送し、建物ユニットを組み立てた後に現
場で建物ユニット間のジョイント部に配置していた。し
かし、この配置方法では、現場での作業割合が増えてユ
ニット建物の目的である現場作業の低減化にそぐわない
という問題点があった。そこで、本出願人は、このよう
な問題点を解決するため、家具を予め住宅ユニットにそ
の側面から出没自在に取り付けておき、家具を住宅ユニ
ット内に没入させた状態で住宅ユニットを現場に輸送
し、現場で前記住宅ユニットを据え付けた後に家具を住
宅ユニットの側面から出して住宅ユニットのジョイント
部に跨がって配置するようにした方法を提案した(特願
平2−214846参照)。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】前記方法に係る家具の
場合、家具と共に建物ユニットをトラック等で現場に輸
送する際、振動等で家具が動いて家具が傷付く虞れがあ
る。また、現場で家具を建物ユニットの側面から出す
際、家具の摺動がスムーズでなく、作業が容易ではない
こともある。更に、家具を据え付けた後、家具と建物ユ
ニットの内壁との間に若干の隙間が生じ、この隙間が室
内から見えることもあり、外観上好ましいものではなか
った。そこで、本考案は、これらの問題点を解決するこ
とができるユニット建物用家具を提供することを目的と
する。
場合、家具と共に建物ユニットをトラック等で現場に輸
送する際、振動等で家具が動いて家具が傷付く虞れがあ
る。また、現場で家具を建物ユニットの側面から出す
際、家具の摺動がスムーズでなく、作業が容易ではない
こともある。更に、家具を据え付けた後、家具と建物ユ
ニットの内壁との間に若干の隙間が生じ、この隙間が室
内から見えることもあり、外観上好ましいものではなか
った。そこで、本考案は、これらの問題点を解決するこ
とができるユニット建物用家具を提供することを目的と
する。
【0005】
【課題を解決するための手段】本考案は、家具を予め建
物ユニットにその側面から出没自在に取り付けておき、
前記家具を建物ユニット内に没入させた状態で建物ユニ
ットを現場に輸送し、現場で前記建物ユニットを組み立
てた後に前記家具を建物ユニットの側面から出して建物
ユニットのジョイント部に跨がって配置するユニット建
物用家具であって、前記家具の側板に建物ユニットの輸
送時及び据え付け時にこの家具を固定するための止着具
挿通用孔部を形成したことを特徴とする。また、この構
成に加えて、前記家具の正面側の縁部に家具の据え付け
時に建物ユニットの内壁に係止されるフランジを形成
し、更に前記家具の底板にこの家具の摺動を容易にする
滑剤部材を取り付けるようにしてもよい。
物ユニットにその側面から出没自在に取り付けておき、
前記家具を建物ユニット内に没入させた状態で建物ユニ
ットを現場に輸送し、現場で前記建物ユニットを組み立
てた後に前記家具を建物ユニットの側面から出して建物
ユニットのジョイント部に跨がって配置するユニット建
物用家具であって、前記家具の側板に建物ユニットの輸
送時及び据え付け時にこの家具を固定するための止着具
挿通用孔部を形成したことを特徴とする。また、この構
成に加えて、前記家具の正面側の縁部に家具の据え付け
時に建物ユニットの内壁に係止されるフランジを形成
し、更に前記家具の底板にこの家具の摺動を容易にする
滑剤部材を取り付けるようにしてもよい。
【0006】建物ユニットの輸送時及び据え付け時にこ
の家具を固定するための止着具挿通用孔部は、前記家具
の側板に例えば1個又は2個形成することができる。前
記滑剤部材は、滑剤テープ等として少なくとも家具の底
板に取り付けておけばよく、この底板に加えて側板や天
板に取り付けておいてもよい。なお、前記止着具挿通用
孔部は、家具を設置した際の止着具を挿通するための孔
部としても利用できる。
の家具を固定するための止着具挿通用孔部は、前記家具
の側板に例えば1個又は2個形成することができる。前
記滑剤部材は、滑剤テープ等として少なくとも家具の底
板に取り付けておけばよく、この底板に加えて側板や天
板に取り付けておいてもよい。なお、前記止着具挿通用
孔部は、家具を設置した際の止着具を挿通するための孔
部としても利用できる。
【0007】
【作用】本考案に係るユニット建物用家具では、前記止
着具挿通用孔部を介して止着具が挿通され、建物ユニッ
