JP2500100Y2 - 出力デ―タ制御回路 - Google Patents

出力デ―タ制御回路

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JP2500100Y2
JP2500100Y2 JP3494393U JP3494393U JP2500100Y2 JP 2500100 Y2 JP2500100 Y2 JP 2500100Y2 JP 3494393 U JP3494393 U JP 3494393U JP 3494393 U JP3494393 U JP 3494393U JP 2500100 Y2 JP2500100 Y2 JP 2500100Y2
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JP
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output
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data control
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義春 茂田
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Fuji Xerox Co Ltd
Fujifilm Business Innovation Corp
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、データバス等から送ら
れてきたパラレルなデータを出力機器等に供給する際に
使用される出力データ制御回路に関する。
【0002】
【従来の技術】コンピュータを利用した機器では、デー
タバスに現われたパラレルな信号を用いて特定の出力機
器を制御するような場合、コンピュータからのコマンド
等に基づきこれらの信号の出力を制御するための出力デ
ータ制御回路(インターフェイス回路)が用いられてい
る。
【0003】図3は従来用いられたこのような回路とそ
の周辺回路を表わしたものである。同図で並列入出力用
素子(PIO)1は図示しないデータバスと出力側ある
いは入力側の回路を接続するためのもので、信号の入出
力を行うための複数の端子を備えている。図では説明を
簡略にするために2つの端子T1、T2のみを示してい
る。この並列入出力用素子1はリセット状態ですべての
端子T1、T2、……がハイインピーダンスとなる。ま
た信号の入出力を切り換える等のモード切換状態ではこ
れらの端子T1、T2、……が一度ローレベルに設定さ
れる。信号の出力を行う状態では、この後、所定のタイ
ミングでこれらの端子T1、T2、……からデータが出
力され、出力機器や出力側に設けられた回路の制御が行
われることになる。
【0004】ところでこの図3の回路では、端子T1、
T2にプルアップ抵抗2−1、2−2とインバータ3−
1、3−2が接続されている。インバータ3−1、3−
2の出力側には、それぞれスイッチング用のトランジス
タ4−1、4−2が配置されており、インバータ3−
1、3−2の出力がH(ハイ)レベルのときこれらがオ
ン状態となるようになっている。それぞれのトランジス
タ4−1、4−2には、リレー5−1、5−2が接続さ
れており、それらのリレー接点6−1、6−2によって
図示しない出力機器の動作が制御されるようになってい
る。
【0005】この回路では、例えば端子T1からL(ロ
ー)レベルの信号が出力されるとトランジスタ4−1が
オンとなってリレー5−1が励磁される。これによりリ
レー接点6−1が閉じて、例えば第1のモータ(図示せ
ず)が回転する。端子T1からHレベルの信号が出力さ
れるようになると、リレー5−1が解磁され、第1のモ
ータの回転が停止する。
【0006】端子T2についても同様であり、リレー接
点6−2の開閉制御により例えば第2のモータ(図示せ
ず)の回転が制御されることになる。
【0007】次の図4は従来の出力データ制御回路とそ
の周辺の回路を表わしたものである。この図4の回路
は、インバータを用いていないので、端子T1、T2か
らHレベルの信号が出力されたときトランジスタQ4−
1、4−2がオンになる。これ以外は図3と同様であ
る。
【0008】
【考案が解決しようとする課題】ところで図3および図
4に示した並列入出力用素子は、リセット時にそれらの
端子T1、T2、……がハイインピーダンスとなり、モ
ードの切り換えを行うときこれらがLレベルに設定され
る。従ってこれらの端子T1、T2、……から必要とさ
れるデータが出力されるまで、図3に示した例ではモー
タが勝手に回転を行ってしまうという不都合を生じる。
図4に示した例でもリレー接点の開閉動作が逆であれば
同様の不都合を生じる。また出力機器あるいは出力側の
回路では、モード切り換えのたびにすべての端子T1、
T2、……が一方的に所定の論理状態となることによっ
て誤動作を発生させたり、回路を破壊するような事態を
招く事もあり得る。
【0009】そこで本考案の目的は、リセット時の信号
状態やモード切り換え時の信号状態で誤動作等の不都合