トの内壁等にこの止着具が止着された状態で建物ユニッ
トが輸送されるため、家具が建物ユニットの内部の所定
位置に固定され、輸送時の振動によって家具が動く虞れ
はなくなる。
着具挿通用孔部を介して止着具が挿通され、建物ユニッ
トの内壁等にこの止着具が止着された状態で建物ユニッ
トが輸送されるため、家具が建物ユニットの内部の所定
位置に固定され、輸送時の振動によって家具が動く虞れ
はなくなる。
【0008】また、前記家具の底板に滑剤部材が取り付
けられているため、家具を住宅ユニットの側面から出す
際、簡単に摺動し、作業が容易になる。更に、家具の正
面側の縁部にフランジが形成されているため、家具の据
え付け時にこのフランジが住宅ユニットの内壁に係止さ
れ、このフランジによって家具と住宅ユニットの内壁と
の間の若干の隙間が隠れ、外観上好ましいものとなる。
けられているため、家具を住宅ユニットの側面から出す
際、簡単に摺動し、作業が容易になる。更に、家具の正
面側の縁部にフランジが形成されているため、家具の据
え付け時にこのフランジが住宅ユニットの内壁に係止さ
れ、このフランジによって家具と住宅ユニットの内壁と
の間の若干の隙間が隠れ、外観上好ましいものとなる。
【0009】
【実施例】図1〜4を参照して本考案に係るユニット建
物用家具をユニット住宅用家具に適用した場合の一実施
例を説明する。このユニット住宅用家具11は、具体的に
はたんす等であり、ユニット住宅31において隣合う住宅
ユニット32のジョイント部33に面する内壁パネル34の一
部に出没自在に取り付けられたものである。
物用家具をユニット住宅用家具に適用した場合の一実施
例を説明する。このユニット住宅用家具11は、具体的に
はたんす等であり、ユニット住宅31において隣合う住宅
ユニット32のジョイント部33に面する内壁パネル34の一
部に出没自在に取り付けられたものである。
【0010】前記住宅ユニット32は、柱38、梁(図示せ
ず)等より成るユニットフレームに天井パネル、床パネ
ル、壁パネル等が取り付けられて構成される。前記内壁
パネル34は、パネルフレーム35の正面に化粧板36が設け
られたものである。前記家具11は、家具本体12が天板1
3、底板14、左右の側板15、背面板16及び扉17を備えて
構成され、内部にハンガーを掛ける棒が取り付けられて
いる。
ず)等より成るユニットフレームに天井パネル、床パネ
ル、壁パネル等が取り付けられて構成される。前記内壁
パネル34は、パネルフレーム35の正面に化粧板36が設け
られたものである。前記家具11は、家具本体12が天板1
3、底板14、左右の側板15、背面板16及び扉17を備えて
構成され、内部にハンガーを掛ける棒が取り付けられて
いる。
【0011】前記左右の側板15は、その正面側縁部に内
壁パネル34表面に沿うように屈曲して形成されたフラン
ジ15A を有している。このフランジ15A は、側板15と一
体に形成されたものでも、側板15とは別体に形成され、
この側板15に接着剤等で固着されたものでもよい。そし
て、これらのフランジ15A に、それぞれ左右の扉17が開
閉自在に取り付けられている。一方、図2に示すよう
に、天板13にも、その正面側縁部に内壁パネル34表面に
沿うように屈曲して形成されたフランジ13A を有してい
る。
壁パネル34表面に沿うように屈曲して形成されたフラン
ジ15A を有している。このフランジ15A は、側板15と一
体に形成されたものでも、側板15とは別体に形成され、
この側板15に接着剤等で固着されたものでもよい。そし
て、これらのフランジ15A に、それぞれ左右の扉17が開
閉自在に取り付けられている。一方、図2に示すよう
に、天板13にも、その正面側縁部に内壁パネル34表面に
沿うように屈曲して形成されたフランジ13A を有してい
る。
【0012】これらの両側板15の室外側縁部近傍には、
住宅ユニット32の輸送時にこの家具11を内壁パネル34に
固定するための止着具挿通用孔部18が垂直方向に複数
個、例えば2,3個形成されている。また、同じ両側板
15の室内側縁部近傍には、家具11を現場で住宅ユニット
32の側面から出して配置した際に家具11を内壁パネル34
に固定するための孔部19が垂直方向に複数個、例えば
2,3個形成されている。
住宅ユニット32の輸送時にこの家具11を内壁パネル34に
固定するための止着具挿通用孔部18が垂直方向に複数
個、例えば2,3個形成されている。また、同じ両側板
15の室内側縁部近傍には、家具11を現場で住宅ユニット
32の側面から出して配置した際に家具11を内壁パネル34
に固定するための孔部19が垂直方向に複数個、例えば
2,3個形成されている。
【0013】そして、図2,3に示すように、側板15の
外側の上部と下部にはそれぞれ滑剤部材である滑剤テー
プ21が貼られている。また、底板14の外側の両端部にも
それぞれ滑剤テープ21が貼られている。これらの滑剤テ
ープ21は、例えば敷居滑り等の名称で市販されているも
のを利用することができる。
外側の上部と下部にはそれぞれ滑剤部材である滑剤テー
プ21が貼られている。また、底板14の外側の両端部にも
それぞれ滑剤テープ21が貼られている。これらの滑剤テ
ープ21は、例えば敷居滑り等の名称で市販されているも
のを利用することができる。
【0014】このような家具11が備えられた住宅ユニッ
ト32は、次のようにして工場から建築現場に輸送して現
場で組み立てる。即ち、図1に示すように、工場におけ
る住宅ユニット32の作製の際、前記家具11を住宅ユニッ
ト32内に没入させた状態で側板15の止着具挿通用孔部18
に挿通されたボルト37を介してこの家具11を内壁パネル
34に固定しておく。そして、この状態で住宅ユニット32
をトラック等に載せて建築現場に輸送する。この輸送
時、トラック41が振動しても、家具11は住宅ユニット32
の内壁パネル34に固定され、家具11の動きが阻止され
る。
ト32は、次のようにして工場から建築現場に輸送して現
場で組み立てる。即ち、図1に示すように、工場におけ
る住宅ユニット32の作製の際、前記家具11を住宅ユニッ
ト32内に没入させた状態で側板15の止着具挿通用孔部18
に挿通されたボルト37を介してこの家具11を内壁パネル
34に固定しておく。そして、この状態で住宅ユニット32
をトラック等に載せて建築現場に輸送する。この輸送
時、トラック41が振動しても、家具11は住宅ユニット32
の内壁パネル34に固定され、家具11の動きが阻止され
る。
【0015】次に、住宅ユニット32を積んだトラックが
建築現場に到着した後、トラックから住宅ユニット32を
降ろし、クレーン等で吊り上げて住宅ユニット32を組み
立てる。このような住宅ユニット32の組み立て時におい
て、住宅ユニット32が揺れ動くようなことがあっても、
家具11自体が動くことはない。
建築現場に到着した後、トラックから住宅ユニット32を
降ろし、クレーン等で吊り上げて住宅ユニット32を組み
立てる。このような住宅ユニット32の組み立て時におい
て、住宅ユニット32が揺れ動くようなことがあっても、
家具11自体が動くことはない。
【0016】次に、図4に示すように、住宅ユニット32
を組み立ててユニット住宅31を建築した後、止着具挿通
用孔部18からボルト37を取り外し、家具11を住宅ユニッ
ト32の側面から出して住宅ユニット32のジョイント部33
に跨がるようにして配置する。家具11を住宅ユニット32
の側面から出す際、底板14及び側板15に取り付けられて
いる滑剤テープ21によって、大きな力を加えなくても簡
単に摺動する。
を組み立ててユニット住宅31を建築した後、止着具挿通
用孔部18からボルト37を取り外し、家具11を住宅ユニッ
ト32の側面から出して住宅ユニット32のジョイント部33
に跨がるようにして配置する。家具11を住宅ユニット32
の側面から出す際、底板14及び側板15に取り付けられて
いる滑剤テープ21によって、大きな力を加えなくても簡
単に摺動する。
【0017】そして、家具11を据え付けた際、これらの
フランジ13A,15A が住宅ユニット32の内壁パネル34に係
止され、これらのフランジ13A,15A によって家具11と住
宅ユニット32の内壁パネル34との間の若干の隙間が隠さ
れる。次に、前記家具11を住宅ユニット32の側面から出
した状態で、側板15の孔部19に挿通されたボルト37を介
してこの家具11を内壁パネル34に固定する。この後、止
着具挿通用孔部18には適当なキャップを被せて孔部18を
塞いでおく。
フランジ13A,15A が住宅ユニット32の内壁パネル34に係
止され、これらのフランジ13A,15A によって家具11と住