が発生することのない出力データ制御回路を提供するこ
とにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の考案で
は、リセット状態で信号の出力側の全端子がハイインピ
ーダンスとなり、モードの変更状態でこれらの端子に現
われる信号がLレベルとなる素子と、この素子の出力側
の複数の素子にそれぞれ個別に接続されたプルアップ抵
抗と、これらプルアップ抵抗とそれぞれの端子の接続点
に接続され、各接続点の信号状態を入力し、これらがす
べてHレベルあるいはLレベルのときこれらの信号の入
力を無効とするようなデータを出力するデコーダとを出
力データ制御回路に具備させる。
【0011】本考案によれば、信号状態が全てHレベル
あるいはLレベルのときこれらの信号を出力側に伝達し
ないので、既に説明したような不都合が生じることはな
い。
【0012】
【実施例】以下実施例につき本考案を詳細に説明する。
【0013】図1は本考案の一実施例における出力デー
タ制御回路とその周辺回路を表わしたものである。図3
または図4と同一部分には同一の符号を付し、これらの
説明を適宜省略する。
【0014】さて、この実施例の出力データ制御回路で
は端子T1、T2にプルアップ抵抗2−1、2−2を接
続すると共にデコーダ11の入力端子I1 、I2 を接続
している。このデコーダ11の4つの出力端子Y0 〜Y
3 のうち第0の出力端子Y0からは、両入力端子I1
2 にLレベルの信号が入力されたときHレベルの信号
が現われるようになっている。また第1の出力端子Y1
からは、入力端子I1にLレベルの信号が入力され、他
の入力端子I2 にHレベルの信号が入力されたときHレ
ベルの信号が現われるようになっている。また第2の出
力端子Y2 からは、入力端子I1 にHレベルの信号が入
力され、他の入力端子I2 にLレベルの信号が入力され
たときHレベルの信号が現われるようになっている。最
後に第3の出力端子Y3 からは、両入力端子I1 、I2
にHレベルの信号が入力されたときHレベルの信号が現
われるようになっている。
【0015】4つの出力端子Y0 〜Y3 のうち第1の出
力端子Y1 はトランジスタ4−2と接続されており、第
2の出力端子Y2 はトランジスタ4−1と接続されてい
る。第0と第3の出力端子Y0 、Y3 はいずれのトラン
ジスタとも接続されていない。このため、リセット時や
モード切り換え時にこれらトランジスタ4−1、4−2
が制御されることはなく、リレー5−1、5−2が誤動
作することもない。
【0016】以上説明した実施例では、2ビット分の信
号がパラレルに処理されるものとして説明したが、既に
従来技術の説明の箇所で説明したように3ビットあるい
はこれ以上のビット数の信号がパラレルに処理される場
合も本考案の適用がある。図2はその場合のデコーダの
構成を表わしたものである。デコーダ16はMビット分
の信号をパラレルに入力し、N通りの信号を出力するこ
とになる。ここで数値Nの最大値は次の式で表わされる
ことになる。
【0017】
【数1】NMAX =2M −2
【0018】
【考案の効果】以上説明したように本考案によれば出力
側に伝達されるわずか2つの信号状態を犠牲にするだけ
で、出力側の機器または回路の誤動作や破壊を効果的に
防止することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案の一実施例における出力データ制御回
路とその周辺回路を示すブロック図である。
【図2】 デコーダの他の例を示すブロック図である。
【図3】 従来用いられた出力データ制御回路とその周
辺回路を示すブロック図である。
【図4】 従来用いられた他の出力データ制御回路とそ
の周辺回路を示すブロック図である。
【符号の説明】
1…並列入出力用素子、2…プルアップ抵抗、11、1
6…デコーダ、13…ゲート、14…論理回路

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 リセット状態で信号の出力側の全端子が
    ハイインピーダンスとなり、モードの変更状態でこれら
    の端子に現われる信号がローレベルとなる素子と、 この素子の出力側の複数の素子にそれぞれ個別に接続さ
    れたプルアップ抵抗と、 これらプルアップ抵抗とそれぞれの端子の接続点に接続
    され、各接続点の信号状態を入力し、これらがすべてハ
    イレベルあるいはローレベルのときこれらの信号の入力
    を無効とするようなデータを出力するデコーダとを具備
    することを特徴とする出力データ制御回路。
JP3494393U 1993-06-28 1993-06-28 出力デ―タ制御回路 Expired - Lifetime JP2500100Y2 (ja)

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JPH0743892U JPH0743892U (ja) 1995-09-26
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