宅ユニット32の内壁パネル34との間の若干の隙間が隠さ
れる。次に、前記家具11を住宅ユニット32の側面から出
した状態で、側板15の孔部19に挿通されたボルト37を介
してこの家具11を内壁パネル34に固定する。この後、止
着具挿通用孔部18には適当なキャップを被せて孔部18を
塞いでおく。
【0018】上記実施例に係る家具11によれば、前記止
着具挿通用孔部18を介してボルト37が挿通され、住宅ユ
ニット32の内壁パネル34にこのボルト37が止着された状
態で住宅ユニット32が輸送されるため、家具11が住宅ユ
ニット32の内壁パネル34に固定され、輸送時の振動によ
って家具11が動いて傷付く虞れはない。
着具挿通用孔部18を介してボルト37が挿通され、住宅ユ
ニット32の内壁パネル34にこのボルト37が止着された状
態で住宅ユニット32が輸送されるため、家具11が住宅ユ
ニット32の内壁パネル34に固定され、輸送時の振動によ
って家具11が動いて傷付く虞れはない。
【0019】また、前記家具11の底板14及び側板15に滑
剤テープ21が取り付けられているため、家具11を住宅ユ
ニット32の側面から出す際、簡単に摺動し、作業を容易
に行うことができる。更に、家具11の側板15と天板13に
はそれぞれフランジ15A,13A が形成されているため、家
具11の据え付け時に、このフランジ15A,13A が住宅ユニ
ット32の内壁パネル34に係止され、家具11と住宅ユニッ
ト32の内壁パネル34との間に若干の隙間が生じていて
も、これらのフランジ15A,13A によって隙間が隠れ、外
観上好ましいものとなる。
剤テープ21が取り付けられているため、家具11を住宅ユ
ニット32の側面から出す際、簡単に摺動し、作業を容易
に行うことができる。更に、家具11の側板15と天板13に
はそれぞれフランジ15A,13A が形成されているため、家
具11の据え付け時に、このフランジ15A,13A が住宅ユニ
ット32の内壁パネル34に係止され、家具11と住宅ユニッ
ト32の内壁パネル34との間に若干の隙間が生じていて
も、これらのフランジ15A,13A によって隙間が隠れ、外
観上好ましいものとなる。
【0020】なお、上記実施例では、滑剤テープ21を家
具11の底板14と側板15にそれぞれ貼り付けたが、底板14
のみに貼って家具11の充分な滑り状態が得られるのであ
れば、必ずしも側板15にも貼る必要はない。上記実施例
では、滑剤テープ21を家具11の底板14と側板15にそれぞ
れ2枚分離して貼ったが、底板14と側板15の全面がそれ
ぞれ覆われるように1枚の滑剤テープを貼ってもよい。
具11の底板14と側板15にそれぞれ貼り付けたが、底板14
のみに貼って家具11の充分な滑り状態が得られるのであ
れば、必ずしも側板15にも貼る必要はない。上記実施例
では、滑剤テープ21を家具11の底板14と側板15にそれぞ
れ2枚分離して貼ったが、底板14と側板15の全面がそれ
ぞれ覆われるように1枚の滑剤テープを貼ってもよい。
【0021】また、上記実施例では、建物ユニットの輸
送時及び据え付け時にこの家具を固定するための止着具
挿通用孔部18,19 としてそれぞれ1個形成したが、孔部
を1個だけ形成してこの孔部を輸送時及び据え付け時の
止着具挿通用孔部として共用することもできる。また、
上記実施例では、家具11の側板15に住宅ユニット32輸送
時の家具11を内壁パネル34に固定するための止着具挿通
用孔部18を形成したが、天板13や底板14に同様に止着具
挿通用孔部を形成するようにしてもよい。
送時及び据え付け時にこの家具を固定するための止着具
挿通用孔部18,19 としてそれぞれ1個形成したが、孔部
を1個だけ形成してこの孔部を輸送時及び据え付け時の
止着具挿通用孔部として共用することもできる。また、
上記実施例では、家具11の側板15に住宅ユニット32輸送
時の家具11を内壁パネル34に固定するための止着具挿通
用孔部18を形成したが、天板13や底板14に同様に止着具
挿通用孔部を形成するようにしてもよい。
【0022】更に、上記実施例では、止着具挿通用孔部
18にボルト37を挿通するようにしたが、止着具としてボ
ルト以外の止着具を使用することは任意である。例え
ば、ピンを使用し、孔部19に挿通されたボルト37を介し
て家具11を内壁パネル34に固定した後、このピンを止着
具挿通用孔部18のキャップとしてもよい。
18にボルト37を挿通するようにしたが、止着具としてボ
ルト以外の止着具を使用することは任意である。例え
ば、ピンを使用し、孔部19に挿通されたボルト37を介し
て家具11を内壁パネル34に固定した後、このピンを止着
具挿通用孔部18のキャップとしてもよい。
【0023】
【考案の効果】本考案に係る家具によれば、建物ユニッ
トの輸送時、振動によって家具が動く虞れはない。ま
た、家具を建物ユニットの側面から出す際、簡単に摺動
し、作業を容易に行うことができる。更に、家具を据え
付けた際、家具に形成されたフランジによって、家具と
パネルとの間の隙間が隠れ、外観上好ましいものとな
る。
トの輸送時、振動によって家具が動く虞れはない。ま
た、家具を建物ユニットの側面から出す際、簡単に摺動
し、作業を容易に行うことができる。更に、家具を据え
付けた際、家具に形成されたフランジによって、家具と
パネルとの間の隙間が隠れ、外観上好ましいものとな
る。
【図1】本考案の一実施例に係るユニット住宅用家具の
断面図である。
断面図である。
【図2】同じ実施例に係るユニット住宅用家具の側面図
である。
である。
【図3】同じ実施例に係るユニット住宅用家具の底面図
である。
である。
【図4】同じ実施例に係るユニット住宅用家具が据え付
けられた状態を示す断面図である。
けられた状態を示す断面図である。
11 家具 12 家具本体 14 側板 18 止着具挿通用孔部 19 孔部 21 滑剤部材である滑剤テープ 31 ユニット住宅 32 建物ユニットである住宅ユニット 33 ジョイント部 34 内壁パネル 35 パネルフレーム 37 ボルト
Claims (2)
- 【請求項1】 家具を予め建物ユニットにその側面から
出没自在に取り付けておき、前記家具を建物ユニット内
に没入させた状態で建物ユニットを現場に輸送し、現場
で前記建物ユニットを組み立てた後に前記家具を建物ユ
ニットの側面から出して建物ユニットのジョイント部に
跨がって配置するユニット建物用家具であって、 前記家具の側板に建物ユニットの輸送時及び据え付け時
にこの家具を固定するための止着具挿通用孔部を形成し
たことを特徴とするユニット建物用家具。 - 【請求項2】 請求項1記載のユニット建物用家具にお
いて、 前記家具の正面側の縁部に家具の据え付け時に建物ユニ
ットの内壁に係止されるフランジを形成し、また前記家
具の底板にこの家具の摺動を容易にする滑剤部材を取り
付けたことを特徴とするユニット建物用家具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10152391U JP2500582Y2 (ja) | 1991-12-10 | 1991-12-10 | ユニット建物用家具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10152391U JP2500582Y2 (ja) | 1991-12-10 | 1991-12-10 | ユニット建物用家具 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0549957U JPH0549957U (ja) | 1993-07-02 |
JP2500582Y2 true JP2500582Y2 (ja) | 1996-06-05 |
Family
ID=14302855
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10152391U Expired - Lifetime JP2500582Y2 (ja) | 1991-12-10 | 1991-12-10 | ユニット建物用家具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2500582Y2 (ja) |
-
1991
- 1991-12-10 JP JP10152391U patent/JP2500582Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0549957U (ja) | 1993-07-02 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19960116 |